JP2004125548A - プローブカード - Google Patents

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Takuya Arakawa
荒川 卓也
Hisashi Sonoda
園田 寿
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Abstract

【課題】製造を容易にすると共に、電気的特性を向上させることにある。
【解決手段】プローブカードは、絶縁基板にこれの厚さ方向に貫通する複数の第1のスルーホール及び複数の第2のスルーホールを形成すると共に、第2のスルーホールに個々に電気的に接続された複数のテスターランドを第1の主面に形成し、接触子を第1のスルーホールに接続し、第1及び第2のコネクタを一端部及び他端部に備えた複数のジャンパー線により第1及び第2のスルーホールを接続していることを特徴とする。
【選択図】     図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、集積回路のような半導体デバイス等、被検査体の通電試験に電気的接続装置として用いるプローブカードに関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体デバイス等の被検査体は、その内部回路が仕様書通りに動作するか否かの通電試験(検査)をされる。そのような通電試験は、針先を被検査体の電極に押圧されるプローブのような複数の接触子を絶縁基板の下面に配置したプローブカードを用いて行われる。
【0003】
この種のプローブカードは、試験用の電気信号を電気的検査装置としてのテスターから受ける複数のテスターランドを受ける絶縁基板の上面に備えており、それらテスターランドを接触子に個々に対応させて、対応する接触子及びテスターランドを絶縁基板に形成された配線パターンにより電気的に接続させている。
【0004】
この種のプローブカード及びテスターにおいては、電極の配置パターンが同じ被検査体であっても、被検査体の電極に割り当てられる信号の種類は、信号の種類が各被検査体の設計内容や検査の種類に依存することから、被検査体及び検査の種類により異なるのに対し、テスターの信号チャンネルは固定であることが多い。
【0005】
したがって、絶縁基板の配線パターンは被検査体及び検査の種類毎に異なるパターンとしなければならず、その結果被検査体及び検査の種類に応じた配線パターンを有するプローブカードが必要になり、プローブカード、特に絶縁基板の共通化が望まれている。
【0006】
そのような課題を解決すべく、絶縁基板から独立したケーブル(例えば、同軸ジャンパー線)を用い、各ケーブルの両端部を配線基板の接触子に接続された接続ランドとテスターランドとに半田付けしたプローブカードが知られている。
【0007】
プローブカードにおいては、一般に、接続すべき接続ランド及びテスターランドは、被検査体及び検査の種類等に応じて決定される。しかし、上記のプローブカードによれば、接続すべき接続ランド及びテスターランドを被検査体及び検査の種類等に応じて決定することができるから、同じ構造を有する絶縁基板を異なる種類の被検査体用及び検査用のプローブカードの製造に用いることができ、絶縁基板の製造コストが低減する。
【0008】
【解決しようとする課題】
しかし、そのようなプローブカードでは、複数のケーブルを少なくとも接続ランドとテスターランドとに半田付けしなければならないから、半田付けにともなう作業(半田付け作業、半田フラックス及び半田ボールの有無の検査作業等)の工数が増加し、プローブカードの製造コストが高くなる。
【0009】
また、1ケーブル当たりの半田付け箇所数は、芯線のみを半田付けする場合には芯線の両端の2カ所となり、芯線及びシールド線を半田付けする場合には被検査体及び検査の種類等により3カ所又は4カ所となる。このため、多数の接触子を備えるプローブカードにおいては、1ケーブル当たりの半田付着可能領域が狭くなり、半田付けの作業性が悪い。
【0010】
さらに、ケーブルが断線すると、断線したケーブルの除去に再び半田を溶かして行う必要があるから、ケーブル交換の作業性が悪い。
【0011】
さらにまた、ドラムに巻かれた長尺のケーブルから所定長さのケーブルを切断して、半田付けしなければならないから、切断作業及び半田付け作業が、作業者の熟練度や体調等、人為的要因により不均一になり、その結果接触子からテスターランド迄の信号ラインの電気的特性にバラツキが生じやすい。
【0012】
本発明の目的は、製造を容易にすると共に、電気的特性を向上させることにある。
【0013】
【解決手段、作用、効果】
