JP2004114928A - 車両用サンルーフ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】補強部材等を設けることなくスライドレールの変形を抑制し、部品点数及び重量を低減する。
【解決手段】前後延在フレーム部7を、前後延在ドレン溝7aが形成されるドレン用部材10と、シェード用スライドレール7cが形成されるレール用部材11とに分割して構成し、シェードレール用部材11の端部を左右延在フレーム部8に近接させるとともに、ストッパ部材12を左右延在フレーム部8に当接させ、サンシェード9から加わる前後力を、ストッパ部材12及び左右延在フレーム部8で受けるよう構成した。
【選択図】 図3
【解決手段】前後延在フレーム部7を、前後延在ドレン溝7aが形成されるドレン用部材10と、シェード用スライドレール7cが形成されるレール用部材11とに分割して構成し、シェードレール用部材11の端部を左右延在フレーム部8に近接させるとともに、ストッパ部材12を左右延在フレーム部8に当接させ、サンシェード9から加わる前後力を、ストッパ部材12及び左右延在フレーム部8で受けるよう構成した。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、サンシェードを前後に移動可能な車両用サンルーフ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の車両用サンルーフ装置として、ガラスを有し開閉自在のサンルーフリッドと、前後に移動自在の遮光用のサンシェードとを備えたものが一般的である(例えば、特許文献1参照。)。サンシェードは、ルーフ開口の左右周縁に沿って前後に延びる前後延在フレーム部の左右内側に形成されたスライドレールにより案内される。このスライドレールは、左右内側へ略水平に突出するフランジ状に形成される。このフランジ状の部分に、サンシェードの左右端部が前後方向へ摺動自在に載置される。
【0003】
また、前後延在フレーム部の左右外側には、排水用の前後延在ドレン溝が形成される。前後延在フレーム部は、一の部材からなり、スライドレールと前後延在ドレン溝とは一体的に成形されている。
【0004】
また、ルーフ開口の前側の周縁に沿って左右に延びる左右延在フレーム部には、排水用の左右延在ドレン溝が形成される。左右延在フレーム部の左右両端は後方へ向かって湾曲し、左右延在フレーム部の端部は前後延在フレーム部の前端の上面側に連結される。これにより、左右延在フレーム部の左右延在ドレン溝と前後延在フレーム部の前後延在ドレン溝とが接続される。
【0005】
スライドレールの前端側には、サンシェードの前方への移動を規制するストッパ部材が設けられる。このストッパ部材は、ゴム材からなり、スライドレールの上面から突出するように、スライドレールに締結固定される。スライドレールにおけるストッパ部材の取付部の裏側には、金属からなる板状の補強部材が設けられる。
【0006】
【特許文献1】
特開平10−264658号公報(第2頁左欄33行〜41行、第10図)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記車両用サンルーフ装置では、スライドレールの上面に設けられるストッパ部材単独でサンシェードの前後移動を規制するため、スライドレールにおけるストッパ部材の取付部には、過大なモーメントが生ずる。このモーメントによるスライドレールの変形を抑制するため、スライドレールにおけるストッパ部材の取付部の裏側に、前述の補強部材を設けなければならず、部品点数及び重量が増大するという問題点があった。
【0008】
ここで、ストッパ部材を左右延在フレーム部と当接させることにより、ストッパ部材と左右延在フレーム部とでサンシェードから加わる荷重を受けるよう構成し、補強部材を省く構成とすることが考えられる。しかしながら、前記車両用サンルーフ装置では、左右延在フレーム部の左右両端が後方へ湾曲していることから、左右延在フレーム部の左右延在部分と、前後延在フレーム部の左右内側のスライドレールとは前後に離隔しており、ストッパ部材を左右延在フレーム部に当接させることは不可能である。また、前後延在フレーム部においては、前後延在ドレン溝とスライドレールとが一体成型されていることから、スライドレールのみを前方に延長し、スライドレールを左右延在フレーム部の左右延在部分に近接させることは、成型上極めて困難である。
【0009】
