JP2004113946A - アルミ缶選別装置および資源ゴミ分別システム - Google Patents

アルミ缶選別装置および資源ゴミ分別システム Download PDF

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Abstract

【課題】アルミ缶と瓶の混在する資源ゴミから、アルミ缶のみを選別することにより、その下流で瓶を手選別する人の負担を軽くし、瓶の選別効率を向上させることのできるアルミ缶選別装置、および資源ゴミ分別システムを提供する。
【解決手段】少なくともアルミ缶および瓶が混在する資源ゴミ32からアルミ缶11を選別するアルミ缶選別装置であって、アルミ缶および瓶が混在する資源ゴミ32を輸送する輸送手段103と、アルミ缶を上方に空気吸引するアルミ缶吸引手段101と、アルミ缶吸引手段101の下流に設けられ、本装置の下流に輸送される資源ゴミ12の量を調整する資源ゴミ輸送量調整手段102とを備えているアルミ缶選別装置10、およびこの装置を備えた資源ゴミ分別システムにより、上記課題を解決する。上記アルミ缶選別装置10は、アルミ缶と瓶の混在する資源ゴミ12から瓶を人の手で選別する瓶手選別手段40の上流に設けられることが好ましい。
【選択図】  図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、資源ゴミの分別システムおよびそれに備えられるアルミ缶選別装置に関し、更に詳しくは、資源ゴミの分別システムにおける瓶手選別手段の瓶選別効率が向上した資源ゴミ分別システムおよびアルミ缶選別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
瓶、アルミ缶、鉄缶が混在する資源ゴミの分別システムとしては、図4(イ)に示されるような資源ゴミ分別システム(イ)が知られている。資源ゴミ分別システム(イ)は、具体的には、回収されてきた資源ゴミ71が分別システム内に取り込まれ、資源ゴミの入れられた袋を破り、その袋を取り去る破袋除袋手段20、磁力により磁性金属である鉄缶を取り除く鉄缶磁力選別手段30、人の手で瓶を色分けして取り除く瓶手選別手段40、誘導電磁力によって非磁性金属であるアルミ缶とその他の残さを選別するアルミ缶誘導電磁力選別手段50、アルミ缶をプレスするアルミ缶圧縮手段60の順に構成されている。
【0003】
また、図4(ロ)に示されるような、上記瓶手選別手段40の上流に上記アルミ缶誘導電磁力選別手段50を設けた態様の資源ゴミ分別システム(ロ)が知られている。
【0004】
その他に、図5(ハ−1)に示されるような、上記瓶手選別手段40の上流にアルミ缶横型風力選別手段80を設けた態様の資源ゴミ分別システム(ハ)が知られている。アルミ缶横型風力選別手段80としては、図5(ハ−2)に示されるような、横型風力選別装置88が用いられる。横型風力選別装置88は、瓶およびアルミ缶32が投入される下側から、送風機85により瓶及びアルミ缶32が投入される方向へ風を送り、この風力とアルミ缶と瓶との重力差を利用して、比較的軽いアルミ缶は遠方へ飛ばされる軌跡86を描いて落下させ、重い瓶は近方へ飛ばされる軌跡87を描いて落下させることによりアルミ缶81と瓶82とを分離するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、(イ)の資源ゴミ分別システムにおいては、瓶手選別手段40において、輸送されてくるアルミ缶と瓶との混在した資源ゴミ32が瓶に対して非常に多くのアルミ缶を含むこととなる。そのため、大量のアルミ缶の中から瓶を手で選別することは、選別する人にとって非常に負担のかかるものであり、さらに、重い瓶が比較的軽いアルミ缶に埋もれてしまうため、瓶の選別効率が悪いという問題があった。
【0006】
