JP2004126007A - 音声ガイダンス付き撮影装置 - Google Patents

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Takayuki Iida
飯田 孝之
Takao Uehara
上原 孝雄
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Abstract

【課題】デジタルスチルカメラ等の撮影装置の取扱いについての音声ガイダンス情報を出力する撮影装置において、撮影装置の動作状態に応じて必要なガイダンスを得られるようにして、撮影装置の操作性を向上させる。
【解決手段】音声ガイダンス情報を撮影装置の動作状態と対応づけて記憶手段2に格納する。動作状態検出手段3は、ユーザからのガイダンス情報出力要求14に応じて、または、常時、撮影装置の動作状態を検出する。ガイダンス情報出力手段4は検出された動作状態に対応するガイダンス情報を記憶手段2から読み出し、スピーカ13や液晶ディスプレイ23によりガイダンスを出力する。また、削除手段16による不要なガイダンス情報の削除、選択出力手段17によってガイダンス情報のお気に入り登録、登録手段18の操作によってユーザ作成ガイダンス情報の登録を行うことにより、ガイダンス情報のカスタマイズを行う。
【選択図】     図9

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタルスチルカメラ等の撮影装置に関し、より詳細には、撮影装置の取扱いについてのガイダンス情報を出力する撮影装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
デジタルスチルカメラ等の撮影装置の高性能化が進む中で、その機能や操作方法が複雑化している。そのため、カメラの機能や操作方法を理解するうえで、取扱説明書は必須である。しかしながら、携帯性の高いカメラの場合、取扱説明書をカメラ本体とともに携行するのは非常に面倒である。
【0003】
この点につき、着脱可能な音声ガイダンス部のキー操作によりユーザが所望する操作に関する情報を知らしめる赤外線カメラや、操作に関する説明等を階層的に記憶する手段をカメラ本体に有し、ユーザの選択操作によって所望の情報を得ることができるカメラが知られている(例えば、前者は特許文献1、後者は特許文献2)。これらのカメラは、紙媒体による取扱説明書を携行する煩わしさからユーザを解放し、カメラの操作性を向上させようとするものである。
【0004】
また、これらのカメラをさらに発展させたものとして、カメラの動作モードをヘルプモードに切り替えた後で行ったカメラの操作部材の操作に応じてヘルプ情報を出力するカメラが知られている(例えば、特許文献3)。このカメラは、取扱説明書の携行を不要にするだけでなく、ユーザが知りたい情報をより簡単に取得できるようにしようとするものである。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−313420号公報
【0006】
【特許文献2】
特開平11−217437号公報
【0007】
【特許文献3】
特開2001−66684号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、カメラの取扱説明書の情報量は膨大であり、階層形式等によるヘルプ画面表示では、ユーザが知りたい情報に迅速かつ容易にアクセスすることは困難であるという課題を有している。
【0009】
また、特許文献3記載のカメラにおいても、動作モードをヘルプモードに切り替えた後、ユーザは実際のカメラ操作をする必要があるため、ユーザがヘルプ情報を得るには、ある程度のカメラ操作には習熟していることが前提となる。すなわち、カメラの操作に習熟していないユーザの場合、カメラの操作部材を一つ一つ操作しそれぞれに対応するヘルプ情報を確認しながら、所望する操作に関する情報を得る必要があり、知りたい情報に対する迅速かつ容易なアクセスが困難であるという課題は依然として残されている。また、カメラの実際の操作部材をヘルプモードでの操作にも併用することは誤動作の原因にもなりうると考えられ、操作性の向上の点でも課題が残る。
【0010】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、撮影装置の取扱いについての音声を含むガイダンス情報を出力する撮影装置において、ユーザが煩雑な操作を行うことなく、カメラの動作状態に応じた必要なガイダンスを適時得られるようすることによって、操作性が向上した撮影装置を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明による撮影装置は、撮影装置の動作状態を検出し、その動作状態に応じたガイダンス情報を音声出力する機能を備えたものである。すなわち、撮影装置の取扱いについての音声を含むガイダンス情報を前記撮影装置の動作状態に対応づけて格納する記憶手段と、前記撮影装置の動作状態を検出する動作状態検出手段と、該動作状態検出手段により検出された動作状態に対応する前記ガイダンス情報を前記記憶手段から取得して出力するガイダンス情報出力手段を備えたことを特徴とする。
