JP2004109696A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】電源のオンオフを短時間に繰りかえした場合でも、定着器の温度が過度に上昇することを防止する画像形成装置を提供する。
【解決手段】電源オン時、(6−1)で定着温度の値を読み込み、読み込んだ温度値Tによりリロード温度(またはターゲット温度)を決定する。ターゲット温度切り替えの境界となる基準温度T1、T2を90℃、130℃とし、ターゲット温度となる値TR1、TR2、TR3をそれぞれ110℃、160℃、180℃とする。Tが50℃の場合、T<90℃(T1)未満となり、ターゲット温度は110℃(TR1)を設定する(6−4)。Tが100℃の場合、90℃(T1)<T<130℃(T2)となり、ターゲット温度は160℃(TR2)となる(6−5)。Tが140℃の場合、T>130℃(T2)となり、ターゲット温度は180℃(TR3)となる(6−3)。
【選択図】 図6
【解決手段】電源オン時、(6−1)で定着温度の値を読み込み、読み込んだ温度値Tによりリロード温度(またはターゲット温度)を決定する。ターゲット温度切り替えの境界となる基準温度T1、T2を90℃、130℃とし、ターゲット温度となる値TR1、TR2、TR3をそれぞれ110℃、160℃、180℃とする。Tが50℃の場合、T<90℃(T1)未満となり、ターゲット温度は110℃(TR1)を設定する(6−4)。Tが100℃の場合、90℃(T1)<T<130℃(T2)となり、ターゲット温度は160℃(TR2)となる(6−5)。Tが140℃の場合、T>130℃(T2)となり、ターゲット温度は180℃(TR3)となる(6−3)。
【選択図】 図6
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真方式によるレーザプリンタ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、電子写真方式によりトナーを転写した記録紙を定着ローラで加熱圧接することにより、記録紙上でトナーを定着する画像形成装置において、電源投入時や、エラー発生後、省エネモード解除時等のような加熱停止後には、所定の時間が経過するまで、ノーマル温度より高いパワーオン温度をターゲット温度に設定して加熱することにより、トナーの定着率の安定及び定着手段の必要な温度までの到達時間の短縮を実現して、信頼性及び迅速性の向上を図るようにした画像形成装置が知られている(例えば、特許文献1)。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−39670号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の画像形成装置は、電源のオンオフを短時間に繰りかえした場合、余熱により定着器の温度が過度に上昇してしまうという問題があった。
【0005】
本発明は上記の問題を解決するためのもので、電源のオンオフを短時間に繰りかえした場合でも、定着器の温度が過度に上昇することを防止する画像形成装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本発明による画像形成装置は、電子写真方式を用いた画像形成装置において、電源オン又はハードリセット時に定着器の温度を検出する検出手段と、前記検出手段によって検出した温度に応じて印刷可能状態となる目標温度を設定する設定手段とを設けたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面と共に説明する。
図1は本発明の実施の形態による画像形成装置としてのレーザプリンタの構成を示すブロック図である。
このレーザプリンタは、図示のように本体及び各オプションがユニット化されている。
【0008】
各ユニットを説明する。
本体ユニット100:画像形成の書き込み、現像、定着制御といった一連の書き込みと基本通紙を行うユニット。定着ユニット101、レジストユニット102、給紙ユニット103が設けられている。
両面ユニット120:両面印刷を行うため転写紙を反転させるユニット。
メイルボックスユニット130:排紙部を複数有するユニット。図の例では3ビンの排紙部を有する。
