JP2004114138A - 摩擦攪拌接合加工機 - Google Patents
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Abstract
【課題】溶接される母材が完全には平坦でなくても、ボビンが母材を挟む圧力を一定に保持することが可能なFSW加工機を提供する。
【解決手段】本発明による摩擦攪拌接合加工機は、中心軸(8b)を中心にして回転されるヘッド(8)と、溶接対象(W,W’)の表側の面に接触するための第1ボビン(9)と、溶接対象(W,W’)の裏側の面に接触するための第2ボビン(12)と、中心軸(8b)と同軸に設けられ、且つ、第1ボビン(9)と溶接対象(W,W’)とを貫通して第2ボビン(12)に接合されるプローブ(11)と、プローブ(11)に力を印加して、第1ボビン(9)と第2ボビン(12)とで溶接対象(W,W’)を挟みつける挟みつけ機構(10、14)とを備えている。第1ボビン(9)と第2ボビン(12)とプローブ(11)と挟みつけ機構(10、14)とは、中心軸(8b)に平行な方向に移動可能であり、且つ、ヘッド(8)の回転とともに回転するようにヘッド(8)に保持されている。
【選択図】 図1
【解決手段】本発明による摩擦攪拌接合加工機は、中心軸(8b)を中心にして回転されるヘッド(8)と、溶接対象(W,W’)の表側の面に接触するための第1ボビン(9)と、溶接対象(W,W’)の裏側の面に接触するための第2ボビン(12)と、中心軸(8b)と同軸に設けられ、且つ、第1ボビン(9)と溶接対象(W,W’)とを貫通して第2ボビン(12)に接合されるプローブ(11)と、プローブ(11)に力を印加して、第1ボビン(9)と第2ボビン(12)とで溶接対象(W,W’)を挟みつける挟みつけ機構(10、14)とを備えている。第1ボビン(9)と第2ボビン(12)とプローブ(11)と挟みつけ機構(10、14)とは、中心軸(8b)に平行な方向に移動可能であり、且つ、ヘッド(8)の回転とともに回転するようにヘッド(8)に保持されている。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、摩擦攪拌接合加工機に関する。本発明は、特に、溶接対象をボビンによって挟み込んで摩擦攪拌溶接(FSW:Friction Stir Welding)を行う摩擦攪拌接合加工機(FSW加工機)に関する。
【0002】
【従来の技術】
摩擦攪拌溶接(FSW)は、1991年に英国のTWI(The Welding Institute)により発明された比較的新しい溶接方法である。FSWは、溶接対象である母材よりも硬いプローブを溶接部分に挿入し、該プローブを回転することによって発生する摩擦熱によって母材の組織内部を流動し攪拌して一体化する。FSWは、溶接時の熱影響による強度低下が非常に少なく、母材の熱歪みが非常に小さいという特長を有しており、アルミ母材の溶接に実用化されている。
【0003】
特許文献1に開示されているように、FSW加工機のプローブの上下には、母材を挟み込むボビンが取りつけられることがある。ボビンによって母材を挟み込むFSW加工機は、母材を構成する材料が溶融し流れ出して失われることを防止できる点で好適である。
【特許文献1】
米国特許公報5,460,317号公報
【0004】
溶接部の状態を良好にするためには、ボビンが母材を挟む圧力は、一定に保たれることが望ましい。溶接される母材が溶接線に沿って完全に平坦であるときには、ボビンが母材を挟む圧力を一定に保つことは比較的容易である。しかし、特に溶接される母材が大型である場合には、微少な凹凸が母材に発生することは避けられず、母材が完全に平坦であることは期待できない。母材の非平坦性は、ボビンが母材を挟む圧力を一定に保つことを困難にする。母材が完全には平坦でなくても、ボビンが母材を挟む圧力が一定に保たれることが望まれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は,溶接される母材が完全には平坦でなくても、ボビンが母材を挟む圧力を一定に保持することが可能なFSW加工機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
以下に,[発明の実施の形態]で使用される番号・符号を用いて,課題を解決するための手段を説明する。これらの番号・符号は,[特許請求の範囲]の記載と[発明の実施の形態]の記載との対応関係を明らかにするために付加されている。但し,付加された番号・符号は,[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