【0012】
ここで、「撮影装置」とは、銀塩カメラ、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ等、画像を撮影する機能を有していればいかなるものでもよい。
【0013】
「撮影装置の取扱いについての音声を含むガイダンス情報」とは、撮影装置の取扱説明書に記載されている撮影装置の機能や操作等に関する情報を音声化したものであり、音声以外に文字、静止画、動画等を含んでいてもよい。
【0014】
「撮影装置の動作状態」とは、撮影装置の設定情報と被写体情報のうち少なくともいずれか一方を含むものである。「撮影装置の設定情報」とは、具体的には、動作モード、撮影モード、カメラ状態、記録媒体状態等のような予め撮影装置に設定されている情報をいい、「被写体情報」とは、明るさ、被写体までの距離、逆光の有無、ファインダ内の人物の有無等のような撮影装置が捉えた被写体に関する外部の情報をいう。
【0015】
「撮影装置の動作状態に対応づけて格納する」とは、撮影装置の動作状態毎に、その動作状態において出力すべきガイダンス情報の特定が可能になるように格納することをいう。
【0016】
「動作状態検出手段」とは、撮影装置の設定情報と被写体情報のうち少なくともいずれか一方の情報を検出する手段をいう。
【0017】
この動作状態検出手段は、常時、動作状態の検出を行うことが考えられる。ここで「常時、動作状態の検出を行う」とは、ユーザによるガイダンス情報出力要求の有無にかかわらずの意味であり、具体的には、動作状態検出手段が一定の時間間隔で動作状態をカメラのスイッチ等の操作部材や測光部等に問い合わせてもよいし、操作部材等の設定状態等の変化に応じて、変化後の設定状態がその操作部材等から動作状態検出手段に送出されてもよい。
【0018】
また、動作状態検出手段は、ユーザからのガイダンス情報の出力要求に応じて動作状態の検出を行うことも考えられる。この場合は出力要求を行う第1の操作手段をさらに備える必要がある。なお、「ユーザからのガイダンス情報の出力要求に応じて動作状態の検出を行う」とは、ユーザからのガイダンス情報の出力要求を受け付けた場合に、動作状態検出手段が撮影装置の動作状態をカメラのスイッチ等の操作部材等に問い合わせてもよいし、または、操作部材等の設定状態等の変化があった時に変化後の設定状態等が操作部材等から動作状態検出手段に送出されるようにしておき、ユーザからのガイダンス情報の出力要求を受け付けた場合に、動作状態検出手段が保持している動作状態に応じて、ガイダンス情報出力手段が対応するガイダンス情報を記憶手段から取得してもよい。
【0019】
また、撮影装置の取扱いについてのガイダンス情報をカスタマイズする機能をさらに備えたものも考えられる。すなわち、前記ガイダンス情報の一部を前記記憶手段から削除する削除手段をさらに備えたことを特徴とする。ここで、削除手段の代わりに、前記ガイダンス情報の一部を任意に選択可能とし、該選択がされたガイダンス情報のみを出力可能とする選択出力手段をさらに備えたものや、ユーザが作成したガイダンス情報を入力し、記憶させる登録手段をさらに備えたものも考えられる。また、前記の削除手段、選択出力手段、登録手段のいずれか2つ以上の任意の組み合わせを備えていてもよい。
【0020】
前記の選択出力手段は、複数のユーザ毎に、前記ガイダンス情報の一部を任意に選択可能とすることも考えられる。
【0021】
なお、前記ガイダンス情報の出力に対して、再生、停止、繰返し、早送り、巻戻し、スキップの少なくともいずれか1つの操作を行うことが可能な第2の操作手段をさらに備えることも好ましい。
【0022】
また、前記ガイダンス情報が文字を含むものである場合には、出力される前記文字の大きさを変更する文字サイズ変更手段をさらに備えることも好ましい。
【0023】
前記ガイダンス情報が音声と画像によるガイダンス情報を含むものであれば、音声、画像のうちの少なくとも一方による前記ガイダンス情報の出力の可否を選択可能にする出力選択手段をさらに備えることも好ましい。ここで、画像とは文字、静止画、動画のいずれであってもよく、これらの任意の組み合わせであってもよい。
【0024】
【発明の効果】
本発明の撮影装置によれば、撮影装置自体が自らの動作状態を判断し、その動作状態に応じたガイダンス情報を、随時またはユーザが必要とする時に、ユーザに音声で案内することができるので、ユーザは、煩雑な操作を行うことなく、撮影等に必要なガイダンスを適時受けることが可能になり、撮影装置の操作性が向上する。撮影装置の操作に不慣れなユーザのように、撮影装置の機能や操作についての前提知識が少ない場合でも、撮影装置自体が状況に応じて的確なガイダンスの出力を行うため、特に効果的である。
【0025】
前記削除手段をさらに備えた場合、ユーザが必要とするガイダンス情報のみを撮影装置に持たせることが可能になる。また、前記選択出力手段をさらに備えた場合、ユーザが必要とするガイダンス情報だけを選択し、出力させることが可能になる。さらに、前記登録手段をさらに備えた場合、ユーザが理解した言葉をそのままガイダンス情報として出力させることが可能になる。従って、これらの手段によってガイダンス情報をカスタマイズして撮影装置に持たせることにより、ユーザは自分の知りたい情報を効率的に得ることが可能になり、撮影装置の操作性が向上する。撮影装置の操作にある程度習熟してくると、ガイダンス情報の出力が必要な場合が限定されてくるため、特に効果的である。
