JP2004274135A - 電子カメラ - Google Patents
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Abstract
【課題】カメラの取扱いに精通していないユーザであっても、カメラの機能やカメラの操作入力方法などを容易に理解することが可能な電子カメラを提供すること。
【解決手段】半導体撮像素子により被写体像を撮影する電子カメラにおいて、LCD9と、このLCD9に一般向けのメニュー表示を行う第1のメニュー画面又は初心者向けのメニュー表示として各メニュー項目に関する説明文を併記して表示を行う第2のメニュー画面が可能なメニュー表示制御部28と、このメニュー表示制御部28に表示させる第1のメニュー画面と第2のメニュー画面とを切り換える切換部材10とを含んで構成する。
【選択図】 図2
【解決手段】半導体撮像素子により被写体像を撮影する電子カメラにおいて、LCD9と、このLCD9に一般向けのメニュー表示を行う第1のメニュー画面又は初心者向けのメニュー表示として各メニュー項目に関する説明文を併記して表示を行う第2のメニュー画面が可能なメニュー表示制御部28と、このメニュー表示制御部28に表示させる第1のメニュー画面と第2のメニュー画面とを切り換える切換部材10とを含んで構成する。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はカメラに関し、特に動作設定を行う際のメニュー表示技術に特徴を有する電子カメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、被写体像を撮像光学系により固体撮像素子、例えばCCD2次元イメージセンサやCMOSセンサ上に結像させて電気信号に変換し、これにより得られた静止画像の画像データを半導体メモリや磁気ディスクのような記録媒体に記録する、所謂電子カメラが広く普及しつつある。
【0003】
この種の電子カメラは、撮影した画像を表示再生するために、カラー液晶ディスプレイのモニタを備えるものがほとんどであり、ユーザは、撮影した画像をその場で即座に観賞することが可能である。
【0004】
このようなモニタは、撮影した画像を表示させる以外にもプログラムモードやマニュアルモード等の電子カメラ本体の動作を設定するためのモード設定用のメニュー画面を表示したり、操作ガイドを表示したりするためにも利用される。
【0005】
このような操作ガイドにおいて、例えば、特許文献1においては、カメラ本体の動作を設定する各項目をわかりやすく表した撮影画像(例えば、マクロモードを表す画像の場合にはマクロ撮影で撮影した画像)をアイコンとして用いるようにしたカメラが提案されている。
【0006】
また、特許文献2においては、予めユーザにより操作説明モードが選択されている状態で、何らかのカメラの操作入力がなされた場合に、そのカメラ操作についてのガイド説明を表示するようにしたカメラが提案されている。
【0007】
【特許文献1】
特開2002−152566号公報
【0008】
【特許文献2】
特開平10−200798号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、アイコンによる表示では、分かりやすく表示するといっても、そのアイコンが何を意味するものであるかを理解できるユーザでなければ、利用しづらいという欠点がある。この欠点は、例え、特許文献1のように撮影画像をアイコン化した場合でも同様である。また、特許文献2のように操作説明モードを設けたとしても、操作説明モードに切り換えて説明文を読んだ後、再び通常のモードに戻してから操作入力を行う必要があるので、実際の撮影時には非常に煩わしい。
【0010】
本発明はこのような事情を考慮してなされたものであり、カメラの取扱いに精通していないユーザであっても、カメラの機能やカメラの操作入力方法などを容易に理解することが可能な電子カメラを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するために、第1の態様の電子カメラは、半導体撮像素子により被写体像を撮影する電子カメラにおいて、表示手段と、前記表示手段に、カメラ本体の動作を設定するための複数の項目をメニュー表示する第1のメニュー画面と、前記複数の項目のメニュー表示とともにこれら複数の項目に関する説明文を表示する第2のメニュー画面の何れかを表示させるメニュー表示制御手段と、前記メニュー表示制御手段によって前記表示手段に表示させる前記第1のメニュー画面と第2のメニュー画面とを切り換える表示切換手段とを具備する。
また、第2の態様の電子カメラは、前記メニュー画面に表示された前記複数の項目の何れかを選択する項目選択手段を更に具備し、前記第2のメニュー画面として前記説明文を表示させる場合には、前記複数の項目のうち、少なくとも現在、前記項目選択手段によって選択されている項目に関する説明文を表示させる。
また、第3の態様の電子カメラは、第1の態様の電子カメラにおいて、前記説明文は、少なくとも前記複数の項目に関する技術的な内容、又は、その項目を選択することによって得られる効果を説明するための文章を含む。
また、第4の態様の電子カメラは、第1の態様の電子カメラにおいて、前記表示切換手段は、前記電子カメラに配された切換操作部材を含み、この切換操作部材の操作位置に応じて前記第1のメニュー画面と第2のメニュー画面とを切り換える。
これら第1〜第4の態様の電子カメラによれば、表示手段にカメラ本体の動作を設定するための複数の項目をメニュー表示する際に、複数の項目をメニュー表示する第1のメニュー画面と複数の項目と共にそれらの項目に対する説明文を表示する第2のメニュー画面とを表示切換手段によって切り換えることが可能であるので、カメラの取扱いに精通していないユーザであっても、カメラの機能やカメラの操作入力方法などを容易に理解することが可能である。
【0012】
前記の目的を達成するために、第5の態様の電子カメラは、第1の態様の電子カメラにおいて、前記メニュー表示制御手段は、カメラの電源投入直後、最初にメニュー画面を表示させるときには、前記第2のメニュー画面によるメニュー表示を行う。
【0013】
この第5の態様の電子カメラによれば、カメラの電源投入後、最初に説明文つきの第2のメニュー画面の表示を行うので、カメラの取扱いに精通していないユーザがメニュー画面を第1のメニュー画面から第2のメニュー画面に切り換える必要がない。
【0014】
また、第6の態様の電子カメラは、第1の態様の電子カメラにおいて、前記表示切換手段によって前記第1のメニュー画面及び前記第2のメニュー画面の何れが選択されたのかの履歴を記憶する履歴記憶手段を更に具備し、前記メニュー表示制御手段は、前記履歴記憶手段に記録された履歴に従って電子カメラの電源投入後、最初に表示されるメニュー画面を前記第1又は第2のメニュー画面の中から決定する。
【0015】
