JP2004113662A - 自動車用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】テーブルをシートバックの背面で充分の高さを得られるようにすることと、テーブル機能以外の多機能を有する自動車用シートを提供する。
【解決手段】シートクッション2と、該シートクッション2に対して立設位置に保持可能なると共に該立設位置から少なくとも頂部3aが前倒れ位置に移動可能なると共に背面3bの中央部に陥没した収納空間4が形成されてなるシートバック3とより構成されてなる自動車用シート1において、シートバック3の収納空間4内に収納される位置と、該シートバック3が前倒れした状態で保持可能なる略水平位置と、該位置から任意の高さ位置とに移動自在であり、該シートバック3に対して着脱自在なるテーブル5が装着されてなる。
【選択図】   図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、自動車用シート、特にそのシートバック構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の自動車用シート、特にそのシートバック構造としては、例えば、シートクッションと、該シートクッションに対して立設位置に保持可能なると共に該立設位置から少なくとも頂部が前倒れ位置に移動可能なると共に背面の中央部に陥没した収納空間が形成されてなるシートバックとより構成されてなる。前記シートバックの収納空間の上端側には、車幅方向に亘った水平軸が設けられ、この水平軸にテーブルの上端部が回動自在に軸支されてなる。このような構成であることにより、テーブルは、収納空間内に収納される位置と、該シートバックが前倒れした状態で保持可能なる略水平位置とに移動自在である。テーブルを略水平位置にした状態で、係止手段によりその状態を維持している。この係止手段は、基端側が収納空間の底部に軸周りに回動自在に設けられ、収納空間から水平軸周りに回動して突出したテーブルを先端部で支える突支棒よりなる(例えば、特許文献1)。
【0003】
【特許文献1】
実開平6−6084号公報(段落0006,0007,図1乃至図3参照。)
【0004】
このようにテーブルをシートバックから出没させることができることにより、自動車で遠距離を旅行するような場合に、車中で物書きをしたり、トランプゲームなどの遊技を楽しんだり、或いは食事を摂ったりする際に、シートバックの前倒れの角度に関係なく、略水平姿勢を維持できるので、車中で物書きをしたり、トランプゲームなどの遊技を楽しんだり、或いは食事を摂ったりすることができる。また、テーブルはシートバックの収納空間内に収納されているので、自動車の狭い室内においても場所を取らず、必要時には即座にテーブルが設定できるなど利用価値が高い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の技術にあっては、テーブルは、略水平まで高めても、高さが乗員の膝ぐらいまでしかなく、食事を摂るにも物書きをするにも遊技を楽しむにも低く過ぎて、改善が望まれている。また、テーブルは、シートバックから取り外すことができず、テーブル機能しかなく、他の機能を求められている。
【0006】
そこで、この発明は、このような従来の技術に着目してなされたものであり、テーブルをシートバックの背面で充分の高さを得られるようにすることと、テーブル機能以外の多機能を有する自動車用シートを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、シートクッションと、該シートクッションに対して立設位置に保持可能なると共に該立設位置から少なくとも頂部が前倒れ位置に移動可能なると共に背面の中央部に陥没した収納空間が形成されてなるシートバックとより構成されてなる自動車用シートにおいて、前記シートバックの収納空間内に収納される位置と、該シートバックが前倒れした状態で保持可能なる略水平位置と、該位置から任意の高さ位置とに移動自在であり、該シートバックに対して着脱自在なるテーブルが装着されてなる。
【0008】
請求項1に記載の発明によれば、シートバックを前倒れさせても、シートバックの収納空間内にテーブルを納めているので、何ら室内空間を狭めるものではない。また、前倒ししたシートバックの背面からテーブルが略水平状態にできるので、シートバックの角度に関わりなくテーブル上に保持できる。更に、テーブルを任意の充分な高さにできるので、かがみ込まなくても良いことになる。更にまた、テーブルをシートバックから離脱して、任意の高さにすることで、野外などでテーブル、或いは椅子などテーブル機能以外の他の機能を有する。
【0009】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の自動車用シートであって、前記テーブルは、平滑状のテーブル本体と、該テーブル本体及び前記シートバックの背面に回転自在に軸支されてなると共にX字状に支持されてなる脚とより構成されてなり、該脚を移動させることで、前記テーブル本体を上下動させてなる。