【0007】
本発明による摩擦攪拌接合加工機は、中心軸(8b)を中心にして回転されるヘッド(8)と、溶接対象(W,W’)の表側の面に接触するための第1ボビン(9)と、溶接対象(W,W’)の裏側の面に接触するための第2ボビン(12)と、中心軸(8b)と同軸に設けられ、且つ、第1ボビン(9)と溶接対象(W,W’)とを貫通して第2ボビン(12)に接合されるプローブ(11)と、プローブ(11)に力を印加して、第1ボビン(9)と第2ボビン(12)とで溶接対象(W,W’)を挟みつける挟みつけ機構(10、14)とを備えている。第1ボビン(9)と第2ボビン(12)とプローブ(11)と挟みつけ機構(10、14)とは、中心軸(8b)に平行な方向に移動可能であり、且つ、ヘッド(8)の回転とともに回転するようにヘッド(8)に保持されている。第1ボビン(9)と第2ボビン(12)とプローブ(11)と挟みつけ機構(10、14)とが中心軸(8b)に平行な方向に移動可能であることにより、溶接対象(W,W’)の凹凸が第1ボビン(9)と第2ボビン(12)と溶接対象(W,W’)を挟みつける圧力に及ぼす影響が排除され、一定の圧力で溶接対象(W,W’)を挟みつけることが可能になる。
【0008】
挟みつけ機構(10、14)は、プローブ(11)の第2ボビン(12)と反対の端に接合されるベース部材(10)と、ベース部材(10)と第1ボビン(9)との間に介設され、ベース部材(10)が中心軸(8b)と平行な方向に移動して第1ボビン(9)から離れるような方向にベース部材(10)と第1ボビン(9)とに力を印加する弾性体(14)とを含むことが好ましい。
【0009】
この場合、ヘッド(8)は、第1ボビン(9)とベース部材(10)と弾性体(14)とが挿入される挿入口(8c)を有し、挿入口(8c)の側壁には、ヘッド(8)の中心軸(8b)に平行な方向に移動可能であり、且つ、ヘッド(8)の回転とともに回転するように第1ボビン(9)を保持するガイドブッシュ(15)が設けられていることが好ましい。
【0010】
ヘッド(8)が、第1ボビン(9)と挟みつけ機構(10、14)とプローブ(11)とが挿入される挿入口(8c)を有している場合、挿入口(8c)には、中心軸(8b)に垂直な方向に突出し、第1ボビン(9)と挟みつけ機構(10、14)と前記プローブ(11)とが中心軸(8b)に平行な方向に移動してヘッド(8)から離脱するのを防止する突起(18a)が設けられていることが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明によるFSW加工機の実施の一形態では、図2に示されているように、ワークを載せるテーブル1が、ガントリ2とともに設けられている。テーブル1は、X軸方向に移動可能である。ガントリ2には、Z軸方向に移動可能な移動台3が設けられている。移動台3には、Y軸方向に移動可能な移動台4が設けられている。移動台4の下端には、水平面内に定められたC軸方向に回転可能な回転台5が接合されている。回転台5の下端には、鉛直面内に定められたB軸方向に回転可能な回転台6が設けられている。回転台6は、回転可能な主軸6aを有している。移動台4の内部には、モータ(図示されない)が設けられ、該モータが発生する回転動力は、移動台4と回転台5との内部に設けられた動力伝達機構(図示されない)を介して回転台6の主軸6aに伝達される。主軸6aは、該回転動力によって回転される。
【0012】
回転台6の主軸6aには、FSW工具7が接合されている。図1は、FSW工具7の構造を示す。FSW工具7は、エクステンションヘッド8と第1ボビン9とベース部材10とプローブ11と第2ボビン12とを含む。溶接される母材W、W’は、その間にプローブ11が挿入され、更に、第1ボビン9と第2ボビン12とに挟まれる。プローブ11、第1ボビン9、及び第2ボビン12が回転しながら溶接線に沿って移動されると、母材Wと母材W’は溶接される。
【0013】
FSW工具7の詳細な構造を以下に説明する。エクステンションヘッド8は,円錐状の接合面8aを有し、接合面8aにおいて回転台6の主軸6aに接合する。エクステンションヘッド8は、キー8dによって主軸6aと同軸に接合され、主軸6aと同体に中心軸8bの周りに回転する。
【0014】
