JP2004115235A - 紙位置決め装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の合紙機で二枚の紙を重合・貼り合わせる時には、紙の基準辺を第一位置決め部材に当接させた後、位置決めローラにより基準辺の長手方向に紙を移動させ、基準辺に隣接する辺と第二位置決め部材とを当接させて位置決めを行っていたが、特に紙が薄手の場合、紙が当接部位で撓み、十分な位置決め精度を得るのが困難であった。
【解決手段】紙8の基準となる一辺8cと当接する第一位置決め部材52と、前記基準となる一辺と隣接する他の辺と当接する第二位置決め部材53と、圧縮空気噴出手段51とを備え、紙の表裏一面、または紙の両面に空気を吹き付けることにより紙を移動させる紙位置決め装置19により、紙の位置決めを行う。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば印刷紙やシート類などの表紙の裏面と、段ボール紙やボール紙や上質厚紙などの台紙とを重合して貼り合わせる、または、二枚の表紙の裏面同士を重合して貼り合わせる装置において、二枚の紙を精度良く重合させる技術に関する。
詳細には、紙、樹脂製シート等のシート状物の位置決めを行う技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、例えば印刷紙やシート類などの表紙の裏面と、段ボール紙やボール紙や上質厚紙などの台紙とを重合して貼り合わせる、または、二枚の表紙の裏面同士を重合して貼り合わせる合紙機の技術は公知となっている。例えば、特開2001―212894号公報に記載の如くである。
また、例えば電車内の中吊り広告等のように、二枚の表紙の裏面同士を糊などの接着剤で貼り付ける前に、ローラが当接・回転することにより、所定の位置に紙を移動(以後「位置決め」と呼ぶ)・姿勢修正させ、その後重合・貼り合わせ作業を行う合紙機の技術も知られている。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−212894号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
図7に示すように、従来の合紙機101においては、貼り合わせられる二枚の紙108・128がそれぞれ別の紙供給部103・104から紙搬送部112・132に沿って搬送され、該二枚の紙108・128の内、一方の紙128の重合面には搬送中に糊などの接着剤が接着剤塗布装置121・121・・・により塗布され、続いて紙搬送部112・132の下流側に設けられた紙位置決め装置119・139により二枚の紙の位置決め・姿勢修正を行っていた。その後、重合ローラ161・162に二枚の紙108・128を供給することにより、二枚の紙108・128が相対的にずれることなく重合・貼り合わせられるようにしていた。
図7に示す如く、矩形である紙108・128の四辺の内、基準となる基準辺108c・128cが搬送方向に向いた状態で紙搬送経路内を搬送される場合、前記紙位置決め装置119・139は、紙108・128を平滑に載置するための天板150・150と、紙搬送部112・132下流において突出・退避可能に構成され、それぞれ該基準辺108c・128cと当接する第一位置決め部材152・152と、前記基準辺108c・128cと隣接する辺と当接する第二位置決め部材153・153と、該第二位置決め部材153・153に紙を移動・当接させるための位置決めローラ126・126とを備えていた。
しかし、該位置決めローラ126・126が紙108・128の面に当接・回転し、平面視で紙搬送方向に対して略垂直な方向に紙108・128を移動させて位置決め・姿勢修正をするとき、第二位置決め部材153に当接した部位が撓んでしまい、十分な位置決め精度が得られない場合があった。この傾向は、特に印刷紙やシート類など薄手の紙の場合に顕著である。
この問題を解消するためには位置決めローラ126の回転量制御の精度を向上させたり、あるいは各種センサ類を設けるといった方法が考えられるが、使用前における調整が煩雑であるなど、合紙機の処理能力を下げる要因となる場合がある。
本発明は以上の状況に鑑み、薄手の紙など従来の位置決めローラ126・126では位置決め(姿勢の修正)が容易でない紙を取り扱う場合においても、精度良く位置決め可能とする紙位置決め装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0006】
即ち、請求項1においては、紙の表裏一面、または紙の両面に空気を吹き付けることにより紙を移動させるものである。
【0007】
