JP2004118075A - レーザ露光装置及び写真処理装置 - Google Patents

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口井 武文
Tomoyuki Ishii
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Abstract

【課題】半導体レーザ素子を用いたレーザ露光装置において、射出されるレーザビームのダイナミックレンジを増大させる。
【解決手段】半導体レーザ素子を含み、赤色のレーザビームを射出するレーザ光源101R及びそれぞれ緑色及び青色のレーザビームを射出するYAGレーザを含むレーザ光源101G及び101Bと、画像信号に応じて緑色及び青色のレーザビームを変調する音響光学変調素子102と、画像取得装置20から入力された画像データに対して所定の画像処理を施す露光制御回路120と、レーザ光源101Rの射出側であって、赤色レーザビームの光路上に配設された光ファイバー112とを備える。
【選択図】   図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体レーザ素子を用いて感光材を露光するレーザ露光装置及びそのレーザ露光装置が適用される写真処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、半導体レーザ素子により射出されたレーザビームにより印画紙を露光するレーザ露光装置が知られている。半導体レーザ素子に駆動電流を印加すると、p型半導体とn型半導体との接合層内で電子と正孔との再結合が多量に発生する。これにより反転分布が生じ、レーザビームが射出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、半導体レーザ素子は、駆動電流の大きさに比例した強度のレーザビームを射出するが、駆動電流が小さい場合、電子と正孔との再結合が反転分布を生じさせるほど多く発生しないため、レーザ作用を起こすことができず、LED(発光ダイオード)と同様、自然放出により生じた光を射出してしまう。したがって、半導体レーザ素子にレーザ作用を起こさせるためには、反転分布を十分に生成することができる所定の閾値以上の駆動電流を印加し、この閾値以上の領域(レーザ領域)で半導体レーザ素子を駆動させなければならない。つまり、半導体レーザ素子は、駆動電流を印加してもレーザ作用を起こすことができない領域(LED領域)が存在するため、その分、ダイナミックレンジが制限されるという問題を有している。
【0004】
特に、レーザ露光装置を印画紙を露光する写真現像機に適用した場合においては、印画紙は、LED領域とレーザ領域との境界付近の強度の光に対して感度が高いため、ダイナミックレンジを増大させて、この付近の強度のレーザビームを有効に利用する必要がある。詳しくは、レーザ露光装置の駆動電流を変えて、印画紙上での露光濃度(階調)を変える直接変調である場合、LED領域であるインコヒーレント部分、つまりダイナミックレンジが制限される部分が写真の高画質化を阻むことになる。写真の美しさは低階調部分がいかに再現できるかにかかっている。低階調域を制限なく再現することで、全く同じ画像データから再現できるデジタル画像写真の美しさ、見た目の印象は明らかに違ったものとなる。
【0005】
一方、半導体レーザ素子自体の性能を上げ、ダイナミックレンジを増大することも可能であるが、これでは半導体レーザ素子として高価なものを用いなければならず、コストが嵩んでしまう。
【0006】
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、半導体レーザ素子を用いたレーザ露光装置において、レーザビームのダイナミックレンジを増大させることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために請求項1記載のレーザ露光装置は、第1のレーザ光源としての半導体レーザ素子から射出されたレーザビームを画像信号に応じた強度で感光材面に導くレーザ露光装置であって、前記レーザビームの光路上に、前記レーザビームに含まれるインコヒーレント光を低減するフィルタ部材を配設したことを特徴とする。
