JP2004120144A - 受信装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数のRFチューナ2A〜2Cと、使用するRFチューナを選択する選択スイッチ3と、選択スイッチ3で選択されたRFチューナから出力される信号を復調するデジタル復調部4を備える。受信対象となる放送波に含まれる情報に応じて、複数のRFチューナの出力信号を合成してデジタル復調部4に入力する第1の状態と、単独のRFチューナの出力信号をデジタル復調部4に入力する第2の状態との間で受信装置の状態を切り替えるように、選択スイッチ3を制御する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、放送を受信するための受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
放送受信においては、放送信号の状態が受信状況に与える影響が大きく、とくに車両等の移動体で放送を受信する場合には、受信場所に応じて刻々と変化する放送信号の状態に適切に対応する必要がある。放送信号が劣化しても良好な受信状況を得ようとする技術として、ダイバーシチ受信が知られている(例えば、特許文献1参照。)。ダイバーシチ受信とは、複数のアンテナを同時に使用して受信を行う技術であり、放送信号の状態に応じて単数または複数のアンテナを適切に選択できるため、通常の受信方式と比較してより安定した受信状態を得ることができる。
【特許文献1】
特開2000−332665号公報
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、ダイバーシチ受信は、複数のアンテナやチューナを同時に動作させる方式であるため、無駄な動作をさせた場合に消費電力が増大する等の欠点がある。
【0004】
本発明は、このような欠点を解消し、動作状態を適切に管理することができる受信装置を提供することなどを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の受信装置は、放送を受信する受信装置において、第1のチューナと、第2のチューナと、前記第1のチューナあるいは前記第2のチューナから出力される信号を復調する復調部と、前記第1のチューナおよび前記第2のチューナの出力を合成して前記復調部に入力する第1の状態と、前記第1のチューナの出力を単独で前記復調部に入力する第2の状態との間で受信装置の状態を切り替える切替手段と、受信対象となる放送波に関する情報に応じて前記切替手段を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
【0006】
請求項2に記載の受信装置は、放送を受信する受信装置において、複数のアンテナと、前記複数のアンテナのうち少なくともいずれか1つのアンテナで受信された信号を受けるチューナと、前記複数のアンテナの中から使用するアンテナを切り替える切替手段と、受信対象となる放送波に関する情報に応じて前記切替手段を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
【0007】
請求項6に記載の受信装置は、放送を受信する受信装置において、第1のチューナと、第2のチューナと、前記第1のチューナあるいは前記第2のチューナから出力される信号を復調する復調部と、前記第1のチューナおよび前記第2のチューナの出力を合成して前記復調部に入力する第1の状態と、前記第1のチューナの出力を単独で前記復調部に入力する第2の状態との間で受信装置の状態を切り替える切替手段と、受信装置の環境に関する情報に応じて前記切替手段を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
【0008】
請求項7に記載の受信装置は、放送を受信する受信装置において、複数のアンテナと、前記複数のアンテナのうち少なくともいずれか1つのアンテナで受信された信号を受けるチューナと、前記複数のアンテナの中から使用するアンテナを切り替える切替手段と、受信装置の環境に関する情報に応じて前記切替手段を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
−第1の実施形態−
以下、図1〜図3を参照して、本発明による受信装置の第1の実施形態について説明する。
【0010】