本発明は、前記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、補強部材等を設けることなくスライドレールの変形を抑制し、部品点数及び重量を低減することができる車両用サンルーフ装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、請求項1記載の発明では、ルーフ開口の左右周縁に沿って前後に延びる排水用の前後延在ドレン溝と、この前後延在ドレン溝の左右内側に形成されサンシェードを案内するスライドレールと、を有する前後延在フレーム部と、前記ルーフ開口の前側又は後側の周縁に沿って左右に延びる排水用の左右延在ドレン溝を有し、この左右延在ドレン溝が前記前後延在ドレン溝に接続されるように、左右両端が前後方向に湾曲して形成される左右延在フレーム部と、前記スライドレールの前端側と後端側の少なくとも一方に設けられ、前記サンシェードの移動を規制するストッパ部材と、を備えた車両用サンルーフ装置であって、前記前後延在フレーム部を、前記前後延在ドレン溝が形成され前記左右延在フレーム部の端部に接続されるドレン用部材と、前記スライドレールが形成され前記左右延在フレーム部の左右延在部分に接続されるレール用部材と、に分割して構成し、前記ストッパ部材を、前記左右延在フレーム部の左右延在部分に当接するよう配設したことを特徴とする。
【0011】
請求項1記載の発明によれば、ストッパ部材にサンシェードの移動が規制されてストッパ部材に前後力が作用すると、ストッパ部材がと左右延在フレーム部の左右延在部分とが当接していることから、ストッパ部材を介して左右延在フレーム部に前後力が作用する。すなわち、スライドレールにおけるストッパ部材の取付部には、過大なモーメントが生ずることはない。
【0012】
従って、スライドレールに加わるモーメントを減ずることができ、スライドレールにおけるストッパ部材の取付部に補強部材等を設けることなく、スライドレールの変形を抑制することができる。また、ストッパ部材の前後力を、既存の左右延在フレーム部に作用させるようにしたので、補強部材等の分だけ装置の部品点数及び重量を低減することができる。
【0013】
請求項2記載の発明では、請求項1記載の車両用サンルーフ装置において、前記左右延在フレーム部と、前記レール用部材と、前記ストッパ部材とを、一の締結手段により締結したことを特徴とする。
【0014】
請求項2記載の発明によれば、請求項1の作用に加え、左右延在フレーム部と、レール用部材と、ストッパ部材とが、一の締結手段により締結されるので、従来のように、左右延在フレーム部とレール用部材を締結する締結手段と、レール用部材とストッパ部材を締結する締結手段とを別個に設ける必要がない。また、一度の締結作業で、左右延在フレーム部、レール用部材及びストッパ部材の組み付けが完了する。
【0015】
従って、部品点数を低減することができるのは勿論のこと、装置の組立作業性が向上し、製造ラインにおける作業者等の負担を軽減することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1から図5は本発明の一実施形態を示すもので、図1はサンルーフ装置を備えた車両のルーフ廻りの外観斜視図、図2は前側リッド及び後側リッドが開状態のときのサンルーフ装置の外観斜視図、図3は前後延在フレーム部と左右延在フレーム部との上面左側の接続状態を示すサンルーフ装置の一部外観斜視図、図4は前後延在フレーム部と左右延在フレーム部との左側の接続状態を示すサンルーフ装置の一部上面図、図5は前後延在フレーム部と左右延在フレーム部との下面右側の接続状態を示すサンルーフ装置の一部外観斜視図である。
【0017】
図1に示すように、この自動車車両1はワゴン車であり、ルーフパネル2のルーフ開口3にサンルーフ装置4が備えられている。このサンルーフ装置4は、ルーフ開口3の前側を開閉する略四角形状の前側リッド5と、ルーフ開口3の後側を開閉する略四角形状の後側リッド6とを隣接して有している。
【0018】
前側リッド5は、図2に示すように、ルーフパネル2側に対し前端側を中心として回動自在に設けられ、後端側が上方に移動することによりルーフ開口3の前側を開放するよう構成される。後側リッド6は、ルーフパネル2側に対して前後にスライド移動するよう設けられ、図2に示すように、後方へスライド移動することによりルーフ開口3の後側を開放するよう構成される。
【0019】
このサンルーフ装置4は、ルーフ開口3の左右周縁に沿って前後に延びる前後延在フレーム部7と、ルーフ開口3の前側の周縁に沿って左右に延びる左右延在フレーム部8とを備えている。尚、本実施形態においては、左右延在フレーム部8は、ルーフ開口3の前側の周縁にのみ備えられ、後側の周縁には備えられていない。また、図2に示すように、前後延在フレーム部7には、排水用の前後延在ドレン溝7a、各リッド5,6を駆動するためのリッド用スライドレール7b、サンシェード9を前後に案内するシェード用スライドレール7cが、左右外側からこの順に形成される。また、左右延在フレーム部8は、排水用の左右延在ドレン溝8aを有している。