【0008】
本レーザ露光装置によれば、レーザビームの光路上にレーザビームに含まれるインコヒーレント光を低減し、コヒーレント光を透過するフィルタ部材を配設したため、レーザ領域での最小光量が低下され、レーザビームのダイナミックレンジが増大する。また、レーザビームの光路上にフィルタ部材を配設するという簡素な構成により、レーザビームのダイナミックレンジを増大させることができるため、低コストで、画質の向上を図ることができる。なお、本発明では、第1のレーザ光源は、それぞれ異なる色、例えば、赤、緑及び青色光を射出する複数のレーザ光源から構成されるものも含まれる。
【0009】
また、半導体レーザ素子とは異なるレーザ発光素子により構成された第2のレーザ光源を備えることが好ましい。
【0010】
この場合、第1のレーザ光源に、半導体レーザ素子により安定した発光を行うことができる赤色のレーザビームを射出させ、第2のレーザ光源を、緑及び青色のレーザビームを安定して発光することができる、例えばYAGレーザからなる2個のレーザ光源を採用することにより、鮮明なカラー画像を得ることができる。なお、本発明では、第1のレーザ光源として青又は緑を用いても良い。また、第1のレーザ光源を、それぞれ、赤、緑及び青のいずれか2つの色のレーザビームを射出する2個のレーザ光源で構成してもよい。同様に、第2のレーザ光源を赤、緑及び青のいずれか1つのレーザビームを射出するレーザ光源で構成してもよいし、それぞれ赤、緑及び青のいずれか2つのレーザビームを射出する2個のレーザ光源で構成してもよい。
【0011】
また、前記フィルタ部材は、所定長を有する光ファイバーであることが好ましい。
【0012】
この場合、光ファイバーをフィルタ部材として採用したため、装置を大型化することなく、ダイナミックレンジを増大させることができる。
【0013】
また、前記光ファイバは、第1のレーザ光源に接続されてなることが好ましい。
【0014】
また、前記フィルタは、偏向板であることが好ましい。
【0015】
この場合、フィルタとして偏向板を採用したため、低コストでレーザビームのダイナミックレンジを増大させることができる。
【0016】
また、本発明に係る写真処理装置は、前記変調されたレーザ光をポリゴンミラーに導いて感光材面上を主走査させる請求項1〜5のいずれかに記載のレーザ露光装置と、前記感光材を副走査方向に搬送する搬送機構と、感光材面上に形成された画像を顕在化する現像部とを備えることを特徴とする。
【0017】
この場合、写真処理装置の露光エンジンとして、請求項1〜5のいずれかに記載のレーザ露光装置を採用したため、印画紙上に露光される画像のダイナミックレンジが増大され、鮮明な写真プリントを行うことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明に係る写真処理装置の一実施形態を示す外観構成図である。図1において、写真処理装置は、ディジタルカメラやスキャナの撮像素子の各画素に対応する印画紙上の微小領域をR(赤)、G(緑)及びB(青)の三原色の光で露光し、露光された印画紙を現像処理することによって画像を形成する画像形成装置10と、写真フィルム上に形成された画像をスキャナで読み取り、あるいは、メモリカードなどから直接画像データを読み出し、入力されたディジタル画像データを画像形成装置10に出力する画像取得装置20とで構成されている。
【0019】
画像形成装置10は、それぞれ幅の異なる複数種類(例えば2種類)の長尺印画紙を巻回収納したマガジン10A,10Bと、マガジン10A又は10Bから引き出された印画紙上に画像取得装置20から送信された画像を露光するレーザ露光装置100と、露光された印画紙を現像、漂白、定着及び安定化処理する現像処理装置40と、現像された印画紙を乾燥する乾燥部50と、乾燥された印画紙片を例えばフィルム単位に仕分けるソータ部60等で構成されている。
【0020】
画像取得装置20は、メモリカードやCD−R等の記録媒体に記録されている画像データを読み出すためのデータ読出装置21と、フィルムや印画紙上に形成された画像を読み取るためのスキャナ22と、読み込んだ画像をモニタ表示するためのディスプレイ23と、所定の画像処理やプリント処理の指示を入力するためのキーボード24と、画像取得装置20の全体を制御する制御回路(図示せず)等で構成されている。