この第6の態様の電子カメラによれば、電子カメラを使用する可能性が高い人物に応じて最適なメニュー表示がなされる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の一実施形態を説明する。図1(a)及び図1(b)は、本発明の一実施形態に係る電子カメラの外観図である。なお、図1(a)はカメラの前方から見た外観図を示し、図1(b)はカメラの後方から見た外観図を示す。即ち、この電子カメラは、大きく分けて、カメラ本体1とレンズ鏡筒2とからなる。
【0017】
より詳細には、カメラ本体1には、撮影時における被写体観察用のカラー液晶表示部である電子ビューファインダ(EVF)3や露出補助などのための投光手段であるストロボ4などの、被写体撮影に必要な機能が備わっている。
【0018】
更に、カメラ本体1には、カメラ操作部として撮影準備動作及び撮影動作の実行開始を指示するためのレリーズボタン5、カメラの各種撮影モードや再生表示モード等を選択するためのモードダイヤル6、後に述べるメニュー表示画面などで表示された撮影条件などの複数の項目を選択操作するための十字キー(特許請求の範囲に記載の項目選択手段)7、十字キー7を用いて選択設定された条件を確定するための確定キー8及びメニュー表示画面におけるメニュー表示を切り換えるための切換部材(特許請求の範囲に記載の表示切換手段)10などが設けられている。
【0019】
また、図1(b)に示すようにカメラ本体1の背面には、特許請求の範囲に記載の表示手段としてのカラー液晶ディスプレイ(LCD)9が設けられている。
【0020】
次に、図2を用いて本実施形態に係る電子カメラの内部の詳細な構成を説明する。即ち、図2において、被写体光は、レンズ鏡筒2内に設けられたレンズ11を通過した後、絞り12によりその光量が制御される。このレンズ11は、AF機構13によってそのレンズ位置が制御される。このAF機構13は、内部にレンズ駆動用のモータやレンズ位置を検出するためのエンコーダなどが設けられている。
【0021】
レンズ11及び絞り12を通過した被写体光はカメラ本体1内に導かれる。ユーザによるレリーズボタン5の操作に従ってシャッタ14が開放されると、レンズ11及び絞り12を通過した被写体光が、カラー固体撮像素子であるCCD2次元カラーイメージセンサ(以下、単にCCDと称する)15に入射する。これにより、CCD15の撮像面上に被写体像が結像される。CCD15は、入射した光の光量に応じた光電変換を行う複数の画素を2次元のマトリクス状に配列して撮像面を構成し、更に、その撮像面にカラーフィルタを配置したものである。なお、ここでは、撮像素子の例としてCCDを例としているが、CMOSセンサを用いてもよい。これらの撮像素子は、撮像面に結像した被写体像に対応した信号電荷を蓄積する。
【0022】
また、このCCD15には撮像回路16が付属しており、この撮像回路16は、撮像結果の読み出し、ゲインの調整、及びCCD15への電力供給等の制御を行うと共に、詳細は後に述べるシステムコントローラ26に、絞り制御やシャッタ制御の開始要求を送る。
【0023】
CCD15において被写体像が電気信号に変換された後、CCD15の出力は、アナログ/デジタル(A/D)変換器17においてデジタル信号に変換される。その後、このデジタル信号は画像処理部18に導かれる。画像処理部18において、ISO感度設定、現在の照明状態における白色を基準として画像の色バランス調整を行うオートホワイトバランス、CCD15から入力されたRGB信号を輝度信号(Y)と色信号(C)に分離するY/C信号生成、画像表示を行う際の入出力調整(ガンマ処理)等が施されることにより、所定フォーマットのカラー画像信号が生成される。この画像処理部18によって生成されたカラー画像信号は、例えばDRAMからなるバッファメモリ19に一時的に記憶される。
【0024】
このバッファメモリ19には更に圧縮伸長部21が接続されている。この圧縮伸長部21は、バッファメモリ19に記憶されたカラー画像信号が読み出された後、所定の形式で圧縮(符号化)処理を行うことにより、記録媒体22への記録に適した形態とするための圧縮処理部と、記録媒体22に記録された画像データを読み出して伸長(復号化)処理を行う伸長処理部とからなる。なお、圧縮処理部で行われる圧縮処理の方式としては、例えば、非可逆圧縮方式のJPEG方式が用いられるが、これに限られるものではない。
【0025】
一方、再生時は、逆に記録媒体22から読み出され伸長処理された画像信号がバッファメモリ19に一時記憶された後、液晶制御部20を経てカラー液晶ディスプレイ(LCD)9で適宜表示される。なお、記録媒体22は、例えば、カード型フラッシュメモリのような不揮発性半導体メモリにより構成されたメモリカードが一般的に使用されるが、メモリカードに限らず、例えば、ハードディスクやフロッピー(登録商標)ディスクのような磁気記録媒体等、種々の形態のものを使用できる。
【0026】
また、この電子カメラは、カラー液晶ディスプレイ(LCD)9とは別に、覗き込み型の電子ビューファインダ(EVF)3が設けられている。撮影時のファインダ表示を行う際には、A/D変換器17からの出力に対して、ファインダ画像生成部23にてnフレーム/秒の動画処理が行われ、所謂、スルー画像として液晶制御部24を介して電子ビューファインダ(EVF)3から、又は液晶制御部20を介してカラー液晶ディスプレイ(LCD)9から表示される。
【0027】
また、ストロボ4は、被写体を照明するための光源であり、ストロボ制御回路25によってストロボ4の発光量が制御される。ストロボ制御回路25は、所定量の電荷を蓄積可能な図示しないストロボ用コンデンサを備え、このストロボ用コンデンサを充放電させてストロボ4の発光管(例えば、Xe管)を発光させる。
【0028】
以上の動作は、すべてシステムコントローラ26により制御される。システムコントローラ26は、操作部27に含まれるレリーズボタン5の押下等の各種操作内容に応じて前述の動作制御を実行する。また、このシステムコントローラ26は、設定された撮影条件に基づいてカメラ各部を制御し、また必要な画像処理用パラメータなどを提供する。なお、ここでいう撮影条件とは、いわゆる露出やシャッタ速度、ストロボ発光有無、発光量補正等の銀塩カメラと共通する狭義の撮影条件のみならず、ホワイトバランス、色処理(カラーテーブル)、ガンマ等のデジタル画像処理の条件をも含むものである。
【0029】
また、システムコントローラ26は、特許請求の範囲に記載のメニュー表示制御手段としてのメニュー表示制御部28を備える。このメニュー表示制御部28は、ユーザが撮影条件や再生条件等のカメラ本体の動作の設定や変更を行う際に、それらカメラ本体の動作を設定するための複数の項目をそのままメニュー表示する第1のメニュー画面又はこれら複数の項目のメニュー表示とともにこれら複数の項目に関する説明文を表示する第2のメニュー画面の何れかをカラー液晶ディスプレイ(LCD)9に表示させるように制御する。このようなメニュー表示は、ユーザによる前記モードダイヤル6、十字キー7、確定キー8の操作、及び切換部材10の操作位置に応じて、メニュー表示制御部28がメニュー画像記憶部29に記憶された各種メニュー画像を読み出してメニュー画面を表示させる。
