JP2004127996A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】突出部を有するデバイスが装着されても挿入口を蓋部材で覆うことができ、防滴/防水性が保たれるようにする。
【解決手段】上ケース2aと下ケース2bとを有する機器本体には、無線通信カード16が挿入される挿入口12aが開口している。上ケース2aには、挿入口12aを覆うための蓋6が開閉可能に設けられている。蓋6を閉じた状態では、機器本体と蓋6との間に空間11が形成され、この空間11内に無線通信カード16のアンテナ部16bが収容される。蓋6の周縁部には凸部6bが形成され、蓋6を閉じたときにはこれが上ケース2aおよび下ケース2bの凹部と嵌合し、空間11内への水の浸入を防止する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯型コンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)、ハンディターミナル、携帯通信機器などの電子機器に関し、特に、その機能を拡張するためのデバイスが装着可能な電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、携帯型コンピュータ、PDA、ハンディターミナル、携帯通信機器などの電子機器においては、必要に応じてその機能を拡張できるようにするために、機能拡張用のデバイスを装着可能とした構成となっているものが多い。この種のデバイスとしては、他の機器との間で情報の送受信を行うための、通信カードなどの通信デバイスや、記憶容量を増大させるためのメモリなどが挙げられる。
【0003】
このような電子機器は、機能拡張用のデバイスを装着するためのスロット(挿入口)を有している。スロットは、デバイスが装着されていないときには蓋部材で塞がれている。そして、デバイスを電子機器に装着するときには、蓋部材をスロットから取り外したり開いたりしてスロットからデバイスを挿入し、電子機器にデバイスを装着する。例えば特許文献1には、機能拡張用のデバイスとしてPCカードを装着可能な電子機器において、カード装着部のケースと機器本体のカード挿入口との間に枠状のカバー部材を設け、このカバー部材に、カード挿入口を開閉する蓋体が取り付けられた電子機器が開示されている。
【0004】
ところで、電子機器の中でも特に携帯型の電子機器は、屋内だけでなく屋外での使用も考慮し、防滴構造が一般的に採用されている。このような電子機器の一例として、特許文献2には、機能拡張用のデバイスの挿入口をゴム製の防水キャップで覆うようにした電子機器が開示されている。この防水キャップは、デバイスの挿入口に嵌合されるように構成されるとともに内部が中空になっており、電子機器にデバイスが装着された状態でも、デバイスの端部を防水キャップの中空部に嵌合させた状態で、防水キャップを挿入口に嵌め込み、挿入口を防水することができる。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−307642号公報
【特許文献2】
実開昭60−20637号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したような電子機器においては、拡張する機能も多種多様化しており、また、デバイス用のスロットのサイズも規格で定められていることが多いため、デバイスの中には、一部が電子機器から突出した状態で装着されるものもある。例えば、機能拡張用のデバイスの一つに無線通信カードがあるが、この無線通信カードにはアンテナ部が設けられており、無線通信カードはアンテナ部を突出させた状態で電子機器に装着される。
【0007】
この場合、従来の電子機器では、デバイスを装着した状態では蓋部材(防水キャップ)を取り付けることができないため、防滴への対応ができなくなってしまう。そこで、デバイスを装着した状態でも防滴性能を維持するために、蓋部材をデバイスの突出した部分も収納できるように大きくしたり、電子機器の本体にデバイス全体が収納できる空間を設けた構造としたりすることが考えられる。しかし、単に蓋部材を大きくしたり電子機器の本体にデバイスの突出する部分のための空間を設けたりするだけでは、電子機器全体の外形がその分だけ大きくなってしまう。携帯性を重視する電子機器の場合には、このように電子機器全体が大型化してしまうことは好ましくない。
