JP2004126586A - 光ファイバコリメータ組み立て品に使用するための対称双非球面レンズ - Google Patents

光ファイバコリメータ組み立て品に使用するための対称双非球面レンズ Download PDF

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Abstract

【課題】光ファイバコリメータ組み立て品に使用されるレンズに関し、かつ光ファイバ、レンズおよび関連する構成品の改良された実装を可能にする。
【解決手段】レンズ134の光軸142に沿って光源ファイバ10が取り付けられ、レンズ134は2つの凸光学表面136および138を備えている。第1表面136および第2表面138は、同じ光学的形状を有している。光源ファイバ10から発生するガウス型ビームは、表面136で最初に屈折され、続いて表面138でコリメートされる。コリメートされたガウス型ビーム62の大きさは、レンズ表面138からある特定の距離にわたって一定に保たれる。光源ファイバ10は、レンズ134の後部焦点面130に置かれる。
【選択図】図11

Description

 本発明は、光ファイバを接続する装置と方法に関する。特に、光ファイバコリメータ組み立て品に使用されるレンズに関し、かつ光ファイバ、レンズおよび関連する構成品の改良された実装を可能にするための、このようなレンズの設計に関する。
 光ファイバ利用においては、一本のファイバから他のファイバに光を結合することが、しばしば必要となる。これはスイッチ装置でなされる。スイッチ装置では多重ファイバが一緒にされ、あるいは高密度の波長分割多重化(DWDM)利用において、波長の加算および/または引き落としがなされる。これを行う既知の方法は、ファイバを直接つき合わせることである。ファイバは電気的融合でも接合できる。この場合には電気アークを使用して2本のファイバの端部を接触させて加熱する。電気アークはファイバを溶融し、持続的機械的に安定な接合部として接合させる。一方のファイバから他方のファイバに光を結合させるのに、レンズを使用することもまた可能である(特許文献1参照)。物理的接合子が、ファイバとレンズを互いに適切な位置で保持することが開示されている。
 多くの応用においては、光が光源ファイバから出射した後、受光ファイバに入射する前に、光に対する処理ないし操作を施すことが望ましい。この処理の例としては減衰や濾過が含まれる。1ファイバに多重波長を利用する、通常波長分割多重化法と呼ばれる光通信システムにおいては、エルビウム添加ファイバ増幅器が、広い波長領域にわたってファイバの光信号を光学的に増幅するのに使用される。波長分割多重化システムにおける各波長は、異なった光源に由来するので、光増幅器の最適作動のためには各波長の信号電力を調整することを必要とする。信号電力の調節は光信号に対し可変光減衰器を必要とし、この減衰は拡大されたビームに対して、しばしば最も容易に実施される。
 さらに、ファイバ間の光信号処理は、ファイバからの光ビームがコリメートもされている場合に最も容易に達成される。図1は、一対の通常のコリメートレンズ16および18の例を示し、光源ファイバ10からの光を受光ファイバ20に結合させるのに使用されている。この応用に対して一般に傾斜屈折率(GRIN)レンズが使用されることは、当分野では周知である。GRINレンズは、円筒状ガラス本体に添加物質を拡散させて製作する。添加物はレンズの屈折率に半径方向の勾配を生ずる。レンズ円周方向に向かって屈折率が低下する場合、レンズは遠隔の光源からの光を収束する。屈折率プロフィルの形状がレンズの結像特性を支配する。添加物拡散後、レンズは特定の長さに切断され、端部が研磨される。レンズ間で光がコリメートされると、ビームはかなりな作業距離「D」(代表的には数十ミリメータ)にわたって大体同じ大きさにとどまる。この空間ではビームは大体同じ大きさなので、例えば、図2に示される光変調器のようなビームを減衰させ、あるいは濾過する付加的光学素子追加するのが容易になる。図2に示される光学システムは、ビームは光学素子を透過するので、透過システムとして知られている。
 光信号処理を含むシステムにおいては、一本のファイバから他方のファイバへ光信号を結合させる場合に、可能な限り大きな信号電力を維持することが望ましい。単一モード光ファイバの場合には、結合効率は解析的方法で計算できる(非特許文献1参照)。一本のファイバから他方へ光信号を結合させる場合に、高い結合効率を生ずるためには、レンズは特別な光学的機能を持つものでなくてはならない。図2を参照して、第2のコリメートレンズ18は、受光ファイバ20に向けられた収束ビームを生ずる。受光ファイバに結合される光の割合は、収束ビーム中のいかなる収差によっても減少する。ファイバシステム中の光エネルギの損失は極度に望ましくない。何故なら通信チャネル上で伝達可能な情報量が制限され、あるいは必要となる増幅量が増加するからである。
 最近では、より多くの光ファイバに基づく通信システムが、搬送する情報量を増加させるために同時に多重波長を利用する。多重波長を用いる一般的な概念は、波長分割多重化と呼ばれる。波長分割多重化システムは図3に示されるように、光ファイバ中に存在する異なった波長の信号を選別する方法を使用する。光源ファイバ22はコリメートレンズ16の後部焦点面近くに配置される。光源ファイバ22からの光はレンズ16によってコリメートされ、光フィルタ24に向けられる。光フィルタのコーティングは、所望の波長付近を中心とする狭い波長帯域の光を除くすべての光を反射するように構成される。フィルタ24を通過する光は、受光ファイバ28に結合される。フィルタ24が正しく整列されていれば、フィルタから反射される光は第2受光ファイバ26の端部に向けられる。ファイバ22、26および28は、システムの光軸からそれた位置に置かれていることに注意すべきである。光源ファイバ22、コリメートレンズ16、光フィルタ24および光ファイバ26から成る光学システムは、反射システムとして知られ、他方、光源ファイバ22、コリメートレンズ16、コリメートレンズ18、および受光ファイバ28から成る光学システムは、透過システムとして知られている。