【0020】
前後延在ドレン溝7a、リッド用スライドレール7b及び左右延在ドレン溝8aは、それぞれ断面凹形状に形成される。各延在ドレン溝7a,8aは、ルーフ開口3の周縁から室内側へ流入するドレン水を受容し、車両外側へと案内する。また、リッド用スライドレール7bには、前後に移動して前側リッド5及び後側リッド6を駆動する駆動部材が配される。この駆動部材は、図示しないモータにより前後方向に移動する。
【0021】
シェード用スライドレール7cは、左右内側へ略水平に突出するフランジ状に形成される。このフランジ状の部分に、サンシェード9の左右端部が前後方向へ摺動自在に載置される。本実施形態においては、サンシェード9は、乗員が操作することにより、前後方向へ移動する。
【0022】
本実施形態においては、前後延在フレーム部7は、前後延在ドレン溝7a及びリッド用スライドレール7bが形成されるドレン用部材10と、シェード用スライドレール7cが形成されるレール用部材11とに分割して構成される。ドレン用部材10の前端側上面には、左右延在フレーム部8が接続される。
【0023】
図3に示すように、左右延在フレーム部8の左右両端は、左右延在ドレン溝8aが前後延在ドレン溝7aに接続されるように湾曲して形成される。すなわち、左右延在フレーム部8は、レール用部材11の左右外側にて後方へ向かって湾曲する。本実施形態においては、ドレン用部材10と、レール用部材11は、アルミニウムの押し出し成形により生成され、両端に亘って略同一断面に形成される。また、レール用部材11の前端は、左右延在フレーム部8の左右延在部分に接続され、図4に示すように、上面視にてレール用部材11と左右延在フレーム部8とは略直角の状態となっている。
【0024】
ここで、ドレン用部材10のリッド用スライドレール7bの前端側は、左右延在フレーム部8の後側下部に接続されるようになっている。本実施形態においては、左右延在フレーム部8は、断面が略逆ハット状に形成され、逆ハット部の後端から下方に延びる後壁8bが形成されている。また、後壁8bの下端からは後方へ延びるフランジが形成されている。
【0025】
ドレン用部材10の内側に位置するレール用部材11は、前端が左右延在フレーム部8の後壁8bのフランジに接続される。このレール用部材11のシェード用スライドレール7cには、サンシェード9の前方への移動を規制するストッパ部材12が設けられる。ストッパ部材12は、例えばゴム材からなり、図3に示すように、ストッパ部材12はシェード用スライドレール7cの上面から突出する。
【0026】
本実施形態においては、ストッパ部材12は略直方体状に形成され、下面がシェード用スライドレール7cの上面と当接するとともに、前面が左右延在フレーム部8の後部と当接する。すなわち、ストッパ部材12は、左右延在フレーム部8の左右延在部分に当接するよう配設され、図4に示すように左右延在フレーム部8の後壁8bと当接する。また、ストッパ部材12は、後面にてサンシェード9の前方への移動を規制する。ストッパ部材12は、ねじ13によりレール用部材11に固定される。図5に示すように、締結手段としてのねじ13は、ストッパ部材12と、左右延在フレーム部8を挿通し、レール用部材11のねじ孔と螺合する。これにより、ストッパ部材12とレール用部材11との締結と、レール用部材11と左右延在フレーム部8との締結が行われる。
【0027】
このように、本実施形態の車両用サンルーフ装置4によれば、ストッパ部材12によりサンシェード9の移動が規制され、ストッパ部材12にサンシェード9からの前後力が作用すると、ストッパ部材12が左右延在フレーム部8と当接していることから、ストッパ部材12を介して左右延在フレーム部8に前後力が作用する。すなわち、ストッパ部材12を前後に圧縮するように前後力を受けることにより、上方に突出するストッパ部材12がサンシェード9によりこじられることはなく、シェード用スライドレール7cにおけるストッパ部材12の取付部に過大なモーメントが生ずることはない。
【0028】
従って、シェード用スライドレール7cに加わるモーメントを減ずることができ、シェード用スライドレール7cにおけるストッパ部材12の取付部に補強部材等を設けることなく、シェード用スライドレール7cの変形を抑制することができる。また、ストッパ部材12の前後力を、既存の左右延在フレーム部8に作用させるようにしたので、補強部材等の分だけ装置4の部品点数及び重量を低減することができる。
【0029】