【0030】
また、切換部材10は、前述の第1のメニュー画面と第2のメニュー画面とを切り換えるためのものである。この切換部材10はスライド式操作部材で構成されており、その操作位置の状態は図示しないスイッチによって検知されてシステムコントローラ26に入力される。
【0031】
即ち、この切換部材10が図1(b)中のST(STANDARD)側に位置している場合にはSTANDARD(通常)モードである。この場合、LCD9上のメニュー表示は、従来の電子カメラと同様に、選択対象項目を示す文字列、記号、アイコン等によってメニュー項目表示がなされる(第1のメニュー画面)。
【0032】
一方、この切換部材10が図中のHLP(HELP)側に位置している場合にはHELP(説明)モードである。この場合、LCD9上には初心者向けのメニュー表示として、前述の文字列、記号、アイコン等によるメニュー表示とともに、選択対象項目の名称、技術的な意味、使用方法やそれを使用することによる効果、注意点等の説明文が表示される(第2のメニュー画面)。
【0033】
本実施形態では、このような切換部材10を設けたことにより、一つの操作部材の切換操作のみで、電子カメラの使用方法を熟知している一般ユーザに向けてのメニュー表示と電子カメラの使用に不慣れな初心者ユ一ザに向けてのメニュー表示とを簡単に切り換えることができる。なお、切換操作を行う部材は図1(b)のようなスライド式操作部材に限るものではなく、押ボタン式の操作部材によるものでも良い。また、カメラのメニュー表示の初期状態として、電源投入直後の最初のメニュー表示を初心者向けの第2のメニュー画面に設定しておき、一般ユーザが使用する際にはメニュー選択によって切り換えるようにしても良い。更に、第1と第2の何れのメニュー表示がなされたかの履歴を、例えば、メニュー画像記憶部に記憶しておき(履歴記憶手段)、この履歴に従ってメニュー表示の初期状態を決定するようにしてもよい。
【0034】
次に、このようなメニュー表示時の動作を図3のフローチャートと図4の表示例を示す図を用いて説明する。図3のフローチャートの動作は、ユーザが撮影モード、撮影条件、再生モード等を設定するために確定キー8を操作してメニュー表示画面を呼び出す際に実行されるものである。なお、この図3のフローチャートの動作はシステムコントローラ26が制御する。
【0035】
はじめに、ステップS1にて切換部材10がHELPモードを設定するHLP側に設定されているか否かを判定する。このステップS1の判定において、切換部材10がHLP側にないと判定した場合には(つまり、通常モードを設定するST側にあれば)、ステップS10に進む。一方、ステップS1の判定において切換部材10がHLP側にあると判定した場合には、ステップS30に進む。
【0036】
ステップS10では、図4(a)に示すような一般的なユーザ向けの初期メニュー表示を行う。なお、図4(a)は画像設定を行う場合の表示例であり、例えば、符号100で示す[画質モード],[ホワイトバランス],[WB(ホワイトバランス)補正],[シャープネス],[コントラスト]の5つの選択対象項目が複数の項目として併記される。ここで、符号101aを付与した[画質モード]は反転表示されており、現在、選択状態であることを視認可能である。ここで、[画質モード]は画像を記録媒体22に記録させる際の画像サイズを選択するための項目であり、[ホワイトバランス]は撮影時の照明条件を選択して粗い調整をするための項目であり、[WB補正]は前記したホワイトバランスの微調整用の項目であり、[シャープネス]撮影した画像の輪郭を強調したり弱めたりするための項目であり、[コントラスト]は撮影した画像のコントラスト(明暗)を調整するための項目である。なお、ここで示した項目は、あくまでも一例であり、例えば、画像の明るさ調整や感度調整なども項目に含めることができるのは勿論である。
【0037】
次のステップS11以後は、ユーザによって十字キー7又は確定キー8が操作されたか否かを判定し、それに応じて対応する動作を行う。ここで、十字キー7に含まれる4方向のキーをそれぞれ、上キー、下キー、右キー、及び左キーと呼ぶことにする。
【0038】
つまり、まず、ステップS11において十字キー7の上キー又は下キーが操作されているか否か、即ち、選択対象を変更するための操作がユーザによってなされたか否かを判定する。十字キー7の上キー又は下キーが操作されたと判定した場合は、ステップS18に進んで選択対象項目の変更を行った後、ステップS11に戻る。なお、ステップS11で選択対象が変更された場合、例えば、[画質モード]101aから[ホワイトバランス]101bに変更された場合には、[画質モード]101aの反転表示を解除し、代わって[ホワイトバランス]101bを反転表示させる。なお、この反転表示は図示していない。
【0039】
一方、ステップS11の判定において十字キー7の上キー又は下キーが操作されていないと判定した場合は、ステップS12に進み、次に、十字キー7の右キーが操作されているか否かを判定する。このステップS12で十字キー7の右キーが操作されていないと判定した場合には、ステップS19に進み、次に十字キー7の左キーが操作されているか否かを判定する。このステップS19の判定にて十字キー7の左キーが操作されていると判定した場合は、ユーザが設定動作を終了しようとしているのであるから、一連のメニュー表示の動作を終了する。一方、ステップS19の判定において十字キー7の左キーが操作されていないと判定した場合にはステップS11に戻る。
【0040】
一方、ステップS12の判定において、十字キー7の右キーが操作されていると判定した場合はステップS13に進み、さらなる詳細項目を選択可能な状態に切り換える。図4(c)は前述の[画質モード]において、その中の詳細選択項目である[SHQ](最高画質),[HQ](高画質),[SQ](通常画質)の3つの画質モード(撮影条件)の何れかを選択する際の表示例である。
【0041】
現在選択状態である[SHQ]103aは、前記同様に反転表示されている。この状態で、次のステップS14において、十字キー7の上キー又は下キーが操作されているか、つまり、詳細項目の選択操作がなされたか否かを判定する。このステップS14の判定において、選択操作がなされたと判定した場合は、ステップS20にて詳細項目を変更する。なお、前記と同様に、選択対象が変更された場合、例えば、[SHQ]から[HQ]に変更された場合には、[SHQ]の反転表示を解除し、代わって[HQ]を反転表示させる。なお、この反転表示は図に示していない。
【0042】
一方、ステップS14の判定において、十字キー7の上キー又は下キーが操作されていないと判定した場合には、ステップS15に進み、十字キー7の左キーが操作されているか否かを判定する。このステップS15の判定において十字キー7の左キーが操作されていると判定した場合は、ユーザが詳細選択動作を中止しようとしているのであるから、設定を最初からやり直すことが出きるように、ステップS1に戻る。
