JP2004123291A - 原稿搬送装置、画像読取装置及び画像形成装置 - Google Patents

原稿搬送装置、画像読取装置及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】装置の無駄な動作を省くことにより、生産性を向上させた原稿搬送装置、画像読取装置及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】原稿トレイ21に載置された原稿が1枚であるか否かを判断し、原稿トレイ21に載置された原稿が1枚であると判断した場合に、搬送ベルト4により搬送された原稿を、排出時の原稿面の向きを揃えるための表裏反転動作を行う反転手段に搬送することなく、排紙ローラ12により排出させる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、スキャナ、複写機、プリンタ、あるいは、ファクシミリ装置などの、原稿の画像を読み取ったり、シート上に画像を形成する、画像読取装置や画像形成装置に関し、特に、これらの装置に備えられる、原稿を搬送するための原稿搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、原稿を自動的に画像形成装置の読み取り位置に搬送し、読み取り終了後、自動的に排紙する原稿搬送装置(以下、ADFと呼ぶ)が存在する。
【0003】
ADFは、原稿トレイに載置された複数枚の原稿を1枚ずつ分離・給送し、画像形成装置の読み取り位置に原稿を搬送する。
【0004】
片面原稿の場合には、読み取り位置にて原稿の画像を読み取った後、排出時の原稿面の向きを揃えるために、原稿を表裏反転してから排紙トレイに排出するものが知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来技術の場合には、下記のような問題が生じていた。
【0006】
従来のADFにおいては、原稿の枚数が1枚であっても、上述のように表裏反転動作を行っていた。
【0007】
原稿枚数が1枚であれば、原稿面の向きを揃える必要性はなく、無駄な動作を行っていることになり、その使用条件における装置の生産性を低下させている。
【0008】
本発明は上記の従来技術の課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、装置の無駄な動作を省くことにより、生産性を向上させた原稿搬送装置、画像読取装置及び画像形成装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明にあっては、
原稿を載置する原稿載置手段と、
前記原稿載置手段に載置された原稿束から原稿を1枚ずつ分離して、画像読取装置の画像読取手段に向けて搬送する給送手段と、
前記画像読取手段により画像情報が読み取られた原稿を搬送する搬送手段と、
前記搬送手段により搬送された原稿の表裏を反転させる反転手段と、
前記反転手段によって表裏が反転された原稿を排出する排出手段と、
を備えた原稿搬送装置において、
前記原稿載置手段に載置された原稿が1枚であるか否かを判断し、該原稿載置手段に載置された原稿が1枚であると判断した場合に、前記搬送手段により搬送された原稿を、前記反転手段に搬送することなく、前記排出手段により排出させる制御手段を備えることを特徴とする。
【0010】
画像読取装置にあっては、上記記載の原稿搬送装置を備え、原稿の画像情報を読み取ることを特徴とする。
【0011】
画像形成装置にあっては、上記記載の原稿搬送装置を備え、該原稿搬送装置により搬送される原稿の画像情報をシートに記録することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
【0013】
図1は、本実施の形態に係る画像形成装置において、原稿搬送装置100及びリーダ部(画像読取装置、画像読取部)200を示す概略断面図である。図2は、本実施の形態に係る画像形成装置300を説明するための概略断面図であり、原稿搬送装置100においては図1に示すものとする。
【0014】
まず、図2を用いて画像形成装置について説明する。
【0015】
画像形成装置300は、得られた画像情報に基づいたレーザーを走査光学手段209によって発射し、像担持体としての感光体202上にレーザーを照射する。
【0016】
そして、感光体202上には静電潜像が形成され、現像手段203によって、この潜像がトナーにより現像化される。
【0017】