本発明に係るプローブカードは、対向する第1及び第2の主面を有する絶縁基板であって厚さ方向に貫通する複数の第1のスルーホール及び複数の第2のスルーホールを有すると共に、前記第2のスルーホールに個々に電気的に接続された、テスターに接続される複数のテスターランドを前記第1の主面に有する絶縁基板と、それぞれが芯線を備えると共に第1及び第2のコネクタを一端部及び他端部に備える、前記第1の主面に配置された複数のジャンパー線であって各ジャンパー線の前記第1及び第2のコネクタがそれぞれ前記芯線の一端及び他端に電気的に接続された第1及び第2の芯線ピンを有するジャンパー線と、前記絶縁基板に配置された複数の接触子であって各接触子の一部が被検査体に電気的に接続される接触部とされかつ他の一部において他端部が前記第1のスルーホールに電気的に接続された接触子とを含む。各第1の芯線ピン及び各第2の芯線ピンは、それぞれ、前記第1のスルーホール及び第2のスルーホールに取り外し可能に差し込まれている。
【0014】
接触子とテスターランドとは、第1及び第2の芯線ピンが第1及び第2のスルーホールに差し込まれていることにより、ジャンパー線及びスルーホールを介して一対一の関係に電気的に接続される。このため、ジャンパー線を切断する必要がないし、ジャンパー線を半田付けする必要がない。それゆえに、作業者の人為的な要因の影響を受けず、ケーブルを半田付けする従来の接触子に比べ、接触子からテスターランドまでの信号ラインの電気的特性が安定する。
【0015】
接続すべき接触子とテスターランドとは、被検査体及び検査の種類により異なる。このため、異なる種類の被検査体又は検査に用いるときや、異なる種類の被検査体用又は検査用のプローブカードを製造するとき、各接触子は、被検査体及び検査の種類に応じたテスターランドにジャンパー線により接続される。このため、同じ構造を有する絶縁基板を異なる種類の被検査体用及び検査用のプローブカードに用いることができる。
【0016】
接触子とテスターランドとは、第1及び第2の芯線ピンを被検査体及び検査の種類に応じた所定の第1及び第2のスルーホールに差し込むだけで、電気的に接続することができる。このため、従来のプローブカードのようにケーブルの両端部をテスターランド及び接触子に半田付けする必要がないから、テスターランドと接触子とを容易にかつ確実に電気的に接続することができる。
【0017】
上記の結果、本発明によれば、プローブカードの製造が容易になって製造コストが低減すると共に、接触子からテスターランドまでの電気的特性が向上する。
【0018】
各ジャンパー線は、さらに、前記芯線を囲むシールド線を備え、各第1のコネクタ及び各第2のコネクタは、さらに、それぞれ、前記シールド線に電気的に接続された第1のアースピン及び第2のアースピンを備え、前記絶縁基板は、前記絶縁基板の厚さ方向に貫通する複数の第3のスルーホール及び複数の第4のスルーホールと、前記第3及び第4のスルーホールを電気的に接続すべく前記第1及び第2の主面の少なくとも一方に備えられた1以上の導電性領域とを有し、前記第1及び第2のアースピンは、それぞれ、前記第3及び第4のスルーホールに取り外し可能に差し込まれていてもよい。そのようにすれば、導電性領域をアース電位とすることにより、シールド線がアース電位に維持されるから、接触子からテスターランドまでの信号ラインへのノイズの混入が防止され、プローブカードの電気的特性が向上する。また、第1及び第2のアースピンを導電性領域に電気的に接続する際に、半田付けする必要がないから、ジャンパー線の配線の作業性が向上する。
【0019】
前記第1、第2、第3及び第4のスルーホールのそれぞれは等ピッチに配置されていてもよい。
【0020】
複数のジャンパー線の第1及び第2のコネクタのいずれか一方は、それらの芯線ピンを共通に支持すべく一体的構造とされていてもよい。そのようにすれば、複数の芯線ピンを同時に複数のスルーホールに挿通させることができるから、複数の芯線ピンを差し込むべきスルーホールを間違えるおそれが減少し、作業性が向上する。
【0021】
【発明の実施の形態】
図1及び図2を参照するに、本発明に係るプローブカード10は、円板状の絶縁基板12と、絶縁基板12の上側に配置された複数のジャンパー線14と、絶縁基板12の下側に配置された複数の接触子16とを含む。
【0022】
絶縁基板12は、ほぼ一定の厚さ寸法を有しており、また電気絶縁性の材料により形成されている。絶縁基板12の中央部には、絶縁基板12をこれの厚さ方向に貫通有する開口18が形成されている。開口18は、被検査体(図示せず)を上から目視可能な大きさを有している。
【0023】