また、本実施形態の車両用サンルーフ装置4によれば、左右延在フレーム部8と、レール用部材11と、ストッパ部材12とが、一のねじ13により締結されるので、左右延在フレーム部8とレール用部材11を締結する締結手段と、レール用部材11とストッパ部材12を締結する締結手段とを別個に設ける必要がない。また、一度の締結作業で、左右延在フレーム部8、レール用部材11及びストッパ部材12の組み付けが完了する。
【0030】
従って、部品点数を低減することができるのは勿論のこと、装置の組立作業性が向上し、製造ラインにおける作業者等の負担を軽減することができる。
【0031】
また、本実施形態の車両用サンルーフ装置4によれば、ストッパ部材12をレール用部材10に取り付けたので、ストッパ部材12及びねじ13が装置4の比較的外側に配されることとなる。従って、ストッパ部材12、ねじ13等がルーフトリムにより室内側から隠蔽され、車両室内の外観を良好なものとすることができる。すなわち、左右延在フレーム部の左右中央側にストッパ部材が設けられたもののように、室内側からストッパ部材12の取付部分が視認されて、車両室内の外観を損なうことはない。
【0032】
尚、前記実施形態においては、レール用部材11の前端側にストッパ部材12が設けられたものを示したが、前後延在フレーム部の後端側に左右延在フレーム部が接続されたものであれば、前記実施形態と同様に、レール用部材の後端側にストッパ部材を配設することが可能である。
【0033】
また、前記実施形態においては、締結手段としてねじ13を用いたものを示したが、ボルト及びナット、リベット等を用いてもよいことは勿論である。
【0034】
また、前記実施形態においては、ストッパ部材12がゴム材であるものを示したが、他の樹脂材や、さらには金属材等であってもよいし、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
【0035】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明の車両用サンルーフ装置によれば、スライドレールに加わるモーメントを減ずることができ、スライドレールにおけるストッパ部材の取付部に補強部材等を設けることなく、スライドレールの変形を抑制することができる。また、ストッパ部材の前後力を、既存の左右延在フレーム部に作用させるようにしたので、補強部材等の分だけ装置の部品点数及び重量を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すもので、サンルーフ装置を備えた車両のルーフ廻りの外観斜視図である。
【図2】前側リッド及び後側リッドが開状態のときのサンルーフ装置の外観斜視図である。
【図3】前後延在フレーム部と左右延在フレーム部との上面左側の接続状態を示すサンルーフ装置の一部外観斜視図である。
【図4】前後延在フレーム部と左右延在フレーム部との左側の接続状態を示すサンルーフ装置の一部上面図である。
【図5】前後延在フレーム部と左右延在フレーム部との下面右側の接続状態を示すサンルーフ装置の一部外観斜視図である。
【符号の説明】
1 自動車車両
2 ルーフパネル
3 ルーフ開口
4 サンルーフ装置
5 前側リッド
6 後側リッド
7 前後延在フレーム部
7a 前後延在ドレン溝
7b リッド用スライドレール
7c シェード用スライドレール
8 左右延在フレーム部
8a 左右延在ドレン溝
9 サンシェード
10 ドレン用部材
11 レール用部材
12 ストッパ部材
13 ねじ
【発明の属する技術分野】
本発明は、サンシェードを前後に移動可能な車両用サンルーフ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の車両用サンルーフ装置として、ガラスを有し開閉自在のサンルーフリッドと、前後に移動自在の遮光用のサンシェードとを備えたものが一般的である(例えば、特許文献1参照。)。サンシェードは、ルーフ開口の左右周縁に沿って前後に延びる前後延在フレーム部の左右内側に形成されたスライドレールにより案内される。このスライドレールは、左右内側へ略水平に突出するフランジ状に形成される。このフランジ状の部分に、サンシェードの左右端部が前後方向へ摺動自在に載置される。
【0003】
また、前後延在フレーム部の左右外側には、排水用の前後延在ドレン溝が形成される。前後延在フレーム部は、一の部材からなり、スライドレールと前後延在ドレン溝とは一体的に成形されている。
【0004】
また、ルーフ開口の前側の周縁に沿って左右に延びる左右延在フレーム部には、排水用の左右延在ドレン溝が形成される。左右延在フレーム部の左右両端は後方へ向かって湾曲し、左右延在フレーム部の端部は前後延在フレーム部の前端の上面側に連結される。これにより、左右延在フレーム部の左右延在ドレン溝と前後延在フレーム部の前後延在ドレン溝とが接続される。