フィニッシャユニット140:排紙した転写紙をシフトしたりステープルする後処理用のユニット。
【0009】
図2は各オプションを接続し、ローラ、センサの位置、紙の搬送経路の構成図を示す。
図2において、プリンタの動作を簡単に説明すると、給紙トレイから給紙ローラ(R1またはR2)により給紙を始め、レジストセンサ(S1)で一旦停止する。光走査装置からレーザー光を照射し(*部)、照射部分と非照射部分に電位差を生じさせ、この電位差から現像器(G1)でトナーの均等に付着した現像ローラ上のトナーを上記、感光体(R4)に載せ現像を行う。
【0010】
一方、レジストセンサ(S1)で停止用紙を感光体(R4)に書き込まれた画像を用紙に転写部で転写するタイミングをとって再スタートする。そして転写後、感光体(R4)はクリーニングユニット(C1)で残ったトナーを除去される。また、転写紙は定着器(R5)で熱と圧力により転写後の定着を行い、以後、所定のソレノイド及びセンサのタイミングにより、いずれかの排紙トレイへ排紙される。また、定着以後の排紙先を両面ユニットへ排紙反転給紙することにより両面印刷が可能となる。
【0011】
図2の記号を付した各部の名称は次の通りである。
R1:第1給紙ローラ
R2:第2給紙ローラ
R3:レジストローラ
R4:感光体ユニット(OPC)、転写ローラ
R5:定着ローラ
R6:分岐左排紙ローラ(中継、フィニッシャ側へ排紙)
R7:分岐上排紙ローラ(メイルボックス側へ排紙)
R8:中継搬送ローラ
R9:中継排紙ローラ
R10:フィニッシャ入口ローラ
R11:フィニッシャ出口ローラ
R12:分岐右排紙ローラ(両面ユニット側へ排紙)
R13:両面反転上ローラ
R14:両面反転中ローラ
R15:両面反転下ローラ
R16:両面搬送ローラ
R17:両面給紙ローラ
R18:メイルボックス搬送ローラ
R19:メイルボックス1ビン排紙ローラ
R20:メイルボックス2ビン排紙ローラ
R21:メイルボックス3ビン排紙ローラ
【0012】
S1:レジストセンサ
S2:定着出口センサ
S3:分岐センサ
S4:中継センサ
S5:両面入口センサ
S6:両面出口センサ
S7:排紙口5センサ
S8:フィニッシャ入口センサ
S9:排紙口4センサ
S10:フィニッシャ紙有無センサ
S11:フィニッシャ満杯センサ
S12:メイルボックス搬送センサ
S13:メイルボックス1ビン紙有無センサ
S14:メイルボックス2ビン紙有無センサ
S15:メイルボックス3ビン紙有無センサ
S16:メイルボックス1ビン満杯センサ
S17:メイルボックス2ビン満杯センサ
S18:メイルボックス3ビン満杯センサ
S19:排紙口5紙有無センサ
S20:排紙口5満杯センサ
【0013】
P1:分岐切り替えソレノイド1
P2:分岐切り替えソレノイド2
排紙先は、P1オフで、中継ユニット方向
P1オン、P2オフで、メイルボックス方向
P1オン、P2オンで、両面ユニット方向となる。
P3:両面反転切り替えソレノイド
切り替え先は、本体・分岐側から両面ユニットへ転写紙を通す場合、P3オフ
紙後端が、図2の反転位置まで達し、紙を反転させる場合、P3オン
P4:メイルボックス排紙切り替えソレノイド1
P5:メイルボックス排紙切り替えソレノイド2
排紙先は、P4オンで、排紙口1方向
P4オフ、P5オンで、排紙口2方向
P4オフ、P5オフで、排紙口3方向となる。
【0014】
図3は画像形成装置(プリンタ)の制御ブロック図を示す。
プリンタ1は、ホストマシン3とのインタフェース制御及び画像データの編集、制御を行うコントローラ2と、機械制御及び書き込み、通紙の制御、プリンタの状態監視等を行うエンジン3に分けられる。
【0015】
エンジン3は、エンジンCPU200を中心にバスを介して、プログラムを常駐するROM204、バッファレジスタの機能を持つRAM203、メンテナンスのサイクルを記録する読み書き可能なEEPROM214、各割り込み状態を制御する回路201を有すると共に、ディップスイッチ218、各センサ217、その他入力部220の状態を取り込む入力ポート208や、出力ポート210、各クラッチ215、各モータ216、各高圧プロセス219、その他出力部220等に出力する出力ポート210、その他図示の各ブロックで構成される。
【0016】