一方、シート積載部204,205に積載されたシートが、給送ローラ、および、分離パッドによって一枚づつ分離されながら給送され、各搬送ローラによって、さらに下流側に搬送され、この搬送されたシート上に、上述の感光体202上に形成されたトナーによる現像が転写手段206によって転写される。
【0018】
そして、この未定着のトナー像が形成されたシートは、さらに下流側に搬送され、定着手段207によってトナー像が定着されて、その後、排出ローラ208によって機外に排出される。
【0019】
次に、原稿搬送装置について説明する。
【0020】
原稿搬送装置(以下、ADFと記す)100は、原稿束Sを載置するための原稿載置手段としての原稿トレイ21、原稿束Sの最上紙を分離するためのピックアップローラ1、分離部2、分離された原稿を搬送するためのレジストローラ3、搬送手段としての搬送ベルト4、更には、第1反転フラッパ7、第2反転フラッパ8、第1反転ローラ9、第2反転ローラ10、第3反転ローラ11、排出手段としての排紙ローラ12、排紙トレイ13等から構成されている。ここで、ピックアップローラ1,分離部2,レジストローラ3は給送手段を構成し、また、第2反転フラッパ8,第1反転ローラ9,第2反転ローラ10,第3反転ローラ11は反転手段を構成している。
【0021】
また、ADF100は、原稿トレイ21に原稿が載置されているか否かを検出する原稿検知センサ14、原稿長検知センサ15、分離センサ16、レジストセンサ17、反転入り口センサ18、反転レジセンサ19、反転出口センサ20等のセンサを備えている。
【0022】
図3は本実施の形態におけるADF100の駆動系説明図である。
【0023】
ピックアップローラ1,分離部2の分離ローラは、分離モータM1で駆動され、レジストローラ3,搬送ベルト4は搬送モータM2で駆動され、第1反転フラッパ7,第2反転フラッパ8,第1反転ローラ9,第2反転ローラ10,第3反転ローラ11,排紙ローラ12は、排紙モータM3で駆動される。
【0024】
リーダ部200は、原稿に記録された画像情報を光学的に読み取り、光電変換して画像データとして入力するものであり、プラテンガラス201上に載置された原稿の画像を読み取る。
【0025】
図4は、ADF100の制御ブロック図である。
【0026】
本実施の形態に係る制御手段は、中央演算処理装置(以下、CPU)800,リードオンリーメモリ(以下、ROM)801,ランダムアクセスメモリ(以下、RAM)802,出力ポート,及び入力ポートを備えている。
【0027】
ROM801には、制御用プログラムが格納されており、RAM802には、入力データや作業用データが格納されている。
【0028】
また、出力ポートには、分離モータM1,搬送モータM2,排紙モータM3,電磁ブレーキBKが接続されており、入力ポートには、原稿検知センサ14,原稿長検知センサ15,分離センサ16,レジストセンサ17,反転入り口センサ18,反転レジセンサ19,反転出口センサ20がそれぞれ接続されている。
【0029】
CPU800は、ROM801に格納された制御プログラムにしたがって分離モータM1,搬送モータM2,排紙モータM3,電磁ブレーキBKを制御する。
【0030】
CPU800は、図示しないリーダ部200の中央演算処理装置(CPU)とシリアル通信を行い、リーダ部200との間で制御データの授受を行うようになっている。
【0031】
尚、リーダ部200とADF100とが、一体で制御される画像読取装置として適用される場合には、通信を行うことなく、1つのCPUで構成しても良い。
【0032】
図5は、ADF100による制御動作のメインフローチャートである。
【0033】
ADF100は、原稿トレイ21上に原稿がセットされたか否か、更には、図示しない画像読取装置本体の操作部にあるスタートキーが押し下げられたか否かを繰り返し判定しつつ待機状態となっている(main1)。なお、原稿がセットされたか否かの判定は、原稿検知センサ14の検出結果に基づいてなされる。
【0034】
判定の結果、原稿が原稿トレイ21にセットされており、且つ、スタートキーが押し下げられた場合には、片面原稿モードであるか両面モードであるか(main2)の判別を行う。
【0035】
片面モードの場合、原稿トレイ21より分離動作(main3),給紙動作(main4)を行い、原稿の後端がレジストセンサ17を通過した時点で原稿サイズを判別し(main5)、原稿をプラテンガラス201上に搬送する。続いて、読取動作(main6)が行われ後、反転排紙動作(main7)を行い、排紙トレイ13へと原稿を排出する。
【0036】