【0008】
本発明の目的は、電子機器から突出して装着されるデバイスが装着された状態でもデバイスの挿入口を蓋部材で覆うことができ防滴性が損なわれない電子機器を提供することである。
【0009】
本発明の他の目的は、上記目的に加えさらに、小型化を維持することのできる電子機器を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本発明の電子機器は、機能拡張用のデバイスが挿入される挿入口が備えられた機器本体と、挿入口を覆いデバイスの着脱の際に開閉される蓋部材とを有する電子機器において、
蓋部材の周縁部、およびこの周縁部と当接する機器本体の部分に、互いに嵌合する嵌合構造を有し、蓋部材を閉じたとき、機器本体と前記蓋部材との間に、挿入口に挿入することのできない突出部を有するデバイスの突出部を収容するための空間が形成されることを特徴とする。
【0011】
上記のとおり構成された本発明の電子機器では、機器本体と蓋部材との間に空間が形成されるので、挿入口に、突出部を有するデバイスが挿入された場合であっても、蓋部材を閉じることができる。しかも、蓋部材を閉じた状態では、蓋部材および機器本体に設けられた嵌合構造により蓋部材内部への水の浸入が防止されるので、電子機器は、突出部を有するデバイスが装着されても防滴/防水性能が発揮される。
【0012】
蓋部材は、電子機器の外装の互いに隣り合う2面の一部を構成するものであってもよい。これにより、外装の開口領域が広くなるので、デバイスの着脱作業や装着状態が容易に確認される。この場合、デバイスの挿入を行い易くするために、外装の互いに隣り合う2面はデバイスの挿入方向と平行な面を含み、蓋部材は外装のデバイス挿入方向と平行な面に開閉可能に支持されていることが好ましい。また、蓋部材の形状をカップ形状とし、蓋部材を機器本体に着脱可能に設けた構成とすることもできる。
【0013】
また、本発明においては、機器本体の内部に、電子機器の動作を制御する制御回路が複数のプリント基板に分割して設けられ、これら複数のプリント基板が互いの厚み方向に異なる位置に配置されていることが好ましい。これにより、機器本体内部のスペースを有効に活用し、機器本体を小型化することができるので、上述のようにデバイスの突出部が収容される空間を持たせた構成としても、電子機器全体の大型化が防止される。複数のプリント基板の1枚に、電子機器の所定の上方を光によって使用者に通知するための発光体が実装されている場合、発光体の光を機器本体の表面へ導く導光部材を設けることで、光を表示する位置に対する、発光体が実装されたプリント基板の設置位置を自由に設定することができ、機器本体の小型化に有効である。
【0014】
さらに、機器本体は、デバイスを挿入口から引き抜くための、イジェクトボタンを備えたイジェクト機構と、イジェクトボタンを棒状の部材で押し込む際にこの部材のガイドとなるガイド部材とを有していてもよい。
【0015】
本発明は、アンテナ部を有する無線通信カードが装着される電子機器に特に有効である。無線通信カードに対応することで、防滴/防水性能を維持しつつ、他の機器との通信を行える。無線通信カード対応の電子機器の場合、蓋部材を閉じた状態でも通信を行えるように、蓋部材をエラストマ材料で形成することが好ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
【0017】
図1は、本発明の一実施形態による携帯情報端末装置の斜視図である。図2は、図1に示す携帯情報端末装置の幅方向中央部での、機能拡張用のデバイスの挿入方向に沿った断面図であり、図3は、図1に示す携帯情報端末装置のデバイス装着部での幅方向に沿った断面図である。
【0018】
本実施形態の携帯情報端末装置1は、操作部1aと、表示部1bと、デバイス装着部1cとを有し、全体として略直方体形状である。操作部1aは複数のキースイッチ3を有し、これらキースイッチ3を押下することにより、電源のオン/オフ、データの入力などを行うことができる。表示部1bは液晶ディスプレイ4を有し、キースイッチ3の押下による入力データや入力に応じた処理結果などが、この液晶ディスプレイ4に表示される。必要に応じて、液晶ディスプレイ4を保護するための保護窓(不図示)を液晶ディスプレイ4の表面に設置してもよい。
【0019】