コントローラ2は図示の各ブロックで構成され、オペレーションパネル5が接続されている。また、プリンタ1には、フォントカートリッジ4、オプション14、交換ユニット221が接続されている。
【0017】
図4にプリンタの全体制御のフローを示す。
パワーオン(電源オン)後、各状態の初期設定を行い、以下、プリンタ(以下エンジンと呼ぶ)とコントローラのインタフェース制御(給紙命令の受信、解像度設定要求の受信、給紙口、排紙口の切り替え要求の受信等)、メンテナンス発生要求やエラー発生等のエンジン自身の内部状態をチェックする制御、通紙タイミングや高圧のオン、オフ等のシーケンス制御を行うタスク、プリントされる紙の情報を管理するQueタスク等で構成され、上記エンジンの内部状態をチェックする制御に戻り、以降これを繰り返す。
【0018】
一方、メインシーケンスとは独立して各処理を行うための時間監視、制御のために、図5に示す割り込みモジュールを持つ。エンジンCPU200が設定した所定時間ごとにこのルーチンに入り、割り込み要求の有無をチェックし、要求があれば必要な割り込み処理を行う。
【0019】
図6は イニシャル設定の一部の電源オン時のリロード温度設定フローチャート、図7はイニシャル設定の一部の電源オン時のリロード温度設定フローチャートその2、図8は不揮発領域の設定をディップスイッチの組み合わせで示した例のフローチャートである。
【0020】
次に、本発明の第1の実施の形態を図6を用いて説明する。尚、本実施の形態は請求項1と対応するものである。
図6のフローチャートは、図4のメインフローのシステムイニシャライズの一部に相当する。電源オン時、システム(ここでは画像形成装置)は、正常に機能するために必要な最低限の初期設定を実施する。
【0021】
図6において、電源オン時(あるいはハードオン時、以下同じ)に、(6−1)で定着温度の値を読み込むため、定着サーミスタの値をAD変換によりデジタル値に変換した温度入力値を読み込み、Tに読み出す。Tは所定のRAM領域を示す。ここで読み込んだ温度値Tの値によりリロード温度(またはターゲット温度)を決定する。ここで、ターゲット温度切り替えの境界となる温度(基準温度)T1(リロード温度を決めるための境界となる温度1(定数))、T2(リロード温度を決めるための境界となる温度2(定数))を仮に90℃、130℃とする。(実際の値はデジタル値のため入力データが1バイト単位の場合、0〜256となる)。ターゲット温度となる値、TR1(ターゲット設定温度値1(定数))、TR2(ターゲット設定温度値2(定数))、TR3(ターゲット設定温度値3(定数))をそれぞれ110℃、160℃、180℃とする。
【0022】
例えば、Tが50℃の場合、T<90℃(T1)未満となり、ターゲット温度は110℃(TR1)を設定する。すなわち(6−4)のフローとなる。Tが100℃の場合、90℃(T1)<T<130℃(T2)となり、ターゲット温度は160℃(TR2)となる。すなわち(6−5)のフローとなる。Tが140℃の場合、T>130℃(T2)となり、ターゲット温度は180℃(TR3)となる。すなわち(6−3)のフローとなる。
【0023】
本実施の形態によれば、電源オンオフを短時間に頻繁に繰りかえした場合でも、そのときの定着温度に応じた目標温度(ターゲット温度またはリロード温度)に設定されるので、定着器の温度が過度に上昇することを防止することができる。
【0024】
次に、本発明の第2の実施の形態を説明する。本実施の形態は請求項2、3に対応する。
請求項2は、装置がオンしたときの定着温度の状態を管理することにより、電源オン時のヒータのオーバーシュートを防止することを目的とする。
請求項3は、ターゲット温度と変更のための時間を設定可能とすることにより、より環境に合った定着温度の設定を可能にすることを目的とする。
【0025】
第1の実施の形態においては、電源オン時のイニシャライズ時に読み出す値を固定値(定数)とし、所定の領域に保管されている値を読み出すようにしたが、その所定領域の値が変更できれば、ターゲット温度等の固定値の変更が可能となる。この所定領域を不揮発領域にとる。不揮発領域とは、具体的にはEEPROMやNVRAMといった本体の電源をオフしてもこの領域の値を保存することが可能で、かつ、この領域にアクセスすれば変更可能な領域である(通常RAM領域は本体電源オフで記録が消える)。