請求項2においては、紙の基準となる一辺と当接する第一位置決め部材と、前記基準となる一辺と隣接する他の辺と当接する第二位置決め部材と、圧縮空気噴出手段とを備える請求項1に記載のものである。
【0008】
請求項3においては、前記圧縮空気噴出手段の圧縮空気噴出方向を変更可能に構成した請求項1または請求項2に記載のものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に、発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の紙位置決め装置を備えた合紙機を示す斜視図、図2は本発明の紙位置決め装置を備えた合紙機の左側面図、図3は本発明の紙位置決め装置の要部拡大図、図4は本発明の紙位置決め装置の平面図、図5は本発明の紙位置決め装置のノズルを示す平面図、図6は本発明の紙位置決め装置のノズルを示す側面図、図7は従来の紙位置決め装置を備えた合紙機を示す斜視図である。
【0010】
まず、本発明の位置決め装置を備えた実施の一形態である合紙機1の全体構成について、図1および図2を用いて説明する。
なお、本発明は、印刷紙やシート類などの薄手の紙や、段ボール紙やボール紙や上質厚紙などの厚手の紙など、シート状物を位置決めする必要がある装置全般に適用可能であって、本実施例に限定されるものではない。
また、以後の説明では便宜上図1および図2中の矢印Aの方向を「前方」とし、図2における紙面手前側を合紙機1の左側面とする。
【0011】
合紙機1は、例えば電車内の中吊り広告など、二枚の薄手の紙を重合・貼り合わせる際に用いられる。該合紙機1は筐体2の前後にそれぞれ上紙給紙部3、下紙給紙部4が配置され、下紙給紙部4の上方には合紙機1の各種操作を行うタッチパネル5を備えた制御部6が設けられる。該制御部6により合紙機1の各種駆動部、センサ類が制御される。
【0012】
以下では、上紙給紙部3から紙重合部60までの上紙搬送経路について図1から図3を用いて説明する。
【0013】
上紙給紙部3には、上紙束7を載置するリフト(図示せず)が設けられている。該上紙束7は上紙8・8・・・が積層されたものであり、印刷面である表面8aが合紙機1の下方、重合面である裏面8bが合紙機1の上方を向き、かつ基準辺8c(横に長い略長方形状の上紙8における二長辺の内の一辺であり、中吊り広告として電車内に吊されたときに上端となる辺)が、合紙機1の後方側となるように上紙給紙部3に配置される。
また、上紙束7を載置するリフト(図示せず)は合紙機1の後方側にわずかに傾倒しており、同様に略垂直からわずかに後方に傾倒した姿勢で立設された当て板9に上紙8の基準辺8cを当接させることにより、後述する吸引枚葉装置10・10・・・および繰出しローラ11a・11bへ精度良く上紙8を供給することが可能である。
上紙束7の上方には、合紙機1の左右方向に複数の吸引枚葉装置10・10・・・が並設される。該吸引枚葉装置10は、上紙の束7から、最上の上紙8をエア吸引により一枚ずつ取り出す(枚葉する)ためのものである。吸引枚葉装置10は昇降可能に構成され、その下端部は吸着部10aとなっており、上紙8の基準辺8c近傍を吸着して、繰出しローラ11a・11b間に上紙8を案内する。
【0014】
繰出しローラ11a・11bはその回転軸の長手方向が合紙機1の左右方向に略一致し、該回転軸の左右両端が筐体2に回転可能に軸支される。また、繰出しローラ11bの略上方に位置する繰出しローラ11aは昇降可能に構成されており、前記吸引枚葉装置10により枚葉された上紙8の基準辺8cが繰出しローラ11a・11b間に案内されるときは、繰出しローラ11bと互いのローラ面同士が接触しないように上方に退避し、上紙8を合紙機1の後方に繰り出すときは、互いのローラ面同士が接触する位置まで下降して上紙8を挟持する。
該繰出しローラ11a・11b間で上紙8を挟持した状態で吸引枚葉装置10の吸着を解除し、繰出しローラ11a・11bを回転駆動させることにより上紙8を繰出しローラ11a・11b後方の上紙搬送部12に移動させる。
【0015】
上紙搬送部12は、紙重合部60前方の紙位置決め部18に上紙8を搬送するためのものである。上紙搬送部12は、主にプーリ13・14、ベルト15、押さえローラ17などで構成される。
【0016】
プーリ13・14はその回転軸の左右両端が筐体2に回転可能に軸支されるとともに、ベルト15が巻回される。また、プーリ13の回転軸にはスプロケットが外嵌されており、該スプロケットと筐体2後方下部に設けられた駆動力分配軸70に外嵌されたスプロケットとの間を駆動力伝達手段(複数のチェーンおよびスプロケットなど)で繋ぐことにより、駆動力発生源であるモータ74の駆動力を伝達し、ベルト15をプーリ13・14に沿って回転駆動させる。