デバイス装着部1cは、必要に応じて携帯情報端末装置1の機能を拡張するためのデバイスを着脱可能に保持する部分である。デバイス装着部1cに装着されるデバイスはカード状のデバイスであり、例えば、メモリカード、アプリケーションカード、通信カードなどが挙げられる。本実施形態では、本体部16aとアンテナ部16bとを有する無線通信カード16が装着される場合を示している。
【0020】
また、携帯情報端末装置1は、この携帯情報端末装置1が実行するプログラムや処理データなどを記録したメモリと、液晶ディスプレイ4やデバイス装着部1cに装着されたデバイス(以下、無線通信カード16として説明する)など携帯情報端末装置1に搭載された各種デバイスおよび携帯情報端末装置1全体の制御を行う制御部とを有する。制御部による制御は、メモリに記録されたプログラムに基づいて行われる。制御部は、制御回路としてメモリとともにプリント基板に設けられている。
【0021】
制御回路は、その役割に応じて複数のプリント基板に分割して設けられている。すなわち、携帯情報端末装置1全体の制御を行う主制御回路はメイン基板7に設けられ、液晶ディスプレイ4の表示の制御を行う表示制御回路はLCD基板8に設けられている。メイン基板7には、この携帯情報端末装置1のデバイス装着部1cに装着される無線通信カード16のためのカードコネクタ10も実装されている。
【0022】
また、本実施形態では、電源オンやローバッテリーの情報を使用者に通知するためのLED14を有し、このLED14は、LED基板9に実装されている。LED14による光は、導光部材15を介して、携帯情報端末装置1の上面1eの端部に位置するLED表示部1fへ導かれる。
【0023】
これら液晶ディスプレイ4、メイン基板7、LCD基板8、LED基板9などは、主として上ケース2aと下ケース2bとで構成されるこの携帯情報端末装置1の外装の内部に収容されている。また、本実施形態の携帯情報端末装置1は、バッテリー17で駆動され、このバッテリー17も、携帯情報端末装置1の外装の内部に収容されている。これら上ケース2a、下ケース2b、およびその内部に収容されている各要素で、この携帯情報端末装置1の機器本体が構成される。
【0024】
ここで、デバイス装着部1cについて、上述した図1〜3および図4を参照して、より詳しく説明する。
【0025】
デバイス装着部1cは、上述したカードコネクタ10と、無線通信カード16をカードコネクタ10に対して抜き差しする際の本体部16aのガイドとなるケース部材12と、上ケース2aおよび下ケース2bとともにこの携帯情報端末装置1の外装の一部を構成する蓋6とを有する。
【0026】
ケース部材12は、無線通信カード16の本体部16aが挿入される挿入口12aが設けられており、この挿入口12aを携帯情報端末装置1の幅方向と直角な方向における一端面である前端面1dに向けて、メイン基板7上に固定されている。これにより、無線通信カード16は、前端面1d側から抜き差しされる構造となっている。挿入口12aは、携帯情報端末装置1の外装の内部に位置しており、蓋6を閉じることによって覆われる。挿入口12aと前端面1dとの間には、上ケース2a、下ケース2bおよび蓋6で囲まれ、無線通信カード16のアンテナ部16bを収納するのに十分な大きさを有する空間11が形成されている。
【0027】
蓋6は、携帯情報端末装置1の外装の隣り合う2面の一部、具体的には前端面1dの一部およびそれに隣接する上面1eの一部を構成し、図2に示すように略L字形の断面を有する。それに伴い、上ケース2aには、蓋6の形状に合致する開口部が形成されている。蓋6は、上ケース2aの開口部を開閉するように、蓋6の一端部が支持軸6aによって上ケース2aの上面、すなわち携帯情報端末装置1の上面1eに回動自在に支持されている。
【0028】
蓋6の周縁部、すなわち蓋6を閉じたときの蓋6の上ケース2aとの当接部および下ケース2bとの当接部には、その全域にわたって凸部6bが形成されている。一方、上ケース2aおよび下ケース2bの、蓋6の凸部6bに対応する部位には、凸部6bが嵌合する凹部が形成されている。これにより、一定の条件下では蓋6を閉じた状態で空間11内に水が浸入しない構造、すなわち防滴/防水構造となっている。
【0029】
機器の防滴/防水性は、JIS C0920で規定されており、例えば「防滴II形」では、機器を正規の使用状態に対して前後左右の各方向に鉛直から15度傾け、機器の上方200mm以上の高さから毎分3〜3.5mmの降水量で10分間、水を滴下する実験を行い、機器の内部に正常な動作を阻害する浸水がないことが要求される。