一方、(ロ)の資源ゴミ分別システムにおいては、瓶手選別手段40の上流にアルミ缶誘導電磁力選別手段50を設けた態様としていることから、瓶手選別手段40において、輸送されてくるアルミ缶の量がなくなるか、または少なくすることができるので、資源ゴミ分別システム(イ)よりも、瓶を選別する人の負担が減少したものとなる。ここで、このアルミ缶誘導電磁力選別手段50としては、コンベアベルトによって輸送された資源ゴミ32から、非磁性金属であるアルミ缶を誘導電磁力によって選別するアルミ選別機が用いられる。このアルミ選別機においては、誘導電磁力がアルミ缶に与える影響が弱まらないようにアルミ缶と瓶の混在した資源ゴミ32を輸送するゴムベルトが薄い材質で形成されている。従って、アルミ缶と瓶とが混在した資源ゴミ32をこのアルミ選別機に投入すると、重いガラス瓶や割れたガラス瓶の破片によりゴムベルトが破損してしまい、アルミ缶誘導電磁力選別手段50、ひいては資源ゴミ分別システム(ロ)自体が機能しなくなるという問題があった。
【0007】
また、資源ゴミ分別システム(ハ)においては、瓶手選別手段40の上流に横型風力選別手段80を設けた態様としていることから、瓶手選別手段40に輸送されてくるアルミ缶の量が少なくなるので、資源ゴミ分別システム(イ)よりも、瓶を選別する人の負担が減少したものとなる。しかしながら、この横型風力選別手段80は、横から吹く風によって瓶とアルミ缶とを選別しているが、この風力選別手段によっては瓶とアルミ缶との分別効率が悪く、瓶として選別した集団82の中にアルミ缶が混在し、アルミ缶として選別した集団81の中に瓶が混在することとなる。その結果、瓶として選別した集団82のみならず、アルミ缶として選別した集団81についても、更に手選別を行わなければならず、より手選別する人に負担がかかり、システムが複雑になるという問題があった。
【0008】
本発明の目的は、上述した問題が生じず、瓶とアルミ缶とが混在する資源ゴミから一定量のアルミ缶を確実に、瓶の混在が全くなく選別できる装置を提供するとともに、瓶手選別手段において人が瓶を手選別する際の負担が軽減され、瓶の選別効率が向上したアルミ缶選別装置、および、全体として資源ゴミの分別効率が向上した資源ゴミ分別システムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために提供される本発明のアルミ缶選別装置は、少なくともアルミ缶および瓶が混在する資源ゴミから前記アルミ缶を選別するアルミ缶選別装置であって、アルミ缶および瓶が混在する資源ゴミを輸送する輸送手段と、アルミ缶を上方に空気吸引するアルミ缶吸引手段と、該アルミ缶吸引手段の下流に設けられ、アルミ缶選別装置の下流に輸送される資源ゴミの量を調整する資源ゴミ輸送量調整手段とを備えていることに特徴を有する。
【0010】
この発明によれば、瓶とアルミ缶とが混在する資源ゴミから一定量(100%でなくてよい)のアルミ缶を確実に選別することができ、選別したアルミ缶には瓶が全く混在しないという利点がある。また、資源ゴミ輸送量調整手段によってせき止められたアルミ缶に資源ゴミ輸送方向とは逆向きの圧力がかかりアルミ缶が浮く。その結果、アルミ缶の下側に空気が入ってアルミ缶に背圧がかかり、さらにアルミ缶吸引手段によって空気吸引されることにより、資源ゴミ中の比較的軽いアルミ缶が上方に吸引され、他の瓶等の資源ゴミからアルミ缶のみが選別される。なお、アルミ缶は軽く、瓶は重いために、空気吸引量を調整することにより、アルミ缶のみを吸引することが可能となる。また、空気吸引によりアルミ缶を選別するため、ベルトコンベアの乗り継ぎ部分ではなく、ベルトコンベア上での選別が可能である。
【0011】
上記本発明のアルミ缶選別装置は、少なくともアルミ缶および瓶が混在する資源ゴミから前記瓶を人の手で選別する瓶手選別手段の上流に設けられたことに特徴を有する。
【0012】