【0017】
図2において時計回りにベルト15が回転することにより、上紙8は上紙搬送部12の搬送経路に沿って、合紙機1の前方から後方に向かって搬送される。
このとき、合紙機1の前後方向に回転可能に構成された押さえローラ17は上紙8の裏面8bに当接しつつ、上紙8の搬送に伴って回転する。該押さえローラ17は、上紙8がベルト15により搬送される際に撓んだりして、搬送経路に対して曲がった姿勢(平面視で搬送方向(前後方向)と基準辺8cとが略垂直からずれた角度を成した姿勢)となるのを防止する。
【0018】
上紙搬送部12の後端であるプーリ14の後方には、本発明の紙位置決め装置の実施の一形態である紙位置決め装置19を含む紙位置決め部18が設けられている。該紙位置決め部18にて上紙8は搬送経路に対して位置決め・姿勢修正がなされ、紙重合部60に送られる。
なお、本実施例ではプーリ13・14とベルト15により、ベルト15上に載置された上紙8を搬送する構成としたが、スプロケットと、突出・収納可能な爪を備えるチェーンに代えて、該爪により上紙8を押して搬送する構成としても略同様の効果を奏する。
【0019】
以下では下紙給紙部4から紙重合部60までの下紙搬送経路について図1から図3を用いて説明する。
なお、下紙給紙部4から紙重合部60までの下紙搬送経路は、搬送方向が後方から前方であること、下紙搬送経路の中途部に後述する接着剤塗布装置21が設けられていることを除けば、上紙給紙部3から紙重合部60までの上紙搬送経路と略同様の構成である。
【0020】
下紙給紙部4には、下紙束27を載置するリフト(図示せず)が設けられている。該下紙束27は下紙28・28・・・が積層されたものであり、印刷面である表面28aが合紙機1の下方、重合面である裏面28bが合紙機1の上方を向き、かつ基準辺28c(横に長い略長方形状の下紙28における二長辺の内の一辺であり、中吊り広告として電車内に吊されたときに上端となる辺)が、合紙機1の前方側となるように下紙給紙部4に配置される。また、下紙束27を載置するリフト(図示せず)は合紙機1の前方側にわずかに傾倒しており、同様に略垂直からわずかに前方に傾倒した姿勢で立設された当て板29に下紙28の基準辺28cを当接させることにより、後述する吸引枚葉装置30・30・・・および繰出しローラ31a・31bへ精度良く下紙28を供給することが可能である。
下紙束27の上方には、合紙機1の左右方向に複数の吸引枚葉装置30・30・・・が並設される。該吸引枚葉装置30は、下紙の束27から、最上の下紙28をエア吸引により一枚ずつ取り出すためのものである。吸引枚葉装置30は昇降可能に構成され、その下端部は吸着部30aとなっており、下紙28の基準辺28c近傍を吸着して、繰出しローラ31a・31b間に下紙28を案内する。
【0021】
繰出しローラ31a・31bはその回転軸の長手方向が合紙機1の左右方向に略一致し、該回転軸の左右両端が筐体2に回転可能に軸支される。また、繰出しローラ31bの略上方に位置する繰出しローラ31aは昇降可能に構成されており、前記吸引枚葉装置30により枚葉された下紙28の基準辺28cが繰出しローラ31a・31b間に案内されるときは、繰出しローラ31bと互いのローラ面同士が接触しないように上方に退避し、下紙28を合紙機1の前方に繰り出すときは、互いのローラ面同士が接触する位置まで下降して下紙28を挟持する。
該繰出しローラ31a・31b間で下紙28を挟持した状態で吸引枚葉装置30の吸着を解除し、繰出しローラ31a・31bを回転駆動させることにより下紙28を繰出しローラ31a・31b前方の下紙搬送部32に移動させる。
【0022】
下紙搬送部32は、紙重合部60後方の紙位置決め部38へ下紙28を搬送するためのものである。下紙搬送部32は、主にプーリ33・34、ベルト35、押さえローラ37などで構成される。
【0023】
プーリ33・34はその回転軸の左右両端が筐体2に回転可能に軸支されるとともに、ベルト35が巻回される。また、プーリ33の回転軸にはスプロケットが外嵌されており、該スプロケットと筐体後方下部に設けられた駆動力分配軸70に外嵌されたスプロケットとの間を駆動力伝達手段(複数のチェーンおよびスプロケットなど)で繋ぐことにより、駆動力発生源であるモータ74の駆動力を伝達し、ベルト35をプーリ33・34に沿って回転駆動させる。
【0024】
図2において反時計回りにベルト35が回転することにより、下紙28は下紙搬送部32の搬送経路に沿って、合紙機1の後方から前方に向かって搬送される。
