JP2004129754A - 遊技機用不正電波検知センサー - Google Patents
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Abstract
【課題】携帯電話の電波による誤動作を防止し、不正電波による不正行為を確実に防止することができる遊技機用不正電波検知センサーを提供する。
【解決手段】電波の幅が所定幅、例えば、6/10000秒以上で、かつ、電波の発射回数が、例えば、1回以下の場合には、電波が不正電波であることを報知する不正電波報知信号9を制御回路10が出力し、警報装置11がオンされる。拡張出力回路13から不正電波報知信号9が出力されたときに、スタートセンサー信号14、レバー信号15、ドラム回転モータ信号16の開始時間を測定する開始時間測定カウンタ回路18と、前記開始時間から経過した時間を測定し信号経過時間カウンタ回路19と、を備え、前記経過した時間が所定時間以上のときに、不正電波による誤動作と制御回路10は判断し、不正電波誤動作検知信号20を警報装置11に出力する。
【選択図】 図1
【解決手段】電波の幅が所定幅、例えば、6/10000秒以上で、かつ、電波の発射回数が、例えば、1回以下の場合には、電波が不正電波であることを報知する不正電波報知信号9を制御回路10が出力し、警報装置11がオンされる。拡張出力回路13から不正電波報知信号9が出力されたときに、スタートセンサー信号14、レバー信号15、ドラム回転モータ信号16の開始時間を測定する開始時間測定カウンタ回路18と、前記開始時間から経過した時間を測定し信号経過時間カウンタ回路19と、を備え、前記経過した時間が所定時間以上のときに、不正電波による誤動作と制御回路10は判断し、不正電波誤動作検知信号20を警報装置11に出力する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ機またはスロット機を誤動作させ、遊技球又はコインを不正に取り出そうとする不正電波を検知する遊技機用不正電波検知センサーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、特開2001−162018で、携帯電話の電波や違法無線による電波による誤動作も防ぐパチンコ機遊技機の不正防止装置が提案されている。
この従来例は、パチンコ機に対して発射される所定の周波数帯域のパチンコ機を誤動作させるような不正電波を検出する電波検出回路と、電波検出回路で検出される不正電波の発射回数を計数するダウンカウンタ回路と、予め設定された時間が経過するとダウンカウンタ回路をリセットするカウンタ・リセット回路と、カウンタ・リセット回路の予め設定された時間内にダウンカウンタ回路で計数される不正電波の発射回数が予め設定された回数に達しない場合に第1の不正防止機能を実行し、カウンタ・リセット回路の予め設定された時間内にダウンカウンタ回路で計数される不正電波の発射回数が予め設定された回数に達した場合に第2の不正防止機能を実行する不正防止制御回路とを備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明は、携帯電話の電波による誤動作を防止し、不正電波による不正行為を確実に防止することができる遊技機用不正電波検知センサーを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1の本発明は、遊技機に照射される電波をアンテナを介して受信して検出する検波回路と、
前記検波回路から出力される検波信号を増幅する増幅回路と、
前記増幅回路から出力される増幅信号を入力し、前記電波の幅を測定する電波幅カウンタ回路と、
前記増幅回路から出力される増幅信号を入力し、前記電波の発射回数をカウントする電波発射回数カウンタ回路と、
前記電波の幅が所定幅以上で、かつ、前記電波の発射回数が所定回数以下の場合には、前記電波が不正電波であることを報知する不正電波報知信号を出力する制御回路と、
前記不正電波報知信号が入力されることによりオンされる警報装置と、
外部商用電源に接続され、前記構成要素に電力を供給する電源回路と、
から成ることを特徴とする遊技機用不正電波検知センサーである。
【0005】
請求項2の本発明は、前記制御回路からの前記不正電波報知信号が出力される拡張出力回路と、
前記遊技機がパチンコ機の場合、スタートセンサー信号が入力され、前記遊技機がスロット機の場合、レバー信号又はドラム回転モータ信号が入力され、前記制御回路へ出力される拡張入力回路と、
前記拡張出力回路から前記不正電波報知信号が出力されたときに、前記スタートセンサー信号、前記レバー信号、前記ドラム回転モータ信号の開始時間を測定する開始時間測定カウンタ回路と、
前記開始時間から経過した時間を測定する信号経過時間カウンタ回路と、を備え、