この発明によれば、瓶手選別手段の上流にアルミ缶選別装置が設けられているため、瓶手選別手段に輸送されるアルミ缶の量を減少させることができ、瓶を選別する人の負担を軽減させることができる。さらに、資源ゴミ輸送量調整手段があることにより、瓶手選別手段に輸送されるアルミ缶と瓶とが平準化され、瓶の上にアルミ缶が重なることを避けられるため、瓶を選別する人が選別をしやすくなる。
【0013】
上記本発明のアルミ缶選別装置は、前記資源ゴミ輸送量調整手段が、個々のアルミ缶および/または瓶の嵩に対応して下端の高さが可動である資源ゴミ輸送量調整ストッパからなることに特徴を有する。
【0014】
この発明によれば、輸送されてくるアルミ缶や瓶の嵩に応じて資源ゴミ輸送量調整手段である資源ゴミ輸送量調整ストッパの下端の高さを変えることができるため、瓶手選別手段に輸送されるアルミ缶及び瓶の量を調整でき、瓶手選別手段において作業をする人の負担をなるべく一定にすることが可能である。
【0015】
上記本発明のアルミ缶選別装置は、前記アルミ缶吸引手段が、上流から輸送されてくる資源ゴミの嵩に対応して、アルミ缶吸引ノズルの末端に設けられた開口部の高さおよびアルミ缶を空気吸引する方向が調節可能であることに特徴を有する。また、前記アルミ缶吸引手段は、アルミ缶を吸引することができ、かつ、瓶を吸引することができない空気吸引速度で空気吸引することに特徴を有する。
【0016】
この発明によれば、資源ゴミとアルミ缶吸引ノズルの開口部との間の距離を近づけ、またはアルミ缶を空気吸引する方向を傾斜させることで、アルミ缶の吸引効率を上げることができる。また、このように空気吸引速度を設定することにより、全く瓶を含まずにアルミ缶のみを吸引することが可能となる。
【0017】
上記本発明のアルミ缶選別装置は、前記アルミ缶吸引手段により吸引されたアルミ缶が、選別されたアルミ缶を圧縮するアルミ缶圧縮手段の上流に空気輸送されることに特徴を有する。
【0018】
この発明によれば、アルミ缶を空気吸引して輸送するため、配管することによりアルミ缶を輸送でき、別途ベルトコンベアを設置する必要がない。その結果、本発明のアルミ缶選別装置を備えた資源ゴミ分別システムを新設する場合のみならず、既存の資源ゴミ分別システムにおいても、本発明のアルミ缶選別装置を簡便に設置することができる。
【0019】
上記目的を達成するために提供される本発明の資源ゴミ分別システムは、上記本発明のアルミ缶選別装置を備えたことに特徴を有する。
【0020】
この資源ゴミ分別システムの発明によれば、上記した特徴を有するアルミ缶選別装置を備えているので、瓶手選別手段における瓶の選別効率が向上したものであり、資源ゴミ分別システム全体としての資源ゴミ分別効率が向上したものとなる。また、誘導電磁力によるアルミ選別機のゴムベルトを傷めることがなく、システム全体がスムーズに機能し、資源ゴミを分別することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のアルミ缶選別装置及び資源ゴミ分別システムについて図面を参照しつつ説明する。
【0022】
図1は、本発明の資源ゴミ分別システムの一例を示す流れ図である。袋に入れられ、回収されてきた資源ゴミ71(瓶、アルミ缶、鉄缶を含む)は、破袋除袋手段20まで搬送され、破袋除袋手段20に投入される。破袋除袋手段20においては、資源ゴミ71の入れられた袋が破砕され、その袋が取り除かれる。除かれた袋21は別途回収される。ついで、袋から出された資源ゴミは鉄缶磁力選別手段30に搬送される。鉄缶磁力選別手段30においては、磁力により磁性のある鉄缶が取り除かれる。除かれた鉄缶31は別途回収されて、リサイクルされる。残った瓶及びアルミ缶32は、本発明のアルミ缶選別装置10に輸送される。アルミ缶選別装置10においては、瓶及びアルミ缶32のうち、一部のアルミ缶11が取り除かれる。残った瓶及びアルミ缶12は瓶手選別手段40に輸送され、瓶は人の手で選別され、取り除かれる。