【0010】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の効果に加え、脚がX字状なので、脚の一方を移動させると、他方も相対的に移動し、テーブル本体の高さを変更できる。
【0011】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の自動車用シートであって、前記シートバックの背面には、レール部材と、抑え部材と、ストッパ機構とが構成されてなり、前記レール部材は、前記脚が頂部側から下端部側に滑動自在なるように長尺状に形成されてなると共に前記シートバックの背面の頂部側を中心に回転自在に軸支されてなり且つ該背面の下端部側から前記脚が挿入・離脱可能に構成されてなり、前記抑え部材は、前記シートバックの背面の頂部側を中心に回転自在に軸支されてなると共に前記脚の動きを背面側に押付けることで停止可能に形成されてなり、前記ストッパ機構は、前記シートバックの背面に形成した収納空間により前記レール部材の下端部から前記脚の脚本体の下部軸が離脱することを防止してなる。
【0012】
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の効果に加え、シートバックの背面に設けたレール部材上を脚が移動できるので、移動がスムーズである。また、レール部材が、シートバックの背面の頂部側を中心に回転自在に軸支されてなるので、持ち上げればストッパ機構から脚の脚本体の下部軸が外れ、脚を取り外し自在となる。抑え部材により脚の動きを抑制しているので、適宜の位置に脚を保持可能である。
【0013】
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の自動車用シートであって、前記脚は、互い違いに組み立てられてなる枠状の脚本体と、該脚本体の側面部を相互に回転自在に軸支した回転軸と、前記脚本体の上部軸を前記テーブル本体に回転自在に軸支してなる支持部材と、前記脚本体の下部軸に保持され且つ前記レール部材に対してスライド自在なるスライダとより構成されてなる。
【0014】
請求項4に記載の発明によれば、請求項3に記載の効果に加え、脚の脚本体が回転軸によって回転自在に軸支してなるので、一方を動かすと他方が動く。また、支持部材がテーブルに対して移動自在な部位で有れば、テーブルの高さが変わり、固定されれば、テーブルの高さが一定の位置に決まる。更に、スライダがレール部材上をスライド自在であるから、テーブルの高さ変更が早い。
【0015】
請求項5に記載の発明は、請求項2乃至4の何れか1項に記載の自動車用シートであって、前記テーブル本体は、上板と下板との間に前記脚の上部軸が移動自在なる中空部を形成してなり、該中空部の上側には、シートバックが立設した状態で後席乗員を保持可能で前記脚の支持部材を所定位置に保持可能なる断面略L字状のグリップが回転自在に軸支されてなる。
【0016】
請求項5に記載の発明によれば、請求項2乃至4の何れか1項に記載の効果に加え、脚の上部軸がテーブル本体の中空部内を移動できるので、テーブルの上面には影響が生ぜず、テーブルの上面に載置した物が移動することがない。
【0017】
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5の何れか1項に記載の自動車用シートであって、前記シートバックには、ストライカが配されてなり、前記テーブルには、前記ストライカに係合可能なる爪ロックが配されてなる。
【0018】
請求項6に記載の発明によれば、請求項1乃至5の何れか1項に記載の効果に加え、テーブルを最も高い位置にした時に、爪ロックをストライカに係合させることで、テーブルの位置が保持できる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。尚、FRを前側として説明する。
【0020】
図1乃至図12は、この発明の一実施形態を示すもので、符号1は、自動車用シートで、図示しない乗員が着座可能なシートクッション2と、該シートクッション2に対して立設位置に保持可能なると共に乗員が凭れ係り可能なるシートバック3とより少なくとも構成されてなる。「少なくとも構成されてなる」とは、この他に、前記シートクッション2の前後位置を調節自在なるスライド装置、前記シートバック3をシートクッション2に対して前後方向に傾き可能なるリクライニング装置、シートバック3の頂部3aに装着されるヘッドレストなど数多くの構成部材が有るからであるが、周知であるので、図示及び説明を省略した。
【0021】