【0026】
なお、ユーザにとって不要なガイダンス情報を前記削除手段によって削除することによって、記録媒体の容量の節約にもなる。
【0027】
前記選択手段が複数のユーザ毎に前記ガイダンス情報の一部を任意に選択することができるようにした場合には、撮影装置を複数のユーザで共同使用する場合にも、ユーザ毎に必要な情報を効率的に得ることが可能になり、例えば1台の撮影装置を家族全員で共同使用するような場合においても効果的である。
【0028】
前記第2の操作手段をさらに備えた場合には、ガイダンス情報出力時に、聞く必要のない情報をスキップして、ユーザが必要な情報に対して迅速にアクセスしたり、聞き漏らした情報に繰り返しアクセスしたりできるようになり、ガイダンス情報に対する操作性も向上する。
【0029】
前記文字サイズ変更手段をさらに備えた場合には、小さな文字が表示されて読みづらい時には文字を拡大することによって、文字が大きすぎて全体の内容が読み取りにくい時には文字を縮小することによって、ユーザがガイダンス内容を見やすくすることができ、ガイダンス情報に対する視認性が向上する。
【0030】
前記出力選択手段をさらに備えた場合には、例えば、音声によるガイダンス情報の出力が周囲の迷惑になる状況(卒業式等)や、液晶ディスプレイ等の画像表示手段には画像によるガイダンス情報を表示せず、被写体を表示した状態でガイダンス情報を音声で聞きたい状況においても、ユーザが選択した出力先のみにガイダンス情報を出力させることができ効果的である。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の撮影装置の実施形態について説明する。
【0032】
本発明の撮影装置の第1の実施形態となるデジタルスチルカメラAは、デジタルスチルカメラの動作状態に応じて音声によるガイダンス情報を適時出力する機能を備えており、図1は、デジタルスチルカメラAの背面を中心とした斜視図であり、図2は、デジタルスチルカメラAの構成を示すブロック図である。なお、デジタルスチルカメラは、レンズ、ファインダ、シャッター、電源部等の部材を通常有するが、本発明の特徴と直接関係しないものについては図示していない。これらの図に示すように、ガイダンス情報出力手段4は、動作状態検出手段3が検出したデジタルスチルカメラの動作状態を取得し、音声によるガイダンス情報が格納された記憶手段2に対して、検出された動作状態に対応するガイダンス情報の読み出し命令を行う。読み出されたガイダンス情報はスピーカ13から出力される。
【0033】
まず記憶手段2のカメラ内固定メモリ5に格納されているガイダンス情報の構成及び内容について詳細に説明する。
【0034】
ガイダンス情報は、個々のガイダンス情報を格納した複数のファイルと、個々のガイダンス情報とデジタルスチルカメラの動作状態の対応づけを行うガイダンス情報管理テーブルとから構成されている。
【0035】
図3はガイダンス情報の項目を階層的に示したものである。ガイダンス情報とは、デジタルスチルカメラの取扱説明書に記載されているデジタルスチルカメラの機能や操作等に関する情報であり、図に示した項目毎に個別のファイルに分割されて格納されている。個別のファイルには、その項目に対応する音声ガイダンスが格納されている。例えば、カメラモード/ストロボモード/オートストロボの場合、「オートストロボは一般的な撮影に使用します。撮影状況に応じて、ストロボが自動的に発光します。」という音声によるガイダンスの内容が圧縮形式で格納されている。
【0036】
図4は、記憶手段2に格納されているガイダンス情報管理テーブルの構成の例を示したものである。各ガイダンス情報項目は、被写体情報と設定情報を組み合わせたものが識別キーとして格納されている。ここで、被写体情報とは、明るさ、被写体までの距離、逆光の有無、ファインダ内の人物の有無等のようなデジタルスチルカメラが捉えた被写体に関する外部の情報をいい、設定情報とは、動作モード(カメラ、再生、キャプチャ)、撮影モード(セットアップ、オート、マニュアル、スポーツ、風景、連写、ポートレート、夜景、ムービー)、カメラ状態、記録媒体状態等のような予めデジタルスチルカメラに設定されている情報をいう。ガイダンス情報管理テーブルには、これらの情報をコード化したものを識別キーとしている。例えば、被写体情報のコード値「02」が「逆光条件」を表し、設定情報の「016」が「ストロボOFF設定」を表す場合、2つのコード値を組み合わせた識別キー「02016」には、「逆光条件」かつ「ストロボOFF設定」の場合に出力すべき「強制発光ストロボ」についてのガイダンス情報が対応づけられて格納されている。
【0037】
次に、各手段について詳細に説明する。
【0038】
動作状態検出手段3は被写体情報検出部8と設定情報検出部9から構成されている。
【0039】