原稿サイズの判別は、原稿トレイ21上での規制ガイド板(図示せず)に設けられたボリューム(図示せず)による幅情報と、原稿がレジストセンサ17を通過している間の原稿の搬送量から判別する。
【0037】
両面モードの場合、原稿トレイ21より分離動作(main8),給紙動作(main9)を行い片面モードと同様に原稿サイズを判別する(main10)。
【0038】
そして、始めに表面の読取動作を行う(main11)。次に、反転動作(main12)の後、裏面の読取動作を行い(main13)、排紙動作(main14)で排紙トレイ13へと原稿を排出する。
【0039】
[分離動作]
図6を用いて、分離動作を説明する。
【0040】
原稿検知センサ14の状態で、原稿トレイ21上に原稿があると判断した場合、分離モータM1を逆転駆動して、図示しないピックアップローラ1を上下動させるピックアップアームを駆動し、原稿トレイ21上の原稿束Sの最上紙にピックアップローラ1が接するまで降下する。
【0041】
続いて、分離モータM1を正転駆動して、ピックアップローラ1と分離部2の分離ローラが給紙方向に駆動され(S401)、最上紙のみが分離部2から搬送パスへと分離される。
【0042】
そして、分離センサ16まで分離された原稿の先端が達した事を検知すると(S402)、トレイ上の原稿束Sから原稿が分離された事を認識する。
【0043】
その後、レジストセンサ17まで原稿の先端が達した事を検知すると(S403)、所定量搬送した後(S404,S405)、分離モータM1を停止させる(S406)。
【0044】
この時、レジストローラ3は、停止しており、分離された原稿の先端がレジストローラ3にループ形成した状態で突き当てられ、分離搬送途中での斜行が補正される。
【0045】
[給紙動作]
図7を用いて給紙動作を説明する。
【0046】
分離動作によって原稿の先端がレジストローラ3に突き当てられた後、分離モータM1を再度駆動すると同時に搬送モータM2を正転駆動し(S501)、レジストローラ3と搬送ベルト4が駆動されて、斜行補正された原稿が更に下流へと搬送される。レジストローラ3から所定量搬送した後(S502,S503)、分離モータM1を停止させる(S504)。
【0047】
続いて、原稿の後端がレジストセンサ17まで搬送された事を検知すると(S505)、所定量搬送した後(S506,S507)、搬送モータM2を停止させ(S508)、原稿を読み取り位置に停止させる。そして、リーダ部200による原稿の画像読取が行われる(S508)。
【0048】
[反転排紙動作1]
図8を用いて反転排紙動作1を説明する。
【0049】
片面モードにおいて、原稿サイズがスモールサイズ(プラテンガラス上に2枚並べて載置できるサイズ)であった場合、原稿画像の読み取りが終了後、プラテンガラス201上に停止している原稿は、搬送モータM2が正転駆動される事で、搬送ベルト4が駆動され、搬送パス下流側へと搬送される。
【0050】
同時に、排紙モータM3が正転駆動される事で、第1反転フラッパ7,第2反転フラッパ8,第1反転ローラ9,第2反転ローラ10,第3反転ローラ11及び排紙ローラ12が駆動され、搬送パス下流側へと搬送される(S601)。
【0051】
ここで、第1反転フラッパ7及び第2反転フラッパ8は図9に示す矢印の方向に動作し、原稿Pは外側の搬送パスを通ることとなる。図9は、排紙モータM3が正転駆動された状態を示す図である。
【0052】
そして、反転レジセンサ19に原稿後端が達したと検知すると(S602)、所定量搬送した後(S603,S604)、搬送モータM2及び排紙モータM3をいったん停止し、排紙モータM3を逆転駆動する(S605)。
【0053】
第1反転フラッパ7及び第2反転フラッパ8が逆方向に動作し、第1反転ローラ9,第2反転ローラ10,第3反転ローラ11も逆方向に駆動される。
【0054】
これにより、第1反転フラッパ7及び第2反転フラッパ8は図10に示す矢印の方向に動作し、原稿Pは排紙トレイ13に向かう搬送パスを通ることとなり、原稿は排紙トレイ13に向けて排出される。ここで、図10は、排紙モータM3が逆転駆動された状態を示す図である。
【0055】
その後、原稿が反転レジセンサ19を通過したことが検知されると(S606)、所定量搬送した後(S607,S608)、原稿後端が排紙ローラ12を抜けて、排紙トレイ13上に排出され、排紙モータM3を停止する(S609)。
【0056】
[反転排紙動作2]
図11を用いて反転排紙動作2を説明する。
【0057】
片面モードにおいて、原稿サイズがラージサイズ(プラテンガラス上に2枚並べて載置することができないサイズ)であった場合、原稿画像の読み取りが終了後、プラテンガラス201上に停止している原稿は、搬送モータM2が正転駆動される事で、搬送ベルト4が駆動され、搬送パス下流側へと搬送される。
