JP2004121573A - 回転振動式床面清掃機 - Google Patents

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鮎沢 重光
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Abstract

【課題】効率よく清掃でき、機体の軽量化によって作業時や移動時の作業者の負担を軽減できる回転振動式床面清掃機を提供する。
【解決手段】駆動源14の下方に、カバー本体2に覆われた減速装置21を介してパッド又はブラシからなる回転部が配置され、該回転部の回転により床面を磨いたり洗浄したりする床面清掃機において、前記駆動源14と前記回転部との間に振動発生機80を具備し、前記減速装置21とカバー本体2との間に防振ゴム34を配置した。
【選択図】    図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パッド又はブラシの上方に配置したモータ等の駆動源からの動力により、パッド又はブラシを回転させ床面を磨いたり洗浄したりする床面清掃機の技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、床面艶出機とか床面研磨機、或は床面洗浄機と云った床面清掃機としては、パッド又はブラシ等からなる回転部の上方に減速機構を介してモータ等の駆動源が配置され、該回転部はカバーにより上方及び上周囲が覆われて、該カバーにハンドル部が取り付けられていた。
清掃作業に際しては、作業者はハンドルで床面清掃機を支持操向し、前記回転部のパッド又はブラシを床面にあてがい、駆動源からの動力により該回転部を回転させる。そして、この回転するパッド又はブラシを床面等の表面に沿って移動させ磨いたり洗浄したりしている。
また、このような床面清掃機において、比較的小型のモータを動力源に用いて低騒音にて効率良く清掃でき、また、床面の角張った隅部にもパッド又はブラシを充分に行き渡らせて、床面の隅々まできれいに磨いたり洗浄したりする技術は公知となっている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平7−39506号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、エンジンまたはモータによってパッド又はブラシを回転する従来の床面清掃機においては、パッド又はブラシの回転により床面を清掃する場合、効率よく床面を磨いたり洗浄したりするため、床面に対してある程度の圧力をかけながらする必要がある。そしてこの圧力は機体の荷重によって得ているので、機体全体の重量が重くなっていた。
このように機体の重量が重くなると、パッド又はブラシを回転するためのモータの運動量が多くなり、その分パワーの大きいエンジンまたはモータを使用する必要性が生じ、機体の大型化や高コスト化を招くことになる。また、作業時は機体を操作するための力が大きくなり、作業者への負担が大きくなり、さらに、運搬や積み下ろしの作業や階段での作業等の移動時においても作業者への負担が大きくなっていた。
そこで、本発明は、上述のような技術的課題を解決すべく、効率よく清掃でき、機体の軽量化によって作業時や移動時の作業者の負担を軽減できる回転振動式床面清掃機を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0006】
即ち、請求項1においては、駆動源の下方に、カバーに覆われた減速装置を介してパッド又はブラシからなる回転部が配置され、該回転部の回転により床面を磨いたり洗浄したりする床面清掃機において、前記駆動源と前記回転部との間に振動発生機を具備したものである。
【0007】
請求項2においては、前記駆動源を内燃機関とし、該内燃機関を前記振動発生機としたものである。
【0008】
請求項3においては、前記減速装置と前記カバーとの間に防振材を配置したものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に、発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の回転振動式床面清掃機の第一実施例の全体構成を示す平面図、図2は同じく側面図、図3は同じく側面断面図、図4は振動発生機の概略構成を示す平面断面図である。
