JP2004133808A - 物流業務支援システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ユーザインターフェース21を介して作業実績情報および稼動実績情報を入力し、物流業務の最適化のためのオプティマイゼーション情報を出力する。動作解析系22及び動作ルール記憶部23は、物流業務分析手段を構成する。W/H(Warehouse)モデル記憶部24は、最適化する物流業務のW/Hモデルを記憶する。W/Hモデル記憶部24は、編集部25で適宜編集される。物流業務最適設計のための知識ベース26と設計ツール27とで物量設計支援手段が構成されている。編集部28は、知識ベース26を適宜編集する。
【選択図】 図3
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、最小コストで最大のROI(Return on Investment:利益/投資額)が得られる物流業務支援システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、物流センターと工場、倉庫、営業所及び顧客とをネットワークを介して相互に接続し、発注データを電子化することにより、物流コストの削減、納品精度の向上を図るようにしたシステムは種々知られている(例えば特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−184420号、段落0041〜0045、図1
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の物流管理システムは、物流を単に機械化するためのものであるため、より一層の物流コストの削減、顧客サービスの向上という面での改善がなされる余地が少ないという問題がある。例えば、
▲1▼出店地域が拡大している場合に、現状のセンターからでは配送コストが増大化しつつあるので、今後のセンター配置をもっと効率化したい。
▲2▼限られた敷地や建物の面積で処理可能な物量を最大化したい。
▲3▼顧客別の仕分け要件に柔軟に対処したい。
▲4▼コストを上げずに出荷〜納品精度を限りなく100%にしたい。
▲5▼リードタイムを限界まで縮めたい。
等の要求に対して、最適解を与えるようなシステムは、これまで知られていない。
【0005】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、物流システムにおける作業情報や稼動状況を集中管理して物流業務の最適化を図ることができる物流業務支援システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る物流業務支援システムは、物流システムを備えた物流センターと、この物流センターとネットワークを介して接続されて前記物流センターにおける物流業務の最適化を支援するリモートセンターとを備えた物流業務支援システムであって、前記物流センターは、前記物流システムの物流業務実績情報を記憶すると共にこれら物流業務実績情報を前記リモートセンターに出力し、前記リモートセンターは、前記物流センターから転送された物流業務実績情報から前記物流システムの物流業務を分析する物流業務分析手段と、前記物流業務分析手段での分析結果に基づいて前記物流システムの最適化のための設計支援を行う物流設計支援手段とを備えてなることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態に係る物流最適化システムについて説明する。
図1は、本実施形態に係る物流業務支援システムの構成を示す図である。
この物流業務支援システムは、1又は複数の物流センター1と、これらを遠隔監視して各物流センター1が管轄する物流業務を最適化するための支援を行うリモートセンター2とが、インターネット、イントラネット等のネットワーク3を介して相互に接続されて構成されている。
【0008】
物流センター1は、図2に示すような物流システムを備えている。サーバー11a、端末12b、オートラベラー11c、コンベア11d、トランスファービークル11e、スタッカークレーン11f、ソーター11g等の物流設備をトラッキング及びトレーシングすることにより発生したデータは、異常検知部12及び予防保守情報記憶部13を介してログ情報記憶部14に記憶されると共に、データベース16に記憶される。アラート15は、上記データから異常検知部12でシステムの異常を検知したときに、警報を発する。この物流システムからは、物流業務実績情報が出力されている。物流業務実績情報は、作業実績情報と稼動実績情報とからなる。この物流センター1のソフトウェア部分は、WCS(Warehouse Control System),WMS(Warehouse Management System)により構成されている。
【0009】