【0043】
一方、ステップS15の判定において十字キー7の左キーが操作されていないと判定した場合には、ステップS16に進んで確定キー8が操作されているか否かを判定する。このステップS16の判定で、確定キー8が操作されていないと判定した場合はステップS14に戻る。一方、ステップS16の判定で、確定キー8が操作されていると判定した場合には、ステップS17に進んで現在選択状態にある撮影条件、図4(c)の例であれば反転表示されている[SHQ]を撮影条件として確定してからステップS14に戻る。
【0044】
また、図4(e)は、ホワイトバランスを設定する際の詳細項目を示した表示例である。つまり、ステップS11で[ホワイトバランス]を選択対象項目に指定した場合にこのような表示がなされる。なお、この図4(e)においては現在の設定対象(現在選択状態にある項目)である[蛍光灯]105dを反転表示している。
【0045】
次に、ステップS1の判定において切換部材10がHLP側に設定されていると判定した場合について説明する。まず、ステップS30では、図4(b)に示すような初心者ユーザ向けのメニュー表示が行われる。なお、図4(b)は図4(a)に対応する画像設定を行う場合の表示例であり、符号106のように[画質モード],[ホワイトバランス],[WB補正],[シャープネス],[コントラスト]の5つの選択対象項目が併記される。
【0046】
ここで、現在、選択状態にある[画質モード]107aは反転表示されており、更にその横には[画質モード]とは何かを初心者ユーザに説明するための説明文108が表示されるようになっている。この説明文108は、設定対象の一般的な意味の他に、設定対象の種類に応じて、写真技術的な内容、具体的な操作方法、又は、それによって得られる撮影効果等を表示するようにしても良い。これ以後の、選択、及び、設定操作に関しては、前述した一般ユーザ向けの場合と全く同じであり、ステップS11〜S20の処理はステップS31〜S40の処理にそのまま当てはまる。したがって、その詳細な説明は省略する。
【0047】
ここで、一般ユーザ向けのメニュー表示と初心者向けのメニュー表示とは、メニュー表示の際に説明文が付与されるか否かに関してのみが異なっている。具体的にはステップS33、ステップS38、及びステップS40の表示の際に説明文が付与される点のみが相違する。
【0048】
図4(d)は、HELPモード選択時における[画質モード]の詳細選択画面表示例である。現在の設定対象項目(選択状態にある項目)である[SHQ](110aは反転表示され、それとともに[SHQ]とは何かを説明するための説明文111が表示される。また、図4(f)は、HELPモード選択時における[ホワイトバランス]の詳細選択画面表示例である。現在の設定対象項目である[蛍光灯]113dは反転表示され、それとともに説明文114が表示される。
【0049】
なお、説明文の表示は本実施形態に示した例に限るものではなく、初心者向けの表示に切り換えた際にその設定対象の一般的な意味、写真技術的な内容、具体的な操作方法、又は、それによって得られる撮影効果等を説明する説明文が表示されるのであれば、どのような形態であっても良い。また、設定対象項目、及び、詳細項目も実施形態に示したもの以外にも適用できる。更に、前記実施形態では、現在選択されている項目について説明文を表示させるようにしているが、表示スペースが許す場合には、すべての項目に関して説明文を表示させても良い。
【0050】
以上実施の形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は前述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可能なことは勿論である。例えば、前述した実施の形態では、電子カメラの例で説明したが、本発明は説明文表示が可能な表示手段を有する種々の機器、例えば、デジタルビデオ(DV)カメラや、ハイブリットカメラなどにも応用可能である。
【0051】
さらに、前記した実施の形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件の適当な組合せにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施の形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成も発明として抽出され得る。
【0052】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、カメラ本体の動作を設定するための複数の項目をメニュー表示する際に、この複数の項目に関する説明文を表示することにより、カメラの取扱いに精通していないユーザであってもカメラの機能を容易に理解することが可能であり、また、カメラの機能を理解して容易に操作入力を行うことを可能とした電子カメラを提供することができる。
【0053】
また、本発明のカメラにおいては、一つの操作部材の切換操作のみで、電子カメラの使用方法を熟知している一般的なユーザに向けてのメニュー表示と、電子カメラの使用に不慣れな初心者ユーザに向けてのメニュー表示とを簡単に切り換えることができるので、カメラの取扱いに精通していない初心者ユーザであっても容易に操作入力を行うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る電子カメラの外観構成図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る電子カメラの内部構成図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る電子カメラのメニュー表示時の動作手順を示すフローチャートである。
【図4】メニュー表示の表示例を示す図である。
【符号の説明】1…カメラ本体、2…レンズ鏡筒、3…電子ビューファインダ(EVF)、4…ストロボ、5…レリーズボタン、6…モードダイヤル、7…十字キー、8…確定キー、9…カラー液晶ディスプレイ(LCD)、10…切換部材、11…レンズ、12…絞り、13…AF機構、14…シャッタ、15…2次元カラーイメージセンサ(CCD)、16…撮像回路、17…アナログ/デジタル(A/D)変換器、18…画像処理部、19…バッファメモリ、20,24…液晶制御部、21…圧縮伸長部、22…記録媒体、23…ファインダ画像生成部、25…ストロボ制御回路、26…システムコントローラ、27…操作部、28…メニュー表示制御部、29…メニュー画像記憶部
【発明の属する技術分野】
本発明はカメラに関し、特に動作設定を行う際のメニュー表示技術に特徴を有する電子カメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、被写体像を撮像光学系により固体撮像素子、例えばCCD2次元イメージセンサやCMOSセンサ上に結像させて電気信号に変換し、これにより得られた静止画像の画像データを半導体メモリや磁気ディスクのような記録媒体に記録する、所謂電子カメラが広く普及しつつある。