【0030】
本実施形態では、デバイス装着部1c以外の部分においても、携帯情報端末装置1の外装を構成する各部材、例えば上ケース2aと下ケース2bとの接触部に対しても上述の構成と同様の構成を適用し、携帯情報端末装置1全体としてJISに規定する「防滴II形」を満足するように設計されている。
【0031】
また、デバイス装着部1cには、カードコネクタ10に装着された無線通信カード16をカードコネクタ10から抜去するのに用いられるイジェクトボタン13が設けられている。イジェクトボタン13は、この種のカード状のデバイスをコネクタから抜去するのに一般に用いられているのと同様に、イジェクトボタン13を押し込むことによってデバイスをコネクタから引き抜く機構を有するものであるので、その説明は省略する。
【0032】
以上説明したデバイス装着部1cでは、無線通信カード16を装着する際は、図4(a)に示すように蓋6を上側に開いて空間11を露出させる。この状態で、無線通信カード16の本体部16aを挿入口12aから挿入し、カードコネクタ10に装着する。以上で、デバイス装着部1cへの無線通信カード16の装着が完了する。
【0033】
無線通信カード16は前述したようにアンテナ部16bを有しており、このアンテナ部16bは、本実施形態で用いたカードコネクタ10の規格に適合する他のカード状デバイスに対して延長した部分として設けられている。そのため、アンテナ部16bは挿入口12aに挿入することはできず、図4(b)に示すように、無線通信カード16は、そのアンテナ部16bがケース部材12から突出した状態で装着される。
【0034】
しかし、ケース部材12から突出しているアンテナ部16bは空間11内に位置しているので、無線通信カード16を装着した状態でも、蓋6を閉じてその凸部6bを上ケース2aおよび下ケース2bの凹部と噛み合わせ、防滴/防水性能を維持することができる。言い換えれば、携帯情報端末装置1に水滴がかかるような状況でも、他の機器と無線通信を行うことができる。
【0035】
無線通信カード16の使用中は、無線通信カード16のアンテナ部16bは蓋6で覆われることになる。したがって、蓋6は、アンテナ部16bを覆っていても通信の妨げにならない材料で形成するのが望ましい。このような材料としては、好ましくはエラストマ材料が挙げられる。また、蓋6をエラストマ材料で構成することにより、蓋6を閉じたときの上ケース2aおよび下ケース2bとの密着性が向上し、防滴/防水性能の向上にも効果がある。
【0036】
蓋6をエラストマ材料で形成した場合、その厚さは、通信の妨げにならず、かつ蓋6としての強度を確保できるようにするために、1.5〜2.0mmとすることが好ましい。また、図2では支持軸6aを中心に回動して開閉する蓋6を示したが、蓋6をエラストマ材料で形成した場合には、それ自身の弾性力を利用して開閉する構成とすることもできる。
【0037】
その場合の例を図5に示す。図5に示す例では、エラストマ材料で形成された蓋26の一端部が上ケース22aに固定されている。そして、蓋26の、上ケース22aとの固定部22cよりも自由端側には、肉薄部26aが、上ケース22aとの固定部に沿って形成されている。これにより、肉薄部26aは他の部分よりも弾性変形しやすくなるので、肉薄部26aを支点にして矢印で示す方向に蓋26を開閉することができる。
【0038】
ところで、本実施形態では無線通信カード16のアンテナ部16bが収容される空間11を携帯情報端末装置1に設けているが、従来の携帯情報端末装置に対して単にこの構成を適用しただけでは、携帯情報端末装置の外形が大きくなるだけである。これに対し、本実施形態では、前述したように、制御回路を複数のプリント基板(メイン基板7、LCD基板8、およびLED基板9)に分割し、カードコネクタ10が実装されるメイン基板7の面積を小さくしている。しかもそれらの各基板を、図2に示すように互いの厚み方向に異なる位置に配置し、携帯情報端末装置1の外装の内部に空間11を確保している。これにより、携帯情報端末装置1を大型化することなく、無線通信カード16のアンテナ部16bを蓋6で覆う構成とすることができる。
【0039】
