JP2004113495A - 遊技機用の回転図柄表示装置 - Google Patents

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JP2004113495A JP2002281518A JP2002281518A JP2004113495A JP 2004113495 A JP2004113495 A JP 2004113495A JP 2002281518 A JP2002281518 A JP 2002281518A JP 2002281518 A JP2002281518 A JP 2002281518A JP 2004113495 A JP2004113495 A JP 2004113495A
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Takeshi Kamijo
上條 武
Shunichi Osanai
小山内 俊一
Masaru Saga
佐賀 賢
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Abstract

【課題】図柄リールの回転手段をDCモータとすると共に、回転制御用のパルス発生手段とリール位置検出用のインデックスとを同一の回転体に形成し、これをモータ軸に直接取り付けて信頼性向上と製造コストの低減を図った遊技機用の回転図柄表示装置を提供する。
【解決手段】遊技機用の回転図柄表示装置において、図柄リール3の回転手段をDCモータ1とし、該モータの同軸上にエンコード用情報発生用の回転板4を配設すると共に、該情報の検知センサ5を配設する。さらに、回転板には、エンコード用情報の外に図柄リールの位置情報検出用のインデックス41を配設し、検知センサにおいてエンコード用情報と共に検知する。上記のインデックスは回転板の表面に複数個のマーク40を等間隔で円状に配列形成すると共に、マークの間隔やその大きさの変更により構成する。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、パチンコ遊技機、スロットマシン、等の遊技機の盤面中央部に配設される回転図柄表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
これら遊技機用の回転図柄表示装置(以下、「装置」と略称。)は、外周面に各種図柄を配列表示した円筒状の図柄リールを、モータ駆動により始動回転させ、区々のタイミングで停止させることにより、特定の図柄を表示窓に表示させるものである。そして、これら特定図柄の種々の組合せの如何による大当たりやハズレ等を設定して、遊技者の射幸心を煽るものである。
【0003】
この図柄リールを回転させる駆動源として、従来からステッピングモータが用いられている(例えば、特許文献1、特許文献2を参照。)。かかるステッピングモータは、ロータの周囲に配置した多数個のステータコイルにDC電圧を印加して順次に励磁させることにより、ロータを回転させるものであり、論理パルスに従ってコイルを励磁させることにより回転を制御している。
【0004】
また、このステッピングモータで回転させる図柄リールの停止位置の検出は、例えば、検出片を図柄リール(図柄ドラムと同義)の所定位置に取り付けて共に回転させ、この検出片に反応する光センサ、静電センサ等の非接触型の検知センサからの検知信号をもとに図柄リールの位置検出を行っていた。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−126231公報(段落番号0004,0013,0020、図1、図2)
【特許文献2】
実開平6−70782公報(段落番号0002,0009、0011、0023〜0034、図3、図4、図7)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来から用いられているステッピングモータは、上記したようにコイルへの順次励磁によるステップ回転であるため、急速な速度変化や過負荷の場合には、制御パルスとモータの回転の同期を失って(いわゆる、脱調して)、制御できずに停止してしまったり、また電力効率が悪く、励磁回路の安定点を見出すのが困難であるためスムーズ(円滑)な始動回転を得難いと言う不都合があった。特に、遊技機は通常3個の図柄リールが回転軸直列に並置して同軸上でそれぞれ独立に回転させるものであるため、各図柄リールの回転を均一にする必要があり、その調節も煩雑なものとなる欠点があった。
【0007】
また、図柄リールの位置検出は,ステッピングモータ内蔵の検知センサ、または上記した外付けのものを用いて行うが、その検知センサの取り付けと位置決めには手間がかかるという問題点もあった。特に、遊技機にあっては、表示窓に出現する3個の図柄を一直線上に揃えて停止させるために、煩雑な設定と位置決めが必要となり、この不具合は遊技機自体の欠陥品として扱われるため、特に重要なものであった。
【0008】
【目的】
そこで、本願発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであり、図柄リールの回転手段をDCモータとすると共に、回転制御用のパルス発生手段と図柄リール位置検出用のインデックスとを同一の回転体に形成し、これをモータ軸に直接取り付けることにより、部品点数を減して製品の信頼性向上と製造コストの低減を図った装置を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本願発明の装置は、以下のように構成している。
すなわち、外周面に各種図柄を配列表示した円筒状の図柄リールをモータで回転駆動させ、図柄リールの回転停止により特定の図柄を表示させる遊技機用の回転図柄表示装置において、上記図柄リール(3)を回転させるモータをDCモータ(1)とし、このDCモータ(1)の同軸上にエンコード用情報を発生させるための回転板(4)を配設すると共に、上記エンコード用情報を検知する検知センサ(5)を上記DCモータ(1)に配設したことを特徴とする。
【0010】
さらに、上記回転板(4)には、エンコード用情報の外に、図柄リール(3)の位置情報を検出するための1又は複数個のインデックス(41)を配設し、検知センサ(5)において、上記エンコード用情報と共に位置情報を検知するようにしている。
