JP2004125549A - 車軸装置端部荷重負荷試験機 - Google Patents

車軸装置端部荷重負荷試験機 Download PDF

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Abstract

【課 題】車輪軸受および等速ジョイントを具備する車軸装置を効率よく総合的に試験することができる車軸装置端部荷重負荷試験機を提供することを目的とする。
【解決手段】車軸装置端部荷重負荷試験機は、車輪軸(2)を軸受けする車輪軸受(3)および、車輪軸と車軸(11)とを接続する等速ジョイント(4)を具備する車軸装置(S)の端部に荷重を負荷して試験する。そして、車輪軸受にラジアル荷重を負荷するラジアル荷重負荷手段(61,66,73,74)と、車輪軸受にスラスト荷重を負荷するスラスト荷重負荷手段(63,81,87,74)と、車輪軸を回転させる車輪軸回転手段(37)と、車軸を回転させる車軸回転手段(46)と、ステア角を設定するステア角設定手段(22)と、バウンド角を設定するバウンド角設定手段(26)とを備えている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車輪軸を軸受けする車輪軸受および、車輪軸と車軸とを接続する等速ジョイントを具備する車軸装置の端部に荷重を負荷して試験する車軸装置端部荷重負荷試験機に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車の車軸装置には、エンジンにより駆動される駆動側の車軸装置と、エンジンでは駆動されない非駆動側の車軸装置とがある。そして、駆動側の車軸装置の端部には、車輪軸受および等速ジョイントが設けられている。この車輪軸受および等速ジョイントは、従来、別体に形成されており、車輪軸受と等速ジョイントとは別々に試験されていた。
【0003】
ところで、車輪軸受と等速ジョイントとを一体に構成してアセンブリ化し、組み立て工数などを削減するとともにコンパクトにすることが検討されている。この検討されている車軸装置を、図6を用いて説明する。図6は検討されている車軸装置の要部断面図である。なお、この明細書において、車軸装置Sにおける位置関係は車体を基準にしており、図6の左側を外側としている。車輪1の車輪軸2は、車輪軸受3で回転可能に支持されている。そして、等速ジョイント4の外郭5が車輪軸2に一体に形成されている。この等速ジョイント4を介して車輪軸2に車軸11が接続されている。また、車輪軸受3からナックル部6が内側(図6において右側)に向かって延在して設けられており、このナックル部6が、図示しないサスペンションなどを介して車体フレームに取り付けられる。さらに、車輪1の外周にはタイヤ8が取り付けられる。そして、タイヤ8の接地面Gには、ラジアル荷重およびスラスト荷重が加わり、車輪軸2や等速ジョイント4には駆動トルク(すなわち、回転トルク)が加わる。
【0004】
この様な車輪軸受および等速ジョイントをアセンブリ化した車軸装置Sを試験する際に、従来の車輪軸受用の試験や等速ジョイント用の試験と同様に行うと、図7や図8に図示した状態となる。図7は従来の車輪軸受の試験を採用した場合の斜視図である。図8は従来の等速ジョイントの試験を採用した場合の斜視図である。
【0005】
車輪軸受3は、車両の質量を支え、かつ、旋回時には、スラスト荷重とともに曲げモーメントを受ける。そのため、図7に図示する車輪軸受の試験では、ナックル部6の先端部に平板状の面板01が取り付けられ、面板01の上部にラジアル荷重が加えられるとともに、面板01の下部にスラスト荷重が加えられる。そして、このスラスト荷重は、車輪軸受3の軸心よりも下方に加えられており、スラスト荷重の負荷に伴って曲げモーメントが発生している。また、車輪軸2には回転力が加えられる。この様にして、車輪軸受3の機能や耐久性を評価している。
【0006】
一方、等速ジョイント4は、エンジンから伝達されたトルクを車輪1に伝達しながら、旋回時にはステア角をとる。また、車両が凸凹な路面を走行した際には、バウンド角をとる。そのため、図8に図示する等速ジョイントの試験では、車軸11を車輪軸2に対して所定の角度(すなわち、作動角)傾斜させて、車軸11および車輪軸2に回転力(すなわち、回転トルク)が加えられる。なお、作動角は、ステア角とバウンド角とを合成した値にする。そして、回転トルクを負荷しながら、作動角を変化させて、等速ジョイント4の機能や耐久性を評価している。