絶縁基板12は、アース電位に維持される導電性領域20を外周部及び開口18の周りの領域を残した上面(第1の主面)22及び下面(第2の主面)24のそれぞれに有している。各導電性領域20は、外周が円形をし、内周が多角形(本図では八角形)をした環状のシートに形成されている。
【0024】
絶縁基板12は、また、接触子16に個々に対応する複数の接続ランド26を下面24の導電性領域20の内側領域に有していると共に、接触子16に個々に対応する複数のテスターランド28を上面22の外周部に有している。
【0025】
絶縁基板12は、さらに、接続ランド26及び絶縁基板12をそれらの厚さ方向に貫通する複数のスルーホール30と、テスターランド28及び絶縁基板12をそれらの厚さ方向に貫通する複数のスルーホール32と、両導電性領域20及び絶縁基板12を絶縁基板12の厚さ方向に貫通する複数のスルーホール34と、両導電性領域20及び絶縁基板12を絶縁基板12の厚さ方向に貫通する複数のスルーホール36と、絶縁基板12を貫通する複数のスルーホール38とを有している。
【0026】
スルーホール30,32,34,36は、いずれも、絶縁基板12を厚さ方向に貫通するほぼ筒状の導電性層により、導電性スルーホールとされている。スルーホール34は両導電性領域20の中央側の箇所に形成されており、スルーホール36は両導電性領域20の外周側の箇所に形成されており、スルーホール38は両導電性領域20の外側の箇所に形成されている。
【0027】
スルーホール30,34は、それらが1つずつで、接続ランド26及び接触子16に個々に対応されたスルーホール組を形成しており、また絶縁基板12の半径方向に隣り合う箇所に形成されている。スルーホール32,36,38は、それらが1つずつで、テスターランド28に個々に対応されたスルーホール組を形成しており、また絶縁基板12の半径方向に隣り合う箇所に形成されている。
【0028】
スルーホール30及び34は、それぞれ、開口18の周りの仮想的な多角形の辺に沿って位置する複数のスルーホール群に分けられている。スルーホール30及び32は、それぞれ、対応する接続ランド26及びテスターランド28を貫通している。
【0029】
スルーホール32は、スルーホール38の電極と電気的に接続されている。各テスターランド28は、プローブカード10を取り外し可能に組み付けるテスター(図示せず)の接続部の位置と同じ位置関係を有する箇所に形成されている。
【0030】
スルーホール30,32,34,36,38は、いずれも、仮想的な多角形又は円の方向に等ピッチに設けられていればよい。
【0031】
各ジャンパー線14は、芯線の周りに電気絶縁層を形成し、その電気絶縁層の周りに網線のようなシールド線を形成した同軸ケーブル40の両端にコネクタ42,44を装着したいわゆるコネクタ付きの同軸ジャンパー線である。シールド線は、芯線を囲むように電気絶縁層の周りに形成されている。
【0032】
コネクタ42及び44は、それぞれ、同軸ケーブル40の長手方向に間隔をおいた一対の接続ピン46,48及び50,52を有している。接続ピン46,48に間隔d1及び接続ピン50,52の間隔d2は、互いに同じであると共に、絶縁基板12の半径方向におけるスルーホール30,34の間隔及び36,38の間隔と同じである。
【0033】
接続ピン46及び52は、同軸ケーブル40の芯線に電気的に接続されて芯線ピンとして作用し、また、それぞれスルーホール30及び38に取り外し可能に差し込まれている。接続ピン48及び50は、同軸ケーブル40のシールド線に電気的に接続されてアースピンとして作用し、また、それぞれスルーホール34及び36に取り外し可能に差し込まれている。
【0034】
各接触子16は、図示の例では、導電性金属細線から製造されたニードルタイプのプローブであり、被検査体の電極に押圧される針先部54をこれの後端に続く針主体部56から一方的に曲げたL字状の形状を有する。針先部54は、接触部として作用する。
【0035】
各接触子16は、絶縁基板12の下面24の取り付けられた開口18の周りを伸びる針押え58に非導電性接着剤60により、針先部54が下方へ向いた状態に、針主体部56において組み付けられている。接触子16は、それらの針先部54が被検査体の電極の配置パターンとなるように、配置されている。
【0036】
各接触子16の針後部62は、対応する接続ランド26に半田のような導電性接着剤64により電気的に接続されている。
【0037】
各接触子16の針後部62をさらに針先部54と反対側にL字状の形状に折り曲げ、その針後部62を絶縁基板12の下面24よりスルーホール30内に差し込んで、そのスルーホール30に導電性接着剤64で移動不能に組み付けてもよい。
【0038】