 光ビームの光ファイバへの高い結合効率を達成するためには、ビームを少量の収差でファイバに収束させるだけでは十分ではない。より明確には、収束ビームはファイバの基本モードと整合しなくてはならない。このことはビームがファイバと同じ振幅と位相であることを要求する。ファイバの位相分布を整合させるためには、ビームはファイバの光軸に沿ってファイバに入射しなくてはならない。さもないと更なる損失が起きる。ファイバの端面がファイバの光軸に対して垂直である場合には、最高の結合効率であるためにはビームはファイバに垂直でなければならない。通常の画像システムに対して、ビームがシステム軸に平行である条件はテレセントリシティと呼ばれる。より明確には、通常の画像システムにおけるテレセントリシティは、絞りの中心を通過する光線である主光線は、システムのある点において光軸に平行であることを要求する。単一素子光学システムでは、開口絞りはレンズの前部焦点面または後部焦点面、あるいはその近くに位置しなくてはならない。光学システムは、光学システムの異なった部分でテレセントリックであることも可能である。物体空間において主光線が光軸に平行な場合には、システムは物体空間においてテレセントリックであると見なされよう。像空間において主光線が光軸に平行な場合には、システムは像空間においてテレセントリックであると見なされよう。例えば、図4はレンズ40および絞り42の簡単化されたシステムを示すが、このシステムは物体空間においてテレセントリックである。図5は、像空間においてテレセントリックであるレンズ50および絞り52の同様なシステムを示す。
 ファイバ光源の性質によって、光ファイバから来るビームは通常物体空間においてテレセントリックである。何故ならビームはファイバから光軸に平行に出射するからである。受光ファイバに対し光の最も高い結合効率を達成するために、光が第2コリメートレンズの像空間においてもテレセントリックであることは、ファイバを結合させるための光学システムの望ましい特徴である。受光ファイバは第2コリメートレンズの像空間に位置する。光ファイバの軸に対して光がかなりな角度をなして光ファイバに入射する場合、ビームのファイバへの結合効率は著しく減少するか、または挿入損失が増加する。ビームとファイバ光軸との間の実行角度を減少させるため、光軸からファイバを傾けることは可能であろうが、ファイバを傾けることは、最終光学システム組み立ての時間と経費を大幅に増加させる。光学素子の位置と型および開口絞りの位置は、テレセントリシティの条件に影響する。
 一ファイバから他方に光を結合するのに使用されるシステムにおいては、ビームを制限しそのため光エネルギを減少させるいかなる口径があることも望ましくない。そのためしばしばビーム定義口径すなわちビーム制限絞りがない。ビームを制限する物理的口径がない場合、テレセントリシティは光源、受光器と光学素子との組み合わせた特性によって決定される。より明確には、ビームがシステムを伝播し、いかなる方法でも光ビームを制限するいかなる口径を導入することも望ましくない場合、絞りの位置は、主光線がシステムの光軸を横切る位置によって通常定められる。主光線は光源から放射されるビーム分布の中心にある光線として定義され、従って光学システムにおける物理的口径によって決定されるものではない。
 傾斜屈折率(GRIN)レンズは光ファイバからの光をコリメートするのに使用できることは、当分野では周知である。ニュージャージー州サマセットのニッポンシートグラス(Nippon Sheet Glass(Somerset、New Jersey))は、このようなレンズを製造している。図6は二つのGRINコリメートレンズを使用した透過光学システムを示す。ガウス型ビームが光源ファイバ10から発生し、GRINレンズ16によってコリメートされる。そしてコリメートビーム62はGRINレンズ18によって受光ファイバ20に収束される。レンズの近軸前部焦点面は、そのレンズの第2主平面から1実効焦点距離(EFL)の位置にある。GRINレンズ16の前部焦点面60は、レンズの前面64の極めて近くに位置する。これは第2主平面66がGRINレンズ16の内部に位置するからである。反射システム(図3を参照)に対して光学フィルタ24は、最大結合効率すなわち最小の挿入損失を達成するために、入力コリメートレンズの前部焦点面60に配置されなくてはならない。光学フィルタ24がGRINレンズ16の前面64の近傍にあることは、DWDMデマルチプレクサのような反射光装置を組み立てるのに有利である。何故なら、光学フィルタは過度な挿入損失を招くこと無しに、GRINレンズ16の前面64に直接接合剤で接合できるからである。
 高い結合効率を持たせるために、収束レンズはビームに著しい収差を持ち込んではならない。傾斜屈折率レンズに対しては、屈折率プロフィルの形状は最小の収差しか生じないように正確に調整されなくてはならない。屈折率プロフィルを制御することは困難である。何故なら屈折率プロフィルの形状は、ガラスに添加物を拡散させることによってのみ制御されるからである。傾斜屈折率レンズのさらに不利な点は、通常、拡散で使用される一つの添加物がタリウムであることである。傾斜屈折率レンズにおけるタリウムの使用は開示されている(例えば特許文献2,3参照)。タリウムは有毒金属である(鉛よりも有毒)。