【0005】
スライドレールの前端側には、サンシェードの前方への移動を規制するストッパ部材が設けられる。このストッパ部材は、ゴム材からなり、スライドレールの上面から突出するように、スライドレールに締結固定される。スライドレールにおけるストッパ部材の取付部の裏側には、金属からなる板状の補強部材が設けられる。
【0006】
【特許文献1】
特開平10−264658号公報(第2頁左欄33行〜41行、第10図)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記車両用サンルーフ装置では、スライドレールの上面に設けられるストッパ部材単独でサンシェードの前後移動を規制するため、スライドレールにおけるストッパ部材の取付部には、過大なモーメントが生ずる。このモーメントによるスライドレールの変形を抑制するため、スライドレールにおけるストッパ部材の取付部の裏側に、前述の補強部材を設けなければならず、部品点数及び重量が増大するという問題点があった。
【0008】
ここで、ストッパ部材を左右延在フレーム部と当接させることにより、ストッパ部材と左右延在フレーム部とでサンシェードから加わる荷重を受けるよう構成し、補強部材を省く構成とすることが考えられる。しかしながら、前記車両用サンルーフ装置では、左右延在フレーム部の左右両端が後方へ湾曲していることから、左右延在フレーム部の左右延在部分と、前後延在フレーム部の左右内側のスライドレールとは前後に離隔しており、ストッパ部材を左右延在フレーム部に当接させることは不可能である。また、前後延在フレーム部においては、前後延在ドレン溝とスライドレールとが一体成型されていることから、スライドレールのみを前方に延長し、スライドレールを左右延在フレーム部の左右延在部分に近接させることは、成型上極めて困難である。
【0009】
本発明は、前記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、補強部材等を設けることなくスライドレールの変形を抑制し、部品点数及び重量を低減することができる車両用サンルーフ装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、請求項1記載の発明では、ルーフ開口の左右周縁に沿って前後に延びる排水用の前後延在ドレン溝と、この前後延在ドレン溝の左右内側に形成されサンシェードを案内するスライドレールと、を有する前後延在フレーム部と、前記ルーフ開口の前側又は後側の周縁に沿って左右に延びる排水用の左右延在ドレン溝を有し、この左右延在ドレン溝が前記前後延在ドレン溝に接続されるように、左右両端が前後方向に湾曲して形成される左右延在フレーム部と、前記スライドレールの前端側と後端側の少なくとも一方に設けられ、前記サンシェードの移動を規制するストッパ部材と、を備えた車両用サンルーフ装置であって、前記前後延在フレーム部を、前記前後延在ドレン溝が形成され前記左右延在フレーム部の端部に接続されるドレン用部材と、前記スライドレールが形成され前記左右延在フレーム部の左右延在部分に接続されるレール用部材と、に分割して構成し、前記ストッパ部材を、前記左右延在フレーム部の左右延在部分に当接するよう配設したことを特徴とする。
【0011】
請求項1記載の発明によれば、ストッパ部材にサンシェードの移動が規制されてストッパ部材に前後力が作用すると、ストッパ部材がと左右延在フレーム部の左右延在部分とが当接していることから、ストッパ部材を介して左右延在フレーム部に前後力が作用する。すなわち、スライドレールにおけるストッパ部材の取付部には、過大なモーメントが生ずることはない。
【0012】
従って、スライドレールに加わるモーメントを減ずることができ、スライドレールにおけるストッパ部材の取付部に補強部材等を設けることなく、スライドレールの変形を抑制することができる。また、ストッパ部材の前後力を、既存の左右延在フレーム部に作用させるようにしたので、補強部材等の分だけ装置の部品点数及び重量を低減することができる。
【0013】
請求項2記載の発明では、請求項1記載の車両用サンルーフ装置において、前記左右延在フレーム部と、前記レール用部材と、前記ストッパ部材とを、一の締結手段により締結したことを特徴とする。
【0014】
請求項2記載の発明によれば、請求項1の作用に加え、左右延在フレーム部と、レール用部材と、ストッパ部材とが、一の締結手段により締結されるので、従来のように、左右延在フレーム部とレール用部材を締結する締結手段と、レール用部材とストッパ部材を締結する締結手段とを別個に設ける必要がない。また、一度の締結作業で、左右延在フレーム部、レール用部材及びストッパ部材の組み付けが完了する。