被写体情報は、明るさを検出する測光部(図示なし)や被写体までの距離を検出する測距部(図示なし)等から、状態の変化があった時に被写体情報検出部8に送出されることにより検出される。例えば、被写体中央部の対象が暗く周囲が明るい場合には逆光条件が検出され、また、背景が暗く、被写体に人物が含まれている場合には赤目現象が起きうることが検出される。なお、被写体から人物を検出する方法としては、被写体の形状より判断する方法や、人物特有の肌色の成分を検出して判断する方法(特開昭52−22937等)が知られている。
【0040】
一方、カメラの設定情報は、各種操作スイッチ33から38において状態に変化があった時に、変化後の状態が設定情報検出部9に送出されることによって検出される。
【0041】
このように動作状態に変化があった場合には、変化後の状態の情報が被写体情報検出部8または設定情報検出部9からガイダンス情報制御部10に送出される。
【0042】
ガイダンス情報出力手段4では、ガイダンス情報制御部10が、送出されてきた動作状態の情報を判断し、被写体情報と設定情報を図4に示したようなコード値に変換し、その値を検索キーとしてガイダンス情報管理テーブルから対応するレコードの読み出しを命令する。
【0043】
検索キーの値と一致する識別キーを有するレコードがガイダンス情報管理テーブルに存在する場合は、ガイダンス情報制御部10がそのレコードに示されたガイダンス情報のファイルの読み出し命令を出し、読み出されたファイルは音声圧縮解凍部11で解凍処理され、音声メモリ12に保持される。そして、音声メモリ12の内容がスピーカ13から出力される。一方、検索キーの値と一致する識別キーを有するレコードがガイダンス情報管理テーブルに存在しない場合は、その動作状態においてガイダンス情報を出力する必要はないと判断されるため、ガイダンス情報の出力は行われない。
【0044】
なお、以上の説明では、ガイダンス情報はカメラ内固定メモリ5に格納されているものとしたが、外部記録媒体7に格納されていてもよい。この場合、記録媒体インターフェース6経由でガイダンス情報へのアクセスが行われる。ガイダンス情報の構成については、デジタルスチルカメラの動作状態に応じたガイダンス情報を特定できればいかなる構成であってもよい。さらに、動作状態検出手段3において動作状態の変化に応じてデジタルスチルカメラの測光部(図示なし)や各種操作スイッチ33から38等から変更後の状態が送出されるものとしたが、動作状態検出手段3が一定の時間間隔で測光部(図示なし)や各種操作スイッチ33から38等に状態の問い合わせを行うものとしてもよい。さらに、被写体情報検出部8と設定情報検出部9はいずれか一方だけでもよく、この場合は、被写体情報と設定情報のいずれかの一方の情報に対応するレコードがガイダンス情報管理テーブルに格納されることになる。
【0045】
以下に、動作状態検出手段3が検出した情報と、それに応じて出力される音声ガイダンスの具体例を示す。
【0046】
被写体中に人物が含まれ、被写体が暗いことを被写体情報検出部8が検出し、ストロボONの設定になっていることを設定情報検出部9が検出した場合には、このような状態で出力すべきメッセージとして赤目軽減ストロボについてのガイダンス情報ファイルがガイダンス情報管理テーブルにおいて対応づけられており、そのファイルの内容である「赤目軽減ストロボを使用してください。暗いところでひとみを自然に撮りたいときに使用します。撮影前にストロボがプレ発光し、次に撮影のためのストロボが発光します。」という音声によるガイダンスが出力される。さらに具体的な操作方法についてもガイダンスとして出力することも可能である。
【0047】
被写体中央部の対象が暗く、その周囲が明るい逆光状態であることを被写体情報検出部8が検出した場合には、このような状態で出力すべきメッセージとして強制発光ストロボについてのガイダンス情報ファイルがガイダンス情報管理テーブルにおいて対応づけられており、そのファイルの内容である「強制発光ストロボを使用してください。窓際や木陰などの逆光撮影、蛍光灯などの照明の下で適正な色に撮りたいときに使用します。明るいところでもストロボ撮影が行われます。」という音声によるガイダンスが出力される。さらに具体的な操作方法についてもガイダンスとして出力することも可能である。
【0048】
スローシンクロが設定されていることを設定情報検出部9が検出した場合には、このような状態で出力すべきメッセージとしてスローシンクロ使用上の注意についてのガイダンス情報ファイルがガイダンス情報管理テーブルにおいて対応づけられており、そのファイルの内容である「スローシンクロ使用時はスローシャッターになりますので、手ブレ防止のため三脚の使用をおすすめします。」という音声によるガイダンスが出力される。
【0049】
このように本発明の撮影装置の第1の実施形態となるデジタルスチルカメラAによれば、デジタルスチルカメラ自体が常時自らの動作状態を検出し、検出された動作状態に応じたガイダンス情報をユーザに適時音声で案内することができるので、ユーザは、煩雑な操作を行うことなく、撮影等に必要なガイダンスを適時受けることが可能になり、デジタルスチルカメラの操作性が向上する。
【0050】