前記シートバック3は、該立設位置から、図2に示すように、頂部3aが前倒れ位置に移動可能なると共に背面3bの中央部に陥没した収納空間4が形成されてなり、前記シートバック3の収納空間4内に収納される位置と、該シートバック3が前倒れした状態で保持可能なる略水平位置と、該位置から任意の高さ位置とに移動自在であり、該シートバック3に対して着脱自在なるテーブル5が装着されてなる。
【0022】
前記テーブル5は、平滑状のテーブル本体6と、該テーブル本体6及び前記シートバック3の背面3bに回転自在に軸支されてなると共にX字状に支持されてなる脚7とより構成されてなり、該脚7を移動させることで、前記テーブル本体6を上下動させてなる。
【0023】
前記シートバック3の背面3bの収納空間4内には、レール部材8と、抑え部材9と、ストッパ機構10とが構成されてなる。
【0024】
前記レール部材8は、前記脚7が、シートバック3の頂部3a側から下端部3c側に滑動自在なるように長尺状に形成されてなるもので、平行に配され、前記シートバック3の背面3bの頂部3a側に軸支された軸11を中心に回転自在に軸支されてなり且つ該背面3bの下端部3c側から前記脚7のスライダ12が挿入・離脱可能に構成されてなる。スライダ12は、断面C字状のレール部材8に係合するので、上下方向、つまり背面3cへの遠近方向からは離脱しないようになっている。
【0025】
前記抑え部材9は、前記軸11と一体に形成されてなり、ひらがなの「ひ」の字に近似している。前記軸11は、前記シートバック3の背面3bの頂部3a側に配され、該軸11を中心に抑え部材9が、回転自在に軸支されてなる。該抑え部材9には、背面3bの収納空間4側に押付ける付勢力が働くと共に蛇行して形成されていることで、前記脚7をスライドさせない、つまり、その位置に停止可能に形成されてなる。
【0026】
前記ストッパ機構10は、前記シートバック3の背面3cの収納空間4内に配された合成樹脂製のフック13と、前記レール部材8の下端部8a側に架橋されてなるロッド14とが係合されることで、図5に示すように、前記収納空間4内に前記レール部材8の下端部8aから前記脚7が離脱することを防止してなる。前記フック13は、図8に示すように、ロッド14を係脱自在とした断面U字状のフック部13aと、前記シートバック3の収納空間4内に固設される固持部13bとよりなる。
【0027】
前記脚7は、互い違いに組み立てられてなる枠状の脚本体15と、該脚本体15の側面部15aを相互に回転自在に軸支した回転軸16と、前記脚本体15の上部軸15bを前記テーブル本体6に回転自在に軸支してなる支持部材17、18と、前記脚本体15の下部軸15cに保持され且つ前記レール部材8に対してスライド自在なる前記スライダ12とより構成されてなる。
【0028】
前記テーブル本体6は、上板19と下板20との間に前記脚7の上部軸15bが移動自在なる中空部21を形成してなり、該中空部21の上側には、シートバック3が立設した状態で後席乗員が掴むと保持可能で前記脚7の断面略L字状の支持部材17、18を所定位置に保持可能に軸支されてなる。
【0029】
前記シートバック3には、ストライカ22が配されてなり、前記テーブル5には、前記ストライカ22に係合可能なる爪ロック23が配されてなる。
【0030】
前記支持部材17,18は、テーブル本体6の上板19に形成された開口部24に、図8に示すように、手25が挿入可能なる大きさに形成されている。該支持部材17,18は、軸26により回転自在に軸支されている。
【0031】
前記テーブル本体6の上板19には、中空部21に貫通した複数のカップホルダ27と、凹ませたトレー28とが形成されている。符号29は、フラップである。
【0032】
次に、この実施形態に係る作用を説明する。
【0033】
シートバック3を前倒れさせても、シートバック3の収納空間4内にテーブル5を納めているので、何ら車室内空間を狭めるものではない。また、前倒ししたシートバック3の背面3bが斜め状であっても、フラップ29を設けることでテーブル5が略水平状態にできるので、シートバック3の角度に関わりなくテーブル5上に保持できる。更に、テーブル5を任意の充分な高さにできるので、かがみ込まなくても良いことになる。更にまた、テーブル5をシートバック3から離脱して、任意の高さにすることで、野外などでテーブル5、或いは椅子などテーブル機能以外の他の機能を有する。テーブル5のテーブル本体6と脚7とを折りたたむことで、コンパクトにできる。
【0034】
前記テーブル5は、平滑状のテーブル本体6と、該テーブル本体6及び前記シートバック3の背面3bに回転自在に軸支されてなると共にX字状に支持されてなる脚7とより構成されてなり、該脚7を移動させることで、前記テーブル本体6を上下動させてなるので、脚7の一方を移動させると、他方も相対的に移動し、テーブル本体6の高さを変更できる。
【0035】
