JP2004131997A - 床付け戸当たり - Google Patents

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Abstract

【課題】係止体(ピン)に対するバネ付勢を水平面内で行なうことにより本体形状を扁平状とすると共に、ドアの開け閉めのみで確実なドアの開放状態の保持と開放状態の解除を行なうことができる戸当たりを提供する。
【解決手段】ドアに固定されるストライクと、床面に固定される戸当たり本体部10aとからなるものであって、戸当たり本体部10aは縦状の短軸枠体1と、側面に付設される該ストライクのピンを出入り自在とするピン開口部Xと、一端が軸支され該ピン開口部の所定位置にバネ8の付勢により配設されピンの押圧力によりバネ付勢に抗して所定角度回動するアーム部材3と、短軸枠体1に回動自在に遊嵌すると共にアーム部材3の先端係合部33との係合により所定角度回動してピン開口部Xを開状態又は閉状態にするリング状回動体2を備える。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ドアの開け閉め操作のみで該ドアの開き状態を維持したり、解除したりする床付け戸当たりに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、家屋の各部屋に設置されるドアを開く際、壁面への激突を防止すると共に、開き状態に維持する手段として、床付け戸当たりが知られている。一般的には、激突を避ける壁の手前の床面にドアと対向する面に緩衝材を付設すると共にリング状の係り具を設けた床付け戸当たりと、ドアの略先端部に付設される該係り具が架かるフック状の係合部材とからなるものが使用されている。
【0003】
近年、改良された種々の形態の戸当たりが提案されている。特許文献1の特開2000−45606号公報には、床に固定する戸当たり本体と、ドアに固定し、該戸当たり本体の上端部と保持可能に形成した係止体とから構成し、戸当たり本体、係止体のいずれか一方に保持力調整手段を配設した戸当たりが開示されている。また、特許文献2の特開2000−248808号公報には、弾性材料製の戸当たり部に、扉に設けられた磁着部を磁着するマグネットあるいは磁性材料製の扉仮保持部を係合させ並設してなる戸当たり装置が開示されている。また、特許文献3の特開平10−325274号公報には、戸当たり本体を床面に固定する固定体と、ばねにより上方に付勢されながら固定体に上下方向に摺動可能に配設され、足の踏み面により操作可能な形状に形成した、ストッパーを係止する可動係止体と、戸当たり本体の最外周に配設した緩衝体とで構成した戸当たりが開示されている。これらの戸当たりはいずれもドアの開き操作のみで戸当たり本体と係止体が仮止め又は保持される点で有用なものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開2000−45606号公報や特開平10−325274号公報に記載の戸当たりは、戸当たり本体と係止体の係合が上下方向に付勢する弾性体によるものであり、戸当たり形状が上下方向で大きくなり見栄えが悪いという問題がある。また、係合体やストッパーの先端が室内側に突出しているため、安全とは言い難くまた同様に見栄えが悪いという問題がある。また、特開2000−248808号公報記載の戸当たりはドアが戸当たり部に激しく当たるような場合には、弾性材料が付設されているものの、仮保持が困難となる場合があると共に、結局はフック部材による保持であるため、保持状態を解除するには腰をかがめての手動作や足での解除操作が必要となり面倒である。
【0005】
従って、本発明の目的は、係止体(ピン)に対するバネ付勢を水平面内で行なうことにより本体形状を扁平状とすると共に、ドアの開け閉めのみで確実なドアの開放状態の保持と開放状態の解除を行なうことができる戸当たりを提供することにある。
【0006】
【特許文献1】
特開2000−45606号公報(特許請求の範囲、図1、図2)
【特許文献2】
特開2000−248808号公報(特許請求の範囲、図1)
