JP2004131216A - 荷揚げ装置 - Google Patents

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JP2004131216A
JP2004131216A JP2002295953A JP2002295953A JP2004131216A JP 2004131216 A JP2004131216 A JP 2004131216A JP 2002295953 A JP2002295953 A JP 2002295953A JP 2002295953 A JP2002295953 A JP 2002295953A JP 2004131216 A JP2004131216 A JP 2004131216A
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Toshio Okamura
岡村 敏雄
Akira Okamura
岡村 顕
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Abstract

【課題】伸縮梯子を使用し、形態を縮小しての運搬ができ、使用現場では、伸縮梯子を任意の高さまで伸長して荷物の揚げ降ろしが直ぐにできる便利な荷揚げ装置を提供する。
【解決手段】支持基台1上に伸縮梯子2を立設し、伸縮梯子2を構成する上位梯子2aの両側に案内杆3を固着し、該案内杆3に、案内杆沿いに上下動する可動杆4を装着し、該可動杆4に上下動自在に荷台5を装着した。
【選択図】      図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、荷揚げ装置に関するものであり、さらに詳しくは、汎用の伸縮梯子に対して構成部品を組み付け、伸縮梯子が伸縮する高さの範囲内で荷物の揚げ降ろしができる荷揚げ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
梯子状のガイドレールを用いて建物の高所に荷物を揚げ降ろしする荷揚げ装置として、本発明の出願人は、先に、左右一対の支柱間に複数の管体からなる踏桟を架設した汎用の梯子を用い、梯子の支柱外側沿いにガイドレールを配置し、ガイドレールに設けた支持杆を、支柱側面に開口させた踏桟内に挿入してガイドレールを梯子に固定し、ガイドレール上面を支柱より高い位置に設定した荷揚げ装置を提案した。(特許文献1参照。)。
【0003】
この荷揚げ装置に使用されるガイドレールの梯子への組み付けは、ガイドレールの支持杆を、梯子本体の支柱側面に開口する踏桟内に挿入してガイドレールを固定するだけでよいので、梯子本体へのガイドレールの組み付け作業は、作業の巧拙なく簡単にでき、また、ガイドレールに荷物を直接に接触させることができない場合は、ガイドレールに昇降動自在に荷台を装着し、この荷台を使用して荷揚げ作業を行えば、梯子本体の干渉がなく、荷揚げ作業が円滑にできて便利なものである。
【0004】
【特許文献1】
特願2001−260972号(請求項1、段落[0008]、[0009]、図1、図2、)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、前記する荷揚げ装置の主要構成とされる梯子は、アルミニューム合金等の金属で製作され、その左右の支柱は多関節構成にして複数段に折り畳み自在にできており、これに組み付けるガイドレールも、分割構成にできていて組み立てられるので、これらの構成部品の運搬には、嵩張らずに形態を縮小できて便利なものである。
【0006】
しかし、荷揚げ装置を使用するには、その構成部品を使用現場までトラック等で運搬して組み立てる作業を必要とし、また、荷揚げ作業が終了すると、装置を分解して撤収する作業を必要とするので、これらの作業が使用現場で行われるので、使用現場での作業時間を長引かせる原因になる。
【0007】
そこで、本発明の課題は、汎用の伸縮梯子を使用して組み立てた状態のままで、形態を縮小しての運搬ができ、使用現場では、伸縮梯子を任意の高さまで伸長して荷物の揚げ降ろしができる便利な荷揚げ装置を提供することを目的としたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係る荷揚げ装置は、支持基台上に伸縮梯子を立設し、伸縮梯子を構成する上位梯子の両側に案内杆を固着し、該案内杆に、案内杆沿いに上下動する可動杆を装着し、該可動杆に上下動自在に荷台を装着したことを特徴とする。
【0009】