 傾斜屈折率ガラスレンズに加え、屈折率レンズを使用してファイバ間の光を結合させる試みは既になされ、開示されている(特許文献4参照)。しかしながら、光学特性を改善するため非球面を使用することも、記述された対称双方向非球面コリメータレンズを使用することも開示されていない。図7は開示された二つの平凸屈折コリメータレンズを用いる透過光学システムを示す(特許文献5参照)。光源ファイバ10からガウス型ビームが発し、平凸レンズ72によってコリメートされる。コリメートされたビーム62は、次に第2の平凸レンズ74によって受光ファイバ20に収束される。
 平凸コリメータレンズに対し、前部焦点面82は第2主平面80から1実行焦点距離(EFL)の位置にある。すべての光エネルギは表面78に存在するので、第2主平面80は近似的に表面78に位置する。その結果、前部焦点面82は屈折光学表面78の前方約1実効焦点距離に位置する。図8は一対の平凸コリメータレンズを用いる反射システムを示す。光フィルタ24は、受光ファイバ26への最大反射光を達成するために、入力コリメータレンズ72の前部焦点面82に位置しなくてはならない。前屈折面78から光フィルタ24までの比較的大きな距離は、温度変化の間の光フィルタ(または鏡)の位置の変化のため、反射システムにおける欠点と考えられる。反射結合効率は、光フィルタ(または鏡)24が完全な反射体と仮定して、受光ファイバ26に結合される光の割合と定義される。反射挿入損失は、反射光ファイバ構成品において失われる光の量を定量化する。
 フレネル反射によって光源ファイバに反射し戻る光は、反射減衰量あるいは後方反射として知られている。非常に少量の後方反射光でも、レーザダイオード光源に重大な性能劣化を引き起こす可能性がある。この効果を減少させるため、ファイバおよびコリメータレンズ両方の傾斜小面を研磨すると共に、ファイバ小面とレンズ表面に高効率の反射防止コーティングを施すことは、当分野では周知である。図9aは、研磨された傾斜小面102を持つ光源ファイバ100、および同様な傾斜小面106を持つGRINレンズ104を示す。図9bは、傾斜小面108を持つ平凸レンズ110に対する同様な配置を示す。光源ファイバおよびコリメータレンズで8度傾斜した小面は、許容できる程度の少量の後方反射を生ずることは周知である。
 コリメータレンズの最適設計は、主としてレンズの屈折率によって決定される。コリメータレンズの形状および各曲率半径の比は、代表的には3次球面収差を最小にするように選ばれる。約1.68よりも小さい屈折率に対して、最適光学設計は、図10aに示されるように双凸レンズである。レンズ122はコリメートビーム120を焦点面124に収束する。屈折率が約1.68の場合には、平凸レンズ形状126が最適である(図10b)。最後に、屈折率が約1.68よりも大きい場合、メニスカスレンズ形状が望ましい(図10c)。
 一つまたは二つの非球面光学表面を用いることによって、付加的な光波面特性を実現することができる。従来の研削および研磨を用いて非対称光学表面を製造することは、時間がかかり高価になる。大量の応用には、ガラスないしプラスチックで非対称球面を型成形することが望ましい。いくつかの会社、例えばライトパステクノロジーズ(Lightpath Technologies)およびホーヤ(Hoya)は、広い範囲のガラス成型双非球面コリメータレンズを製造している。夫々の場合、レンズの形状および曲率半径比は、代表的には光波面性能を最大にするように選ばれる。通常、対称双凸形状は、コリメータレンズの3次球面収差を最小にするためには選択されないであろう。
 イーストマンコダック社(Eastman Kodak Co.)は、夫々カバーガラスを備えたレーザダイオードからの光をコリメートするのに使用するため、2ガラス成型対称双非球面レンズを市販している。A−414レンズは焦点距離3.30mmを有し、一方、A−439は焦点距離0.71mmを有す。両者の場合共に、レンズはテレセントリックであるようには設計されなかった。
 さらに、レーザダイオードからの光をファイバに結合するため、鏡を利用するシステムを用いる方法が開示されている(特許文献6参照)。
米国特許第4,421,383号明細書 米国特許第3,941,474号明細書 米国特許第4,246,474号明細書 米国特許第4,421,383号明細書 米国特許第6,438,290号明細書 米国特許第5,301,249号明細書 R.E.Wagner,J.Tomlison著「Coupling efficiency of optics in single−mode fiber components(単一モードファイバ構成品における光結合効率)」、Applied Optics,vol.21,No.15,1982,pg 2671
 レーザダイオードからの光をファイバに結合するため、鏡を利用するシステムを用いる方法があるが、単一モード結合効率は不明であり、またシステムの光軸からそれた(off−axis)性能も考慮されていない。このように、光ファイバ組み立て品の実装を改善する、これら組み立て品に使用できるレンズ開発に対する必要性が存在する。
 ファイバ光学装置であって、二つの等価な非球面光学表面を有する双凸光学レンズと、光学レンズの前部焦点面と後部焦点面の位置にほぼ位置する光ファイバと、および光学レンズと光ファイバに相対的に位置する構造とを備え、この構造は光ファイバに相対的に光学レンズの位置を保持することを特徴とする。
 ファイバ光学装置であって、二つの等価な非球面光学表面を有する多数の双凸光学レンズと、光学レンズの前部焦点面と後部焦点面の位置にほぼ位置する多数の光ファイバと、光ファイバの数は双凸光学レンズの数に等しく、光学レンズと光ファイバに相対的に位置する構造とを備え、この構造は光ファイバに相対的に光学レンズの位置を保持することを特徴とする。
