JP2004122867A - 自動車用シート - Google Patents

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Nobuaki Shimoda
下田 宜明
Akinori Taniguchi
谷口 彰紀
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Johnson Controls Automotive Systems KK
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Johnson Controls Automotive Systems KK
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Abstract

【課題】常時物品収納具を自動車用シートに組み付けているにも係わらず、着座者に違和感を与えない自動車用シートを提供する。
【解決手段】シートクッション2を備えた自動車用シートにおいて、シートクッション2は、常時は乗員が着座可能なると共に一端部を中心に跳ね上げ可能なるクッション部5と、該クッション部5の下側に配されていると共に該クッション部5の下部に収納されている時には折り畳まれてなり且つクッション部5の下部から露出されている時は物品収納スペースが形成される物品収納具7とより構成されてなる。
【選択図】   図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、自動車用シート、特にそのシートクッション構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の自動車用シートとしては、シートクッションと、該シートクッションに対して立設位置に保持可能なるシートバックとより構成されてなり、前記シートクッションの上面には、ほぼ方形の平部材の一辺に起立部材を折り曲げ自在に連接し、該平部材の両側辺と起立部材の両側辺とを連結部材によって連結し、該起立部材に緩衝材を着脱自在に重合し、自動車のシートカバーの座部に相当する部分に平部材を配置し、その先端部をシート等に着脱自在に支持し、前記緩衝部材を起立部材と共に起立させることにより、前記平部材上に自動車用シートのシートバックと起立部材と連結部材とによって囲まれた物品収納スペースが形成されるようにしたものがある(例えば、特許文献1)。
【0003】
また、従来の自動車用シートとしては、シートクッションと、該シートクッションに対して立設位置に保持可能なるシートバックとより構成されてなり、前記シートクッションの上面には、クッション材からなる前面材と底面材とが重ね合わせ可能に一端で連結され、その前面材の両側端と底面材の両側端とが折り畳み可能な側面材で連結されて、前記底面材の解放端に取付け用の棒が固定され、前記両側面材の上部間にひも等からなる外開き防止材が取り付けられてなるものがある(例えば、特許文献2)。
【0004】
【特許文献1】
実開平6−12205号公報(構成説明、図1参照。)
【特許文献2】
実開平3−42745号公報(実用新案登録請求の範囲、図1乃至図3参照。)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の技術にあっては、ともに自動車用シートのシートクッション上に載置されるもので、使わない時には、その物品収納具の上に座れば尻の下に物品収納具の存在を感じて違和感を着座者に与えてしまうことになる。また、自動車用シートから物品収納具を外せば、外した物品収納具をしまう場所が求められ、結局自動車内の適宜の隙間などに押し込んだり、座らないシートの上に放置することになり、見栄えが悪いばかりか、再使用する時、探して再び自動車用シートに組み付けねばならず、改善が望まれている。
【0006】
そこで、この発明は、このような従来の技術に着目してなされたものであり、常時物品収納具を自動車用シートに組み付けているにも係わらず、着座者に違和感を与えない自動車用シートを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、シートクッションと、該シートクッションに対して立設位置に保持可能なるシートバックとより構成されてなる自動車用シートにおいて、前記シートクッションは、常時は乗員が着座可能なると共に一端部を中心に跳ね上げ可能なるクッション部と、該クッション部の下側に配されていると共に該クッション部の下部に収納されている時には折り畳まれてなり且つクッション部の下部から露出されている時は物品収納スペースが形成される物品収納具とより構成されてなる。
【0008】
請求項1に記載の発明によれば、常時物品収納具は、自動車用シートのクッション部の下側に配設されているので、外から見えず、見栄えが向上する。また、買い物をした後など物を抱えての再装着をせずとも、クッション部を持ち上げるだけで物品収納具に物が収納できるので、大変に便利である。更に、物品収納具が、クッション部の下側に組み付けてあるので、着座者はクッション部に着座している感触しか与えず、違和感を与えない。