接触子16とテスターランド28とは、接続ピン46及び52がそれぞれスルーホール30及び38に差し込まれていることにより、スルーホール30、ジャンパー線14及びスルーホール38を介して一対一の関係に電気的に接続される。このため、プローブカード10においては、ジャンパー線14を切断する必要がないし、ジャンパー線14を半田付けする必要がなく、したがって接触子16からテスターランド28までの信号ラインの電気的特性は、作業者の人為的な要因の影響を受けず、ケーブルを半田付けする従来の接触子に比べ、安定する。
【0039】
接続すべき接触子16とテスターランド28とは、被検査体及び検査の種類により異なる。このため、異なる種類の被検査体又は検査に用いるときや、異なる種類の被検査体用又は検査用のプローブカードを製造するとき、各接触子16は、被検査体及び検査の種類に応じたテスターランド28にジャンパー線14により接続される。それゆえに、同じ構造を有する絶縁基板12を異なる種類の被検査体用及び検査用のプローブカードに用いることができる。接触子16とテスターランド28とをジャンパー線14により電気的に接続する作業は、人手により行うことができる。
【0040】
接触子16とテスターランド28とは、接続ピン46又は52を被検査体及び検査の種類に応じた所定のスルーホール30又は38に差し込むだけで、電気的に接続することができる。このため、従来のプローブカードのようにケーブルの両端部をテスターランド及び接触子に半田付けする必要がないから、テスターランド28と接触子16とを容易にかつ確実に電気的に接続することができる。
【0041】
各ジャンパー線14のシールド線は、接続ピン48及び50がそれぞれスルーホール34及び36に差し込まれることにより、導電性領域20に電気的に接続される。このため、導電性領域20をアース電位とすることにより、シールド線がアース電位に維持されるから、接触子16からテスターランド28までの信号ラインへのノイズの混入が防止され、プローブカード10の電気的特性が向上する。また、接続ピン48,50を導電性領域20に電気的に接続する際に、半田付けする必要がないから、ジャンパー線14の配線の作業性が向上する。
【0042】
ジャンパー線14は、いわゆる部品として使用することができるから、ジャンパー線14のメーカーにおいて個々のジャンパー線14に対する電気的特性のバラツキを抑えることができる。同様に、ジャンパー線14相互の電気的特性のバラツキを抑えた状態で、ジャンパー線14の長さ寸法を任意とすることができる。それゆえに、個別設計又は汎用設計に応じて選択されたプローブカード10及びジャンパー線14を使用することにより被検査体及び検査の種類により要求される電気的性能に対応したプローブカードを得ることができる。
【0043】
プローブカード10によれば、接続ピン46,52,48及び50を所定のスルーホール30,38,34及び36に差し込むことにより、被検査体及び検査の種類に応じて接触子16とテスターランド28とを電気的に接続することができるから、接触子16とテスターランド28とを電気的に接続する配線作業が容易になる。このため、プローブカード10の製造が容易になって、製造コストが低減する。また、接触子16からテスターランド28までの電気的特性が向上する。さらに、同じ構造を有する絶縁基板12を大量に製作することにより絶縁基板12自体のコストを低減することができる。
【0044】
上記の実施例では、各ジャンパー線14のコネクタ42,44を他のジャンパー線14のコネクタ42,44と別個にしているが、適宜な数のジャンパー線14のコネクタ42及び44のいずれか一方を、それらジャンパー線14の接続ピン46,48及び50,52のいずれか一方を共通の支持体に支持させるように、一体的構造としてもよい。
【0045】
図3を参照するに、プローブカード70は、開口18の周りの仮想的な多角形の辺に沿って位置する複数のスルーホール群に対応する複数のジャンパー線14の接続ピン46,48を共通の支持体72に支持させて、それらジャンパー線14のコネクタ42を一体的構造の一括コネクタ74としている。このため、複数組の接続ピン46及び48を同時に複数の組のスルーホール30及び34に挿通させることができるから、複数組の接続ピン46,48を差し込むべきスルーホール30,34を間違えるおそれが減少し、作業性が向上する。
【0046】
上記の実施例では、スルーホール38を備えているが、テスターランド28をスルーホール38に接続して、スルーホール32を省略してもよい。
【0047】
ジャンパー線14の電気的特性としては、F3dbで2GHz以上であるとよい。又は、同軸ケーブル40と接続ピン46,52,48及び50との接続部を含めたジャンパー線14の立ち上がり時間が150ps以下であるとよい。