前記シートバック3の背面3bには、レール部材8と、抑え部材9と、ストッパ機構10とが構成されてなり、前記レール部材8は、前記脚7がシートバック3の頂部3a側から下端部3c側に滑動自在なるように長尺状に形成されてなると共に前記シートバック3の背面3bの頂部3a側を中心に回転自在に軸支されてなり且つ該背面3bの下端部3c側から前記脚7が挿入・離脱可能に構成されてなり、前記抑え部材9は、前記シートバック3の背面3bの頂部3a側を中心に回転自在に軸支されてなると共に前記脚7の動きを背面3b側に押付けることで停止可能に形成されてなり、前記ストッパ機構10は、前記シートバック3の背面3bに形成した収納空間4により前記レール部材8の下端部8aから前記脚7が離脱することを防止してなるので、シートバック3の背面3bに設けたレール部材8上を脚7が移動でき、脚7の移動がスムーズである。また、レール部材8が、シートバック3の背面3bの頂部3a側を中心に回転自在に軸支されてなるので、持ち上げればストッパ機構10から脚7の脚本体15の下部軸15cが外れ、脚7を取り外し自在となる。抑え部材9により脚7の動きを抑制しているので、適宜の位置に脚7を保持可能である。
【0036】
前記脚7は、互い違いに組み立てられてなる枠状の脚本体15と、該脚本体15の側面部15aを相互に回転自在に軸支した回転軸16と、前記脚本体15の上部軸15bを前記テーブル本体6に回転自在に軸支してなる支持部材17,18と、前記脚本体15の下部軸15cに保持され且つ前記レール部材8に対してスライド自在なるスライダ12とより構成されてなるので、脚7の脚本体15が回転軸16によって回転自在に軸支してなるので、一方を動かすと他方が動く。また、支持部材17,18がテーブル5に対して移動自在な部位で有れば、テーブル5の高さが変わり、固定されれば、テーブル5の高さが一定の位置に決まる。更に、スライダ12がレール部材8上をスライド自在であるから、テーブル5の高さ変更が早い。
【0037】
前記テーブル本体6は、上板19と下板20との間に前記脚7の上部軸15bが移動自在なる中空部21を形成してなり、該中空部21の上側には、シートバック3が立設した状態で後席乗員を保持可能で前記脚7の支持部材17,18を所定位置に保持可能なる断面略L字状のグリップが回転自在に軸支されてなるので、脚7の脚本体15の上部軸15bがテーブル本体6の中空部21内を移動できるので、テーブル5の上面には影響が生ぜず、テーブル5の上面に載置した物が移動することがない。前記支持部材17,18が露出する開口部24は、中空部21に連通しているので、小物入れともなる。
【0038】
前記シートバック3には、ストライカ22が配されてなり、前記テーブル5には、前記ストライカ22に係合可能なる爪ロック23が配されてなるので、テーブル5を最も高い位置にした時に、爪ロック23をストライカ22に係合させることで、テーブル5の位置が保持できる。
【0039】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、シートバックを前倒れさせても、シートバックの収納空間内にテーブルを納めているので、何ら室内空間を狭めるものではない。また、前倒ししたシートバックの背面からテーブルが略水平状態にできるので、シートバックの角度に関わりなくテーブル上に保持できる。更に、テーブルを任意の充分な高さにできるので、かがみ込まなくても良いことになる。更にまた、テーブルをシートバックから離脱して、任意の高さにすることで、野外などでテーブル、或いは椅子などテーブル機能以外の他の機能を有する。
【0040】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の効果に加え、脚がX字状なので、脚の一方を移動させると、他方も相対的に移動し、テーブル本体の高さを変更できる。
【0041】
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の効果に加え、シートバックの背面に設けたレール部材上を脚が移動できるので、移動がスムーズである。また、レール部材が、シートバックの背面の頂部側を中心に回転自在に軸支されてなるので、持ち上げればストッパ機構から脚の脚本体の下部軸が外れ、脚を取り外し自在となる。抑え部材により脚の動きを抑制しているので、適宜の位置に脚を保持可能である。
【0042】
請求項4に記載の発明によれば、請求項3に記載の効果に加え、脚の脚本体が回転軸によって回転自在に軸支してなるので、一方を動かすと他方が動く。また、支持部材がテーブルに対して移動自在な部位で有れば、テーブルの高さが変わり、固定されれば、テーブルの高さが一定の位置に決まる。更に、スライダがレール部材上をスライド自在であるから、テーブルの高さ変更が早い。
【0043】
請求項5に記載の発明によれば、請求項2乃至4の何れか1項に記載の効果に加え、脚の上部軸がテーブル本体の中空部内を移動できるので、テーブルの上面には影響が生ぜず、テーブルの上面に載置した物が移動することがない。
【0044】