【0007】
そして、従来は、前述の様に、車輪軸受3と等速ジョイント4とは別々に行っており、同時に、ラジアル荷重、スラスト荷重、曲げモーメント、回転トルク、ステア角およびバウンド角を入力する試験は行われていなかった。そのため、出願時点では、ラジアル荷重、スラスト荷重、曲げモーメント、回転トルク、ステア角およびバウンド角を同時に入力することができる車軸装置端部荷重負荷試験機を記載した文献は、不知である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、車輪軸受および等速ジョイントをアセンブリ化した車軸装置Sを試験する際に、図7や図8に図示する試験で行うと、車輪軸受用の試験と等速ジョイント用の試験の計2回の試験を行う必要があるとともに、ラジアル荷重、スラスト荷重、曲げモーメント、回転トルク、ステア角およびバウンド角を同時に入力した際の総合的な評価を行うことができなかった。
【0009】
また、図7に図示する試験で、車軸11を傾斜させて、ステア角やバウンド角を与えようとしても、面板01が妨げとなって、所定のステア角やバウンド角を与えることができない。
さらに、図8に図示する試験では、ラジアル荷重が加わっていないため、車軸11の揺動は、ステア角とバウンド角とを合成した作動角を与えれば良く、車軸11の揺動の軌跡は同一平面内で問題がない。しかしながら、ラジアル荷重、ステア角およびバウンド角を同時に与える際には、ラジアル荷重が上側から下方に向かって加わっているため、車軸11の揺動は水平方向(ステア角)および上下方向(バウンド角)に行う必要があり、立体的に移動する必要が生じる。したがって、従来の等速ジョイント用の試験機を車輪軸受用の試験機に採用しても、ラジアル荷重、スラスト荷重、曲げモーメント、回転トルク、ステア角およびバウンド角を同時に入力することはできない。
【0010】
本発明は、以上のような課題を解決するためのもので、車輪軸受および等速ジョイントを具備する車軸装置を効率よく総合的に試験することができる車軸装置端部荷重負荷試験機を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本出願の請求項1記載の車軸装置端部荷重負荷試験機は、車輪軸(2)を軸受けする車輪軸受(3)および、車輪軸と車軸(11)とを接続する等速ジョイント(4)を具備する車軸装置(S)の端部に荷重を負荷して試験する車軸装置端部荷重負荷試験機であって、前記車輪軸受にラジアル荷重を負荷するラジアル荷重負荷手段(61,66,73,74)と、前記車輪軸受にスラスト荷重を負荷するスラスト荷重負荷手段(63,81,87,74)と、前記車輪軸を回転させる車輪軸回転手段(37)と、前記車軸を回転させる車軸回転手段(46)と、前記車輪軸と車軸との略水平面における角度であるステア角を設定するステア角設定手段(22)と、前記車輪軸と車軸との略垂直面における角度であるバウンド角を設定するバウンド角設定手段(26)とを備えている。
【0012】
請求項2記載の車軸装置端部荷重負荷試験機は、車輪軸を軸受けする車輪軸受および、車輪軸と車軸とを接続する等速ジョイントを具備する車軸装置の端部に荷重を負荷して試験する車軸装置端部荷重負荷試験機であって、ステア角中心(23)を中心として揺動可能なアウトボード側架台と、このアウトボード側架台に載置されるとともに、出力軸が車輪軸に連結されるアウトボード側ギアボックス(31)と、上下方向に略平行移動可能なインボード側架台と、このインボード側架台に載置されるとともに、出力軸が車軸に連結されるインボード側ギアボックス(32)と、アウトボード側ギアボックスおよびインボード側ギアボックスを連動させる連動シャフト(56)と、前記ギアボックスのギアを駆動するモータ(58)と、前記等速ジョイントに捩じりトルクを与えるサーボ式回転捩じり型アクチェータ(52)と、前記車輪軸受にラジアル荷重を負荷するラジアル荷重負荷手段と、前記車輪軸受にスラスト荷重を負荷するスラスト荷重負荷手段とを備えている。