前記経過した時間が所定時間以上のときに、前記不正電波による誤動作と前記制御回路は判断し、不正電波誤動作検知信号を前記警報装置に出力する請求項1記載の遊技機用不正電波検知センサーである。
【0006】
請求項3の本発明は、前記増幅回路と前記制御回路との間に前記電波の受信感度を無段階に調整できる感度調整回路が設けられ、
前記警報装置はLED及び/又はアラーム、アラーム解除スイッチから成り、
前記アンテナは、外部アンテナ及び内部アンテナとから成り、前記外部アンテナは前記パチンコ機の裏側に設けられ、あるいは、前記スロット機内部のレバー付近に設けられ、前記内部アンテナは前記パチンコ機及び前記スロット機上の島内に他の前記構成要素と共にケースに収納されて設けられる請求項1記載の遊技機用不正電波検知センサーである。
【0007】
請求項1の本発明によれば、図1に示されるように、遊技機1に照射される電波をアンテナ2を介して受信して検出する検波回路3と、
前記検波回路3から出力される検波信号4を増幅する増幅回路5と、
前記増幅回路5から出力される増幅信号6を入力し、前記電波の幅を測定する電波幅カウンタ回路7と、
前記増幅回路5から出力される増幅信号6を入力し、前記電波の発射回数をカウントする電波発射回数カウンタ回路8と、
前記電波の幅が所定幅、例えば、6/10000秒以上で、かつ、前記電波の発射回数が所定回数、例えば、1回以下の場合には、前記電波が不正電波であることを報知する不正電波報知信号9を出力する制御回路10と、
前記不正電波報知信号9が入力されることによりオンされる警報装置11と、
外部商用電源12aに接続され、前記構成要素に電力を供給する電源回路12と、
から成る。
このため、現在使用されている不正電波の幅を、所定幅、例えば、6/10000秒以上で含み、かつ、携帯電話の電波は、発射を繰り返すため、電波の発射回数が所定回数、例えば、1回以下の場合には、電波が不正電波であることを報知する不正電波報知信号9を出力し、携帯電話の電波による誤動作を防止し、不正電波による不正行為を確実に防止することができる。
【0008】
請求項2の本発明によれば、図1に示されるように、制御回路10からの前記不正電波報知信号9が出力される拡張出力回路13と、
前記遊技機1がパチンコ機1aの場合、スタートセンサー信号14が入力され、前記遊技機1がスロット機1bの場合、レバー信号15又はドラム回転モータ信号16が入力され、前記制御回路10へ出力される拡張入力回路17と、
前記拡張出力回路13から前記不正電波報知信号9が出力されたときに、前記スタートセンサー信号14、前記レバー信号15、前記ドラム回転モータ信号16の開始時間を測定する開始時間測定カウンタ回路18と、
前記開始時間から経過した時間を測定する信号経過時間カウンタ回路19と、を備え、
前記経過した時間が所定時間以上のときに、前記不正電波による誤動作と前記制御回路10は判断し、不正電波誤動作検知信号20を前記警報装置11に出力する。
【0009】
請求項3の本発明によれば、図1に示されるように、前記増幅回路5と前記制御回路10との間に前記電波の受信感度を無段階に調整できる感度調整回路21が設けられ、
前記警報装置11はLED及び/又はアラーム、アラーム解除スイッチから成り、前記アンテナ2は、外部アンテナ2a及び内部アンテナ2bとから成り、図3に示されるように、外部アンテナ2aは前記パチンコ機1aの裏側のスタートセンサー25の下方に設けられ、あるいは、図4に示されるように、スロット機1b内部のレバー24付近に設けられ、前記内部アンテナ2bは図2、図4に示されるように、パチンコ機1a及びスロット機1b上の島22内に他の前記構成要素と共にケース23に収納されて設けられる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を、図面を参照して、その実施の形態に基づいて説明する。
図1に示されるように、検波回路3は、遊技機1に照射される電波をアンテナ2を介して受信して検出する回路である。 増幅回路5は、検波回路3から出力される検波信号4を増幅する回路である。 電波幅カウンタ回路7は、増幅回路5から出力される増幅信号6を入力し、前記電波の幅を測定する回路である。 電波発射回数カウンタ回路8は、増幅回路5から出力される増幅信号6を入力し、電波の発射回数をカウントする回路である。 制御回路10は、電波の幅が所定幅、例えば、6/10000秒以上で、かつ、電波の発射回数が所定回数、例えば、1回以下の場合には、電波が不正電波であることを報知する不正電波報知信号9を出力する回路である。警報装置11は、LED及び/又はアラーム、アラーム解除スイッチから成り、不正電波報知信号9が入力されることによりオンされる装置である。電源回路12は、外部商用電源12aに接続され、前記構成要素に電力を供給する回路である。