このとき、合紙機1の前後方向に回転可能に構成された押さえローラ37は下紙28の裏面28bに当接しつつ、下紙28の搬送に伴って回転する。該押さえローラ37は、下紙28がベルト35により搬送される際に撓んだりして、搬送経路に対して曲がった姿勢(平面視で搬送方向(前後方向)と基準辺28cとが略垂直からずれた角度を成した姿勢)となるのを防止する。
【0025】
また、下紙搬送経路の中途部において、該下紙搬送経路の左右方向に接着剤塗布装置21・21・・・が並設されている。図1に示す如く、下紙28の基準辺28c近傍に略等間隔でスポット状に糊やその他の接着剤を塗布する。
【0026】
下紙搬送部32の前端であるプーリ34の前方には、本発明の紙位置決め装置の実施の一形態である紙位置決め装置39を含む紙位置決め部38が設けられている。該紙位置決め部38にて下紙28は搬送経路に対して位置決め・姿勢修正がなされ、紙重合部60に送られる。
なお、本実施例ではプーリ33・34とベルト35により、ベルト35上に載置された下紙28を搬送する構成としたが、スプロケットと、突出・収納可能な爪を備えるチェーンに代えて、該爪により下紙28を押して搬送する構成としても略同様の効果を奏する。
【0027】
続いて、上紙8の姿勢を修正する紙位置決め部18、および下紙28の姿勢を修正する紙位置決め部38について、図1から図6を用いて説明する。
なお、下紙28の姿勢を修正する紙位置決め部38は前記紙位置決め部18と略同様の構成(主に紙位置決め装置39と紙繰出し部40とで構成される)である。従って、紙位置決め部38、紙位置決め装置39および紙繰出し部40の説明は省略する。
【0028】
紙位置決め部18は、主に紙位置決め装置19と紙繰出し部20とで構成される。
【0029】
紙位置決め装置19は、主に天板50、ノズル51・51・・・、第一位置決め部材52・52・・・、第二位置決め部材53などで構成される。
天板50は左右方向に長い略長方形の平滑な板状部材であり、該天板50上で上紙8が平滑になるように構成される。
【0030】
図4から図6に示す如く、ノズル51は直径の異なる二つの円柱を積層した形状(直径の小さい円柱が上)の部材であり、その上面51cより噴出孔51aが穿設されるとともに、下面51dより該噴出孔51aと連通する配管差込孔51bが穿設される。
噴出孔51aの長手方向と上面51cとは、図6に示す如く、側面視で角度θを成して傾斜しており、配管差込孔51bにはエアコンプレッサー(図示せず)と連通するエア配管54が挿設され、該エアコンプレッサーからの圧縮空気が噴出孔51aより天板50上面側に噴出される。
なお、角度θは噴出孔51aの長手方向と上面51cが平行の時に0度、噴出孔51aの長手方向が上面51cに対して垂直の時に90度と定義され、0<θ≦90(単位:度)の値を取り得る。
【0031】
ノズル51・51・・・は、天板50に搬送方向(図4に示す矢印Bの方向)に略垂直、かつ略等間隔で穿設された複数の円形の孔に、天板50下方より遊嵌され、上面51cは天板の上面と略一致する。また、ノズル51は略円柱形状であることから、ノズル51の上面51cと天板50の上面とが略平行である状態を保持しつつ、水平面(天板50の上面)内で旋回可能である。
すなわち、図4に示す如く、平面視でノズル51の噴出孔51aから噴出される圧縮空気の方向(角度φ)を変更可能である。また、各ノズル51の角度φを任意に設定後、ボルト(図示せず)で天板50に締結することにより、旋回不能に固定することも可能である。
なお、角度φは上紙8の搬送方向を0度とし、後で詳述する第二位置決め部材53のある方に旋回したときに正の値を取るものと定義され、0≦φ<360(単位:度)の値を取り得る。
【0032】
第一位置決め部材52は、図3に示す如く側面視略L字型の部材であり、回動アーム52aの一端より見当爪52bが突設されている。そして、見当爪52bの先端部には、前見当面52cが形成されている。また、回動アーム52aの他端側は回動軸52dに外嵌固定されており、該回動軸52dは筐体2に左右両端部にて回動可能に軸支される。
図4に示す如く、第一位置決め部材52は、上紙搬送方向(図4に示す矢印Bの方向)に対して略垂直、かつ水平面(天板50の上面に略一致)に対して略平行となるように複数個設けられ、同一の回動軸52dに外嵌固定されている(本実施例では四個の第一位置決め部材52が設けられているが、個数は限定されない)。
また、回動軸52dを中心として第一位置決め部材52が回動したときに見当爪52bの上端部が天板50の上面より上方に突出するように、天板50には突出孔50a・50a・・・が穿設される。このとき、天板50の上面より上方に突出している見当爪52bの上端部に形成された前見当面52c・52c・・・は、上紙搬送方向(図4に示す矢印Bの方向)に対して略垂直となるように構成されている。