取り除かれた瓶41は色別にストックヤードに貯留され、リサイクルされる。残ったアルミ缶42は、不可避的に残留している残さと共にアルミ缶誘導電磁力選別手段50に輸送され、アルミ缶52と、残さ51とに分別される。残さ51はストックヤードに貯留される。アルミ缶52は、アルミ缶選別装置10によって取り除かれたアルミ缶11とともにアルミ缶圧縮手段60に投入され、アルミの塊61に圧縮され、梱包されてリサイクルされる。なお、アルミ缶選別装置10によって取り除かれたアルミ缶11に、不可避的にプラスチックゴミや袋の切れ端などが混入してしまう場合には、そうした残さを含むアルミ缶11をアルミ缶42とともにアルミ缶誘導電磁力選別手段50に輸送することも可能である。
【0023】
このように、本発明の資源ゴミ分別システムにおいては、瓶手選別手段40の上流にアルミ缶選別装置10が設けられていることにより、瓶とアルミ缶とが混在する資源ゴミ32から多くのアルミ缶のみを選別し、取り除くことができる。その結果、残った少量のアルミ缶と瓶12が瓶手選別手段40に輸送されるため、瓶手選別手段40においては瓶と少量のアルミ缶の中から瓶を選別すればよくなり、瓶を手選別する人の負担が軽くなる。そのため、瓶手選別手段40における瓶の選別効率が向上し、資源ゴミ分別システム全体としての分別効率も向上する。
【0024】
アルミ缶選別装置10によってアルミ缶を取り除く量は、多い方が好ましい。アルミ缶除去量が多いと、瓶手選別手段40において瓶を選別する人の負担をより軽減させることができる。ただし、本発明のアルミ缶選別装置10においては、瓶とアルミ缶からなる資源ゴミ32における全てのアルミ缶を取り除く必要はない。アルミ缶選別装置10の下流に設けられる瓶手選別手段40において瓶の手選別が容易にできるようになり手選別作業の負担が軽減されればよく、さらに下流にはアルミ缶誘導電磁力選別手段50であるアルミ選別機が設けられているので、このアルミ選別機により全てのアルミ缶を選別することが可能なためである。
【0025】
図2は、本発明のアルミ缶選別装置10の一例を示す側面図である。図2(a)は、本発明のアルミ缶選別装置10を資源ゴミの輸送方向の側面側から見た図であり、図2(b)は、資源ゴミの輸送方向の正面側から見た図である。図2(c)は、図2(a)におけるアルミ缶吸引手段101の吸引ノズル105を傾斜させた態様を示す図であり、図2(d)は、資源ゴミ輸送量調節手段102を具体的に示す図である。アルミ缶選別装置10は、鉄缶磁力選別手段を経て残ったアルミ缶及び瓶からなる資源ゴミ32(少なくともアルミ缶および瓶が混在している。以下、単に資源ゴミ32ともいう。)を輸送する輸送手段103と、アルミ缶を空気吸引するアルミ缶吸引手段101と、このアルミ缶吸引手段101の下流に設けられ、資源ゴミ12が瓶手選別手段40へ輸送される量を調整する資源ゴミ輸送量調整手段102とから構成される。
【0026】
こうしたアルミ缶選別装置10は、アルミ缶と瓶とが混在する資源ゴミ32のなかから、アルミ缶のみを空気吸引して、選別することができる。
【0027】
アルミ缶吸引手段101は、鉄缶磁力選別手段30を経て鉄缶(磁性金属)が除かれた資源ゴミ32を、空気吸引(風力吸引)することにより、アルミ缶のみを上方へ吸引する。アルミ缶吸引手段101は、主として吸引ノズル105と開口部106とで構成される。
【0028】
開口部106の高さは、輸送されてくる瓶及びアルミ缶からなる資源ゴミ32の量(嵩)によって変動させることができる。例えば、資源ゴミ32の量が多く嵩高い場合には、開口部も高めに設定し、逆に資源ゴミ32の量が少なく嵩が低い場合には、開口部を低めに設定することができる。このように開口部の高さを変動させることで、吸い込むアルミ缶と開口部106との距離を短くすることができ、アルミ缶の吸引効率を高めることができる。搬送される資源ゴミ32のうち、上側のアルミ缶と開口部106との間の距離は、アルミ缶を吸引できる範囲であれば特に限定されるものではないが、5〜30cm程度、より好ましくは5〜15cm程度とされる。なお、開口部106の高さは、吸引ノズル105に伸縮可能な部分(伸縮管107)と開口部高さ調節手段104(例えば、ウインチを用いる。)を設けて、吸引ノズル105を伸び縮みさせることにより、変動させることが可能である。