【0021】
本実施形態におけるレーザ露光装置100のブロック構成を図2に示す。レーザ露光装置100には、それぞれR(赤)、G(緑)及びB(青)の三原色のレーザビームを出力する3つのレーザ光源101R、101G及び101Bと、レーザ光源101G及びレーザ光源101Bから射出されるレーザビームの強度を変調する音響光学変調素子102(レーザ光源101は、駆動電流によりレーザビームの強度を変調する直接変調方式により階調を調整するものが採用されている。)と、レーザ光源101R、101G及び101Bから射出されるレーザビームのビーム径を調整するためのビームエキスパンダ103及びシリンドリカルレンズ104と、R、G及びBレーザビームの3本のレーザビームの光軸を1本の光軸に合波させるプリズム105と、レーザビームを走査するためのポリゴンミラー106と、f−θレンズなどを含む結像レンズ群111とを具備している。
【0022】
レーザ光源101Rは、波長680nmの赤色レーザビームを出力する半導体レーザ素子301を含む。レーザ光源101Gは、波長1064nmのYAGレーザの第2高調波として波長532nmの緑色レーザビームを出力するSHGレーザ(second harmonic generation from laser)を含む。同様に、レーザ光源101Bは、波長473nmの青色レーザビームを出力するSHGレーザを含む。
【0023】
さらに、レーザビームの光路上には、レーザビームの光路を屈曲させるミラー107と、プリズム105に入射する光を規制するアパーチャ108とが配設されている。さらに、結像レンズ群111の射出側には、赤、緑及び青色レーザビームの同期を取るためのフォトセンサなどの同期センサ110と、結像レンズ群111から射出されたレーザビームを反射して同期センサ110に導くミラー109とが配設されている。
【0024】
さらに、レーザビームの光路上であって、レーザ光源101Rのレーザビーム射出側には、所定長の光ファイバー112が配設されている。光ファイバー112は、コア及びクラッドなどから構成される周知の光ファイバーであり、グレーテッド型、ステップ型、または、波長選択性を有する光ファイバ回折格子を用いて構成しても良い。この光ファイバー112を配設したことによる効果については後述する。
【0025】
露光制御回路120は、画像取得装置20から入力された画像データをレーザ露光装置100の露光特性を考慮した画像データに補正演算する画像処理部121と、画像処理部121で算出された画像データを赤、緑及び青の色成分毎に記憶する画像メモリ122と、赤、緑及び青の色成分毎に備えられ、画像メモリ122に記憶された画像データをアナログの画像信号に変換するD/Aコンバータ123と、G及B成分の画像データの階調に応じてG及びBレーザビームの振幅を変調するための制御信号を音響光学変調素子102に出力するAOM駆動回路124と、D/Aコンバータ123から出力される画像信号の送出タイミングを制御するタイミング制御回路125とを具備している。
【0026】
タイミング制御回路125は、同期センサ110から出力された同期信号に基づいて、画像メモリ122及びD/Aコンバータ123に出力するクロック信号のタイミングを決定する。
【0027】
画像取得装置20から入力された露光用画像データは、画像処理部121によって例えばγ補正やホワイトバランス補正などの画像処理が施され、画像メモリ122に1画素単位で順次書き込まれる。画像メモリ122に書き込まれた画像データは、タイミング制御回路125から出力されたクロック信号と同期して1画素単位でD/Aコンバータ123に出力され、アナログの画像信号に変換される。赤色成分の画像信号は、直接レーザ光源101Rに入力されるが、緑及び青色成分の画像信号は、AOM駆動回路124に入力される。すなわち、レーザ光源101G及び101Bに音響光学変調素子102を用いた外部変調方式が採用されているのに対して、レーザ光源101Rは、音響光学変調素子を用いない直接変調方式が採用されている。画像信号を受信したレーザ光源101Rは、その画像信号に応じて射出する赤色レーザビームの強度を変化させる。また、画像信号を受信した音響光学変調素子102は、その画像信号に応じて、レーザ光源101G及び101Bから射出された緑色及び青色レーザビームに画像信号を重畳させ、緑色及び青色レーザビームを変調させる。
