JP2004128271A - サセプタ - Google Patents
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Abstract
【課題】スリップの発生を確実に防ぐことができ、ウエハとの接触面積を小さくすることができ、しかも加工が容易であり、寿命を長くすることができるサセプタを提供する。
【解決手段】本体11と、本体11に設けられたウエハWを保持するための保持部とからなるサセプタ10であって、本体11に、その上面と底面との間を貫通する貫通孔11h が形成されており、保持部12が、その内端が、本体11の貫通孔11h の内面から貫通孔11h の中心に向けて突出するように設けられており、保持部12の突出長さが、本体11の貫通孔11h の半径よりも短い。ウエハWの裏面と保持部上面との間に空気の流れが発生しないから、スリップが発生することを確実に防ぐことができる。ウエハWを均一に加熱することができるし、ウエハWにおいてエピタキシャル成長膜が形成される部分を多くすることができる。
【選択図】 図1
【解決手段】本体11と、本体11に設けられたウエハWを保持するための保持部とからなるサセプタ10であって、本体11に、その上面と底面との間を貫通する貫通孔11h が形成されており、保持部12が、その内端が、本体11の貫通孔11h の内面から貫通孔11h の中心に向けて突出するように設けられており、保持部12の突出長さが、本体11の貫通孔11h の半径よりも短い。ウエハWの裏面と保持部上面との間に空気の流れが発生しないから、スリップが発生することを確実に防ぐことができる。ウエハWを均一に加熱することができるし、ウエハWにおいてエピタキシャル成長膜が形成される部分を多くすることができる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、サセプタに関する。さらに詳しくは、半導体基板(ウエハ)に有機金属をエピタキシャル成長(Metal Organic Chemical Vapon Deposition MOCVD)させる際に使用するサセプタに関する。
【0002】
【従来の技術】
図4(A)に示すように、半導体基板(ウエハ)に有機金属をエピタキシャル成長(Metal Organic Chemical Vapon Deposition MOCVD)させる際に使用するサセプタ100 には、その本体101 に、上面から凹んだ座ぐり部102 が形成されており、この座ぐり部102 内にウエハWを配置した状態でウエハW表面にエピタキシャル成長膜が形成される。
ところが、このサセプタ100 の座ぐり部102 にウエハWを載置する際に、座ぐり部102 の底面とウエハWの裏面との間に存在する空気が瞬間的には除去されない。すると、ウエハWがその空気の上に浮いたり滑ったり(以下、単にスリップという)するので、スリップした状態でウエハWが座ぐり部102 の底面に接触すれば、ウエハWの裏面が傷つくという問題が生じる。
また、ウエハWは、その裏面全体が座グリ部102 の底面と接触する。すると、ウエハWと座グリ部102 の底面との接触状態によって両者の間の熱伝導状態が変化してしまうので、ウエハWの加熱状態を均一にすることが困難であるという問題がある。
【0003】
上記のごとき問題を解決するサセプタとして、以下に示す従来例1のサセプタ(特許文献1参照)や従来例2のサセプタ(特許文献2参照)がある。
図5に示すように、従来例1のサセプタは、本体120 に形成されたザグリ121 の底面に、リング状の突起部122 が形成されたものである。また、図6に示すように、従来例2のサセプタは、本体130 に形成された座ぐり部131 の底面に、所定の円周135 に沿って支持部133 が形成されたものである。
従来例1のサセプタおよび従来例2のサセプタによれば、ウェハWは突起部122 や支持部133 の頂点とだけ接触するから、ウェハWとサセプタとの接触面積を小さくすることができる。よって、サセプタとの接触によるウエハW局部加熱を極めてわずかに押えられ、スリップの発生も押えることができる。
【特許文献1】
特開平5−238882号公報
【特許文献2】
特開平7−58039号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、従来例1のサセプタ、従来例2のサセプタは、いずれもカーボン製であり、ウエハWを支持するための突起部122,132 が、本体120,130 と一体で形成されている。しかも、ウエハWとの接触面積を小さくするために、突起部123,132 はその頂点ができるだけ細くなるように形成されている。ところが、カーボンは非常に脆いため、上記のごとき加工を行うのは非常に困難であり、サセプタが非常に高価になるという問題がある。