 上述のように特性が改善できるほか、製造も容易で安価になる効果が期待できる。
 本記述は特に、本発明に従う装置の部分を形成し、あるいはより直接的に連携する素子に向けられる。特に明確に示されないあるいは記述されない素子は、当分野で周知な種々の形態をとることが可能であることを理解すべきである。議論では、単一モード光ファイバを用いると仮定するが、本発明の利点は、多重モードファイバ、偏光保持ファイバおよび添加ファイバを用いた発明の利用にも当てはまることは、当業者には認識されよう。
 図11を参照して、レンズ134の光軸142に沿って光源ファイバ10が取り付けられ、レンズ134は2つの凸光学表面136および138を備えている。第1表面136および第2表面138は、同じ光学的形状を有している。光源ファイバ10から発生するガウス型ビームは、表面136で最初に屈折され、続いて表面138でコリメートされる。コリメートされたガウス型ビーム62の大きさは、レンズ表面138からある特定の距離にわたって、本質的に一定に保たれる。良くコリメートされたビームを発生させるためには、光源ファイバ10は、レンズ134の後部焦点面130に、またはその近くに置かれなくてはならない。レンズ134の前焦点面140は、レンズの第2主平面144から1実効焦点距離に位置する。レンズ134の第1表面136および第2表面138の両方に光エネルギが存在するため、第2主平面144はレンズの内部に位置する。その結果前部焦点距離「FF」は、(図7)に示されるような等価な平凸コリメートレンズの焦点距離よりも小さい。対称的設計においては、後部焦点距離「BF」と前部焦点距離「FF」は等価である。双凸レンズ134の実効焦点距離EFLは、光学表面136および138の曲率半径、およびレンズ物質の屈折率とレンズの中心厚さCTによって決定される。与えられた屈折率と与えられた実効焦点距離に対し、光学表面136および138の曲率半径は、レンズの中心厚さを増加または減少させるように調整できる。与えられた屈折率と与えられた実効焦点距離に対し、例1−4に関連して以下に記述されるように、結合効率を最大にする、あるいは挿入損失を最小にする好ましい中心厚さが存在する。好ましい実施形態においては、光ファイバは単一モード光ファイバである。さらに、多重モード、偏光保持、および添加光ファイバも用いることができる。
 図12は単一ファイバコリメート組み立て品150の好ましい実施形態を示す。この組み立て品は、多くの受動光ファイバ装置の基本組み立てブロックである。コリメートレンズに対し光ファイバを精密に整列することは、光ファイバ組み立て品の組み立ておよび使用の間、決定的なことである。これは特に温度や湿度の変化が起こるとき当てはまる。光ファイバ10は精密毛細管146に接合され、当産業界でファイバリード線(pigtail)として知られているリード線を作成する。代表的には、光ファイバ147の端部はある傾斜角で研磨され、反射防止光コーティングでコートされて、結合効率を改善し後方反射を減少させる。そしてコリメータレンズ134およびファイバリード線は、精密円筒管145に接合される。レンズ134、毛細管146、および取り付け管145との間の直径の差、およびレンズ134の支持部長さ148と毛細管の支持部長さ149は、光ファイバ10とコリメータレンズ134との間の相対的傾きと中心ずれ(decentration)誤差を決定する。最大結合効率であるためには、光ファイバ10とコリメータレンズ134との間の傾きと中心ずれ誤差を、両者とも最小にすることが重要である。傾きと中心ずれ誤差を減少させる一つの方法は、レンズ134の支持部長さ148を増加することである。これはレンズの中心厚さを増加することで達成される。レンズの中心の厚さを増加することは、ある点までは受け入れがたい結合効率を招くことなく可能である。
 代表的に、2つの単一ファイバコリメータ組み立て品が、図13に示されるように透過光ファイバ構成品152を組み立てるのに使用される。この場合、2つの単一ファイバコリメータ組み立て品150が、円筒管154に接合される。付加的な光学素子は、2つのコリメータレンズ間の光ビーム中に配置できる。
 対称双非球面レンズは、図14に示されるように、2重ファイバコリメータ組み立て品156にも使用できる。この実施形態では、2本の光ファイバ22と26は、精密毛細管158に接合され、精密毛細管158は続いてコリメータレンズ134と共に円筒管145に接合される。反射光ファイバ構成品160は、図15に示されるように、2重ファイバコリメータ組み立て品156、光フィルタ(または鏡)24、および円筒管162を用いて組み立てできる。この場合、2重ファイバコリメータ組み立て品156は、円筒管162に接合され、光フィルタ(または鏡)24は、円筒管162の一端に接合される。最大結合効率に対しては、光フィルタ(または鏡)24がコリメータレンズの前部焦点距離に位置するように、2重ファイバコリメータ組み立て品156を円筒管162に接合することが重要である。
 精密v−溝のようなほかの構造は、図16に示されるように、光ファイバをコリメータレンズに対して受動的に整列し、相対位置を維持するのに使用できる。この実施形態では構造体は、互いに精密に整列された小さいv−溝170と大きなv−溝172を備えている。v−溝構造は、金属またはシリコンの機械加工、シリコンまたはシリカの非均質エッチング、金属の研削、あるいはプラスチックまたはセラミックの成型によって製造することができる。図17は、v−溝構造体168、光ファイバ174、及び対称双非球面コリメータレンズ176から構成される光ファイバコリメータ組み立て品を示す。光ファイバおよびレンズは、v−溝構造体に接合剤や他の接着法、あるいは機械的クランプによって取り付けることができる。