【0028】
レーザ光源101Rは、半導体レーザ素子301、半導体レーザ素子301から射出されたレーザビームのビーム径を変更するコリメータレンズ302及び画像信号に応じて射出するレーザビームの強度を制御するレーザ光源制御部303などを備えている。
【0029】
レーザ光源制御部303は、露光制御回路120から出力された画像信号Xに対応した強度のレーザビームが半導体レーザ素子301から出力されるように、入力された画像信号Xに対して、Y=A×X+B(Aは予め定められた係数値、Bは予め定められた定数)の演算を施して半導体レーザ素子300を駆動するための駆動電流Yを生成する。ここで、定数Bの値を半導体レーザ素子301の閾値SHを超える値に設定することで、半導体レーザ素子301をレーザ領域で駆動させることが可能となる。
【0030】
図3は、本レーザ露光装置100において、レーザビームの光路上に光ファイバー112を配設したことによる効果を説明するためのグラフであり、縦軸はレーザビームの光量を示し、横軸は半導体レーザ素子301に印加する駆動電流を示している。図3中、直線L1は光ファイバー112を配設した場合の光量と駆動電流との関係を示したグラフであり、この場合の光量は光ファイバー112から射出されるレーザビームの光量を示している。また、直線L2は光ファイバー112を配設しない場合の光量と駆動電流との関係を示したグラフであり、光量はレーザ光源101Rから射出されるレーザビームの光量を示している。駆動電流が閾値SHを超える領域がレーザ領域であり、駆動電流が閾値SH以下の領域がLED領域である。
【0031】
半導体レーザ素子から出力されるレーザビームには、自然放出により生成されたインコヒーレント光と反転分布により生成されたコヒーレント光とが含まれているが、駆動電流を増大させると反転分布が多く発生するため、射出されるレーザビームに含まれるコヒーレント光は多くなる。LED領域とレーザ領域の境界付近では、反転分布が多く発生していないため、半導体レーザ素子から射出されるレーザビームには、多くのインコヒーレント光が含まれている。そこで、本レーザ露光装置100では、レーザ光源101Rの射出側に、インコヒーレントな光を低減させ、コヒーレントな光を透過させる光ファイバー112を配設した。これにより、LED領域とレーザ領域の境界付近において、インコヒーレント光は低減され、多くのコヒーレント光が透過される。その結果、レーザ領域の最小光量SBの値がSB1まで減少し、ダイナミックレンジが増大されることとなる。
【0032】
図3に基づいて、光ファイバー112を配設しない場合及び光ファイバー112を配設した場合のコントラストをそれぞれ算出する。コントラストはレーザ領域の最大光量HB/レーザ領域の最小光量SBで定義されるため、光ファイバー112を配設しない場合のコントラストは、100/5=20である。一方、光ファイバー112を配設した場合のコントラストは、(100−3)/2=48.5となる。ここで、光ファイバー112を配設した場合のコントラスト値の分子が100−3となっているのは、レーザビームが光ファイバー112を通過することによりインコヒーレント光が低減されてレーザビームの光量が全体的に低下するためである。
【0033】
この計算結果が示すように、光ファイバー112を配設した場合のコントラストは48.5であるのに対して、光ファイバー112を配設しない場合のコントラストは20であり、光ファイバー112を配設した場合、コントラストがおよそ2.5倍に上昇している。すなわち、レーザ光源101Rの射出側に光ファイバー112を配設したことにより、レーザビームのダイナミックレンジが大幅に増大されることとなる。
【0034】
なお、本発明は、以下の態様を採ることができる。
【0035】
(1)上記実施形態では、インコヒーレント光を低減させるためにレーザ光源101Rの射出側に光ファイバー112を配設したが、これに限定されず、光ファイバー112に代えて偏向板を用いてもよい。レーザ出力が光軸に垂直な面上で偏った特性を有する場合、そのレーザビーム透過するように偏向板を配置することで、上述したLED領域のインコヒーレント光の効果を抑え、ダイナミックレンジの改善を図ることができる。