【0033】
すなわち、第一位置決め部材52は、見当爪52b上端部の前見当面52c・52c・・・が天板50の上面より上方に突出して、上紙8の搬送方向(前後方向)における位置決めを行う位置と、見当爪52b上端部の前見当面52c・52c・・・が天板50の上面より下方に退避して、上紙8を紙重合部60に搬送する位置、のいずれかの位置をとることが可能である。
【0034】
第二位置決め部材53は天板50の上面に設けられる。該第二位置決め部材53の横見当面53aは天板50上面に対して略垂直、かつ上紙搬送方向(図4に示す矢印Bの方向)に対して略平行となるように形成される。
【0035】
第一位置決め部材52は、基準辺8cに沿って複数配置したり、あるいは基準辺8cの長手方向に長い形状の前見当面を有する第一位置決め部材としたりして、基準辺8cに沿って広範囲に当接して位置決め精度を向上させることが好ましい。
しかし、第二位置決め部材53は必ずしも当接する辺の長手方向に複数配置したり、あるいは基準辺8cの長手方向に長い形状の前見当面を有する第二位置決め部材とする必要はない。
【0036】
これは、上紙8の基準辺8cは該上紙8の前工程(印刷・切断)においても基準として用いられており、基準辺8cと、該基準辺8cに隣接する他の辺は、切断時の同一ロット内での角度のばらつきはほとんど無いが、異なるロット間ではわずかに角度にばらつきがある可能性があることによる。
従って、第二位置決め部材53は基準辺8cと隣接する他の辺と一箇所で当接すれば十分である。また、横見当面53aは必ずしも平面である必要はなく、上紙8側に膨出した曲面としたり、第二位置決め部材53を円柱部材とし、円柱の側面を横見当面53aとして用いてもよい。
【0037】
図4に示す如く、上紙搬送部12により、上紙搬送経路に沿って紙位置決め部18上方の姿勢修正前位置55まで上紙8が搬送されてくると、押さえローラ17が上方に移動して上紙8の裏面8bから離間する。このとき、姿勢修正前位置55は、上紙8の基準辺8cが第一位置決め部材52・52・・・の前見当面52c・52c・・・と当接せず、上紙8の基準辺8cに隣接する辺(本実施例では筐体2の左側面に対向する辺)が横見当面53aと当接せず、かつ上紙8の表面8a(天板50と対向する面)がノズル51・51・・・の上方で対向する位置である。
次に、エアコンプレッサー(図示せず)からの圧縮空気が、エア配管54を通ってノズル51・51・・・の噴出孔51aより天板50上面側に噴出される。
【0038】
噴出孔51aの長手方向と上面51cとは、図6中において側面視で角度θを成して傾斜しており、0<θ<90(単位:度)の時、噴出孔51aから噴出される圧縮空気は、上紙8の表面8aに吹き付けられて、上紙8が側面視で上方にわずかに浮揚し、かつ側方に移動するように力を作用させる。
また、図4中において、平面視でノズル51の噴出孔51aから噴出される圧縮空気の方向(角度φ)は、0<φ<90(単位:度)の値となっており、上紙8は圧縮空気の作用により姿勢修正後位置56まで移動する。該姿勢修正後位置56は、上紙8の基準辺8cが第一位置決め部材52・52・・・の前見当面52c・52c・・・と当接し、かつ上紙8の基準辺8cに隣接する辺(本実施例では筐体2の左側面に対向する辺)が横見当面53aと当接する位置である。
【0039】
このとき、上紙8を姿勢修正後位置56まで移動させるのはノズル51より噴出される圧縮空気であるため、姿勢修正後位置56まで移動した上紙8が第一位置決め部材52および第二位置決め部材53に当接しても、該当接部位において撓むことが無く、天板50上に平滑に載置することが可能であり、位置決め・姿勢修正の精度が向上する。
【0040】
上紙8が姿勢修正後位置56に移動し、精度良く所定位置・所定姿勢で載置された時点で、紙繰出し部20の上下の繰出しローラ22a・22bにより上紙8の基準辺8c近傍が挟持される。続いて下側の繰出しローラ22bが回転駆動することにより、上紙8は所定の姿勢を保持したまま紙重合部60に搬送される。
このように、本発明の紙位置決め装置19により姿勢修正後位置56に上紙8を精度良く載置後、紙重合部60へ搬送することで重合・貼り合わせ作業の精度が向上する。
【0041】
繰出しローラ22aは回動アーム23の先端部に前後方向に回転自在に軸支されている。回動アーム23は筐体2に左右両端が回動可能に軸支された回動軸23aに固設される。そして、上紙8が位置決め装置19上に搬送されてきたときには、回動アーム23が上方に回動して繰出しローラ22a・22bが離間した位置にあり、上紙8の位置決め・姿勢修正が終了した時点で、回動アーム23が下方に回動して繰出しローラ22a・22bが当接し、該繰出しローラ22a・22b間に上紙8の基準辺8c近傍を挟持する。