【0003】
この種の電子カメラは、撮影した画像を表示再生するために、カラー液晶ディスプレイのモニタを備えるものがほとんどであり、ユーザは、撮影した画像をその場で即座に観賞することが可能である。
【0004】
このようなモニタは、撮影した画像を表示させる以外にもプログラムモードやマニュアルモード等の電子カメラ本体の動作を設定するためのモード設定用のメニュー画面を表示したり、操作ガイドを表示したりするためにも利用される。
【0005】
このような操作ガイドにおいて、例えば、特許文献1においては、カメラ本体の動作を設定する各項目をわかりやすく表した撮影画像(例えば、マクロモードを表す画像の場合にはマクロ撮影で撮影した画像)をアイコンとして用いるようにしたカメラが提案されている。
【0006】
また、特許文献2においては、予めユーザにより操作説明モードが選択されている状態で、何らかのカメラの操作入力がなされた場合に、そのカメラ操作についてのガイド説明を表示するようにしたカメラが提案されている。
【0007】
【特許文献1】
特開2002−152566号公報
【0008】
【特許文献2】
特開平10−200798号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、アイコンによる表示では、分かりやすく表示するといっても、そのアイコンが何を意味するものであるかを理解できるユーザでなければ、利用しづらいという欠点がある。この欠点は、例え、特許文献1のように撮影画像をアイコン化した場合でも同様である。また、特許文献2のように操作説明モードを設けたとしても、操作説明モードに切り換えて説明文を読んだ後、再び通常のモードに戻してから操作入力を行う必要があるので、実際の撮影時には非常に煩わしい。
【0010】
本発明はこのような事情を考慮してなされたものであり、カメラの取扱いに精通していないユーザであっても、カメラの機能やカメラの操作入力方法などを容易に理解することが可能な電子カメラを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するために、第1の態様の電子カメラは、半導体撮像素子により被写体像を撮影する電子カメラにおいて、表示手段と、前記表示手段に、カメラ本体の動作を設定するための複数の項目をメニュー表示する第1のメニュー画面と、前記複数の項目のメニュー表示とともにこれら複数の項目に関する説明文を表示する第2のメニュー画面の何れかを表示させるメニュー表示制御手段と、前記メニュー表示制御手段によって前記表示手段に表示させる前記第1のメニュー画面と第2のメニュー画面とを切り換える表示切換手段とを具備する。
また、第2の態様の電子カメラは、前記メニュー画面に表示された前記複数の項目の何れかを選択する項目選択手段を更に具備し、前記第2のメニュー画面として前記説明文を表示させる場合には、前記複数の項目のうち、少なくとも現在、前記項目選択手段によって選択されている項目に関する説明文を表示させる。
また、第3の態様の電子カメラは、第1の態様の電子カメラにおいて、前記説明文は、少なくとも前記複数の項目に関する技術的な内容、又は、その項目を選択することによって得られる効果を説明するための文章を含む。
また、第4の態様の電子カメラは、第1の態様の電子カメラにおいて、前記表示切換手段は、前記電子カメラに配された切換操作部材を含み、この切換操作部材の操作位置に応じて前記第1のメニュー画面と第2のメニュー画面とを切り換える。
これら第1〜第4の態様の電子カメラによれば、表示手段にカメラ本体の動作を設定するための複数の項目をメニュー表示する際に、複数の項目をメニュー表示する第1のメニュー画面と複数の項目と共にそれらの項目に対する説明文を表示する第2のメニュー画面とを表示切換手段によって切り換えることが可能であるので、カメラの取扱いに精通していないユーザであっても、カメラの機能やカメラの操作入力方法などを容易に理解することが可能である。
【0012】
前記の目的を達成するために、第5の態様の電子カメラは、第1の態様の電子カメラにおいて、前記メニュー表示制御手段は、カメラの電源投入直後、最初にメニュー画面を表示させるときには、前記第2のメニュー画面によるメニュー表示を行う。
【0013】
この第5の態様の電子カメラによれば、カメラの電源投入後、最初に説明文つきの第2のメニュー画面の表示を行うので、カメラの取扱いに精通していないユーザがメニュー画面を第1のメニュー画面から第2のメニュー画面に切り換える必要がない。
【0014】
また、第6の態様の電子カメラは、第1の態様の電子カメラにおいて、前記表示切換手段によって前記第1のメニュー画面及び前記第2のメニュー画面の何れが選択されたのかの履歴を記憶する履歴記憶手段を更に具備し、前記メニュー表示制御手段は、前記履歴記憶手段に記録された履歴に従って電子カメラの電源投入後、最初に表示されるメニュー画面を前記第1又は第2のメニュー画面の中から決定する。
【0015】
この第6の態様の電子カメラによれば、電子カメラを使用する可能性が高い人物に応じて最適なメニュー表示がなされる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の一実施形態を説明する。図1(a)及び図1(b)は、本発明の一実施形態に係る電子カメラの外観図である。なお、図1(a)はカメラの前方から見た外観図を示し、図1(b)はカメラの後方から見た外観図を示す。即ち、この電子カメラは、大きく分けて、カメラ本体1とレンズ鏡筒2とからなる。
【0017】
より詳細には、カメラ本体1には、撮影時における被写体観察用のカラー液晶表示部である電子ビューファインダ(EVF)3や露出補助などのための投光手段であるストロボ4などの、被写体撮影に必要な機能が備わっている。
【0018】
更に、カメラ本体1には、カメラ操作部として撮影準備動作及び撮影動作の実行開始を指示するためのレリーズボタン5、カメラの各種撮影モードや再生表示モード等を選択するためのモードダイヤル6、後に述べるメニュー表示画面などで表示された撮影条件などの複数の項目を選択操作するための十字キー(特許請求の範囲に記載の項目選択手段)7、十字キー7を用いて選択設定された条件を確定するための確定キー8及びメニュー表示画面におけるメニュー表示を切り換えるための切換部材(特許請求の範囲に記載の表示切換手段)10などが設けられている。
【0019】
また、図1(b)に示すようにカメラ本体1の背面には、特許請求の範囲に記載の表示手段としてのカラー液晶ディスプレイ(LCD)9が設けられている。
【0020】
次に、図2を用いて本実施形態に係る電子カメラの内部の詳細な構成を説明する。即ち、図2において、被写体光は、レンズ鏡筒2内に設けられたレンズ11を通過した後、絞り12によりその光量が制御される。このレンズ11は、AF機構13によってそのレンズ位置が制御される。このAF機構13は、内部にレンズ駆動用のモータやレンズ位置を検出するためのエンコーダなどが設けられている。