本発明の撮影装置の第2の実施形態となるデジタルスチルカメラBは、デジタルスチルカメラの動作状態に応じた音声によるガイダンス情報をユーザの要求に応じて出力する機能とガイダンス情報の出力のスキップや繰返し等を行う機能を備えており、図5は、デジタルスチルカメラBの背面を中心とした斜視図であり、図6は、デジタルスチルカメラBの構成を示すブロック図である。なお、デジタルスチルカメラは、レンズ、ファインダ、シャッター、電源部等の部材を通常有するが、本発明の特徴と直接関係しないものについては図示していない。
【0051】
図に示したように、ガイダンス情報の出力要求を行う第1の操作手段(ガイダンスボタン)14と、ガイダンス情報出力時にガイダンス情報の再生、停止、繰返し、早送り、巻戻し、スキップを行う第2の操作手段15(繰返し/巻戻しボタン15a、再生/停止ボタン15b、スキップ/早送りボタン15c)を有する点のみがデジタルスチルカメラAと異なる。従って、ガイダンス情報の構成及び内容、格納先、動作状態検出手段3による動作状態の検出方法、出力されるガイダンス情報等はデジタルスチルカメラAと同様である。
【0052】
図7は、デジタルスチルカメラBのガイダンス処理を示すフローチャートである。第1の操作手段14、すなわちガイダンスボタンをユーザが押下することによって(S1)、ガイダンス情報制御部10は、被写体情報検出部8と設定情報検出部9に動作状態の検出命令を出し、検出された被写体情報と設定情報を取得する(S2)。次にこれらの情報の判断により、図4に示したコード値に変換したものを検索キーとしてカメラ内固定メモリ5のガイダンス情報管理テーブルにアクセスし、対応するレコードを基にガイダンス情報ファイルを読み出す(S3)。さらに読み出されたファイルを音声圧縮解凍部11により解凍してできる音声によるガイダンス情報を音声メモリ12経由でスピーカ13に出力させる(S4)。ガイダンス情報の出力中にユーザが第2の操作手段15cによりスキップ操作を行った場合(S5,YES)、ガイダンス情報制御部10は、ガイダンス情報の出力を中断させ、次のガイダンス情報の出力の要否の入力をユーザに促す(S8)。ユーザが第2の操作手段15bにより次のガイダンス情報の再生操作を行った場合には(S8,YES)、次のガイダンス情報が読み込まれ(S3)、ガイダンス情報の出力が開始される(S4)。前記スキップ操作を行わなかった場合は(S5,NO)、音声メモリ12が保持しているガイダンス情報のスピーカ13への出力が最後まで行われ(S6)、ガイダンス情報制御部10は、出力されたガイダンス情報の繰返し再生の要否についての入力をユーザに促す(S7)。ユーザが第2の操作手段15aにより繰返し再生操作を行った場合には(S7,YES)、ガイダンス情報制御部10は、現在音声メモリ12にあるガイダンス情報の内容をスピーカ13に再度出力させる(S4)。なお、ユーザが第2の操作手段15bによって繰返し再生を行わない旨の操作を行った場合は(S7,NO)、ガイダンス情報制御部10は、次のガイダンス情報の出力の要否の入力をユーザに促す(S8)。ユーザが第2の操作手段15bによって、次のガイダンス情報の再生を行わない旨の操作を行った場合は(S8,NO)、ガイダンス処理を終了する。
【0053】
なお、図7では、ガイダンス情報出力終了(S6)後に繰返し再生の要否の入力をユーザに促しているが(S7)、ガイダンス情報出力終了前等の任意のタイミングで要否の入力を促してもよく、また、第2の操作手段15によるガイダンス情報出力の停止、早送り、巻戻しについても任意のタイミングで操作可能としてもよい。また、再生、停止、繰返し、早送り、巻戻し、スキップ以外にも、例えば、早聞き、スロー再生等のガイダンス情報の出力制御機能も考えられる。第1、第2の操作手段14、15は、具体的には、レバー、電子ダイヤル、スライドスイッチ等であってもよい。
【0054】
動作状態検出手段3は、ユーザからのガイダンス情報の出力要求を受け付けた場合に、デジタルスチルカメラの動作状態を問い合わせてもよいし、または、被写体情報やデジタルスチルカメラの設定情報に変化があった時に変化後の設定状態等が操作部材等から動作状態検出手段に送出されるようにしておき、ユーザからのガイダンス情報の出力要求を受け付けた場合に、動作状態検出手段が保持している動作状態に応じて、ガイダンス情報出力手段が対応するガイダンス情報を記憶手段から取得してもよい。
【0055】
このように本発明の撮影装置の第2の実施形態となるデジタルスチルカメラBによれば、デジタルスチルカメラ自体が自らの動作状態を検知し、ユーザによるガイダンス情報出力の要求に応じて、その動作状態に応じたガイダンス情報をユーザに音声で案内することができるので、ユーザは、煩雑な操作を行うことなく、必要とする時に、撮影等に必要なガイダンスを受けることが可能になり、デジタルスチルカメラの操作性が向上する。また、出力されたガイダンス情報の再生、停止、繰返し、早送り、巻戻し、スキップの操作により、聞く必要のない情報をスキップして、ユーザが必要な情報に対して迅速にアクセスしたり、聞き漏らした情報に繰り返しアクセスしたりできるようになり、ガイダンス情報に対する操作性も向上する。
【0056】
