JP2004111403A - キーボード - Google Patents
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Abstract
【課題】 キーステム構成を不要として、キーボードの薄型化に対応しつつ、キーストロークを大きく維持することができる、しかも、簡単な構成によりキー入力の操作性が良好で、確実なキー入力を可能としたキーボードを提供する。
【解決手段】 案内支持部材3を構成する第1リンク4と第2リンク5とを中途交叉部で回動自在に連結し、第1リンク4及び第2リンク5の各上ピン部11a,11b,13a,13bをキートップ2の下面の係止部15,16に装着し、下ピン部12a,12b,14a,14bをホルダ部材7における取付け孔7aの側に設けた係止部27,28に装着する。ラバースプリング6は取付け孔7aに取り付けられ、その近傍には係止部27,28が形成されている。
【選択図】 図1
【解決手段】 案内支持部材3を構成する第1リンク4と第2リンク5とを中途交叉部で回動自在に連結し、第1リンク4及び第2リンク5の各上ピン部11a,11b,13a,13bをキートップ2の下面の係止部15,16に装着し、下ピン部12a,12b,14a,14bをホルダ部材7における取付け孔7aの側に設けた係止部27,28に装着する。ラバースプリング6は取付け孔7aに取り付けられ、その近傍には係止部27,28が形成されている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ワードプロセッサ、パーソナルコンピュータ等の入力装置等として用いられるキーボードに関するものである。
従来、この種のキーボードに使用されるキースイッチ装置としては、キーステムを一体に有するキートップをホルダプレートに形成されたホルダ部に挿通して案内支持するとともに、キーステムの下方にスイッチング部材を配設したキースイッチ装置が一般に用いられている。かかるキースイッチ装置は、キーステムの上下動をホルダ部を介して摺動案内し、キーステムの下部によりスイッチング部材を押下して、スイッチング動作を行わせるものである。
また、スペースキーやリターンキー等の大型のキートップを使用するキースイッチ装置としては、キートップの押下時に、そのキートップが傾いた状態で押下されるのを防止すべく、特開昭60−62017号公報、特開昭64−7441号公報に記載されたキースイッチ装置が知られている。
特開昭60−62017号公報に記載されたキースイッチ装置は、軸によりはさみ状に交叉してなる2つのはさみ状部材にキートップを支持するとともに、キートップの中心部から離れた位置にスイッチング部材を配置している。そして、キートップの押下時には、各はさみ状部材の端部に形成された複数個のピンを水平方向に摺動案内するとともに、キートップの裏面に配設されたキーステムをホルダ部を介して上下に摺動案内しつつ、そのキーステムによりスイッチング部材を押下するようにしたものである。
また、特開昭64−7441号公報に記載されたキースイッチ装置は、特開昭60−62017号公報に記載されたキースイッチ装置と基本的構成を同じくするものであり、はさみ状部材に対するキートップの着脱を容易にする点に特徴を有している。
これら各公報に記載されたキースイッチ装置は、スペースキー等の大型キーであっても、キートップのどの部分を押下しても、キートップの水平状態を保持しつつ、その上下動を案内できるものである。このように、前記したキースイッチ装置は、いずれにおいても、スイッチング部材を押下するためのキーステムをホルダ部を介して上下に摺動案内しつつ、そのキーステムでスイッチング部材を押下する点で共通している。
これに対し、実開平2−5236号公報には、上下方向に摺動案内されるキーステムおよびホルダ部を備えないキースイッチ装置が記載されている。このキースイッチ装置は、矩形状の2つの枠体を備え、その2つの枠体をX字状に交叉させて、キートップの支持部材としている。キートップの下面中央部には、下方へ突出する突起が設けられ、その突起により、スイッチング部材であるラバースプリングを押圧するように構成されている。このキースイッチ装置においても、前記したキースイッチ装置と同様に、キートップのどの部分を押下しても、キートップを傾けてしまうことなく、キートップを水平に保持したまま下降させることができる。