【0009】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の自動車用シートであって、前記物品収納具は、合成樹脂により形成された方形の底面部材と、該底面部材と同形の枠部材と、該底面部材及び枠部材に対して上下両端部がそれぞれ折れ曲がり可能なる第1、第2ヒンジにより結合され且つ二つ折れ可能なる第3ヒンジを有する対向する第1側板と、前記底面部材及び前記枠部材の一方に対して折れ曲がり可能なる第4ヒンジにより結合され且つ前記底面部材及び前記枠部材の他方に対してストッパにより係脱自在なる対向する第2側板とよりなる。
【0010】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の効果に加え、物品収納具を折り畳む際は、第2側板のストッパを外すと共に第1側板の第3ヒンジを折り曲げることで、第1,第2,第4ヒンジが折り曲がり、底面部材の上に第1,第2側板が折り重なり、その上に枠部材が折り重なることで、上下寸法の少ないものとなり、クッション部の下側に収納できる。この状態で物品収納具を収納できる状態にするには、枠部材を持ち上げると、第1側板がまず持ち上がり、次に第2側板が持ち上がって、第1乃至第4ヒンジが折れ曲がった状態から復帰するので、箱状になり、物品を収納可能となる。この時、第2側板のストッパを係合させることでその状態を維持させる。
【0011】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の自動車用シートであって、前記ストッパは、第2側板が枠部材及び底面部材より外側に移動することを阻止するように形成されてなる。
【0012】
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の効果に加え、ストッパが外れると第2側板は内側に倒れ込み、第1側板の第3ヒンジが折れ曲がるのを阻止しないのでスムーズに第1乃至第4ヒンジが次々に折れ曲がることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。尚、FRを前側として説明する。
【0014】
図1乃至図8は、この発明の一実施形態を示すもので、符号1は、自動車用シートで、図示しない乗員が着座可能なシートクッション2と、該シートクッション2に対して立設位置に保持可能なると共に乗員が凭れ係り可能なるシートバック3とより少なくとも構成されてなる。「少なくとも構成されてなる」とは、この他に、前記シートクッション2の前後位置を調節自在なるスライド装置、前記シートバック3をシートクッション2に対して前後方向に傾き可能なるリクライニング装置、シートバック3に装着されるヘッドレストなど数多くの構成部材が有るからであるが、周知であるので、図示及び説明を省略した。
【0015】
前記シートクッション2は、前記シートバック3を支持したベース部材4と、該ベース部材4の上側に「一端部」である前側のヒンジ6を中心に図1に示す常時位置及び図2に示す跳ね上げ位置に移動可能なるクッション部5と、該クッション部5の下側に配されていると共に該クッション部5の下部に収納されている時には折り畳まれてなり且つクッション部5の下部から露出されている時は物品収納スペースが形成される物品収納具7とより構成されてなる。
【0016】
前記物品収納具7は、合成樹脂により形成された方形の底面部材8と、該底面部材8と同形の断面逆L字状の枠部材9と、該底面部材8及び枠部材9に対して上下両端部10a,10bがそれぞれ折れ曲がり可能なる第1、第2ヒンジ11,12により結合され且つ二つ折れ可能なる第3ヒンジ13を有する対向する第1側板10と、前記枠部材9に対して折れ曲がり可能なる第4ヒンジ14により結合され且つ前記底面部材8に対してストッパ15により係脱自在なる対向する第2側板16とよりなる。
【0017】
前記ストッパ15は、第2側板16が枠部材9及び底面部材8より外側に移動することを阻止するように断面逆L字状に形成されてなる。
【0018】
次に、この実施形態に係る作用を説明する。
【0019】
常時物品収納具7は、自動車用シート1のシートクッション2のクッション部5の下側に配設されているので、外から見えず、見栄えが向上する。また、買い物をした後など物を抱えての再装着をせずとも、クッション部5を持ち上げるだけで物品収納具7に物が収納できるので、大変に便利である。更に、物品収納具7が、クッション部5の下側に組み付けてあるので、着座者はクッション部5に着座している感触しか与えず、違和感を与えない。
【0020】