 図18は、精密v−溝177の配列に組み立てられた、精密多重光ファイバ178と多重対称双非球面光学レンズ179とから構成されるコリメータ組み立て品の1次元配列を示す。やはり、v−溝配列構造体は、金属またはシリコンの機械加工、シリコンまたはシリカの非均質エッチング、金属の研削、あるいはプラスチックまたはセラミックの成型によって製造することができる。2次元配列のコリメータ組み立て品を生産することも可能である。図19は、4本の光ファイバ182、及び4個の対称双非球面コリメータレンズ180から構成される2×2配列のコリメータ組み立て品を示す。種々の構造体は、v−溝と円筒管や孔を含め、コリメータレンズに対し光ファイバの位置を受動的に整列し保持するのに使用できる。
 対称双非球面レンズは、約1300nmから1625nmの波長領域わたって作動する、単一モードまたは偏光維持光ファイバからの光をコリメートするのに使用できる。対称双非球面レンズはまた、約850nmから1300nmの波長領域わたって作動する、多重モード光ファイバからの光をコリメートするのにも使用できる。夫々の場合に、光学表面、屈折率、および中心の厚さに対する規定は、結合効率を最大にするように選ばれる。
 図11におけるレンズ134の凸表面136と138は、レンズによって生ずる収差を最小にするように、非球面形状を持つように選ぶことができる。形状は通常、円錐曲線方程式で明記されるが、表面のサグ(たるみ)は
Figure 2004126586
で与えられ、ここにRは表面の基本半径、yは半径座標、そしてkは円錐曲線定数である。k=0の場合、表面は球形である。表面の実質的機能を変えることなしに、同じ光学表面の形状を記述するのに、等価な数式が使用できる。ここに提示する例に対しては、円錐形非球状表面のみが使用された。しかしながら、より高次の項を含む非球状表面も許容できる結果を生ずる。
 軸上の物体に対して、すべての次数の収差をゼロにするために、特別な形状の非球面を選ぶことができる。楕円体表面は、いかなる球面収差もなしに、無限物体の像を生ずる。円錐常数は、(−1/n)^2で与えられ、ここにnはレンズの屈折率である。しかしながら楕円体は、光軸上の点状の像に対してのみ完全な結像を提供する。最善の全体的性能を決定するため、およびレンズは軸上と軸から外れた点両者に対し機能すべきことを考慮して、最善の全体的性能を達成するために、円錐曲線定数は変えられなくてはならない。円錐曲線定数の最適値は、軸上の点と軸から外れた視野の点との光路差について自乗平均平方根(rms)の平均値を最小にすることによって、選択される。
 対称双非球面光ファイバコリメータレンズ設計に対する簡単化された方法が、以下に記述される。第1に、標準実効焦点距離が1.944mmに選ばれる。次にオプティカルリサーチアソシエーツ(Optical Research Associates)から市販されているCODE VTMのような光学設計プログラムを使用して屈折率が1.5から1.9の領域のレンズ物質に対する最適な円錐曲線定数、中心厚さおよび曲率半径を決定する。このデータから線型方程式を作成し、最適な円錐曲線定数、曲率半径、および中心の厚みがレンズ物質の屈折率と共にどのように変化するかを予測する。非標準焦点距離を持ったコリメータレンズは、単に所望焦点距離の標準焦点距離に対する比を中心厚さと曲率半径に乗ずることによって設計できる。他方、最適双曲線定数は、レンズの実効焦点距離と独立である。非標準実効焦点距離に対しては、「最善」レンズ設計に到達するには、ある付加的な最適化が要求される。
ステップ1:レンズ物質を選定する、これは屈折率Nを規定する。
ステップ2:次式を使用して最適双曲線定数kを決定する。
        k=−1.7843*N+0.6713
レンズ物質の屈折率が増加するのに従って、双曲線定数は大きさが減少する(あるいはゼロに近づく)ことに注意すべきである。双曲線定数がゼロに近づくことは、最適波面を生ずるためには非対称性がより低いことが要求されることを意味する。非対称性のずれがより低いことは、製作がより容易であることを意味する。何故なら当分野では周知なように、製作の困難さは非球面のずれの増加と共に増大する。上記方程式によって与えられる最適値から変化する双曲線定数は、許容できる結合効率を生ずるのにも使用できる。
ステップ3:1.944mmの標準実効焦点距離EFL0に対し、最適標準曲率半径R0および最適標準中心厚さCT0を計算する。
        R0=2.6887*N−2.4097
        CT0=2.4623*N−2.0505
ステップ4:所望の実効焦点距離EFLを指定し、標準曲率半径と標準中心厚さを縮尺変更する。
        R=EFL/EFL0 * R0
        CT=EFL/EFL0 * CT0
 レンズの中心厚さを増加して、光ファイバとコリメータレンズとの間の傾斜および中心ずれを減少させることは、有利の可能性がある(図12参照)。与えられた焦点距離および屈折率に対し、中心厚さは、許容できる結合効率(または挿入損失)を依然として生ずる点にまでは伸張することができる。図20は1.944mmの標準焦点距離に対し、円錐曲線定数kが、中心厚さCTと共に変化する様子を図示する曲線群である。図21は1.944mmの標準焦点距離に対し、曲率半径Rが、中心厚さCTと共に変化する様子を図示する曲線群である。例4には、増加された中心厚みを有するコリメートレンズが記述される。1.944mmの焦点距離で1.70の屈折率に対する最適中心厚さは、約2.13mmである。曲率半径をR=2.0323mmおよび円錐曲線定数k=−1.87767に調整することによって、中心厚さは2.50mmにまで増加された。この場合、モデルの反射減衰量は0.01dBより小さく、原型レンズについて測定された反射減衰量は平均は0.07dBであった。