しかしながら、近年ワードプロセッサやパーソナルコンピュータ等における小型化、薄型化に伴い、これらに付設されるキーボードも小型化、薄型化が指向されてきている。一方では、キー入力の操作性を向上させるとともにキー入力の確実性を担保すべく大きなストロークが要求されている。このような状況下において、前記した一般に使用されているキースイッチ装置では十分なキーストロークを得ることができないという問題点があった。
かかる一般に使用されているキースイッチ装置において、キーボードの薄型化を実現しようとすれば、ホルダ部により摺動案内されるキーステムの部分が減少し、これに伴うキートップの傾動に起因してキーステムとホルダ部との間でこじれが生じてしまう。逆に、これを防止するためキーステムがホルダ部により摺動案内される部分を大きくすると、キーストロークが減少してしまうというジレンマがある。
ここに、キートップの押下時にキーステムとホルダ部との間でこじれが生じると、これが摺動ノイズ発生の原因となりキーの操作性を著しく損なうことになる。また、キーステムとホルダ部との間で生じるこじれは、常にキートップの中央部を押下している場合にはキーステムが垂直に押下されることとなるので発生しにくいものである。よって、かかるこじれの発生を防止すべく、キーの操作面積を小さくして常にキートップの中央部が押下されるようにすることも考えられるが、この場合もキーの操作性を著しく損なう点では前記のものと変わるところがない。
また、前記各公報に記載されたキースイッチ装置は特にキーボードの薄型化を指向するものではない。即ち、特開昭60−62017号公報、特開昭64−7441号公報に記載されたキースイッチ装置は、従来から存在するキーステム構造に他ならず、キーの高さは、スイッチング部材を押下するための押下部材の長さに依存し、本来的にキーの高さを低くして薄型化を図ることが困難なものである。更に、キートップの裏面に押下部材を形成する必要からキースイッチ装置の構造が複雑化して、コストアップの原因となるとともに、その組立が困難になるという問題があった。
そして、実開平2−5236号公報に記載されたキースイッチ装置は、X字状に交叉させた2つの矩形状枠体を上下に折り畳もうとしても、2つの矩形状枠体の各脚部が上下に重なってしまい、相互に折り畳むことができないので、キートップのストローク最下点を低くすることができず、結果として、キースイッチ装置をより薄型化することができない。
本発明は、上述した問題点を解消するためになされたものであり、キーステム構造を不要として、薄型化に対応しつつ、キーストロークを大きく維持することができ、しかも簡単な構成によりキー入力の操作性が良好で、確実なキー入力を可能とするキーボードを提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、請求項1記載のキーボードは、ホルダ部材の上方に配置した複数のキートップと、それらのキートップ毎に、第1リンク部材と第2リンク部材とを可動自在に配置し、各キートップの下面とその下方のホルダ部材とに連結係止して、キートップの上下動を案内支持する案内支持手段と、キートップ毎にキートップを上方に付勢するとともに、キートップの上下動に伴ってスイッチング動作を行うラバースプリングとを有するキーボードであって、ホルダ部材における各キートップの下方中央部にそれぞれ設けられ、かつラバースプリングをそれぞれ配置する配置孔と、その各配置孔の近傍のホルダ部材に、キートップ毎にそれぞれ一体形成された第1リンク部材及び第2リンク部材の各下側端部を可動的に係止する係止部とを備えたものである。
前記構成を有する本発明に係るキーボードによれば、キートップの非押下の状態において、キートップは、ラバースプリングにより上方に付勢される。かかる状態からキートップが押下されると、キートップはラバースプリングの付勢力に抗して下方へ移動される。かかるキートップの移動動作は、第1リンク部材と第2リンク部材とを可動状態に配置してなる案内支持手段により案内される。このように、キートップが下方へ移動されるに伴って、ラバースプリングはスイッチング動作を行う。
一方、キートップの押下が解除されると、ラバースプリングの付勢力により、キートップは上方に移動案内されて元の位置に復帰する。
以上説明したことから明らかなように、請求項1記載のキーボードによれば、キーステム構造を不要にして、キーストロークの大きさを維持しつつ、薄型化を実現することができ、しかも簡単な構成によりキー入力の操作性が良好で、確実なキー入力を可能とすることができる。
次に、本発明を具体化した実施例について図面を参照して説明する。