【0015】
従って、部品点数を低減することができるのは勿論のこと、装置の組立作業性が向上し、製造ラインにおける作業者等の負担を軽減することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1から図5は本発明の一実施形態を示すもので、図1はサンルーフ装置を備えた車両のルーフ廻りの外観斜視図、図2は前側リッド及び後側リッドが開状態のときのサンルーフ装置の外観斜視図、図3は前後延在フレーム部と左右延在フレーム部との上面左側の接続状態を示すサンルーフ装置の一部外観斜視図、図4は前後延在フレーム部と左右延在フレーム部との左側の接続状態を示すサンルーフ装置の一部上面図、図5は前後延在フレーム部と左右延在フレーム部との下面右側の接続状態を示すサンルーフ装置の一部外観斜視図である。
【0017】
図1に示すように、この自動車車両1はワゴン車であり、ルーフパネル2のルーフ開口3にサンルーフ装置4が備えられている。このサンルーフ装置4は、ルーフ開口3の前側を開閉する略四角形状の前側リッド5と、ルーフ開口3の後側を開閉する略四角形状の後側リッド6とを隣接して有している。
【0018】
前側リッド5は、図2に示すように、ルーフパネル2側に対し前端側を中心として回動自在に設けられ、後端側が上方に移動することによりルーフ開口3の前側を開放するよう構成される。後側リッド6は、ルーフパネル2側に対して前後にスライド移動するよう設けられ、図2に示すように、後方へスライド移動することによりルーフ開口3の後側を開放するよう構成される。
【0019】
このサンルーフ装置4は、ルーフ開口3の左右周縁に沿って前後に延びる前後延在フレーム部7と、ルーフ開口3の前側の周縁に沿って左右に延びる左右延在フレーム部8とを備えている。尚、本実施形態においては、左右延在フレーム部8は、ルーフ開口3の前側の周縁にのみ備えられ、後側の周縁には備えられていない。また、図2に示すように、前後延在フレーム部7には、排水用の前後延在ドレン溝7a、各リッド5,6を駆動するためのリッド用スライドレール7b、サンシェード9を前後に案内するシェード用スライドレール7cが、左右外側からこの順に形成される。また、左右延在フレーム部8は、排水用の左右延在ドレン溝8aを有している。
【0020】
前後延在ドレン溝7a、リッド用スライドレール7b及び左右延在ドレン溝8aは、それぞれ断面凹形状に形成される。各延在ドレン溝7a,8aは、ルーフ開口3の周縁から室内側へ流入するドレン水を受容し、車両外側へと案内する。また、リッド用スライドレール7bには、前後に移動して前側リッド5及び後側リッド6を駆動する駆動部材が配される。この駆動部材は、図示しないモータにより前後方向に移動する。
【0021】
シェード用スライドレール7cは、左右内側へ略水平に突出するフランジ状に形成される。このフランジ状の部分に、サンシェード9の左右端部が前後方向へ摺動自在に載置される。本実施形態においては、サンシェード9は、乗員が操作することにより、前後方向へ移動する。
【0022】
本実施形態においては、前後延在フレーム部7は、前後延在ドレン溝7a及びリッド用スライドレール7bが形成されるドレン用部材10と、シェード用スライドレール7cが形成されるレール用部材11とに分割して構成される。ドレン用部材10の前端側上面には、左右延在フレーム部8が接続される。
【0023】
図3に示すように、左右延在フレーム部8の左右両端は、左右延在ドレン溝8aが前後延在ドレン溝7aに接続されるように湾曲して形成される。すなわち、左右延在フレーム部8は、レール用部材11の左右外側にて後方へ向かって湾曲する。本実施形態においては、ドレン用部材10と、レール用部材11は、アルミニウムの押し出し成形により生成され、両端に亘って略同一断面に形成される。また、レール用部材11の前端は、左右延在フレーム部8の左右延在部分に接続され、図4に示すように、上面視にてレール用部材11と左右延在フレーム部8とは略直角の状態となっている。
【0024】
ここで、ドレン用部材10のリッド用スライドレール7bの前端側は、左右延在フレーム部8の後側下部に接続されるようになっている。本実施形態においては、左右延在フレーム部8は、断面が略逆ハット状に形成され、逆ハット部の後端から下方に延びる後壁8bが形成されている。また、後壁8bの下端からは後方へ延びるフランジが形成されている。
【0025】
