JP2004131122A - ワーク梱包体 - Google Patents

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Koichi Yao
八尾 幸一
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

【課題】発泡スチロール等の緩衝材を使用することなく、処分にも問題のない段ボールを使用しながら、ワークが損傷するような不具合のない梱包体を提供する。
【解決手段】段ボール製の底面シート2に二列のワーク受部6を設け、左右側面シート3の上部にワーク保持部7を設ける。ワーク受部6として、複数の溝8mを有する位置決め用緩衝パッド8と、断面矩形状の補強用緩衝パッド9から断面L字型の形状に構成し、ワーク保持部7として、複数の溝11mを有する保持用緩衝パッド11と、断面矩形状の補強用緩衝パッド12から断面J字型の形状に構成する。そして各溝8m、11mに複数のワークを嵌め込んで並立状態で保持する。
【選択図】   図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば板状あるいは枠体状のワークを輸送するための梱包体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば車両部品等の板状あるいは枠体状ワークを梱包する際、品質の低下を防止するような梱包体として、実開昭62−54992号や、実公平7−51516号のような技術が知られており、このような技術では、鋼材または木材等から組み立てられる枠組構造体の内部に発泡スチロール等の合成樹脂発泡材の緩衝パッドを装着し、この緩衝パッドに複数の溝を形成して、複数の板状ワークを並立状態で支持するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、緩衝材として使用される発泡スチロール等の合成樹脂発泡材は、輸送目的を果たした後、処分しようとする際に、嵩張って輸送コストが嵩むばかりでなく、焼却処分しようとすると有毒ガスの問題や高温等の問題が発生し、また、埋め立てにも適していなかった。
一方、段ボールを用いた梱包資材が知られているが、このような段ボールは、一般的に強度や緩衝機能が充分でないため、比較的重量のあるワークや、品質の保護が要求されるワーク等の梱包には適していなかった。
【0004】
そこで本発明は、発泡スチロール等の緩衝材を使用することなく、処分にも問題のない段ボールを使用しながら、ワークの品質等が低下することのない梱包体を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本発明は、段ボール製の底面シートに設けられるワーク受部と、段ボール製の左右側面シートに設けられるワーク保持部によって複数のワークを並立状態で保持するようにしたワーク梱包体において、前記ワーク受部として、長手方向に対して複数の溝を有する段ボール製の位置決め用緩衝パッドを段ボール製の補強用緩衝パッドで補強して断面L字型の形状にし、前記ワーク保持部として、長手方向に対して複数の溝を有する段ボール製の保持用緩衝パッドを段ボール製の補強用緩衝パッドで補強して断面L字型の形状にした。
【0006】
このように、ワーク受部とワーク保持部をそれぞれ断面L字型形状にし、位置決め用緩衝パッドや保持用緩衝パッドの溝に各ワークを嵌め込んで位置決め保持すると同時に、各補強用緩衝パッドによっても各ワークが支持されるようにし、ワークから受ける荷重が分散されるようにする。
ここで、各緩衝パッドとしては、例えば段ボールを積層したものとし、この際、段ボールの積層面の面方向を、ワークから受ける荷重の方向と一致させることにより、緩衝効果を高めることが出来る。
【0007】
また本発明では、前記ワーク受部を、底面シートに複数箇所設けるようにした。
このように複数箇所のワーク受部を設ければ、ワークから受ける荷重を一層分散させることが出来て好適である。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について添付した図面に基づき説明する。
ここで図1は本発明に係るワーク梱包体の基本形態の分解斜視図、図2はワーク受部の部分拡大図、図3はワークを搭載した状態の説明図、図4は輸送時の荷姿の一例図である。
【0009】
本発明に係るワーク梱包体は、例えば板状あるいは枠状ワークの車両用部品を梱包して輸送する梱包体として構成され、輸送目的等を果たした後、処分する場合にも問題のない段ボールを使用しながら、緩衝機能を高めて、ワークの品質等の低下を防止できるようにされている。
【0010】
すなわち、図1に示すように、本発明に係るワーク梱包体1は、段ボール製の底面シート2と、左右の側面シート3と、前面シート4と、後面シート5を備えており、底面シート2には、長手方向に沿って二列のワーク受部6が設けられるとともに、左右側面シート2の上部には、長手方向に沿ってそれぞれ一列のワーク保持部7が設けられている。
【0011】
前記ワーク受部6は、複数の溝8mを有し且つ段ボール積層体からなる位置決め用緩衝パッド8と、断面矩形状の段ボール積層体からなる補強用緩衝パッド9が接合一体化されて断面L字型の形状とされ、位置決め用緩衝パッド8と補強用緩衝パッド9は、底面シート2上に接着剤等で固着されている。
そして、位置決め用緩衝パッド8の溝8mは、溝幅がワーク幅に概ね一致するとともに、溝底面が概ね補強用緩衝パッド9の上面と面一になるようにされ、図3に示すように、溝8mにワークWを嵌め込んで位置決めした際、ワークWの下面が溝8mの下面のみならず、補強用緩衝パッド9の上面にも支持された状態になるようにしている。
【0012】
また、これら段ボール積層体の位置決め用緩衝パッド8と補強用緩衝パッド9は、図2の拡大図にも示すように、段ボールの積層面の面方向が縦向きにされ、上方からかかるワークの荷重に対して緩衝効果が高まるようにされている。
【0013】
前記側面シート3は、下端部が直角に折り曲げられて、底面シート2の裏側に接着またはテープ等で固着できるようにされ、また、前記ワーク保持部7は、側面シート2の上端部に長手方向に沿って設けられている。
【0014】
すなわち、このワーク保持部7は、複数の溝11mを有し且つ段ボール積層体からなる保持用緩衝パッド11と、断面矩形状の段ボール積層体からなる補強用緩衝パッド12が接合一体化されて断面L字型の形状とされ、保持用緩衝パッド11と補強用緩衝パッド12は、側面シート3の内面側上端部に接着剤等で固着されている。
そして保持用緩衝パッド11の溝11mは、溝幅がワーク幅と概ね一致するとともに、溝底面が概ね補強用緩衝パッド12の前面と面一になるようにされ、図3に示すように、溝11mに嵌め込まれたワークWが左右に振れようとする時、溝11m底面だけでなく、補強用緩衝パッド11でも荷重を支えることが出来るようにされている。
【0015】
また、これら段ボール積層体の保持用緩衝パッド11と補強用緩衝パッド12は、段ボールの積層面の面方向が横向きにされ、側方からかかるワークの荷重に対して緩衝効果が高まるようにされている。
【0016】
また、前面シート4と後面シート5は、左右両端部が直角に折り曲げられて、左右の側面シート3の裏面に接着またはテープ等で固着できるようにされている。
【0017】
以上のようなワーク梱包体1において、図4に示すように、金属フレーム等の外枠13に複数のワーク梱包体1を搭載し、底面シート2のワーク受部6の溝8mと、側面シート3のワーク保持部7の溝11mに、順次ワークWを並立状態で位置決めしていけば、ワークWはワーク受部6の位置決め用緩衝パッド8の溝8mと補強用緩衝パッド9、及びワーク保持部7の保持用緩衝パッド11の溝11mと補強用パッド12に支持され、振動があっても損傷するような不具合がない。
この際、底面シート2上にワーク受部6が二ヶ所設けられているため、荷重が分散されて好適である。
また、輸送目的を達した後、処分等を行う時にも全て段ボール製であるため処分が容易である。
【0018】
尚、本発明は以上のような実施形態に限定されるものではない。本発明の特許請求の範囲に記載した事項と実質的に同一の構成を有し、同一の作用効果を奏するものは本発明の技術的範囲に属する。
例えばワーク受部6の数等は任意である。
【0019】
【発明の効果】
以上のように本発明に係るワーク梱包体は、段ボール製の底面シートにワーク受部を設け、左右側面シートにワーク保持部を設けて、これらワーク受部とワーク保持部によって複数のワークを並立状態で保持するようにし、また、ワーク受部として、複数の溝を有する段ボール製の位置決め用緩衝パッドを段ボール製の補強用緩衝パッドで補強して断面L字型の形状にするとともに、ワーク保持部として、複数の溝を有する段ボール製の保持用緩衝パッドを段ボール製の補強用緩衝パッドで補強して断面L字型の形状にしたため、段ボール製でありながら緩衝効果が高くなって、ワークの保護機能を高めることが出来る。
また、ワーク受部を底面シートに複数箇所設ければ、ワークから受ける荷重を分散させることが出来て好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るワーク梱包体の基本形態の分解斜視図
【図2】ワーク受部の部分拡大図
【図3】ワークを搭載した状態の説明図
【図4】輸送時の荷姿の一例図
【符号の説明】
1…ワーク梱包体、2…底面シート、3…側面シート、6…ワーク受部、7…ワーク保持部、8…位置決め用緩衝パッド、8m…溝、9…補強用緩衝パッド、11…保持用緩衝パッド、11m…溝、12…補強用緩衝パッド。