【0042】
以上の如く構成することにより、本発明の紙位置決め装置19・39は、以下のような利点を有する。
【0043】
すなわち、本発明の紙位置決め装置19(紙位置決め装置39)は、天板50に配置された圧縮空気噴出手段であるノズル51・51・・・より圧縮空気が噴出され、紙8(紙28)の表裏一面、または紙の両面(本実施例においては、装置載置時に装置の下側と対向する面である表面8a(表面28a))に吹き付けられる。そして、上紙8(下紙28)の基準となる一辺である基準辺8c(基準辺28c)を第一位置決め部材52に当接させ、基準となる一辺である基準辺8c(基準辺28c)と隣接する他の辺を第二位置決め部材53に当接させることにより、上紙8(下紙28)の位置決め・姿勢修正を行う。
従って、図7に示す従来の紙位置決め装置119・139のように、位置決めローラ126で紙108・128を第二位置決め部材153に当接させた結果、当接部位で紙が撓むことが無く、精度良く位置決め・姿勢修正を行うことが可能である。このことは、特に紙自身の強度が大きくない薄手の紙の場合に効果が大きい。
【0044】
また、圧縮空気噴出手段であるノズル51の圧縮空気の噴出方向(本実施例では平面視での噴出角度φであるが、これに限定されない)を変更可能に構成したことで、位置決めを行う紙等のシート状物の形状、大きさ、厚さ、重さ、強度等に応じて圧縮空気の吹きつけ方向を変更し、位置決め・姿勢修正を確実に行うことが可能である。
【0045】
なお、本発明の紙位置決め装置19・39は、圧縮空気を上紙8および下紙28に吹き付けることにより紙の移動・位置決め・姿勢修正を行う点が重要である。従って、本発明の紙位置決め装置19・39を効率良く機能させるためには、該紙位置決め装置19・39を構成する各部材について以下の点に注意する必要がある。
【0046】
すなわち、ノズル51については、本実施例においては天板50に対して水平面内で旋回可能とし、圧縮空気の噴出方向(図4中の角度φ)を選択可能としたが、天板50に噴出孔を直接穿設して、圧縮空気を噴出させる構成としても良い。また、一つのノズル51に複数の噴出孔を穿設したり、噴出孔の断面形状を円形以外(例えば、矩形や星形など)としてもよい。
【0047】
また、ノズル51の個数、配置、形状等は限定されず、例えば、ノズル51・51・・・の列を合紙機1の前後に二列以上配置するなどしても良い。
【0048】
さらに、圧縮空気の噴出方向について、水平面との成す角度(図6における角度θ)は0<θ≦90(単位:度)の範囲で任意の角度を選択可能であり、また各ノズル51の角度θをそれぞれ別の角度としてもよい。また、θ=90度のときは、紙を横方法に移動させる力が作用せず、紙を浮揚させる方向の力のみが作用するが、ノズル51・51・・・の一部がθ=90度であり、それ以外のものがθ<90度であれば、全体として紙を横方向に移動させることが可能である。
【0049】
また、圧縮空気の噴出方向について、平面視での噴出角度(図4における角度φ)は、一般的には0≦φ≦90度の範囲で調整することが好ましいが、各ノズル51・51・・・から吹き出される圧縮空気が紙に作用させる力の総和として、第一位置決め部材52および第二位置決め部材53に当接する方向に力が作用し、紙が移動すればよいので、例えば第二位置決め部材53から遠い位置に配置されている幾つかのノズル51の平面視での噴出角度φを270≦φ<360とし、基準辺が左右方向に引っ張られる方向に力を作用させつつ紙を第一位置決め部材52および第二位置決め部材53に当接させることにより、基準辺をより真っすぐに伸ばした状態で位置決めを行うといった方法も考えられる。従って、平面視での噴出角度φは0≦φ≦90度の範囲に特に限定されるものではない。
【0050】
また、本実施例では紙に吹き付けられる圧縮空気は、合紙機1の下側に対向する面のみであったが、これに限定されず、合紙機1の上側を向いた面のみに吹き付けても、上下両面に吹き付けても良く、限定されない。
【0051】
ノズル51から噴出される圧縮空気の圧力は、位置決め・姿勢修正を行う紙の厚さ、強度、大きさ、重さ等により適宜選択する必要があるので限定されない。さらに、本発明の位置決め装置19・39においては、位置決めを行う紙の種類は、印刷紙やシート類などのように薄手のものの場合に特に効果的ではあるが、これに限定されず、段ボール紙やボール紙や上質厚紙などの台紙等に用いても良い。この場合は薄手のものと比較して圧縮空気の圧力を大きくする必要がある。