ここで、伸縮梯子は、左右一対の支柱間に、管体からなる複数の踏桟を架設した上位梯子と下位梯子を上下二段に組み合わせたもので、汎用の二連梯子を部分的に改良して使用する。案内杆は、その下端を上位梯子の下端と同一レベルとするが、上端は上位梯子より上方に適宜の長さを突出させている。また、伸縮梯子は、可動杆が最下降位置にある状態で伸長させられ、伸縮梯子が最大に伸長した時に、可動杆上部は案内杆上にあって支持され、可動杆下端は支持基台に当接した状態で支持されて案内杆と支持基台間に掛け渡たされるようにしている。
【0010】
荷台の昇降動には、汎用の電動ウインチが使用され、この電動ウインチを下位梯子に装着し、該ウインチに巻き取られたワイヤーロープを、支持基台、荷台及び案内杆の上端部に設けた案内滑車に掛け渡している。
【0011】
このように構成された本発明に係る荷揚げ装置によれば、支持基台上に立設した伸縮梯子は、縮小した状態では嵩を小さくするので、トラック等を使用して使用現場まで運搬し、そのまま必要とする高さまで伸長して荷揚げ作業に使用することができる。
【0012】
荷揚げ作業においては、荷台は最下降位置から可動杆を上昇動し、案内杆によって支持されている可動杆上部に達すると、荷台と可動杆は一体で案内杆を上昇動する。このために、可動杆上部に荷台が係止する係止部材を設け、荷台が上昇動して係止部材に係止した状態で、可動杆と荷台は一体で案内杆の上端部まで上昇動するようにしている。
【0013】
また、荷台と可動杆が一体で案内杆を上昇動すると、可動杆は案内杆上にあって可動杆下端は支持基台から離れて浮上する。そこで、荷台と可動杆が下降動に移行する時は、荷台とともに可動杆も確実に元の最下降位置、すなわち、可動杆下端が支持基台に当接する位置まで下降動させるとともに、荷台は下降動を停止した可動杆に対してその下部までを下降動させることが求められる。
【0014】
そこで、可動杆と荷台が一体で案内杆を下降動して可動杆下端が支持基台に当接するまでの間、可動杆と荷台を固縛する固縛手段を可動杆と荷台間に設けている。この固縛手段の具体的構成としては、可動杆に対応して荷台に設けた荷台装着杆の下端部に取着され、可動杆上に接転するローラーと、該ローラーに対応して可動杆に隆設した隆起部からなる構成にすると、可動杆上部で荷台が下降動を開始してローラーが隆起部に乗り上げて回転が停止して可動杆と荷台が固縛状態となり、可動杆と荷台が一体で案内杆を下降動し、可動杆が最下降位置に達して可動杆下端が支持部材に当接して可動杆の下降が停止すると、その衝撃で、荷台とともに下降を続けるローラーは隆起部を乗り越えて固縛を解除し、荷台はそのまま可動杆を下降動して最下降位置に到達させることができる。
【0015】
こうして、伸長した伸縮梯子に対して最上昇位置まで上昇動した荷台と可動杆は、荷台の下降動と両者の荷重等を巧みに利用する簡単な構造で確実に最下降位置に復帰させることができる。
【0016】
従って、使用現場では、伸縮梯子を伸長して任意の高さまでの荷物の揚げ降ろしが同じ条件でできて便利なものである。
【0017】
また、本発明に係る荷揚げ装置において、伸縮梯子が伸長する時は、可動杆と荷台はとともに最下降位置にあって可動杆は案内杆と支持基台間に掛け渡たし状になり、荷台が最下降位置から可動杆を上昇動して案内杆上に到達する間は、可動杆は荷台側からの荷重を単体で受けることになる。
【0018】
そこで、可動杆は、帯状板体をプレス加工して、上下二段に形成した水平板部を垂直板部で結合した構成にし、その上位水平板部を案内杆上に摺接させ、垂直板部から下位水平板部に掛けては、案内杆側方に固着した案内部材を添接させ、可動杆は、案内杆と案内部材との隙間で移動自在に構成すると、可動杆は立体的な断面形態となって充分な剛性を発揮する。また、案内杆に対しては、可動杆を構成する上位水平板部が案内杆上面に摺接し、可動杆の垂直板部から下位水平板部に掛けては、案内杆側方に固着した案内部材が添接するので、荷台側から係る荷重の下で、案内杆に対する可動杆の位置的なずれや捻れ、また、振ら付いたりすることがなく、常に直線性を維持して荷物の揚げ降ろし作業が円滑にできる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態の一例を、図面に基づいて説明する。
【0020】
図1は本発明に係る荷揚げ装置の伸縮梯子を縮小した状態を示す全体斜視図であり、図2は伸縮梯子を伸長した状態を示す全体斜視図、図3は要部の分解正面図である。
【0021】
図において、1は支持基台、2は支持基台1上に傾斜状に立設した伸縮梯子、3は伸縮梯子2を構成する上位梯子2aに固着した案内杆、4は案内杆3に上下動自在に装着した可動杆、5は可動杆4に上下動自在に装着した荷台、6は伸縮梯子に装着した電動ウインチを示す。