エクステンションヘッド8には、その先端から主軸6の側に延伸する挿入口8cが設けられ、この挿入口8cには、第1ボビン9とベース部材10とが挿入されている。エクステンションヘッド8の挿入口8cの側壁には、ガイドブッシュ15が設けられ、第1ボビン9とエクステンションヘッド8とは、ガイドブッシュ15及びキー21を介して接合されている。ガイドブッシュ15及びキー21は,第1ボビン9を,中心軸8bに平行な方向に移動可能であり、且つ、エクステンションヘッド8の回転とともに回転するように保持する。主軸6aに与えられる回転動力は、エクステンションヘッド8とキー8dとガイドブッシュ15とキー21とを介して第1ボビン9に伝達される。
【0015】
第1ボビン9は円筒形の空洞を有しており、この空洞にはベース部材10が挿入されている。ベース部材10は、キー22を介して第1ボビン9に接合されている。キー22は,第1ボビン9とベース部材10とを、中心軸8bと平行な方向に摺動可能であり、中心軸8bの周りに同体に回転する様に保持する。
【0016】
ベース部材10は、プローブ11の一端に接合されている。プローブ11は、エクステンションヘッド8の中心軸8bと同軸に保持されている。プローブ11は、ベース部材10に一体に形成されており、プローブ11は、ベース部材10と同体に回転する。
【0017】
プローブ11は、第1ボビン9を貫通しており、プローブ11の他端には、第2ボビン12と調節ナット13とが螺合されている。第2ボビン12と調節ナット13とは、固定部材(図示されない)によってプローブ11に固定される。第2ボビン12と調節ナット13とをプローブ11に固定する固定部材は、プローブ11から脱着自在である。プローブ11をワークWとワークW’との間にに挿入する場合のように、必要がある場合には、第2ボビン12と調節ナット13とは、プローブ11から脱着可能である。
【0018】
プローブ11と一体に形成されたベース部材10と第1ボビン9との間には、バネ14が設けられる。バネ14は、第1ボビン9に対して第2ボビン12と反対の方向の力をベース部材10に印加する。このような力がベース部材10に印加されることにより、ワークWとワークW’とは、第1ボビン9と第2ボビン12とにより挟みつけられる。
【0019】
エクステンションヘッド8の挿入口8cの縁には、蓋部材18が接合されている。蓋部材18は、ボルト19によってエクステンションヘッド8に接合されている。蓋部材18は、中心軸8bに垂直な方向に突出する突起18aを有している。突起18aは、第1ボビン9、ベース部材10、プローブ11、及びバネ14が中心軸8bに平行な方向に移動してエクステンションヘッド8から離脱するのを防止する。
【0020】
エクステンションヘッド8の外側面の近傍には、冷却油循環路16が設けられる。冷却油循環路16には、回転台6に設けられた冷却油供給口17から冷却油が供給され、冷却油が流される。エクステンションヘッド8は、該冷却油によって冷却される。
【0021】
このような構造を有するFSW加工機は、母材W,W’が溶接線に沿って完全に平坦でなく、ある程度の凹凸を有する場合でも、第1ボビン9と第2ボビン12とが母材W、W’を挟む圧力を概ね一定に保つことができる。第1ボビン9と第2ボビン12とは、エクステンションヘッド8に対して中心軸8bに平行な方向に移動可能であるから、第1ボビン9と第2ボビン12とは、設けられた母材W,W’に凹凸が存在しても、該凹凸に応じてその位置が移動自在である。したがって、母材W,W’の凹凸は、第1ボビン9と第2ボビン12とが母材W,W’を挟みつける圧力に影響されない。第1ボビン9と第2ボビン12とが母材W,W’を挟みつける圧力は、実質的に、バネ14がベース部材10及びプローブ11を介して第2ボビン12に作用する力のみによって決定される。したがって、本実施の形態のFSW加工機は、母材W,W’が溶接線に沿って完全に平坦でないばあいでも、第1ボビン9と第2ボビン12とが母材W、W’を挟む圧力を概ね一定に保つことができる。
【0022】
【発明の効果】
本発明により,溶接される母材が完全には平坦でなくても、ボビンが母材を挟む圧力を一定に保持することが可能な摩擦攪拌溶接加工機が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は,本発明による摩擦攪拌溶接加工機の実施の一形態におけるFSW工具7を示す。
【図2】図2は,本発明による摩擦攪拌溶接加工機の実施の一形態を示す。
【符号の説明】
1:テーブル
2:ガントリ
3:移動台
4:移動台
5:回転台
6:回転台
6a:主軸
7:FSW工具
8:エクステンションヘッド
8a:接合面
8b:中心軸
8c:挿入口
9:第1ボビン
10:ベース部材
11:プローブ
12:第2ボビン
13:調整ナット