【0058】
同時に、排紙モータM3が正転駆動される事で、第1反転フラッパ7,第2反転フラッパ8,第1反転ローラ9,第2反転ローラ10,第3反転ローラ11及び排紙ローラ12が駆動され、搬送パス下流側へと搬送される(S901)。
【0059】
続いて、反転出口センサ20に原稿の先端が到達すると(S902)、搬送モータM2をいったん停止し、逆転動作を開始する(S903)。
【0060】
原稿は搬送ベルト4へと移動していき、原稿の後端が反転出口センサ20を通過したら(S904)、所定量搬送した後(S905,S906)、搬送モータM2及び排紙モータM3を停止する(S907)。
【0061】
そして、搬送モータM2を正転駆動、排紙モータM3を逆転駆動することで、原稿は反転フラッパ7の内側を通り、排紙ローラ12によって排紙トレイ13に向けて排出される(S908)。
【0062】
原稿が反転出口センサ20を通過し終えたことを検知したら(S909)、所定量搬送したのち(S910,S911)、搬送モータM2,排紙モータM3を停止する(S912)。
【0063】
[反転動作]
図12を用いて両面モード時の反転動作を説明する。
【0064】
両面モード時、分離動作及び給紙動作が行われ、プラテンガラス201上で原稿の表面画像の読み取りが行われた後、搬送モータM2が正転駆動される事で、搬送ベルト4が駆動され、搬送パス下流側へと搬送される。同時に、排紙モータM3が正転駆動される事で、第1反転フラッパ7,第2反転フラッパ8,第1反転ローラ9,第2反転ローラ10,第3反転ローラ11及び排紙ローラ12が駆動され、搬送パス下流側へと搬送される(S1001)。
【0065】
続いて、反転出口センサ20に原稿の先端が到達すると(S1002)、搬送モータM2をいったん停止し、逆転動作を開始する(S1003)。
【0066】
原稿は搬送ベルト4へと移動していき、原稿の後端が反転出口センサ20を通過したら(S1004)、所定量搬送して(S1005、S1006)原稿裏面の読み取り位置まで原稿を搬送し、搬送モータM2及び排紙モータM3を停止する(S1007)。
【0067】
[排紙動作]
図13を用いて両面モード時の排紙動作を説明する。
【0068】
原稿裏面の画像の読み取りが終了し、画像の読み取り位置して停止している原稿は、搬送モータM2が駆動され、同時に、排紙モータM3が逆転駆動される事で、反転フラッパ7の内側を通り、排紙ローラ12によって排紙トレイ13に向けて排出される(S1101)。原稿が反転出口センサ20を通過し終えたことを検知したら(S1102)、所定量搬送したのち(S1103,1104)、搬送モータM2、排紙モータM3を停止する(S1105)。
【0069】
以下に、本実施の形態の特徴として、原稿の一方の面のみの画像情報を読み取る片面モードにおいて、原稿の枚数が1枚であったときの動作について説明する。本実施の形態においては、原稿の枚数が1枚であった場合、原稿搬送経路に設けられた第1反転フラッパ7(搬送路切替手段)により原稿が搬送されるべき搬送路を切替えることにより、画像読取後の原稿を反転手段に導くことなく、排紙トレイ13に排出するものである。
【0070】
図14は、片面モードにおける動作フローチャートである。
【0071】
ADF100は、原稿トレイ21上に原稿がセットされたか否か、更には、図示しない画像読取装置本体の操作部にあるスタートキーが押し下げられたか否かを繰り返し判定しつつ待機状態となっている(S1201)。
【0072】
なお、原稿がセットされたか否かの判定は、原稿検知センサ14の検出結果に基づいてなされる。
【0073】
判定の結果、原稿が原稿トレイ21にセットされており、且つ、スタートキーが押し下げられた場合には、動作を開始する。
【0074】
分離動作(S1202),給紙動作(S1203)を行い、原稿の後端がレジストセンサ17を通過した時点で原稿サイズを判別し(S1204)、原稿をプラテンガラス201上に搬送する。
【0075】
ここで、原稿枚数の判別は、給送手段による原稿1枚目の給紙動作が終わった時点での、原稿検知センサ14の状態から判別する。その時点で原稿検知センサが紙なしの状態(原稿トレイ21に原稿が載置されていない状態)を検出すれば原稿は1枚であり、紙ありの状態であれば原稿は複数枚である(S1205)。
【0076】
原稿枚数が1枚の場合は、原稿の画像読み取りが行われた後(S1206)、反転排紙動作を行うことなく排紙動作を行い、プラテンガラス201上から排紙トレイ13へと原稿を排出する(S1208)。