【0021】
レンズ11及び絞り12を通過した被写体光はカメラ本体1内に導かれる。ユーザによるレリーズボタン5の操作に従ってシャッタ14が開放されると、レンズ11及び絞り12を通過した被写体光が、カラー固体撮像素子であるCCD2次元カラーイメージセンサ(以下、単にCCDと称する)15に入射する。これにより、CCD15の撮像面上に被写体像が結像される。CCD15は、入射した光の光量に応じた光電変換を行う複数の画素を2次元のマトリクス状に配列して撮像面を構成し、更に、その撮像面にカラーフィルタを配置したものである。なお、ここでは、撮像素子の例としてCCDを例としているが、CMOSセンサを用いてもよい。これらの撮像素子は、撮像面に結像した被写体像に対応した信号電荷を蓄積する。
【0022】
また、このCCD15には撮像回路16が付属しており、この撮像回路16は、撮像結果の読み出し、ゲインの調整、及びCCD15への電力供給等の制御を行うと共に、詳細は後に述べるシステムコントローラ26に、絞り制御やシャッタ制御の開始要求を送る。
【0023】
CCD15において被写体像が電気信号に変換された後、CCD15の出力は、アナログ/デジタル(A/D)変換器17においてデジタル信号に変換される。その後、このデジタル信号は画像処理部18に導かれる。画像処理部18において、ISO感度設定、現在の照明状態における白色を基準として画像の色バランス調整を行うオートホワイトバランス、CCD15から入力されたRGB信号を輝度信号(Y)と色信号(C)に分離するY/C信号生成、画像表示を行う際の入出力調整(ガンマ処理)等が施されることにより、所定フォーマットのカラー画像信号が生成される。この画像処理部18によって生成されたカラー画像信号は、例えばDRAMからなるバッファメモリ19に一時的に記憶される。
【0024】
このバッファメモリ19には更に圧縮伸長部21が接続されている。この圧縮伸長部21は、バッファメモリ19に記憶されたカラー画像信号が読み出された後、所定の形式で圧縮(符号化)処理を行うことにより、記録媒体22への記録に適した形態とするための圧縮処理部と、記録媒体22に記録された画像データを読み出して伸長(復号化)処理を行う伸長処理部とからなる。なお、圧縮処理部で行われる圧縮処理の方式としては、例えば、非可逆圧縮方式のJPEG方式が用いられるが、これに限られるものではない。
【0025】
一方、再生時は、逆に記録媒体22から読み出され伸長処理された画像信号がバッファメモリ19に一時記憶された後、液晶制御部20を経てカラー液晶ディスプレイ(LCD)9で適宜表示される。なお、記録媒体22は、例えば、カード型フラッシュメモリのような不揮発性半導体メモリにより構成されたメモリカードが一般的に使用されるが、メモリカードに限らず、例えば、ハードディスクやフロッピー(登録商標)ディスクのような磁気記録媒体等、種々の形態のものを使用できる。
【0026】
また、この電子カメラは、カラー液晶ディスプレイ(LCD)9とは別に、覗き込み型の電子ビューファインダ(EVF)3が設けられている。撮影時のファインダ表示を行う際には、A/D変換器17からの出力に対して、ファインダ画像生成部23にてnフレーム/秒の動画処理が行われ、所謂、スルー画像として液晶制御部24を介して電子ビューファインダ(EVF)3から、又は液晶制御部20を介してカラー液晶ディスプレイ(LCD)9から表示される。
【0027】
また、ストロボ4は、被写体を照明するための光源であり、ストロボ制御回路25によってストロボ4の発光量が制御される。ストロボ制御回路25は、所定量の電荷を蓄積可能な図示しないストロボ用コンデンサを備え、このストロボ用コンデンサを充放電させてストロボ4の発光管(例えば、Xe管)を発光させる。
【0028】
以上の動作は、すべてシステムコントローラ26により制御される。システムコントローラ26は、操作部27に含まれるレリーズボタン5の押下等の各種操作内容に応じて前述の動作制御を実行する。また、このシステムコントローラ26は、設定された撮影条件に基づいてカメラ各部を制御し、また必要な画像処理用パラメータなどを提供する。なお、ここでいう撮影条件とは、いわゆる露出やシャッタ速度、ストロボ発光有無、発光量補正等の銀塩カメラと共通する狭義の撮影条件のみならず、ホワイトバランス、色処理(カラーテーブル)、ガンマ等のデジタル画像処理の条件をも含むものである。
【0029】
また、システムコントローラ26は、特許請求の範囲に記載のメニュー表示制御手段としてのメニュー表示制御部28を備える。このメニュー表示制御部28は、ユーザが撮影条件や再生条件等のカメラ本体の動作の設定や変更を行う際に、それらカメラ本体の動作を設定するための複数の項目をそのままメニュー表示する第1のメニュー画面又はこれら複数の項目のメニュー表示とともにこれら複数の項目に関する説明文を表示する第2のメニュー画面の何れかをカラー液晶ディスプレイ(LCD)9に表示させるように制御する。このようなメニュー表示は、ユーザによる前記モードダイヤル6、十字キー7、確定キー8の操作、及び切換部材10の操作位置に応じて、メニュー表示制御部28がメニュー画像記憶部29に記憶された各種メニュー画像を読み出してメニュー画面を表示させる。
【0030】
また、切換部材10は、前述の第1のメニュー画面と第2のメニュー画面とを切り換えるためのものである。この切換部材10はスライド式操作部材で構成されており、その操作位置の状態は図示しないスイッチによって検知されてシステムコントローラ26に入力される。
【0031】
即ち、この切換部材10が図1(b)中のST(STANDARD)側に位置している場合にはSTANDARD(通常)モードである。この場合、LCD9上のメニュー表示は、従来の電子カメラと同様に、選択対象項目を示す文字列、記号、アイコン等によってメニュー項目表示がなされる(第1のメニュー画面)。
【0032】
一方、この切換部材10が図中のHLP(HELP)側に位置している場合にはHELP(説明)モードである。この場合、LCD9上には初心者向けのメニュー表示として、前述の文字列、記号、アイコン等によるメニュー表示とともに、選択対象項目の名称、技術的な意味、使用方法やそれを使用することによる効果、注意点等の説明文が表示される(第2のメニュー画面)。
【0033】
本実施形態では、このような切換部材10を設けたことにより、一つの操作部材の切換操作のみで、電子カメラの使用方法を熟知している一般ユーザに向けてのメニュー表示と電子カメラの使用に不慣れな初心者ユ一ザに向けてのメニュー表示とを簡単に切り換えることができる。なお、切換操作を行う部材は図1(b)のようなスライド式操作部材に限るものではなく、押ボタン式の操作部材によるものでも良い。また、カメラのメニュー表示の初期状態として、電源投入直後の最初のメニュー表示を初心者向けの第2のメニュー画面に設定しておき、一般ユーザが使用する際にはメニュー選択によって切り換えるようにしても良い。更に、第1と第2の何れのメニュー表示がなされたかの履歴を、例えば、メニュー画像記憶部に記憶しておき(履歴記憶手段)、この履歴に従ってメニュー表示の初期状態を決定するようにしてもよい。