図1はキーボードに多数配列されたうちの一つのキースイッチ1の側断面図を示し、キースイッチ1はキートップ2と、第1リンク4と第2リンク5とを側面視X字状に配置した案内支持手段3と、該案内支持手段3にて押圧されるキャップ状のラバースプリング6と、案内支持手段3を支持するための合成樹脂製のホルダ部材7と、該ホルダ部材7に穿設された取付け孔7aにスイッチング部29,29(図7参照)が臨むようにホルダ部材7の下面に張設するフレキシブルな印刷基板9と、その下面側に張設した補強板10とからなる。
図1及び図6に示すように、ラバースプリング6は、印刷基板9におけるスイッチング部(電気接点部)29,29(図7参照)の上方を覆うように、ホルダ部材7の貫通した取付け孔7a(貫通孔)内に嵌挿配置する。ラバースプリング6は、電気絶縁性のシリコーンゴム或いはEPDM(エチレンプロピレンジエンメチレン)等で構成され、平面視略円板状の厚い頭部と、該頭部の周囲から下向きに延びる截頭円錐状のドーム部と、該ドーム部の外周に略水平に半径外向きに延びる厚肉の鍔部とからなる下向き開放のキャップ状に一体成形されている。
キートップの押下時に、第1リンク4と第2リンク5との連結交叉部の下面の押圧部26にて押圧されるラバースプリング6の頭部の下面には、スイッチング部29,29の接点部に当接して両スイッチング部を電気的にON・OFFするための導電性を有する導電ゴムからなる可動接点部30を固着する。
なお、ラバースプリング6全体を、シリコーンゴムにカーボンブラック等の導電性粒子を分散充填させて導電性を備えるように形成しても良い。
ABS樹脂等の合成樹脂にて成形されたキートップ2は、その上面(表面)に数字、英字等の文字が刻印または印刷等により付されている。キートップ2の下面には、後述する第1リンク4における上自由端側のピン部11a,11bを略水平方向でキートップ2の前後方向に摺動可能に係止するための前後長手溝状の摺動係止部16,16と、第2リンク5における上自由端のピン部13a,13bを回動のみ可能に係止するための孔状の回動係止部15,15とを一体的に備えた前後長手の左右一対の係止部材17,17を一体成形或いは接着剤等により接着させて突設させる(図5参照)。
図1及び図4(a)、(b)を参照して、ガラス繊維強化合成樹脂など合成樹脂製の第1リンク4及び第2リンク5を詳細に説明する。図4(a)は第1リンク4の平面図、図4(b)は第2リンク5の平面図である。第1リンク4は基部18と上下自由端部19,20とにより平面視で実質上略H状に一体成形したもので、基部18の側面には、支持孔21を横向きに穿設し、下自由端部20の左右両側端から延びるアーム部20a,20bの側面には、各々ピン部12a,12bを横向きに突設し、上自由端部19の側面にはピン部11a,11bを横向きに突設する。
第2リンク5も基部22と上下自由端部23,24とにより平面視で実質上略H状に一体成形する。基部22の一側面には横向きに枢支軸25を突設し、該枢支軸25を第1リンク4における支持孔21に回動可能に嵌挿する。
第2リンク5における下自由端部24の左右両側端から延びるアーム部24a,24bの側面には、各々ピン部14a,14bを横向きに突設し、上自由端部23の側面にはピン部13a,13bを横向きに突設する。この実施例では側面視において、第1リンク4における支持孔21の中心線から上下のピン部11a,12aの中心線までの距離及び、第2リンク5における枢支軸25の中心線からピン部13a,14aまでの距離がそれぞれ相等しくなるように形成する。このように構成すると、後述のように、第1リンク4の下自由端側のピン部12a,12b箇所を中心にして案内支持手段3が回動変位することにより、キートップ2はホルダ部材7の上面に対して平行状に昇降動することができる。
また、図示しないが、第1リンク4の基部18及び第2リンク5の基部22の下面には、下向き凸多角形状の押圧部をそれぞれ形成し、この両押圧部でラバースプリング6の頭部上面を押圧するようにしても良い。
図6及び図7はガラス繊維強化合成樹脂製等の合成樹脂のホルダ部材7の一部を示す図であり、この実施例ではホルダ部材7は平面状である。該ホルダ部材7にはキャップ状のラバースプリング6の下端の鍔部が位置ずれ不能に嵌挿できる略矩形状の貫通した取付け孔7aを穿設している。該取付け孔7aの左右両側縁には、左右一対の回動係止部27と、前後長手溝状の摺動係止部28とを、その各係止部27,28が下方に開放するように一体的に射出成形されている。