【特許文献3】
特開平10−325274号公報(特許請求の範囲、図1)
【0007】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明の床付け戸当たりは、ドアに固定されるストライクと、床面に固定される戸当たり本体部とからなるものであって、該戸当たり本体部は、縦状の短軸枠体と、側面に付設される該ストライクのピンを出入り自在とするピン開口部と、一端が軸支され該ピン開口部の所定位置にバネ付勢により配設されピンの押圧力によりバネ付勢に抗して所定角度回動するアーム部材と、該短軸枠体に回動自在に遊嵌すると共に該アーム部材の先端係合部との係合により所定角度回動して前記ピン開口部を直接的又は間接的に開状態又は閉状態にするリング状回動体を備えることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の実施の形態における床付け戸当たりを図1〜図14を参照して説明する。図1は本例の戸当たり本体部の分解図、図2はリング状回動体の裏側から見た斜視図、図3(A)はアーム部材とバンパー部材との係止関係を示す表側から見た図、(B)は(A)の底面図、図4はアーム部材とバンパー部材との係止関係を示す裏側から見た図、図5はリング状回動体、蓋材及び中間組み付け体に分解した図、図6はフリーの状態におけるリング状回動体とアーム部材の関係を示す図、図7はストライクピンの押圧を受けた作動開始状態におけるリング状回動体とアーム部材の関係を示す図、図8はストライクピンの押圧を受けた最大作動状態におけるリング状回動体とアーム部材の関係を示す図、図9はフリー状態におけるストライクと戸当たり本体部の関係を示す図、図10はストライクピンの押圧を受けピン開口部が閉じた状態におけるストライクと戸当たり本体部の関係を示す図、図11はドアを開状態に拘束する状態図、図12は開状態のドアを無拘束にする状態図、図13はストライクの分解図、図14はストライクピンの長さ調整方法を説明する図である。なお、図6〜図8は短軸枠体を透視すると共に、バンパー部材の表側部材を透視した図である。
【0009】
本例の床付け戸当たり10は、ドアに固定されるストライク10bと、床面側に固定される戸当たり本体部10aとからなる。戸当たり本体部10aは、床面に固定されると共に短軸枠体1をネジ止めする底板6と、リング状回動体2を回動させる機構、すなわち、アーム部材3、バンパー部材4、ラチェット5及びトーションバネ8を収納する縦状の短軸枠体1と、リング状回動体2と、蓋材7とからなる。
【0010】
底板6は円形薄板であって3箇所のネジ孔62と1箇所の小ネジ孔63と端方向に付設されるボス61とからなる。ネジ孔62は短軸枠体1と底板6を通って床面に達するネジ9を通す孔であり、小ネジ孔63は短軸枠体1と底板6を固定する小ネジ64を通す孔である。
【0011】
短軸枠体1は中央を横断する帯び状の開口18を有する円形枠体であって、所定強度を有し3個のネジ孔14を有する天板19と、開口18と側周面191に形成されたアーム部材回動用切欠17とで形成されるアーム部材3の回動空間181と、天板19の裏面とで所定高さのレール溝12を形成すると共にピン開口部の入口とバンパー係止止め端部13を形成する開口部基板11を備える。短軸枠体1はピン開口部を開閉させるアーム部材3の作動が水平面内であるため、高さ方向の寸法を短くできる。このため、リング状回動体2が嵌めこまれても扁平状にでき、意匠性に優れた戸当たり本体部とすることができる。
【0012】
バンパー部材4は前段部材42とこれより高い中央部材41とこれより低いが前段部材42より高い後段部材45の表面段差部材と、裏面中央に下方に突出するアーム部材当接部43とからなる。該バンパー部材4の幅寸法は、短軸枠体1の開口18の幅よりやや小さく、且つ前段部材42の厚みがレール溝12の高さより小さく設定されている。このようなバンパー部材4は中央部材41の前面部がピンの押圧を受けるピン当接部となり、前段部材42がレール溝12にスライド自在に嵌合するスライド体となる。
【0013】