一方、リモートセンター2は、図3に示すように、ユーザインターフェース21を介して作業実績情報および稼動実績情報を入力し、物流業務の最適化のためのオプティマイゼーション情報を出力する。動作解析系22及び動作ルール記憶部23は、物流業務分析手段を構成する。W/H(Warehouse)モデル記憶部24は、最適化する物流業務のW/Hモデルを記憶する。W/Hモデル記憶部24は、編集部25で適宜編集される。物流業務最適設計のための知識ベース26と設計ツール27とで物量設計支援手段が構成されている。編集部28は、知識ベース26を適宜編集する。設計ツール27では、図4に示すように、知識ベース23に基づいて、作業生産性のボトルネック等の最適値を探索する。
【0010】
このように構成されたシステムでは、図5に示すように、センターにおける各種作業の実績や、マシーンの稼動実績の管理を通じ、生産性の向上や作業バランスの適正化を図ることができる。
【0011】
物流システムのトラブル発生に対しては、図6に示すように、異常検知情報及び稼動ログ情報がリモートセンター2に送られ、リモートコントロールによって対応する。トラブルの内容は、原因別に解析され、必要に応じて、システムやハードウェアに関する修正や改良プランを策定する。
【0012】
トラブルシューティングに基づくイシューの発生は、図7に示すように、それぞれの分野にセグメント化され、その発生原因の解析が行われる。イシューの発生の項目単位に解析された後、今後のオペレーションにおける改善に活かし、顧客サービル品質の向上を図ることができる。
【0013】
物流業務に対する各種オプティマイゼーションは、図8に示すように、サプライチェーンにおげる基本的なデザインにも影響したり、物流センターのオペレーションにおけるコスト削減、作業精度の向上やスピードアップにも貢献する。事業の拡大に伴う処理物量の増大化、配送エリアの拡大化は、新たな物流センターの配置を求めることになる。また、物流センターの新設に伴い、新センターや既存センターとの機能の分担の検討に当たり、どのパターンが最適であるかをシミュレーションする。
【0014】
図9に示すように、物流センターのエンジニアリングにおいては、要件定義に基づくコストの最小化と品質やサービスレベルの向上とを前提とするオペレーションプラン、建築、設備プラン、システムプランが求められる。
【0015】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、物流システムにおける作業情報や稼動状況を集中管理して物流業務の最適化を図ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る物流業務支援システムの構成を示すブロック図である。
【図2】同システムにおける物流センターのブロック図である。
【図3】同システムにおけるリモートセンターのブロック図である。
【図4】同システムで探索される最適値を説明するためのグラフである。
【図5】同システムの機能を説明するための図である。
【図6】同システムの機能を説明するための図である。
【図7】同システムの機能を説明するための図である。
【図8】同システムの機能を説明するための図である。
【図9】同システムの機能を説明するための図である。
【符号の説明】
1…物流センター
2…リモートセンター
3…ネットワーク
Claims (6)
- 物流システムを備えた物流センターと、
この物流センターとネットワークを介して接続されて前記物流センターにおける物流業務の最適化を支援するリモートセンターと
を備えた物流業務支援システムであって、
前記物流センターは、前記物流システムの物流業務実績情報を記憶すると共にこれら物流業務実績情報を前記リモートセンターに出力し、
前記リモートセンターは、前記物流センターから転送された物流業務実績情報から前記物流システムの物流業務を分析する物流業務分析手段と、
前記物流業務分析手段での分析結果に基づいて前記物流システムの最適化のための設計支援を行う物流設計支援手段と
を備えてなることを特徴とする物流業務支援システム。 - 前記物流センターは、工場、貨物車両、船舶、航空機、トラック、ヤード、店舗、病院及び物流センターの少なくとも1つにおける物流業務を監視して前記物流業務実績情報を収集するものであることを特徴とする請求項1記載の物流業務支援システム。
- 前記物流業務実績情報は、作業実績情報及び稼動実績情報を含むことを特徴とする請求項1記載の物流業務支援システム。
- 前記物流業務分析手段は、前記物流業務実績情報から労務の作業生産性、設備の稼動生産性、投資生産性を分析することを特徴とする請求項1記載の物流業務支援システム。
- 前記物流システムは、建築系、設備系、情報システム系及び制御システム系を含み、これら各系の最適設計のための支援を行うものであることを特徴とする請求項1記載の物流業務支援システム。
- 前記物流設計支援手段は、知識ベースに基づいて前記物流システムの最適化のための設計支援を行うものであることを特徴とする請求項1記載の物流業務支援システム。
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2002
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