【0013】
また、前記ラジアル荷重負荷手段およびスラスト荷重負荷手段が、前記アウトボード側架台に搭載されていることがある。
【0014】
そして、車輪軸受からナックル部(6)が延在しており、前記ラジアル荷重負荷手段が、前記車輪軸受を取り囲む枠体(91)、および、この枠体から突出して前記ナックル部の先端部に取り付けられるビーム(92)を有しており、前記ラジアル荷重は枠体の上部に加わるとともに、前記スラスト荷重は枠体の下部に加わることがある。
【0015】
さらに、ビームは枠体に着脱自在に取り付けられるとともに、突出量の異なる複数のタイプが有り、ナックル部の長さに応じて、ビームが交換可能であることがある。
【0016】
また、枠体の上部が、ステア角中心よりも外側に位置することが可能なことがある。
【0017】
そして、ラジアル荷重用アクチェータが、ベルクランクおよび略垂直な垂直ロッドを介して前記枠体の上部に連結され、スラスト荷重用アクチェータが、ベルクランクおよび略水平な水平ロッドを介して前記枠体の下部に連結されることがある。
【0018】
さらに、車輪軸に接続される出力軸を有するアウトボード側ギアボックスが設けられ、このアウトボード側ギアボックスのケーシング(33)および出力軸が、前記ラジアル荷重、スラスト荷重およびこのスラスト荷重に伴う曲げモーメントに耐える剛性を有していることがある。
【0019】
【発明の実施の形態】
次に、本発明における車軸装置端部荷重負荷試験機の実施の一形態を説明する。図1は本発明にかかる車軸装置端部荷重負荷試験機の概略の斜視図である。図2は図1の要部の斜視図である。図3は加力治具の説明図で、(a)が平面図、(b)が正面図である。図4は加力治具の説明図で、(a)が側面図、(b)が最大突出量の加力治具の側面図、(c)が底面図である。図5は回転トルク負荷装置の説明図である。なお、図1において、分かりやすいように、ギアボックスのケーシングおよび加力治具などは、一部が切り欠かれて図示されている。図2においても、加力治具のビームの左側部分などが切り欠かれて図示されている。
【0020】
車軸装置端部荷重負荷試験機の基盤21上には、アウトボード側架台22がステア角中心23を中心として揺動可能に載置されている。アウトボード側架台22には、ギア用モータ24が取り付けられ、基盤21にはギア用モータ24のギアが噛合する円弧状のラック25が設けられている。そして、ギア用モータ24が稼働すると、ギア用モータ24のギアが回転し、ラック25に沿ってギア用モータ24が移動する。このギア用モータ24の移動に伴って、アウトボード側架台22がステア角中心23を中心として略水平に揺動する。
【0021】
また、インボード側架台26を支持するインボード側支持台27が、ステア角中心23の径方向に延在する案内溝28に沿ってスライド可能に、基盤21上に載置されている。そのため、図示しないインボード側支持台用の駆動装置が稼働すると、インボード側支持台27は、ステア角中心23の径方向に沿ってスライドし、ステア角中心23に向かって近づいたり、ステア角中心23から遠ざかったりすることができる。このインボード側支持台27には、案内支柱29が複数立設しており、この案内支柱29にガイドされて、インボード側架台26は、上下動駆動装置である図示しないジャッキ機構により、上下方向に平行移動する。
【0022】
アウトボード側架台22上には、ギアボックス支持台30がステア角中心23の径方向にスライド可能に載置されており、図示しないギアボックス支持台用駆動装置により、ステア角中心23の径方向に沿ってスライドし、ステア角中心23に向かって近づいたり、ステア角中心23から遠ざかったりすることができる。そして、アウトボード側架台22上にギアボックス支持台30を介してアウトボード側ギアボックス31が、また、インボード側架台26上にインボード側ギアボックス32が設けられている。
【0023】