【0026】
第1の実施の形態で説明したターゲット温度を決定する境界温度T1、T2(定数)の代わりに、
NVTs1:リロード温度を決めるための境界となる温度1の不揮発領域
NVTs2:リロード温度を決めるための境界となる温度2の不揮発領域
Ts1 :リロード温度を決めるための境界となる温度1のRAM領域
Ts2 :リロード温度を決めるための境界となる温度2のRAM領域
を設定する。
【0027】
さらに、第1の実施の形態で使用したターゲット温度TR1、TR2、TR3(定数)の代わりに、
NVTra1:ターゲット温度1を保存する不揮発領域
NVTra2:ターゲット温度2を保存する不揮発領域
NVTra3:ターゲット温度3を保存する不揮発領域
Tra1 :ターゲット温度1用のRAM領域
Tra2 :ターゲット温度2用のRAM領域
Tra3 :ターゲット温度3用のRAM領域
を設定する。
Tstsは、電源オン時のターゲット温度の状態を取りこむRAM領域であり、ST1は、現状のターゲット温度がTra1であることを示す定数であり、ST2は、現状のターゲット温度がTra2であることを示す定数であり、ST3は、現状のターゲット温度がTra3であることを示す定数である。
【0028】
複数のディップスイッチの組み合わせにより不揮発領域の温度を変更する例を図8を用いて説明する。この図8のフローもイニシャライズ時の一部のフローとなる。
電源オン時、ディップスイッチ(以後DIPSW)の1をチェックし、DIPSW1がオフの場合は通常モードと判断し、何もせずに抜ける。DIPSW1がオンの場合は不揮発領域変更モードと判断し、次に、DIPSW2のチェックを開始する。以下、DIPSW2から11までを同様にチェックし、不揮発領域に設定する値、NVTs1、NVTs2、NVTra1、NVTRa2、NVTRa3を決定する。
【0029】
DIPSW2と3は、NVTra1に設定する値を判断するスイッチで、この状態によりNVTra1に設定する値をTR1かT5かT6に決定する。
DIPSW4と3は、NVTra2に設定する値を判断するスイッチで、この状態によりNVTra2に設定する値をTR2かT7かT8に決定する。
DIPSW6と7は、NVTra3に設定する値を判断するスイッチで、この状態によりNVTra3に設定する値をTR3かT9かT10に決定する。
DIPSW8と9は、NVTs1に設定する値を判断するスイッチで、この状態によりNVTs1に設定する値をT1かT11かT12に決定する。
DIPSW10と11は、NVTs2に設定する値を判断するスイッチで、この状態によりNVTs2に設定する値をT2かT13かT14に決定する。
尚、T5、T6、T7、T8、T9、T10、T11、T12、T13、T14は固定値(定数)である。
【0030】
上記不揮発領域の設定が終了後、本体電源をオフし、DIPSWをすべて、あるいはDIPSW1をオフし、不揮発領域の余計な書き替えを行わないように、再度、本体電源をオンし直して通常モードで立ち上げを行う。
【0031】
次に、図7により不揮発領域で設定された値が反映されるシーケンスを説明する。図7は不揮発領域の確定後に行われるイニシャル処理の一部のフローである。
図7において、(7−1)で定着温度の値を読み込むため、定着サーミスタの値をAD変換によりデジタル値に変換した温度入力値を読み込み、Tに読み出す。 Tは所定のRAM領域を示す。ここで読み込んだ温度値Tの値によりリロード(またはターゲット)温度を決定する。
【0032】
ここで、ターゲット温度切り替えの境界となる温度を不揮発領域のNVTs1、NVTs2から読み出しTs1、Ts2に設定する。このときNVTs1には、T11またはT12が代入され、Ts2には、T13またはT14が代入されている。次に、ターゲット温度となる値を、不揮発領域のNVTra1、NVTra2か、NVTra3から読み出し、Tra1、Tra2、Tra3に設定する。
【0033】
以後、第1の実施の形態と同様に電源オン時の温度Tと比較を行い(7−3)、
T<Ts1の時、ターゲット温度TempをTra1に設定(7−6)、
Ts1<=T<Ts2の時、ターゲット温度TempをTra2に設定(7−7)、
T>=Ts2の時、ターゲット温度TempをTra3に設定(7−8)、
