JP2004123140A - 容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】蓋を開閉操作する際に反力でヒンジ部を損傷させることがない。
【解決手段】容器本体2の開口を形成する周側部5の上縁全周に係合突部6を設け、周側部5にヒンジ部7aを支点として回動可能なタブ7を設ける。タブ7のヒンジ部7a近傍に突起部9を設ける。蓋3には、容器本体2の係合突部6に嵌合可能な係止凹部13と、係止凹部13部から延びるスカート部14を設ける。閉蓋状態で、蓋3のスカート部14はタブ7の段差部7b及びその周囲の鍔部の段差と指が入らない程度の隙間を以て対向する。蓋3を開けるには、タブ7の作動片7cを回動させて鍔部と切り離し部で分断させる。タブ7がヒンジ部7aを支点として回動すると突起部9でスカート部14を押動して、係止凹部13を係合突部6から外す。
【選択図】 図3
【解決手段】容器本体2の開口を形成する周側部5の上縁全周に係合突部6を設け、周側部5にヒンジ部7aを支点として回動可能なタブ7を設ける。タブ7のヒンジ部7a近傍に突起部9を設ける。蓋3には、容器本体2の係合突部6に嵌合可能な係止凹部13と、係止凹部13部から延びるスカート部14を設ける。閉蓋状態で、蓋3のスカート部14はタブ7の段差部7b及びその周囲の鍔部の段差と指が入らない程度の隙間を以て対向する。蓋3を開けるには、タブ7の作動片7cを回動させて鍔部と切り離し部で分断させる。タブ7がヒンジ部7aを支点として回動すると突起部9でスカート部14を押動して、係止凹部13を係合突部6から外す。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、固体、液状物体やゲル状物体等を収納して開閉可能な蓋付きの容器に関するもので、好ましくは未開封か開封済みかを判別可能で繰り返して開閉使用可能な蓋付きの容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の容器として、例えば下記特許文献1または2に記載のものがある。特許文献1記載の容器は、容器本体の開口を形成する周側部にヒンジ部を介して接続した略L字型のフランジを有していて、密閉用の蓋の外縁先端に全周に亘って内側に突出する係合部が設けられ、この係合部がフランジの下方を向く部分に形成した係合受け部と係合することで容器本体の開口を密封するようになっている。これによって、容器の蓋をみだりに開封できないようにしている。
そして蓋を開ける時には、フランジを外側に回動させることで蓋の外縁を上方に押動することができて、蓋の一部を変形させて容器本体からずらして手で開封可能にしている。
また、特許文献2は、容器本体の開口の縁部が外側に突出する突起部とされ、この係合突部に蓋の折り曲げ部が嵌合することで密封されている。また容器本体の周側部にヒンジを介して下方に延びるフランジが段付き形状に形成され、蓋の折り曲げ部に続く外縁部がフランジの段付き部分に接触した状態に保持されている。そして、容器本体の周側部には閉蓋状態のフランジ部の外側を覆う帯状部が設けられていることで、フランジの未使用即ち蓋の未開封と開封済みとを判別できるバージンプルーフを構成している。
蓋を開ける時には、フランジ部を回動させて帯状部を切断して外側に折り曲げ、更に外縁部の先端をフランジの段付き部で押動することで、蓋の一部を上方に押し上げて変形させ、係合突部から蓋の折り曲げ部を部分的に離間させ、次いで手で蓋を開放できるようになっている。
【0003】
【特許文献1】
EP 0565967 B1(第3欄、第4欄、Fig.4〜6)
【特許文献2】
EP 1052183 A1(特許請求の範囲、アブストラクト、Fig.1〜6)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら特許文献1記載の容器では、容器本体と蓋の係合による密封状態が蓋の外縁部先端で行われるために密閉性が悪く、特に蓋を繰り返して開閉する場合には蓋の変形が進んで密閉性が徐々に低下するという欠点がある。
また特許文献2記載の容器では、特許文献1と同様に、蓋の開放時に蓋の外縁部をフランジ部で押し上げて開放するために、押し上げ力の反力が蓋の外縁部からフランジ部の段差部を押し下げる方向に働き、そのために機械的強度の小さいヒンジ部が大きな負荷を受けて損傷し易く分断されてしまうという欠点がある。しかも帯状部をフランジ部の外側に形成する必要があるために、構造が複雑になり製造コストが上昇する欠点がある。