図5は本発明の回転振動式床面清掃機の第二実施例の全体構成を示す平面図、図6は同じく側面図、図7は作業部を示す側面一部断面図、図8は減速装置の概略構成を示す平面断面図、図9は図8におけるA−A矢視断面図である。
【0010】
本発明に係る一般的な床面清掃機の例であるポリッシャーの全体構成について第一実施例を例に図1乃至図3を用いて説明する。
ポリッシャーは駆動部1とハンドル部5とからなり、駆動部1は平面視円形のカバー本体2上面中央部に駆動源14を載置し、該駆動源14の底部から垂直下方に出力軸18をカバー本体2の中心内方に突設して、該カバー本体2内の減速装置21を介して、回転部であるブラシ4が配置されている。該ブラシ4の上方及び側面周囲がカバー本体2により覆われている。
図3に示すように、前記ブラシ4は円盤状のプレート16に植毛されており、該プレート16は、減速装置21の出力部73に取付板17を介して脱着可能に取り付けられている。なお、作業に合わせてブラシ4はパッド等と交換して使用される。
【0011】
前記カバー本体2の前部には、正面視門状の取手31が固設されており、後部にはハンドル部5の角度調整機構10が設けられている。該角度調整機構10にハンドル軸3前端を上下回動角度変更可能に取り付け、該ハンドル軸3前部に設けられた足踏ペダル11を押すことで、ロックが解除されて該ハンドル軸3の上下方向の角度を段階的に調節できる構造となっている。
また、ハンドル部5の後部には操作部70を設け、ハンドル6・6及び起動スイッチであるスイッチレバー7・7を配置している。前記角度調整機構10の下側には車軸を横架して、運搬時等に使用する走行車輪12・12を回転自在に支持している。そして、作業者はハンドル6・6及びスイッチレバー7・7を握り、ブラシ4を回転、機体を移動させながら床面を清掃する。
【0012】
本発明の第一実施例について図1乃至図4を用いて説明する。
本実施例では、駆動部1の駆動源14としてモータ14Aを使用している。
図3に示すように、ハンドル軸3は中空棒状となっており、該ハンドル軸3の前部外周の一部に孔部3aが開口され、接続コード15の一端がモータ14Aに接続されて、前記孔部3aからハンドル軸3の中空内部に挿通され、ハンドル軸3後方の操作部70に配置されたスイッチ部13と接続され、更に、該スイッチ部13からハンドル基部39の側方に開口された孔部39aからプラグ付きの電源コード8が延出している。該電源コード8は、充分な作業範囲が確保できる長さを有しているが、該電源コード8の余分な部分はハンドル軸3の中途部に設けられたフック9とハンドル6に巻回でき、作業の邪魔にならないようになっている。
【0013】
次に、本実施例の駆動部1について説明する。
図3に示すように、駆動部1は、モータ14A、モータカバー20、減速装置21、該モータ14Aと減速装置21との間に設けられた振動発生機80であるウエイト22等から構成され、該ウエイト22は出力軸であるモータ軸18Aに固定されている。
【0014】
前記減速装置21は、遊星歯車減速式で、太陽歯車24、3個の遊星歯車25、内歯歯車26、遊星枠27等で構成され、上部ハウジング28と下部ハウジング29で構成される減速ケース内に収納されている。前記モータ軸18Aの先端が減速ケース内に挿入され、該モータ軸18Aの先端に前記太陽歯車24が固設されている。該太陽歯車24の周囲に等間隔で遊星歯車25・25・25が噛合して配置され、該遊星歯車25・25・25は遊星枠27上に立設した枢支軸に回転自在に支持されるとともに、それぞれ内歯歯車26と噛合して配置されている。該内歯歯車26は上部ハウジング28の内側面に形成されている。前記遊星枠27の中心から下方にボス状の出力部73が突出され、該出力部73の下端に取付板17の中央部がボルト75によって締結固定されている。つまり、減速装置21の出力部73に取付板17を介してブラシ4が取り付けられるのである。
【0015】
このような構成において、モータ14Aを駆動することによりモータ軸18Aが回転駆動され、該モータ軸18Aに固設されている太陽歯車24が回転することによって、該太陽歯車24と内歯歯車26とに噛合している遊星歯車25・25・25それぞれが自転するとともに、該遊星歯車25・25・25が固定されている遊星枠27が太陽歯車24の周りを公転し、この公転が減速出力となって、ブラシ4を回転させるのである。
【0016】
このような減速装置21は、本実施例のようなポリッシャーの場合、モータ回転数が約2000rpmのときブラシを約200rpmまで減速することができる。そして、このように遊星歯車式減速機構を採用することにより、減速比が大きく、上下幅が小さい、つまり、全高を低くして低重心の駆動部を構成して、コンパクトな減速装置を構成することができる。
【0017】
前記出力部73の外周には、ベアリング76が圧入されており、また、該出力部73と下部ハウジング29の間にはシール32が介装され、前記モータ軸18Aと上部ハウジング28との間にはシール33が介装されてオイル漏れを防止し、前記上部ハウジング28と下部ハウジング29とで構成する前記減速ケースは密閉構造として減速装置21を収納し、内部にギヤオイル30が充填されている。
【0018】
前記振動発生機80は、モータ14A下部の上部ハウジング28の上部空間内に収納され、図4に示すように、平面視略扇型に形成したウエイト22の扇の要部分となる中心にモータ軸18Aを固定し、該ウエイト22の重心がモータ軸18A中心より偏心した位置となるように挿通して固定し、前記モータ14Aを駆動してモータ軸18Aを回転させると、駆動部1全体が振動するようにしている。
なお、ハウジング28・29、遊星枠27、取付板17、プレート16等は剛性を持たせているため振動の減衰は少なく良好に該ブラシ4に伝達される。
【0019】
このようにして前記振動発生機80により発生した振動は、床面に当接しているブラシ4の先端が回転しながら小刻みな(微細)運動となり、従来機と比較して、汚れが落ちやすくなり、また、従来機においては同じ床面を何度も繰り返し清掃していたが、振動を加えることでこの繰り返しが不要となり、効率のよい清掃が可能となり、作業時間の短縮が図れる。
さらに、従来機では、清掃機全体の重量によってある程度の圧力をかけてブラシ4を床面に押し付ける必要があり、機体全体の重量が重くなっていたが、本発明のようにブラシ4を振動させることによって、この振動で汚れを落とすことができ、機体全体の重量の軽量化が可能となる。
【0020】
また、前記上部ハウジング28及び下部ハウジング29で覆われた減速装置21は、カバー本体2により覆われ、該減速装置21の上方には振動発生機80が配置され、該振動発生機80の上方にはモータ14Aが配置されており、該モータ14Aは上部ハウジング28に固設されたモータカバー20によって覆われている。
そして、前記カバー本体2と上部ハウジング28との接続部には防振材であるゴム等の弾性体からなる防振ゴム34が介在され、ボルト68等によって締結されている。つまり、上部ハウジング28の上部外周に縁部を設け、該縁部に複数の取付孔を開口し、該取付孔に円筒状の防振ゴム34を挿入し、該防振ゴム34の軸心に上方よりボルト68を挿入し、カバー本体2の上面に螺装固定するのである。
【0021】
このような構造にすることにより、前記防振ゴム34によって振動発生機80からの振動が吸収されカバー本体2に伝達されるのを防止できるので、該カバー本体2に固設された前記角度調整機構10を介して設けられているハンドル部5への伝達も防止できる。よって、操作部70で操作する作業者にも振動が伝わらず、作業者の負担が増加することもなく、作業時間の短縮化が可能となる。
【0022】
続いて、本発明の第二実施例について図5乃至図9を用いて説明する。
なお、本実施例は全体概略構成を第一実施例と略同一としており、第一実施例と異なる点についてのみ説明する。
本実施例では、駆動源14を内燃機関であるエンジン14B(バーチカルタイプ)として説明する。
エンジン14Bは、シリンダやピストン等のエンジン本体、エアクリーナ、キャブレタ、マフラ、燃料タンク等から構成され、エンジンカバーで覆われている。
該エンジン14Bのスロットルレバー(図示せず)にはスロットルワイヤ36の一端が取り付けられ、該スロットルワイヤ36の他端は操作部70に取り付けられたアクセルレバー37に連結している。
【0023】
また、前記エンジン14Bのストップスイッチ38がハンドル基部39に設けられ、該ストップスイッチ38には、エンジン14Bのイグニッションコイル(図示せず)と、エンジン14B本体にアースされる2本のワイヤーハーネス40、41が接続され、該エンジン14Bの停止を行う。
なお、前記スロットルワイヤ36及びワイヤーハーネス40、41は本実施例では、内部が中空になっているハンドル軸3の内部に挿通させ、該ハンドル軸3の前方に設けられた孔部3aから出すことによって作業中に引っかかったり邪魔になったりしないようにしている。
【0024】
図7に示すように、前記エンジン14Bからは、エンジン出力軸18Bが垂直下方に向けて上部ハウジング65内中心に突設されている。該エンジン出力軸18Bには遠心式クラッチを介して減速装置50に動力が伝達されるようにしており、エンジン出力軸18Bにクラッチ基部43が固定され、該クラッチ基部43に揺動体44がスプリング46を介して取り付けられ、該揺動体44外周に摩擦体45を固設し、これらがクラッチドラム47内に収納されている。このような構成において、エンジン14Bの回転数が上昇すると、揺動体44がスプリング46のバネ力に抗して遠心力により外側へ移動して、摩擦体45がクラッチドラム47の内周面に当接し、該エンジン14Bからの回転駆動力がクラッチドラム47に伝達される。
【0025】
前記クラッチドラム47は円筒状で断面視凹状に構成して、下面中心より下方にボス部を延設し、該ボス部はベアリング48に圧入されて減速ケースに回転自在に支持され、該減速ケースは前記と略同様に構成されている。
前記減速装置50は、ギヤ比により3段階で減速する構造となっている。
図8及び図9に示す如く、前記クラッチドラム47の下面に設けたボス部の軸心には第一伝動軸51の上部が螺装固定され、該第一伝動軸51の下部はベアリング61を介して第四伝動軸59の軸心部に回転自在に支持されている。該第一伝動軸51及び第四伝動軸59は前記エンジンの出力軸18Bと同一軸心延長上に配置されている。前記第一伝動軸51上にはギヤ52が固設され、第二伝動軸53上に固設したギヤ54と噛合して減速し、更に、該第二伝動軸53上にはギヤ55が固設され、第三伝動軸56上に固設したギヤ57と噛合して減速し、更に、該第三伝動軸56上に固設したギヤ58は前記第四伝動軸59に一体的に設けたギヤ60と噛合して減速するようにしている。
このようにして、減速される減速装置50では、第一実施例の減速装置21と同様な減速効果が得られる。
【0026】
前記減速装置50は、上部ハウジング65と下部ハウジング66からなる減速ケースによって覆われ、前記第一伝動軸51、第二伝動軸53、第三伝動軸56、第四伝動軸59は平行に上下方向に減速ケース内に配置され、該第二伝動軸53と第三伝動軸56はベアリング53a・53b、56a・56bを介してそれぞれ減速ケースに回転自在に支持され、前記第一伝動軸51の上部はベアリング48を介して上部ハウジング65に回転自在に支持され、下部はベアリング61を介して第四伝動軸59の上部の軸心部に回転自在に支持されている。該第四伝動軸59の下部はベアリング62を介して下部ハウジング66に回転自在に支持されている。前記第四伝動軸の下部には取付板17の中心がボルト75によって締結固定され、該取付板17に前記同様にプレート16を介してブラシ4が取り付けられる構成としている。このような構成によって、前記エンジンからの動力がエンジン出力軸18Bより減速装置50を介して第四伝動軸59に伝えて、取付板17、プレート16、ブラシ4を回転駆動するのである。
【0027】
また、前記減速装置50は上部ハウジング65と下部ハウジング66によって密閉されており、ギヤオイル(潤滑油)64が充填される。前記クラッチドラム47と上部ハウジング65との間、及び、第四伝動軸59と下部ハウジング66と間にそれぞれシール63及び67が介装されて、ギヤオイル64が漏れないようにシールしている。
そして、該上部ハウジング65とカバー本体2との間には第一実施例と同様にして、防振材である防振ゴム34が介在し、ボルト69等によって固定されている。
【0028】
つまり、このような構造において、エンジン14Bは、図5に示す該エンジン14B上部にあるリコイルスターター71にあるノブ72を引くことにより始動し、始動後は操作部70のレバー37を握っていくと該エンジン14Bの回転数が上昇し、エンジン出力軸18Bに設けた遠心式のクラッチが「接」となって、第一伝動軸51に動力が伝達され、減速装置50で減速されて、ブラシ4が駆動される。
【0029】
本実施例では、エンジン14Bが振動発生機としての機能を有している。つまり、該エンジン14Bがブラシ4の駆動源と、振動発生機との機能を併せ持っている。
振動発生機としてのエンジン14Bにおいて、該エンジン14Bの往復部(ピストン、ピストンピン、コネクティングロッドの小端部等)による慣性力の不平衡、及び回転部(クランクアーム、クランクピン、クランクウエイト、コネクティングロッドの大端部等)による遠心力の不平衡がはたらき、これが起振源となり振動が発生するしくみになっている。但し、クラッチドラム47の下面に設けたボス部または第一伝動軸51上に前記同様にウエイト22を設けて振動を更に大きくすることもできる。
なお、本発明は、床面艶出機とか床面洗浄機、或は床面研磨機といった各種の床面清掃機に実施して好適なものである。
【0030】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成したので、以下に示すような効果を奏する。
【0031】
即ち、請求項1に示す如く、駆動源の下方に、カバーに覆われた減速装置を介してパッド又はブラシからなる回転部が配置され、該回転部の回転により床面を磨いたり洗浄したりする床面清掃機において、前記駆動源と前記回転部との間に振動発生機を具備したので、パッド又はブラシに振動を与えることができ、従来の回転運動に加え小刻みな(微細)運動をするので円滑に効率よく床面を磨いたり洗浄したりすることができる。
また、パッド又はブラシに振動を加えることで、圧力を加える必要がなくなり、機体の軽量化が可能となり、作業者への負担が軽減される。
【0032】
請求項2に示す如く、前記駆動源を内燃機関とし、該内燃機関を前記振動発生機としたので、該内燃機関で駆動源と振動発生機との両機能を果たすことができ、機体の軽量化が図れ作業者の負担を軽減できる。
また、電源コードが不用となることによって、作業前に電源コードを延ばす作業、移動時又は作業後に電源コードを取り込む作業、及び障害物を避ける作業が省略でき、振動により清掃作業の効率が上がるとともに、さらなる作業者の負担の軽減及び作業効率の向上が可能となる。
さらに、駆動源にモータを採用した場合、パッド又はブラシは各種直径が異なり、回転数もそれぞれに効率良く設定されているが、駆動源に内燃機関(エンジン)を採用することにより、レバーの調節のみで容易にパッド又はブラシの回転数を変えることができる。
【0033】
請求項3に示す如く、前記減速装置と前記カバーとの間に防振材を配置したので、振動発生機によって発生した振動は剛性のあるケース等を介してパッド又はブラシに効率良く伝達される。また、防振材によりカバーへの振動が遮断されることで、ハンドル部への振動も伝わりにくくなり作業者の負担を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回転振動式床面清掃機の第一実施例の全体構成を示す平面図。
【図2】同じく側面図。
【図3】同じく側面断面図。
【図4】振動発生機の概略構成を示す平面断面図。
【図5】本発明の回転振動式床面清掃機の第二実施例の全体構成を示す平面図。
【図6】同じく側面図。
【図7】作業部を示す側面一部断面図。
【図8】減速装置の概略構成を示す平面断面図。
【図9】図8におけるA−A矢視断面図。
【符号の説明】
1 駆動部
2 カバー本体
4 ブラシ
14 駆動源
14A モータ
14B エンジン
21 減速装置
34 防振ゴム
80 振動発生機

Claims (3)

  1. 駆動源の下方に、カバーに覆われた減速装置を介してパッド又はブラシからなる回転部が配置され、該回転部の回転により床面を磨いたり洗浄したりする床面清掃機において、前記駆動源と前記回転部との間に振動発生機を具備したことを特徴とする回転振動式床面清掃機。
  2. 前記駆動源を内燃機関とし、該内燃機関を前記振動発生機としたことを特徴とする請求項1記載の回転振動式床面清掃機。
  3. 前記減速装置と前記カバーとの間に防振材を配置したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の回転振動式床面清掃機。
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