 レンズはガラスあるいは成型プラスチックのどちらかから作られる。ガラスはプラスチックよりも環境に対しより大きな安定性がある。プラスチックレンズと異なって、ガラスは化学的変化あるいは湿度によって屈折率が変化しない。レンズ材料の均一性は、成型過程の間維持されることが望ましい。工業界では周知のように、光学材料の非均一性は、レンズの性能に悪い方向に影響する。拡散で製作される傾斜屈折率レンズと比較して、タリウムのような毒性金属が拡散のため使用されないことは、レンズの有利点である。
 レンズのために高い屈折率のガラスが選べるのは、本発明の有利な点である。高い屈折率のレンズは、与えられた屈折の能力を提供するのに要する曲線強度を減少させ、従って製造を容易にする。単層光学コーティングは、レンズ表面からの反射光の量を著しく減少できることは、高い屈折率物質にとって更なる利点である。これは、単層反射防止コーティングの屈折率に対する最適な選択は、コーティング各側面の二つの媒体の屈折率の幾何平均に等しいからである。通常のコーティング物質の一つは、フッ化マグネシウムで、屈折率1.38である。従ってフッ化マグネシウムは、屈折率1.90の基板に対し最適である。基板屈折率が1.90に近いほど、単層フッ化マグネシウムコーティングの性能はさらに良くなる。
 前部焦点距離「FF」が平凸コリメータレンズよりも短いことは、本発明の更なる利点である。短い前部焦点距離は、光ファイバや他の光学素子をDWDM逆多重化装置のようなフォトニック装置に取り付けるのを助ける。本発明の他の利点は、両光学平面上で光エネルギが等しくなるため、製造し易さが改善され、整列感度が減少することである。図11を参照して、ガウス型ビーム62はレンズ134を通過する際、両光学表面136と138で屈折される。これは製造上の擾乱によって引き起こされる付加的挿入損失を減少させる。製造上の擾乱とは、光学表面の中心厚さ、エネルギ、不規則性、傾きなどであり、さらに光学表面の中心ずれがある。両平面上でエネルギが等しいことは、レンズの傾きや中心ずれのような組み立て整列誤差によって引き起こされる性能低下をも、また減少させる。
 本発明のまた他の利点は、レンズ第1表面上の擦傷堀傷が減少する特性である。ガウス型ビームプロフィル内では、光学表面上の擦傷や堀傷のようないかなる化粧欠陥も、結合効率の減少を招く。光学表面上のビームの大きさが減少するのに従って、許容される擦傷や堀傷の大きさも減少する。ファイバの小面からGRINと平凸レンズの第1光学表面までの距離は、非常に小さいく、代表的には0.25mmである。図1を参照して、GRINレンズ16の第1表面12上でビーム直径14は、代表的には50マイクロメータよりも小さい。これは図7に示されるように、平凸レンズにもあてはまる。この場合、第1表面76上のビーム径82は、やはり50マイクロメータよりも小さい。第1光学表面上でビーム径が非常に小さいので、許容できる擦傷や堀傷もまた非常に小さくなる。図11を参照して、対称双凸レンズ134の第1表面136上のビーム直径132は、代表的には200マイクロメータよりも大きい。その結果、対称双非球面レンズの第1光学表面に対する擦傷堀傷仕様は大幅に緩められ、製造を容易にする。
 許容できる反射減衰量あるいは後方反射を達成するためには、ファイバ端部は直角に切断されて、コリメートレンズの第1表面は、代表的には8度に傾けられる。これら表面はまた、高効率反射防止コーティングでコートされる。図9aは、傾斜小面106を有するGRINレンズ104を示し、他方図9bは、傾斜小面108を有する平凸レンズ110を示す。傾斜光学小面を有するコリメータレンズ製造することは困難であり高価になる。これは特にガラス成型コリメータレンズに当てはまる。
 本発明の更なる利点は、傾斜小面を必要とせずに許容できる反射減衰量を達成する能力である。図22を参照して発散するガウス型ビーム186が、反射防止コートされ傾けられた小面102を通して光源ファイバ100から出射する。ガウス型ビーム186は、レンズ134の第1光学面136に当たるまで発散を続ける。この表面で非常に少量の光が、反射防止コートされた面136から反射される。凸光学面136も反射ビーム184の発散角を増加させる。反射ビーム184は、傾けられたファイバ小面102に到達するまで発散し続ける。この点では反射されたビーム184は充分に大きく、光源ファイバ100に入射する光の量は大幅に減少する。こうして長い後部焦点距離と凸光学表面は、共に後方反射光を許容できるレベルに下げるのに寄与する。
 本発明のまた他の利点は、レンズの対称性に起因する組み立ての容易さである。組立作業中に、作業者はどの光学表面を取り付け管あるいはv−溝に最初に挿入すべきか決定する必要はない。何故なら各光学表面は同等だからである。組み立てにおけるこの容易さは、レンズの大きさがますます小さくなるにつれて非常に重要になる。
 本発明の他の利点は、傾斜レンズ小面がないことに由来する。例えば再び図9aを参照して、傾斜ファイバ小面102は、最適結合効率を達成するためには、傾斜レンズ小面106に回転方向に整列されなくてはならない。ある場合にはファイバ小面とレンズ小面は、図9aに示されるように整列される必要がある。他の場合にはファイバ小面102は、レンズ小面106に対し90度で整列されなくてはならない。ファイバ小面のレンズ小面に対する整列は、クロッキングとして知られている。クロッキング整列の工程は、非常に時間を要し、かつ困難である。何故なら部品が非常に小さく、またファイバ小面とレンズ小面が近づき難いからである。本発明ではクロッキングは要求されない。何故なら対象双非球面コリメートレンズは、傾斜した光学小面を必要としないからである。