また、突起部122,132 は細いから破損しやすいので取扱いが難しいし、突起部122,132 が本体120,130 と一体に成形されているから、もし突起部122,132 が破損してしまえは、サセプタの本体120,130 に全く破損等がなくてももサセプタ全体を交換しなければならない。そして、上述したようにサセプタは非常に高価であるから、ランニングコストが高くなるという問題がある。
さらに、従来例1のサセプタおよび従来例2のサセプタのように、たとえ突起部122,132 でウエハWを支持するようにしたとしても、ウエハWの裏面とザグリ121,131 底面との間には必ず空気の層が存在するから、空気の流れによるスリップを完全に防ぐことは困難であるという問題がある。
【0005】
本発明はかかる事情に鑑み、スリップの発生を確実に防ぐことができ、ウエハとの接触面積を小さくすることができ、しかも加工が容易であり、寿命を長くすることができるサセプタを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1のサセプタは、本体と、該本体に設けられたウエハを保持するための保持部とからなるサセプタであって、前記本体に、その上面と底面との間を貫通する貫通孔が形成されており、前記保持部が、その内端が、前記本体の貫通孔の内面から該貫通孔の中心に向けて突出するように設けられており、前記保持部の突出長さが、前記本体の貫通孔の半径よりも短いことを特徴とする。
請求項2のサセプタは、請求項1記載の発明において、前記保持部が、複数の突起状部材によって形成されていることを特徴とする。
請求項3のサセプタは、請求項1記載の発明において、前記保持部が、前記本体の貫通孔の内面全周に形成されていることを特徴とする。
請求項4のサセプタは、請求項1記載の発明において、前記保持部が、前記本体に対して着脱可能に設けられていることを特徴とする。
請求項5のサセプタは、請求項4記載の発明において、前記保持部が、固定部材によって前記本体に取り付けられており、前記保持部、前記本体および前記固定部材の素材が、全て同じであることを特徴とする。
請求項6のサセプタは、請求項5記載の発明において、前記保持部、前記本体および前記固定部材の素材が、カーボンであることを特徴とする。
【0007】
請求項1の発明によれば、保持部の内端と本体の貫通孔の内面との間の距離が、本体の貫通孔の中心軸から貫通孔の内面までの距離よりも短いので、保持部にウエハを保持させたときに、ウエハ裏面と保持部との間に空気の層ができない。よって、ウエハの裏面と保持部上面との間に空気の流れが発生しないから、スリップが発生することを確実に防ぐことができる。しかも、ウエハと保持部、つまりウエハとサセプタとの接触面積も少なくなるから、ウエハを均一に加熱することができるし、ウエハにおいてエピタキシャル成長膜が形成される部分を多くすることができる。
請求項2の発明によれば、ウエハとサセプタとの接触面積をさらに少なくすることができるから、ウエハをより均一に加熱することができるし、ウエハにおいてエピタキシャル成長膜が形成される部分をさらに多くすることができる。
請求項3の発明によれば、保持部がウエハの外周端部全体と接触するから、ウエハを安定した状態で保持することができる。
請求項4の発明によれば、保持部が本体に対して着脱可能であるから、保持部が破損した場合には、保持部のみを交換すれば、本体はそのまま使用することができる。逆に、本体が破損した場合には、本体のみを交換すれば保持部はそのまま使用することができる。よって、損傷した部材だけを交換すればよいから、サセプタの寿命を長くすることができるし、ランニングコストを安くすることができる。また、本体および保持部を別々に加工することができるから、本体および保持部の形状の自由度を高くすることができる。しかも、本体や保持部の素材が脆性材料であっても加工が容易になるから、材料の歩留まりを向上させることができる。
請求項5の発明によれば、保持部、本体および固定部材の素材が、全て同じであるから、サセプタが加熱されたときに各部材をほぼ同じ割合で変形させることができる。よって、サセプタが加熱されたときに、保持部と固定部材との連結部分、本体と固定部材との連結部分が割れたり、互いの連結が外れたりすることを防ぐことができる。
請求項6の発明によれば、各部材の素材がカーボンであるから、MOCVD用のサセプタとして使用することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
