JP2004122442A - 画像形成装置、画像形成方法、画像形成装置制御用プログラム及び記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】感光体へ与える悪影響を低減することができると共に画像形成用のレーザの寿命をより長くすることが可能な画像形成装置、画像形成方法、画像形成装置制御用プログラム及び記録媒体を提供する。
【解決手段】BDセンサ5からBD信号を出力させるために、レーザ7が画像形成用のレーザ光とは異なる波長で且つ感光体の分光感度が画像形成用のレーザ光の値よりも低い値に対応する波長のレーザ光を発光し、BDセンサ5はこのレーザ光を受けてBD信号を出力し、レーザ制御部12がこの出力されたBD信号に基づいて画像の書き出し位置を決定し、レーザ1が感光体上に画像形成用のレーザ光を照射して画像形成を行う。
【選択図】 図3
【解決手段】BDセンサ5からBD信号を出力させるために、レーザ7が画像形成用のレーザ光とは異なる波長で且つ感光体の分光感度が画像形成用のレーザ光の値よりも低い値に対応する波長のレーザ光を発光し、BDセンサ5はこのレーザ光を受けてBD信号を出力し、レーザ制御部12がこの出力されたBD信号に基づいて画像の書き出し位置を決定し、レーザ1が感光体上に画像形成用のレーザ光を照射して画像形成を行う。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成装置、画像形成方法、画像形成装置制御用プログラム及び記録媒体に関し、特にレーザ光源からの光変調されたレーザ光を感光体に照射して、その面上に例えば静電潜像から成る画像情報を形成するようにした複写機、レーザビームプリンター、ファクシミリ等に好適な画像形成装置、画像形成方法、画像形成装置制御用プログラム及び記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の画像形成装置では、画像形成する際にポリゴンミラーをモータにより回転させ、そのポリゴンミラーによって反射されたレーザ光の走査位置を検出することにより主走査方向の書き出し位置を決定している。また、従来の画像形成装置では、そのレーザ光の走査位置を検知するためにレーザビーム検知センサ(以下「BDセンサ」という)を非画像域に配設し、レーザ光によってBDセンサを照射することによってBDセンサからレーザ光検知信号(以下、「BD信号」という)が出力され、そのBD信号に基づいて画像の書き出し位置が決定され画像形成が行われている。
【0003】
そして、画像形成中にBD信号を得るためのレーザ発光は、BD信号が得られるであろう周期より前の段階で非画像域にて行われる。これは、画像形成中におけるポリゴンミラーの回転が安定していることから、BD信号が安定した周期で得られるためである。
【0004】
【発明が解決しようとしている問題点】
しかしながら、BD信号を得るためにレーザ発光を非画像域にて行うには、感光体上を少なくとも1回は走査しなければならない。BD信号を得るために感光体上にレーザ光を照射することを何度も繰り返し行うと、感光体に悪影響を与えてしまい画質の良い画像を出力することができなくなるという問題がある。
【0005】
また、BD信号を得るために感光体上にレーザ光を照射することを何度も繰り返し行っていると、レーザの総発光時間が長くなってしまい、レーザ自体の寿命が早期に訪れるという問題がある。特に短波長のレーザについては寿命が短いので大きな問題となる。
【0006】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、感光体へ与える悪影響を低減することができると共に画像形成用のレーザの寿命をより長くすることが可能な画像形成装置、画像形成方法、画像形成装置制御用プログラム及び記録媒体を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の画像形成装置は、回転多面鏡を駆動手段により回転させ、該回転多面鏡によって反射されたレーザ光を検知することでレーザ検知信号を出力するレーザ検知信号出力手段と、前記レーザ検知信号出力手段により出力されたレーザ検知信号に基づいて画像の書き出し位置を決定し、感光体上に画像形成用のレーザ光を照射して画像形成を行う画像形成手段とを備える画像形成装置において、前記レーザ検知信号出力手段からレーザ検知信号を出力させるために、前記画像形成用のレーザ光とは異なる波長で且つ前記感光体の分光感度が前記画像形成用のレーザ光の値よりも低い値に対応する波長のレーザ光を発光するレーザ発光手段を備えることを特徴とする。
【0008】
請求項2記載の画像形成装置は、請求項1記載の画像形成装置において、前記レーザ発光手段により発光されるレーザ光は、前記回転多面鏡の回転開始から回転が安定するまでの間、発光することを特徴とする。
【0009】
請求項3記載の画像形成装置は、請求項1又は2記載の画像形成装置において、前記レーザ発光手段により発光されるレーザ光から前記画像形成用のレーザ光の発光に切り替えた後、前記画像形成用のレーザ光を前記レーザ検知信号出力手段に照射することを特徴とする。
【0010】
請求項4記載の画像形成装置は、画像形成用のレーザ光を発光する第1レーザ発光手段と、前記第1レーザ発光手段により発光されるレーザ光と異なる波長のレーザ光を発光する第2レーザ発光手段と、回転多面鏡を回転させる駆動手段と、前記回転多面鏡によって反射された、前記第2レーザ発光手段により発光されたレーザ光を検知することでレーザ検知信号を発生するレーザ検知信号発生手段と、前記レーザ検知信号発生手段により発生されるレーザ検知信号に基づいて前記駆動手段による回転多面鏡の回転数を制御する駆動制御手段と、前記第1レーザ発光手段及び前記第2レーザ発光手段によるレーザ光の発光タイミングや該発光の切り替えを制御するレーザ制御手段とを備え、前記駆動手段の回転が所定回転数になるまでの間、前記第2レーザ発光手段がレーザ光を発光して、前記駆動制御手段が前記レーザ検知信号発生手段により発生されるレーザ検知信号に基づいて前記駆動手段による回転多面鏡の回転数を制御し、前記駆動手段の回転が所定回転数になったときに、前記レーザ制御手段は、前記第2レーザ発光手段により発光されるレーザ光に対して非画像域で自動光量制御を行うように制御すると共に非画像域で自動光量制御を行うレーザ発光手段を前記第2レーザ発光手段から前記第1レーザ発光手段に切り替え、さらに、前記レーザ検知信号発生手段により発生されたレーザ検知信号を受信して画像の書き出しタイミングを決定し、前記第1レーザ発光手段により発光される画像形成用のレーザ光で感光体上に画像形成を行うことを特徴とする。
【0011】
請求項5記載の画像形成方法は、回転多面鏡を回転させ、該回転多面鏡によって反射されたレーザ光を検知することでレーザ検知信号を出力するレーザ検知信号出力ステップと、前記レーザ検知信号出力ステップで出力されたレーザ検知信号に基づいて画像の書き出し位置を決定し、感光体上に画像形成用のレーザ光を照射して画像形成を行う画像形成ステップとを備える画像形成方法において、前記レーザ検知信号出力ステップで前記レーザ検知信号を出力させるために、前記画像形成用のレーザ光とは異なる波長で且つ前記感光体の分光感度が前記画像形成用のレーザ光の値よりも低い値に対応する波長のレーザ光を発光するレーザ発光ステップを備えることを特徴とする。
