JP2004122825A - 車両用スライドアジャスタのロック機構 - Google Patents

車両用スライドアジャスタのロック機構 Download PDF

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Abstract

【課題】省スペース化を達成できる強度の高い車両用スライドアジャスタのロック機構を提供すること。
【解決手段】ロワーレール2にロック孔2eを穿設するとともに、このロック孔2eの両側のアッパーレール4に第1のロック孔4gと第2のロック孔4hを穿設し、ロック部材20のロック爪20aをロワーレール2のロック孔2e及びアッパーレール4の第1及び第2のロック孔4g,4hに嵌入させることによりアッパーレール4をロワーレール2に対しロックするようにした。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用シートを前後方向に摺動させて所定位置に位置決めするスライドアジャスタに関し、特にスライドアジャスタをロックするための機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の車両用スライドアジャスタには、ロワーレールの横方向方外部にロック部材を設け、このロック部材によりアッパーレールをロワーレールに対しロックしているものがある。しかしながら、この構成は比較的広いスペースを必要とすることから、最近では、アッパーレール内側にロック部材を設け、省スペース化を達成している(例えば、特許文献1〜3参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平8−282347号公報(第6頁、図1)
【特許文献2】
特開平4−163236号公報(第2頁〜第3頁、第1図)
【特許文献3】
特開平9−109744号公報(第3頁〜第4頁、図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1及び2に記載のスライドアジャスタにおいては、ロワーレール及びアッパーレールの1側面に穿設されたロック孔にロック部材のロック爪を嵌入させてアッパーレールをロワーレールにロックする構造であり、特許文献3に記載のスライドアジャスタにおいては、アッパーレールに揺動自在に取り付けられたロック部材のロック爪をロワーレールに穿設されたロック孔に嵌入させてアッパーレールをロワーレールにロックする構造であるため、スライドアジャスタに負荷がかかると、ロック部材全体にも負荷がかかり、強度が低いという問題があった。
【0005】
本発明は、従来技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、省スペース化を達成できる強度の高い車両用スライドアジャスタのロック機構を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のうちで請求項1に記載の発明は、車体に取り付けられるロワーレールに対しアッパーレールが摺動自在に取り付けられた車両用スライドアジャスタにおいて、ロック爪を有するロック部材を上記アッパーレールに揺動自在に取り付け、上記ロワーレールにロック孔を穿設するとともに、該ロック孔の両側のアッパーレールに第1のロック孔と第2のロック孔を穿設し、上記ロック部材のロック爪を上記ロワーレールのロック孔及び上記アッパーレールの第1及び第2のロック孔に嵌入させることにより上記アッパーレールを上記ロワーレールに対しロックするようにしたことを特徴とする。
【0007】
また、請求項2に記載の発明は、上記アッパーレールが内側壁部と外側壁部とを有し、上記ロワーレールの一部を上記内側壁部と外側壁部との間に介装し、上記アッパーレールの上記内側壁部と外側壁部に上記第1及び第2のロック孔をそれぞれ穿設するとともに、上記ロワーレールの上記一部に上記ロック孔を穿設したことを特徴とする。
【0008】
さらに、請求項3に記載の発明は、上記アッパーレールが上壁部を有し、該上壁部にロック部材嵌入孔を穿設し、該ロック部材嵌入孔に上記ロック部材を嵌入させたことを特徴とする。
【0009】
また、請求項4に記載の発明は、上記ロック部材が係合片を有し、上記アッパーレールに取り付けられたサイドフレームに操作軸を揺動自在に取り付け、該操作軸の一端を上記係合片に係合させて上記操作軸を揺動させることにより上記アッパーレールの上記ロワーレールに対するロックを解除するようにしたことを特徴とする。
【0010】
また、請求項5に記載の発明は、上記ロック部材のロック爪をテーパ状に形成するとともに、上記アッパーレールの第1のロック孔と上記ロワーレールのロック孔と上記アッパーレールの第2のロック孔の幅が徐々に狭くなっていることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明にかかるロック機構を備えた車両用スライドアジャスタSを示しており、スライドアジャスタSはシート(図示せず)の両側に配置され、シートを車両前後方向の所望の位置に設定するために使用される。左右一対のスライドアジャスタSは左右対称の構造を有しているので、図2乃至図6を参照して片側(シート乗員から見て右側)のスライドアジャスタSのみ以下説明する。
【0012】
図2に示されるように、車両用スライドアジャスタSは、ロワーレール2と、ロワーレール2に前後方向に摺動自在に取り付けられたアッパーレール4とを備えている。ロワーレール2は前後一対のブラケット6,8により車体フロアに固定される一方、アッパーレール4にはシートクッションフレームを構成するサイドフレーム10が取り付けられる。
【0013】
図4及び図5に示されるように、ロワーレール2は、略U字状の断面形状を有し、底壁部2aと、底壁部2aの両縁より上方に立ち上がる外側壁部2bと、外側壁部2bの上縁より内側に向かって略水平に延びる上壁部2cと、上壁部2cの内縁より垂下された内側壁部2dとにより構成されている。
【0014】
二つの内側壁部2dのうち、シート中心寄りに位置する内側壁部2dには多数の矩形状ロック孔2e(図5参照)が所定の間隔で穿設されており、上壁部2cの前端部近傍及び後端部近傍には、アッパーレール4のロワーレール2に対するストローク量を規制するための凸部2fがそれぞれ形成されている。この凸部2fは、上壁部2cの一部を切り欠いた後、切欠部を上方に持ち上げて形成した切り起こし片である。
【0015】
一方、アッパーレール4は、略逆U字状の断面形状を有し、上壁部4aと、上壁部4aの両縁より垂下された内側壁部4bと、内側壁部4bの下縁より外側に向かって斜め上方に延びる下部傾斜壁4cと、下部傾斜壁4cの外縁より上方に立ち上がる外側壁部4dと、外側壁部4dの上縁より外側に向かって略水平に延びる突出壁部4eとにより構成されている。
【0016】
ロワーレール2の外側壁部2bはアッパーレール4の外側壁部4dの外側に位置し、ロワーレール2の上壁部2cはアッパーレール4の突出壁部4eの上方に位置し、ロワーレール2の内側壁部2dはアッパーレール4の内側壁部4bと外側壁部4dとの間に位置している。
【0017】
また、アッパーレール4の上壁部4aの長手方向における略中央部には、後述するロック部材が嵌入する矩形状のロック部材嵌入孔4fが穿設されており、シート中心寄りに位置する内側壁部4b及び外側壁部4dには、上部壁4aのロック部材嵌入孔4fに対応する部位に複数(図3では五つ)の矩形状ロック孔4g,4hが穿設されている。なお、図6に示されるように、ロワーレール2のロック孔2e及びアッパーレール4のロック孔4g,4hの幅は、ロック部材20のロック爪20aのテーパ形状に対応して、アッパーレール4の内側壁部4bのロック孔4g、ロワーレール2のロック孔2e、アッパーレール4の外側壁部4dのロック孔4hの順にその幅が徐々に狭くなっている。
【0018】
外側壁部4dの前端及び後端には、後述するリテーナの脱落を防止するストッパとして、外側壁部4dの一部を切り欠いた後、切欠部を外側に押し広げて形成した切り起こし片4iが形成されている。さらに、突出壁部4eには、ロワーレール2の上部壁2cの内面と摺接する複数(図3では片側に四つ)の凸部4jが所定の間隔で形成されている。
【0019】
また、ロワーレール2の前端部及び後端部における底壁部2a上にはボール12を転動自在に保持するリテーナ14が取り付けられている。リテーナ14は、略逆U字状の断面形状を有し、その両側部の各々には所定の間隔で二つの切欠部14aが形成されており、この切欠部14aに、ロワーレール2の底壁部2aの両縁部とアッパーレール4の下部傾斜壁4cと当接し、アッパーレール4のロワーレール2に対する摺動を円滑に行うためのボール12(図4及び図5参照)が収容されている。
【0020】
サイドフレーム10は、アッパーレール4の上壁部4aに接合される底壁部10aと、底壁部10aから上方に立ち上がる側壁部10bとにより構成されている。底壁部10aには、アッパーレール4に形成されたロック部材嵌入孔4fと連通する矩形状のロック部材嵌入孔10cが穿設されており、ロック部材嵌入孔10cの内側にはロワーレール2の凸部2fと係合してアッパーレール4のロワーレール2に対するストローク量を規制するための係合部10dが内側に突出して形成されている。また、底壁部10aのロック部材嵌入孔10cの近傍の側壁部10bには、矩形状のロック部材嵌入孔10eが穿設されている。
【0021】
また、サイドフレーム10の底壁部10aには、ロック部材嵌入孔10cに跨ってロック部材サポート16が取り付けられており、ロック部材サポート16に取付軸18によりロック部材20が揺動自在に取り付けられている。ロック部材20の下端部には、ロワーレール2のロック孔2e及びアッパーレール4のロック孔4g,4hに嵌入してアッパーレール4をロワーレール2にロックするための櫛歯状の複数(図3では五つ)のロック爪20aが内側に折曲してテーパ状に形成されており、ロック部材20の上端部には、後述する操作部材と係合するとともにサイドフレーム10のロック部材嵌入孔10eに嵌入する係合片20bが外側に折曲して形成されている。
【0022】
さらに、取付軸18にはコイルスプリング22が巻回されており、コイルスプリング22の一端(後端)をロック部材サポート16に係止させる一方、コイルスプリング22の他端(前端)をロック部材20に係止させることによりロック部材20を矢印A方向に常時付勢している。
【0023】
サイドフレーム10の前端部には、L字状に折曲したクッションパン用ブラケット24が取り付けられており、その一部には第1の操作軸26の長手方向における中心部が取り付けられ、第1の操作軸26を揺動自在に支持する操作軸サポート部24aが内側に突設して形成されている。
【0024】
ロック部材サポート16の前端部には第2の操作軸28の長手方向における中心部が取り付けられ、第2の操作軸28を揺動自在に支持する操作軸サポート部16aが上方に折曲して形成されている。第2の操作軸28の後端部はロック部材20の係合片20bの下方に位置しており、必要に応じロック部材20の係合片20bと係合してアッパーレール4のロワーレール2に対するロックあるいはロック解除を行う。
【0025】
また、第1の操作軸26の後端部は第2の操作軸28の前端部に枢着されており、第1の操作軸26の前端部には補助プレート30が並設されて圧入ピース32が冠着され、圧入ピース32はU字状に折曲されたパイプ状の操作部材34の端部に圧入される。
【0026】
なお、ロック部材サポート16には、クッションパン用ブラケット16bが一体的に形成され、このクッションパン用ブラケット16bとクッションパン用ブラケット24に、シートクッション(図示せず)を支持するクッションパン(図示せず)が取り付けられる。
【0027】
上記構成の車両用スライドアジャスタSにおいて、車両の運転中は、ロック部材20がコイルスプリング22により付勢されて、そのロック爪20aがロワーレール2のロック孔2e及びアッパーレール4のロック孔4g,4hに嵌入した状態で保持されている(図5のD)。また、図6に示されるように、ロック爪20aはテーパ状に形成されており、このテーパ形状に対応するように、アッパーレール4のロック孔4g、ロワーレール2のロック孔2e及びアッパーレール4のロック孔4hはこの順に、その幅が漸減しているので、アッパーレール4はロワーレール2に確実にロックされ、アッパーレール4に取り付けられたシートは所定の位置に保持される。この時、ロック部材20の係合片20bは、サイドフレーム10のロック部材嵌入孔10eに嵌入している。
【0028】
車両の停止中に、シートの前後位置を調整したい場合には、シート前部の下方に設けられた操作部材34を持ち上げると、第1の操作軸26が矢印B方向に回転するとともに第2の操作軸28が矢印C方向に回転し、第2の操作軸28の後端部が上方に持ち上げられる。その結果、第2の操作軸28の後端部によりロック部材20の係合片20bがコイルスプリング22の付勢力に抗して持ち上げられ、ロック部材20は取付軸18回りに矢印Aの逆方向に回転する。したがって、ロック部材20のロック爪20aは、ロワーレール2のロック孔2e及びアッパーレール4のロック孔4g,4hから離脱するので、アッパーレール4のロワーレール2に対するロックが解除される(図5のE)。
【0029】
その後、シートの前後方向に荷重を加えると、アッパーレール4はリテーナ14に転動自在に保持されたボール12を介してロワーレール2上を前後方向に摺動するので、所望の位置で操作部材34から手を離すと、操作部材34の自重により第1の操作軸26が矢印Bの逆方向に回転するとともに第2の操作軸28が矢印Cの逆方向に回転し、第2の操作軸28の後端部が下降する。その結果、コイルスプリング22の付勢力によりロック部材20が矢印A方向に回転し、そのロック爪20aがロワーレール2のロック孔2e及びアッパーレール4のロック孔4g,4hに再び嵌入するので、アッパーレール4はロワーレール2に対してロックされ、シートはその位置に保持される。
【0030】
なお、アッパーレール4の摺動に際し、ボール12とともにリテーナ14も摺動するが、アッパーレール4の前後端にはストッパとしての切り起こし片4iが形成されており、ロワーレールの前後端にも底壁部2aの一部を切り起こして形成したストッパ(図示せず)が形成されていることから、リテーナ14がロワーレール2あるいはアッパーレール4から脱落することはない。さらに、ロワーレール2及びアッパーレール4の略中央部には、前後二つのリテーナ14を分離するための凸部(図示せず)が形成されており、二つのリテーナ14は互いに離間した状態で保持される。
【0031】
また、アッパーレール4の突出壁部4eには複数の凸部4jが形成されており、この凸部4jのみがロワーレール2の上部壁2cの内面と摺接するので、摺動抵抗が比較的小さく、アッパーレール4のロワーレール2に対する摺動は円滑に行われる。
【0032】
さらに、アッパーレール4の前方への摺動時、サイドフレーム10に形成された係合部10dの前縁がロワーレール2の上壁部2cの前端部近傍に形成された凸部2fに当接すると、アッパーレール4のさらに前方への摺動は防止される。同様に、アッパーレール4の後方への摺動時、サイドフレーム10の係合部10dの後縁がロワーレール2の上壁部2cの後端部近傍に形成された凸部2fに当接すると、アッパーレール4のさらに後方への摺動は防止される。すなわち、ロワーレール2の凸部2fによりアッパーレール4のストローク量は規制されている。
【0033】
なお、本実施の形態においては、図3及び図4に示されるように、凸部2fは各ロワーレール2の両側に形成されているが、各ロワーレール2のシート中心寄りに位置する上壁部2cにのみ形成してもよい。
【0034】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
本発明によれば、ロワーレールにロック孔を穿設するとともに、このロック孔の両側のアッパーレールに第1のロック孔と第2のロック孔を穿設し、ロック部材のロック爪をロワーレールのロック孔及びアッパーレールの第1及び第2のロック孔に嵌入させることによりアッパーレールをロワーレールに対しロックするようにしたので、ロック時にスライドアジャスタにかかる負荷はすべて、ロック部材のロック爪にのみ加わり、ロック部材の取付軸に加わることがないので、強度の高い車両用スライドアジャスタのロック機構を提供することができる。
【0035】
また、アッパーレールの上壁部に穿設したロック部材嵌入孔にロック部材を嵌入させるようにしたので、省スペース化を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるロック機構を備えた車両用スライドアジャスタの斜視図である。
【図2】図1の車両用スライドアジャスタの一方の斜視図である。
【図3】図2の車両用スライドアジャスタの分解斜視図である。
【図4】図2の車両用スライドアジャスタの縦断面図である。
【図5】図2の車両用スライドアジャスタの縦断面図であり、特に本発明にかかるロック機構によるアッパーレールのロワーレールに対するロック及びロック解除を示している。
【図6】本発明にかかるロック機構を構成するロック部材のロック爪と、アッパーレール及びロワーレールに形成されたロック孔との関係を示す部分断面底面図である。
【符号の説明】
2 ロワーレール、 2a 底壁部、 2b 外側壁部、 2c 上壁部、
2d 内側壁部、 2e ロック孔、 2f 凸部、 4 アッパーレール、
4a 上壁部、 4b 内側壁部、 4c 下部傾斜壁、 4d 外側壁部、
4e 突出壁部、 4f ロック部材嵌入孔、 4g,4h ロック孔、
4i 切り起こし片、 4j 凸部、 10 サイドフレーム、
10a 底壁部、 10b 側壁部、 10c,10e ロック部材嵌入孔、
10d 係合部、 12 ボール、 14 リテーナ、 14a 切欠部、
16 ロック部材サポート、 16a 操作軸サポート部、
16b クッションパン用ブラケット、 18 取付軸、 20 ロック部材、
20a ロック爪、 20b 係合片、 22 コイルスプリング、
24 クッションパン用ブラケット、 24a 操作軸サポート部、
26 第1の操作軸、 28 第2の操作軸、 30 補助プレート、
32 圧入ピース、 34 操作部材、 S スライドアジャスタ。

Claims (5)

  1. 車体に取り付けられるロワーレールに対しアッパーレールが摺動自在に取り付けられた車両用スライドアジャスタにおいて、
    ロック爪を有するロック部材を上記アッパーレールに揺動自在に取り付け、上記ロワーレールにロック孔を穿設するとともに、該ロック孔の両側のアッパーレールに第1のロック孔と第2のロック孔を穿設し、上記ロック部材のロック爪を上記ロワーレールのロック孔及び上記アッパーレールの第1及び第2のロック孔に嵌入させることにより上記アッパーレールを上記ロワーレールに対しロックするようにしたことを特徴とする車両用スライドアジャスタのロック機構。
  2. 上記アッパーレールが内側壁部と外側壁部とを有し、上記ロワーレールの一部を上記内側壁部と外側壁部との間に介装し、上記アッパーレールの上記内側壁部と外側壁部に上記第1及び第2のロック孔をそれぞれ穿設するとともに、上記ロワーレールの上記一部に上記ロック孔を穿設したことを特徴とする請求項1に記載の車両用スライドアジャスタのロック機構。
  3. 上記アッパーレールが上壁部を有し、該上壁部にロック部材嵌入孔を穿設し、該ロック部材嵌入孔に上記ロック部材を嵌入させたことを特徴とする請求項1または2に記載の車両用スライドアジャスタのロック機構。
  4. 上記ロック部材が係合片を有し、上記アッパーレールに取り付けられたサイドフレームに操作軸を揺動自在に取り付け、該操作軸の一端を上記係合片に係合させて上記操作軸を揺動させることにより上記アッパーレールの上記ロワーレールに対するロックを解除するようにしたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の車両用スライドアジャスタのロック機構。
  5. 上記ロック部材のロック爪をテーパ状に形成するとともに、上記アッパーレールの第1のロック孔と上記ロワーレールのロック孔と上記アッパーレールの第2のロック孔の幅が徐々に狭くなっていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の車両用スライドアジャスタのロック機構。
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