アーム部材3は短軸枠体1の一方の天板19の裏面に付設されるボス192に一端が軸支されるケース体32と、該ケース体32にバネ34を介して遊嵌すると共に先端側に付勢される先端がフック形状36の先端係合部33を備える。ラチェット5はリング状回動体2が回動した後、アーム部材3がトーションバネ8により元の位置に戻される際、連れ回りすることを防止するものであり、短軸枠体1のボス192に一端が軸支される本体部52と、短軸枠体1の突起部(不図示)に係合する係合凹部53と、リング状回動体2の裏面に形成された鋸刃状の係合溝23に係合するラチェット片51からなる。
【0014】
リング状回動体2は、短軸枠体1に外接で回動自在に遊嵌し、側周面が内側に上りとなる勾配を有する傾斜面である壁部21と開口部22の繰り返し構造であって、本例では壁部21と開口部22がそれぞれ45度の間隔で配設される繰り返し構造である。裏面には表面にある壁部21と開口部22の合計数と同じ個数の鋸刃状の係合溝23を等ピッチ、すなわち、45度間隔で形成する(図2参照)。リング状回動体2は側周面が内側に上り勾配の傾斜面を有するため、後述するバネ付勢に抗して没入自在のストライクピンを用いれば、誤作動によりピン開口部が閉じた状態が待機状態の場合であっても、該ピンは側周面に沿って上昇しピン拘束位置に落とすことができる。また、蓋材7は短軸枠体1の開口部と略同じ形状の開口71を有するキャップであり、側面下方の係合突起72と短軸枠体1の嵌合溝16が着脱自在に嵌合する。
【0015】
このような構成部品からなる戸当たり本体部10aを組み付けるには、例えばアーム部材3の上面にバンパー部材4の後段部材45を乗せて(図3及び図4)、アーム部材3の軸孔31を短軸枠体1のボス192に嵌め込む。この際、バンパー部材4を短軸枠体1の開口18に入り込ませると共に、前段部材42をレール溝12に嵌めこむ。次いでラチェット5を短軸枠体1のボス192に嵌め込み更に係合凹部53を短軸枠体1の係合突起(不図示)に嵌め込む。このように、短軸枠体1、バンパー部材4、アーム部材3及びラチェット5を仮組み付けした後、底板6のボス61を短軸枠体1のボス孔15に挿入し、短軸枠体1と底板6を小ネジ64で一体化させる。次にトーションバネ8をその孔部をボス61に差し込みアーム部材3を短軸枠体1に対してピン開口111側とは反対方向に付勢するように取り付ける。これにより、アーム部材3はその一方の側面35がバンパー部材4のアーム部材当接部43の後方面を押し付け、アーム部材当接部43の前方面が短軸枠体1の開口部基板11の後方端面13に当接することで停止する。この状態でバンパー部材4の前段部材42の前方が空くためピン開口部Xを構成することになる。
【0016】
このようなリング状回動体2と蓋材7以外を組み込んだ中間組み付け体10cを得る(図5)。次いで中間組み付け体10cにリング状回動体2を短軸枠体1の外周部に沿うように置く。リング状回動体2の内径は短軸枠体1の外径よりもやや大きいため、リング状回動体2は短軸枠体1に容易に嵌め込むことができる。この際、アーム部材3はバネ34の付勢でその長さが最大であり、係合部33の先端部がリング状回動体2の裏面の係合溝23dに係合している(図6)。次いでこの組み付け体を床面の所定位置に置き、3本のネジ9で床面に固定する。その後、蓋材7をその係合突起72が短軸枠体1の蓋材嵌合溝16に嵌るように蓋をする。これにより戸当たり本体部10aの組み付けが完了する。このような戸当たり本体部10aは、短軸枠体1に嵌められたリング状回動体2の裏面位置が、底板の裏面から0.3〜3.0mm、好ましくは0.3〜1.0mm離れていることが、床面が完全な平坦面でない場合もありリング状回動体2と床面の摩擦を回避でき、安定した回動が実現できる点で好ましい。
【0017】
また、本例の戸当たり本体部10aにおいて、バンパー部材4を省略し、アーム部材3にストライクピン101が直接当たるようにしてもよい。この場合、短軸枠体1のピン開口部分にピン先端が当接する基板を設けることが、ピンの出入りを円滑にする点で好適である。
【0018】