【0012】
請求項6記載の画像形成方法は、画像形成用のレーザ光を発光する第1レーザ発光ステップと、前記第1レーザ発光ステップで発光されるレーザ光と異なる波長のレーザ光を発光する第2レーザ発光ステップと、回転多面鏡を回転させる駆動ステップと、前記回転多面鏡によって反射された、前記第2レーザ発光ステップにより発光されたレーザ光を検知することでレーザ検知信号を発生するレーザ検知信号発生ステップと、前記レーザ検知信号発生ステップで発生されるレーザ検知信号に基づいて前記駆動ステップによる回転多面鏡の回転数を制御する駆動制御ステップと、前記第1レーザ発光ステップ及び前記第2レーザ発光ステップでのレーザ光の発光タイミングや該発光の切り替えを制御するレーザ制御ステップとを備え、前記回転多面鏡の回転が所定回転数になるまでの間、前記第2レーザ発光ステップでレーザ光を発光して、前記駆動制御ステップで、前記レーザ検知信号発生ステップで発生されるレーザ検知信号に基づいて前記駆動ステップによる回転多面鏡の回転数を制御し、前記回転多面鏡の回転が所定回転数になったときに、前記レーザ制御ステップで、前記第2レーザ発光ステップで発光されるレーザ光に対して非画像域で自動光量制御を行うように制御すると共に非画像域で自動光量制御を行うレーザ発光ステップを前記第2レーザ発光ステップから前記第1レーザ発光ステップに切り替え、さらに、前記レーザ検知信号発生ステップで発生されたレーザ検知信号を受信して画像の書き出しタイミングを決定し、前記第1レーザ発光ステップで発光される画像形成用のレーザ光で感光体上に画像形成を行うことを特徴とする。
【0013】
請求項7記載の画像形成装置制御用プログラムは、画像形成装置で使用される画像形成装置制御用プログラムにおいて、画像形成用のレーザ光を発光する第1レーザ発光ステップと、前記第1レーザ発光ステップで発光されるレーザ光と異なる波長のレーザ光を発光する第2レーザ発光ステップと、回転多面鏡を回転させる駆動ステップと、前記回転多面鏡によって反射された、前記第2レーザ発光ステップにより発光されたレーザ光を検知することでレーザ検知信号を発生するレーザ検知信号発生ステップと、前記レーザ検知信号発生ステップで発生されるレーザ検知信号に基づいて前記駆動ステップによる回転多面鏡の回転数を制御する駆動制御ステップと、前記第1レーザ発光ステップ及び前記第2レーザ発光ステップでのレーザ光の発光タイミングや該発光の切り替えを制御するレーザ制御ステップとを前記画像形成装置に実行させ、さらに前記回転多面鏡の回転が所定回転数になるまでの間、前記第2レーザ発光ステップでレーザ光を発光して、前記駆動制御ステップで、前記レーザ検知信号発生ステップで発生されるレーザ検知信号に基づいて前記駆動ステップによる回転多面鏡の回転数を制御し、前記回転多面鏡の回転が所定回転数になったときに、前記レーザ制御ステップで、前記第2レーザ発光ステップで発光されるレーザ光に対して非画像域で自動光量制御を行うように制御すると共に非画像域で自動光量制御を行うレーザ発光ステップを前記第2レーザ発光ステップから前記第1レーザ発光ステップに切り替え、さらに、前記レーザ検知信号発生ステップで発生されたレーザ検知信号を受信して画像の書き出しタイミングを決定し、前記第1レーザ発光ステップで発光される画像形成用のレーザ光で感光体上に画像形成を行うことを前記画像形成装置に実行させることを特徴とする。
【0014】
請求項8記載の記録媒体は、画像形成装置で使用される画像形成装置制御用プログラムを格納した、前記画像形成装置により読み取り可能な記録媒体において、画像形成用のレーザ光を発光する第1レーザ発光ステップと、前記第1レーザ発光ステップで発光されるレーザ光と異なる波長のレーザ光を発光する第2レーザ発光ステップと、回転多面鏡を回転させる駆動ステップと、前記回転多面鏡によって反射された、前記第2レーザ発光ステップにより発光されたレーザ光を検知することでレーザ検知信号を発生するレーザ検知信号発生ステップと、前記レーザ検知信号発生ステップで発生されるレーザ検知信号に基づいて前記駆動ステップによる回転多面鏡の回転数を制御する駆動制御ステップと、前記第1レーザ発光ステップ及び前記第2レーザ発光ステップでのレーザ光の発光タイミングや該発光の切り替えを制御するレーザ制御ステップとを前記画像形成装置に実行させ、さらに前記回転多面鏡の回転が所定回転数になるまでの間、前記第2レーザ発光ステップでレーザ光を発光して、前記駆動制御ステップで、前記レーザ検知信号発生ステップで発生されるレーザ検知信号に基づいて前記駆動ステップによる回転多面鏡の回転数を制御し、前記回転多面鏡の回転が所定回転数になったときに、前記レーザ制御ステップで、前記第2レーザ発光ステップで発光されるレーザ光に対して非画像域で自動光量制御を行うように制御すると共に非画像域で自動光量制御を行うレーザ発光ステップを前記第2レーザ発光ステップから前記第1レーザ発光ステップに切り替え、さらに、前記レーザ検知信号発生ステップで発生されたレーザ検知信号を受信して画像の書き出しタイミングを決定し、前記第1レーザ発光ステップで発光される画像形成用のレーザ光で感光体上に画像形成を行うことを前記画像形成装置に実行させることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す実施例に基づいて本発明を説明する。
【0016】
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の構成、特に該装置を構成するスキャナユニットの構成を示す図である。
【0017】
本発明の実施の形態に係る画像形成装置は、画像形成用のレーザ1(第1レーザ発光手段)から出射されるレーザ光をポリゴンミラー2(回転多面鏡)により反射し、fθレンズ3を介して感光ドラム6へレーザ光を走査することによって感光ドラム6の帯電表面に静電潜像を形成する。レーザ光が走査する光路にはレーザ光検知ミラー(以下「BDミラー」という)4があり、それを介してレーザ光検知センサ(以下「BDセンサ」という)5(レーザ検知信号出力手段)にレーザ光を入射し、BDセンサ5よりレーザ検知信号(以下、「BD信号」という)が出力される。本画像形成装置では、このBD信号を利用して、画像の書き出し位置を決定し、感光ドラム6へレーザによる露光を開始する。さらに、本画像形成装置は、BD信号を得るために画像形成用のレーザ光とは異なる波長のレーザ光を発光するレーザ7(第2レーザ発光手段)と、ポリゴンミラー2を回転するスキャナモータ8(駆動手段)とを備えている。本画像形成装置は、不図示の画像形成部を備えている。この画像形成部は公知のコピー機やプリンタと同様の構成を有する。
【0018】
図2は、図1におけるスキャナモータ8やレーザ1とこれらに対応する制御部との関係を示すブロック図である。
【0019】