【0052】
また、第一位置決め部材52については、本実施例においては四個の位置決め部材52・52・・・が上下方向に回動することにより天板50上面より突出・退避する構成であったがこれに限定されず、例えば第一位置決め部材52の個数を増やしたり、逆に左右方向に長い一つの部材としても良く、上下摺動することにより天板50上面より突出・退避する構成としてもよい。また、第一位置決め部材が天板50上方に退避する構成としても良い。
【0053】
また、第二位置決め部材53については前述の如く紙の基準辺と隣接する他の辺と一箇所で当接すれば十分であるが、紙のロットが更新された場合を考慮して、第二位置決め部材53(横見当面53a)の搬送方向に垂直な方向の位置を調整可能とすることが好ましい。
【0054】
また、本実施例では紙の基準辺の長手方向と紙搬送方向とが直交するものであったが、これに限定されず、基準辺の長手方向と紙搬送方向とが平行の場合にも本発明の紙位置決め装置19・39は適用可能である。例えば、紙位置決め装置19・39を水平面内で90度旋回させた姿勢で合紙機に配置し、紙の基準辺と当接する第一位置決め部材を搬送方向に平行な方向に配置し、紙の基準辺と隣接する辺と当接する第二位置決め部材を搬送経路上に突出・退避可能な構成とするものである。
【0055】
続いて、紙重合部60について、図1から図3を用いて説明する。
紙重合部60は、主に重合ローラ61・62、搬送コンベア63などで構成される。
【0056】
重合ローラ61・62は、上紙8と、予め接着剤塗布装置21により裏面28bに接着剤が塗布された下紙28とをそれぞれの重合面である裏面8b・28b同士で重合・貼り合わせを行うためのものである。
重合ローラ61は、その回転軸61aの左右両端部が筐体2の前後中央部に軸受け等を介して回転可能に軸支される。重合ローラ61のローラ面61bの上端高さは紙位置決め装置19の天板50の上面高さと略同じであり、重合ローラ61のローラ面61bの下端高さは紙位置決め装置39の天板50の上面高さと略同じである。
【0057】
図2に示す如く、重合ローラ61の回転軸61aにはスプロケット69が外嵌され、駆動力分配軸70に外嵌されたスプロケット71との間にチェーン72が巻回される。駆動力分配軸70は筐体2の左右側面に軸受けを介して回転可能に軸支される。また、駆動力分配軸70に外嵌された別のスプロケット73と、モータ74の出力軸に外嵌されたスプロケット75との間にチェーン76が巻回される。このように構成することにより、モータ74を回転駆動させると重合ローラ61も回転する。
【0058】
重合ローラ61は、そのローラ面61bにおいて回転軸61aの長手方向と略平行に複数の紙係止爪64・64・・・が配置されている。該紙係止爪64は、重合ローラ61の半径方向に摺動・突出可能、かつバネ(図示せず)などの付勢手段により重合ローラ61の回転軸に接近する方向に付勢されている。
また、紙係止爪64のローラ面61b側端部には係止フック64aが設けられるとともに、紙係止爪64の回転軸61a側端部には回動アーム65の先端部に回転可能に軸支された回転ローラ65aがローラ面にて回転可能に当接する。該回動アーム65の回動軸65bは重合ローラ61の左右両端部に軸支されている。また、回転ローラ65aのローラ面は筒66の側面66a・66bまたは曲面66c・66dに当接する。
【0059】
図3に示す如く、筒66は、筐体2に左右両端が回転不能に固設されるとともに、重合ローラ61の回転軸61aが回転可能に遊嵌されている。該筒66の側面は、筒66の中心からの距離が異なる円柱の側面である側面66a・66b、およびこれらを繋ぐ滑らかな曲面66c・66dで構成される。また、側面66aは筒66の後半部、側面66aは筒66の前半部、曲面66cは筒66の上端部、曲面66dは筒66の下端部にそれぞれ位置する。
【0060】
紙係止爪64が重合ローラ61の上端に位置しているときに、繰出しローラ22a・22bにより、上紙8は基準辺8cが紙係止爪64の胴体部に当接する位置まで繰り出される。そして、引き続き所定の姿勢を保持したまま繰出しローラ22a・22bにより繰り出しつつ、重合ローラ61も回転を始める。このときの重合ローラ61の回転方向は、紙係止爪64が合紙機1の後方に傾倒していく方向(図3中において時計回り)である。
【0061】
重合ローラ61が回転すると、紙係止爪64および回動アーム65も重合ローラ61と一体的に回転する。従って、重合ローラ61の回転角度により、回動アーム65の先端部に軸支された回転ローラ65aが筒66に当接する位置も変化する。
【0062】