本発明は、このような実情に鑑みて、蓋を開閉操作してもヒンジ部が損傷することのない容器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明による容器は、開口を有する容器本体と開口の蓋とを備えた容器において、容器本体には、開口の周縁に形成された係合部と、周側部に設けられているヒンジ部を支点として回動可能なタブとが備えられ、蓋には、容器本体の係合部に嵌合可能な係止部と、係止部から外側に延びるスカート部とが備えられ、タブとスカート部の少なくとも一方には他方に向けて突起部が設けられていることを特徴とする。
蓋の開放作動時に容器本体のタブを回動させると、突起部でスカート部が押し開かれて蓋が変形し、係合部と係止部の嵌合を一部開放させることができ、次いで一部開放させられた蓋を手等で押し開けば蓋を開放できる。
【0006】
また突起部はタブまたはスカート部におけるヒンジ部近傍に設けられていてもよく、回動の支点をなすヒンジ部に近い位置に突起部が位置していれば、タブの開放作動の初期の段階から蓋のスカート部を押し広げることができて、係合部と係止部の解除動作を早期に行えると共にスカート部の先端縁部が反力でタブを押してヒンジ部を損傷するおそれがない。
また、容器本体にはタブに隣接して鍔部が設けられており、鍔部とタブは切り離し可能な切り離し部を介して接続されていてもよく、タブと鍔部とが切り離されているか否かによってバージンプルーフ、即ち蓋が開封済みか未開封かを識別できる。特に容器に収納されたものがインキ等の化学物質や薬品等で酸素や空気に触れて劣化し易い物質や、食品や医薬品等の安全性を重視する物質である場合には、バージンプルーフを設けることで未開封状態を確認できて便利である。
また、タブには段差部が形成されており、段差部は蓋のスカート部との間に指が入らない程度の小さな隙間を以て対向配置されていてもよい。蓋のスカート部と容器本体のタブの段差部やその周囲の鍔部との隙間を指が入らない程度に小さく設定することで、タブ以外の部分から蓋を開けることが困難になり、タブと鍔部との間の切り離し部によって確実にバージンプルーフを機能させることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。図1乃至図5は本発明の実施の形態による容器を示すもので、図1は閉蓋状態における容器の斜視図、図2は蓋と容器本体の分解斜視図、図3(a)、(b)、(c)は容器の開閉部における開放工程を示す部分縦断面図、図4は容器本体のタブ部分の正面図、図5は蓋を開ける操作を示す部分斜視図である。
図1および図2に示す実施の形態による容器1は、容器本体2と蓋3とで構成されており、例えばレジストインキ、水系塗料、はんだペースト等の液状、ゲル状の物質や、食品や薬品等を密封状態で収納するものである。容器本体2は例えば平面視円形の開口4を形成するテーパ状の筒状部をなす周側部5と底面とで形成されている。周側部5の上端側は例えば段部を介して拡径された略円筒状の上面部5aを形成し、この上面部5aの開口4を形成する縁部には外側に突部を形成する係合突部6(係合部)がリング状に設けられている。
また図3から図5に示すように、上面部5aの係合突部6から若干底面側にずれた位置にはタブ7が取り付けられており、このタブ7は上端を上面部5aに連結されたヒンジ部7aとされ、その下側部分は段差部7bを介して上面部5aから径方向外側に離間する作動片7cとされている。タブ7にはヒンジ部7aの作動片7c側近傍に略水平方向外側に突出する突起部9が形成されている。突起部9は図4に示すように正面視直線状の板状または横リブ状に連続して形成されている。
【0008】
またタブ7はヒンジ部7aを支点として外側に回動可能とされている。しかも、図4で示すようにタブ7のヒンジ部7aと突起部9を含み段差部7bまでの部分はその下方の段差部7b及び作動片7cよりも幅が狭く形成されている。
そして、タブ7の両側はタブ7と同様に段差10a付きの鍔部10が略円周状に形成されて同様に上端が上面部5aに連結されている。作動片7cの両側部は切り離し部11、11を介して鍔部10の両端にそれぞれ連結されており、各切り離し部11は両側の作動片7c及び鍔部10よりも比較的薄い肉厚とされている。そのため、作動片7cを指で回動させることで切り離し部11は切断されて作動片7cだけがヒンジ部7aを支点として上方へ回動可能とされている。