本例の床付け戸当たり10の他の構成部材であるストライク10bは、ドアに固定されストライクピンが下方に突出しているものであれば特に制限されない。本例のストライク10bは、図13及び図14に示すように、本体部107と、ピン長さ調整部材103と、バネ105と、ストライクピン101と、ネジ部材102からなる。本体部107は4個のネジ孔104を有する取り付け部108と、上方側に所定高さで形成される星型断面の凹溝103a、及び下方側に所定長さで形成される雌ねじ(不図示)を有する嵌合部109とからなる。ピン長さ調整部材103は外形状が嵌合部109の凹溝103aと嵌合すると共にバネ105の一部をその中に収納する筒状体である。また、星型断面の凹溝103aは六角レンチや十字ドライバーで回転操作ができる形状の穴である。ストライクピン101はピン部101bとバネ105を嵌める突起部101aとからなり、ピン部101bの上方にはネジ部材の係合凸部112と嵌合する係合凹部113を有する。ネジ部材102は外周が嵌合部109の雌ネジに螺合する雄ネジであり、内形状がストライクピン101のピン部101bを下方へ突出させる位置で支持すると共に内側に突出する係合凸部112とストライクピン101の係合凹部113と嵌合し、ストライクピン101を回動不能にしている。このような構造のストライク10bはストライクピン101をバネ付勢に抗して没入自在とすることができる。
【0019】
次に、ストライクピンの長さ調整方法について図14を参照して説明する。図14(A)に示すストライク10bはストライクピン101の長さが取り付け部108の下方端基準でH1のものである。この長さを短くする場合、先ず六角レンチBをピン長さ調整部材103の凹溝103aに挿入しバネ105の付勢に抗して押し込む。すると、ピン長さ調整部材103と嵌合部の雌ネジとの螺合が外れる(B)。この場合長さ調整部材103、ストライクピン101及びネジ部材102は一体化している。このため、六角レンチBを図14の(C)に示すように左回しするとネジ部材102は嵌合部の雌ネジが右ネジであるため、嵌合部109の中に入り込む。適宜の長さH2となったら六角レンチBを凹溝103aから引き抜く。この際、ピン長さ調整部材103はバネ105の付勢により上方に押しやられストライクピン101から離れて再び嵌合部の雌ネジに螺合する。H1長さを長くするには図(C)における六角レンチの回転を右回りにするだけでよい。
【0020】
次に床付け戸当たり10の作動機構を図6〜図12を参照して説明する。図6及び図9はフリーの状態(待機状態)における床付け戸当たりである。フリー状態ではバンパー部材4はピン開口側に付勢されており前段部材42と開口部基板11でピン開口部Xを形成している。すなわち、ピン開口部Xにはリング状回動体2の開口部22aが位置している。この状態でドアAが開かれストライクピン101がピン開口部Xに入ってくる。ピン101の押圧力によりバンパー部材4の前段部材42がバネ付勢に抗して後方に押され、アーム部材当接部43がアーム部材3を更に押すためアーム部材3はボス192を中心に回動する。アーム部材3の先端係合部33はリング状回動体2の係合溝23dと係合しているため、リング状回動体2も回転する(図7)。アーム部材3の回動範囲は本例では短軸枠体1のアーム部材回動用切欠17で規制されるリング状回動体2を45度回動させる範囲である(図8)。また、ラチェト片51は最初の係合溝23hから後方の係合溝23gに係合する。この際、ピン開口部Xにはリング状回動体2の壁部21dが位置して開口を閉じる(図10)。
【0021】
ドアAの押圧が無くなると、トーションバネ8の付勢によりアーム部材3が元の位置に戻されバンパー部材4もピン入口側に戻される。この際、先端係合部33は係合溝23cに係合する。また、ラチェット片51は係合溝23gに係合しているため、リング状回動体2はアーム部材3の戻りに同期して連れ回ることはない。これにより、ドアAは開状態でロックされる(図11)。
【0022】