つぎに、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
図1は本実施形態のサセプタ10の説明図であって、(A)は平面図であり、(B)は底面図である。図2は図1のII−II線断面図である。図1および図2において、符号11は、本実施形態のサセプタ10の本体を示している。この本体10は、円筒状に形成された部材であり、その上面と底面との間を貫通する貫通孔11h が形成されている。
なお、本体10の貫通孔11h は円形断面に形成されているが、貫通孔11h の断面形状は円形に限られず、ウエハWを収容することができる形状であればどのような形状でもよい。
【0009】
図1に示すように、前記本体11の底面には、4つの溝11g が形成されている。この4つの溝11g は、その軸方向が本体11の貫通孔11h の中心軸を通るように形成されている。各溝11g には、棒状の保持部12が、ボルト13によって着脱可能に取り付けられている。この保持部12は、溝11g に取り付けた状態において、その内端が、本体11の貫通孔11h の内面から貫通孔11h の中心に向けて突出するように、それぞれ取り付けられている。つまり、本体11の貫通孔11h の内面には、保持部12によって突起が形成されるのである。
そして、保持部12は、その突出長さ、つまり貫通孔11h の半径方向における貫通孔11h の内面から保持部12の内端までの長さL1が、本体11の貫通孔11h の半径よりも短くなるように形成されている。しかも、保持部12は、本体11の貫通孔11h の中心軸から保持部12の内端までの長さL2がウエハWの半径よりも短くなるように形成されている。
【0010】
このため、4つの保持部12の内端部上にウエハWを載せると、4つの保持部12によってウエハWを保持することができる。しかも、保持部12の突出長さL1が本体11の貫通孔11h の半径よりも短いので、4つの保持部12の内端間には、本体11の上面と底面との間を連通する連通空間が形成されている。よって、ウエハWを4つの保持部12の内端部上に載せたときに、ウエハWの裏面と保持部12との間に空気の層ができない。したがって、ウエハWの裏面と保持部12の上面との間に空気の流れが発生しないから、スリップが発生することを確実に防ぐことができる。
なお、保持部12の数は4つに限られず、2つや3つでもよいし、4つ以上設けてもよく、ウエハWを支持することができればよい。とくに、本体11の貫通孔11h の中心軸に対して等角度間隔に設ければ、安定してウエハWを保持することができる。
【0011】
また、ウエハWは保持部12の内端のみと接触する、つまりウエハWとサセプタ10との接触面積が少なくなるので、ウエハWにおいてエピタキシャル成長膜が形成される部分を多くすることができる。
しかも、ウエハWが加熱されたときに、ウエハWからサセプタ10に逃げる熱や、逆にサセプタ10からウエハWに供給される熱を少なくするすることができるから、ウエハWを均一に加熱することができる。
【0012】
さらに、保持部12は、ボルト13によって本体11の溝11g に対して着脱可能であるから、保持部12が破損した場合には、保持部12のみを交換すれば、本体11はそのまま使用することができる。逆に、本体11が破損した場合には、本体11のみを交換すれば保持部12はそのまま使用することができる。
よって、損傷した部材だけを交換すればよいから、サセプタ10の寿命を長くすることができるし、ランニングコストを安くすることができる。しかも、本体11および保持部12を別々に加工することができるから、本体11および保持部12の形状の自由度を高くすることができるし、本体11や保持部12の素材が脆性材料であっても加工が容易になるから、材料の歩留まりを向上させることができる。
上記のボルト13が特許請求の範囲にいう固定部材である。
【0013】
そして、保持部12、本体11およびボルト13を、すべて同じ素材とすれば、サセプタ10が加熱されたときに各部材をほぼ同じ割合で変形させることができる。よって、サセプタ10が加熱されたときに、保持部12とボルト13との連結部分、本体11とボルト13との連結部分が割れたり、互いの連結が外れたりすることを防ぐことができる。
とくに、各部材をカーボン製とすれば、耐熱性、耐蝕性が良好であるから、MOCVDに最適なサセプタ10とすることができる。
【0014】
なお、固定部材はボルト13に限られず、保持部12を本体11に着脱可能に取り付けることができものであれば、特に限定はない。
さらになお、保持部12を本体11に対して着脱可能としなくてもよく、この場合には保持部12を接着剤によって本体11に固定してもよい。