この場合、回動係止部27の下向きU字状の係止溝27aと摺動係止部28における前後長手のU字状の係止溝28とは、ホルダ部材7の裏面に対して法線方向に開放するように形成すれば、合成樹脂の射出成形後の型抜き作業はきわめて容易になり、また、スライド型を用いる必要がない。
また、これにより、図1及び図4に示すように、ラバースプリング6の上部(頭部)は、ホルダ部材7及び回動係止部27、摺動係止部28よりも上方に突出しており、ラバースプリング6の頭部上面を第2リンク5に形成された押圧部26と確実に当接させることができる。
そして、予め両リンク4,5を枢支軸25及び支持孔21の箇所で側面視X字状に組み立て、次いで、両リンク4,5の上側のピン部11a,11b,13a,13bをキートップ2における回動係止部15,15と摺動係止部16,16とに嵌挿した後、両リンク4,5の下端自由端部20,24の間隔を狭めた状態にして、ピン部12a,12b,14a,14bを取付け孔7aからホルダ部材7の裏面側に出るように挿入し、その後、両リンク4,5の下自由端20,24の間隔を拡げ、回動係止部27,27に対しては、その第1リンク4における下端側のピン部12a,12bを下側から嵌挿し、摺動係止部28,28に対しては第2リンク5における下端側のピン部14a,14bを下側から前後摺動するように嵌挿したのち、ホルダ部材7の下面に印刷基板9を張設固着すれば、両リンク4,5はホルダ部材7から脱落することがない。このとき、ホルダ部材7の裏面を上にして作業すると、より作業が容易となる。
また、ピン部11a,11b及び14a,14b並びに摺動係止部16,28の形状寸法は、第1リンク4、第2リンク5が図3における左右方向に対して略不動となり、且つピン部11a,14aの図1における左右方向の摺動を妨げないように決定される。具体的には、本実施例においては、各ピン部先端が対応する摺動係止部の外側側面と略接して摺動するようにしている。このため、支持孔21より枢支軸25が抜け出ることが防止される。
この構成により、キートップ2の押下時に、ホルダ部材7の回動係止部27の箇所を中心として第1リンク4が下向き回動(図1において右回り回動)する一方、第2リンク5は枢支軸25の箇所を中心にして図1において左回り回動する。そうすると、両リンク4,5の交叉連結部の近傍でかつ第2リンク5に形成された押圧部26にて、ラバースプリング6の頭部上面を下向きに押圧し、その下面の可動接点30がスイッチング部29,29に接触してスイッチング動作するのである。
図8の第2実施例は、第2リンク5の枢支軸25の先端に大径頭部25aを形成する一方、第1リンク4の基部18の中途下面に下向き開放した側面視略C字状の抱持体31を形成し、該抱持体31で枢支軸25をその軸線と交叉する方向から被嵌することにより、一対のリンク4,5をX字状に組立てた後の外れ防止と横ずれ(リンク4、5の間隔が拡がること)を防止とを実現するものであり、このようにすれば、ホルダ部材7の回動係止部27と摺動係止部28とへの両リンク4,5のピン部の装着作業がさらに容易になる。
図9〜図12は、ホルダ部材7′を下向き凸湾曲状に形成し、キーボードに多数配列するキースイッチ1のキートップ2上面を下向き凸湾曲の包絡面35に沿うように構成した第3実施例を示し、キーボードにおける合成樹脂製の上ケース32の操作部孔33に前記包絡面35と相似形の下向き凸湾曲状のホルダ部材7′をねじ34にて取り付ける。
この実施例におけるキートップ2、第1リンク4、第2リンク5、及びラバースプリング6の形状及び構造は前記各実施例におけるものと同じであるので、詳細な説明は省略する。
従来、キートップの下面に下向き突設したステムをホルダ部材に形成されたステムガイド部に挿通させて、キートップを上下動可能に案内支持するように構成し、キートップの上下動移動方向を、前記包絡曲面の法線方向とするため、ステムガイド部のガイド孔を前記法線方向に挿通するようにホルダ部材と一体的に射出成形するとき、上下一対の成形金型のうち、一方の成形金型に前記ガイド孔に相当するスライド金型を多数本摺動自在に放射状に装着する。そして、上下一対の成形金型にて形成されるキャビティ内に溶融合成樹脂を注入し、樹脂が固化したのち、スライド金型をそれぞれ前記法線方向に抜き出すという作業を実行しなければならない。
このように、ステムガイド部のガイド孔を前記法線方向に挿通するように形成するには、成形金型が複雑になると共に、スライド金型の装着、抜き出しという工程が必要になるなど、キーボードの製作コストが高騰するので問題であった。