【0029】
開口部106の大きさは、輸送手段103であるコンベアベルトの幅×150〜250mm程度の大きさとすることが好ましい。開口部106をこのような大きさとすることにより、アルミ缶を空気吸引するための適正な吸引風速が得られる。
【0030】
吸引ノズル105は、上述した機能を果たせるものであればその材質は特に限定されないが、内面ゴムライニングされた鋼管を用いて作製されたノズルを用いることが好ましい。こうした材質のノズルを用いることにより、アルミ缶を吸引する際の騒音が防止できるとともに、吸引ノズル105の摩耗を防止することができる。
【0031】
アルミ缶吸引手段101における空気吸引する方向、換言すると、吸引ノズル105によりアルミ缶が吸引される方向は、資源ゴミ輸送手段103により資源ゴミ32が輸送される方向に対して垂直上向きとされる(図2(a))。また、この吸引する方向は、資源ゴミ32の輸送量(嵩)に応じて、資源ゴミ32が輸送される向きに対して垂直上向きから、その上流方向に45度程度まで傾斜させることができる。例えば、資源ゴミ32の輸送量が多いときに、吸引方向を傾斜させることが好ましい。具体的には、吸引ノズル105を傾斜させることにより、大量のアルミ缶がバラバラに順次吸引ノズル105に吸い込まれることになるため、開口部105が吸引された複数のアルミ缶で閉塞してしまうことを防止できる。このように、空気吸引する方向を、垂直上向きから45度程度上流に傾斜した向きの間とすることにより、効率よくアルミ缶を選別することが可能となる。この空気吸引する方向は、吸引ノズル105の向きを変えることにより変えることができる。吸引ノズル105の向きは、伸縮管107を曲げることにより変えることができる。
【0032】
アルミ缶吸引手段101における空気吸引速度は、アルミ缶を吸引することができ、かつ、瓶を吸引することができない空気吸引速度とすればよい。こうした範囲の空気吸引速度とすることにより、アルミ缶のみが吸引され、瓶が全く吸引されないようにすることができる。空気吸引速度は、具体的には10〜20m/sとすることが好ましい。10m/s未満ではアルミ缶を吸引することが困難となり、また、20m/sを超えると瓶を吸引することが可能となるため、アルミ缶のみを選別して吸引することが困難となる場合がある。実際に、空気吸引速度を上記範囲内である12m/s程度とすることでアルミ缶のみを浮遊させて吸引することが可能である。空気吸引速度は、15m/s程度に高めることがより好ましい。そうすると、輸送される資源ゴミ32から浮遊し、選別されるアルミ缶11の割合を高めることができるため、下流の瓶手選別手段40における人の負担をより軽減させることができる。ただし、資源ゴミ32の輸送速度や輸送量、上記開口部106の高さ等によってもアルミ缶の吸引が可能な空気吸引速度が変わるため、空気吸引速度は厳密には上記範囲に限定されるものではない。
【0033】
図3は、本発明のアルミ缶選別装置10を具体的に示す説明図である。上述のようにしてアルミ缶吸引手段101である吸引ノズル105から吸引されたアルミ缶11は、図3に示すように、空気輸送管151の中を輸送され、分離装置152の中でアルミ缶と空気に分離される。
【0034】