このため、現在使用されている不正電波の幅を、所定幅、例えば、6/10000秒以上で含み、かつ、携帯電話の電波は、発射を繰り返すため、電波の発射回数が所定回数、例えば、1回以下の場合には、電波が不正電波であることを報知する不正電波報知信号9を出力し、携帯電話の電波による誤動作を防止し、不正電波による不正行為を確実に防止することができる。
【0011】
さらに、図1に示されるように、拡張出力回路13は、制御回路10からの不正電波報知信号9が出力される回路である。拡張入力回路17は、遊技機1がパチンコ機1aの場合、スタートセンサー信号14が入力され、遊技機1がスロット機1bの場合、レバー信号15又はドラム回転モータ信号16が入力され、制御回路10へ出力される回路である。開始時間測定カウンタ回路18は、拡張出力回路13から不正電波報知信号9が出力されたときに、スタートセンサー信号14、レバー信号15、ドラム回転モータ信号16の開始時間を測定する回路である。 信号経過時間カウンタ回路19は、開始時間から経過した時間を測定する回路である。
ここで、経過した時間が所定時間以上のときに、不正電波による誤動作と制御回路10は判断し、不正電波誤動作検知信号20を警報装置11に出力する。
電波を受信してから最終判断までの測定時間は、1秒間とすることが好適である。
【0012】
次に、図1に示されるように、増幅回路5と制御回路10との間に電波の受信感度を無段階に調整できる感度調整回路21が設けられることが好適である。
アンテナ2は、外部アンテナ2a及び内部アンテナ2bとから成り、図3に示されるように、外部アンテナ2aは前記パチンコ機1aの裏側のスタートセンサー25の下方に設けられ、あるいは、図4に示されるように、スロット機1b内部のレバー24付近に設けられる。
内部アンテナ2bは図2、図4に示されるように、パチンコ機1a及びスロット機1b上の島22内に他の前記構成要素と共にケース23に収納されて設けられる。
【0013】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように、携帯電話の電波による誤動作を防止し、不正電波による不正行為を確実に防止することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の回路構成図である。
【図2】本発明の一実施の形態のパチンコ機が島に設けられた概略構成図である。
【図3】本発明の一実施の形態のパチンコ機の背面図である。
【図4】本発明の一実施の形態のスロット機が島に設けられた概略構成図である。
【符号の説明】
1 遊技機 1a パチンコ機 1b スロット機
2 アンテナ 2a 外部アンテナ 2b 内部アンテナ
3 検波回路 4 検波信号 5 増幅回路
6 増幅信号 7 電波幅カウンタ回路 8 電波発射回数カウンタ回路
9 不正電波報知信号 10 制御回路 11 警報装置
12 電源回路 13 拡張出力回路 14 スタートセンサー信号
15 レバー信号 16 ドラム回転モータ信号 17 拡張入力回路
18 開始時間測定カウンタ回路 19 信号経過時間カウンタ回路
20 不正電波誤動作検知信号 21 感度調整回路 23 ケース
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ機またはスロット機を誤動作させ、遊技球又はコインを不正に取り出そうとする不正電波を検知する遊技機用不正電波検知センサーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、特開2001−162018で、携帯電話の電波や違法無線による電波による誤動作も防ぐパチンコ機遊技機の不正防止装置が提案されている。
この従来例は、パチンコ機に対して発射される所定の周波数帯域のパチンコ機を誤動作させるような不正電波を検出する電波検出回路と、電波検出回路で検出される不正電波の発射回数を計数するダウンカウンタ回路と、予め設定された時間が経過するとダウンカウンタ回路をリセットするカウンタ・リセット回路と、カウンタ・リセット回路の予め設定された時間内にダウンカウンタ回路で計数される不正電波の発射回数が予め設定された回数に達しない場合に第1の不正防止機能を実行し、カウンタ・リセット回路の予め設定された時間内にダウンカウンタ回路で計数される不正電波の発射回数が予め設定された回数に達した場合に第2の不正防止機能を実行する不正防止制御回路とを備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明は、携帯電話の電波による誤動作を防止し、不正電波による不正行為を確実に防止することができる遊技機用不正電波検知センサーを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1の本発明は、遊技機に照射される電波をアンテナを介して受信して検出する検波回路と、
前記検波回路から出力される検波信号を増幅する増幅回路と、
前記増幅回路から出力される増幅信号を入力し、前記電波の幅を測定する電波幅カウンタ回路と、