請求項6に記載の発明によれば、請求項1乃至5の何れか1項に記載の効果に加え、テーブルを最も高い位置にした時に、爪ロックをストライカに係合させることで、テーブルの位置が保持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係るシートを後ろ側から見た斜視図。
【図2】図1のシートバックを前倒しさせた状態の斜視図。
【図3】図2のSA−SA線に沿った断面図。
【図4】図2のテーブルを持ち上げた斜視図。
【図5】図4のSB−SB線に沿った断面図。
【図6】図5のSC−SC線に沿った断面図。
【図7】図4のテーブルをシートバックから取り外した状態の斜視図。
【図8】図7のフックの斜視図。
【図9】図7のテーブルの詳細を説明した斜視図。
【図10】図9のテーブルを90度持ち上げてテーブルの裏面を示す斜視図。
【図11】図7に示すテーブルを椅子状にした斜視図。
【図12】図9の支持部材の斜視図。
【符号の説明】
1  自動車用シート
2 シートクッション
3 シートバック
3a シートバックの頂部
3b シートバックの背面
3c シートバックの下端部
4 収納空間
5 テーブル
6 テーブル本体
7 脚
8 レール部材
8a レール部材の下端部
9 抑え部材
10 ストッパ機構
12 スライダ
15 脚本体
15a 脚本体の側面部
15b 脚本体の上部軸
15c 脚本体の下部軸
16 回転軸
17,18 支持部材
19 上板
20 下板
21 中空部
22 ストライカ
23 爪ロック

Claims (6)

  1. シートクッションと、該シートクッションに対して立設位置に保持可能なると共に該立設位置から少なくとも頂部が前倒れ位置に移動可能なると共に背面の中央部に陥没した収納空間が形成されてなるシートバックとより構成されてなる自動車用シートにおいて、
    前記シートバックの収納空間内に収納される位置と、該シートバックが前倒れした状態で保持可能なる略水平位置と、該位置から任意の高さ位置とに移動自在であり、
    該シートバックに対して着脱自在なるテーブルが装着されてなることを特徴とする自動車用シート。
  2. 請求項1に記載の自動車用シートであって、
    前記テーブルは、平滑状のテーブル本体と、該テーブル本体及び前記シートバックの背面に回転自在に軸支されてなると共にX字状に支持されてなる脚とより構成されてなり、
    該脚を移動させることで、前記テーブル本体を上下動させてなることを特徴とする自動車用シート。
  3. 請求項2に記載の自動車用シートであって、
    前記シートバックの背面には、レール部材と、抑え部材と、ストッパ機構とが構成されてなり、
    前記レール部材は、前記脚が頂部側から下端部側に滑動自在なるように長尺状に形成されてなると共に前記シートバックの背面の頂部側を中心に回転自在に軸支されてなり且つ該背面の下端部側から前記脚が挿入・離脱可能に構成されてなり、
    前記抑え部材は、前記シートバックの背面の頂部側を中心に回転自在に軸支されてなると共に前記脚の動きを背面側に押付けることで停止可能に形成されてなり、
    前記ストッパ機構は、前記シートバックの背面に形成した収納空間により前記レール部材の下端部から前記脚の脚本体の下部軸が離脱することを防止してなることを特徴とする自動車用シート。
  4. 請求項3に記載の自動車用シートであって、
    前記脚は、互い違いに組み立てられてなる枠状の脚本体と、該脚本体の側面部を相互に回転自在に軸支した回転軸と、前記脚本体の上部軸を前記テーブル本体に回転自在に軸支してなる支持部材と、前記脚本体の下部軸に保持され且つ前記レール部材に対してスライド自在なるスライダとより構成されてなることを特徴とする自動車用シート。
  5. 請求項2乃至4の何れか1項に記載の自動車用シートであって、
    前記テーブル本体は、上板と下板との間に前記脚の上部軸が移動自在なる中空部を形成してなり、
    該中空部の上側には、シートバックが立設した状態で後席乗員を保持可能で前記脚の支持部材を所定位置に保持可能なる断面略L字状のグリップが回転自在に軸支されてなることを特徴とする自動車用シート。
  6. 請求項1乃至5の何れか1項に記載の自動車用シートであって、
    前記シートバックには、ストライカが配されてなり、
    前記テーブルには、前記ストライカに係合可能なる爪ロックが配されてなることを特徴とする自動車用シート。
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KR101599775B1 (ko) * 2015-02-16 2016-03-07 존슨콘트롤즈 오토모티브 인테리어 코리아 주식회사 차량 좌석 뒷면에 탈착이 가능한 시트백 가방
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