本発明の撮影装置の第3の実施形態となるデジタルスチルカメラCは、ガイダンス情報のカスタマイズ機能とガイダンス情報の出力についての設定機能を備えており、図8は、デジタルスチルカメラCの背面を中心とした斜視図であり、図9は、デジタルスチルカメラCの構成を示すブロック図である。なお、デジタルスチルカメラは、レンズ、ファインダ、シャッター、電源部等の部材を通常有するが、本発明の特徴と直接関係しないものについては図示していない。
【0057】
図に示したように、デジタルスチルカメラBに対して以下の部材が追加されている。まず、圧縮された画像データの解凍処理を行う画像圧縮解凍部21と、画像によるガイダンス情報を出力するためのフレームメモリ22、液晶ディスプレイ23である。液晶ディスプレイの代わりに有機ELディスプレイ、プラズマディスプレイ等の画像表示手段であってもよい。さらに、ガイダンス情報の一部を記憶手段から削除する削除手段16、ガイダンス情報の一部を任意に選択可能とし、選択がされたガイダンス情報のみを出力可能とする選択出力手段17、ユーザが作成したガイダンス情報を入力し、記憶させる登録手段18、ガイダンス情報として出力される文字の大きさを変更する文字サイズ変更手段19、音声と画像の少なくともいずれか一方による前記ガイダンス情報の出力の可否を選択可能にする出力選択手段20も備えている。なお、削除手段16、選択出力手段17、登録手段18、文字サイズ変更手段19、出力選択手段20は、具体的には、押しボタン、レバー、電子ダイヤル、スライドスイッチ等が考えられる。また、これらの部材の追加に伴い、画像によるガイダンス情報についても記憶手段2において格納される。
【0058】
デジタルスチルカメラCでは、ガイダンス情報管理テーブルは、被写体情報と設定情報の組み合わせによって構成される識別キーの値毎に、対応する音声によるガイダンス情報ファイルだけでなく、画像によるガイダンス情報ファイルを管理することになる。
【0059】
以下、デジタルスチルカメラBに対して付加した機能の部分について詳細に説明する。
【0060】
図10はデジタルスチルカメラCで出力されるガイダンス情報表示画面の例を示している。この画面は以下のようにして表示される。すなわち、第1の操作手段14(ガイダンスボタン)をユーザが押下することによって、ガイダンス情報制御部10が被写体情報検出部8と設定情報検出部9に動作状態の検出命令を出し、検出された被写体情報と設定情報を取得し、これらの情報を判断し、図4に示したようなコード値に変換したものを検索キーとしてカメラ内固定メモリ5または外部記録媒体7のガイダンス情報管理テーブルにアクセスし、対応するレコードを基にガイダンス情報ファイルを読み出し、音声によるガイダンス情報を音声圧縮解凍部11により解凍し、音声メモリ12経由でスピーカ13に出力させるとともに、画像によるガイダンス情報は画像圧縮解凍部21により解凍し、フレームメモリ22経由で液晶ディスプレイ23に表示させたものである。
【0061】
ここで、ユーザがこの画面のガイダンス情報の表示を今後望まない場合、削除手段16の操作(具体的には、カーソル移動ボタン25a、25c、選択ボタン25bの操作)、つまり図10下段の「削除」の選択によって、ガイダンス情報制御部10はそのガイダンス情報の削除命令を出し、記憶手段2からそのガイダンス情報を削除することができる。なお、削除処理は、記憶手段2からガイダンス情報管理テーブルの該当レコードと対応するガイダンス情報ファイルを物理的に消去してもよいし、ガイダンス情報管理テーブルに削除フラグのような項目を持たせ、削除フラグの値を変更する論理削除処理であってもよい。後者の場合は、削除データを復活させる処理、すなわち削除フラグの値を元に戻す処理をさらに備えることも考えられる。
【0062】
また、選択出力手段17の操作(具体的には、カーソル移動ボタン25a、25c、選択ボタン25bの操作)、つまり図10下段の「お気に入り登録」の選択によって、ガイダンス情報制御部10は出力されているガイダンス情報の更新命令を出し、他のガイダンス情報と識別可能にすることができる。ここで、更新命令とは、記憶手段2において、ガイダンス情報管理テーブルにお気に入りフラグのような項目をさらに持たせ、お気に入りフラグの値を更新する処理が考えられるが、記憶手段2において、図4に示したようなガイダンス情報管理テーブルとは別に、お気に入りガイダンス情報管理テーブルを別に設け、お気に入り登録を所望するガイダンス情報を登録することも考えられる。
【0063】
さらに、お気に入り登録の際にユーザ名の入力または選択を要求するようにし、ガイダンス情報管理テーブルが前記お気に入りフラグをユーザの数だけ持つか、お気に入りガイダンス情報管理テーブルがユーザ名の項目を備え、そのユーザ名毎にお気に入りガイダンス情報を登録できるようにすれば、複数のユーザ毎のお気に入り登録が可能になる。
【0064】
なお、ガイダンス情報の削除やお気に入りの登録は、このように画面選択によって行ってもよいし、音声ガイダンスの指示に従って操作することにより行ってもよい。
【0065】