14:バネ
15:ガイドブッシュ
16:冷却油循環路
17:冷却油供給口
【発明の属する技術分野】
本発明は、摩擦攪拌接合加工機に関する。本発明は、特に、溶接対象をボビンによって挟み込んで摩擦攪拌溶接(FSW:Friction Stir Welding)を行う摩擦攪拌接合加工機(FSW加工機)に関する。
【0002】
【従来の技術】
摩擦攪拌溶接(FSW)は、1991年に英国のTWI(The Welding Institute)により発明された比較的新しい溶接方法である。FSWは、溶接対象である母材よりも硬いプローブを溶接部分に挿入し、該プローブを回転することによって発生する摩擦熱によって母材の組織内部を流動し攪拌して一体化する。FSWは、溶接時の熱影響による強度低下が非常に少なく、母材の熱歪みが非常に小さいという特長を有しており、アルミ母材の溶接に実用化されている。
【0003】
特許文献1に開示されているように、FSW加工機のプローブの上下には、母材を挟み込むボビンが取りつけられることがある。ボビンによって母材を挟み込むFSW加工機は、母材を構成する材料が溶融し流れ出して失われることを防止できる点で好適である。
【特許文献1】
米国特許公報5,460,317号公報
【0004】
溶接部の状態を良好にするためには、ボビンが母材を挟む圧力は、一定に保たれることが望ましい。溶接される母材が溶接線に沿って完全に平坦であるときには、ボビンが母材を挟む圧力を一定に保つことは比較的容易である。しかし、特に溶接される母材が大型である場合には、微少な凹凸が母材に発生することは避けられず、母材が完全に平坦であることは期待できない。母材の非平坦性は、ボビンが母材を挟む圧力を一定に保つことを困難にする。母材が完全には平坦でなくても、ボビンが母材を挟む圧力が一定に保たれることが望まれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は,溶接される母材が完全には平坦でなくても、ボビンが母材を挟む圧力を一定に保持することが可能なFSW加工機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
以下に,[発明の実施の形態]で使用される番号・符号を用いて,課題を解決するための手段を説明する。これらの番号・符号は,[特許請求の範囲]の記載と[発明の実施の形態]の記載との対応関係を明らかにするために付加されている。但し,付加された番号・符号は,[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
【0007】
本発明による摩擦攪拌接合加工機は、中心軸(8b)を中心にして回転されるヘッド(8)と、溶接対象(W,W’)の表側の面に接触するための第1ボビン(9)と、溶接対象(W,W’)の裏側の面に接触するための第2ボビン(12)と、中心軸(8b)と同軸に設けられ、且つ、第1ボビン(9)と溶接対象(W,W’)とを貫通して第2ボビン(12)に接合されるプローブ(11)と、プローブ(11)に力を印加して、第1ボビン(9)と第2ボビン(12)とで溶接対象(W,W’)を挟みつける挟みつけ機構(10、14)とを備えている。第1ボビン(9)と第2ボビン(12)とプローブ(11)と挟みつけ機構(10、14)とは、中心軸(8b)に平行な方向に移動可能であり、且つ、ヘッド(8)の回転とともに回転するようにヘッド(8)に保持されている。第1ボビン(9)と第2ボビン(12)とプローブ(11)と挟みつけ機構(10、14)とが中心軸(8b)に平行な方向に移動可能であることにより、溶接対象(W,W’)の凹凸が第1ボビン(9)と第2ボビン(12)と溶接対象(W,W’)を挟みつける圧力に及ぼす影響が排除され、一定の圧力で溶接対象(W,W’)を挟みつけることが可能になる。
【0008】
挟みつけ機構(10、14)は、プローブ(11)の第2ボビン(12)と反対の端に接合されるベース部材(10)と、ベース部材(10)と第1ボビン(9)との間に介設され、ベース部材(10)が中心軸(8b)と平行な方向に移動して第1ボビン(9)から離れるような方向にベース部材(10)と第1ボビン(9)とに力を印加する弾性体(14)とを含むことが好ましい。
【0009】
この場合、ヘッド(8)は、第1ボビン(9)とベース部材(10)と弾性体(14)とが挿入される挿入口(8c)を有し、挿入口(8c)の側壁には、ヘッド(8)の中心軸(8b)に平行な方向に移動可能であり、且つ、ヘッド(8)の回転とともに回転するように第1ボビン(9)を保持するガイドブッシュ(15)が設けられていることが好ましい。