このアウトボード側ギアボックス31のケーシング33に、入力歯車36、出力歯車37および、入力歯車36と出力歯車37とを連動させる中間歯車38が回転可能に支持されている。また、インボード側ギアボックス32のケーシング41に、駆動歯車42、連動歯車43および、駆動歯車42と連動歯車43とを連動させる中間歯車44が回転可能に支持されている。連動歯車43の回転軸は中空であり、この回転軸を貫通して出力軸46が回転可能に支持されている。連動歯車43の回転軸および出力軸46が、カップリング51を介して油圧サーボ式回転捩じり型アクチェータ52に連結されている。油圧サーボ式回転捩じり型アクチェータ52は別名捩り加振機と呼ばれ、図示しない制御装置からの捩じりトルク信号に基づいて、捩じりトルクを発生すべく、連動歯車43の回転軸の回転に対して位相差を有する回転を出力軸46に与える。
【0024】
そして、試験対象の車軸装置Sの車輪軸2はアウトボード側ギアボックス31の出力軸である出力歯車37の軸に連結され、車軸11はインボード側ギアボックス32の出力軸46にトルク検出器47(図5参照)を介して連結される。また、アウトボード側ギアボックス31の入力歯車36は、インボード側ギアボックス32の駆動歯車42と連動シャフト56で連結される。この連動シャフト56は、等速ジョイント57を具備しており、車軸装置Sと略同じ構造をしている。なお、連動シャフト56として、試験対象の車軸装置Sと同じ車軸装置Sを採用することも可能である。そして、駆動歯車42の他端には、ギアボックス31,32のギアを駆動する交流モータ58が接続されている。したがって、モータ58が稼働して、駆動歯車42が回転すると、インボード側ギアボックス32のギア(歯車)42〜44が回転するとともに、連動シャフト56を介して回転がアウトボード側ギアボックス31に伝達され、アウトボード側ギアボックス31のギア(歯車)36〜38が回転する。また、インボード側ギアボックス32の出力軸46が、アクチェータ52により位相差を付加されて駆動され、インボード側ギアボックス32の連動歯車43やアウトボード側ギアボックス31の出力歯車37の回転に対して位相差を有し、かつ、略同期して回転する。そして、アクチェータ52は、制御装置によりトルク検出器47の検出トルクが目標捩じりトルク信号となるようにフィードバック制御されており、制御装置からの目標捩じりトルク信号に応じた捩じりトルクを等速ジョイント4に負荷すべく、出力軸46の回転に位相差を与える。なお、制御装置からの目標捩じりトルク信号が0の場合には、出力軸46の位相差も略0となり、出力軸46の回転は、インボード側ギアボックス32の連動歯車43やアウトボード側ギアボックス31の出力歯車37の回転と略同位相となる。
【0025】
また、アウトボード側架台22上の奥側の部分には、油圧サーボ式のラジアル荷重用アクチェータ61を支持するラジアル荷重用支持台62および、油圧サーボ式のスラスト荷重用アクチェータ63を支持するスラスト荷重用支持台64(図2参照)が立設されている。ラジアル荷重用支持台62は、ラジアル荷重用アクチェータ61を略水平に支持するとともに、ラジアル荷重用ベルクランク66を略水平な枢軸67で回動可能に支持している。そして、ラジアル荷重用ベルクランク66の入力部にラジアル荷重用アクチェータ61が接続され、ラジアル荷重用ベルクランク66の出力部71(図2参照)に、荷重検出器72を具備する略垂直な垂直ロッド73を介して加力治具74の上部が連結されている。出力部71は球面軸受で構成されており、垂直ロッド73は揺動可能となっている。そして、ラジアル荷重用アクチェータ61が稼働すると、ベルクランク66が枢軸67を中心として回動し、垂直ロッド73および加力治具74を上下動させることができる。ベルクランク66の出力部71および垂直ロッド73は、ステア角中心23よりも外側(図1において左側)に配置されている。
【0026】
スラスト荷重用支持台64は、スラスト荷重用アクチェータ63を略水平に支持するとともに、スラスト荷重用ベルクランク81を略垂直な枢軸82で回動可能に支持している。また、スラスト荷重用支持台64は昇降機能を有しており、スラスト荷重用アクチェータ63およびスラスト荷重用ベルクランク81を上下動させる。そして、スラスト荷重用ベルクランク81の入力部にスラスト荷重用アクチェータ63が接続され、スラスト荷重用ベルクランク81の出力部84に、荷重検出器86を具備する略水平な水平ロッド87を介して加力治具74の下部が連結されている。出力部84は球面軸受で構成されており、水平ロッド87は揺動可能となっている。そして、スラスト荷重用アクチェータ63が稼働すると、ベルクランク81が枢軸82を中心として回動し、水平ロッド87および加力治具74の下部を横方向に移動させることができる。