【0036】
(2)上記実施形態では、赤色のレーザビームを射出するレーザ光源101Rのみ半導体レーザ素子を採用しているが、これに限定されず、レーザ光源101R、101G及び101Bのいずれか1つ、いずれか2つ、または、全てのレーザ光源に対しても半導体レーザ素子を採用する構成であっても良い。この場合、半導体レーザ素子を用いたレーザ光源の射出側に光ファイバーを配設すれば、レーザビームのダイナミックレンジを増大させることができる。
【0037】
(3)上記実施形態では、光ファイバー112をレーザビームの光路上の一部に採用したが、これに限定されず、レーザビームの全光路に亘って光ファイバー112を配設してもよい。
【0038】
(4)上記実施形態では、光ファイバー112をレーザ光源101Rとミラー107との間に配設したが、これに限定されず、レーザビームの光路上であればどの場所に配設してもよい。
【0039】
(5)上記実施形態では、レーザ光源101Rの変調方式として直接変調方式を採用したが、これに限定されず、レーザビームの光路上に音響光学変調素子を配設して間接変調方式によりレーザビームを変調してもよい。
【0040】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、レーザビームの光路上にインコヒーレント光を低下し、コヒーレント光を透過するフィルタを配設したため、レーザビームのダイナミックレンジを増大させることができる。また、レーザビームの光路上にフィルタ部材を配設するという簡素な構成で、レーザビームのダイナミックレンジを増大させることができるため、低コストで画質の向上を図ることができる。
【0041】
請求項2記載の発明によれば、鮮明なカラー画像を感光材上に形成することができる。
【0042】
請求項3記載の発明によれば、装置を大型化することなく、ダイナミックレンジを増大させることができる。
【0043】
請求項4記載の発明によれば、第1のレーザ光源から射出されるレーザビームのダイナミックレンジを増大させることができる。
【0044】
請求項5記載の発明によれば、低コストでダイナミックレンジを増大させることができる。
【0045】
請求項6記載の発明によれば、鮮明な写真プリントを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るレーザ露光装置が適用される写真処理装置の外観構成を示した図である。
【図2】レーザ露光装置のブロック構成を示す図である。
【図3】レーザビームの光路上に光ファイバーを配設したときの効果を説明するためのグラフである。
【符号の説明】
100 レーザ露光装置
101R 101G 101B レーザ光源
102 音響光学変調素子
110 同期センサ
111 結像レンズ群
112 光ファイバー
120 露光制御回路
122 画像処理部
123 画像メモリ
124 コンバータ
125 AOM駆動回路
126 タイミング制御回路

Claims (6)

  1. 第1のレーザ光源としての半導体レーザ素子から射出されたレーザビームを画像信号に応じた強度で感光材面に導くレーザ露光装置であって、前記レーザビームの光路上に、前記レーザビームに含まれるインコヒーレント光を低減するフィルタ部材を配設したことを特徴とするレーザ露光装置。
  2. 半導体レーザ素子とは異なるレーザ発光素子により構成された第2のレーザ光源を備えることを特徴とする請求項1記載のレーザ露光装置。
  3. 前記フィルタ部材は、所定長を有する光ファイバーであることを特徴とする請求項1又は2記載のレーザ露光装置。
  4. 前記光ファイバは、第1のレーザ光源に接続されてなることを特徴とする請求項3記載のレーザ露光装置。
  5. 前記フィルタ部材は、偏向板であることを特徴とする請求項1又は2記載のレーザ露光装置。
  6. 前記変調されたレーザ光をポリゴンミラーに導いて感光材面上を主走査させる請求項1〜5のいずれかに記載のレーザ露光装置と、前記感光材を副走査方向に搬送する搬送機構と、感光材面上に形成された画像を顕在化する現像部とを備えることを特徴とする写真処理装置。
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