Claims (2)

  1. 段ボール製の底面シートに設けられるワーク受部と、段ボール製の左右側面シートに設けられるワーク保持部によって複数のワークを並立状態で保持するようにしたワーク梱包体であって、前記ワーク受部は、長手方向に対して複数の溝を有する段ボール製の位置決め用緩衝パッドが段ボール製の補強用緩衝パッドで補強されて断面L字型の形状にされたものであり、前記ワーク保持部は、長手方向に対して複数の溝を有する段ボール製の保持用緩衝パッドが段ボール製の補強用緩衝パッドで補強されて断面L字型の形状にされたものであることを特徴とするワーク梱包体。
  2. 前記ワーク受部は、底面シートに複数箇所設けられることを特徴とする請求項1に記載のワーク梱包体。
JP2002296590A 2002-10-09 2002-10-09 ワーク梱包体 Pending JP2004131122A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012210969A (ja) * 2011-03-31 2012-11-01 Sekisui Plastics Co Ltd 梱包材
CN105691897A (zh) * 2016-02-02 2016-06-22 奇瑞汽车股份有限公司 一种汽车副车架和后消声器的组合包装框
CN106395083A (zh) * 2016-11-24 2017-02-15 无锡德兴塑料科技有限公司 可循环包装运转盒和易固定的包装运转盒

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