【0077】
すなわち、原稿画像の読み取りが終了後、プラテンガラス201上に停止している原稿は、搬送モータM2が正転駆動される事で、搬送ベルト4が駆動され、搬送パス下流側へと搬送される。
【0078】
そして、搬送モータM2を正転駆動、排紙モータM3を逆転駆動することで、原稿は反転フラッパ7の内側を通り、排出時の原稿面の向きを揃えるための表裏反転動作を行う反転手段に搬送されることなく、排紙ローラ12によって排紙トレイ13に向けて排出される。
【0079】
原稿が複数枚の場合は、反転排紙動作を行い、排紙トレイ13へと原稿を排出する(S1209)。
【0080】
このように、原稿排紙時の原稿面の向きを揃えるために、原稿の画像読み取り後に表裏反転動作を行った後に排紙するADFにおいて、原稿枚数が1枚の場合には、排出時の原稿面の向きを揃えるための表裏反転動作を行わないことで、装置の無駄な動作を省略し、装置の生産性を向上させることが可能となる。
【0081】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、原稿枚数が1枚の場合には、排出時の原稿面の向きを揃えるための表裏反転動作を行わないことで、装置の無駄な動作を省き、生産性を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の要部の概略断面図である。
【図2】本実施の形態に係る画像形成装置を示す概略断面図である。
【図3】本実施の形態に係る原稿搬送装置の駆動系を説明するための図である。
【図4】本実施の形態におけるADFのブロック図である。
【図5】本実施の形態におけるADFのメインフローチャートを示す図である。
【図6】本実施の形態におけるADFの分離制御のフローチャートを示す図である。
【図7】本実施の形態におけるADFの給紙制御のフローチャートを示す図である。
【図8】本実施の形態におけるADFの反転排紙制御1のフローチャートを示す図である。
【図9】本実施の形態におけるADFの反転排紙制御の動作図である。
【図10】本実施の形態におけるADFの反転排紙制御の動作図である。
【図11】本実施の形態におけるADFの反転排紙制御2のフローチャートを示す図である。
【図12】本実施の形態におけるADFの反転制御のフローチャートを示す図である。
【図13】本実施の形態におけるADFの排紙制御のフローチャートを示す図である。
【図14】本実施の形態におけるADFの片面モード時の動作フローチャートを示す図である。
【符号の説明】
1 ピックアップローラ
2 分離部(分離ローラ,分離パッド)
3 レジストローラ
4 搬送ベルト
7 第1反転フラッパ
8 第2反転フラッパ
9 第1反転ローラ
10 第2反転ローラ
11 第3反転ローラ
12 排紙ローラ
13 排紙トレイ
14 原稿検知センサ
15 原稿長検知センサ
16 分離センサ
17 レジストセンサ
18 反転入り口センサ
19 反転レジセンサ
20 反転出口センサ
21 原稿トレイ
100 ADF
200 リーダ部
201 プラテンガラス
300 画像形成装置
800 CPU
801 ROM
802 RAM
M1 分離モータ
M2 搬送モータ
M3 排紙モータ
BK 電磁ブレーキ

Claims (3)

  1. 原稿を載置する原稿載置手段と、
    前記原稿載置手段に載置された原稿束から原稿を1枚ずつ分離して、画像読取装置の画像読取手段に向けて搬送する給送手段と、
    前記画像読取手段により画像情報が読み取られた原稿を搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段により搬送された原稿の表裏を反転させる反転手段と、
    前記反転手段によって表裏が反転された原稿を排出する排出手段と、
    を備えた原稿搬送装置において、
    前記原稿載置手段に載置された原稿が1枚であるか否かを判断し、該原稿載置手段に載置された原稿が1枚であると判断した場合に、前記搬送手段により搬送された原稿を、前記反転手段に搬送することなく、前記排出手段により排出させる制御手段を備えることを特徴とする原稿搬送装置。
  2. 請求項1に記載の原稿搬送装置を備え、原稿の画像情報を読み取ることを特徴とする画像読取装置。
  3. 請求項1に記載の原稿搬送装置を備え、該原稿搬送装置により搬送される原稿の画像情報をシートに記録することを特徴とする画像形成装置。
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