同図において、スキャナモータ8の制御を行うスキャナモータ制御部11(駆動制御手段)内では、周期比較部18が、ポリゴンミラーで反射されたレーザ光を受けてBDセンサ5から出力されるBD信号と、基準信号発生部19から発生している基準信号とを比較し、所定の周期の範囲である場合は、スキャナモータ8が安定回転であることを示すロック信号をレーザ制御部12(レーザ制御手段)に出力する。演算部17は周期比較部18で比較した結果を受けて演算し、スキャナモータ8に加速又は減速信号を出力することでスキャナモータ8を制御する。
【0020】
レーザ制御部12は、画像データ生成部13から受信した画像データを受けて、画像データ及びレーザ制御信号をレーザ1に出力し、レーザ1を制御する。同様にレーザ制御部12は、レーザ制御信号をレーザ7に出力し、レーザ7を制御する。
【0021】
レーザ制御部12では、スキャナモータ8を起動させた時点からスキャナモータ8の回転が所定の回転速度の範囲に入っていない時点までは、レーザ7を画像域及び非画像域に関係なく点灯させることで、BDセンサ5にレーザ光が照射され、BD信号が出力され、それによりスキャナモータ8の回転を制御する。また、レーザ7からのレーザ光によってBDセンサ5を照射し、BDセンサ5から出力されたBD信号の周期が所定の回転数の範囲に入った場合は、レーザ制御部12はレーザ制御信号をレーザ7に出力し、レーザ7はレーザ光をBDセンサ5に照射させるタイミングで点灯し、画像域では消灯させる制御に切り換える。
【0022】
その後、点灯タイミングはそのままの状態で、レーザ制御部12はレーザ切り換え信号によりレーザ7による点灯をレーザ1による点灯に切り換える。その際のレーザ1の点灯は、自動光量制御(APC(Auto Power Control))された点灯とする。そして、画像域にあたる部分へのレーザ1の点灯は、画像データ生成部13からレーザ制御部12を介して出力される画像データに基づいて行われる。
【0023】
図3は、スキャナモータ8の回転に基づくレーザ1,7の切り替え制御を示すフローチャートである。
【0024】
まず、本発明の実施の形態に係る画像形成装置では、図示しないCPUにより印字指示が入力されたか否かを判別し(ステップS1)、印字指示が入力されていない場合には、該判別を繰り返し行う一方、印字指示が入力された場合には、スキャナモータ8を起動させる(ステップS2)。その際に、同時にBD信号を得るためにレーザ7を点灯する(ステップS3)。
【0025】
次いで、スキャナモータ8が所定回転数に達したか否かを判別する(ステップS4)。ここで、所定回転数とは、スキャナモータ8が定常回転するときの回転数であり、この回転数に達したか否かの判別は、スキャナモータ8の回転速度、即ちBD信号の周期が所定の周期の範囲に入っているか否かをスキャナモータ制御部11で判別することにより行う。また、スキャナモータ8とポリゴンミラー2の回転数は同一なので、ポリゴンミラー2の回転数に基づいてステップS4の判別を行ってもよい。
【0026】
上記ステップS4の判別の結果、スキャナモータ8が所定回転数に達していない場合には、該判別を繰り返す一方、スキャナモータ8が所定回転数に達した場合には、レーザ制御部12がレーザ7を非画像域で自動光量制御(APC)を行う点灯に切り換え(ステップS5)、次いで非画像域でAPCにより発光するレーザをレーザ7からレーザ1に切り換える(ステップS6)。その後、レーザ制御部12はレーザ1がBDセンサ5に照射することによって出力するBD信号によって画像の書き出しタイミングを決定し、レーザ1を発光させ感光ドラム6上に照射することによって画像を形成し(画像形成手段)(ステップS7)、本処理を終了する。
【0027】
図4は、図1の感光ドラム6に対する分光感度特性を表す図である。
【0028】
同図に示すように、レーザ1の波長は感光ドラムの分光感度が高い値に対応する波長であり、レーザ7の波長は感光ドラムの分光感度が低い値に対応する波長である。
【0029】
画像形成中のBD信号を得るためにBDセンサへ照射させるレーザ光は、画像形成するレーザ1から発光されるが、1ライン毎のBD信号を得るためのレーザ発光は画像形成のための発光の割合と比較するとそれほど小さくないので、レーザ1の寿命を考えて、画像形成中でもレーザ7でBD信号を得る構成でもよい。
【0030】
上述したように、本実施の形態によれば、BDセンサ5からBD信号を出力させるために、レーザ7が画像形成用のレーザ光とは異なる波長で且つ感光体の分光感度が画像形成用のレーザ光の値よりも低い値に対応する波長のレーザ光を発光し、BDセンサ5はこのレーザ光を受けてBD信号を出力し、レーザ制御部12がこの出力されたBD信号に基づいて画像の書き出し位置を決定し、レーザ1が感光体上に画像形成用のレーザ光を照射して画像形成を行うので、実際に画像形成が行われるまでは、感光体の分光感度が画像形成用のレーザ光の値よりも低い値に対応する波長のレーザ光を発光するレーザが使用され、感光体へ与える悪影響を低減することができると共に画像形成用のレーザの寿命をより長くすることができる。
【0031】
また、スキャナモータ8が所定の回転数に達するまでの間は、画像形成用のレーザとは異なる波長且つ感光ドラムの分光感度が低い値に対応する波長のレーザを発光することによりBD信号を得て、これによりスキャナモータ8を制御し、スキャナモータ8が所定の回転数に達したときには、画像形成用のレーザとは異なる波長のレーザを非画像域で自動光量制御を行うように切り換え、その後非画像域で自動光量制御を行うレーザを画像形成するレーザに切り換えてBD信号を検出させることにより画像の書き出しタイミングを決定して画像形成するので、感光体へ与える悪影響を低減でき、画像の書き出しタイミングを正確に検出できる。
【0032】
本発明は、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを画像形成装置、画像形成装置に接続されているコンピュータ又はCPUに供給し、その画像形成装置、画像形成装置に接続されているコンピュータ又はCPUが該供給されたプログラムを読出して実行することによっても本発明の目的が達成されることは云うまでもない。
【0033】
この場合、上記プログラムは、不図示の該プログラムを記録した記憶媒体から直接、又はインターネット、商用ネットワーク、若しくはローカルエリアネットワーク等に接続される不図示の他のコンピュータやデータベース等からダウンロードすることにより供給される。
【0034】
また、上記プログラムは、上述した実施の形態の機能を画像形成装置又はコンピュータで実現することができればよく、その形態は、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給されるスクリプトデータ等の形態を有するものでもよい。
【0035】
更にまた、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを記録した記録媒体を画像形成装置又はコンピュータに供給し、その画像形成装置又はコンピュータが記録媒体に格納されたプログラムを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは云うまでもない。
【0036】