【0011】
上記回転板(4)には、エンコード用情報の発生手段として、円盤状に形成した表面に、複数個のマーク(40)を等間隔で円状に配列形成すると共に、前記マーク(40)の1又は2以上の間隔若しくは大きさの変更によって位置検出用のインデックス(41)を構成している。
【0012】
なお、上記の特許請求の範囲及び課題を解決するための手段の欄で記載した括弧付き符号は、発明の構成の理解を容易にするため参考として図面符号を付記したもので、この図面上の形態に限定するものでないことはもちろんである。
【発明の実施の形態】
以下に、本願発明に係る装置の具体的実施形態例について、図面に基づき詳細に説明する。
【0013】
図1は本実施形態装置の全体を示す斜視図であり、図2は本実施形態装置のモータの部分を拡大して示す側面図であり、図3はその斜視図である。また図4は、回転体の表面を拡大して示す平面図であり、図5は回転体の回転から出力されるパルス信号及びインデックス信号を示すグラフである。
【0014】
図示符号1は、回転駆動モータとしてのDCモータ(以下、「モータ」と略称する。)であり、遊技機(図示省略。)への取り付けるための基台2に保持されている。モータ1の回転軸(図示省略。)を一方側の外側へ延出させた出力軸10には、図柄リール3を取り付けている。この図柄リール3は、周回帯板30と、スポーク31と、及び中心板32とから成り、合成樹脂等の材料で組み立てられた回転体である。周回帯板30は、円筒状を成し、外周表面に各種図柄30aが等間隔で描画されている。スポーク31は、周回帯板30の縁部の等間隔4個所から中心部へ延びた4本から成る。また中心板32は、この各スポーク31を結び、図柄リール3の出力軸10への取り付け用支持部材である。
【0015】
モータ1の出力軸10の反対側の端面部には、図2、図3に示すように、所定の長さだけ回転軸を露出させた延出軸11を配設している。この延出軸11には、透光材から成る円盤状の回転板4を軸支している。この回転板4には、図4に示すように、回転板4の表面の周縁付近には、遮光材からなる多数のマーク40、40、40、・・・、を回転中心と同心円上でかつ等間隔に配列形成している。そして、この円形配列のマーク群のうちの一箇所(又は複数箇所)にマーク40を欠落させて(又は間隔や大きさを変えて)インデックス41を形成している。
【0016】
なお、本実施例では、回転板4を透光材、マーク40を遮光材で形成しているが、透光材と遮光材を逆にして、回転板4の方を遮光材で、マーク40を透光材で形成するようにしてもよい。この時、マークをスリットとしてもよい。すなわち、後述する検知センサにパルス信号として検出させる構成であれば、適宜の態様でよい。
【0017】
モータ1の回転板4の付近には、図2、図3に示すように、支持基板6によって保持された検知センサとしての光センサ5を配設している。この光センサ5は、対向させる一対の発光部50と受光部51とから成り、これらを回転板4のマーク40群の移動軌道上に非接触で対向させて配設している。
【0018】
なお、本実施例では、検知センサとして光センサ5を用いているが、これに限らず、回転板4の回転によりパルス信号を検知できるものであれば、そのほか、静電センサ、磁気センサ、等の非接触型の検知センサを適宜選択して用いることが可能である。
【0019】
本実施例は、上記構成により、次のように機能する。
DCモータ1の始動により、出力軸10に取り付けた図柄リール3が回転起動し、これと共に延出軸11に取り付けた回転板4が同期して回転(共回り)する。そして、回転板4の表面に円形配列させたマーク40群と光センサ5とが相俟ってエンコーダとして機能し、回転に従ったパルス信号40pを発生させる。このパルス信号40pをもとに、モータ1の回転のフィードバック制御を行う。この制御方法は、既存の方法が用いられ、例えば、一般的なPWM(パルス幅変調:Pulse Width Modulation)方式による制御方法などが用いられる。
【0020】
また、同時に、インデックス41の通過時には、光センサ5からインデック信号41iを発生させ、このインデック信号41iに基づいて図柄リール3の位置を検出する。
【0021】
【効果】
本願発明は、上記のように構成することにより、次のような効果を奏する。
まず、駆動モータをステッピングモータからDCモータにすることにより、DCモータの優れた特性、すなわち、起動トルクが大きい、回転特性が印加電圧に直線比例する、出力トルクが入力電流に直線比例する、出力効率が良い、及び脱調せずにスムーズな励磁始動が得られる、等の種々の効果を利用することができる。
【0022】
また、DCモータのシャフト(出力軸)にエンコード用の回転板を具備し、かつ検知センサをDCモータに取り付けてエンコーダを形成することにより、検知センサの位置合わせをしなくても高分解能な回転信号を得ることができる。回転板、及び検知センサの取り付けがモータ組立の工程で行われ、図柄リール取り付け時のセンサ位置合わせの作業が不要となるため、総計的には製造コストの低減が図れる。
【0023】
さらに、DCモータのシャフトに具備した回転板に、1箇所以上に位置検出のためのインデックスを併せて設けることより、これまでモータ内蔵、若しくは外付けにしていたインデックス用のセンサ構成が不要となり、部品点数、製造工数の低減によるコストダウンが図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態装置の全体を示す斜視図
【図2】本実施形態装置のモータの部分を拡大して示す側面図である。
【図3】本実施形態装置のモータの部分を拡大して示す斜視図である。
【図4】回転体の表面を拡大して示す平面図である。
【図5】回転体の回転から出力されるパルス信号及びインデックス信号を示すグラフである。
【符号の説明】
1 DCモータ
10 出力軸
11 延出軸
2 基台
3 図柄リール
30 周回帯板
30a 図柄
31 スポーク
32 中心板
4 回転板
40 マーク
40p パルス信号
41 インデックス
41i インデックス信号
5 光センサ
50 発光部
51 受光部
6 支持基板