【0022】
支持基台1は、自由に移動を可能にするために下面に複数のキャスター7を取着している。
【0023】
伸縮梯子2は、左右一対の支柱8間に、管体からなる複数の踏桟9を架設した上位梯子2aと下位梯子2bを上下二段に伸縮自在に組み合わせたもので、実施の形態の伸縮梯子2は、アルミニューム合金等の金属で製作された汎用の二連梯子を部分的に改良して使用しており、下位梯子2bの支柱8の下端を支持基台1上に枢軸10を介して傾動自在に枢着し、この枢着点から離れて支持基台1と下位梯子2bの支柱8上端部間に、梯子の傾斜を調整可能に伸縮自在な支柱11を設けている。
【0024】
案内杆3は、その下端を上位梯子2aの下端と同一レベルとし、上端は上位梯子2aより上方に適宜の長さを突出させ、左右の案内杆3の上端に横桟12を架設している。実施の形態の案内杆3は、直状をなす断面コ字状の型鋼で製作され、その凹部を外向きにし、上位梯子2aの上下両端部の踏桟9に対応して左右の案内杆3に間隔保持管13を設け、左右の案内杆3の間隔保持管13を梯子の両側から共通の踏管端部に突き合わせ、この状態で間隔保持管13及び踏管内にボルト9aを貫通させてボルト9a端にナット9bを螺着して固定している。なお、上位梯子2aに案内杆3を固着した状態で案内杆3の上面は上位梯子2aの上面(支柱8の上面)よりも若干高い位置を採るようにしている。
【0025】
可動杆4は、これが最下降位置にある状態で伸縮梯子2が伸長させられるもので、伸縮梯子2が最大に伸長した時に、可動杆4上部は案内杆3上にあって支持され、可動杆4下端は支持基台1に当接して支持されて案内杆3と支持基台1間に掛け渡たされる長さに設定している。また、可動杆4上端には、荷台5が上昇動してきて係止し、荷台5と一体で可動杆4を上昇動させる係止部材14を突設している。
【0026】
実施の形態の可動杆4は、図4に示すように、帯状板体をプレス加工して、上下二段に形成した水平板部4a,4bを垂直板部4cで結合した構成にしており、その上位水平板部4aを案内杆3上面に摺接させ、垂直板部4cから下位水平板部4bに掛けては、案内杆3側方に固着した案内部材15を添接させ、可動杆4はこの案内部材15と案内杆3との隙間で移動自在にしている。
【0027】
また、実施の形態の案内部材15は、帯状板体をL字状にプレス加工してなり、上位梯子2aの支柱8と案内杆3との間にあって案内杆3に設けた間隔保持管13に対して支持部材16を介して固着している。
【0028】
荷台5には、可動杆4に対応して装着杆17が設けられ、この装着杆17の下端部に可動杆4上に接転するローラー18を取着し、このローラー18に対応して可動杆4の上端部寄りに隆起部19を隆設し、可動杆4と荷台5を一時的に固縛する固縛手段を構成している。また、可動杆4からの荷台5の離脱を防止するために、図5に示すように、荷台5の装着杆17に設けた腕部材20を可動杆4及び案内杆3の側面下側に回り込ませ、腕部材20に取着した尖端形態のローラー21で抱え込むようにしている。
【0029】
電動ウインチ6は、汎用の電動ウインチ6をそのまま使用している。汎用のこの種の電動ウインチ6は、ウインチを吊り下げた状態でウインチ内に巻き取られたワイヤーロープ22が下向きに繰り出される構成のものが多いので、実施の形態では、電動ウインチ6を下位梯子2bの踏桟9に吊持し、ウインチ内からワイヤーロープ22を下向きに繰り出し、これを支持基台1に取着した案内滑車23を経て案内杆3上端の横桟12に取着した案内滑車24に掛け渡し、さらに、荷台5の下部に取着した案内滑車25を経てワイヤーロープ端部を案内杆3上端の横桟12に結合している。
【0030】
上記構成において、本発明に係る荷揚げ装置は、支持基台1上に立設した伸縮梯子2を縮小した状態では、嵩を小さくするので、この状態でトラック等を使用して使用現場まで運搬する。
【0031】
使用現場における荷揚げ作業では、先ず、作業員によって伸縮梯子2を必要とする高さまで伸長する。この際、可動杆4と荷台5はとともに最下降位置にあって可動杆4は、図6に示すように、案内杆3と支持基台1間に掛け渡たし状態にしている。
【0032】
荷台5に荷物を載せて電動ウインチ6を起動すると、ワイヤーロープ22がウインチに巻き取られて荷台5は可動杆4を上昇動し、案内杆3によって支持されている可動杆4上部に達すると、荷台5が係止部材14に係止して荷台5と可動杆4は一体で案内杆3を上昇動を継続する。
【0033】