【0048】
接続ピン46,48,50及び52として、最小保持力が30Nであるコンプライアントピンを用いることができる。そのようにすれば、接続ピン46,48,50及び52とスルーホール30,34,36及び38との電気的接続状態を半田付けの場合と同程度の状態にすることができる。
【0049】
同軸ケーブル40としては、ストレートタイプ、アングルタイプ、その組合せのものを用いることができる。また、ジャンパー線14の電気的特性のバラツキは、50本単位でケーブルTpdばらつき50ps以内とすることができる。
【0050】
プローブカード10,70は、下面24側のスルーホール30,34の間に、チップ型コンデンサやチップ型抵抗器を配置してもよい。そのようにすれば、プローブカード10,70全体の電気的特性を向上させることができる。
【0051】
接触子16として、ニードルタイプのプローブを用いる代わりに、ブレードタイプのプローブ、ポゴピンタイプのプローブのような縦型のプローブ、ポリイミドのような電気絶縁シートに形成された配線と該配線に設けられた突起電極のような接触部とを備えたプローブ要素、電気絶縁シートに形成された接続ランドと該接続ランドに形成された接触部と接続ランドから伸びる配線とを備えた縦型のプローブ要素等、他のタイプの接触子を用いてもよい。
【0052】
導電性領域20は、設けなくてもよいし、また絶縁基板12の上面22及び下面24の一方に形成されていてもよい。
【0053】
本発明は、上記実施例に限定されず、その趣旨を逸脱しない限り、種々変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプローブカードの一実施例を示す平面図である。
【図2】図1に示すプローブカードの拡大図であって、(A)は一部を示す平面図、(B)は(A)の断面図である。
【図3】本発明に係るプローブカードの他の実施例を示す拡大平面図である。
【符号の説明】
10,70 プローブカード
12 絶縁基板
14 ジャンパー線
16 接触子
18 開口
20 導電性領域
22 絶縁基板の上面(第1の主面)
24 絶縁基板の下面(第2の主面)
26 接続ランド
28 テスターランド
30,32,34,36,38 スルーホール
40 同軸ケーブル
42,44 コネクタ
46,52 接続ピン(芯線ピン)
48,50 接続ピン(アースピン)
72 支持体
74 一括コネクタ

Claims (4)

  1. 対向する第1及び第2の主面を有する絶縁基板であって厚さ方向に貫通する複数の第1のスルーホール及び複数の第2のスルーホールを有すると共に、前記第2のスルーホールに個々に電気的に接続された、テスターに接続される複数のテスターランドを前記第1の主面に有する絶縁基板と、
    それぞれが芯線を備えると共に第1及び第2のコネクタを一端部及び他端部に備える、前記第1の主面に配置された複数のジャンパー線であって各ジャンパー線の前記第1及び第2のコネクタがそれぞれ前記芯線の一端及び他端に電気的に接続された第1及び第2の芯線ピンを有するジャンパー線と、
    前記絶縁基板に配置された複数の接触子であって各接触子の一部が被検査体に電気的に接続される接触部とされかつ他の一部において前記第1のスルーホールに電気的に接続された接触子とを含み、
    各第1の芯線ピン及び各第2の芯線ピンは、それぞれ、前記第1のスルーホール及び第2のスルーホールに取り外し可能に差し込まれている、プローブカード。
  2. 各ジャンパー線は、さらに、前記芯線を囲むシールド線を備え、
    各第1のコネクタ及び各第2のコネクタは、さらに、それぞれ、前記シールド線に電気的に接続された第1のアースピン及び第2のアースピンを備え、
    前記絶縁基板は、前記絶縁基板の厚さ方向に貫通する複数の第3のスルーホール及び複数の第4のスルーホールと、前記第3及び第4のスルーホールを電気的に接続すべく前記第1及び第2の主面の少なくとも一方に備えられた1以上の導電性領域とを有し、
    前記第1及び第2のアースピンは、それぞれ、前記第3及び第4のスルーホールに取り外し可能に差し込まれている、請求項1に記載のプローブカード。
  3. 前記第1、第2、第3及び第4のスルーホールのそれぞれは等ピッチに配置されている、請求項2に記載のプローブカード。
  4. 複数のジャンパー線の第1及び第2のコネクタのいずれか一方は、それらの芯線ピンを共通に支持すべく一体的構造とされている、請求項1から3のいずれか1項に記載のプローブカード。
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