プログラムを供給する記録媒体としては、例えば、RAM、NV−RAM、フロッピー(登録商標)ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、MO、CD−ROM、CD−RW、DVD(DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW)、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、他のROM等の上記プログラムを記憶できるものであればよい。
【0037】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、請求項1記載の画像形成装置及び請求項5記載の画像形成方法によれば、画像形成用のレーザ光とは異なる波長で且つ感光体の分光感度が画像形成用のレーザ光の値よりも低い値に対応する波長のレーザ光が発光され、回転多面鏡によって反射された、該発光されたレーザ光を検知することでレーザ検知信号が出力され、該出力されたレーザ検知信号に基づいて画像の書き出し位置が決定され、感光体上に画像形成用のレーザ光が照射されて画像形成が行われるので、実際に画像形成が行われるまでは、画像形成用のレーザ光とは異なる波長で且つ感光体の分光感度が画像形成用のレーザ光の値よりも低い値に対応する波長のレーザ光を発光するレーザが使用され、感光体へ与える悪影響を低減することができると共に画像形成用のレーザの寿命をより長くすることができる。
【0038】
請求項4記載の画像形成装置、請求項6記載の画像形成方法、請求項7記載の画像形成装置制御用プログラム及び請求項8記載の記録媒体によれば、駆動手段又は回転多面鏡が所定の回転数に達するまでの間は、画像形成用のレーザとは異なる波長且つ感光ドラムの分光感度が低い値に対応する波長のレーザを発光することによりレーザ検知信号を発生させ、該レーザ検知信号に基づいて駆動手段による回転多面鏡の回転数を制御し、駆動手段又は回転多面鏡が所定の回転数に達したときには、画像形成用のレーザとは異なる波長のレーザを非画像域で自動光量制御を行うように切り換え、その後非画像域で自動光量制御を行うレーザを画像形成するレーザに切り換えてBD信号を検出させることにより画像の書き出しタイミングを決定して画像形成するので、感光体へ与える悪影響を低減することができると共に画像形成用のレーザの寿命をより長くすることができる。また、画像の書き出しタイミングを正確に検出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の構成、特に該装置を構成するスキャナユニットの構成を示す図である。
【図2】図1におけるスキャナモータ8やレーザ1とこれらに対応する制御部との関係を示すブロック図である。
【図3】スキャナモータ8の回転に基づくレーザ1,7の切り替え制御を示すフローチャートである。
【図4】図1の感光ドラム6に対する分光感度特性を表す図である。
【符号の説明】
1,7 レーザ
2 ポリゴンミラー
3 fθレンズ
4 BD反射ミラー
5 BDセンサ
6 感光ドラム
8 スキャナモータ
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成装置、画像形成方法、画像形成装置制御用プログラム及び記録媒体に関し、特にレーザ光源からの光変調されたレーザ光を感光体に照射して、その面上に例えば静電潜像から成る画像情報を形成するようにした複写機、レーザビームプリンター、ファクシミリ等に好適な画像形成装置、画像形成方法、画像形成装置制御用プログラム及び記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の画像形成装置では、画像形成する際にポリゴンミラーをモータにより回転させ、そのポリゴンミラーによって反射されたレーザ光の走査位置を検出することにより主走査方向の書き出し位置を決定している。また、従来の画像形成装置では、そのレーザ光の走査位置を検知するためにレーザビーム検知センサ(以下「BDセンサ」という)を非画像域に配設し、レーザ光によってBDセンサを照射することによってBDセンサからレーザ光検知信号(以下、「BD信号」という)が出力され、そのBD信号に基づいて画像の書き出し位置が決定され画像形成が行われている。
【0003】
そして、画像形成中にBD信号を得るためのレーザ発光は、BD信号が得られるであろう周期より前の段階で非画像域にて行われる。これは、画像形成中におけるポリゴンミラーの回転が安定していることから、BD信号が安定した周期で得られるためである。
【0004】
【発明が解決しようとしている問題点】
しかしながら、BD信号を得るためにレーザ発光を非画像域にて行うには、感光体上を少なくとも1回は走査しなければならない。BD信号を得るために感光体上にレーザ光を照射することを何度も繰り返し行うと、感光体に悪影響を与えてしまい画質の良い画像を出力することができなくなるという問題がある。
【0005】
また、BD信号を得るために感光体上にレーザ光を照射することを何度も繰り返し行っていると、レーザの総発光時間が長くなってしまい、レーザ自体の寿命が早期に訪れるという問題がある。特に短波長のレーザについては寿命が短いので大きな問題となる。
【0006】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、感光体へ与える悪影響を低減することができると共に画像形成用のレーザの寿命をより長くすることが可能な画像形成装置、画像形成方法、画像形成装置制御用プログラム及び記録媒体を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の画像形成装置は、回転多面鏡を駆動手段により回転させ、該回転多面鏡によって反射されたレーザ光を検知することでレーザ検知信号を出力するレーザ検知信号出力手段と、前記レーザ検知信号出力手段により出力されたレーザ検知信号に基づいて画像の書き出し位置を決定し、感光体上に画像形成用のレーザ光を照射して画像形成を行う画像形成手段とを備える画像形成装置において、前記レーザ検知信号出力手段からレーザ検知信号を出力させるために、前記画像形成用のレーザ光とは異なる波長で且つ前記感光体の分光感度が前記画像形成用のレーザ光の値よりも低い値に対応する波長のレーザ光を発光するレーザ発光手段を備えることを特徴とする。
【0008】
請求項2記載の画像形成装置は、請求項1記載の画像形成装置において、前記レーザ発光手段により発光されるレーザ光は、前記回転多面鏡の回転開始から回転が安定するまでの間、発光することを特徴とする。
【0009】
請求項3記載の画像形成装置は、請求項1又は2記載の画像形成装置において、前記レーザ発光手段により発光されるレーザ光から前記画像形成用のレーザ光の発光に切り替えた後、前記画像形成用のレーザ光を前記レーザ検知信号出力手段に照射することを特徴とする。
【0010】