本実施例では、合成樹脂製のホルダ部材7′における取付け孔7′aの左右側縁に一体的に形成する回動係止部27′及び摺動係止部28′は図10及び図12に示すように、総ての係止部27′,28′における下向きU字状の回動係止溝27a′や摺動係止溝28′aの開放方向が平行となるように形成するものである。
このように総ての係止部27′,28′における下向きU字状の回動係止溝27a′や摺動係止溝28′aの開放方向が平行となるように形成しても、この各係止溝に嵌まるピン部12a,12b,14a,14bの高さ位置は前記包絡面35と相似の包絡面上に位置することになり、従って、ホルダ部材7′上に配置する総てのキートップ2の上面も包絡面35に略沿うように配列されることになるし、各キートップ2の上下動方向は包絡面35の法線方向となる。この実施例においても、ホルダ部材7′の下面(裏面)側を印刷基板9にて覆うように張設し、その下面に補強板10を張設する。
ホルダ部材7′の成形方法の一実施例は、例えば、図12に示す上下一対の成形金型36,37の合わせ面間のキャビティ38内に溶融合成樹脂を注入して、前記ホルダ部材7′と回動係止部27′及び摺動係止部28′とを一体的に成形するとき、回動係止溝27a′や摺動係止溝28′aに相当する突起部39,40を有する下金型36の抜き方向と、当該総ての突起部39,40の側面とが平行となるように設定するのである。
このようにすれば、下金型36には突起部39,40を一体的に形成することができ、且つ金型の抜き方向が一方向でその作業を一挙できるから、ホルダ部材7′の成形作業が至極容易となるし、金型製作費用も廉価になる。
なお、キーボードの上ケース32とホルダ部材7′とを一体的に成形する場合にも、本実施例を適用できることはいうまでもない。
なお、キーボードの上ケース32とホルダ部材7′とを一体的に成形する場合にも、本実施例を適用できることはいうまでもない。
また、前述したホルダ部材を平面状或いは下向き凸湾曲状に形成する実施例において、ホルダ部材の材質をアルミ、鋼板等の薄金属板とし、これをプレス加工により、前記取付け孔7aと回動係止部27,27′及び摺動係止部28,28′とを一挙に成形する場合にも、前記と同様の成形金型とすることで、前記各実施例の発明を適用することができる。
さらに、スイッチング部29を形成するフレキシブル印刷基板9に代えてメンブレンスイッチ回路板等の基板であっても良く可変容量型キーボードにも適用することができる。
1 キースイッチ
2 キートップ
3 案内支持手段
4 第1リンク
5 第2リンク
6 ラバースプリング
7,7′ ホルダ部材
7a,7′a 取付け孔
9 印刷基板
10 補強板
11a,11b,12a,12b ピン部
13a,13b,14a,14b ピン部
15,27,27′ 回動係止部
16,28,28′ 摺動係止部
27a,27′a 回動係止溝
28a,28′a 摺動係止溝
18,22 基部
2 キートップ
3 案内支持手段
4 第1リンク
5 第2リンク
6 ラバースプリング
7,7′ ホルダ部材
7a,7′a 取付け孔
9 印刷基板
10 補強板
11a,11b,12a,12b ピン部
13a,13b,14a,14b ピン部
15,27,27′ 回動係止部
16,28,28′ 摺動係止部
27a,27′a 回動係止溝
28a,28′a 摺動係止溝
18,22 基部
Claims (1)
- ホルダ部材の上方に配置した複数のキートップと、
それらのキートップ毎に、第1リンク部材と第2リンク部材とを可動自在に配置し、各キートップの下面とその下方のホルダ部材とに連結係止して、キートップの上下動を案内支持する案内支持手段と、
前記キートップ毎にキートップを上方に付勢するとともに、キートップの上下動に伴ってスイッチング動作を行うラバースプリングと
を有するキーボードであって、
前記ホルダ部材における前記各キートップの下方中央部にそれぞれ設けられ、かつ前記ラバースプリングをそれぞれ配置する配置孔と、
その各配置孔の近傍のホルダ部材に、前記キートップ毎にそれぞれ一体形成された前記第1リンク部材及び第2リンク部材の各下側端部を可動的に係止する係止部と、
を備えたことを特徴とするキーボード。
Priority Applications (1)
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Legal Events
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A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20040331 |