また、電源オンやローバッテリーといった情報は、使用者の目につきやすいように、携帯情報端末装置1の上面1eの端部に表示することが望ましい。ところが、図2や図3に示すように、本実施形態では、空間11を確保する構成としているので、電源オンやローバッテリーの表示に用いられるLED14は、上面1eから離れた位置に配置されたLED基板9に実装されている。しかも、LED基板9は、下ケース2bに取り付ける際のネジ止め用ボスが邪魔になったり、下ケース2bの角部が丸みを帯びたデザインとされたりするなど、その設置位置が制約され、また、LED基板9上のLED14の位置も、LED基板9の周囲に余白が必要であるからLED基板9の縁部に実装することはできない。このような構造上の理由により、LED14を、携帯情報端末装置1の端部に位置するLED表示部1fの真下に配置するのは困難である。したがって、本実施形態のようなLED基板9の配置では、LED14の光をそのままLED表示部1fに表示させるのは困難である。
【0040】
そこで、本実施形態では、図2および図3に示すように、LED14とLED表示部1fとの間に、例えば透明なアクリル樹脂で形成された導光部材15を配置し、LED14の光を、他の部材を避けるように屈曲させてLED表示部1fに導いている。これにより、LED基板9の設置位置によらず、LED14の光を所望の位置に表示させることができる。その結果、LED基板9の設置位置の自由度が向上するので、携帯情報端末装置1を大型化することなく空間11を確保し易くすることができる。
【0041】
LED基板9の位置とLED表示部1fの位置とが離れている場合、LED14をLED表示部1fに設置し、LED14とLED基板9とを配線で接続することも考えられる。しかし、この方法は組立が煩雑になるので、生産性を考慮すると、上述のように導光部材15を用いる方が好ましい。
【0042】
再び図4(b)に戻り、デバイス装着部1cに装着された無線通信カード16を取り出す際の動作について説明する。
【0043】
無線通信カード16を取り出すには、閉じている蓋6を開け、この状態でイジェクトボタン13を押し込む。これにより、無線通信カード16がカードコネクタ10(図2参照)から外れるので、無線通信カード16のアンテナ部16bを持って無線通信カード16をケース部材12から引き抜くことができる。
【0044】
イジェクトボタン13の押し込みは、この携帯情報端末装置1に付属しているスタイラスペン(不図示)の先端で行う。このため、イジェクトボタン13の先端面には、スタイラスペンでイジェクトボタン13を押し込んだときにスタイラスペンの先端がずれないようにするための凹部13aが形成されている。なお、デバイス装着部1cに装着されているデバイスが、メモリカードのように、装着された状態で空間11に突出している部分がないような場合は、イジェクトボタン13を指で押し込むこともできる。
【0045】
上述したように、本実施形態では、蓋6は、携帯情報端末装置1の上面1eの一部をも構成しており、蓋6を開くことによって、デバイス装着部1cの空間11を、携帯情報端末装置1の上面1e側から目視で確認することができる。蓋6をこのような構成とすることにより、蓋6を開いたときの開口領域を広くとることができるので、無線通信カード16の挿入口12aが携帯情報端末装置1の外装の内部に位置していても、無線通信カード16の着脱作業や装着状態を目視で容易に確認することができる。また、蓋6の開閉動作の支点を、無線通信カード16の挿入方向と平行な面である、携帯情報端末装置1の上面1eに配置することにより、蓋6のわずかな開閉動作で無線通信カード16を挿入するのに必要な経路を確保することができる。その結果、蓋6が無線通信カード16の着脱の邪魔になることはなく、無線通信カード16の着脱作業を容易に行うことができる。
【0046】
また、本実施形態では、装着された無線通信カード16を取り外す際、スタイラスペンを用いることは、前述したとおりである。しかし、イジェクトボタン13は空間11の奥に位置しているので、イジェクトボタン13の大きさや、空間11の奥行きによっては、イジェクトボタン13が見にくく、スタイラスペンの位置決めが難しい場合がある。イジェクトボタン13の長さを長くすることも考えられるが、その場合はイジェクトボタン13がぐらついたり折れたりすることもある。そこで、スタイラスペンによるイジェクトボタン13の押し込み動作を容易に行えるようにするために、デバイス装着部1cの空間11に、スタイラスペンの押し込み動作を案内する構造を設けることが好ましい。