【0015】
また、図3に示すように、保持部12をドーナッツ状、つまり保持部12の内端が、本体11の貫通孔11h の内面全周に存在するように形成すれば、ウエハWの外周端部全体が保持部12と接触して支持されるから、ウエハWを安定した状態で保持することができる。
なお、保持部12の形状は、上記のごとき形状に限られず、その内端が本体11の貫通孔11h の内面から貫通孔11h の中心に向けて突出するように設けられ、その突出長さが本体の本体11の貫通孔11h の半径よりも短かくなるように形成されていればよい。
【0016】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、ウエハの裏面と保持部上面との間に空気の流れが発生しないから、スリップが発生することを確実に防ぐことができる。しかも、ウエハを均一に加熱することができるし、ウエハにおいてエピタキシャル成長膜が形成される部分を多くすることができる。
請求項2の発明によれば、ウエハとサセプタとの接触面積をさらに少なくすることができるから、ウエハをより均一に加熱することができるし、ウエハにおいてエピタキシャル成長膜が形成される部分をさらに多くすることができる。
請求項3の発明によれば、保持部がウエハの外周端部全体と接触するから、ウエハを安定した状態で保持することができる。
請求項4の発明によれば、損傷した部材だけを交換すればよいから、サセプタの寿命を長くすることができるし、ランニングコストを安くすることができ、本体および保持部の形状の自由度を高くすることができ、材料の歩留まりを向上させることができる。
請求項5の発明によれば、サセプタが加熱されたときに、保持部と固定部材との連結部分、本体と固定部材との連結部分が割れたり、互いの連結が外れたりすることを防ぐことができる。
請求項6の発明によれば、各部材の素材がカーボンであるから、MOCVD用のサセプタとして使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のサセプタ10の説明図であって、(A)は平面図であり、(B)は底面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】他の実施形態のサセプタ10の説明図であって、(A)は平面図であり、(B)は縦断面図である。
【図4】従来のサセプタ100 の概略説明図である。
【図5】従来例1のサセプタの概略説明図である。
【図6】従来例2のサセプタの概略説明図である。
【符号の説明】
10 サセプタ
11 本体
11h 貫通孔
12 保持部
13 ボルト
W ウエハ
【発明の属する技術分野】
本発明は、サセプタに関する。さらに詳しくは、半導体基板(ウエハ)に有機金属をエピタキシャル成長(Metal Organic Chemical Vapon Deposition MOCVD)させる際に使用するサセプタに関する。
【0002】
【従来の技術】
図4(A)に示すように、半導体基板(ウエハ)に有機金属をエピタキシャル成長(Metal Organic Chemical Vapon Deposition MOCVD)させる際に使用するサセプタ100 には、その本体101 に、上面から凹んだ座ぐり部102 が形成されており、この座ぐり部102 内にウエハWを配置した状態でウエハW表面にエピタキシャル成長膜が形成される。
ところが、このサセプタ100 の座ぐり部102 にウエハWを載置する際に、座ぐり部102 の底面とウエハWの裏面との間に存在する空気が瞬間的には除去されない。すると、ウエハWがその空気の上に浮いたり滑ったり(以下、単にスリップという)するので、スリップした状態でウエハWが座ぐり部102 の底面に接触すれば、ウエハWの裏面が傷つくという問題が生じる。
また、ウエハWは、その裏面全体が座グリ部102 の底面と接触する。すると、ウエハWと座グリ部102 の底面との接触状態によって両者の間の熱伝導状態が変化してしまうので、ウエハWの加熱状態を均一にすることが困難であるという問題がある。
【0003】
上記のごとき問題を解決するサセプタとして、以下に示す従来例1のサセプタ(特許文献1参照)や従来例2のサセプタ(特許文献2参照)がある。
図5に示すように、従来例1のサセプタは、本体120 に形成されたザグリ121 の底面に、リング状の突起部122 が形成されたものである。また、図6に示すように、従来例2のサセプタは、本体130 に形成された座ぐり部131 の底面に、所定の円周135 に沿って支持部133 が形成されたものである。