【0027】
次いで、加力治具74を説明する。加力治具74は、試験対象物の車軸装置Sの車輪軸受3を取り囲む様に配設される枠体91と、この枠体91から突出する平面図視で略コの字状のビーム92とを具備している。このビーム92は、枠体91から突出する突出部と、両側の突出部に掛け渡される掛渡部とからなっており、突出部と掛渡部とはボルトで着脱自在となっている。そして、ビーム92は略水平に延在して両端部が枠体91にボルトで着脱自在に取り付けられるとともに、上下に2本設けられ、上下のビーム92の側部(突出部)同士が連結部93で連結されている。連結部93の枠体91からの突出量は、図4(a)に図示するように、ビーム92の掛渡部における枠体91からの突出量よりも小さくなっており、車軸装置Sの車軸11の揺動の妨げになることを極力防止している。また、ビーム92の中央部は車軸装置Sのナックル部6の先端部にボルトで取り付けられる。そして、ビーム92には、図4(a)および図4(b)に図示するように、突出量の異なるタイプが複数有り、車軸装置Sのナックル部6の突出量に応じて取り換えられる。そして、枠体91の上部には、垂直ロッド73の下端が取り付けられる。
【0028】
また、枠体91の下部には、ガイド溝96を有するガイド板97が設けられている。このガイド溝96により上下にスライド可能にアイ部材99(図4参照)が設けられ、このアイ部材99に水平ロッド87の先端部が取り付けられる。この様にして、水平ロッド87は枠体91の下部に上下方向に位置調整可能に取り付けられる。
【0029】
この様に構成されている実施の形態の車軸装置端部荷重負荷試験機で、車軸装置Sを試験する際には、車軸装置Sの車輪軸2をアウトボード側ギアボックス31の出力歯車37の軸に接続し、車軸装置Sの車軸11をインボード側ギアボックス32の出力軸46に接続する。その際に、車軸装置Sの等速ジョイント4が、ステア角中心23の直上に位置するように、ギアボックス支持台30およびインボード側支持台27をスライドさせて、ギアボックス31,32の位置を調整する。また、連動シャフト56の等速ジョイント57も、ステア角中心23の直上に位置するようにする。連動シャフト56の長さ調整は、連動シャフト56の端部の連結部分にフランジなどを介在させることにより行うことができる。
【0030】
そして、加力治具74のビーム92を車軸装置Sのナックル部6の先端部にボルトなどで取り付ける。ビーム92は突出量の異なるタイプがあるので、車軸装置Sの車輪軸受3が加力治具74の枠体91の内部空間内に略位置することができるビーム92を選択する。また、水平ロッド87の先端の連結部と車輪軸2の軸心との距離が、タイヤ8の接地面Gと車輪軸2の軸心との距離と略等しくなるように、水平ロッド87と枠体91との連結位置を上下に調整する。
【0031】
この様にして、車軸装置端部荷重負荷試験機に車軸装置Sが取り付けられると、ギア用モータ24を稼働して、アウトボード側架台22をステア角中心23を中心として揺動させて、所定のステア角を車軸装置Sの等速ジョイント4に負荷する。また、ジャッキ機構によりインボード側架台26を上下動させて、所定のバウンド角を車軸装置Sの等速ジョイント4に負荷する。そして、制御装置により、モータ58を目標回転数で回転させるとともに、トルク検出器47の検出トルクが目標捩じりトルクとなるように、アクチェータ52を作動させる。また、制御装置により、荷重検出器72の検出荷重であるラジアル荷重が目標ラジアル荷重となるように、ラジアル荷重用アクチェータ61を作動させる。このラジアル荷重用アクチェータ61により垂直ロッド73を介して加力治具74の枠体91の上部に上方からラジアル荷重が負荷される。
【0032】