アルミ缶11は、アルミ缶誘導電磁力選別手段50によって選別されたアルミ缶52と一緒に、排出装置156からアルミ缶圧縮手段60に搬送され、リサイクルされる。なお、アルミ缶選別装置10において、アルミ缶11と一緒に袋やプラスチック、紙などの破片が吸引される場合には、アルミ缶11は、瓶手選別手段40において選別されずに残ったアルミ缶42と一緒に、排出装置156からアルミ缶誘導電磁力選別手段50に搬送されることも可能である。この場合には、アルミ缶誘導電磁力選別手段50においてアルミ缶選別装置10において吸引されたアルミ缶11とプラスチックゴミ等の残さが分別される。
【0035】
一方、分離機152で分離された空気は、集塵装置153(例えば、バグフィルタを用いる。)で集塵された後、空気ダクト154内を送風機155によって外気に排出される。なお、上記した空気吸引速度は、送風機155によって調節されることになる。
【0036】
本発明のアルミ缶選別装置10は、上述のようにアルミ缶11を空気吸引して輸送するため、配管することによりアルミ缶11を輸送でき、別途ベルトコンベアを設置する必要がない。そのため、本発明のアルミ缶選別装置10を備えた資源ゴミ分別システムを新設する場合のみならず、既存の資源ゴミ分別システムにおいても、本発明のアルミ缶選別装置10を簡便に設置することができる。
【0037】
図2(a)、(c)に示すように、資源ゴミ輸送量調整手段102は、資源ゴミ輸送手段103の上方で、かつ、アルミ缶吸引手段101の下流に設けられる。資源ゴミ輸送量調節手段102は、瓶手選別手段40に輸送されるアルミ缶と瓶12を平準化する役割を果たす。その結果、瓶手選別手段40に大量のアルミ缶及び瓶が一時に輸送されることが防止でき、瓶の上にアルミ缶が重なって輸送されることがなくなるため、瓶手選別手段40において、アルミ缶と瓶からなる資源ゴミ12の中から瓶を選別しやすくなる。
【0038】
また、資源ゴミ輸送量調整手段102は、上記の役割と共に、積み上げられたアルミ缶をせき止めて、アルミ缶に対し輸送方向とは逆向きに圧力をかける役割を果たす。この圧力によりアルミ缶が浮き、アルミ缶の下側に空気が入ってアルミ缶に背圧がかかり、上記アルミ缶吸引手段101によるアルミ缶の吸引が補助されて、アルミ缶吸引手段101において効率よくアルミ缶を吸引することが可能となる。
【0039】
資源ゴミ輸送量調整手段102としては、上述の役割を果たすストッパが用いられる。ストッパとしては、そうした役割を果たすものであればどのような材質のものを用いても良く、特に限定されないが、例えば、平鋼板等が用いられる。また、資源ゴミ輸送量調整手段102は、資源ゴミ輸送手段103の幅と同程度の幅とされる。その結果、その下流にある瓶手選別手段40における輸送方向の垂直方向において、輸送されるアルミ缶及び瓶12は平準化されており、アルミ缶と瓶からなる資源ゴミ12の中から瓶を選別しやすくなる。
【0040】
資源ゴミ輸送量調整手段102として用いられるストッパと、資源ゴミ輸送手段103として用いられる機械との間の距離は、瓶手選別手段40に輸送される個々の瓶、アルミ缶の高さ(嵩)に応じて変えることが可能である。資源ゴミ輸送量調整手段102と資源ゴミ輸送手段103との間の距離は限定されるものではないが、通常、10〜20cm程度とされる。
【0041】
資源ゴミ輸送量調整手段102としては、例えば、図2(d)の上側に上面図および下側に資源ゴミ32の輸送方向から見た側面図を示したように、資源ゴミ輸送手段103であるコンベアのベルトの両側に丸棒(丸鋼)からなる2本の柱が設けられ、この2本の柱の間にコンベアベルトと同程度の幅の平鋼板で作製されたストッパを設けると共にストッパの両側に丸棒からなる柱を通すことのできる空洞を設け、その空洞に丸棒からなる柱を通してねじで止めることにより、その柱に沿って上下に可動である構成になっているものを用いることができる。
【0042】
資源ゴミ輸送手段103としては、例えばベルトコンベア等、公知の輸送手段が用いられる。資源ゴミ輸送手段103は、鉄缶の取り除かれた資源ゴミ32を瓶手選別手段40へ輸送する。このとき、資源ゴミ輸送速度は、特に限定されるものではなく、鉄缶磁力選別手段を経て残ったアルミ缶及び瓶からなる資源ゴミ32の量によって適宜変更すればよいが、通常、5〜15m/min程度とされる。