【0047】
図6(a)、(b)に、その例を示す。なお、図6において、図4と同じ要素については図4と同じ符号を付し、その説明は省略する。
【0048】
図6(a)では、ガイド部材31が、デバイス装着部1cの空間11の、スタイラスペン(破線で示す)が通過する領域と、無線通信カードが装着される領域との間に、壁構造として設けられている。ガイド部材31は、下ケース2bと一体に形成することができる。このようなガイド部材31を設けることにより、スタイラスペンの位置が規制されるので、スタイラスペンを真っ直ぐに押し進め、イジェクトボタン13を確実かつ容易に押し込むことができる。
【0049】
図6(b)では、デバイス装着部1cの空間11の、スタイラスペン(破線で示す)が通過する領域に、ガイド部材41が設けられている。このガイド部材41は、上面41aがスタイラスペンの外形に対応した凹曲面状に形成されている。スタイラスペンの側面をガイド部材41の上面41aの上に載せた状態でスタイラスペンを押し込むことにより、スタイラスペンは上面41aにガイドされて、イジェクトボタン13に向けて真っ直ぐに押し進められる。このガイド部材41も、下ケース2bと一体に形成することができる。
【0050】
以上、図6に2種類のガイド部材31,41を示したが、イジェクトボタン13を押し込む際のスタイラスペンの移動を案内し得るものであれば、ガイド部材は図6に示したものに限られない。また、ガイド部材の位置および大きさは、イジェクトボタン13を指で押し込むことができる空間をイジェクトボタン13の周囲に確保できるような位置および大きさとすることが好ましい。
【0051】
次に、本発明の他の実施形態について、図7および図8を参照して説明する。
【0052】
図7は、本発明の他の実施形態による携帯情報端末装置の要部斜視図であり、図8は、図7に示す携帯情報端末装置の、機能拡張用のデバイスの挿入方向に沿った断面図である。
【0053】
本実施形態の携帯情報端末装置51では、デバイス装着部はケース52の前端面52aに位置し、無線通信カード66の挿入口62aがケース52の前端面52aに開口している。無線通信カード66は、そのアンテナ部66bがケース52の前端面52aから突出した状態で装着される。蓋56は、カップ状に形成されており、ケース52の前端面52aに着脱可能に設けられており、蓋56とケース52とで、この携帯情報端末装置51の外装が構成される。蓋56をケース52に取り付けたとき、蓋56の内面とケース52の前端面52aとで囲まれる空間61は、アンテナ部66bを収容するのに十分な大きさを有している。
【0054】
蓋56の、ケース52との当接部には、その全域にわたって凸部56aが形成され、それに対応して、ケース52の前端面52aには、凸部56aが嵌合する凹部52bが形成されている。この互いに噛み合う凹凸構造は、蓋56をケース52に取り付けた状態で所望の防滴/防水性能を満たすように設計されている。
【0055】
したがって、この携帯情報端末装置51は、無線通信カード66を装着した状態でも、蓋56を取り付け、所望の防滴/防水性能を維持することができる。
【0056】
また、本実施形態においても、ケース52の内部に設置されるプリント基板のレイアウト等を前述の実施形態と同様に工夫してケース52を小型化し、蓋56を含めた携帯情報端末装置51全体の大きさを従来と同等に維持している。
【0057】
以上、本発明を代表的な幾つかの実施形態によって説明した。上述した実施形態では、電子機器として携帯情報端末装置を例に挙げたが、本発明が適用される電子機器はこれに限られるものではなく、機能拡張用のデバイスが着脱自在な構造を有するものであればどのようなものであってもよい。また、機能拡張用のデバイスとしてカード状のデバイスを例に挙げたが、デバイスの形式、形状、種類、さらには機能についても、何ら限定されるものではない。
【0058】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、機器本体および蓋部材に互いの嵌合構造を有し、しかも機器本体と蓋部材の間に空間が形成される構造とすることで、挿入口から突出部が突出したデバイスが装着された場合であっても、蓋を閉じ、防滴/防水性を保つことができる。
【0059】