【0010】
ヘッド(8)が、第1ボビン(9)と挟みつけ機構(10、14)とプローブ(11)とが挿入される挿入口(8c)を有している場合、挿入口(8c)には、中心軸(8b)に垂直な方向に突出し、第1ボビン(9)と挟みつけ機構(10、14)と前記プローブ(11)とが中心軸(8b)に平行な方向に移動してヘッド(8)から離脱するのを防止する突起(18a)が設けられていることが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明によるFSW加工機の実施の一形態では、図2に示されているように、ワークを載せるテーブル1が、ガントリ2とともに設けられている。テーブル1は、X軸方向に移動可能である。ガントリ2には、Z軸方向に移動可能な移動台3が設けられている。移動台3には、Y軸方向に移動可能な移動台4が設けられている。移動台4の下端には、水平面内に定められたC軸方向に回転可能な回転台5が接合されている。回転台5の下端には、鉛直面内に定められたB軸方向に回転可能な回転台6が設けられている。回転台6は、回転可能な主軸6aを有している。移動台4の内部には、モータ(図示されない)が設けられ、該モータが発生する回転動力は、移動台4と回転台5との内部に設けられた動力伝達機構(図示されない)を介して回転台6の主軸6aに伝達される。主軸6aは、該回転動力によって回転される。
【0012】
回転台6の主軸6aには、FSW工具7が接合されている。図1は、FSW工具7の構造を示す。FSW工具7は、エクステンションヘッド8と第1ボビン9とベース部材10とプローブ11と第2ボビン12とを含む。溶接される母材W、W’は、その間にプローブ11が挿入され、更に、第1ボビン9と第2ボビン12とに挟まれる。プローブ11、第1ボビン9、及び第2ボビン12が回転しながら溶接線に沿って移動されると、母材Wと母材W’は溶接される。
【0013】
FSW工具7の詳細な構造を以下に説明する。エクステンションヘッド8は,円錐状の接合面8aを有し、接合面8aにおいて回転台6の主軸6aに接合する。エクステンションヘッド8は、キー8dによって主軸6aと同軸に接合され、主軸6aと同体に中心軸8bの周りに回転する。
【0014】
エクステンションヘッド8には、その先端から主軸6の側に延伸する挿入口8cが設けられ、この挿入口8cには、第1ボビン9とベース部材10とが挿入されている。エクステンションヘッド8の挿入口8cの側壁には、ガイドブッシュ15が設けられ、第1ボビン9とエクステンションヘッド8とは、ガイドブッシュ15及びキー21を介して接合されている。ガイドブッシュ15及びキー21は,第1ボビン9を,中心軸8bに平行な方向に移動可能であり、且つ、エクステンションヘッド8の回転とともに回転するように保持する。主軸6aに与えられる回転動力は、エクステンションヘッド8とキー8dとガイドブッシュ15とキー21とを介して第1ボビン9に伝達される。
【0015】
第1ボビン9は円筒形の空洞を有しており、この空洞にはベース部材10が挿入されている。ベース部材10は、キー22を介して第1ボビン9に接合されている。キー22は,第1ボビン9とベース部材10とを、中心軸8bと平行な方向に摺動可能であり、中心軸8bの周りに同体に回転する様に保持する。
【0016】
ベース部材10は、プローブ11の一端に接合されている。プローブ11は、エクステンションヘッド8の中心軸8bと同軸に保持されている。プローブ11は、ベース部材10に一体に形成されており、プローブ11は、ベース部材10と同体に回転する。
【0017】
プローブ11は、第1ボビン9を貫通しており、プローブ11の他端には、第2ボビン12と調節ナット13とが螺合されている。第2ボビン12と調節ナット13とは、固定部材(図示されない)によってプローブ11に固定される。第2ボビン12と調節ナット13とをプローブ11に固定する固定部材は、プローブ11から脱着自在である。プローブ11をワークWとワークW’との間にに挿入する場合のように、必要がある場合には、第2ボビン12と調節ナット13とは、プローブ11から脱着可能である。
【0018】
プローブ11と一体に形成されたベース部材10と第1ボビン9との間には、バネ14が設けられる。バネ14は、第1ボビン9に対して第2ボビン12と反対の方向の力をベース部材10に印加する。このような力がベース部材10に印加されることにより、ワークWとワークW’とは、第1ボビン9と第2ボビン12とにより挟みつけられる。
【0019】