【0009】
また蓋3は、平面視円形をなす中央平面部12と、この中央平面部12の端部全周に亘って上方に隆起していて容器本体2の係合突部6と嵌合する断面略コの字型の係止凹部13(係止部)と、この係止凹部13から傾斜段部14aを介して円筒部14bに延びるスカート部14とで構成されている。スカート部14の傾斜段部14aは、好ましくは係合凹部13から円筒部14bに向けて斜め下方外側に延びており、容器本体2に蓋3を嵌合させた閉蓋状態でタブ7の突起部9が円筒部14b(または傾斜段部14aでもよい)の裏面に当接または近接している。
またスカート部14の下端は、閉蓋状態で指が入らない程度の若干の隙間を以ってタブ7の段差部7bに対向しており、その周囲の鍔部10に対しても同様に閉蓋状態で指が入らない程度の若干の隙間を以って鍔部10の段差10aに対向している。
尚、蓋3の係止凹部13の内側即ち中央平面部12側に、容器本体2の上面部5aの内面に当接する突起15が全周に亘って形成されていることが閉鎖状態での蓋3と容器本体2との密閉性を向上させるために好ましい(図3参照)。
また、容器本体2と蓋3は好ましくは可撓性の合成樹脂組成物、例えばポリプロピレンやポリエチレン等からなっている。特にヒンジ部7aは繰り返し開閉作動するために耐久性が要求され、材質はポリプロピレンを用いることが好ましい。
【0010】
本実施の形態による容器1は上述の構成を有しており、次に蓋3の開閉方法について図3乃至図5を中心に説明する。
先ず、図1及び図3(a)に示すように、容器本体2内には例えばレジストインキ等の液状物が充填されており、この容器本体2の開口4を封止するように蓋3が嵌合されて閉蓋状態になっている。この状態で容器本体2の周側部5の上端に位置するリング状の係合突部6には、蓋3の係合凹部13が全周に亘って嵌合されており、これによって気密(または液密)に封止されている。蓋3のスカート部14は、タブ7に対向する位置では段差部7bに若干の隙間を以て対向すると共に、その周囲の鍔部10に対向する位置では段差10aに若干の隙間を以て対向している。これらの隙間は指が入らない程度の距離であるから、この部分から蓋3の開放操作をすることは困難である。
次に容器1の蓋3を開放する場合、図3(b)及び図5に示すように、タブ7の作動片7cをヒンジ部7aを支点として上方へ回動させる。すると、作動片7cの両側で鍔部10と連結されている切り離し部11、11が容易に切り離され、作動片7cは段差部7bと共に上方に回動させられる。この時、作動片7cの回動の初期から突起部9が蓋3の円筒部14bを裏面から上方に押し上げ、蓋3を部分的に変形させる。即ち、蓋3を開放作動させる際に、タブ7はヒンジ部7aを支点、作動片7cを力点、突起部9を作用点として蓋3のスカート部14の円筒部14bを押動し、スカート部14の上方への回動につれて円筒部14bから傾斜段部14aを押動することになる。そしてスカート部14につながる係止凹部13は部分的に係合突起6から外される。
【0011】
そのため、スカート部14の先端は連動して上方に変形して回動させられ、タブ7を回動させても段差部7bに接触することがないため、スカート部14によって段差部7bを下方に押動する反力を受けることなく回動し、タブ7にはヒンジ部7aを下方に押圧させる負荷が伝達されない。
そして、蓋3の傾斜段部14aがタブ7の突起部9から離間し、スカート部14が段差部7bに当接する程度にまでタブ7を回動させると、蓋3はタブ7の周囲が上方に湾曲して変形して、この部分で係合突部6から蓋3の係合凹部3が完全に外れる(図3(c)参照)。
この状態からタブ7を逆方向に回動させて周側部5の上面部5a付近まで戻すと、段差部7bと蓋3のスカート部14との間に指が入る程度の隙間が形成される。この隙間から指を入れて蓋3を上方に開ければ容器本体2から蓋3を外すことができ、開蓋状態になる。
そして、この容器本体2の開口4からレジストインキ等の内容物を取り出した後、蓋3を閉めれば図1及び図3(a)に示す閉蓋状態になる。この場合、切り離し部11、11は既に切断されているために、作動片7cを上面部5a側に押して回動させれば蓋3を既に開封済みであることを確認でき、未開封状態と容易に識別できる。