 GRINレンズの傾斜光学小面と平凸レンズは、GRINレンズに対し図23に示されるように、コリメートガウス型ビームを光軸に対し傾斜させる。この効果は光学ポインティングとして知られている。光源ファイバ100は後方反射を減少させるため傾斜小面102を有している。主光線192は、レンズ104と光源ファイバ100の光軸142に対しある角度で、傾斜ファイバ小面102から出射する。主光線192は、光軸142に対し角度190でレンズ104から出射する。主光線190はレンズ104の外径194に対しても傾斜している。図24は傾斜小面108を有する平凸レンズ110を示す。主光線204は、光軸142とレンズ202の直径に対し、ある角度でレンズ110から出射する。ガウス型ビームの大きな光学ポインティングは、光源ファイバから受光ファイバへの「第1光」を得ることが不能なため、光学通信装置整列の困難さを増大する可能性がある。「第1光」の検出は、多くの能動的整列手順の間、決定的に重要である。本発明では、傾斜光学表面が存在しないため、光学ポインティングに悩まされない。図25は主光線210がどのように対称双非球面レンズ134中を通過するかを示す。主光線は通常、レンズの光軸142あるいは外径212に対し傾きなしに出射する。これもまた本発明の他の利点である。
 取り付け基準面は、図26aおよび図26bに示されるように、整列を助けるため光学表面両方に付け加えることが可能である。図26aは、第2光学表面226に形成された平面基準面224を持った対称双凸レンズ220を示す。基準面は成型工程の間、または2次の中心だし作業の間に形成することが可能である。図26bは、第1光学表面232に形成された基準面234と、第2光学表面236に形成された付加的な基準面238を有するレンズ230を示す。これら基準面の一つまたは両者は、ファイバフェルール、光フィルタ、および減衰器のような付加的光学素子を整列するのに使用できる。
 以下の例は本発明の特定の実施形態を示し、本発明を特定の次元に制限するとを意図するものではない。
 例1は、実効焦点距離1.944で、屈折率=1.50の対称双非球面レンズを有している。
  第1光学表面の曲率 1:0.61903mm-1
  第1光学表面の円錐曲線定数:k=−2.000878
  中心厚さ:1.64 mm
  第2光学表面の曲率 1:−0.61903mm-1
  第2光学表面の円錐曲線定数:k=−2.000878
  1550nmにおける屈折率:1.50
  後部焦点距離:1.29mm
  前部焦点距離:1.29mm
  単体のレンズの実効焦点距離:1.944mm
  指定入り口ひとみ直径:凸表面で1.0mm
  軸rms波面誤差:0.001波
 例2は、実効焦点距離1.944で、屈折率=1.60の対称双非球面レンズを有している。
  第1光学表面の曲率 1:0.527295mm-1
  第1光学表面の円錐曲線定数:k=−2.185689
  中心厚さ:1.89mm
  第2光学表面の曲率 1:−0.527295mm-1
  第2光学表面の円錐曲線定数:k=−2.185689
  1550nmにおける屈折率:1.60
  後部焦点距離:1.22mm
  前部焦点距離:1.22mm
  単体のレンズの実効焦点距離:1.944mm
  指定入り口ひとみ直径:凸表面で1.0mm
  軸rms波面誤差:0.001波
 例3は、実効焦点距離1.944で、屈折率=1.70の対称双非球面レンズを有している。
  第1光学表面の曲率 1:0.461127mm-1
  第1光学表面の円錐曲線定数:k=−2.366173
  中心厚さ:2.14mm
  第2光学表面の曲率 1:−0.461127mm-1
  第2光学表面の円錐曲線定数:k=−2.366173
  1550nmにおける屈折率:1.70
  後部焦点距離:1.15mm
  前部焦点距離:1.15mm
  単体のレンズの実効焦点距離:1.944mm
  指定入り口ひとみ直径:凸表面で1.0mm
  軸rms波面誤差:0.0008波
 例4は、二つの全く同じ対称双非球面レンズを有している。レンズの中心厚さは、光ファイバとコリメータレンズとの間の傾斜および中心ずれを最小にするように、増加されている。
  第1光学表面の曲率 1:0.48976mm-1
  第1光学表面の円錐曲線定数:k=−1.946435
  中心厚さ:2.500mm
  第2光学表面の曲率 1:−0.48976mm-1
  第2光学表面の円錐曲線定数:k=−1.946435
  1550nmにおける屈折率:1.7028
  後部焦点距離:0.963mm
  前部焦点距離:0.963mm
  単体のレンズの実効焦点距離:1.944mm
  指定入り口ひとみ直径:凸表面で1.0mm
  軸rms波面誤差:0.0027波
 ファイバ光学素子の光学表面は、非球面光学表面で円錐曲線であることが可能である。円錐曲線定数は−0.50から−0.36まで分布する。非球面状光学表面は、頂点球の0.972mmの直径位置で頂点球から0.0005から0.0040mmまで最大変位する事が可能である。非球面状光学表面は、単一層のMgF2反射防止コーティング剤でコートできる。あるいは、非球面状光学表面は多層膜ダイクロイック反射防止コーティング剤でもコートできる。非球面状光学表面は研削研磨し、あるいは成型することができる。