次に、ドアAを開状態とするロックを解除する。今度はドアAを更に開ける方向に押すと、最初の作動順序と同様にピン101の押圧力によりバンパー部材4の前段部材42がバネ付勢に抗して後方に押され、アーム部材当接部43がアーム部材3を更に押すためアーム部材3はボス192を中心に回動し、リング状回動体2も同様の方向に回転する。すなわち、図では省略するが、アーム部材3の先端係合部33は係合溝23cに係合しながらリング状回動体2を45度回動させる。ラチェト片51は係合溝23gから後方の係合溝23fに係合する。この際、ピン開口部Xにはリング状回動体2の開口部22dが位置して開口を開ける(図12)。
【0023】
ドアAが戸当たり本体部10aから解放され離れると、トーションバネ8の付勢によりアーム部材3が元の位置に戻されバンパー部材4もピン入口側に戻されて、元のフリーの状態になる。以後は、フリー状態、ドアAの開きによる押圧、停止及び再押圧の各動作の繰り返しにより、リング状回動体2が停止状態から同方向に45度毎回転し、ピン開口部Xは開状態と閉状態の繰り返しとなる。
【0024】
第1の実施の形態における床付け戸当たり10によれば、係止体(ピン)に対するバネ付勢を水平面内で行なうため、本体形状を扁平状にできると共に、リング状回動体の所定角度の回動によりピン開口部を直接的に開状態又は閉状態にするため、ドアの開け閉めのみで確実なドアの開放状態の保持と開放状態の解除を行なうことができる。
【0025】
次に本発明の第2の実施の形態における床付け戸当たりを図15〜図20を参照して説明する。図15は本例の戸当たり本体部の分解図、図16は蓋材及び中間組み付け体に分解した図、図17(A)はストライクピンを拘束する状態におけるリング状回動体とアーム部材の関係を示す図、(B)は(A)のB−B線に沿って見た図、図18(A)はストライクピンの再押圧を受けた最大作動状態におけるリング状回動体とアーム部材の関係を示す図、(B)は(A)のB−B線に沿って見た図、図19(A)は待機状態におけるリング状回動体とアーム部材の関係を示す図、(B)は(A)のB−B線に沿って見た図、図20(A)はフリー状態におけるストライクと戸当たり本体部の関係を示す図、(B)はストライクピンの押圧を受けピン開口部が閉じた状態におけるストライクピンと戸当たり本体部の関係を示す図、(C)はドアを開状態に拘束する状態図で図17に対応する図、(D)は開状態で拘束されたドアを無拘束にする状態図で図19に対応する図である。なお、図17〜図19は短軸枠体の表側部材及びピン開口部Xを開閉する回動板を透視した図である。
【0026】
本第2の実施の形態例の床付け戸当たりにおいて、第1の実施の形態例の床付け戸当たりと相違する主たる点は、戸当たり本体部において、リング状回動体を短軸枠体内のリング溝に遊嵌する、いわゆる内接型とした点、リング状回動体の回動により回動板を倒伏さえたり起立させたりして間接的にピン開口部Xを開閉するようにした点にある。すなわち、戸当たり本体部100aは床面に固定される底板600と、リング状回動体300を回動させる機構、すなわち、アーム部材500及びトーションバネ510を収納する扁平状の短軸枠体200と、短軸枠体200に回動自在に取り付けられる倒伏又は起立によりピン開口部Xを開閉する回動板400と、蓋材700からなる。
【0027】
底板600は円形薄板であって3箇所のネジ孔601と、3箇所の小ネジ孔602と、周端面の一部に起立する板状のバネ部604を有する係合板壁材603とからなる。ネジ孔601は短軸枠体200と底板600を通って床面に達するネジ110を通す孔であり、小ネジ孔602は短軸枠体200と底板600を固定する小ネジ900を通す孔である。
【0028】