物品収納具7を折り畳む際は、第2側板16のストッパ15を外すと共に第1側板10の第3ヒンジ13を折り曲げることで、第1,第2,第4ヒンジ11,12,14が折り曲がり、底面部材8の上に第1,第2側板10,16が折り重なり、その上に枠部材9が折り重なることで、図8に示すように、上下寸法H1が50ミリメートルと少ないものとなり、クッション部5の下側に収納できる。この状態で物品収納具7を収納できる状態にするには、枠部材9を持ち上げると、第1側板10がまず持ち上がり、次に第2側板16が持ち上がって、第1乃至第4ヒンジ11,12,13,14が折れ曲がった状態から復帰するので、上下寸法H2が240ミリメートルの箱状になり、物品を収納可能となる。この時、第2側板16のストッパ15を係合させることでその状態を維持させる。尚、この実施形態の底面部材8及び枠部材9は、300ミリメートル、380ミリメートルの方形をなす。
【0021】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、常時物品収納具は、自動車用シートのクッション部の下側に配設されているので、外から見えず、見栄えが向上する。また、買い物をした後など物を抱えての再装着をせずとも、クッション部を持ち上げるだけで物品収納具に物が収納できるので、大変に便利である。更に、物品収納具が、クッション部の下側に組み付けてあるので、着座者はクッション部に着座している感触しか与えず、違和感を与えない。
【0022】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の効果に加え、物品収納具を折り畳む際は、第2側板のストッパを外すと共に第1側板の第3ヒンジを折り曲げることで、第1,第2,第4ヒンジが折り曲がり、底面部材の上に第1,第2側板が折り重なり、その上に枠部材が折り重なることで、上下寸法の少ないものとなり、クッション部の下側に収納できる。この状態で物品収納具を収納できる状態にするには、枠部材を持ち上げると、第1側板がまず持ち上がり、次に第2側板が持ち上がって、第1乃至第4ヒンジが折れ曲がった状態から復帰するので、箱状になり、物品を収納可能となる。この時、第2側板のストッパを係合させることでその状態を維持させる。
【0023】
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の効果に加え、ストッパが外れると第2側板は内側に倒れ込み、第1側板の第3ヒンジが折れ曲がるのを阻止しないのでスムーズに第1乃至第4ヒンジが次々に折れ曲がることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係るシートを前側から見た斜視図。
【図2】図1のシートクッションのクッション部を立設させた状態の斜視図。
【図3】図2の物品収納具の斜視図。
【図4】図3のSA−SA線に沿った断面図。
【図5】図3のSB−SB線に沿った断面図。
【図6】図3に示す物品収納具を折り畳み始める状態を示す斜視図。
【図7】図6のSC−SC線に沿った断面図。
【図8】図6の物品収納具を折り畳んだ状態を示す斜視図。
【符号の説明】
1  自動車用シート
2 シートクッション
3 シートバック
5 クッション部
6 前側ヒンジ
7 物品収納具
8 底面部材
9 枠部材
10 第1側板
10a,10b 上下両端部
11 第1ヒンジ
12 第2ヒンジ
13 第3ヒンジ
14 第4ヒンジ
15 ストッパ
16 第2側板

Claims (3)

  1. シートクッションと、該シートクッションに対して立設位置に保持可能なるシートバックとより構成されてなる自動車用シートにおいて、
    前記シートクッションは、常時は乗員が着座可能なると共に一端部を中心に跳ね上げ可能なるクッション部と、該クッション部の下側に配されていると共に該クッション部の下部に収納されている時には折り畳まれてなり且つクッション部の下部から露出されている時は物品収納スペースが形成される物品収納具とより構成されてなることを特徴とする自動車用シート。
  2. 請求項1に記載の自動車用シートであって、
    前記物品収納具は、合成樹脂により形成された方形の底面部材と、該底面部材と同形の枠部材と、該底面部材及び枠部材に対して上下両端部がそれぞれ折れ曲がり可能なる第1、第2ヒンジにより結合され且つ二つ折れ可能なる第3ヒンジを有する対向する第1側板と、前記底面部材及び前記枠部材の一方に対して折れ曲がり可能なる第4ヒンジにより結合され且つ前記底面部材及び前記枠部材の他方に対してストッパにより係脱自在なる対向する第2側板とよりなることを特徴とする自動車用シート。
  3. 請求項2に記載の自動車用シートであって、
    前記ストッパは、第2側板が枠部材及び底面部材より外側に移動することを阻止するように形成されてなることを特徴とする自動車用シート。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016150734A (ja) * 2015-02-19 2016-08-22 日本発條株式会社 車両用シートのアンダートレイ
KR20210129932A (ko) * 2020-04-21 2021-10-29 현대트랜시스 주식회사 리어 시트의 수납 구조
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