Claims (3)

  1. 外周面に各種図柄を配列表示した円筒状の図柄リールをモータで回転駆動させ、図柄リールの回転停止により特定した図柄を表示させる遊技機用の回転図柄表示装置において、
    上記図柄リール(3)を回転させるモータをDCモータ(1)とし、
    このDCモータ(1)の同軸上にエンコード用情報を発生させるための回転板(4)を配設すると共に、上記エンコード用情報を検知する検知センサ(5)を上記DCモータ(1)に配設したことを特徴とする遊技機用の回転図柄表示装置。
  2. 上記回転板(4)に図柄リール(3)の位置情報を検出するための1又は複数個のインデックス(41)を配設し、
    かつ上記エンコード用情報及び位置情報を検知する検知センサ(5)を配置したことを特徴とする請求項1記載の遊技機用の回転図柄表示装置。
  3. 上記回転板(4)において、
    円盤状に形成した表面に、複数個のマーク(40)を等間隔で円状に配列形成してエンコード用情報とすると共に、このマーク(40)の1又は2以上の間隔若しくは大きさの変更によってインデックス(41)としたことを特徴とする請求項2記載の遊技機用の回転図柄表示装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011115190A (ja) * 2009-11-25 2011-06-16 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機
JP2011115193A (ja) * 2009-11-25 2011-06-16 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機
JP2012071181A (ja) * 2012-01-16 2012-04-12 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機
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JP2019118458A (ja) * 2017-12-28 2019-07-22 オムロン株式会社 演出駆動体制御装置、遊技機および演出駆動体制御方法

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