短軸枠体200は中央に位置する段差を有する薄厚基板203で分断される2つの開口202、204を有する扁平状の円錐枠体であって、所定強度を有し3個のネジ孔215を有する天板201と、裏面に偏心して段差状に付設されるリング状回動体300が遊嵌するリング溝217と、トーションバネが取り付けられるボス207と、底板に付設された係合板壁材603が嵌め込まれる溝219を備える。段差状のリング溝217の表側の深溝部は遊嵌するリング状回動体300の山状突起部301が遊嵌する溝である。薄厚基板203の底板216と開口202はアーム部材500が水平方向に所定の角度回動する略扇形の回動空間を形成し、略扇形の要の位置にある短軸枠体200には雌ネジ穴を有する筒状体208が付設されている。開口204は矩形状の回動板400よりやや大きい開口であり、該開口204の両側にある短軸枠体200の裏面には回動軸402が嵌合する軸穴206が付設されている。また、開口204周りはその前方に薄板開口板205を、後方に薄板基板203を有し、回動板400が嵌め込まれ倒伏した状態で表面部分がピンが円滑に出入りするような同一水平面を構成する。短軸枠体200はピン開口部Xを開閉させる回動板400を倒伏又は起立させるアーム部材500の作動が水平面内であるため、高さ方向の寸法を短くできる。このため、リング状回動体300が嵌めこまれても扁平状にでき、意匠性に優れた戸当たり本体部とすることができる。
【0029】
アーム部材500は短軸枠体200に付設される筒状体208に嵌合するネジ穴504と、アーム本体部501と、アーム本体部中央側面に立設する半円筒状の当接部502と、深い切り込みにより弾発性を持たせた先端係合片503を備える。また、アーム部材500の裏面は段差状であり、アーム部材500が筒状体208に嵌合すると、短軸枠体200の開口202と薄厚基板203で形成される底板216の段差形状に沿って水平状に載置されるようになっている。
【0030】
リング状回動体300は、短軸枠体200の裏面に形成された段差を有するリング溝217に埋没するように且つ回動自在に遊嵌し、表面には60度の等間隔で配設される山状の突起部301を有し、内周面には12個の鋸刃状の係合溝302を等ピッチ、すなわち、30度間隔で形成すると共に、外周面には12個の係合凹部304を形成する(図15参照)。また、蓋材700は短軸枠体200のピン開口部と略同じ形状の開口702を有するキャップであり、側面前方の係合突起701と短軸枠体200の嵌合溝218が着脱自在に嵌合する。回動板400は略矩形状であり、一端両側には回動軸402を有すると共に、裏面にはリング状回動体300の幅寸法よりやや大きな切欠部403を有している。
【0031】
このような構成部品からなる戸当たり本体部100aを組み付けるには、例えば回動板400を開口204の下方から入れ込み、回動軸402を短軸枠体200の軸穴206に嵌め込み、次いで短軸枠体200のリング溝217にリング状回動体300を嵌め込む。リング状回動体300及び回動板400は共に、手で下支えしないと下方に脱落する。このため、この2部材を短軸枠体200に取り付けた後は底板600を取り付けるのがよい。底板600は各ネジ穴を短軸枠体200のネジ穴に合わせると共に、係合板壁材603を溝219に嵌め込む。更に、アーム部材500の軸穴504を筒状体208に回動自在に嵌め込み、ネジ800でネジ止めして脱落を防止する。アーム部材500の先端係止片503はリング状回動体300の係合溝302に係合させる。次いでトーションバネ510をボス207に係合させ、アーム部材500をピン開口側に付勢するように配設する。次いで3本のネジ110で短軸枠体200と底板600を貫通して床面に固定する。そして最後に蓋材700を取り付けて組み付けを完了する。この状態は待機状態であり、アーム部材500は短軸枠体200の底板216のピン開口部X側に当接した状態であり、且つ回動板400が倒伏状態であるため、ピン開口部Xは側方向に空いている(図20(A))。
【0032】
次に床付け戸当たり100aの作動機構を図17〜図20を参照して説明する。図17〜図19ではストライクピン拘束状態から開放状態に至る作動機構を説明する。図17及び図20(C)はストライクピン拘束状態における床付け戸当たり100aである。この状態でドアAは開状態であり、ストライクピン101はピン拘束位置Yにあると共に、ピン開口部Xにはリング状回動体300の山状突起301が位置して回動板400を斜め傾斜まで起こすため、開口を閉じている(図17(B)、図20(C))。次いで、ストライクピン101の拘束を解くには、ピン101の再押圧力によりアーム部材500をバネ付勢に抗して後方に押す(図20(D))。