【0043】
本発明のアルミ缶選別装置においては、瓶手選別手段40に輸送されるアルミ缶及び瓶12に対して過量分のアルミ缶が、資源ゴミ輸送量調節手段102によってせき止められ、そのアルミ缶が資源ゴミ輸送手段103上を輸送方向に進んだり戻ったりしている間に、アルミ缶吸引手段101によってアルミ缶が上方に吸い上げられてアルミ缶が選別されるものである。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のアルミ缶選別装置によれば、瓶とアルミ缶とが混在する資源ゴミから、一定量(100%でなくてよい)のアルミ缶を確実に選別することができ、選別したアルミ缶には瓶が全く混在しないという利点がある。また、資源ゴミ輸送量調整手段によってせき止められたアルミ缶に、資源ゴミ輸送方向とは逆向きの圧力がかかりアルミ缶が浮く。その結果、アルミ缶の下側に空気が入ってアルミ缶に背圧がかかり、さらにアルミ缶吸引手段によって空気吸引されることにより、資源ゴミ中の比較的軽いアルミ缶が上方に吸引され、他の瓶等の資源ゴミからアルミ缶のみが選別される。なお、アルミ缶は軽く、瓶は重いために、空気吸引量を調整することにより、アルミ缶のみを吸引することが可能となる。また、空気吸引によりアルミ缶を選別するため、ベルトコンベアの乗り継ぎ部分ではなく、ベルトコンベア上での選別が可能である。
【0045】
また、上記本発明のアルミ缶選別装置によれば、瓶手選別手段の上流にアルミ缶選別装置が設けられているため、瓶手選別手段に輸送されるアルミ缶の量を減少させることができ、瓶を選別する人の負担を軽減させることができる。さらに、資源ゴミ輸送量調整手段があることにより、瓶手選別手段に輸送されるアルミ缶と瓶とが平準化され、瓶の上にアルミ缶が重なることを避けられるため、瓶を選別する人が選別をしやすくなる。
【0046】
また、上記本発明のアルミ缶選別装置によれば、輸送されてくる個々のアルミ缶や瓶の嵩に応じて資源ゴミ輸送量調整手段である資源ゴミ輸送量調整ストッパの下端の高さを変えることができるため、瓶手選別手段に輸送されるアルミ缶及び瓶の量を調整でき、瓶手選別手段において作業をする人の負担をなるべく一定にすることが可能である。
【0047】
上記本発明のアルミ缶選別装置によれば、資源ゴミとアルミ缶吸引ノズルの開口部との間の距離を近づけ、またはアルミ缶を空気吸引する方向を傾斜させることで、アルミ缶の吸引効率を上げることができる。また、このように空気吸引速度を設定することにより、全く瓶を含まずにアルミ缶のみを吸引することが可能となる。
【0048】
上記本発明のアルミ缶選別装置によれば、アルミ缶を空気吸引して輸送するため、配管することによりアルミ缶を輸送でき、別途ベルトコンベアを設置する必要がない。その結果、本発明のアルミ缶選別装置を備えた資源ゴミ分別システムを新設する場合のみならず、既存の資源ゴミ分別システムにおいても、本発明のアルミ缶選別装置を簡便に設置することができる。
【0049】
本発明の資源ゴミ分別システムによれば、上記した特徴を有するアルミ缶選別装置を備えているので、瓶手選別手段における瓶の選別効率が向上したものであり、資源ゴミ分別システム全体としての資源ゴミ分別効率が向上したものとなる。また、誘導電磁力によるアルミ選別機のコンベアベルトを傷めることがなく、システム全体がスムーズに機能し、資源ゴミを分別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る資源ゴミ分別システムの各手段を説明するフローシートである。
【図2】本発明の実施の形態に係るアルミ缶選別装置を示す側面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るアルミ缶選別装置を示す説明図である。