前記増幅回路から出力される増幅信号を入力し、前記電波の発射回数をカウントする電波発射回数カウンタ回路と、
前記電波の幅が所定幅以上で、かつ、前記電波の発射回数が所定回数以下の場合には、前記電波が不正電波であることを報知する不正電波報知信号を出力する制御回路と、
前記不正電波報知信号が入力されることによりオンされる警報装置と、
外部商用電源に接続され、前記構成要素に電力を供給する電源回路と、
から成ることを特徴とする遊技機用不正電波検知センサーである。
【0005】
請求項2の本発明は、前記制御回路からの前記不正電波報知信号が出力される拡張出力回路と、
前記遊技機がパチンコ機の場合、スタートセンサー信号が入力され、前記遊技機がスロット機の場合、レバー信号又はドラム回転モータ信号が入力され、前記制御回路へ出力される拡張入力回路と、
前記拡張出力回路から前記不正電波報知信号が出力されたときに、前記スタートセンサー信号、前記レバー信号、前記ドラム回転モータ信号の開始時間を測定する開始時間測定カウンタ回路と、
前記開始時間から経過した時間を測定する信号経過時間カウンタ回路と、を備え、
前記経過した時間が所定時間以上のときに、前記不正電波による誤動作と前記制御回路は判断し、不正電波誤動作検知信号を前記警報装置に出力する請求項1記載の遊技機用不正電波検知センサーである。
【0006】
請求項3の本発明は、前記増幅回路と前記制御回路との間に前記電波の受信感度を無段階に調整できる感度調整回路が設けられ、
前記警報装置はLED及び/又はアラーム、アラーム解除スイッチから成り、
前記アンテナは、外部アンテナ及び内部アンテナとから成り、前記外部アンテナは前記パチンコ機の裏側に設けられ、あるいは、前記スロット機内部のレバー付近に設けられ、前記内部アンテナは前記パチンコ機及び前記スロット機上の島内に他の前記構成要素と共にケースに収納されて設けられる請求項1記載の遊技機用不正電波検知センサーである。
【0007】
請求項1の本発明によれば、図1に示されるように、遊技機1に照射される電波をアンテナ2を介して受信して検出する検波回路3と、
前記検波回路3から出力される検波信号4を増幅する増幅回路5と、
前記増幅回路5から出力される増幅信号6を入力し、前記電波の幅を測定する電波幅カウンタ回路7と、
前記増幅回路5から出力される増幅信号6を入力し、前記電波の発射回数をカウントする電波発射回数カウンタ回路8と、
前記電波の幅が所定幅、例えば、6/10000秒以上で、かつ、前記電波の発射回数が所定回数、例えば、1回以下の場合には、前記電波が不正電波であることを報知する不正電波報知信号9を出力する制御回路10と、
前記不正電波報知信号9が入力されることによりオンされる警報装置11と、
外部商用電源12aに接続され、前記構成要素に電力を供給する電源回路12と、
から成る。
このため、現在使用されている不正電波の幅を、所定幅、例えば、6/10000秒以上で含み、かつ、携帯電話の電波は、発射を繰り返すため、電波の発射回数が所定回数、例えば、1回以下の場合には、電波が不正電波であることを報知する不正電波報知信号9を出力し、携帯電話の電波による誤動作を防止し、不正電波による不正行為を確実に防止することができる。
【0008】
請求項2の本発明によれば、図1に示されるように、制御回路10からの前記不正電波報知信号9が出力される拡張出力回路13と、
前記遊技機1がパチンコ機1aの場合、スタートセンサー信号14が入力され、前記遊技機1がスロット機1bの場合、レバー信号15又はドラム回転モータ信号16が入力され、前記制御回路10へ出力される拡張入力回路17と、
前記拡張出力回路13から前記不正電波報知信号9が出力されたときに、前記スタートセンサー信号14、前記レバー信号15、前記ドラム回転モータ信号16の開始時間を測定する開始時間測定カウンタ回路18と、
前記開始時間から経過した時間を測定する信号経過時間カウンタ回路19と、を備え、
前記経過した時間が所定時間以上のときに、前記不正電波による誤動作と前記制御回路10は判断し、不正電波誤動作検知信号20を前記警報装置11に出力する。
【0009】
請求項3の本発明によれば、図1に示されるように、前記増幅回路5と前記制御回路10との間に前記電波の受信感度を無段階に調整できる感度調整回路21が設けられ、
前記警報装置11はLED及び/又はアラーム、アラーム解除スイッチから成り、前記アンテナ2は、外部アンテナ2a及び内部アンテナ2bとから成り、図3に示されるように、外部アンテナ2aは前記パチンコ機1aの裏側のスタートセンサー25の下方に設けられ、あるいは、図4に示されるように、スロット機1b内部のレバー24付近に設けられ、前記内部アンテナ2bは図2、図4に示されるように、パチンコ機1a及びスロット機1b上の島22内に他の前記構成要素と共にケース23に収納されて設けられる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を、図面を参照して、その実施の形態に基づいて説明する。