図1は第1の実施形態の受信装置の構成を示すブロック図である。図1に示すように、第1の実施形態の受信装置100は、第1〜第3のアンテナ1A〜1Cと、第1〜第3のアンテナ1A〜1Cがそれぞれ接続されたRFチューナ2A〜2Cと、RFチューナ2A〜2Cのうち、任意の単数または複数のRFチューナを選択する選択スイッチ3と、選択スイッチ3により選択されたRFチューナの出力信号を受けるデジタル復調部4と、デジタル復調部4の出力信号の誤りを訂正する誤り訂正部5と、誤り訂正部5の出力信号を多重分離する多重分離部6と、多重分離部6から出力されるデジタル信号を復号する復号部7とを備える。復号部7は映像データ、音声データおよび文字データ等の各種データをそれぞれ復号する映像復号部7a、音声復号部7bおよびデータ復号部7cを具備する。
【0011】
また、受信装置100は、装置各部において得られる情報および装置の外部から入力される情報に基づいてRFチューナの選択に関する判断を実行する判断部8と、判断部8における処理に必要なデータを記憶するメモリ9とを備える。図1に示すように、選択スイッチ3は判断部8からの信号に従って制御される。
【0012】
判断部8には、受信対象となる放送波に含まれる各種情報が装置各部から入力されるとともに、受信装置100外部から受信装置100の環境を示す情報が入力される。判断部8では、入力されたこれらの情報に基づいて、受信装置100の受信モードを最適な受信モードに設定する。
【0013】
次に、受信装置100の動作について説明する。受信装置100の動作は判断部8による制御に従って実行される。
【0014】
図2は、受信装置100の判断部8における処理を示すフローチャートである。この処理では、3種類の受信モードから適切な受信モード(モードA、モードBおよびモードC)を選択する例を示している。モードAは単独のRFチューナ(例えば、RFチューナ2A)を用いて受信する受信モードであり、モードBは2つのRFチューナ(例えば、RFチューナ2Aおよび2B)の出力を合成してデジタル復調部4に入力する受信モードである。また、モードCは3つのRFチューナ2A〜2Cの出力信号を合成してデジタル復調部4に入力する受信モードである。
【0015】
図2のステップS1では、受信信号が入力されるのを待ってステップS2へ進み、受信装置100の状態をモードCに設定する(ステップS2)。ステップS1において、受信信号の有無は、例えばパイロット信号のデータに基づいて判断する。次に、受信信号情報が取得されているか否か判断する(ステップS3)。ここで、ステップS2において設定されたモードCは、受信対象となる放送波を受信できる可能性が最も高くなる受信モードである。したがって、モードCで受信信号情報が取得できない場合には、いずれの受信モードでも受信対象となる放送波を受信することができないことを示している。したがって、ステップS3の判断が否定された場合には、受信装置100では受信対象となる放送波(プログラム)を受信できないものと判断し(ステップS4)、図2に示す処理を終了する。
【0016】
ステップS3において、受信信号情報が取得されていると判断された場合、ステップS6へ進む。ステップS6では、装置各部において得られる受信電力等の情報および装置外部から入力された情報と、メモリ9に記憶されている条件とを比較する。次に、ステップS6における比較結果に従って、受信モードをモードA〜Cのいずれかに設定する。なお、ステップS6およびステップS7における処理についてはさらに後述する。
【0017】
次に、処理を継続すべきかあるいは終了すべきかを判断し、処理を終了すべきであると判断されれば、図2に示す処理を終了し、処理を継続すべきであると判断されればステップS9へ進む(ステップS8)。ステップS9では、所定時間待機した後、ステップS6へ戻る。このように、ステップS6およびステップS7における処理は、ほぼ一定時間ごとに繰り返される。
【0018】
ステップS6およびステップS7における上記処理では、入力された情報とメモリ9に格納された条件とを対比し、受信モードを設定している。図3はメモリ9に記憶されたテーブルを例示する図である。この例では、受信対象である放送波の変調方式とその放送波の受信電力に基づいて、受信モードを設定する例を示している。受信対象である放送波の変調方式がQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)である場合、受信電力が−60dBm以下であればモードBが、受信電力が−59dBm〜−30dBmであればモードAが、受信電力が−29dBm以上であればモードAが、それぞれ選択される。受信対象である放送波の変調方式が16QAM(Quadrature Amplitude Modulation)である場合、受信電力が−60dBm以下であればモードCが、受信電力が−59dBm〜−30dBmであればモードBが、受信電力が−29dBm以上であればモードAが、それぞれ選択される。受信対象である放送波の変調方式が64QAM(QuadratureAmplitude Modulation)である場合、受信電力が−60dBm以下であればモードCが、受信電力が−59dBm〜−30dBmであればモードCが、受信電力が−29dBm以上であればモードBが、それぞれ選択される。このように、図3に示す例では、受信対象である放送波の変調方式によって、受信モードの切替条件を異なる条件としている。これは、受信電力が同一であっても変調方式によって良好な受信が可能となる受信方法(受信モード)が変化するためである。
【0019】
図3に示す例では受信対象である放送波の変調方式とその放送波の受信電力に応じて、受信モードを設定する場合を示したが、条件として種々のパラメータを用いることができる。例えば、受信対象となる放送波に含まれる情報として、受信対象となる放送波のキャリア間隔やガードインターバルを用いることができる。また、受信対象となる放送波に付加された誤り訂正符号やパイロット信号等を用いることもできる。さらに図3の例で示したように、これらの情報と併せて、受信対象となる放送波の受信信号の受信電力を用いてもよい。このような受信電力として、シグナルメータの受信感度に相当する数値を利用してもよいし、受信した放送波をデジタル処理した後の結果を利用してもよい。また、受信電力に代えて、または受信電力とともにデジタル復調部4において得られるビットエラー率に基づいて受信モードを選択するようにしてもよい。
【0020】
また、受信装置100の外部からの情報として、例えば、GPS等を利用した受信位置を示す情報や地図情報、車速パルスを利用した車速情報、受信時の天気情報等を利用することができる。例えば、受信位置および地図情報に基づいて、現在の受信場所がトンネル内であることが分かれば、現在受信できない理由が電波の遮蔽に起因することが判明する。このため、このような場合には、使用するRFチューナの数をいたずらに増加させるような不合理な動作を回避することも可能となる。
【0021】
受信モードとしてモードAまたはモードBが選択されている場合、あるいは上記受信対象となる放送波が受信不能である場合には、上記受信対象となる放送波(メインチャンネル)を受信するために利用されていないRFチューナを利用して、別のチャンネル(サブチャンネル)を受信するようにしてもよい。この場合には、モードCが選択されている間はメインチャンネルのみが受信され、他の受信モードが選択されている間、およびメインチャンネルが受信不能である間は、サブチャンネルがメインチャンネルと並行して、あるいは単独で受信される。サブチャンネルは単数でもよいし複数でもよい。
【0022】
このように、本実施形態の受信装置では、受信対象となる放送波に含まれる情報に応じて受信モードを切り替えているので、放送波の種類等に応じて適切に受信モードを選択することができる。したがって、不要なダイバーシチ受信に起因する消費電力の増大等を有効に防止できる。また、メインチャンネルの受信に使用していない装置や回路をサブチャンネルの受信に振り分けることができるため、受信装置100をより有効に利用することが可能となる。
【0023】
なお、上記実施形態において、受信対象となる放送波の変調方式やキャリア間隔、ガードインターバル、受信対象となる放送波に付加された誤り訂正符号やパイロット信号が受信対象となる放送波に含まれる情報に相当する。しかし、本発明による受信装置において、受信対象となる放送波に含まれる情報は、上記実施形態に例示されたものに限定されない。
【0024】
また、本実施形態において、受信装置の環境を示す情報として受信位置や地図情報等を例示したが、受信装置の環境を示す情報は上記実施形態に例示されたものに限定されることはない。
【0025】
本実施形態では、RFチューナの直後に選択スイッチ3を設けているが、選択スイッチをさらに後段、例えば、デジタル復調部の後段あるいは誤り訂正部の後段等に設けても良い。
【0026】
また、RFチューナの数は限定されず、2以上の任意の個数のRFチューナを設けることができる。
【0027】
−第2の実施形態−
図4は、本発明による受信装置の第2の実施形態の構成を示すブロック図である。図4では、第1の実施形態と同一要素には、同一符号を付している。
【0028】
図4に示すように、第2の実施形態の受信装置200は、第1〜第3のアンテナ11A〜11Cと、アンテナ11A〜11Cのうち、任意の単数または複数のアンテナを選択する選択スイッチ13と、選択スイッチ13により選択されたアンテナからの受信信号を受けるRFチューナ12と、RFチューナ12の出力信号を受けるデジタル復調部4と、デジタル復調部4の出力信号の誤りを訂正する誤り訂正部5と、誤り訂正部5の出力信号を多重分離する多重分離部6と、多重分離部6から出力される符号を復号する復号部7とを備える。復号部7は映像データ、音声データおよび文字データ等の各種データをそれぞれ復号する映像復号部7a、音声復号部7bおよびデータ復号部7cを具備する。
【0029】
また、受信装置200は、装置各部において得られる情報に基づいてアンテナの選択に関する判断を実行する判断部18と、判断部18における処理に必要なデータを記憶するメモリ19とを備える。図4に示すように、選択スイッチ13は判断部18からの信号に従って制御される。
【0030】
判断部18には、受信対象となる放送波に含まれる各種情報が装置各部から入力されるとともに、受信装置200の外部から受信装置200の環境を示す情報が入力される。判断部18では、入力されたこれらの情報に基づいて、最適なアンテナを選択する。判断部18におけるアンテナの選択には受信装置200の各部から得られる受信対象となる放送波に含まれる情報を反映させることができる。また、判断部18におけるアンテナの選択に受信装置の環境を示す情報を反映させることができる。
【0031】
さらに、第1の実施形態と同様、受信対象となる放送波に含まれる情報および受信装置の環境を示す情報と併せて、受信対象となる放送波の受信信号の受信電力やデジタル復調部4で得られるビットエラー率等を用いてもよい。
【0032】
受信対象となる放送波に含まれる情報および受信装置の環境を示す情報としては、第1の実施形態と同様の情報を挙げることができる。
【0033】
上記受信対象となる放送波(メインチャンネル)を受信するために利用されていないアンテナを利用して、別の受信装置により別のチャンネル(サブチャンネル)を受信するようにしてもよい。
【0034】
このように、本実施形態の受信装置では、受信対象となる放送波に含まれる情報に応じて使用するアンテナを切り替えているので、放送波の種類等に応じて適切なアンテナを選択することができる。したがって、複数のアンテナを無駄に使用することが防止され、空いているアンテナを有効に利用できる。
【0035】
上記第1の実施形態では、複数のRFチューナ2A〜2Cと、RFチューナ2A〜2Cから出力される信号を復調するデジタル復調部4と、RFチューナ2A〜2Cの出力を合成してデジタル復調部4に入力する状態と、RFチューナの出力を単独で復調部4に入力する状態との間で受信装置の状態を切り替える選択スイッチ3と、受信対象となる放送波に関する情報に応じて選択スイッチ3を制御する判断部8と、を備えるので、放送波の種類等に応じて適切に受信モードを選択することができ、不要なダイバーシチ受信に起因する消費電力の増大等を有効に防止できる。また、メインチャンネルの受信に使用していない装置や回路をサブチャンネルの受信に振り分けることができるため、受信装置をより有効に利用することが可能となる。
【0036】
上記第2の実施形態では、複数のアンテナ11A〜11Cと、複数のアンテナ11A〜11Cのうち少なくともいずれか1つのアンテナで受信された信号を受けるRFチューナ12と、複数のアンテナ11A〜11Cの中から使用するアンテナを切り替える選択スイッチ13と、受信対象となる放送波に関する情報に応じて選択スイッチ13を制御する判断部18と、を備えるので、放送波の種類等に応じて適切に受信モードを選択することができ、不要なダイバーシチ受信に起因する消費電力の増大等を有効に防止できる。また、メインチャンネルの受信に使用していない装置や回路をサブチャンネルの受信に振り分けることができるため、受信装置をより有効に利用することが可能となる。
【0037】
上記第1の実施形態では、複数のRFチューナ2A〜2Cと、複数のRFチューナ2A〜2Cから出力される信号を復調するデジタル復調部4と、複数のRFチューナ2A〜2Cの出力を合成してデジタル復調部4に入力する状態と、RFチューナの出力を単独でデジタル復調部4に入力する状態との間で受信装置の状態を切り替える選択スイッチ3と、受信装置の環境に関する情報に応じて選択スイッチ3を制御する判断部8と、を備えるので、受信装置の環境に応じて適切に受信モードを選択することができ、不要なダイバーシチ受信に起因する消費電力の増大等を有効に防止できる。また、メインチャンネルの受信に使用していない装置や回路をサブチャンネルの受信に振り分けることができるため、受信装置をより有効に利用することが可能となる。
【0038】
上記第2の実施形態では、複数のアンテナ11A〜11Cと、複数のアンテナ11A〜11Cのうち少なくともいずれか1つのアンテナで受信された信号を受けるRFチューナ12と、複数のアンテナ11A〜11Cの中から使用するアンテナを切り替える選択スイッチ13と、受信装置の環境に関する情報に応じて選択スイッチ13を制御する判断部18と、を備えるので、受信装置の環境に応じて適切に受信モードを選択することができ、不要なダイバーシチ受信に起因する消費電力の増大等を有効に防止できる。また、メインチャンネルの受信に使用していない装置や回路をサブチャンネルの受信に振り分けることができるため、受信装置をより有効に利用することが可能となる。
【0039】
上記実施形態の記載および特許請求項の記載の対応に関し、RFチューナ2A〜2Cは第1のチューナおよび第2のチューナに、選択スイッチ3,13は切替手段に、デジタル復調部4は復調部に、判断部8,18は制御手段に、それぞれ対応する。
【0040】
なお、以上の説明においてはデジタル放送を受信する受信装置を例に説明したが、AMラジオ、FMラジオ、テレビジョン等のアナログ放送を受信する受信装置に適用することもでき、またデジタル用のものと混在することもできる。アナログ放送の場合、受信対象となる放送波に含まれる情報としては、放送方式や受信電力の他、ステレオ、モノラル、二カ国語等の音声モードを用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の受信装置の構成を示すブロック図。
【図2】判断部における処理を示すフローチャート。
【図3】メモリに記憶されたテーブルを例示する図。
【図4】第2の実施形態の受信装置の構成を示すブロック図。
【符号の説明】
2A〜2C RFチューナ(第1のチューナ、第2のチューナ)
3,13 選択スイッチ(切替手段)
4 デジタル復調部(復調部)
8,18 判断部(制御手段)
11A〜11C アンテナ
Claims (11)
- 放送を受信する受信装置において、
第1のチューナと、
第2のチューナと、
前記第1のチューナあるいは前記第2のチューナから出力される信号を復調する復調部と、
前記第1のチューナおよび前記第2のチューナの出力を合成して前記復調部に入力する第1の状態と、前記第1のチューナの出力を単独で前記復調部に入力する第2の状態との間で受信装置の状態を切り替える切替手段と、
受信対象となる放送波に含まれる情報に応じて前記切替手段を制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする受信装置。 - 放送を受信する受信装置において、
複数のアンテナと、
前記複数のアンテナのうち少なくともいずれか1つのアンテナで受信された信号を受けるチューナと、
前記複数のアンテナの中から使用されるアンテナを切り替える切替手段と、
受信対象となる放送波に含まれる情報に応じて前記切替手段を制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする受信装置。 - 前記情報として、前記放送波の変調方式を用いることを特徴とする請求項1または2に記載の受信装置。
- 前記情報として、前記放送波のキャリア間隔および/またはガードインターバルを用いることを特徴とする請求項1または2に記載の受信装置。
- 前記情報として、前記放送波に付加された誤り訂正符号を用いることを特徴とする請求項1または2に記載の受信装置。
- 放送を受信する受信装置において、
第1のチューナと、
第2のチューナと、
前記第1のチューナあるいは前記第2のチューナから出力される信号を復調する復調部と、
前記第1のチューナおよび前記第2のチューナの出力を合成して前記復調部に入力する第1の状態と、前記第1のチューナの出力を単独で前記復調部に入力する第2の状態との間で受信装置の状態を切り替える切替手段と、
受信装置の環境を示す情報に応じて前記切替手段を制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする受信装置。 - 放送を受信する受信装置において、
複数のアンテナと、
前記複数のアンテナのうち少なくともいずれか1つのアンテナで受信された信号を受けるチューナと、
前記複数のアンテナの中から使用するアンテナを切り替える切替手段と、
受信装置の環境を示す情報に応じて前記切替手段を制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする受信装置。 - 前記情報として、受信場所を用いることを特徴とする請求項6または7に記載の受信装置。
- 前記情報として、地図情報を用いることを特徴とする請求項6または7に記載の受信装置。
- 前記情報として、受信装置の移動速度を示す速度情報を用いることを特徴とする請求項6または7に記載の受信装置。
- 前記情報として、天気情報を用いることを特徴とする請求項6または7に記載の受信装置。
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