すなわち、紙係止爪64が重合ローラ61の上端から図3において時計回りに回転していくと、回転ローラ65aは、半径が大きい側面66bから曲面66cを経て半径が小さい側面66aと当接し、回動アーム65は回転ローラ65aが回転軸61aに接近する方向に回動する。結果として、紙係止爪64は回転軸61aに接近する方向に摺動し、上紙8の基準辺8c近傍は係止フック64aとローラ面61aとの間に挟持され、重合ローラ61のローラ面61aに巻き付いた状態で重合ローラ61・62間まで搬送される。このとき、下紙28の基準辺28cも紙繰出し部40側の繰出しローラ42a・42bにより重合ローラ61・62間まで搬送される。
【0063】
そして、上紙8・下紙28は前記紙位置決め装置19・39により予め精度良く位置決め・姿勢修正が行われた後に、それぞれ重合ローラ61・62間まで搬送されるので、上紙8の基準辺8cと下紙28の基準辺28cとが互いに精度良く一致した状態で重合ローラ61・62間を通過し、裏面8bと裏面28bとが貼り合わせられるのである。
【0064】
紙係止爪64が重合ローラ61の下端からさらに図3において時計回りに回転していくと、回転ローラ65aは半径が小さい側面66aから曲面66dを経て半径が大きい側面66bと当接し、回動アーム65は回転ローラ65aが回転軸61aから離間する方向に回動する。結果として、紙係止爪64は回転軸61aから離間する方向に摺動し、上紙8は重合ローラ61のローラ面61bと係止フック64aとに挟持された状態から解放される。
【0065】
ローラ面61bと係止フック64aとに挟持された状態から解放され、かつ重合・貼り合わせられた上紙8・下紙28は搬送コンベア63により取り出しトレイ68に搬送・載置される。該取り出しトレイ68は貼り合わせられた上紙8・下紙28が取り出しトレイ68内に所定枚数溜まった時点で合紙機1の左側面側に引き出され、上紙8・下紙28が取り出される。
【0066】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成したので、以下に示すような効果を奏する。
【0067】
即ち、請求項1に示す如く、紙の表裏一面、または紙の両面に空気を吹き付けることにより紙を移動させるので、紙が撓むことが無く、精度良く位置決め・姿勢修正を行うことが可能である。
【0068】
請求項2に示す如く、紙の基準となる一辺と当接する第一位置決め部材と、前記基準となる一辺と隣接する他の辺と当接する第二位置決め部材と、圧縮空気噴出手段とを備えるので、紙と第一位置決め部材との当接部位、または紙と第二位置決め部材との当接部位で紙が撓むことが無く、精度良く位置決め・姿勢修正を行うことが可能である。このことは、特に紙自身の強度が大きくない薄手の紙の場合に効果が大きい。
【0069】
請求項3に示す如く、前記圧縮空気噴出手段の圧縮空気噴出方向を変更可能に構成したので、位置決めを行う紙等のシート状物の形状、大きさ、厚さ、重さ、強度等に応じて圧縮空気の吹きつけ方向を変更し、位置決め・姿勢修正を確実に行うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の紙位置決め装置を備えた合紙機を示す斜視図。
【図2】本発明の紙位置決め装置を備えた合紙機の左側面図。
【図3】本発明の紙位置決め装置の要部拡大図。
【図4】本発明の紙位置決め装置の平面図。
【図5】本発明の紙位置決め装置のノズルを示す平面図。
【図6】本発明の紙位置決め装置のノズルを示す側面図。
【図7】従来の紙位置決め装置を備えた合紙機を示す斜視図。
【符号の説明】
8 上紙
8c 基準辺
19 紙位置決め装置
28 下紙
28c 基準辺
39 紙位置決め装置
51 ノズル(圧縮空気噴出手段)
52 第一位置決め部材
53 第二位置決め部材

Claims (3)

  1. 紙の表裏一面、または紙の両面に空気を吹き付けることにより紙を移動させることを特徴とする紙位置決め装置。
  2. 紙の基準となる一辺と当接する第一位置決め部材と、前記基準となる一辺と隣接する他の辺と当接する第二位置決め部材と、圧縮空気噴出手段とを備えることを特徴とする請求項1に記載の紙位置決め装置。
  3. 前記圧縮空気噴出手段の圧縮空気噴出方向を変更可能に構成したことを特徴とする請求項2に記載の紙位置決め装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2023159937A1 (zh) * 2022-02-28 2023-08-31 宁德时代新能源科技股份有限公司 料带转向机构、烘干装置和极片制造设备

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