ドレン用部材10の内側に位置するレール用部材11は、前端が左右延在フレーム部8の後壁8bのフランジに接続される。このレール用部材11のシェード用スライドレール7cには、サンシェード9の前方への移動を規制するストッパ部材12が設けられる。ストッパ部材12は、例えばゴム材からなり、図3に示すように、ストッパ部材12はシェード用スライドレール7cの上面から突出する。
【0026】
本実施形態においては、ストッパ部材12は略直方体状に形成され、下面がシェード用スライドレール7cの上面と当接するとともに、前面が左右延在フレーム部8の後部と当接する。すなわち、ストッパ部材12は、左右延在フレーム部8の左右延在部分に当接するよう配設され、図4に示すように左右延在フレーム部8の後壁8bと当接する。また、ストッパ部材12は、後面にてサンシェード9の前方への移動を規制する。ストッパ部材12は、ねじ13によりレール用部材11に固定される。図5に示すように、締結手段としてのねじ13は、ストッパ部材12と、左右延在フレーム部8を挿通し、レール用部材11のねじ孔と螺合する。これにより、ストッパ部材12とレール用部材11との締結と、レール用部材11と左右延在フレーム部8との締結が行われる。
【0027】
このように、本実施形態の車両用サンルーフ装置4によれば、ストッパ部材12によりサンシェード9の移動が規制され、ストッパ部材12にサンシェード9からの前後力が作用すると、ストッパ部材12が左右延在フレーム部8と当接していることから、ストッパ部材12を介して左右延在フレーム部8に前後力が作用する。すなわち、ストッパ部材12を前後に圧縮するように前後力を受けることにより、上方に突出するストッパ部材12がサンシェード9によりこじられることはなく、シェード用スライドレール7cにおけるストッパ部材12の取付部に過大なモーメントが生ずることはない。
【0028】
従って、シェード用スライドレール7cに加わるモーメントを減ずることができ、シェード用スライドレール7cにおけるストッパ部材12の取付部に補強部材等を設けることなく、シェード用スライドレール7cの変形を抑制することができる。また、ストッパ部材12の前後力を、既存の左右延在フレーム部8に作用させるようにしたので、補強部材等の分だけ装置4の部品点数及び重量を低減することができる。
【0029】
また、本実施形態の車両用サンルーフ装置4によれば、左右延在フレーム部8と、レール用部材11と、ストッパ部材12とが、一のねじ13により締結されるので、左右延在フレーム部8とレール用部材11を締結する締結手段と、レール用部材11とストッパ部材12を締結する締結手段とを別個に設ける必要がない。また、一度の締結作業で、左右延在フレーム部8、レール用部材11及びストッパ部材12の組み付けが完了する。
【0030】
従って、部品点数を低減することができるのは勿論のこと、装置の組立作業性が向上し、製造ラインにおける作業者等の負担を軽減することができる。
【0031】
また、本実施形態の車両用サンルーフ装置4によれば、ストッパ部材12をレール用部材10に取り付けたので、ストッパ部材12及びねじ13が装置4の比較的外側に配されることとなる。従って、ストッパ部材12、ねじ13等がルーフトリムにより室内側から隠蔽され、車両室内の外観を良好なものとすることができる。すなわち、左右延在フレーム部の左右中央側にストッパ部材が設けられたもののように、室内側からストッパ部材12の取付部分が視認されて、車両室内の外観を損なうことはない。
【0032】
尚、前記実施形態においては、レール用部材11の前端側にストッパ部材12が設けられたものを示したが、前後延在フレーム部の後端側に左右延在フレーム部が接続されたものであれば、前記実施形態と同様に、レール用部材の後端側にストッパ部材を配設することが可能である。
【0033】
また、前記実施形態においては、締結手段としてねじ13を用いたものを示したが、ボルト及びナット、リベット等を用いてもよいことは勿論である。
【0034】
また、前記実施形態においては、ストッパ部材12がゴム材であるものを示したが、他の樹脂材や、さらには金属材等であってもよいし、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
【0035】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明の車両用サンルーフ装置によれば、スライドレールに加わるモーメントを減ずることができ、スライドレールにおけるストッパ部材の取付部に補強部材等を設けることなく、スライドレールの変形を抑制することができる。また、ストッパ部材の前後力を、既存の左右延在フレーム部に作用させるようにしたので、補強部材等の分だけ装置の部品点数及び重量を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すもので、サンルーフ装置を備えた車両のルーフ廻りの外観斜視図である。
