JP2004116201A - パイプの接続具 - Google Patents

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JP2004116201A
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nut
pipe
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JP2002283051A
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Inventor
Hideyuki Nakayama
中 山  秀 之
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Asahi Steel Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Steel Industry Co Ltd
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Abstract

【課題】製造が簡単で種々のナットを使用できるパイプ接続具を提供する。
【解決手段】接続具1はパイプ形状の本体10とナット押え15及びナット30とを備え、ボルト孔11からボルトが貫入する。ナット30を保持するナット孔16はボルト孔11に対応する位置に形成されており、このナット孔16にナット30を圧入してナット30を保持する。かしめ孔17はかしめ片12に対応する位置に形成されており、かしめ片12がかしめ孔17を通って折り曲げられ、ナット押え15を本体10に固定するように構成されている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、パイプの接続具に関する。
【0002】
【従来の技術】
歩道や屋外の階段等に設けられる手摺りは、金属製のパイプが主として用いられている。手摺りを作成するには、パイプを支柱に連結する必要があり、通常はパイプ内部にナット等を有する接続具を設け、外部からボルトにより締結している。或いはパイプどうしを連結する場合も同様にパイプ内部に接続具を設けてボルトにより連結している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の接続具はナット等を予め溶接等により固定するか、或いは接続具自体にメネジを形成しており、製造が面倒な上、ナット部分の変更が難しく、更に市販のナットを使用できないなど種々の問題があった。特に締結力を増すためにフリクションリングを設けたナットなどが近年普及しており、このようなナットを使用するのが難しい問題があった。
本発明は上記従来技術の問題を解決することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のパイプの接続具は、接続対象であるパイプ内に挿入されるパイプの接続具であって、接続対象であるパイプ内に挿入され、該パイプに設けられたボルト孔に連通するボルト孔を有する本体と、該本体に設けられたかしめ片と、前記かしめ片が貫通するかしめ孔を有し、該かしめ孔を通して前記かしめ片により前記本体に固定され、また前記ボルト孔に連通する孔を備えるナット押さえと、前記ナット押さえの前記孔に連通する位置において該ナット押さえに固定されたナットと、を備えたことを特徴とする。
以上の構成において、ナットは本体とは別体のものとして、ナット押さえに固定されているため、種々のナットを使用することができ、用途に合わせた多種類のナットを有する接続具を製造できる。また、かしめ片によるかしめによりナット押さえを本体に締結しているため、製造が容易である。
前記本体は好適にはパイプ体であり、該パイプ体の外周側から前記かしめ片によるかしめが可能であるように構成することにより、パイプ体であっても製造が容易である。更に前記ナットが前記ナット押さえの孔に圧入により固定するのが製造上好ましい。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1において、接続具1はパイプ形状の本体10とナット押え15及びナット30とを備えている。本体10にはボルト孔11、11が設けられており、ここからボルトが貫入するように構成されている。
また本体10はかしめ片12、12を備えており、ナット押え15の固定に用いるようになっている。このかしめ片12、12は本体10の一部を切り欠いて、内部側に曲げることによりナット押え15を固定するようになっている。そのため、本体10がパイプ形状でありながら、本体10の外側から簡単にナット押え15を固定することが可能である。
【0006】
ナット押え15はパイプ状の本体10の内壁に倣った円弧面を有する長片であり、ナット30、30を保持するナット孔16、16とかしめ孔17、17とを備えている。