さらに、制御装置により、荷重検出器86の検出荷重であるスラスト荷重が目標スラスト荷重となるように、スラスト荷重用アクチェータ63を作動させる。このスラスト荷重用アクチェータ63により水平ロッド87を介して加力治具74の枠体91の下部にスラスト荷重が負荷される。このスラスト荷重の作用点が車軸装置Sの車輪軸2の軸心(すなわち、車輪軸受3の軸心)と離れており、接地面Gに対応する位置であるため、スラスト荷重とともに、曲げモーメントが発生する。また、車輪軸2に加わったスラスト荷重は、出力歯車37を介して、アウトボード側ギアボックス31のケーシング33に加わるが、出力歯車37の軸およびケーシング33はそれに耐えうる剛性を有している。この様にして、車軸11を車輪軸2に対してステア角およびバウンド角で傾斜させて、車軸11および車輪軸2に回転力が加えながら、車輪軸受3にラジアル荷重、スラスト荷重および曲げモーメントを加えることができる。そして、車輪軸受3および等速ジョイント4の機能や耐久性を総合的に評価することができる。
【0033】
前述のように、この実施の形態では、アウトボード側架台22上には、ラジアル荷重負荷手段(すなわち、ラジアル荷重用アクチェータ61、ベルクランク66、垂直ロッド73および加力治具74など)、スラスト荷重負荷手段(すなわち、スラスト荷重用アクチェータ63、ベルクランク81、水平ロッド87および加力治具74など)、車軸装置Sの車輪軸2を回転させる車輪軸回転手段(すなわち、アウトボード側ギアボックス31など)が設けられ、一方、インボード側架台26上には、車軸装置Sの車軸11を回転させる車軸回転手段(すなわち、インボード側ギアボックス32、油圧サーボ式回転捩じり型アクチェータ52およびモータ58など)が設けられている。そして、アウトボード側架台22をステア角中心23を中心として揺動させることにより、車軸装置Sの等速ジョイント4にステア角を負荷することができる。また、インボード側架台26を昇降させることにより、車軸装置Sの等速ジョイント4にバウンド角を負荷することができる。そのため、車軸11を車輪軸2に対してステア角およびバウンド角で傾斜させて、車軸11および車輪軸2に回転力が加えながら、車輪軸受3にラジアル荷重、スラスト荷重および曲げモーメントを加えることができる。したがって、車輪軸受3や等速ジョイント4の試験を個別に行わずに、一回の試験で、車輪軸受3および等速ジョイント4の機能や耐久性を総合的に評価することができる。
【0034】
また、アウトボード側架台22上に、ラジアル荷重負荷手段およびスラスト荷重負荷手段が搭載されているので、ステア角およびバウンド角をとった際におけるラジアル荷重負荷手段やスラスト荷重負荷手段の配置位置の調整作業が減少する。
【0035】
そして、車軸装置Sのナックル部6の先端には、車輪軸受3を取り囲む枠体91から突出したビーム92が取り付けられるので、従来の面板01とは異なり、車軸11の揺動の妨げになることを極力防止することができる。
【0036】
さらに、ラジアル荷重を負荷する垂直ロッド73や枠体91の上部が、ステア角中心23よりも外側に位置しているため、ラジアル荷重を車軸装置Sの車輪軸受3の上方から負荷することができる。そして、加力治具74の枠体91は、車軸装置Sの車輪軸受3を取り囲む様に配置されているので、車軸装置Sの車軸11の揺動の妨げになることを極力防止することができる。
【0037】
アウトボード側ギアボックス31の出力軸である出力歯車37の軸およびケーシング33は、充分な剛性を有しているので、スラスト荷重負荷や曲げモーメントが加わっても耐えうることができる。そのため、アウトボード側ギアボックス31のケーシング33とは別に、スラスト荷重負荷や曲げモーメントを受ける軸受を設ける必要がない。その結果、部品点数や組み立て作業を削減することができる。
【0038】
水平ロッド87と加力治具74との連結位置が上下に調整可能であるので、タイヤ8の半径に応じて、水平ロッド87からのスラスト荷重の作用点を変更することができる。
【0039】
ラジアル荷重やスラスト荷重は、ベルクランクやロッドなどを介して伝達されており、車軸装置Sが変形しても、ラジアル荷重とスラスト荷重および曲げモーメントとの間に互いに干渉を及ぼすことを極力防止することができる。その結果、精度良く負荷を与えることができる。
【0040】
ラジアル荷重用支持台62およびスラスト荷重用支持台64が奥側に配置され、この支持台62,64上のアクチェータ61,63の力をベルクランク66,81で方向を変えて、加力治具74に加えている。そのため、基盤21の手前側の部分に車軸装置Sの試験をするための作業スペースを確保することができる。