【図2】前側リッド及び後側リッドが開状態のときのサンルーフ装置の外観斜視図である。
【図3】前後延在フレーム部と左右延在フレーム部との上面左側の接続状態を示すサンルーフ装置の一部外観斜視図である。
【図4】前後延在フレーム部と左右延在フレーム部との左側の接続状態を示すサンルーフ装置の一部上面図である。
【図5】前後延在フレーム部と左右延在フレーム部との下面右側の接続状態を示すサンルーフ装置の一部外観斜視図である。
【符号の説明】
1 自動車車両
2 ルーフパネル
3 ルーフ開口
4 サンルーフ装置
5 前側リッド
6 後側リッド
7 前後延在フレーム部
7a 前後延在ドレン溝
7b リッド用スライドレール
7c シェード用スライドレール
8 左右延在フレーム部
8a 左右延在ドレン溝
9 サンシェード
10 ドレン用部材
11 レール用部材
12 ストッパ部材
13 ねじ
Claims (2)
- ルーフ開口の左右周縁に沿って前後に延びる排水用の前後延在ドレン溝と、この前後延在ドレン溝の左右内側に形成されサンシェードを案内するスライドレールと、を有する前後延在フレーム部と、
前記ルーフ開口の前側又は後側の周縁に沿って左右に延びる排水用の左右延在ドレン溝を有し、この左右延在ドレン溝が前記前後延在ドレン溝に接続されるように、左右両端が前後方向に湾曲して形成される左右延在フレーム部と、
前記スライドレールの前端側と後端側の少なくとも一方に設けられ、前記サンシェードの移動を規制するストッパ部材と、を備えた車両用サンルーフ装置であって、
前記前後延在フレーム部を、前記前後延在ドレン溝が形成され前記左右延在フレーム部の端部に接続されるドレン用部材と、前記スライドレールが形成され前記左右延在フレーム部の左右延在部分に接続されるレール用部材と、に分割して構成し、
前記ストッパ部材を、前記左右延在フレーム部の左右延在部分に当接するよう配設したことを特徴とする車両用サンルーフ装置。 - 前記左右延在フレーム部と、前記レール用部材と、前記ストッパ部材とを、一の締結手段により締結したことを特徴とする請求項1記載の車両用サンルーフ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002283875A JP2004114928A (ja) | 2002-09-27 | 2002-09-27 | 車両用サンルーフ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002283875A JP2004114928A (ja) | 2002-09-27 | 2002-09-27 | 車両用サンルーフ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004114928A true JP2004114928A (ja) | 2004-04-15 |
Family
ID=32277619
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002283875A Pending JP2004114928A (ja) | 2002-09-27 | 2002-09-27 | 車両用サンルーフ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004114928A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9718333B2 (en) | 2014-05-21 | 2017-08-01 | Yachiyo Industry Co., Ltd. | Water discharge structure for sunroof device |
CN110356209A (zh) * | 2019-07-12 | 2019-10-22 | 重庆长安汽车股份有限公司 | 一种全景式电动天窗 |
-
2002
- 2002-09-27 JP JP2002283875A patent/JP2004114928A/ja active Pending
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US9718333B2 (en) | 2014-05-21 | 2017-08-01 | Yachiyo Industry Co., Ltd. | Water discharge structure for sunroof device |
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