 ファイバ光学装置の双凸光学レンズは、ガラス物質から製作できる。ガラス物質は1.50から1.90までの屈折率を持つことが可能である。あるいはまた双凸光学レンズは、プラスティック物質から製作できる。プラスティック物質は1.40から1.60までの屈折率を持つことが可能である。双凸光学レンズは、1.50から10.0mmまでの実効焦点距離を有する。
 ファイバ光学装置の構造は、光学レンズと光ファイバとの相対位置を整列するのに適合している。この構造には、v−溝あるいは円筒管が含まる。
 ファイバ光学装置の光ファイバには、単一モード光ファイバが可能である。一方、光ファイバは多重モード光ファイバでも可能である。光ファイバには、偏光保持光ファイバも可能である。光ファイバには溶液ドープ光ファイバも可能である。ファイバ光学装置の光ファイバには、光学レンズの前部焦点面と後部焦点面の一つにほぼ位置する、付加的光ファイバを少なくとも一本備えた装置を有する、第1光ファイバが可能である。光学レンズと光ファイバは、1次元配列に整列できる。一方、光学レンズと光ファイバは、2次元配列にも整列できる。さらに、光学レンズの少なくとも一つは、光学レンズの前部焦点面および後部焦点面の一つにほぼ位置する、複数の光ファイバを有することができる。
 本発明は、その好ましい実施形態を特に参照して詳細に記述されたが、しかし、変形や修正は本発明の範囲内でなされ得ることを理解されよう。
 以下に提示される本発明の実施形態の詳細な記述において、添付される図面を参照する。
光源ファイバからの光を受光ファイバに結合させるのに使用される、一対のGRINコリメートレンズを示す概略図である。 追加処理を提供するために、コリメートビームに導入された光学素子を示す概略図である。 異なった波長の光を分離するフィルタを有する光学システムを示す概略図である。 物体空間においてテレセントリックなシステムを示す概略図である。 像空間においてテレセントリックなシステムを示す概略図である。 光源ファイバからの光を受光ファイバに結合させるのに使用される、一対のGRINコリメータレンズを示す概略図である。 光源ファイバからの光を受光ファイバに結合させるのに使用される、一対の平凸コリメータレンズを示す概略図である。 二つの平凸屈折コリメータレンズと光ファイバを備えた光学システムを示す概略図である。 傾斜小面を有するGRINレンズを示す概略図である。 傾斜小面を有する平凸レンズを示す概略図である。 双凸コリメータレンズの形状を示す概略図である。 凸平コリメータレンズの形状を示す概略図である。 メニスカスコリメータレンズの形状を示す概略図である。 対称双凸レンズを示す概略図である。 単一ファイバ光コリメータ組み立て品を示す概略図である。 二つの単一ファイバ光コリメータ組み立て品を用いた透過システムを示す概略図である。 二重ファイバ光コリメータ組み立て品を示す概略図である。 単一二重ファイバ光コリメータ組み立て品を使用する反射システムを示す概略図である。 単一v−溝構造を示す概略図である。 精密v−溝構造を組み込んだ光ファイバコリメータ組み立て品を示す概略図である。 ファイバコリメータ組み立て品の1次元配列を示す概略図である。 ファイバコリメータ組み立て品の2次元配列を示す概略図である。 1.944mmの標準焦点距離に対し、レンズ中心厚みの関数として非対称円錐曲線定数を示すグラフである。 1.944mmの標準焦点距離に対し、レンズ中心厚みの関数として曲率半径を示すグラフである。 凸光学表面から反射されるガウス型ビームを示す概略図である。 GRINレンズを通過する主光線を示す概略図である。 平凸レンズを通過する主光線を示す概略図である。 対称双凸レンズを通過する主光線を示す概略図である。 第2光学表面に取り付け基準面を持った、対称双凸レンズを示す概略図である。 両光学表面に取り付け基準面を持った、対称双凸レンズを示す概略図である。
符号の説明
 10 光源ファイバ、12 第1表面、14 ビーム直径、16,18 コリメートレンズ、17 光変調器、20 受光ファイバ、22 光源ファイバ、24 光フィルタ、26 第2受光ファイバ、28 受光ファイバ、40 レンズ、42 絞り、50 レンズ。

Claims (3)

  1.  ファイバ光学装置であって、
     二つの等価な非球面光学表面を有する双凸光学レンズと、
     前記光学レンズの前部焦点面および後部焦点面の位置にほぼ位置する光ファイバと、
     前記光学レンズと前記光ファイバとに相対的に位置する構造と、
     を備え、
     前記構造は前記光ファイバに相対的に前記光学レンズの前記位置を保持することを特徴とする光学装置。
  2.  ファイバ光学装置であって、
     二つの等価な非球面光学表面を有する多数の双凸光学レンズと、
     前記光学レンズの前部焦点面および後部焦点面の位置にほぼ位置する多数の光ファイバと、
     前記光ファイバの数は前記双凸光学レンズの数に等しく、
     前記光学レンズと前記光ファイバに相対的に位置する構造と、
     を備え、
     前記構造は前記光ファイバに相対的に前記光学レンズの前記位置を保持することを特徴とする光学装置。
  3.  ファイバ光学装置であって、
     二つの等価な非球面光学表面を有する双凸光学レンズを
     備え、
     前記レンズは前記第1光学表面の曲率0.48976mm-1、前記第1光学表面の円錐曲線定数はk=−1.946435、中心厚さは2.500mm、前記第2光学表面の曲率は−0.48976mm-1 、前記第2光学表面の円錐曲線定数はk=−1.946435、1550nmにおける屈折率は1.7028であることを特徴とする光学装置。
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