エクステンションヘッド8の挿入口8cの縁には、蓋部材18が接合されている。蓋部材18は、ボルト19によってエクステンションヘッド8に接合されている。蓋部材18は、中心軸8bに垂直な方向に突出する突起18aを有している。突起18aは、第1ボビン9、ベース部材10、プローブ11、及びバネ14が中心軸8bに平行な方向に移動してエクステンションヘッド8から離脱するのを防止する。
【0020】
エクステンションヘッド8の外側面の近傍には、冷却油循環路16が設けられる。冷却油循環路16には、回転台6に設けられた冷却油供給口17から冷却油が供給され、冷却油が流される。エクステンションヘッド8は、該冷却油によって冷却される。
【0021】
このような構造を有するFSW加工機は、母材W,W’が溶接線に沿って完全に平坦でなく、ある程度の凹凸を有する場合でも、第1ボビン9と第2ボビン12とが母材W、W’を挟む圧力を概ね一定に保つことができる。第1ボビン9と第2ボビン12とは、エクステンションヘッド8に対して中心軸8bに平行な方向に移動可能であるから、第1ボビン9と第2ボビン12とは、設けられた母材W,W’に凹凸が存在しても、該凹凸に応じてその位置が移動自在である。したがって、母材W,W’の凹凸は、第1ボビン9と第2ボビン12とが母材W,W’を挟みつける圧力に影響されない。第1ボビン9と第2ボビン12とが母材W,W’を挟みつける圧力は、実質的に、バネ14がベース部材10及びプローブ11を介して第2ボビン12に作用する力のみによって決定される。したがって、本実施の形態のFSW加工機は、母材W,W’が溶接線に沿って完全に平坦でないばあいでも、第1ボビン9と第2ボビン12とが母材W、W’を挟む圧力を概ね一定に保つことができる。
【0022】
【発明の効果】
本発明により,溶接される母材が完全には平坦でなくても、ボビンが母材を挟む圧力を一定に保持することが可能な摩擦攪拌溶接加工機が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は,本発明による摩擦攪拌溶接加工機の実施の一形態におけるFSW工具7を示す。
【図2】図2は,本発明による摩擦攪拌溶接加工機の実施の一形態を示す。
【符号の説明】
1:テーブル
2:ガントリ
3:移動台
4:移動台
5:回転台
6:回転台
6a:主軸
7:FSW工具
8:エクステンションヘッド
8a:接合面
8b:中心軸
8c:挿入口
9:第1ボビン
10:ベース部材
11:プローブ
12:第2ボビン
13:調整ナット
14:バネ
15:ガイドブッシュ
16:冷却油循環路
17:冷却油供給口
Claims (4)
- 中心軸を中心にして回転されるヘッドと、
溶接対象の表側の面に接触するための第1ボビンと、
前記溶接対象の裏側の面に接触するための第2ボビンと、
前記中心軸と同軸に設けられ、且つ、前記第1ボビンと前記溶接対象とを貫通して前記第2ボビンに接合されるプローブと、
前記プローブに力を印加して、前記第1ボビンと前記第2ボビンとで前記溶接対象を挟みつける挟みつけ機構
とを備え、
前記第1ボビンと前記第2ボビンと前記プローブと前記挟みつけ機構とは、前記中心軸に平行な方向に移動可能であり、且つ、前記ヘッドの回転とともに回転するように前記ヘッドに保持されている
摩擦攪拌接合加工機。 - 請求項1に記載の摩擦攪拌接合加工機において、
前記挟みつけ機構は、
前記プローブの、前記第2ボビンと反対の端に接合されるベース部材と、
前記ベース部材と前記第1ボビンとの間に介設され、前記ベース部材が前記中心軸と平行な方向に移動して前記第1ボビンから離れるような方向に前記ベース部材と前記第1ボビンとに力を印加する弾性体
とを含む
摩擦攪拌接合加工機。 - 請求項2に記載の摩擦攪拌接合加工機において、
前記ヘッドは、前記第1ボビンと前記ベース部材と前記弾性体とが挿入される挿入口を有し、
前記挿入口の側壁には、前記ヘッドの中心軸に平行な方向に移動可能であり、且つ、前記ヘッドの回転とともに回転するように前記第1ボビンを保持するガイドブッシュが設けられた
摩擦攪拌接合加工機。 - 請求項1に記載の摩擦攪拌接合加工機において、
前記ヘッドは、前記第1ボビンと前記挟みつけ機構と前記プローブとが挿入される挿入口を有し、
前記挿入口には、前記中心軸に垂直な方向に突出し、前記第1ボビンと前記挟みつけ機構と前記プローブとが前記中心軸に平行な方向に移動して前記ヘッドから離脱するのを防止する突起が設けられている
摩擦攪拌接合加工機。
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