【0012】
これに対して、図6に示すタブ30は、上記実施の形態によるタブ7と相違する比較例である。この比較例では、タブ7にスカート部14を押動する突起部9が設けられていない点で、上記実施の形態による容器1と相違し、その余の構成は実施の形態によるものと同一である。この比較例では、作動片30cをヒンジ部30aを支点として開放作動させた際に、作動片30cの段差部30bが蓋3のスカート部14を上方に押し上げるために、その押圧力を受けてタブ30は下方に反力が与えられる。そのため、タブ30は下方に押されてタブ30の他の部分よりも機械的強度の小さいヒンジ部30aで切断され易いという欠点がある。
【0013】
上述のように本実施の形態によれば、タブ7を押動する際の反力でスカート部14がタブ7を下方に押動することがなく、タブ7の回動によって係止凹部13を係合突部6から外して蓋3を部分的に開放でき、ヒンジ部7aの切断等の損傷を防止できてタブ7の耐久性が高い。しかも蓋3の閉鎖時には係合突部6と係止凹部13との嵌合によって気密または液密に封止でき、また切り離し部11の切断によって容器1の開封済みと未開封とを容易に識別できる。
【0014】
尚、上述の実施の形態によれば、タブ7の突起部9は連続する横リブ形状に形成したが、このような形状のものに限定されることなく、例えば図7に示すようにドット状の突起部20を1個または複数個所定間隔で設けてもよい。
また、上述の実施の形態においてタブ7に設けた突起部9は、スカート部14に対向するタブ7のヒンジ部7aから段差部7bまでの領域のいずれに設けてもよいが、ヒンジ部7aにより近接した位置に設けた方が、回動の初期から蓋3のスカート部14を外側に押動できて、係止凹部13を係合突部6から外し易く、タブ7に反力を伝達しにくくなるために、より好ましい。
また蓋3には必ずしも傾斜段部14aを設ける必要はない。係止凹部13からスカート部14に接続されていてもよい。
尚、上述の実施の形態では、タブ7に突起部9を形成して作動片7cの回動時にスカート部14を押動するようにしたが、これに代えて図8に示すようにスカート部14の裏面にタブ7に向けて突起部9を突出させて形成するようにしてもよい。これによっても、作動片7cを回動させた際に突起部9を介してスカート部14を上方に押動して同様に係合突部6から係止凹部13を外すことができる。或いはタブ7とスカート部14の両方に突起部を設けても良い。
また指が入らない程度の距離の隙間を以てスカート部14と対向しているタブ7の段差部7bを傾斜面とせず、作動片7cに対して略直交するように略90°の角度に形成してもよい。
更に、上述の実施の形態では、容器本体1と蓋3の嵌合部として周側部5の上縁部に係合突部6を設けて蓋3に係止凹部13を設けたが、これとは逆に周側部5の上縁部に係止凹部13を設け、蓋3の円形の中央平面部12全周に形成した折り曲げ部の底面内に係合突部6を設けてもよく、係合部と係止部の構成は適宜設定できる。
【0015】
【発明の効果】
上述のように本発明による容器によれば、蓋の開放作動時に容器本体のタブを回動させると突起部を介してスカート部を押し開いて係合部と係止部の嵌合を解除させて蓋を開放でき、その際タブにヒンジ部を損傷する方向の反力を生じさせないから、タブの耐久性が向上する。
また突起部はタブのヒンジ部近傍に設けられているため、タブの開放作動の初期の段階から蓋のスカート部を押し広げることができて、係合部と係止部の解除動作を早期に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による容器の斜視図である。
【図2】容器を蓋と容器本体とに分離した状態を示す斜視図である。
【図3】容器本体と蓋の開閉部を示す部分縦断面図であり、(a)は閉蓋状態を示す図、(b)はタブを回動させた回動途中の図、(c)はタブの回動を終えた状態の図である。
【図4】容器本体のタブ部分を示す周側部の部分正面図である。
【図5】容器の閉蓋状態からタブを持ち上げて開放操作の途中を示す部分斜視図である。
【図6】突起部のない比較例を示す図3(a)、(b)、(c)と同様な図である。
【図7】変形例によるタブを示す周側部の部分正面図である。
【図8】他の変形例による開閉部の構成を示す図3(a)と同様な図である。
【符号の説明】