図1に示されるように、検波回路3は、遊技機1に照射される電波をアンテナ2を介して受信して検出する回路である。 増幅回路5は、検波回路3から出力される検波信号4を増幅する回路である。 電波幅カウンタ回路7は、増幅回路5から出力される増幅信号6を入力し、前記電波の幅を測定する回路である。 電波発射回数カウンタ回路8は、増幅回路5から出力される増幅信号6を入力し、電波の発射回数をカウントする回路である。 制御回路10は、電波の幅が所定幅、例えば、6/10000秒以上で、かつ、電波の発射回数が所定回数、例えば、1回以下の場合には、電波が不正電波であることを報知する不正電波報知信号9を出力する回路である。警報装置11は、LED及び/又はアラーム、アラーム解除スイッチから成り、不正電波報知信号9が入力されることによりオンされる装置である。電源回路12は、外部商用電源12aに接続され、前記構成要素に電力を供給する回路である。
このため、現在使用されている不正電波の幅を、所定幅、例えば、6/10000秒以上で含み、かつ、携帯電話の電波は、発射を繰り返すため、電波の発射回数が所定回数、例えば、1回以下の場合には、電波が不正電波であることを報知する不正電波報知信号9を出力し、携帯電話の電波による誤動作を防止し、不正電波による不正行為を確実に防止することができる。
【0011】
さらに、図1に示されるように、拡張出力回路13は、制御回路10からの不正電波報知信号9が出力される回路である。拡張入力回路17は、遊技機1がパチンコ機1aの場合、スタートセンサー信号14が入力され、遊技機1がスロット機1bの場合、レバー信号15又はドラム回転モータ信号16が入力され、制御回路10へ出力される回路である。開始時間測定カウンタ回路18は、拡張出力回路13から不正電波報知信号9が出力されたときに、スタートセンサー信号14、レバー信号15、ドラム回転モータ信号16の開始時間を測定する回路である。 信号経過時間カウンタ回路19は、開始時間から経過した時間を測定する回路である。
ここで、経過した時間が所定時間以上のときに、不正電波による誤動作と制御回路10は判断し、不正電波誤動作検知信号20を警報装置11に出力する。
電波を受信してから最終判断までの測定時間は、1秒間とすることが好適である。
【0012】
次に、図1に示されるように、増幅回路5と制御回路10との間に電波の受信感度を無段階に調整できる感度調整回路21が設けられることが好適である。
アンテナ2は、外部アンテナ2a及び内部アンテナ2bとから成り、図3に示されるように、外部アンテナ2aは前記パチンコ機1aの裏側のスタートセンサー25の下方に設けられ、あるいは、図4に示されるように、スロット機1b内部のレバー24付近に設けられる。
内部アンテナ2bは図2、図4に示されるように、パチンコ機1a及びスロット機1b上の島22内に他の前記構成要素と共にケース23に収納されて設けられる。
【0013】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように、携帯電話の電波による誤動作を防止し、不正電波による不正行為を確実に防止することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の回路構成図である。
【図2】本発明の一実施の形態のパチンコ機が島に設けられた概略構成図である。
【図3】本発明の一実施の形態のパチンコ機の背面図である。
【図4】本発明の一実施の形態のスロット機が島に設けられた概略構成図である。
【符号の説明】
1 遊技機 1a パチンコ機 1b スロット機
2 アンテナ 2a 外部アンテナ 2b 内部アンテナ
3 検波回路 4 検波信号 5 増幅回路
6 増幅信号 7 電波幅カウンタ回路 8 電波発射回数カウンタ回路
9 不正電波報知信号 10 制御回路 11 警報装置
12 電源回路 13 拡張出力回路 14 スタートセンサー信号
15 レバー信号 16 ドラム回転モータ信号 17 拡張入力回路
18 開始時間測定カウンタ回路 19 信号経過時間カウンタ回路
20 不正電波誤動作検知信号 21 感度調整回路 23 ケース
Claims (3)
- 遊技機に照射される電波をアンテナを介して受信して検出する検波回路と、
前記検波回路から出力される検波信号を増幅する増幅回路と、
前記増幅回路から出力される増幅信号を入力し、前記電波の幅を測定する電波幅カウンタ回路と、
前記増幅回路から出力される増幅信号を入力し、前記電波の発射回数をカウントする電波発射回数カウンタ回路と、
前記電波の幅が所定幅以上で、かつ、前記電波の発射回数が所定回数以下の場合には、前記電波が不正電波であることを報知する不正電波報知信号を出力する制御回路と、