請求項4記載の画像形成装置は、画像形成用のレーザ光を発光する第1レーザ発光手段と、前記第1レーザ発光手段により発光されるレーザ光と異なる波長のレーザ光を発光する第2レーザ発光手段と、回転多面鏡を回転させる駆動手段と、前記回転多面鏡によって反射された、前記第2レーザ発光手段により発光されたレーザ光を検知することでレーザ検知信号を発生するレーザ検知信号発生手段と、前記レーザ検知信号発生手段により発生されるレーザ検知信号に基づいて前記駆動手段による回転多面鏡の回転数を制御する駆動制御手段と、前記第1レーザ発光手段及び前記第2レーザ発光手段によるレーザ光の発光タイミングや該発光の切り替えを制御するレーザ制御手段とを備え、前記駆動手段の回転が所定回転数になるまでの間、前記第2レーザ発光手段がレーザ光を発光して、前記駆動制御手段が前記レーザ検知信号発生手段により発生されるレーザ検知信号に基づいて前記駆動手段による回転多面鏡の回転数を制御し、前記駆動手段の回転が所定回転数になったときに、前記レーザ制御手段は、前記第2レーザ発光手段により発光されるレーザ光に対して非画像域で自動光量制御を行うように制御すると共に非画像域で自動光量制御を行うレーザ発光手段を前記第2レーザ発光手段から前記第1レーザ発光手段に切り替え、さらに、前記レーザ検知信号発生手段により発生されたレーザ検知信号を受信して画像の書き出しタイミングを決定し、前記第1レーザ発光手段により発光される画像形成用のレーザ光で感光体上に画像形成を行うことを特徴とする。
【0011】
請求項5記載の画像形成方法は、回転多面鏡を回転させ、該回転多面鏡によって反射されたレーザ光を検知することでレーザ検知信号を出力するレーザ検知信号出力ステップと、前記レーザ検知信号出力ステップで出力されたレーザ検知信号に基づいて画像の書き出し位置を決定し、感光体上に画像形成用のレーザ光を照射して画像形成を行う画像形成ステップとを備える画像形成方法において、前記レーザ検知信号出力ステップで前記レーザ検知信号を出力させるために、前記画像形成用のレーザ光とは異なる波長で且つ前記感光体の分光感度が前記画像形成用のレーザ光の値よりも低い値に対応する波長のレーザ光を発光するレーザ発光ステップを備えることを特徴とする。
【0012】
請求項6記載の画像形成方法は、画像形成用のレーザ光を発光する第1レーザ発光ステップと、前記第1レーザ発光ステップで発光されるレーザ光と異なる波長のレーザ光を発光する第2レーザ発光ステップと、回転多面鏡を回転させる駆動ステップと、前記回転多面鏡によって反射された、前記第2レーザ発光ステップにより発光されたレーザ光を検知することでレーザ検知信号を発生するレーザ検知信号発生ステップと、前記レーザ検知信号発生ステップで発生されるレーザ検知信号に基づいて前記駆動ステップによる回転多面鏡の回転数を制御する駆動制御ステップと、前記第1レーザ発光ステップ及び前記第2レーザ発光ステップでのレーザ光の発光タイミングや該発光の切り替えを制御するレーザ制御ステップとを備え、前記回転多面鏡の回転が所定回転数になるまでの間、前記第2レーザ発光ステップでレーザ光を発光して、前記駆動制御ステップで、前記レーザ検知信号発生ステップで発生されるレーザ検知信号に基づいて前記駆動ステップによる回転多面鏡の回転数を制御し、前記回転多面鏡の回転が所定回転数になったときに、前記レーザ制御ステップで、前記第2レーザ発光ステップで発光されるレーザ光に対して非画像域で自動光量制御を行うように制御すると共に非画像域で自動光量制御を行うレーザ発光ステップを前記第2レーザ発光ステップから前記第1レーザ発光ステップに切り替え、さらに、前記レーザ検知信号発生ステップで発生されたレーザ検知信号を受信して画像の書き出しタイミングを決定し、前記第1レーザ発光ステップで発光される画像形成用のレーザ光で感光体上に画像形成を行うことを特徴とする。
【0013】
請求項7記載の画像形成装置制御用プログラムは、画像形成装置で使用される画像形成装置制御用プログラムにおいて、画像形成用のレーザ光を発光する第1レーザ発光ステップと、前記第1レーザ発光ステップで発光されるレーザ光と異なる波長のレーザ光を発光する第2レーザ発光ステップと、回転多面鏡を回転させる駆動ステップと、前記回転多面鏡によって反射された、前記第2レーザ発光ステップにより発光されたレーザ光を検知することでレーザ検知信号を発生するレーザ検知信号発生ステップと、前記レーザ検知信号発生ステップで発生されるレーザ検知信号に基づいて前記駆動ステップによる回転多面鏡の回転数を制御する駆動制御ステップと、前記第1レーザ発光ステップ及び前記第2レーザ発光ステップでのレーザ光の発光タイミングや該発光の切り替えを制御するレーザ制御ステップとを前記画像形成装置に実行させ、さらに前記回転多面鏡の回転が所定回転数になるまでの間、前記第2レーザ発光ステップでレーザ光を発光して、前記駆動制御ステップで、前記レーザ検知信号発生ステップで発生されるレーザ検知信号に基づいて前記駆動ステップによる回転多面鏡の回転数を制御し、前記回転多面鏡の回転が所定回転数になったときに、前記レーザ制御ステップで、前記第2レーザ発光ステップで発光されるレーザ光に対して非画像域で自動光量制御を行うように制御すると共に非画像域で自動光量制御を行うレーザ発光ステップを前記第2レーザ発光ステップから前記第1レーザ発光ステップに切り替え、さらに、前記レーザ検知信号発生ステップで発生されたレーザ検知信号を受信して画像の書き出しタイミングを決定し、前記第1レーザ発光ステップで発光される画像形成用のレーザ光で感光体上に画像形成を行うことを前記画像形成装置に実行させることを特徴とする。
【0014】
請求項8記載の記録媒体は、画像形成装置で使用される画像形成装置制御用プログラムを格納した、前記画像形成装置により読み取り可能な記録媒体において、画像形成用のレーザ光を発光する第1レーザ発光ステップと、前記第1レーザ発光ステップで発光されるレーザ光と異なる波長のレーザ光を発光する第2レーザ発光ステップと、回転多面鏡を回転させる駆動ステップと、前記回転多面鏡によって反射された、前記第2レーザ発光ステップにより発光されたレーザ光を検知することでレーザ検知信号を発生するレーザ検知信号発生ステップと、前記レーザ検知信号発生ステップで発生されるレーザ検知信号に基づいて前記駆動ステップによる回転多面鏡の回転数を制御する駆動制御ステップと、前記第1レーザ発光ステップ及び前記第2レーザ発光ステップでのレーザ光の発光タイミングや該発光の切り替えを制御するレーザ制御ステップとを前記画像形成装置に実行させ、さらに前記回転多面鏡の回転が所定回転数になるまでの間、前記第2レーザ発光ステップでレーザ光を発光して、前記駆動制御ステップで、前記レーザ検知信号発生ステップで発生されるレーザ検知信号に基づいて前記駆動ステップによる回転多面鏡の回転数を制御し、前記回転多面鏡の回転が所定回転数になったときに、前記レーザ制御ステップで、前記第2レーザ発光ステップで発光されるレーザ光に対して非画像域で自動光量制御を行うように制御すると共に非画像域で自動光量制御を行うレーザ発光ステップを前記第2レーザ発光ステップから前記第1レーザ発光ステップに切り替え、さらに、前記レーザ検知信号発生ステップで発生されたレーザ検知信号を受信して画像の書き出しタイミングを決定し、前記第1レーザ発光ステップで発光される画像形成用のレーザ光で感光体上に画像形成を行うことを前記画像形成装置に実行させることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す実施例に基づいて本発明を説明する。
【0016】
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の構成、特に該装置を構成するスキャナユニットの構成を示す図である。