また、機器本体の内部に設けられる制御回路を複数のプリント基板に分割し、それらを互いの厚み方向に異なる位置に配置したり、発光体の光を機器本体の表面に導く導光部材を設けたりすることで、機器本体を小型化することができるので、機器本体と蓋部材との間に空間を設けたことによる電子機器全体の大型化を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による携帯情報端末装置の斜視図である。
【図2】図1に示す携帯情報端末装置の幅方向中央部での、機能拡張用のデバイスの挿入方向に沿った断面図である。
【図3】図1に示す携帯情報端末装置のデバイス装着部での幅方向に沿った断面図である。
【図4】図1に示す携帯情報端末装置のデバイス装着部へのデバイスの装着状態を説明するための斜視図であり、同図(a)はデバイスが装着されてない状態を示し、同図(b)はデバイスが装着された状態を示している。
【図5】エラストマ材料で形成した蓋の一例の断面図である。
【図6】デバイス装着部の空間に設けられたガイド部材の例を示す斜視図である。
【図7】本発明の他の実施形態による携帯情報端末装置の要部斜視図である。
【図8】図7に示す携帯情報端末装置の、機能拡張用のデバイスの挿入方向に沿った断面図である。
【符号の説明】
1,51  携帯情報端末装置
1a  操作部
1b  表示部
1c  デバイス装着部
1d  前端面
1e  上面
1f  LED表示部
2a,22a  上ケース
2b  下ケース
3  キースイッチ
4  液晶ディスプレイ
6,26,56  蓋
6a  支持軸
6b,56a  凸部
7  メイン基板
8  LCD基板
9  LED基板
10  カードコネクタ
11,61  空間
12  ケース部材
12a,62a  挿入口
13  イジェクトボタン
15  導光部材
16,66  無線通信カード
16a  本体部
16b,66b  アンテナ部
17  バッテリー
22a  肉薄部
22c  固定部
31,41  ガイド部材
52  ケース
52a  前端面
52b  凹部

Claims (9)

  1. 機能拡張用のデバイスが挿入される挿入口が備えられた機器本体と、前記挿入口を覆い前記デバイスの着脱の際に開閉される蓋部材とを有する電子機器において、
    前記蓋部材の周縁部、および前記周縁部と当接する前記機器本体の部分に、互いに嵌合する嵌合構造を有し、
    前記蓋部材を閉じたとき、前記機器本体と前記蓋部材との間に、前記挿入口に挿入することのできない突出部を有する前記デバイスの前記突出部を収容するための空間が形成されることを特徴とする電子機器。
  2. 前記蓋部材は、電子機器の外装の互いに隣り合う2面の一部を構成する、請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記外装の互いに隣り合う2面は前記デバイスの挿入方向と平行な面を含み、前記蓋部材は、前記外装の前記デバイスの挿入方向と平行な面に、開閉可能に支持されている、請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記蓋部材はカップ形状であり、前記機器本体に着脱可能に設けられている、請求項1に記載の電子機器。
  5. 前記機器本体の内部には、電子機器の動作を制御する制御回路が複数のプリント基板に分割して設けられ、これら複数のプリント基板が互いの厚み方向に異なる位置に配置されている、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の電子機器。
  6. 前記複数のプリント基板のうちの1枚には、電子機器の所定の情報を光によって使用者に通知するための発光体が実装され、前記機器本体には、前記発光体の光を前記機器本体の表面へ導く導光部材が設けられている、請求項5に記載の電子機器。
  7. 前記機器本体は、前記デバイスを前記挿入口から引き抜くための、イジェクトボタンを備えたイジェクト機構と、前記イジェクトボタンを棒状の部材で押し込む際に該棒状の部材のガイドとなるガイド部材とを有する、請求項1ないし6のいずれか1項に記載の電子機器。
  8. 前記デバイスは、前記突出部であるアンテナ部を有する無線通信カードである、請求項1ないし7のいずれか1項に記載の電子機器。
  9. 前記蓋部材はエラストマ材料で形成されている、請求項8に記載の電子機器。
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