荷台5が所定の高さに達して荷物を降ろした後、荷台5を可動杆4上部で下降動させると、荷台5が下降動を開始して直ぐにローラー18が可動杆4上の隆起部19に乗り上げて回転が停止して可動杆4と荷台5が固縛状態となる。すなわち、図7に示すように、ローラー18が隆起部19に乗り上げると、ローラー18を介して隆起部19に掛かる荷重aにより、可動杆4を下向きに押す分力bを生じ、この分力bの下で可動杆4と荷台5が一体で案内杆3を下降動する。こうして、可動杆4下端が支持基台1に当接して可動杆4だけが下降を停止すると、その衝撃で下降を続ける荷台5のローラー18は隆起部19を乗り越えて荷台5はそのまま可動杆4を下降動して最下降位置に復帰するようになる。
【0034】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したような形態で実施され、本発明によれば、支持基台上に立設した伸縮梯子は、縮小した状態では嵩を小さくするので、トラック等を使用して使用現場までの運搬や保管性に優れたものである。また、使用現場では、構成部品を組み立てたりする等の準備作業を必要とせず、伸縮梯子を必要とする高さまで伸長させるだけで直ぐに荷揚げ作業に使用できるので、常に、同じ条件で荷揚げ作業を円滑に能率よくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る荷揚げ装置の伸縮梯子を縮小した状態を示す全体斜視図である。
【図2】本発明に係る荷揚げ装置の伸縮梯子を伸長した状態を示す全体斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る荷揚げ装置の要部の分解正面図である。
【図4】上位梯子に対する案内杆の固着部の拡大断面図である。
【図5】可動杆及び案内杆に対する荷台の装着部構成を示す拡大断面図である。
【図6】案内杆下部と支持基台間に可動杆が掛け渡たし状になった状態を示す関連部材の正面図である。
【図7】可動杆と荷台との固縛解除を説明するための説明図である。
【符号の説明】
1 支持基台
2 伸縮梯子
2a 上位梯子
2b 下位梯子
3 案内杆
4 可動杆
4a 上位水平板部
4b 下位水平板部
4c 垂直板部
5 荷台
6 電動ウインチ
7 キャスター
8 支柱
9 踏桟
9a ボルト
9b ナット
10 枢軸
11 支柱
12 横桟
13 間隔保持管
14 係止部材
15 案内部材
16 支持部材
17 装着杆
18 ローラー
19 隆起部
20 腕部材
21 ローラー
22 ワイヤーロープ
23 案内滑車
24 案内滑車
25 案内滑車

Claims (6)

  1. 支持基台上に伸縮梯子を立設し、伸縮梯子を構成する上位梯子の両側に、案内杆を固着し、該案内杆に、案内杆沿いに上下動する可動杆を装着し、該可動杆に上下動自在に荷台を装着したことを特徴とする荷揚げ装置。
  2. 電動ウインチを下位梯子に装着し、該ウインチに巻き取られたワイヤーロープを、支持基台及び案内杆の上端部に設けた案内滑車を経て荷台に掛け渡したことを特徴とする請求項1記載の荷揚げ装置。
  3. 可動杆上部に荷台が係止する係止部材を設け、荷台が上昇動して係止部材に係止した状態で、可動杆と荷台は一体で案内杆を上昇動するようにしたことを特徴とする請求項1記載の荷揚げ装置。
  4. 可動杆と荷台が一体で案内杆を所定の距離を下降動する間、可動杆と荷台を固縛する固縛手段を可動杆と荷台間に設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の荷揚げ装置。
  5. 固縛手段が、可動杆に対応して荷台に設けた荷台装着杆の下端部に取着され、可動杆上に接転するローラーと、該ローラーに対応して可動杆に隆設した隆起部からなることを特徴とする請求項4記載の荷揚げ装置。
  6. 可動杆は帯状板体のプレス加工により、上下二段に形成した水平板部を垂直板部で結合してなり、上位板部を案内杆上に摺接させ、垂直板部から下位水平板部に掛けては、案内杆側方に固着した案内部材を添接させ、可動杆を案内杆と案内部材との隙間に移動自在にしたことを特徴とする請求項1、3、5のいずれか1項に記載の請求項1記載の荷揚げ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2016065915A1 (zh) * 2014-10-27 2016-05-06 中际联合(北京)科技股份有限公司 用于高空作业的升降装置
KR102492911B1 (ko) * 2022-04-07 2023-01-30 주식회사 쌍용호이스트 건축물 벽의 표면 평탄장치

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