【0034】
次に、このようなメニュー表示時の動作を図3のフローチャートと図4の表示例を示す図を用いて説明する。図3のフローチャートの動作は、ユーザが撮影モード、撮影条件、再生モード等を設定するために確定キー8を操作してメニュー表示画面を呼び出す際に実行されるものである。なお、この図3のフローチャートの動作はシステムコントローラ26が制御する。
【0035】
はじめに、ステップS1にて切換部材10がHELPモードを設定するHLP側に設定されているか否かを判定する。このステップS1の判定において、切換部材10がHLP側にないと判定した場合には(つまり、通常モードを設定するST側にあれば)、ステップS10に進む。一方、ステップS1の判定において切換部材10がHLP側にあると判定した場合には、ステップS30に進む。
【0036】
ステップS10では、図4(a)に示すような一般的なユーザ向けの初期メニュー表示を行う。なお、図4(a)は画像設定を行う場合の表示例であり、例えば、符号100で示す[画質モード],[ホワイトバランス],[WB(ホワイトバランス)補正],[シャープネス],[コントラスト]の5つの選択対象項目が複数の項目として併記される。ここで、符号101aを付与した[画質モード]は反転表示されており、現在、選択状態であることを視認可能である。ここで、[画質モード]は画像を記録媒体22に記録させる際の画像サイズを選択するための項目であり、[ホワイトバランス]は撮影時の照明条件を選択して粗い調整をするための項目であり、[WB補正]は前記したホワイトバランスの微調整用の項目であり、[シャープネス]撮影した画像の輪郭を強調したり弱めたりするための項目であり、[コントラスト]は撮影した画像のコントラスト(明暗)を調整するための項目である。なお、ここで示した項目は、あくまでも一例であり、例えば、画像の明るさ調整や感度調整なども項目に含めることができるのは勿論である。
【0037】
次のステップS11以後は、ユーザによって十字キー7又は確定キー8が操作されたか否かを判定し、それに応じて対応する動作を行う。ここで、十字キー7に含まれる4方向のキーをそれぞれ、上キー、下キー、右キー、及び左キーと呼ぶことにする。
【0038】
つまり、まず、ステップS11において十字キー7の上キー又は下キーが操作されているか否か、即ち、選択対象を変更するための操作がユーザによってなされたか否かを判定する。十字キー7の上キー又は下キーが操作されたと判定した場合は、ステップS18に進んで選択対象項目の変更を行った後、ステップS11に戻る。なお、ステップS11で選択対象が変更された場合、例えば、[画質モード]101aから[ホワイトバランス]101bに変更された場合には、[画質モード]101aの反転表示を解除し、代わって[ホワイトバランス]101bを反転表示させる。なお、この反転表示は図示していない。
【0039】
一方、ステップS11の判定において十字キー7の上キー又は下キーが操作されていないと判定した場合は、ステップS12に進み、次に、十字キー7の右キーが操作されているか否かを判定する。このステップS12で十字キー7の右キーが操作されていないと判定した場合には、ステップS19に進み、次に十字キー7の左キーが操作されているか否かを判定する。このステップS19の判定にて十字キー7の左キーが操作されていると判定した場合は、ユーザが設定動作を終了しようとしているのであるから、一連のメニュー表示の動作を終了する。一方、ステップS19の判定において十字キー7の左キーが操作されていないと判定した場合にはステップS11に戻る。
【0040】
一方、ステップS12の判定において、十字キー7の右キーが操作されていると判定した場合はステップS13に進み、さらなる詳細項目を選択可能な状態に切り換える。図4(c)は前述の[画質モード]において、その中の詳細選択項目である[SHQ](最高画質),[HQ](高画質),[SQ](通常画質)の3つの画質モード(撮影条件)の何れかを選択する際の表示例である。
【0041】
現在選択状態である[SHQ]103aは、前記同様に反転表示されている。この状態で、次のステップS14において、十字キー7の上キー又は下キーが操作されているか、つまり、詳細項目の選択操作がなされたか否かを判定する。このステップS14の判定において、選択操作がなされたと判定した場合は、ステップS20にて詳細項目を変更する。なお、前記と同様に、選択対象が変更された場合、例えば、[SHQ]から[HQ]に変更された場合には、[SHQ]の反転表示を解除し、代わって[HQ]を反転表示させる。なお、この反転表示は図に示していない。
【0042】
一方、ステップS14の判定において、十字キー7の上キー又は下キーが操作されていないと判定した場合には、ステップS15に進み、十字キー7の左キーが操作されているか否かを判定する。このステップS15の判定において十字キー7の左キーが操作されていると判定した場合は、ユーザが詳細選択動作を中止しようとしているのであるから、設定を最初からやり直すことが出きるように、ステップS1に戻る。
【0043】
一方、ステップS15の判定において十字キー7の左キーが操作されていないと判定した場合には、ステップS16に進んで確定キー8が操作されているか否かを判定する。このステップS16の判定で、確定キー8が操作されていないと判定した場合はステップS14に戻る。一方、ステップS16の判定で、確定キー8が操作されていると判定した場合には、ステップS17に進んで現在選択状態にある撮影条件、図4(c)の例であれば反転表示されている[SHQ]を撮影条件として確定してからステップS14に戻る。
【0044】
また、図4(e)は、ホワイトバランスを設定する際の詳細項目を示した表示例である。つまり、ステップS11で[ホワイトバランス]を選択対象項目に指定した場合にこのような表示がなされる。なお、この図4(e)においては現在の設定対象(現在選択状態にある項目)である[蛍光灯]105dを反転表示している。
【0045】
次に、ステップS1の判定において切換部材10がHLP側に設定されていると判定した場合について説明する。まず、ステップS30では、図4(b)に示すような初心者ユーザ向けのメニュー表示が行われる。なお、図4(b)は図4(a)に対応する画像設定を行う場合の表示例であり、符号106のように[画質モード],[ホワイトバランス],[WB補正],[シャープネス],[コントラスト]の5つの選択対象項目が併記される。
【0046】