【図4】従来の資源ゴミ分別システムの例を示す説明図である。
【図5】従来の他の資源ゴミ分別システムの例を示す説明図である。
【符号の説明】
10   アルミ缶選別装置
101  アルミ缶吸引手段
102  資源ゴミ輸送量調整手段
103  資源ゴミ輸送手段
104  開口部高さ調節手段(ウインチ)
105  吸引ノズル
106  開口部
107  伸縮管
11   アルミ缶選別装置により選別されたアルミ缶
12   アルミ缶選別装置により選別されずに残ったアルミ缶と瓶
151  空気輸送管
152  分離機
153  集塵装置(バグフィルタ)
154  空気ダクト
155、85  送風機
156  排出装置
20   破袋除袋手段
21   破袋除袋手段により取り除かれた袋
30   鉄缶磁力選別手段
31   鉄缶磁力選別手段により取り除かれた鉄缶
32   鉄缶磁力選別手段を経て残ったアルミ缶及び瓶
40   瓶手選別手段
41   瓶手選別手段により取り除かれた瓶
42   瓶手選別手段を経て残ったアルミ缶(と残さ)
50   アルミ缶誘電力選別手段
51   アルミ缶誘電力選別手段により分別された残さ
52   アルミ缶誘電力選別手段により分別されたアルミ缶
60   アルミ缶圧縮手段
61   アルミ缶圧縮手段により圧縮されたアルミの塊
71   回収されてきた瓶、アルミ缶、鉄缶を含む資源ゴミ
80   アルミ缶横型風力選別手段
81   アルミ缶横型風力選別手段により分別されたアルミ缶(と瓶)
82   アルミ缶横型風力選別手段により分別された瓶(とアルミ缶)
86   アルミ缶の軌跡
87   瓶の軌跡
88   アルミ缶横型風力選別装置

Claims (7)

  1. 少なくともアルミ缶および瓶が混在する資源ゴミから前記アルミ缶を選別するアルミ缶選別装置であって、
    アルミ缶および瓶が混在する資源ゴミを輸送する輸送手段と、
    アルミ缶を上方に空気吸引するアルミ缶吸引手段と、
    該アルミ缶吸引手段の下流に設けられ、本アルミ缶選別装置の下流に輸送される資源ゴミの量を調整する資源ゴミ輸送量調整手段とを備えていることを特徴とするアルミ缶選別装置。
  2. 少なくともアルミ缶および瓶が混在する資源ゴミから前記瓶を人の手で選別する瓶手選別手段の上流に設けられたことを特徴とする請求項1に記載のアルミ缶選別装置。
  3. 前記資源ゴミ輸送量調整手段が、個々のアルミ缶および/または瓶の嵩に対応して下端の高さが可動である資源ゴミ輸送量調整ストッパからなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のアルミ缶選別装置。
  4. 前記アルミ缶吸引手段は、上流から輸送されてくる資源ゴミの嵩に対応して、アルミ缶吸引ノズルの末端に設けられた開口部の高さおよびアルミ缶を空気吸引する方向が調節可能であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のアルミ缶選別装置。
  5. 前記アルミ缶吸引手段は、アルミ缶を吸引することができ、かつ、瓶を吸引することができない空気吸引速度で空気吸引することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のアルミ缶選別装置。
  6. 前記アルミ缶吸引手段により吸引されたアルミ缶が、選別されたアルミ缶を圧縮するアルミ缶圧縮手段の上流に空気輸送されることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のアルミ缶選別装置。
  7. 請求項1乃至請求項6いずれか1項に記載のアルミ缶選別装置を備えたことを特徴とする資源ゴミ分別システム。
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