従来例1のサセプタおよび従来例2のサセプタによれば、ウェハWは突起部122 や支持部133 の頂点とだけ接触するから、ウェハWとサセプタとの接触面積を小さくすることができる。よって、サセプタとの接触によるウエハW局部加熱を極めてわずかに押えられ、スリップの発生も押えることができる。
【特許文献1】
特開平5−238882号公報
【特許文献2】
特開平7−58039号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、従来例1のサセプタ、従来例2のサセプタは、いずれもカーボン製であり、ウエハWを支持するための突起部122,132 が、本体120,130 と一体で形成されている。しかも、ウエハWとの接触面積を小さくするために、突起部123,132 はその頂点ができるだけ細くなるように形成されている。ところが、カーボンは非常に脆いため、上記のごとき加工を行うのは非常に困難であり、サセプタが非常に高価になるという問題がある。
また、突起部122,132 は細いから破損しやすいので取扱いが難しいし、突起部122,132 が本体120,130 と一体に成形されているから、もし突起部122,132 が破損してしまえは、サセプタの本体120,130 に全く破損等がなくてももサセプタ全体を交換しなければならない。そして、上述したようにサセプタは非常に高価であるから、ランニングコストが高くなるという問題がある。
さらに、従来例1のサセプタおよび従来例2のサセプタのように、たとえ突起部122,132 でウエハWを支持するようにしたとしても、ウエハWの裏面とザグリ121,131 底面との間には必ず空気の層が存在するから、空気の流れによるスリップを完全に防ぐことは困難であるという問題がある。
【0005】
本発明はかかる事情に鑑み、スリップの発生を確実に防ぐことができ、ウエハとの接触面積を小さくすることができ、しかも加工が容易であり、寿命を長くすることができるサセプタを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1のサセプタは、本体と、該本体に設けられたウエハを保持するための保持部とからなるサセプタであって、前記本体に、その上面と底面との間を貫通する貫通孔が形成されており、前記保持部が、その内端が、前記本体の貫通孔の内面から該貫通孔の中心に向けて突出するように設けられており、前記保持部の突出長さが、前記本体の貫通孔の半径よりも短いことを特徴とする。
請求項2のサセプタは、請求項1記載の発明において、前記保持部が、複数の突起状部材によって形成されていることを特徴とする。
請求項3のサセプタは、請求項1記載の発明において、前記保持部が、前記本体の貫通孔の内面全周に形成されていることを特徴とする。
請求項4のサセプタは、請求項1記載の発明において、前記保持部が、前記本体に対して着脱可能に設けられていることを特徴とする。
請求項5のサセプタは、請求項4記載の発明において、前記保持部が、固定部材によって前記本体に取り付けられており、前記保持部、前記本体および前記固定部材の素材が、全て同じであることを特徴とする。
請求項6のサセプタは、請求項5記載の発明において、前記保持部、前記本体および前記固定部材の素材が、カーボンであることを特徴とする。
【0007】
請求項1の発明によれば、保持部の内端と本体の貫通孔の内面との間の距離が、本体の貫通孔の中心軸から貫通孔の内面までの距離よりも短いので、保持部にウエハを保持させたときに、ウエハ裏面と保持部との間に空気の層ができない。よって、ウエハの裏面と保持部上面との間に空気の流れが発生しないから、スリップが発生することを確実に防ぐことができる。しかも、ウエハと保持部、つまりウエハとサセプタとの接触面積も少なくなるから、ウエハを均一に加熱することができるし、ウエハにおいてエピタキシャル成長膜が形成される部分を多くすることができる。
請求項2の発明によれば、ウエハとサセプタとの接触面積をさらに少なくすることができるから、ウエハをより均一に加熱することができるし、ウエハにおいてエピタキシャル成長膜が形成される部分をさらに多くすることができる。
請求項3の発明によれば、保持部がウエハの外周端部全体と接触するから、ウエハを安定した状態で保持することができる。
請求項4の発明によれば、保持部が本体に対して着脱可能であるから、保持部が破損した場合には、保持部のみを交換すれば、本体はそのまま使用することができる。逆に、本体が破損した場合には、本体のみを交換すれば保持部はそのまま使用することができる。よって、損傷した部材だけを交換すればよいから、サセプタの寿命を長くすることができるし、ランニングコストを安くすることができる。また、本体および保持部を別々に加工することができるから、本体および保持部の形状の自由度を高くすることができる。しかも、本体や保持部の素材が脆性材料であっても加工が容易になるから、材料の歩留まりを向上させることができる。