の処理を行う。
【0034】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、装置の電源オンオフを短時間に繰りかえした場合、余熱により定着器の温度が過度に上昇することを防止することができる。
請求項2の発明によれば、定着器の目標温度を変更可能としたことにより、装置がオンしたときの定着温度の状態を適切に管理することができ、電源オン時のヒータのオーバーシュートを防止することができる。
請求項3の発明によれば、目標温度を設定するための基準温度を変更可能にしたことにより、より環境に合った定着温度を設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による画像形成装置の全体ユニット構成図である。
【図2】画像形成装置における搬送経路を示す構成図である。
【図3】画像形成装置の制御ブロック図である。
【図4】画像形成装置の制御フローチャートである。
【図5】画像形成装置の各処理を行うための時間監視、制御のための割り込み処理のフローチャートである。
【図6】イニシャル設定の一部の電源オン時のリロード温度設定フローチャートである。
【図7】イニシャル設定の一部の電源オン時の他のリロード温度設定フローチャートである。
【図8】不揮発領域の設定をディップスイッチの組み合わせで示した場合のフローチャートである。
【符号の説明】
1 プリンタ
2 コントローラ
3 エンジン
100 本体ユニット
101 定着ユニット
102 レジストユニット
103 給紙ユニット
217 各センサ
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真方式によるレーザプリンタ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、電子写真方式によりトナーを転写した記録紙を定着ローラで加熱圧接することにより、記録紙上でトナーを定着する画像形成装置において、電源投入時や、エラー発生後、省エネモード解除時等のような加熱停止後には、所定の時間が経過するまで、ノーマル温度より高いパワーオン温度をターゲット温度に設定して加熱することにより、トナーの定着率の安定及び定着手段の必要な温度までの到達時間の短縮を実現して、信頼性及び迅速性の向上を図るようにした画像形成装置が知られている(例えば、特許文献1)。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−39670号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の画像形成装置は、電源のオンオフを短時間に繰りかえした場合、余熱により定着器の温度が過度に上昇してしまうという問題があった。
【0005】
本発明は上記の問題を解決するためのもので、電源のオンオフを短時間に繰りかえした場合でも、定着器の温度が過度に上昇することを防止する画像形成装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本発明による画像形成装置は、電子写真方式を用いた画像形成装置において、電源オン又はハードリセット時に定着器の温度を検出する検出手段と、前記検出手段によって検出した温度に応じて印刷可能状態となる目標温度を設定する設定手段とを設けたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面と共に説明する。
図1は本発明の実施の形態による画像形成装置としてのレーザプリンタの構成を示すブロック図である。
このレーザプリンタは、図示のように本体及び各オプションがユニット化されている。
【0008】
各ユニットを説明する。
本体ユニット100:画像形成の書き込み、現像、定着制御といった一連の書き込みと基本通紙を行うユニット。定着ユニット101、レジストユニット102、給紙ユニット103が設けられている。
両面ユニット120:両面印刷を行うため転写紙を反転させるユニット。
メイルボックスユニット130:排紙部を複数有するユニット。図の例では3ビンの排紙部を有する。
フィニッシャユニット140:排紙した転写紙をシフトしたりステープルする後処理用のユニット。