登録手段18は、ユーザが独自に作成したガイダンス情報を登録することを可能にするものであるが、具体的には以下のようなものが考えられる。ユーザはデジタルスチルカメラの録音機能を利用して自ら作成したガイダンス情報を予め録音しておく。次に、登録手段18の操作(具体的には、カーソル移動ボタン25a、25c、選択ボタン25bの操作)により、ガイダンス情報の出力条件、すなわち、被写体情報、設定情報のような動作状態を選択、指定し、予め録音したガイダンス情報と対応づけて登録を行う。またはお気に入りガイダンス情報管理テーブルに登録してもよい。これらの登録操作は、専用の画面において行うことが望ましい。
【0066】
次に、図11を参照して、お気に入り登録したガイダンス情報の出力例を説明する。ユーザは第1の操作手段14(ガイダンスボタン)の操作により、ガイダンス情報の出力要求を行う(S10)。ガイダンス情報制御部10はお気に入り登録情報の出力の要否の入力をユーザに促す(S11)。ユーザがカーソル移動ボタン25a、25c、選択ボタン25bの操作によりお気に入り登録情報の出力を要求した場合は(S11,YES)、記憶手段2からお気に入り登録されているガイダンス情報のみを読み出し、そのガイダンス情報の項目をお気に入りリストとして液晶ディスプレイ23に表示する(S12)。ここで、複数ユーザによるお気に入り登録が可能な場合は、お気に入りリストの表示(S12)の前にお気に入り登録しているユーザ名の選択を促す画面を表示し、カーソル移動ボタン25a、25c、選択ボタン25bの操作により選択されたユーザ名に対応するお気に入りのガイダンス情報項目のみをリスト表示することが望ましい。カーソル移動ボタン25a、25c、選択ボタン25bの操作により、お気に入りリストからユーザが出力したいガイダンス情報を選択することにより、そのガイダンス情報がスピーカ13から再生され、同時に液晶ディスプレイ23に出力される(S13)。なお、お気に入り登録情報の出力を要求しなかった場合は(S11,NO)、カメラの動作状態に応じたガイダンス情報を出力する処理が行われる(図11のS14及び図7のS9)。
【0067】
液晶ディスプレイ23に文字によるガイダンス情報が表示されている場合に、文字サイズ変更手段19の操作を行った場合には、ガイダンス情報制御部10において表示されている文字のサイズを変更する処理を行い、液晶ディスプレイ23に変更後の文字サイズでガイダンス情報が再表示される。ここで、文字サイズを拡大した場合には、1画面中にガイダンス情報全体が表示できないことが考えられる。この場合には、次のページの表示を選択できるようにし、表示しきれなかったガイダンス情報を次の画面で表示できるようにしておくことが望ましい。
【0068】
出力選択手段20の操作により、例えば音声によるガイダンス情報の出力を行わない旨の設定を行った場合には、ガイダンス情報制御部10は、音声によるガイダンス情報ファイルを記憶手段2から読み出す命令を行わない。従って、文字等によるガイダンス情報が液晶ディスプレイ23に出力されるのみとなる。
【0069】
文字サイズ変更操作やガイダンス情報の出力先変更操作は、ガイダンス情報の出力設定画面を別途設けて、カーソル移動ボタン25a、25c、選択ボタン25bの操作により行うようにすることが好ましい。
【0070】
このように本発明の撮影装置の第3の実施形態となるデジタルスチルカメラCによれば、デジタルスチルカメラBの効果に加えて、前記削除手段によって、ユーザが必要とするガイダンス情報のみをデジタルスチルカメラに持たせることが可能になり、ユーザにとって不要なガイダンス情報の出力を防止できる。また、前記選択出力手段によって、ユーザが必要とするガイダンス情報だけを出力させることが可能になり、さらに、前記登録手段によって、ユーザは自分が理解した言葉をそのままガイダンス情報として出力させることが可能になる。従って、ユーザは、ガイダンス情報をカスタマイズすることによって、自分の知りたい情報のみを効率的に得ることが可能になり、デジタルスチルカメラの操作性が向上する。
【0071】
また、不要なガイダンス情報を前記削除手段によって削除することによって、記録媒体の容量の節約にもなる。
【0072】
前記選択手段が複数のユーザ毎に前記ガイダンス情報の一部を任意に選択することができるようにした場合には、デジタルスチルカメラを複数のユーザで共同使用する場合にも、ユーザ毎に必要な情報を効率的に得ることが可能になる。
【0073】
前記文字サイズ変更手段により、小さな文字が表示されて読みづらい時には文字を拡大することによって、文字が大きすぎて全体の内容が読み取りにくい時には文字を縮小することによって、ユーザがガイダンス内容を見やすくすることができ、ガイダンス情報に対する視認性が向上する。
【0074】
前記出力選択手段により、例えば、音声によるガイダンス情報の出力が周囲の迷惑になる状況(卒業式等)や、液晶ディスプレイには画像によるガイダンス情報を表示せず、被写体を表示した状態で音声によるガイダンス情報を聞きたい状況においても、ユーザが知りたいガイダンス情報を取得することができ効果的である。
【0075】
また、上記第1から第3の実施の形態では、デジタルスチルカメラについて説明を行ったが、銀塩カメラやデジタルビデオカメラ等の撮影装置においても、スピーカ等の音声再生手段や、液晶ディスプレイまたは有機ELディスプレイ、プラズマディスプレイ等の画像表示手段を有していれば、本発明の実施をすることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるデジタルスチルカメラAの背面を中心にした斜視図。