これにより、アーム部材500はボス208を中心に回動する。アーム部材500の先端係合片503はリング状回動体300の係合溝302と係合しているため、リング状回動体300も回転する(図18)。アーム部材500の回動範囲は本例では短軸枠体200の基板216の扇形形状で規制され、リング状回動体300が30度回動したところで停止する。従って、ピン開口部Xにはリング状回動体300の山状突起が無い平坦部がくるため、回動板400は支えが無くなり重力により倒伏する。このため、ピン開口部Xは側方向に空くため、ストライクピン101が拘束状態から解かれる。この際、ドアAの押圧が無くなると、トーションバネ510の付勢によりアーム部材500が元の位置に戻され、先端係合片503は後ろの係合溝302に係合する。また、ラチェット機能を有するバネ片604は係合溝304に係合しているため、リング状回動体300はアーム部材500の戻りに同期して連れ回ることはない。これにより、戸当たり本体部100aは元の待機状態となる(図19、図20(A))。以後は、第1の実施の形態と同様に、停止(ピンの拘束)、再押圧、フリー状態、ドアAの開きによる押圧の各動作が繰り返えされ、リング状回動体300が停止状態から同方向に30度毎回転し、ピン開口部Xには山状突起部301が来たり消えたりするため、回動体400は倒伏と傾斜起立の繰返しで、その結果ピン開口部Xは開状態と閉状態の繰り返しとなる。本例の戸当たり本体部100aは、リング状回動体300のアーム状部材500と係合する係合溝302及び山状突起部の配設ピッチ301は上記30度に限定されず、適宜決定される。
【0033】
第2の実施の形態における床付け戸当たりによれば、係止体(ピン)に対するバネ付勢を水平面内で行なうため、本体形状を扁平状にできると共に、内蔵されたリング状回動体の所定角度の回動によりピン開口部を間接的に開状態又は閉状態にするため、ドアの開け閉めのみで確実なドアの開放状態の保持と開放状態の解除を行なうことができる。
【0034】
【発明の効果】
本発明によれば、係止体(ピン)に対するバネ付勢を水平面内で行なうことにより本体形状を扁平状とすると共に、ドアの開け閉めのみで確実なドアの開放状態の保持と開放状態の解除を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態例の戸当たり本体部の分解図である。
【図2】リング状回動体の裏側から見た斜視図である。
【図3】アーム部材とバンパー部材との係止関係を示す表側から見た図である。
【図4】アーム部材とバンパー部材との係止関係を示す裏側から見た図である。
【図5】リング状回動体、蓋材及び中間組み付け体に分解した図である。
【図6】フリーの状態におけるリング状回動体とアーム部材の関係を示す図である。
【図7】ストライクピンの押圧を受けた作動開始状態におけるリング状回動体とアーム部材の関係を示す図である。
【図8】ストライクピンの押圧を受けた最大作動状態におけるリング状回動体とアーム部材の関係を示す図である。
【図9】フリー状態におけるストライクと戸当たり本体部の関係を示す図である。
【図10】ストライクピンの押圧を受けピン開口部が閉じた状態におけるストライクと戸当たり本体部の関係を示す図である。
【図11】ドアを開状態に拘束する状態図である。
【図12】開状態のドアを無拘束にする状態図である。
【図13】ストライクの分解図である。
【図14】ストライクピンの長さ調整方法を説明する図である。
【図15】第2の実施の形態例の戸当たり本体部の分解図である。
【図16】蓋材及び中間組み付け体に分解した図である。
【図17】(A)はストライクピンを拘束する状態におけるリング状回動体とアーム部材の関係を示す図、(B)は(A)のB−B線に沿って見た図である。
【図18】(A)はストライクピンの再押圧を受けた最大作動状態におけるリング状回動体とアーム部材の関係を示す図、(B)は(A)のB−B線に沿って見た図である。
【図19】(A)は待機状態におけるリング状回動体とアーム部材の関係を示す図、(B)は(A)のB−B線に沿って見た図である。