【0009】
図2は各オプションを接続し、ローラ、センサの位置、紙の搬送経路の構成図を示す。
図2において、プリンタの動作を簡単に説明すると、給紙トレイから給紙ローラ(R1またはR2)により給紙を始め、レジストセンサ(S1)で一旦停止する。光走査装置からレーザー光を照射し(*部)、照射部分と非照射部分に電位差を生じさせ、この電位差から現像器(G1)でトナーの均等に付着した現像ローラ上のトナーを上記、感光体(R4)に載せ現像を行う。
【0010】
一方、レジストセンサ(S1)で停止用紙を感光体(R4)に書き込まれた画像を用紙に転写部で転写するタイミングをとって再スタートする。そして転写後、感光体(R4)はクリーニングユニット(C1)で残ったトナーを除去される。また、転写紙は定着器(R5)で熱と圧力により転写後の定着を行い、以後、所定のソレノイド及びセンサのタイミングにより、いずれかの排紙トレイへ排紙される。また、定着以後の排紙先を両面ユニットへ排紙反転給紙することにより両面印刷が可能となる。
【0011】
図2の記号を付した各部の名称は次の通りである。
R1:第1給紙ローラ
R2:第2給紙ローラ
R3:レジストローラ
R4:感光体ユニット(OPC)、転写ローラ
R5:定着ローラ
R6:分岐左排紙ローラ(中継、フィニッシャ側へ排紙)
R7:分岐上排紙ローラ(メイルボックス側へ排紙)
R8:中継搬送ローラ
R9:中継排紙ローラ
R10:フィニッシャ入口ローラ
R11:フィニッシャ出口ローラ
R12:分岐右排紙ローラ(両面ユニット側へ排紙)
R13:両面反転上ローラ
R14:両面反転中ローラ
R15:両面反転下ローラ
R16:両面搬送ローラ
R17:両面給紙ローラ
R18:メイルボックス搬送ローラ
R19:メイルボックス1ビン排紙ローラ
R20:メイルボックス2ビン排紙ローラ
R21:メイルボックス3ビン排紙ローラ
【0012】
S1:レジストセンサ
S2:定着出口センサ
S3:分岐センサ
S4:中継センサ
S5:両面入口センサ
S6:両面出口センサ
S7:排紙口5センサ
S8:フィニッシャ入口センサ
S9:排紙口4センサ
S10:フィニッシャ紙有無センサ
S11:フィニッシャ満杯センサ
S12:メイルボックス搬送センサ
S13:メイルボックス1ビン紙有無センサ
S14:メイルボックス2ビン紙有無センサ
S15:メイルボックス3ビン紙有無センサ
S16:メイルボックス1ビン満杯センサ
S17:メイルボックス2ビン満杯センサ
S18:メイルボックス3ビン満杯センサ
S19:排紙口5紙有無センサ
S20:排紙口5満杯センサ
【0013】
P1:分岐切り替えソレノイド1
P2:分岐切り替えソレノイド2
排紙先は、P1オフで、中継ユニット方向
P1オン、P2オフで、メイルボックス方向
P1オン、P2オンで、両面ユニット方向となる。
P3:両面反転切り替えソレノイド
切り替え先は、本体・分岐側から両面ユニットへ転写紙を通す場合、P3オフ
紙後端が、図2の反転位置まで達し、紙を反転させる場合、P3オン
P4:メイルボックス排紙切り替えソレノイド1
P5:メイルボックス排紙切り替えソレノイド2
排紙先は、P4オンで、排紙口1方向
P4オフ、P5オンで、排紙口2方向
P4オフ、P5オフで、排紙口3方向となる。
【0014】
図3は画像形成装置(プリンタ)の制御ブロック図を示す。
プリンタ1は、ホストマシン3とのインタフェース制御及び画像データの編集、制御を行うコントローラ2と、機械制御及び書き込み、通紙の制御、プリンタの状態監視等を行うエンジン3に分けられる。
【0015】
エンジン3は、エンジンCPU200を中心にバスを介して、プログラムを常駐するROM204、バッファレジスタの機能を持つRAM203、メンテナンスのサイクルを記録する読み書き可能なEEPROM214、各割り込み状態を制御する回路201を有すると共に、ディップスイッチ218、各センサ217、その他入力部220の状態を取り込む入力ポート208や、出力ポート210、各クラッチ215、各モータ216、各高圧プロセス219、その他出力部220等に出力する出力ポート210、その他図示の各ブロックで構成される。
【0016】
コントローラ2は図示の各ブロックで構成され、オペレーションパネル5が接続されている。また、プリンタ1には、フォントカートリッジ4、オプション14、交換ユニット221が接続されている。