1 容器
2 容器本体
3 蓋
5 周側部
6 係合突部(係合部)
7 タブ
7a ヒンジ部
9 突起部
13 係止凹部(係止部)
14 スカート部
【発明の属する技術分野】
本発明は、固体、液状物体やゲル状物体等を収納して開閉可能な蓋付きの容器に関するもので、好ましくは未開封か開封済みかを判別可能で繰り返して開閉使用可能な蓋付きの容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の容器として、例えば下記特許文献1または2に記載のものがある。特許文献1記載の容器は、容器本体の開口を形成する周側部にヒンジ部を介して接続した略L字型のフランジを有していて、密閉用の蓋の外縁先端に全周に亘って内側に突出する係合部が設けられ、この係合部がフランジの下方を向く部分に形成した係合受け部と係合することで容器本体の開口を密封するようになっている。これによって、容器の蓋をみだりに開封できないようにしている。
そして蓋を開ける時には、フランジを外側に回動させることで蓋の外縁を上方に押動することができて、蓋の一部を変形させて容器本体からずらして手で開封可能にしている。
また、特許文献2は、容器本体の開口の縁部が外側に突出する突起部とされ、この係合突部に蓋の折り曲げ部が嵌合することで密封されている。また容器本体の周側部にヒンジを介して下方に延びるフランジが段付き形状に形成され、蓋の折り曲げ部に続く外縁部がフランジの段付き部分に接触した状態に保持されている。そして、容器本体の周側部には閉蓋状態のフランジ部の外側を覆う帯状部が設けられていることで、フランジの未使用即ち蓋の未開封と開封済みとを判別できるバージンプルーフを構成している。
蓋を開ける時には、フランジ部を回動させて帯状部を切断して外側に折り曲げ、更に外縁部の先端をフランジの段付き部で押動することで、蓋の一部を上方に押し上げて変形させ、係合突部から蓋の折り曲げ部を部分的に離間させ、次いで手で蓋を開放できるようになっている。
【0003】
【特許文献1】
EP 0565967 B1(第3欄、第4欄、Fig.4〜6)
【特許文献2】
EP 1052183 A1(特許請求の範囲、アブストラクト、Fig.1〜6)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら特許文献1記載の容器では、容器本体と蓋の係合による密封状態が蓋の外縁部先端で行われるために密閉性が悪く、特に蓋を繰り返して開閉する場合には蓋の変形が進んで密閉性が徐々に低下するという欠点がある。
また特許文献2記載の容器では、特許文献1と同様に、蓋の開放時に蓋の外縁部をフランジ部で押し上げて開放するために、押し上げ力の反力が蓋の外縁部からフランジ部の段差部を押し下げる方向に働き、そのために機械的強度の小さいヒンジ部が大きな負荷を受けて損傷し易く分断されてしまうという欠点がある。しかも帯状部をフランジ部の外側に形成する必要があるために、構造が複雑になり製造コストが上昇する欠点がある。
本発明は、このような実情に鑑みて、蓋を開閉操作してもヒンジ部が損傷することのない容器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明による容器は、開口を有する容器本体と開口の蓋とを備えた容器において、容器本体には、開口の周縁に形成された係合部と、周側部に設けられているヒンジ部を支点として回動可能なタブとが備えられ、蓋には、容器本体の係合部に嵌合可能な係止部と、係止部から外側に延びるスカート部とが備えられ、タブとスカート部の少なくとも一方には他方に向けて突起部が設けられていることを特徴とする。
蓋の開放作動時に容器本体のタブを回動させると、突起部でスカート部が押し開かれて蓋が変形し、係合部と係止部の嵌合を一部開放させることができ、次いで一部開放させられた蓋を手等で押し開けば蓋を開放できる。
【0006】
また突起部はタブまたはスカート部におけるヒンジ部近傍に設けられていてもよく、回動の支点をなすヒンジ部に近い位置に突起部が位置していれば、タブの開放作動の初期の段階から蓋のスカート部を押し広げることができて、係合部と係止部の解除動作を早期に行えると共にスカート部の先端縁部が反力でタブを押してヒンジ部を損傷するおそれがない。