ナット孔16はボルト孔11に対応する位置に形成されており、この実施形態ではこのナット孔16にナット30を圧入してナット30を保持するようになっている。この実施形態ではナット30として、フリクションリングを備えたものを採用しており、ゆるみのない締結を可能にしている。
かしめ孔17はかしめ片12に対応する位置に形成されており、かしめ片12がかしめ孔17を通って折り曲げられ、ナット押え15を本体10に固定するように構成されている。
【0007】
以上の構成の接続具1において、ナット30はナット孔16に圧入してあるだけであるから、ナット30として種々のものを採用でき、用途に応じて様々なナット30を装着できる。また、ナット30の装着が簡単で、ナット30の種類の変更なども簡単に行える利点がある。
また、ナット押え15は本体10の外側からかしめ片12を折り曲げるだけで固定できるから、簡単に固定可能である。
【0008】
図2乃至図4により接続具1を手摺りパイプ50を支柱60に接続する際に用いた実施形態を説明する。図2では2本の手摺りパイプ50、50を接続する場合を示しているが、1本の手摺りパイプ50を接続する場合にも云うまでもなく使用可能である。
【0009】
接続具1は、手摺りパイプ50の内径と略同じ外径を有し、手摺りパイプ50内部に嵌装するようになっている。接続具1はまた、支持金具2とほぼ同じ長さを有している。接続具1は手摺りパイプ50、50の2つの端部の両方にまたがるように嵌装され、支持金具2と締結されることにより手摺りパイプ50、50の2つの端部を手摺りパイプ50、50の内部と外部とから連結するように構成されている。
【0010】
手摺りパイプ50、50にもナット30、30に対応する位置にボルト4、4を貫通するためのボルト用孔51、51が形成されている。ボルト4、4は図2及び図3に示すように、支持金具2の下側から長孔22とボルト用孔51を貫通して手摺りパイプ50内部の接続具1のナット30に螺合して支持金具2と手摺りパイプ50、50を締結するようになっている。
なお、40はステンレス製の継ぎ目カバーである。
【0011】
支持金具2は図3に示すように手摺りパイプ50の外形にほぼ倣う円弧状の円弧受け部20と支持部21とから構成されており、該円弧受け部20に手摺りパイプ50、50の2つの端部を載置して、下側から支持するように構成されている。
【0012】
支持金具2は図4に示すように支柱60の頂部に装着された連結部61に支持部21を介して固定されるようになっている。また、円弧受け部20には2つの長孔22が設けられており、この長孔22からボルト4を手摺りパイプ50内部に貫通させて固定するようになっている。
【0013】
以上の接続構造において、手摺りパイプ50、50の内部に接続具1を挿入し、ナット30、30の位置をボルト用孔51、51の位置に合わせて円弧受け部20上に載置し、長孔22、22からボルト4、4を挿入して、ナット30、30に螺合することにより、円弧受け部20と接続具1で2つの手摺りパイプ50、50を保持することができる。
【0014】
【発明の効果】
以上説明したように本発明のパイプ接続具によれば、目的に応じて種々のナットを使用でき、種類の変更も簡単に行える効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す正断面図。
【図2】本発明の一実施形態を用いた接続構造を示す正断面図。
【図3】本発明の一実施形態を用いた接続構造を示す側断面図。
【図4】本発明の一実施形態を用いた接続構造を示す正面図。
【符号の説明】
1:接続具、2:支持金具、4:ボルト、10:本体、11:ボルト孔、12:かしめ片、15:ナット押え、16:ナット孔、17:かしめ孔、20:円弧受け部、21:支持部、22:長孔、30:ナット、40:継ぎ目カバー、50:手摺りパイプ、51:ボルト用孔、60:支柱、61:連結部。

Claims (3)

  1. 接続対象であるパイプ内に挿入されるパイプの接続具であって、
    接続対象であるパイプ内に挿入され、該パイプに設けられたボルト孔に連通するボルト孔を有する本体と、
    該本体に設けられたかしめ片と、
    前記かしめ片が貫通するかしめ孔を有し、該かしめ孔を通して前記かしめ片により前記本体に固定され、また前記ボルト孔に連通する孔を備えるナット押さえと、
    前記ナット押さえの前記孔に連通する位置において該ナット押さえに固定されたナットと、
    を備えたことを特徴とするパイプの接続具。
  2. 前記本体がパイプ体であり、該パイプ体の外周側から前記かしめ片によるかしめが可能である、
    請求項1に記載のパイプの接続具。
  3. 前記ナットが前記ナット押さえの孔に圧入により固定されている、
    請求項1に記載のパイプの接続具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116254756A (zh) * 2023-05-16 2023-06-13 山西一建集团有限公司 组装式钢结构桥梁连接装置

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