【0017】
図4にプリンタの全体制御のフローを示す。
パワーオン(電源オン)後、各状態の初期設定を行い、以下、プリンタ(以下エンジンと呼ぶ)とコントローラのインタフェース制御(給紙命令の受信、解像度設定要求の受信、給紙口、排紙口の切り替え要求の受信等)、メンテナンス発生要求やエラー発生等のエンジン自身の内部状態をチェックする制御、通紙タイミングや高圧のオン、オフ等のシーケンス制御を行うタスク、プリントされる紙の情報を管理するQueタスク等で構成され、上記エンジンの内部状態をチェックする制御に戻り、以降これを繰り返す。
【0018】
一方、メインシーケンスとは独立して各処理を行うための時間監視、制御のために、図5に示す割り込みモジュールを持つ。エンジンCPU200が設定した所定時間ごとにこのルーチンに入り、割り込み要求の有無をチェックし、要求があれば必要な割り込み処理を行う。
【0019】
図6は イニシャル設定の一部の電源オン時のリロード温度設定フローチャート、図7はイニシャル設定の一部の電源オン時のリロード温度設定フローチャートその2、図8は不揮発領域の設定をディップスイッチの組み合わせで示した例のフローチャートである。
【0020】
次に、本発明の第1の実施の形態を図6を用いて説明する。尚、本実施の形態は請求項1と対応するものである。
図6のフローチャートは、図4のメインフローのシステムイニシャライズの一部に相当する。電源オン時、システム(ここでは画像形成装置)は、正常に機能するために必要な最低限の初期設定を実施する。
【0021】
図6において、電源オン時(あるいはハードオン時、以下同じ)に、(6−1)で定着温度の値を読み込むため、定着サーミスタの値をAD変換によりデジタル値に変換した温度入力値を読み込み、Tに読み出す。Tは所定のRAM領域を示す。ここで読み込んだ温度値Tの値によりリロード温度(またはターゲット温度)を決定する。ここで、ターゲット温度切り替えの境界となる温度(基準温度)T1(リロード温度を決めるための境界となる温度1(定数))、T2(リロード温度を決めるための境界となる温度2(定数))を仮に90℃、130℃とする。(実際の値はデジタル値のため入力データが1バイト単位の場合、0〜256となる)。ターゲット温度となる値、TR1(ターゲット設定温度値1(定数))、TR2(ターゲット設定温度値2(定数))、TR3(ターゲット設定温度値3(定数))をそれぞれ110℃、160℃、180℃とする。
【0022】
例えば、Tが50℃の場合、T<90℃(T1)未満となり、ターゲット温度は110℃(TR1)を設定する。すなわち(6−4)のフローとなる。Tが100℃の場合、90℃(T1)<T<130℃(T2)となり、ターゲット温度は160℃(TR2)となる。すなわち(6−5)のフローとなる。Tが140℃の場合、T>130℃(T2)となり、ターゲット温度は180℃(TR3)となる。すなわち(6−3)のフローとなる。
【0023】
本実施の形態によれば、電源オンオフを短時間に頻繁に繰りかえした場合でも、そのときの定着温度に応じた目標温度(ターゲット温度またはリロード温度)に設定されるので、定着器の温度が過度に上昇することを防止することができる。
【0024】
次に、本発明の第2の実施の形態を説明する。本実施の形態は請求項2、3に対応する。
請求項2は、装置がオンしたときの定着温度の状態を管理することにより、電源オン時のヒータのオーバーシュートを防止することを目的とする。
請求項3は、ターゲット温度と変更のための時間を設定可能とすることにより、より環境に合った定着温度の設定を可能にすることを目的とする。
【0025】
第1の実施の形態においては、電源オン時のイニシャライズ時に読み出す値を固定値(定数)とし、所定の領域に保管されている値を読み出すようにしたが、その所定領域の値が変更できれば、ターゲット温度等の固定値の変更が可能となる。この所定領域を不揮発領域にとる。不揮発領域とは、具体的にはEEPROMやNVRAMといった本体の電源をオフしてもこの領域の値を保存することが可能で、かつ、この領域にアクセスすれば変更可能な領域である(通常RAM領域は本体電源オフで記録が消える)。
【0026】
第1の実施の形態で説明したターