JP2004122634A - クリップ - Google Patents

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Abstract

【課 題】小さな力で開閉ができ、さらには書類の分量が少ない時には極力厚みを増さぬように綴じることができ、分量が多い時は自ら厚みを増すことによりしっかり綴じることができる便利なクリップを提供する。
【解決手段】(1)板状材料にて成形された挟持顎における挟持板上にストッパーを形成する。
(2)(1)における挟持顎一対を回動自在に設置する。
(3)(2)における挟持体の後部に摺動自在に後部バネを設置する。
(4)(3)における後部バネと干渉しない部位に操作ハンドルを設置する。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、板状材料を使用したクリップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に認知されているクリップとして、一般に「目玉クリップ」と称されるものを代表とするいわゆるセンタクバサミ型のものや、側面コ字状の金属片に可倒式のアームを設けた一般に「ダブルクリップ」と称されるものなどがある。
【0003】その他にも、側面コ字状の金属片を採用しスペース効率に優れたクリップが数種類発明されているが、多くは比較的小型のクリップ向けのデザインであって、大型でしかも薄い構造を実現したクリップは皆無に等しい。
【0004】そこで小型のものから大型のものまでほぼ同一デザインの相似形で実現出来、かつ補助器具を使うことなく開閉できるクリップとして、同一発明者によって特開平9−158909、特開平10−54408、特開2002−048112が発明・出願されている。
【発明が解決しようとする課題】
代表的な従来クリップの改善課題については特開平10−54408の明細書に記載があるので割愛する。
【0005】同一発明者によって発明・出願された特開平9−158909、特開平10−54408、特開2002−048112は、挟持板が格段に薄く後部への張り出し量も小さいので、従来の中〜大型クリップに比較してスペース効率を大きく改善している。
【0006】しかしながら近年のビジネスシーンでは以下に述べるようなニーズが生じている。すなわちインターネットに直接アクセスできる携帯電話やPDAなどの登場により、これらの携帯端末をビジネスに活用する企業が増えている。
が、これらのディスプレーはサイズ的に小さく、グラフや表計算などの大きなワークシートを一望しづらいため、プリンター出力を援用、併用するケースが多く見受けられるようになってきており、時として膨大なプリンター出力への対応を迫られる場面も少なくない。これらの元データは各種の記憶媒体上に保存されるため、プリンター出力にわざわざ穴をあけて綴じる必然性は今や殆ど無いため、多くのビジネスマンは専らこれらの書類をクリップで挟んで利用することになる。そこで中〜大型クリップに関して言うならば書類の分量の多少にかかわらず極力厚みを増さないように綴じることが出来れば、机や鞄のスペースをより有効に活用でき一層便利なクリップとなるはずである。
【0007】ところで大型のクリップの場合、当然ながらバネそのものも強力なものとなるため、例えば握力の小さい女性事務職の方などが日常頻繁に書類を綴じ外しする時など扱い辛いものになっていた。この点を今少し詳しく説明すると、雑誌などの表紙に強く爪をあてがった場合、表紙にはクッキリと爪の痕が残るが、ページを捲るにつれ段々と爪の痕の輪郭がぼやけていく。すなわち「ひとかたまりの書類」とは極めて薄い板状材料の積層構造である、と考えれば圧力を面状に分散しやすいことが容易に理解できる。クリップで綴じられた書類は、クリップにより押圧された部位を中心に紙片間に摩擦力を生じることにより保持されているが、コピー用紙を挟む場合を例にとればクリップのサイズが変わっても挟まれる側の書類1枚あたりの厚みや摩擦係数が変わるわけではない。すなわち書類の分量の増加に伴い単に相似的にクリップのサイズを大きくしただけでは、書類の厚みにおける中心付近では十分な摩擦力が得られず、書類が「中落ち」してしまう。そこで実用的な大型のクリップを造る場合においては、この「中落ち」を防止するためにサイズ比以上にばね力を強化する必要があるのである。
【0008】特開2002−048112は小型〜大型のものまでほぼ同一の構造で造ることが出来、補助器具に頼らず単体で使用可能なクリップとして格段に薄く、ハンドルをアウタークリップとして使用でき、マグネットタイプやカバー付タイプなどにも容易に展開出来るなど、従来のクリップに無い数々の優れた特長を有していた。
【0009】が、上に挙げた課題に関しては、従来のクリップにおいてはハンドルを長くする程度の工夫しか見られず、特開2002−048112においても更なる改良の余地を残していた。
【0010】また、一対の挟持板と後部バネを別部品とし、バネ押圧点どうしを結んだ線上を蝶番部が前後に移動することによって挟持板が閉じた状態と開いた状態とを選択的に保持できる構造がシャンプーのボトルキャップなどで既に知られており、事務用クリップに応用した商品も存在するが、挟持板の前後長に対しバネ部分の前後長が短い構造となるため、書類の保持力が弱く、バネ自体も金属疲労を起こしやすい。
【0011】本発明は、特開平10−54408、特開2002−048112の優れた特長を継承しつつ、挟持力が大きく、しかも握力の小さな方にも扱いやすい、という従来のクリップにおいては背反してしまうニーズに応え、さらには書類の分量が少ない時には極力厚みを増さぬように綴じることが出来、分量が多い時にもしっかり綴じることが出来る便利なクリップを提供しようとするものである。
【0012】本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のクリップにおいては、
(1)板状材料にて成形された挟持顎における挟持板上にストッパーを形成する。
(2)(1)における挟持顎一対を回動自在に設置する。
(3)(2)における挟持体の後部に摺動自在に後部バネを設置する。
(4)(3)における後部バネと干渉しない部位に操作ハンドルを設置する。
【0014】なお、挟持顎の材料は任意でかまわない。また、一対の挟持顎を一体成形してもよい。さらに、挟持体には公知のいかなる挟持構造を採用してもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を説明する。
なお、説明の都合上、図1を例にとると、本発明において、挟持板と後部片を合わせた構造全体を挟持顎、一対の挟持顎及び後部バネとから構成され、書類等を保持しバネとして機能する挟持構造全体を「挟持体」と呼び、挟持板の先端方向を前方、その反対を後方、挟持体後部における短寸幅方向を上下、同じく長寸幅方向を左右と呼ぶ。
また、同じく図1におけるクリップに関しては、一対の挟持板によって構成されるクリップを「メインクリップ」、挟持板と前方に倒したハンドルによって構成されるクリップを「アウタークリップ」と呼んで区別する。
【0016】図1、図2、図3、図4、図5は、本発明の最も基本的な構成をなすクリップ1000の実施例である。
【0017】図2に示すように、弾性体にて成形された挟持顎10の挟持板20の中央付近には、先端にカーリング部22bを設けた可動片22が形成され、さらにその両脇に一対の舌片23が形成され、さらにその両脇に一対のスリット26が形成されている。また、スリット26の後端部26bには係止片28が形成されている。
【0018】なお図1、図2、図3ではカーリング部22bは全体に外側に突設しており、それ自体がストッパー27となっている。
【0019】さらに、挟持顎10の背部30には、基部31からやや屈設するように突片32a、32b、32cが形成されており、凹部33a、33b、33cの幅はそれぞれ突片32a、32b、32cの幅に対応している。なお、突片32の数は任意で構わない。また、図2では突片32は後方に屈設されているが、前方に屈設してもよいことは言うまでもない。
【0020】なお、生産時にハンドル40の装着を容易にし、さらにハンドル40の脱落を防止するためにカーリング部22bの先端には折り返し22cを設けるとよい。
【0021】なお、図示しないがハンドルの軸受けとストッパーを別々に形成してもよいことは言うまでもない。
【0022】図2に示すように、ハンドル40は線材から成る環状のフレーム部41と軸部42から構成され、軸部42には挟持顎10における舌片23に相当する左右位置に一対のストッパー43を形成する。なお、フレーム部41は、湾曲部41a、前縁部41b、41c、アーム部41d、41e、屈曲部41f、41gから構成されている。
【0023】さらに図3に示すように、後部バネ50は、板状部51、51、背部52から構成されており、先端部51b、51b間の距離が縮まるよう弾性力を付与されている。
【0024】なお、平面部51aにはスリット26の幅に呼応したスリット53が形成されており、前端部53aには係止片55が形成されている。さらに、平面部51aにはストッパー27の形状に呼応した係止部54a、54b、54c、54dが形成されている。なお、スリット26、スリット53は何れか一方を省略してもよい。
【0025】組み立てに際しては、まず図2に示すようにハンドル40のストッパー43を舌片23に当接させつつ、軸部42をカーリング部22に係止させることにより、挟持顎10へハンドル40を組み付ける。
【0026】その後図3に示すようにそれぞれハンドル40を組み付けた挟持顎10、10における突片32a、32b、32cをそれぞれ相手側の凹部33a、33b、33cに歯合させる。
【0027】次いで後部バネ50の先端部51b、51b間を外側に拡張し、係止片55をスリット26に、係止片28をスリット53に挿入しつつ外側への力を解放する。これにより歯合点C及び挟持板20の先端を内部方向へ押圧する力が発生し、一対の挟持顎10及びハンドル40、後部バネ50は通常の使用状態では分離しないよう保持される。
【0028】なお、可動片22と舌片23を相対させた時に可動片22には外側に向く力が付勢され、舌片23には内側に向く力が付勢される様双方のバネが調整されており、図2に示すように軸部42は可動片22におけるカーリング部22b、折り返し22c、及び舌片23によって握持されており、ハンドル40を前方に倒した状態では舌片23によりストッパー43における頂上部43aが挟持体10の内部方向へ押圧されている。
【0029】本発明によるもっとも基本的な構成を成すクリップ1000は以上のようなものであり、特開平10−54408、特開2002−048112と同様、図4に示すように両ハンドル40、40を後方に倒して摘むことによりメインクリップに書類等を挟むのが基本的な使い方である。
【0030】また、図示しないが特開2002−048112と同様、ハンドル40を前に倒すことで挟持板20とハンドル40の間に数枚程度の紙片等を保持することが出来る。
【0031】加えて本発明では、図4、図5に示すように後部バネ50を後方にスライドさせることにより、板状部51、51が挟持顎10、10を閉塞方向に押圧している押圧点を結ぶ直線P―P’と回転中心Cとの距離が縮小することにより、両ハンドル40、40を摘む際に加える力や、書類を挟んだりする際の保持力を軽減できる。
【0032】また、図示しないが後部バネ50を最も後退させた時に、前記直線P―P’が回転中心Cよりも後方に位置するよう設定すれば、クリップ1000を挟持顎10、10が開いた状態に保持できる。
【0033】図6、図7は、挟持顎背部を遊嵌状態とし、後部バネ150を任意量後退させたうえ、後方に倒したハンドルを摘まんでクリップを変形させた時に、後部バネ150が変形しても噛合部分が容易に抜脱しない様、突片132の高さH1を後部短寸幅L1の10〜30%程度に寸法設定した本発明によるクリップ1100の実施例である。
【0034】一般にいわゆる「ダブルクリップ」などの板状材料からなるクリップは、2ヶ所の折り曲げ部を完成状態よりも鋭角にプレスすることにより挟持力を付与される。しかしながら、本クリップでは、板状部151の前後長は挟持面121の前後長よりも短くても構わないため、後部バネ150の伸縮部152全体を側面円弧状にカーリングプレスすることによっても十分な挟持力を付与することが可能である。
【0035】この実施例では書類の分量が少ない時は図6に示すように初期状態における略後部短寸幅L1程度の厚みの書類を保持できる。
【0036】また、書類の厚みが初期状態の略後部短寸幅L1を多少超えても、図7に示すようにその量が突片132の重なり高さの差分W2−W1の範囲内であるなら、突片132が後部短寸幅を拡大するようにスライドするため、書類の厚み略後部短寸幅L2まで保持することができる。
【0037】図8、図9、図10は、挟持顎210、210をコイルバネ250を介して回動自在に設置した本発明によるクリップ1200の実施例である。挟持顎210の背部230には、コイル受け234、規制片235、係止片236が形成されており、コイル部251には挟持顎210、210の先端を閉じる方向にばね力が与えられており、弦252は挟持顎210、210の後部を内側に引き寄せるよう弾性力が与えられている。
【0038】組み立てに際しては、コイル部251の開口部251a、251bにそれぞれコイル受け234、234を挿入しつつ、弦252、252の遊嵌部252b、252bを基部231、231と規制片235、235の間に挿入しつつ、突片232a、232b、232cをそれぞれ凹部233a、233b、233cに歯合しつつ、弦252、252の先端部252c、252cをそれぞれ係止片236、236に係止する。
【0039】一般的にコイルバネを採用したクリップは、一対の挟持顎を連結棒及びコイルバネを介して回動自在に連結させるものが多い。しかるに、図8、図9、図10の実施例によるクリップは連結棒を無くしたことにより生産コストを抑えられる。さらには、歯合部の重なりの高さW3〜W4の範囲内でクリップ後部短寸幅L3〜L4が増すため、初期状態では薄く、大量の書類を挟む際には自動的に厚みが増すクリップを造ることが出来る。
【0040】図11は、板状のハンドル340の両側部に抱持部342、342を形成し、挟持顎310における挟持板320の両側部に形成した被抱持部326、326を摺動自在に抱持させた、本発明によるクリップ1300の実施例である。
【0041】なお、該挟持板320の挟持面321の後部に近い部位には、係止部323、323を形成し、前記係止部323、323を係止させるためにハンドル340における板状部341の先端に折り返し部343を形成してもよい。
【0042】さらに、ハンドル340格納時及びハンドル340展開時の状態を選択的に保持するために、ハンドル340の折り曲げ部343を係止する突出形状324a、324bを挟持面321上に形成してもよい。
【0043】また、ハンドル340格納時及びハンドル340展開時のグラつき感を無くすために、抱持部342、342に内部方向への突出形状347、347を形成し、挟持板320両側部の被抱持部326、326に前記突出形状347、347に呼応した開口形状328、328を形成してもよい。
【0044】また、ハンドル340の剛性を高めるためにハンドル340後端に折り曲げ部344を設けたり、図示しないが、平面部341a上にプレスにより立体形状を設けるとよい。
【0045】なお、図示しないが挟持体を板状弾性体で一体成形する場合は、挟持体の変位量が金属疲労を起こさぬ範囲内に規制される様に両ハンドル展開時に該折り曲げ部344同士が当接するよう寸法設定するとよい。
【0046】なお、挟持体側に抱持部、ハンドル側に被抱持部を形成する構成としてもよいことは言うまでもない。その場合はハンドル前縁をいわゆる目玉クリップのようにT字状としてもよい。
【0047】また、ハンドル340後端付近に任意形状の開口部346が形成されている。開口部346はハンドル340の摺動の際に指を掛け易くするほか、クリップ1300を壁等に設けた吊り下げフック等に引っ掛けるなどして使用する。
【0048】なお図11においては係止部を凸形状、被係止部を凹形状としているが、係止部を凹形状、被係止部を凸形状としてもよいことは言うまでもない。
【0049】図12は、ほぼ従来の「ダブルクリップ」と同様のハンドル440、及び軸受け423、423を採用し、一対の挟持顎410、410にそれぞれスリット426、426、係止片428、428、及びストッパー427を形成し、後部バネ450における前記スリット426、426に対応する部位にスリット453、453、係止片455、455、及びストッパー427に対応する部位に係止部454a、454b、454c、454dを形成したクリップ1400の実施例である。
【0050】従来の大型サイズのダブルクリップはばね力が極めて大きいため、小型のダブルクリップを相似的に大きくした場合よりも更に長いハンドルを採用することが多かったが、本発明を応用し一対の挟持顎410、410、及び前後に摺動する後部バネ450を採用することによりハンドル440の長さを最小限のものとすることができる。
【0051】
【発明の効果】
本発明は以上のような構成であり、以下に記載するような効果を奏する。
【0052】一対の挟持顎、及び前後に摺動する後部バネを採用することにより、ハンドル操作時には後部バネを最後部まで移動することにより握力の小さな方でも挟持顎先端を開く動作が容易になる。書類等を挟んだ後に後部バネを最前部まで移動すれば、それらをより強力に保持できる。
【0053】挟持顎背部を遊嵌状態とし、後部バネを任意量後退させたうえ、後方に倒したハンドルを摘まんでクリップを変形させた時に、後部バネが変形しても噛合部分が容易に抜脱しない様寸法設定することにより、書類の分量が少ない時には極力厚みを増さぬように綴じることが出来、分量が多い時にもしっかり綴じることが出来る便利なクリップを提供できる。
【0054】後部バネを後退させればハンドルにかかるせん断力をより小さくできるため、八ンドルの線径を特開平10−54408、特開2002−048112よりもさらに細くすることができる。これにより実質的に薄い大型クリップを造ることができる。
【0055】以上見てきたように、本発明によるクリップは、閲覧性の良さや抜群の省スペース性など特開平10−54408、特開2002−048112の優れた特長を継承しつつ、挟持力が大きく、従って大量の書類をしっかりと保持することができ、握力の小さな方でも扱いやすい、という従来のクリップにおいては背反してしまうニーズに応えることができる非常に魅力的なクリップとなっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるクリップの斜視図
【図2】本発明の一実施例におけるクリップの分解斜視図
【図3】本発明の一実施例におけるクリップの分解斜視図
【図4】本発明の一実施例におけるクリップの使用状態を示す斜視図
【図5】本発明の一実施例におけるクリップの使用状態を示す側面図
【図6】本発明の一実施例におけるクリップの使用状態を示す側面図
【図7】本発明の一実施例におけるクリップの使用状態を示す側面図
【図8】本発明の一実施例におけるクリップの後部分解正面図
【図9】本発明の一実施例におけるクリップの後部正面図
【図10】本発明の一実施例におけるクリップの後部正面図
【図11】本発明の一実施例におけるクリップの分解斜視図
【図12】本発明の一実施例におけるクリップの分解上面図
【符号の説明】
10 挟持顎
20 挟持板
21 挟持面
22 可動片
22a 支持部
22b カーリング部
22c 折り返し
23 舌片
24 先端部
24a、24b コーナー部
25 開口部
26 スリット
26a 前端部
26b 後端部
27 ストッパー
28 係止片
30 背部
31 基部
32、32a、32b、32c 突片
33、33a、33b、33c 凹部
40 ハンドル
41 フレーム部
41a 湾曲部
41b、41c 前縁部
41d、41e アーム部
41f、41g 屈曲部
42a、42b、42c、42d 軸部
43 ストッパー
50 後部バネ
51 板状部
51a 平面部
51b 先端部
51c 切り欠き
51d 折り曲げ部
52 背部
53 スリット
53a 前端部
53b 後端部
54、54a、54b、54c、54d 係止部
55 係止片
110 挟持顎
120 挟持板
121 挟持面
122 可動片
123 舌片
127 ストッパー
130 背部
131 基部
132 突片
133 凹部
140 ハンドル
150 後部バネ
151 板状部
152 伸縮部
210 挟持顎
220 挟持板
230 背部
231 基部
232、232a、232b、232c 突片
233、233a、233b、233c 凹部
234 コイル受け
235 規制片
236 係止片
240 ハンドル
250 コイルバネ
251 コイル部
251a、251b 開口部
252 弦
252a 湾曲部
252b 遊嵌部
252c 先端部
310 挟持顎
320 挟持板
321 挟持面
322 可動片
322a 支持部
322b カーリング部
322c 折り返し
323 係止部
324、324a、324b 突出形状
325 開口部
326 被抱持部
326a 前端部
326b 後端部
327 ストッパー
328 開口形状
330 背部
332、332a、332b、332c 突片
333、333a、333b、333c 凹部
340 ハンドル
341 板状部
341a 平面部
341b 折り曲げ部
342 抱持部
342a 前端部
342b 後端部
343 先端部
344 折り曲げ部
345 間隙
346 開口部
347、347a、347b 係止部
350 後部バネ
351 板状部
351a 平面部
351b 先端部
351c 切り欠き部
351d 折り曲げ部
352 背部
353 スリット
353a 前端部
353b 後端部
354、354a、354b、354c、354d 係止部
410 挟持顎
420 挟持板
421 挟持面
422 可動片
423 軸受け
426 スリット
427 ストッパー
428 係止片
440 ハンドル
441 フレーム部
442 軸部
450 後部バネ
453 スリット
454 開口部
455 係止片
1000 クリップ
1100 クリップ
1200 クリップ
1300 クリップ
1400 クリップ
C 回転中心
H1、H2 突片の高さ
L1、L2、L3、L4 後部短寸幅
P、P’ 押圧点
W1、W2、W3、W4 重なり高さ

Claims (5)

  1. 一対の相互に回動可能に遊設された挟持顎、及び所定のばね力を介して前記挟持顎に書類等の保持力を付与可能に設けられた後部バネとから構成されることを特徴とするクリップ。
  2. 前記後部バネは一対の挟持顎の後部における相対距離の初期値を最小にするとともに、両挟持顎に前記初期値を超える分量の書類等を挟んだ場合には一定範囲内で両挟持顎の相対距離を拡大し、かつ両挟持顎の脱落を規制する構造を具備したことを特徴とする請求項1記載のクリップ。
  3. 前後に摺動可能な後部バネを採用し、かつ前記後部バネの脱落を防止する機構を具備したことを特徴とする請求項1または請求項2記載のクリップ。
  4. 挟持板上にストッパーを形成し、後部バネにおける前記ストッパーに相対する部位に任意数の係止部を形成した請求項1から請求項3のいずれかに記載のクリップ。
  5. 挟持顎後部に係止部を形成し、前記係止部にコイルバネ両端の弦を係止させたクリップであって、前記弦には両挟持顎後部を閉塞させるばね力を付勢し、かつ前記コイルバネにおけるコイル部には両挟持顎先端を閉塞させるばね力を付勢したことを特徴とする請求項1または請求項2記載のクリップ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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