前記不正電波報知信号が入力されることによりオンされる警報装置と、
外部商用電源に接続され、前記構成要素に電力を供給する電源回路と、
から成ることを特徴とする遊技機用不正電波検知センサー。 - 前記制御回路からの前記不正電波報知信号が出力される拡張出力回路と、
前記遊技機がパチンコ機の場合、スタートセンサー信号が入力され、前記遊技機がスロット機の場合、レバー信号又はドラム回転モータ信号が入力され、前記制御回路へ出力される拡張入力回路と、
前記拡張出力回路から前記不正電波報知信号が出力されたときに、前記スタートセンサー信号、前記レバー信号、前記ドラム回転モータ信号の開始時間を測定する開始時間測定カウンタ回路と、
前記開始時間から経過した時間を測定する信号経過時間カウンタ回路と、を備え、
前記経過した時間が所定時間以上のときに、前記不正電波による誤動作と前記制御回路は判断し、不正電波誤動作検知信号を前記警報装置に出力する請求項1記載の遊技機用不正電波検知センサー。 - 前記増幅回路と前記制御回路との間に前記電波の受信感度を無段階に調整できる感度調整回路が設けられ、
前記警報装置はLED及び/又はアラーム、アラーム解除スイッチから成り、
前記アンテナは、外部アンテナ及び内部アンテナとから成り、前記外部アンテナは前記パチンコ機の裏側に設けられ、あるいは、前記スロット機内部のレバー付近に設けられ、前記内部アンテナは前記パチンコ機及び前記スロット機上の島内に他の前記構成要素と共にケースに収納されて設けられる請求項1記載の遊技機用不正電波検知センサー。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002295881A JP2004129754A (ja) | 2002-10-09 | 2002-10-09 | 遊技機用不正電波検知センサー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002295881A JP2004129754A (ja) | 2002-10-09 | 2002-10-09 | 遊技機用不正電波検知センサー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004129754A true JP2004129754A (ja) | 2004-04-30 |
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ID=32286003
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002295881A Pending JP2004129754A (ja) | 2002-10-09 | 2002-10-09 | 遊技機用不正電波検知センサー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004129754A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008194337A (ja) * | 2007-02-15 | 2008-08-28 | Joyco Systems Corp | 遊技媒体貸出装置 |
JP2011115510A (ja) * | 2009-10-30 | 2011-06-16 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2014012056A (ja) * | 2012-07-04 | 2014-01-23 | Msa Kk | 遊技機の不正電波検出装置 |
-
2002
- 2002-10-09 JP JP2002295881A patent/JP2004129754A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008194337A (ja) * | 2007-02-15 | 2008-08-28 | Joyco Systems Corp | 遊技媒体貸出装置 |
JP2011115510A (ja) * | 2009-10-30 | 2011-06-16 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2014012056A (ja) * | 2012-07-04 | 2014-01-23 | Msa Kk | 遊技機の不正電波検出装置 |
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041203 |
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A977 | Report on retrieval |
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