【0041】
なお、ビーム92は、突出部、掛渡部および連結部93を具備しているが、その構造は適宜変更可能である。
また、アクチェータは油圧アクチェータであるが、他の形式でも可能である。
【0042】
そして、試験対象物である車軸装置Sは、車輪軸2、車輪軸受3、等速ジョイント4および車軸11などを具備していれば、その構造や形式は適宜選択可能である。
さらに、ギアボックス31,32の構造は適宜変更可能である。たとえば、中間歯車38,44を設けないことも可能である。
また、モータ58は、ギアボックス31,32のギアに回転力を与えることができるならば、その構造や配置などは適宜変更可能である。油圧サーボ式回転捩じり型アクチェータ52も、車軸装置Sの等速ジョイント4に捩じりトルクを負荷することができるならば、その構造や配置などは適宜変更可能である。
【0043】
【発明の効果】
本発明によれば、ラジアル荷重、スラスト荷重、回転トルク、ステア角、およびバウンド角を同時に車軸装置に負荷することができる。したがって、車輪軸受および等速ジョイントを同時に試験することができる。その結果、車輪軸受および等速ジョイントを具備する車軸装置を効率よく総合的に試験することができる。また、スラスト荷重の負荷に伴って、曲げモーメントも負荷することができる。
【0044】
また、ラジアル荷重負荷手段およびスラスト荷重負荷手段が、アウトボード側架台に搭載されているので、アウトボード側架台がステア角中心を中心として揺動しても、ラジアル荷重やスラスト荷重に影響を与えることを防止することができる。
【0045】
さらに、ナックル部の先端に取り付けられるビームが枠体から突出して設けられているので、枠体が車軸の揺動の妨げになることを極力防止することができる。
【0046】
そして、ナックル部の長さに応じて、突出量の異なるビームに交換可能であるので、ナックル部の突出量が異なっていても、枠体の上部を車輪軸受の上方に略位置させることができる。
【0047】
また、枠体の上部が、ステア角中心よりも外側に位置することが可能であるため、枠体の上部を車輪軸受の上方に略位置させることができる。
【0048】
さらに、ラジアル荷重用アクチェータが、ベルクランクおよび略垂直な垂直ロッドを介して枠体の上部に連結され、スラスト荷重用アクチェータが、ベルクランクおよび略水平な水平ロッドを介して枠体の下部に連結されているので、車軸装置が変形しても、ラジアル荷重とスラスト荷重とが相互に干渉することを極力防止することができる。その結果、精度良く負荷を与えることができる。
【0049】
そして、アウトボード側ギアボックスのケーシングおよび出力軸が、ラジアル荷重、スラスト荷重およびこのスラスト荷重に伴う曲げモーメントに耐える剛性を有しているので、ケーシングや出力軸とは別に、荷重を受ける支持構造を設ける必要がなくなり、部品点数や組み立て工数を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明にかかる車軸装置端部荷重負荷試験機の概略の斜視図である。
【図2】図2は図1の要部の斜視図である。
【図3】図3は加力治具の説明図で、(a)が平面図、(b)が正面図である。
【図4】図4は加力治具の説明図で、(a)が側面図、(b)が最大突出量の加力治具の側面図、(c)が底面図である。
【図5】図5は回転トルク負荷装置の説明図である。
【図6】図6は検討されている車軸装置の要部断面図である。
【図7】図7は従来の車輪軸受の試験を採用した場合の斜視図である。
【図8】図8は従来の等速ジョイントの試験を採用した場合の斜視図である。
【符号の説明】
S 車軸装置
2 車輪軸
3 車輪軸受
4 等速ジョイント
6 ナックル部
11 車軸
22 アウトボード側架台(ステア角設定手段)
23 ステア角中心
26 インボード側架台(バウンド角設定手段)
31 アウトボード側ギアボックス
32 インボード側ギアボックス
33 アウトボード側ギアボックスのケーシング
37 アウトボード側ギアボックスの出力歯車(車輪軸回転手段)
46 インボード側ギアボックスの出力軸(車軸回転手段)
52 油圧サーボ式回転捩じり型アクチェータ