請求項5の発明によれば、保持部、本体および固定部材の素材が、全て同じであるから、サセプタが加熱されたときに各部材をほぼ同じ割合で変形させることができる。よって、サセプタが加熱されたときに、保持部と固定部材との連結部分、本体と固定部材との連結部分が割れたり、互いの連結が外れたりすることを防ぐことができる。
請求項6の発明によれば、各部材の素材がカーボンであるから、MOCVD用のサセプタとして使用することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
つぎに、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
図1は本実施形態のサセプタ10の説明図であって、(A)は平面図であり、(B)は底面図である。図2は図1のII−II線断面図である。図1および図2において、符号11は、本実施形態のサセプタ10の本体を示している。この本体10は、円筒状に形成された部材であり、その上面と底面との間を貫通する貫通孔11h が形成されている。
なお、本体10の貫通孔11h は円形断面に形成されているが、貫通孔11h の断面形状は円形に限られず、ウエハWを収容することができる形状であればどのような形状でもよい。
【0009】
図1に示すように、前記本体11の底面には、4つの溝11g が形成されている。この4つの溝11g は、その軸方向が本体11の貫通孔11h の中心軸を通るように形成されている。各溝11g には、棒状の保持部12が、ボルト13によって着脱可能に取り付けられている。この保持部12は、溝11g に取り付けた状態において、その内端が、本体11の貫通孔11h の内面から貫通孔11h の中心に向けて突出するように、それぞれ取り付けられている。つまり、本体11の貫通孔11h の内面には、保持部12によって突起が形成されるのである。
そして、保持部12は、その突出長さ、つまり貫通孔11h の半径方向における貫通孔11h の内面から保持部12の内端までの長さL1が、本体11の貫通孔11h の半径よりも短くなるように形成されている。しかも、保持部12は、本体11の貫通孔11h の中心軸から保持部12の内端までの長さL2がウエハWの半径よりも短くなるように形成されている。
【0010】
このため、4つの保持部12の内端部上にウエハWを載せると、4つの保持部12によってウエハWを保持することができる。しかも、保持部12の突出長さL1が本体11の貫通孔11h の半径よりも短いので、4つの保持部12の内端間には、本体11の上面と底面との間を連通する連通空間が形成されている。よって、ウエハWを4つの保持部12の内端部上に載せたときに、ウエハWの裏面と保持部12との間に空気の層ができない。したがって、ウエハWの裏面と保持部12の上面との間に空気の流れが発生しないから、スリップが発生することを確実に防ぐことができる。
なお、保持部12の数は4つに限られず、2つや3つでもよいし、4つ以上設けてもよく、ウエハWを支持することができればよい。とくに、本体11の貫通孔11h の中心軸に対して等角度間隔に設ければ、安定してウエハWを保持することができる。
【0011】
また、ウエハWは保持部12の内端のみと接触する、つまりウエハWとサセプタ10との接触面積が少なくなるので、ウエハWにおいてエピタキシャル成長膜が形成される部分を多くすることができる。
しかも、ウエハWが加熱されたときに、ウエハWからサセプタ10に逃げる熱や、逆にサセプタ10からウエハWに供給される熱を少なくするすることができるから、ウエハWを均一に加熱することができる。
【0012】
さらに、保持部12は、ボルト13によって本体11の溝11g に対して着脱可能であるから、保持部12が破損した場合には、保持部12のみを交換すれば、本体11はそのまま使用することができる。逆に、本体11が破損した場合には、本体11のみを交換すれば保持部12はそのまま使用することができる。
よって、損傷した部材だけを交換すればよいから、サセプタ10の寿命を長くすることができるし、ランニングコストを安くすることができる。しかも、本体11および保持部12を別々に加工することができるから、本体11および保持部12の形状の自由度を高くすることができるし、本体11や保持部12の素材が脆性材料であっても加工が容易になるから、材料の歩留まりを向上させることができる。
上記のボルト13が特許請求の範囲にいう固定部材である。