【0017】
本発明の実施の形態に係る画像形成装置は、画像形成用のレーザ1(第1レーザ発光手段)から出射されるレーザ光をポリゴンミラー2(回転多面鏡)により反射し、fθレンズ3を介して感光ドラム6へレーザ光を走査することによって感光ドラム6の帯電表面に静電潜像を形成する。レーザ光が走査する光路にはレーザ光検知ミラー(以下「BDミラー」という)4があり、それを介してレーザ光検知センサ(以下「BDセンサ」という)5(レーザ検知信号出力手段)にレーザ光を入射し、BDセンサ5よりレーザ検知信号(以下、「BD信号」という)が出力される。本画像形成装置では、このBD信号を利用して、画像の書き出し位置を決定し、感光ドラム6へレーザによる露光を開始する。さらに、本画像形成装置は、BD信号を得るために画像形成用のレーザ光とは異なる波長のレーザ光を発光するレーザ7(第2レーザ発光手段)と、ポリゴンミラー2を回転するスキャナモータ8(駆動手段)とを備えている。本画像形成装置は、不図示の画像形成部を備えている。この画像形成部は公知のコピー機やプリンタと同様の構成を有する。
【0018】
図2は、図1におけるスキャナモータ8やレーザ1とこれらに対応する制御部との関係を示すブロック図である。
【0019】
同図において、スキャナモータ8の制御を行うスキャナモータ制御部11(駆動制御手段)内では、周期比較部18が、ポリゴンミラーで反射されたレーザ光を受けてBDセンサ5から出力されるBD信号と、基準信号発生部19から発生している基準信号とを比較し、所定の周期の範囲である場合は、スキャナモータ8が安定回転であることを示すロック信号をレーザ制御部12(レーザ制御手段)に出力する。演算部17は周期比較部18で比較した結果を受けて演算し、スキャナモータ8に加速又は減速信号を出力することでスキャナモータ8を制御する。
【0020】
レーザ制御部12は、画像データ生成部13から受信した画像データを受けて、画像データ及びレーザ制御信号をレーザ1に出力し、レーザ1を制御する。同様にレーザ制御部12は、レーザ制御信号をレーザ7に出力し、レーザ7を制御する。
【0021】
レーザ制御部12では、スキャナモータ8を起動させた時点からスキャナモータ8の回転が所定の回転速度の範囲に入っていない時点までは、レーザ7を画像域及び非画像域に関係なく点灯させることで、BDセンサ5にレーザ光が照射され、BD信号が出力され、それによりスキャナモータ8の回転を制御する。また、レーザ7からのレーザ光によってBDセンサ5を照射し、BDセンサ5から出力されたBD信号の周期が所定の回転数の範囲に入った場合は、レーザ制御部12はレーザ制御信号をレーザ7に出力し、レーザ7はレーザ光をBDセンサ5に照射させるタイミングで点灯し、画像域では消灯させる制御に切り換える。
【0022】
その後、点灯タイミングはそのままの状態で、レーザ制御部12はレーザ切り換え信号によりレーザ7による点灯をレーザ1による点灯に切り換える。その際のレーザ1の点灯は、自動光量制御(APC(Auto Power Control))された点灯とする。そして、画像域にあたる部分へのレーザ1の点灯は、画像データ生成部13からレーザ制御部12を介して出力される画像データに基づいて行われる。
【0023】
図3は、スキャナモータ8の回転に基づくレーザ1,7の切り替え制御を示すフローチャートである。
【0024】
まず、本発明の実施の形態に係る画像形成装置では、図示しないCPUにより印字指示が入力されたか否かを判別し(ステップS1)、印字指示が入力されていない場合には、該判別を繰り返し行う一方、印字指示が入力された場合には、スキャナモータ8を起動させる(ステップS2)。その際に、同時にBD信号を得るためにレーザ7を点灯する(ステップS3)。
【0025】
次いで、スキャナモータ8が所定回転数に達したか否かを判別する(ステップS4)。ここで、所定回転数とは、スキャナモータ8が定常回転するときの回転数であり、この回転数に達したか否かの判別は、スキャナモータ8の回転速度、即ちBD信号の周期が所定の周期の範囲に入っているか否かをスキャナモータ制御部11で判別することにより行う。また、スキャナモータ8とポリゴンミラー2の回転数は同一なので、ポリゴンミラー2の回転数に基づいてステップS4の判別を行ってもよい。
【0026】
上記ステップS4の判別の結果、スキャナモータ8が所定回転数に達していない場合には、該判別を繰り返す一方、スキャナモータ8が所定回転数に達した場合には、レーザ制御部12がレーザ7を非画像域で自動光量制御(APC)を行う点灯に切り換え(ステップS5)、次いで非画像域でAPCにより発光するレーザをレーザ7からレーザ1に切り換える(ステップS6)。その後、レーザ制御部12はレーザ1がBDセンサ5に照射することによって出力するBD信号によって画像の書き出しタイミングを決定し、レーザ1を発光させ感光ドラム6上に照射することによって画像を形成し(画像形成手段)(ステップS7)、本処理を終了する。
【0027】
図4は、図1の感光ドラム6に対する分光感度特性を表す図である。
【0028】
同図に示すように、レーザ1の波長は感光ドラムの分光感度が高い値に対応する波長であり、レーザ7の波長は感光ドラムの分光感度が低い値に対応する波長である。
【0029】
画像形成中のBD信号を得るためにBDセンサへ照射させるレーザ光は、画像形成するレーザ1から発光されるが、1ライン毎のBD信号を得るためのレーザ発光は画像形成のための発光の割合と比較するとそれほど小さくないので、レーザ1の寿命を考えて、画像形成中でもレーザ7でBD信号を得る構成でもよい。
【0030】
上述したように、本実施の形態によれば、BDセンサ5からBD信号を出力させるために、レーザ7が画像形成用のレーザ光とは異なる波長で且つ感光体の分光感度が画像形成用のレーザ光の値よりも低い値に対応する波長のレーザ光を発光し、BDセンサ5はこのレーザ光を受けてBD信号を出力し、レーザ制御部12がこの出力されたBD信号に基づいて画像の書き出し位置を決定し、レーザ1が感光体上に画像形成用のレーザ光を照射して画像形成を行うので、実際に画像形成が行われるまでは、感光体の分光感度が画像形成用のレーザ光の値よりも低い値に対応する波長のレーザ光を発光するレーザが使用され、感光体へ与える悪影響を低減することができると共に画像形成用のレーザの寿命をより長くすることができる。
【0031】
また、スキャナモータ8が所定の回転数に達するまでの間は、画像形成用のレーザとは異なる波長且つ感光ドラムの分光感度が低い値に対応する波長のレーザを発光することによりBD信号を得て、これによりスキャナモータ8を制御し、スキャナモータ8が所定の回転数に達したときには、画像形成用のレーザとは異なる波長のレーザを非画像域で自動光量制御を行うように切り換え、その後非画像域で自動光量制御を行うレーザを画像形成するレーザに切り換えてBD信号を検出させることにより画像の書き出しタイミングを決定して画像形成するので、感光体へ与える悪影響を低減でき、画像の書き出しタイミングを正確に検出できる。
【0032】