【図2】本発明の第1の実施の形態によるデジタルスチルカメラAの構成を示すブロック図。
【図3】本発明の第1の実施の形態によるデジタルスチルカメラAのガイダンス情報の項目を階層的に示した図。
【図4】本発明の第1の実施の形態によるデジタルスチルカメラAのガイダンス情報管理テーブルの構成の例を示した図。
【図5】本発明の第2の実施の形態によるデジタルスチルカメラBの背面を中心にした斜視図。
【図6】本発明の第2の実施の形態によるデジタルスチルカメラBの構成を示すブロック図。
【図7】本発明の第2の実施の形態によるデジタルスチルカメラBのガイダンス処理を示すフローチャート。
【図8】本発明の第3の実施の形態によるデジタルスチルカメラCの背面を中心にした斜視図。
【図9】本発明の第3の実施の形態によるデジタルスチルカメラCの構成を示すブロック図。
【図10】本発明の第3の実施の形態によるデジタルスチルカメラCで出力されるガイダンス情報表示画面の例を示した図。
【図11】本発明の第3の実施の形態によるデジタルスチルカメラCのガイダンス処理を示すフローチャート。
【符号の説明】
1  デジタルスチルカメラ
2  記憶手段
3  動作状態検出手段
4  ガイダンス情報出力手段
5  カメラ内固定メモリ
6  記録媒体インターフェース
7  外部記録媒体
8  被写体情報検出部
9  設定情報検出部
10  ガイダンス情報制御部
11  音声圧縮解凍部
12  音声メモリ
13  スピーカ
14  第1の操作手段(ガイダンス情報出力要求)
15  第2の操作手段(再生、停止、繰返し、早送り、スキップ)
15a 繰返し/巻戻しボタン
15b 再生/停止ボタン
15c スキップ/早送りボタン
16  削除手段
17  選択出力手段
18  登録手段
19  文字サイズ変更手段
20  出力選択手段
21  画像圧縮解凍部
22  フレームメモリ
23  液晶ディスプレイ
25a カーソル移動ボタン(前の項目へ)
25b 選択ボタン
25c カーソル移動ボタン(次の項目へ)
30  レリーズボタン
31  ファインダ
32  電源ボタン
33  モード設定ボタン(オート、マニュアル、再生、ムービー、録音)
34a ズームボタン(接写)
34b ズームボタン(望遠)
35  撮影モードボタン
36a 前メニュー戻りボタン
36b メニュー/選択ボタン
37  ストロボモードボタン
38  カメラ/再生モード切替レバー

Claims (10)

  1. 撮影装置の取扱いについての音声を含むガイダンス情報を前記撮影装置の動作状態に対応づけて格納する記憶手段と、
    前記撮影装置の動作状態を検出する動作状態検出手段と、
    該動作状態検出手段により検出された動作状態に対応する前記ガイダンス情報を前記記憶手段から取得して出力するガイダンス情報出力手段を備えたことを特徴とする撮影装置。
  2. 前記動作状態検出手段が、常時、前記動作状態の検出を行うものであることを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
  3. 前記ガイダンス情報の出力要求を行う第1の操作手段をさらに備え、
    該出力要求に応じて、前記動作状態検出手段が前記動作状態の検出を行うことを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
  4. 前記ガイダンス情報の一部を前記記憶手段から削除する削除手段をさらに備えたことを特徴とする第1項から第3項のいずれか1項に記載の撮影装置。
  5. 前記ガイダンス情報の一部を任意に選択可能とし、該選択がされたガイダンス情報のみを出力可能とする選択出力手段をさらに備えたことを特徴とする第1項から第4項のいずれか1項に記載の撮影装置。
  6. 前記選択出力手段が、複数のユーザ毎に、前記ガイダンス情報の一部を任意に選択可能とするものであることを特徴とする請求項5記載の撮影装置。
  7. ユーザが作成したガイダンス情報を入力し、記憶させる登録手段をさらに備えたことを特徴とする第1項から第6項のいずれか1項に記載の撮影装置
  8. 前記ガイダンス情報の出力に対して、再生、停止、繰返し、早送り、巻戻し、スキップの少なくともいずれか1つの操作を行うことが可能な第2の操作手段をさらに備えたことを特徴とする第1項から第7項のいずれか1項に記載の撮影装置。
  9. 前記ガイダンス情報が文字を含むものであり、
    出力される前記文字の大きさを変更する文字サイズ変更手段をさらに備えたことを特徴とする第1項から第8項のいずれか1項に記載の撮影装置。
  10. 前記ガイダンス情報が音声と画像によるガイダンス情報を含むものであり、
    音声、画像の少なくとも一方による前記ガイダンス情報の出力の可否を選択可能にする出力選択手段をさらに備えたことを特徴とする第1項から第9項のいずれか1項に記載の撮影装置。
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