【0013】
そして、保持部12、本体11およびボルト13を、すべて同じ素材とすれば、サセプタ10が加熱されたときに各部材をほぼ同じ割合で変形させることができる。よって、サセプタ10が加熱されたときに、保持部12とボルト13との連結部分、本体11とボルト13との連結部分が割れたり、互いの連結が外れたりすることを防ぐことができる。
とくに、各部材をカーボン製とすれば、耐熱性、耐蝕性が良好であるから、MOCVDに最適なサセプタ10とすることができる。
【0014】
なお、固定部材はボルト13に限られず、保持部12を本体11に着脱可能に取り付けることができものであれば、特に限定はない。
さらになお、保持部12を本体11に対して着脱可能としなくてもよく、この場合には保持部12を接着剤によって本体11に固定してもよい。
【0015】
また、図3に示すように、保持部12をドーナッツ状、つまり保持部12の内端が、本体11の貫通孔11h の内面全周に存在するように形成すれば、ウエハWの外周端部全体が保持部12と接触して支持されるから、ウエハWを安定した状態で保持することができる。
なお、保持部12の形状は、上記のごとき形状に限られず、その内端が本体11の貫通孔11h の内面から貫通孔11h の中心に向けて突出するように設けられ、その突出長さが本体の本体11の貫通孔11h の半径よりも短かくなるように形成されていればよい。
【0016】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、ウエハの裏面と保持部上面との間に空気の流れが発生しないから、スリップが発生することを確実に防ぐことができる。しかも、ウエハを均一に加熱することができるし、ウエハにおいてエピタキシャル成長膜が形成される部分を多くすることができる。
請求項2の発明によれば、ウエハとサセプタとの接触面積をさらに少なくすることができるから、ウエハをより均一に加熱することができるし、ウエハにおいてエピタキシャル成長膜が形成される部分をさらに多くすることができる。
請求項3の発明によれば、保持部がウエハの外周端部全体と接触するから、ウエハを安定した状態で保持することができる。
請求項4の発明によれば、損傷した部材だけを交換すればよいから、サセプタの寿命を長くすることができるし、ランニングコストを安くすることができ、本体および保持部の形状の自由度を高くすることができ、材料の歩留まりを向上させることができる。
請求項5の発明によれば、サセプタが加熱されたときに、保持部と固定部材との連結部分、本体と固定部材との連結部分が割れたり、互いの連結が外れたりすることを防ぐことができる。
請求項6の発明によれば、各部材の素材がカーボンであるから、MOCVD用のサセプタとして使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のサセプタ10の説明図であって、(A)は平面図であり、(B)は底面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】他の実施形態のサセプタ10の説明図であって、(A)は平面図であり、(B)は縦断面図である。
【図4】従来のサセプタ100 の概略説明図である。
【図5】従来例1のサセプタの概略説明図である。
【図6】従来例2のサセプタの概略説明図である。
【符号の説明】
10 サセプタ
11 本体
11h 貫通孔
12 保持部
13 ボルト
W ウエハ
Claims (6)
- 本体と、該本体に設けられたウエハを保持するための保持部とからなるサセプタであって、
前記本体に、その上面と底面との間を貫通する貫通孔が形成されており、
前記保持部が、その内端が、前記本体の貫通孔の内面から該貫通孔の中心に向けて突出するように設けられており、
前記保持部の突出長さが、前記本体の貫通孔の半径よりも短い
ことを特徴とするサセプタ。 - 前記保持部が、複数の突起状部材によって形成されている
ことを特徴とする請求項1記載のサセプタ。 - 前記保持部が、前記本体の貫通孔の内面全周に形成されている
ことを特徴とする請求項1記載のサセプタ。 - 前記保持部が、前記本体に対して着脱可能に設けられている
ことを特徴とする請求項1記載のサセプタ。 - 前記保持部が、固定部材によって前記本体に取り付けられており、
前記保持部、前記本体および前記固定部材の素材が、全て同じである
ことを特徴とする請求項4記載のサセプタ。 - 前記保持部、前記本体および前記固定部材の素材が、カーボンである
ことを特徴とする請求項5記載のサセプタ。
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