また、容器本体にはタブに隣接して鍔部が設けられており、鍔部とタブは切り離し可能な切り離し部を介して接続されていてもよく、タブと鍔部とが切り離されているか否かによってバージンプルーフ、即ち蓋が開封済みか未開封かを識別できる。特に容器に収納されたものがインキ等の化学物質や薬品等で酸素や空気に触れて劣化し易い物質や、食品や医薬品等の安全性を重視する物質である場合には、バージンプルーフを設けることで未開封状態を確認できて便利である。
また、タブには段差部が形成されており、段差部は蓋のスカート部との間に指が入らない程度の小さな隙間を以て対向配置されていてもよい。蓋のスカート部と容器本体のタブの段差部やその周囲の鍔部との隙間を指が入らない程度に小さく設定することで、タブ以外の部分から蓋を開けることが困難になり、タブと鍔部との間の切り離し部によって確実にバージンプルーフを機能させることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。図1乃至図5は本発明の実施の形態による容器を示すもので、図1は閉蓋状態における容器の斜視図、図2は蓋と容器本体の分解斜視図、図3(a)、(b)、(c)は容器の開閉部における開放工程を示す部分縦断面図、図4は容器本体のタブ部分の正面図、図5は蓋を開ける操作を示す部分斜視図である。
図1および図2に示す実施の形態による容器1は、容器本体2と蓋3とで構成されており、例えばレジストインキ、水系塗料、はんだペースト等の液状、ゲル状の物質や、食品や薬品等を密封状態で収納するものである。容器本体2は例えば平面視円形の開口4を形成するテーパ状の筒状部をなす周側部5と底面とで形成されている。周側部5の上端側は例えば段部を介して拡径された略円筒状の上面部5aを形成し、この上面部5aの開口4を形成する縁部には外側に突部を形成する係合突部6(係合部)がリング状に設けられている。
また図3から図5に示すように、上面部5aの係合突部6から若干底面側にずれた位置にはタブ7が取り付けられており、このタブ7は上端を上面部5aに連結されたヒンジ部7aとされ、その下側部分は段差部7bを介して上面部5aから径方向外側に離間する作動片7cとされている。タブ7にはヒンジ部7aの作動片7c側近傍に略水平方向外側に突出する突起部9が形成されている。突起部9は図4に示すように正面視直線状の板状または横リブ状に連続して形成されている。
【0008】
またタブ7はヒンジ部7aを支点として外側に回動可能とされている。しかも、図4で示すようにタブ7のヒンジ部7aと突起部9を含み段差部7bまでの部分はその下方の段差部7b及び作動片7cよりも幅が狭く形成されている。
そして、タブ7の両側はタブ7と同様に段差10a付きの鍔部10が略円周状に形成されて同様に上端が上面部5aに連結されている。作動片7cの両側部は切り離し部11、11を介して鍔部10の両端にそれぞれ連結されており、各切り離し部11は両側の作動片7c及び鍔部10よりも比較的薄い肉厚とされている。そのため、作動片7cを指で回動させることで切り離し部11は切断されて作動片7cだけがヒンジ部7aを支点として上方へ回動可能とされている。
【0009】
また蓋3は、平面視円形をなす中央平面部12と、この中央平面部12の端部全周に亘って上方に隆起していて容器本体2の係合突部6と嵌合する断面略コの字型の係止凹部13(係止部)と、この係止凹部13から傾斜段部14aを介して円筒部14bに延びるスカート部14とで構成されている。スカート部14の傾斜段部14aは、好ましくは係合凹部13から円筒部14bに向けて斜め下方外側に延びており、容器本体2に蓋3を嵌合させた閉蓋状態でタブ7の突起部9が円筒部14b(または傾斜段部14aでもよい)の裏面に当接または近接している。
またスカート部14の下端は、閉蓋状態で指が入らない程度の若干の隙間を以ってタブ7の段差部7bに対向しており、その周囲の鍔部10に対しても同様に閉蓋状態で指が入らない程度の若干の隙間を以って鍔部10の段差10aに対向している。
尚、蓋3の係止凹部13の内側即ち中央平面部12側に、容器本体2の上面部5aの内面に当接する突起15が全周に亘って形成されていることが閉鎖状態での蓋3と容器本体2との密閉性を向上させるために好ましい(図3参照)。
また、容器本体2と蓋3は好ましくは可撓性の合成樹脂組成物、例えばポリプロピレンやポリエチレン等からなっている。特にヒンジ部7aは繰り返し開閉作動するために耐久性が要求され、材質はポリプロピレンを用いることが好ましい。
【0010】
本実施の形態による容器1は上述の構成を有しており、次に蓋3の開閉方法について図3乃至図5を中心に説明する。
先ず、図1及び図3(a)に示すように、容器本体2内には例えばレジストインキ等の液状物が充填されており、この容器本体2の開口4を封止するように蓋3が嵌合されて閉蓋状態になっている。この状態で容器本体2の周側部5の上端に位置するリング状の係合突部6には、蓋3の係合凹部13が全周に亘って嵌合されており、これによって気密(または液密)に封止されている。蓋3のスカート部14は、タブ7に対向する位置では段差部7bに若干の隙間を以て対向すると共に、その周囲の鍔部10に対向する位置では段差10aに若干の隙間を以て対向している。これらの隙間は指が入らない程度の距離であるから、この部分から蓋3の開放操作をすることは困難である。
次に容器1の蓋3を開放する場合、図3(b)及び図5に示すように、タブ7の作動片7cをヒンジ部7aを支点として上方へ回動させる。すると、作動片7cの両側で鍔部10と連結されている切り離し部11、11が容易に切り離され、作動片7cは段差部7bと共に上方に回動させられる。この時、作動片7cの回動の初期から突起部9が蓋3の円筒部14bを裏面から上方に押し上げ、蓋3を部分的に変形させる。即ち、蓋3を開放作動させる際に、タブ7はヒンジ部7aを支点、作動片7cを力点、突起部9を作用点として蓋3のスカート部14の円筒部14bを押動し、スカート部14の上方への回動につれて円筒部14bから傾斜段部14aを押動することになる。そしてスカート部14につながる係止凹部13は部分的に係合突起6から外される。
【0011】
そのため、スカート部14の先端は連動して上方に変形して回動させられ、タブ7を回動させても段差部7bに接触することがないため、スカート部14によって段差部7bを下方に押動する反力を受けることなく回動し、タブ7にはヒンジ部7aを下方に押圧させる負荷が伝達されない。
そして、蓋3の傾斜段部14aがタブ7の突起部9から離間し、スカート部14が段差部7bに当接する程度にまでタブ7を回動させると、蓋3はタブ7の周囲が上方に湾曲して変形して、この部分で係合突部6から蓋3の係合凹部3が完全に外れる(図3(c)参照)。
この状態からタブ7を逆方向に回動させて周側部5の上面部5a付近まで戻すと、段差部7bと蓋3のスカート部14との間に指が入る程度の隙間が形成される。この隙間から指を入れて蓋3を上方に開ければ容器本体2から蓋3を外すことができ、開蓋状態になる。
そして、この容器本体2の開口4からレジストインキ等の内容物を取り出した後、蓋3を閉めれば図1及び図3(a)に示す閉蓋状態になる。この場合、切り離し部11、11は既に切断されているために、作動片7cを上面部5a側に押して回動させれば蓋3を既に開封済みであることを確認でき、未開封状態と容易に識別できる。
【0012】
これに対して、図6に示すタブ30は、上記実施の形態によるタブ7と相違する比較例である。この比較例では、タブ7にスカート部14を押動する突起部9が設けられていない点で、上記実施の形態による容器1と相違し、その余の構成は実施の形態によるものと同一である。この比較例では、作動片30cをヒンジ部30aを支点として開放作動させた際に、作動片30cの段差部30bが蓋3のスカート部14を上方に押し上げるために、その押圧力を受けてタブ30は下方に反力が与えられる。そのため、タブ30は下方に押されてタブ30の他の部分よりも機械的強度の小さいヒンジ部30aで切断され易いという欠点がある。
【0013】
上述のように本実施の形態によれば、タブ7を押動する際の反力でスカート部14がタブ7を下方に押動することがなく、タブ7の回動によって係止凹部13を係合突部6から外して蓋3を部分的に開放でき、ヒンジ部7aの切断等の損傷を防止できてタブ7の耐久性が高い。しかも蓋3の閉鎖時には係合突部6と係止凹部13との嵌合によって気密または液密に封止でき、また切り離し部11の切断によって容器1の開封済みと未開封とを容易に識別できる。
【0014】
尚、上述の実施の形態によれば、タブ7の突起部9は連続する横リブ形状に形成したが、このような形状のものに限定されることなく、例えば図7に示すようにドット状の突起部20を1個または複数個所定間隔で設けてもよい。
また、上述の実施の形態においてタブ7に設けた突起部9は、スカート部14に対向するタブ7のヒンジ部7aから段差部7bまでの領域のいずれに設けてもよいが、ヒンジ部7aにより近接した位置に設けた方が、回動の初期から蓋3のスカート部14を外側に押動できて、係止凹部13を係合突部6から外し易く、タブ7に反力を伝達しにくくなるために、より好ましい。
また蓋3には必ずしも傾斜段部14aを設ける必要はない。係止凹部13からスカート部14に接続されていてもよい。
尚、上述の実施の形態では、タブ7に突起部9を形成して作動片7cの回動時にスカート部14を押動するようにしたが、これに代えて図8に示すようにスカート部14の裏面にタブ7に向けて突起部9を突出させて形成するようにしてもよい。これによっても、作動片7cを回動させた際に突起部9を介してスカート部14を上方に押動して同様に係合突部6から係止凹部13を外すことができる。或いはタブ7とスカート部14の両方に突起部を設けても良い。
また指が入らない程度の距離の隙間を以てスカート部14と対向しているタブ7の段差部7bを傾斜面とせず、作動片7cに対して略直交するように略90°の角度に形成してもよい。
更に、上述の実施の形態では、容器本体1と蓋3の嵌合部として周側部5の上縁部に係合突部6を設けて蓋3に係止凹部13を設けたが、これとは逆に周側部5の上縁部に係止凹部13を設け、蓋3の円形の中央平面部12全周に形成した折り曲げ部の底面内に係合突部6を設けてもよく、係合部と係止部の構成は適宜設定できる。
【0015】
【発明の効果】
上述のように本発明による容器によれば、蓋の開放作動時に容器本体のタブを回動させると突起部を介してスカート部を押し開いて係合部と係止部の嵌合を解除させて蓋を開放でき、その際タブにヒンジ部を損傷する方向の反力を生じさせないから、タブの耐久性が向上する。
また突起部はタブのヒンジ部近傍に設けられているため、タブの開放作動の初期の段階から蓋のスカート部を押し広げることができて、係合部と係止部の解除動作を早期に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による容器の斜視図である。
【図2】容器を蓋と容器本体とに分離した状態を示す斜視図である。
【図3】容器本体と蓋の開閉部を示す部分縦断面図であり、(a)は閉蓋状態を示す図、(b)はタブを回動させた回動途中の図、(c)はタブの回動を終えた状態の図である。
【図4】容器本体のタブ部分を示す周側部の部分正面図である。
【図5】容器の閉蓋状態からタブを持ち上げて開放操作の途中を示す部分斜視図である。
【図6】突起部のない比較例を示す図3(a)、(b)、(c)と同様な図である。
【図7】変形例によるタブを示す周側部の部分正面図である。
【図8】他の変形例による開閉部の構成を示す図3(a)と同様な図である。
【符号の説明】
1 容器
2 容器本体
3 蓋
5 周側部
6 係合突部(係合部)
7 タブ
7a ヒンジ部
9 突起部
13 係止凹部(係止部)
14 スカート部
Claims (4)
- 開口を有する容器本体と蓋とを備えた容器において、
前記容器本体には、開口の周縁に形成された係合部と、周側部に設けられているヒンジ部を支点として回動可能なタブとが備えられ、
前記蓋には、前記容器本体の係合部に嵌合可能な係止部と、該係止部から外側に延びるスカート部とが備えられ、
前記タブとスカート部の少なくとも一方には他方に向けて突起部が設けられていることを特徴とする容器。 - 前記突起部はタブまたはスカート部におけるヒンジ部近傍に設けられている請求項1記載の容器。
- 前記容器本体にはタブに隣接して鍔部が設けられており、該鍔部とタブは切り離し可能な切り離し部を介して接続されている請求項1または2に記載の容器。
- 前記タブには段差部が形成されており、該段差部は前記蓋のスカート部との間に指が入らない程度の小さな隙間を以て対向配置されている請求項1乃至3のいずれか記載の容器。
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-
2002
- 2002-09-30 JP JP2002288035A patent/JP2004123140A/ja active Pending
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