本発明は、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを画像形成装置、画像形成装置に接続されているコンピュータ又はCPUに供給し、その画像形成装置、画像形成装置に接続されているコンピュータ又はCPUが該供給されたプログラムを読出して実行することによっても本発明の目的が達成されることは云うまでもない。
【0033】
この場合、上記プログラムは、不図示の該プログラムを記録した記憶媒体から直接、又はインターネット、商用ネットワーク、若しくはローカルエリアネットワーク等に接続される不図示の他のコンピュータやデータベース等からダウンロードすることにより供給される。
【0034】
また、上記プログラムは、上述した実施の形態の機能を画像形成装置又はコンピュータで実現することができればよく、その形態は、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給されるスクリプトデータ等の形態を有するものでもよい。
【0035】
更にまた、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを記録した記録媒体を画像形成装置又はコンピュータに供給し、その画像形成装置又はコンピュータが記録媒体に格納されたプログラムを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは云うまでもない。
【0036】
プログラムを供給する記録媒体としては、例えば、RAM、NV−RAM、フロッピー(登録商標)ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、MO、CD−ROM、CD−RW、DVD(DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW)、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、他のROM等の上記プログラムを記憶できるものであればよい。
【0037】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、請求項1記載の画像形成装置及び請求項5記載の画像形成方法によれば、画像形成用のレーザ光とは異なる波長で且つ感光体の分光感度が画像形成用のレーザ光の値よりも低い値に対応する波長のレーザ光が発光され、回転多面鏡によって反射された、該発光されたレーザ光を検知することでレーザ検知信号が出力され、該出力されたレーザ検知信号に基づいて画像の書き出し位置が決定され、感光体上に画像形成用のレーザ光が照射されて画像形成が行われるので、実際に画像形成が行われるまでは、画像形成用のレーザ光とは異なる波長で且つ感光体の分光感度が画像形成用のレーザ光の値よりも低い値に対応する波長のレーザ光を発光するレーザが使用され、感光体へ与える悪影響を低減することができると共に画像形成用のレーザの寿命をより長くすることができる。
【0038】
請求項4記載の画像形成装置、請求項6記載の画像形成方法、請求項7記載の画像形成装置制御用プログラム及び請求項8記載の記録媒体によれば、駆動手段又は回転多面鏡が所定の回転数に達するまでの間は、画像形成用のレーザとは異なる波長且つ感光ドラムの分光感度が低い値に対応する波長のレーザを発光することによりレーザ検知信号を発生させ、該レーザ検知信号に基づいて駆動手段による回転多面鏡の回転数を制御し、駆動手段又は回転多面鏡が所定の回転数に達したときには、画像形成用のレーザとは異なる波長のレーザを非画像域で自動光量制御を行うように切り換え、その後非画像域で自動光量制御を行うレーザを画像形成するレーザに切り換えてBD信号を検出させることにより画像の書き出しタイミングを決定して画像形成するので、感光体へ与える悪影響を低減することができると共に画像形成用のレーザの寿命をより長くすることができる。また、画像の書き出しタイミングを正確に検出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の構成、特に該装置を構成するスキャナユニットの構成を示す図である。
【図2】図1におけるスキャナモータ8やレーザ1とこれらに対応する制御部との関係を示すブロック図である。
【図3】スキャナモータ8の回転に基づくレーザ1,7の切り替え制御を示すフローチャートである。
【図4】図1の感光ドラム6に対する分光感度特性を表す図である。
【符号の説明】
1,7 レーザ
2 ポリゴンミラー
3 fθレンズ
4 BD反射ミラー
5 BDセンサ
6 感光ドラム
8 スキャナモータ
Claims (8)
- 回転多面鏡を駆動手段により回転させ、該回転多面鏡によって反射されたレーザ光を検知することでレーザ検知信号を出力するレーザ検知信号出力手段と、前記レーザ検知信号出力手段により出力されたレーザ検知信号に基づいて画像の書き出し位置を決定し、感光体上に画像形成用のレーザ光を照射して画像形成を行う画像形成手段とを備える画像形成装置において、
前記レーザ検知信号出力手段からレーザ検知信号を出力させるために、前記画像形成用のレーザ光とは異なる波長で且つ前記感光体の分光感度が前記画像形成用のレーザ光の値よりも低い値に対応する波長のレーザ光を発光するレーザ発光手段を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 前記レーザ発光手段により発光されるレーザ光は、前記回転多面鏡の回転開始から回転が安定するまでの間、発光することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記レーザ発光手段により発光されるレーザ光から前記画像形成用のレーザ光の発光に切り替えた後、前記画像形成用のレーザ光を前記レーザ検知信号出力手段に照射することを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
- 画像形成用のレーザ光を発光する第1レーザ発光手段と、
前記第1レーザ発光手段により発光されるレーザ光と異なる波長のレーザ光を発光する第2レーザ発光手段と、
回転多面鏡を回転させる駆動手段と、
前記回転多面鏡によって反射された、前記第2レーザ発光手段により発光されたレーザ光を検知することでレーザ検知信号を発生するレーザ検知信号発生手段と、
前記レーザ検知信号発生手段により発生されるレーザ検知信号に基づいて前記駆動手段による回転多面鏡の回転数を制御する駆動制御手段と、
前記第1レーザ発光手段及び前記第2レーザ発光手段によるレーザ光の発光タイミングや該発光の切り替えを制御するレーザ制御手段とを備え、
前記駆動手段の回転が所定回転数になるまでの間、前記第2レーザ発光手段がレーザ光を発光して、前記駆動制御手段が前記レーザ検知信号発生手段により発生されるレーザ検知信号に基づいて前記駆動手段による回転多面鏡の回転数を制御し、
前記駆動手段の回転が所定回転数になったときに、前記レーザ制御手段は、前記第2レーザ発光手段により発光されるレーザ光に対して非画像域で自動光量制御を行うように制御すると共に非画像域で自動光量制御を行うレーザ発光手段を前記第2レーザ発光手段から前記第1レーザ発光手段に切り替え、さらに、前記レーザ検知信号発生手段により発生されたレーザ検知信号を受信して画像の書き出しタイミングを決定し、前記第1レーザ発光手段により発光される画像形成用のレーザ光で感光体上に画像形成を行うことを特徴とする画像形成装置。 - 回転多面鏡を回転させ、該回転多面鏡によって反射されたレーザ光を検知することでレーザ検知信号を出力するレーザ検知信号出力ステップと、前記レーザ検知信号出力ステップで出力されたレーザ検知信号に基づいて画像の書き出し位置を決定し、感光体上に画像形成用のレーザ光を照射して画像形成を行う画像形成ステップとを備える画像形成方法において、
前記レーザ検知信号出力ステップで前記レーザ検知信号を出力させるために、前記画像形成用のレーザ光とは異なる波長で且つ前記感光体の分光感度が前記画像形成用のレーザ光の値よりも低い値に対応する波長のレーザ光を発光するレーザ発光ステップを備えることを特徴とする画像形成方法。 - 画像形成用のレーザ光を発光する第1レーザ発光ステップと、
前記第1レーザ発光ステップで発光されるレーザ光と異なる波長のレーザ光を発光する第2レーザ発光ステップと、
回転多面鏡を回転させる駆動ステップと、
前記回転多面鏡によって反射された、前記第2レーザ発光ステップにより発光されたレーザ光を検知することでレーザ検知信号を発生するレーザ検知信号発生ステップと、
前記レーザ検知信号発生ステップで発生されるレーザ検知信号に基づいて前記駆動ステップによる回転多面鏡の回転数を制御する駆動制御ステップと、
前記第1レーザ発光ステップ及び前記第2レーザ発光ステップでのレーザ光の発光タイミングや該発光の切り替えを制御するレーザ制御ステップとを備え、
前記回転多面鏡の回転が所定回転数になるまでの間、前記第2レーザ発光ステップでレーザ光を発光して、前記駆動制御ステップで、前記レーザ検知信号発生ステップで発生されるレーザ検知信号に基づいて前記駆動ステップによる回転多面鏡の回転数を制御し、
前記回転多面鏡の回転が所定回転数になったときに、前記レーザ制御ステップで、前記第2レーザ発光ステップで発光されるレーザ光に対して非画像域で自動光量制御を行うように制御すると共に非画像域で自動光量制御を行うレーザ発光ステップを前記第2レーザ発光ステップから前記第1レーザ発光ステップに切り替え、さらに、前記レーザ検知信号発生ステップで発生されたレーザ検知信号を受信して画像の書き出しタイミングを決定し、前記第1レーザ発光ステップで発光される画像形成用のレーザ光で感光体上に画像形成を行うことを特徴とする画像形成方法。 - 画像形成装置で使用される画像形成装置制御用プログラムにおいて、
画像形成用のレーザ光を発光する第1レーザ発光ステップと、
前記第1レーザ発光ステップで発光されるレーザ光と異なる波長のレーザ光を発光する第2レーザ発光ステップと、
回転多面鏡を回転させる駆動ステップと、
前記回転多面鏡によって反射された、前記第2レーザ発光ステップにより発光されたレーザ光を検知することでレーザ検知信号を発生するレーザ検知信号発生ステップと、
前記レーザ検知信号発生ステップで発生されるレーザ検知信号に基づいて前記駆動ステップによる回転多面鏡の回転数を制御する駆動制御ステップと、
前記第1レーザ発光ステップ及び前記第2レーザ発光ステップでのレーザ光の発光タイミングや該発光の切り替えを制御するレーザ制御ステップとを前記画像形成装置に実行させ、さらに
前記回転多面鏡の回転が所定回転数になるまでの間、前記第2レーザ発光ステップでレーザ光を発光して、前記駆動制御ステップで、前記レーザ検知信号発生ステップで発生されるレーザ検知信号に基づいて前記駆動ステップによる回転多面鏡の回転数を制御し、
前記回転多面鏡の回転が所定回転数になったときに、前記レーザ制御ステップで、前記第2レーザ発光ステップで発光されるレーザ光に対して非画像域で自動光量制御を行うように制御すると共に非画像域で自動光量制御を行うレーザ発光ステップを前記第2レーザ発光ステップから前記第1レーザ発光ステップに切り替え、さらに、前記レーザ検知信号発生ステップで発生されたレーザ検知信号を受信して画像の書き出しタイミングを決定し、前記第1レーザ発光ステップで発光される画像形成用のレーザ光で感光体上に画像形成を行うことを前記画像形成装置に実行させることを特徴とする画像形成装置用制御プログラム。 - 画像形成装置で使用される画像形成装置制御用プログラムを格納した、前記画像形成装置により読み取り可能な記録媒体において、
画像形成用のレーザ光を発光する第1レーザ発光ステップと、
前記第1レーザ発光ステップで発光されるレーザ光と異なる波長のレーザ光を発光する第2レーザ発光ステップと、
回転多面鏡を回転させる駆動ステップと、
前記回転多面鏡によって反射された、前記第2レーザ発光ステップにより発光されたレーザ光を検知することでレーザ検知信号を発生するレーザ検知信号発生ステップと、
前記レーザ検知信号発生ステップで発生されるレーザ検知信号に基づいて前記駆動ステップによる回転多面鏡の回転数を制御する駆動制御ステップと、
前記第1レーザ発光ステップ及び前記第2レーザ発光ステップでのレーザ光の発光タイミングや該発光の切り替えを制御するレーザ制御ステップとを前記画像形成装置に実行させ、さらに
前記回転多面鏡の回転が所定回転数になるまでの間、前記第2レーザ発光ステップでレーザ光を発光して、前記駆動制御ステップで、前記レーザ検知信号発生ステップで発生されるレーザ検知信号に基づいて前記駆動ステップによる回転多面鏡の回転数を制御し、
前記回転多面鏡の回転が所定回転数になったときに、前記レーザ制御ステップで、前記第2レーザ発光ステップで発光されるレーザ光に対して非画像域で自動光量制御を行うように制御すると共に非画像域で自動光量制御を行うレーザ発光ステップを前記第2レーザ発光ステップから前記第1レーザ発光ステップに切り替え、さらに、前記レーザ検知信号発生ステップで発生されたレーザ検知信号を受信して画像の書き出しタイミングを決定し、前記第1レーザ発光ステップで発光される画像形成用のレーザ光で感光体上に画像形成を行うことを前記画像形成装置に実行させることを特徴とする記録媒体。
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007171639A (ja) * | 2005-12-22 | 2007-07-05 | Canon Inc | 画像形成装置 |
US9250557B2 (en) | 2012-06-08 | 2016-02-02 | Canon Kabushiki Kaisha | Optical scanning device and image forming apparatus provided with same |
CN109754425A (zh) * | 2017-11-01 | 2019-05-14 | 浙江舜宇智能光学技术有限公司 | Tof摄像模组的标定设备及其标定方法 |
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2002
- 2002-09-30 JP JP2002287174A patent/JP2004122442A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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