56 連動シャフト
58 モータ
61 ラジアル荷重用アクチェータ(ラジアル荷重負荷手段)
63 スラスト荷重用アクチェータ(スラスト荷重負荷手段)
66 ラジアル荷重用ベルクランク(ラジアル荷重負荷手段)
73 垂直ロッド(ラジアル荷重負荷手段)
74 加力治具(ラジアルおよびスラスト荷重負荷手段)
81 スラスト荷重用ベルクランク(スラスト荷重負荷手段)
87 水平ロッド(スラスト荷重負荷手段)
91 枠体
92 ビーム

Claims (8)

  1. 車輪軸を軸受けする車輪軸受および、車輪軸と車軸とを接続する等速ジョイントを具備する車軸装置の端部に荷重を負荷して試験する車軸装置端部荷重負荷試験機であって、
    前記車輪軸受にラジアル荷重を負荷するラジアル荷重負荷手段と、
    前記車輪軸受にスラスト荷重を負荷するスラスト荷重負荷手段と、
    前記車輪軸を回転させる車輪軸回転手段と、
    前記車軸を回転させる車軸回転手段と、
    前記車輪軸と車軸との略水平面における角度であるステア角を設定するステア角設定手段と、
    前記車輪軸と車軸との略垂直面における角度であるバウンド角を設定するバウンド角設定手段とを備えていることを特徴とする車軸装置端部荷重負荷試験機。
  2. 車輪軸を軸受けする車輪軸受および、車輪軸と車軸とを接続する等速ジョイントを具備する車軸装置の端部に荷重を負荷して試験する車軸装置端部荷重負荷試験機であって、
    ステア角中心を中心として揺動可能なアウトボード側架台と、
    このアウトボード側架台に載置されるとともに、出力軸が車輪軸に連結されるアウトボード側ギアボックスと、
    上下方向に略平行移動可能なインボード側架台と、
    このインボード側架台に載置されるとともに、出力軸が車軸に連結されるインボード側ギアボックスと、
    アウトボード側ギアボックスおよびインボード側ギアボックスを連動させる連動シャフトと、
    前記ギアボックスのギアを駆動するモータと、
    前記等速ジョイントに捩じりトルクを与えるサーボ式回転捩じり型アクチェータと、
    前記車輪軸受にラジアル荷重を負荷するラジアル荷重負荷手段と、
    前記車輪軸受にスラスト荷重を負荷するスラスト荷重負荷手段とを備えていることを特徴とする車軸装置端部荷重負荷試験機。
  3. 前記ラジアル荷重負荷手段およびスラスト荷重負荷手段が、前記アウトボード側架台に搭載されていることを特徴とする請求項2記載の車軸装置端部荷重負荷試験機。
  4. 前記車輪軸受からナックル部が延在しており、
    前記ラジアル荷重負荷手段が、前記車輪軸受を取り囲む枠体、および、この枠体から突出して前記ナックル部の先端部に取り付けられるビームを有しており、
    前記ラジアル荷重は枠体の上部に加わるとともに、前記スラスト荷重は枠体の下部に加わることを特徴とする請求項1、2または3記載の車軸装置端部荷重負荷試験機。
  5. 前記ビームは枠体に着脱自在に取り付けられるとともに、突出量の異なる複数のタイプが有り、
    ナックル部の長さに応じて、ビームが交換可能であることを特徴とする請求項4記載の車軸装置端部荷重負荷試験機。
  6. 前記枠体の上部が、ステア角中心よりも外側に位置することが可能なことを特徴とする請求項4または5記載の車軸装置端部荷重負荷試験機。
  7. ラジアル荷重用アクチェータが、ベルクランクおよび略垂直な垂直ロッドを介して前記枠体の上部に連結され、
    スラスト荷重用アクチェータが、ベルクランクおよび略水平な水平ロッドを介して前記枠体の下部に連結されることを特徴とする請求項4、5または6記載の車軸装置端部荷重負荷試験機。
  8. 前記車輪軸に接続される出力軸を有するアウトボード側ギアボックスが設けられ、
    このアウトボード側ギアボックスのケーシングおよび出力軸が、前記ラジアル荷重、スラスト荷重およびこのスラスト荷重に伴う曲げモーメントに耐える剛性を有していることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項記載の車軸装置端部荷重負荷試験機。
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