【図20】(A)はフリー状態におけるストライクと戸当たり本体部の関係を示す図、(B)はストライクピンの押圧を受けピン開口部が閉じた状態におけるストライクピンと戸当たり本体部の関係を示す図、(C)はドアを開状態に拘束する状態図、(D)は開状態で拘束されたドアを無拘束にする状態図である。
【符号の説明】
1、200    短軸枠体
2、300    リング状回動体
3、500    アーム部材
4    バンパー部材
5    ラチェット
6    底板
7    蓋材7
8、510    トーションバネ
9    ネジ
10   床付け戸当たり
10b  ストライク
10a  戸当たり本体部
11   開口部基板
12   レール溝
13   バンパー係止止め端部
17   アーム部材回動用切欠
18   開口
181  回動空間
19   天板
191  側周面
21   壁部
22   開口部
32   ケース体
33   係合部材
34   バネ
41   中央部材
42   前段部材
43   アーム部材当接部
45   後段部材
51   ラチェット片
52   本体部
53   係合凹部
61、192 ボス
62   ネジ孔
72   係合突起
101  ストライクピン
102  ネジ部材
103  ピン長さ調整部材
103a 凹溝
105  バネ
107  本体部
109  嵌合部
112  係合凸部
113  係合凹部
400  回動板

Claims (6)

  1. ドアに固定されるストライクと、床面に固定される戸当たり本体部とからなるものであって、該戸当たり本体部は、縦状の短軸枠体と、側面に付設される該ストライクのピンを出入り自在とするピン開口部と、一端が軸支され該ピン開口部の所定位置にバネ付勢により配設されピンの押圧力によりバネ付勢に抗して所定角度回動するアーム部材と、該短軸枠体に回動自在に遊嵌すると共に該アーム部材の先端係合部との係合により所定角度回動して前記ピン開口部を直接的又は間接的に開状態又は閉状態にするリング状回動体を備えることを特徴とする床付け戸当たり。
  2. 前記リング状回動体は、前記短軸枠体に外接で回動自在に遊嵌し側周面が開口部と壁部の繰り返し構造であって、裏面には表面にある開口部と壁部の合計数と同じ個数の鋸刃状の係合溝を等ピッチで形成すると共に、前記アーム部材の係合部と該リング状回動体の係合溝が係合して前記ピンの押圧力に起因する該アーム部材の所定角度の回動に連動して該リング状回動体を回動させることを特徴とする請求項1記載の床付け戸当たり。
  3. 前記ピンの押圧を受けるピン当接部と、該ピン当接部と一体であって前記ピン開口部にスライド自在に嵌合するスライド体からなるバンパー部材を、該スライド体の後方側が前記アーム部材と当接するようにピン開口部に更に配設することを特徴とする請求項2記載の床付け戸当たり。
  4. 前記リング状回動体の壁部が内側に上りとなる勾配を有する傾斜面であると共に、前記ストライクのピンがバネ付勢に抗して没入自在に付設されることを特徴とする請求項2又は3記載の床付け戸当たり。
  5. 前記短軸枠体に嵌められたリング状回動体の裏面位置が、底板の裏面から0.3〜3.0mm離れていることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項記載の床付け戸当たり。
  6. 前記リング状回動体は、前記短軸枠体内に付設されたリング溝に回動自在に遊嵌し内周面には鋸刃状の係合溝を等ピッチで形成すると共に、上面には該係合溝の個数に対してその半分の突起部を等ピッチで形成するものであり、前記ピン開口部には該突起部との接触又は非接触によりピン開口部を開閉する回動板を付設し、前記アーム部材の先端係合部と該リング状回動体の係合溝が係合して前記ピンの押圧力に起因する該アーム部材の所定角度の回動に連動して該リング状回動体を回動させることを特徴とする請求項1記載の床付け戸当たり。
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