ここで、現在、選択状態にある[画質モード]107aは反転表示されており、更にその横には[画質モード]とは何かを初心者ユーザに説明するための説明文108が表示されるようになっている。この説明文108は、設定対象の一般的な意味の他に、設定対象の種類に応じて、写真技術的な内容、具体的な操作方法、又は、それによって得られる撮影効果等を表示するようにしても良い。これ以後の、選択、及び、設定操作に関しては、前述した一般ユーザ向けの場合と全く同じであり、ステップS11〜S20の処理はステップS31〜S40の処理にそのまま当てはまる。したがって、その詳細な説明は省略する。
【0047】
ここで、一般ユーザ向けのメニュー表示と初心者向けのメニュー表示とは、メニュー表示の際に説明文が付与されるか否かに関してのみが異なっている。具体的にはステップS33、ステップS38、及びステップS40の表示の際に説明文が付与される点のみが相違する。
【0048】
図4(d)は、HELPモード選択時における[画質モード]の詳細選択画面表示例である。現在の設定対象項目(選択状態にある項目)である[SHQ](110aは反転表示され、それとともに[SHQ]とは何かを説明するための説明文111が表示される。また、図4(f)は、HELPモード選択時における[ホワイトバランス]の詳細選択画面表示例である。現在の設定対象項目である[蛍光灯]113dは反転表示され、それとともに説明文114が表示される。
【0049】
なお、説明文の表示は本実施形態に示した例に限るものではなく、初心者向けの表示に切り換えた際にその設定対象の一般的な意味、写真技術的な内容、具体的な操作方法、又は、それによって得られる撮影効果等を説明する説明文が表示されるのであれば、どのような形態であっても良い。また、設定対象項目、及び、詳細項目も実施形態に示したもの以外にも適用できる。更に、前記実施形態では、現在選択されている項目について説明文を表示させるようにしているが、表示スペースが許す場合には、すべての項目に関して説明文を表示させても良い。
【0050】
以上実施の形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は前述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可能なことは勿論である。例えば、前述した実施の形態では、電子カメラの例で説明したが、本発明は説明文表示が可能な表示手段を有する種々の機器、例えば、デジタルビデオ(DV)カメラや、ハイブリットカメラなどにも応用可能である。
【0051】
さらに、前記した実施の形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件の適当な組合せにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施の形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成も発明として抽出され得る。
【0052】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、カメラ本体の動作を設定するための複数の項目をメニュー表示する際に、この複数の項目に関する説明文を表示することにより、カメラの取扱いに精通していないユーザであってもカメラの機能を容易に理解することが可能であり、また、カメラの機能を理解して容易に操作入力を行うことを可能とした電子カメラを提供することができる。
【0053】
また、本発明のカメラにおいては、一つの操作部材の切換操作のみで、電子カメラの使用方法を熟知している一般的なユーザに向けてのメニュー表示と、電子カメラの使用に不慣れな初心者ユーザに向けてのメニュー表示とを簡単に切り換えることができるので、カメラの取扱いに精通していない初心者ユーザであっても容易に操作入力を行うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る電子カメラの外観構成図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る電子カメラの内部構成図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る電子カメラのメニュー表示時の動作手順を示すフローチャートである。
【図4】メニュー表示の表示例を示す図である。
【符号の説明】1…カメラ本体、2…レンズ鏡筒、3…電子ビューファインダ(EVF)、4…ストロボ、5…レリーズボタン、6…モードダイヤル、7…十字キー、8…確定キー、9…カラー液晶ディスプレイ(LCD)、10…切換部材、11…レンズ、12…絞り、13…AF機構、14…シャッタ、15…2次元カラーイメージセンサ(CCD)、16…撮像回路、17…アナログ/デジタル(A/D)変換器、18…画像処理部、19…バッファメモリ、20,24…液晶制御部、21…圧縮伸長部、22…記録媒体、23…ファインダ画像生成部、25…ストロボ制御回路、26…システムコントローラ、27…操作部、28…メニュー表示制御部、29…メニュー画像記憶部
Claims (6)
- 半導体撮像素子により被写体像を撮影する電子カメラにおいて、
表示手段と、
前記表示手段に、カメラ本体の動作を設定するための複数の項目をメニュー表示する第1のメニュー画面と、前記複数の項目のメニュー表示とともにこれら複数の項目に関する説明文を表示する第2のメニュー画面の何れかを表示させるメニュー表示制御手段と、
前記メニュー表示制御手段によって前記表示手段に表示させる前記第1のメニュー画面と第2のメニュー画面とを切り換える表示切換手段と、
を具備したことを特徴とする電子カメラ。 - 前記メニュー画面に表示された前記複数の項目の何れかを選択する項目選択手段を更に具備し、
前記第2のメニュー画面として前記説明文を表示させる場合には、前記複数の項目のうち、少なくとも現在、前記項目選択手段によって選択されている項目に関する説明文を表示させることを特徴とする請求項1に記載の電子カメラ。 - 前記説明文は、少なくとも前記複数の項目に関する技術的な内容、又は、その項目を選択することによって得られる効果を説明するための文章を含むことを特徴とする請求項1に記載の電子カメラ。
- 前記表示切換手段は、前記電子カメラに配された切換操作部材を含み、この切換操作部材の操作位置に応じて前記第1のメニュー画面と第2のメニュー画面とを切り換えることを特徴とする請求項1に記載の電子カメラ。
- 前記メニュー表示制御手段は、カメラの電源投入直後、最初にメニュー画面を表示させるときには、前記第2のメニュー画面を表示させることを特徴とする請求項1に記載の電子カメラ。
- 前記表示切換手段によって前記第1のメニュー画面及び前記第2のメニュー画面の何れが選択されたのかの履歴を記憶する履歴記憶手段を更に具備し、
前記メニュー表示制御手段は、前記履歴記憶手段に記録された履歴に従って電子カメラの電源投入直後、最初に表示されるメニュー画面を前記第1又は第2のメニュー画面の中から決定することを特徴とする請求項1に記載の電子カメラ。
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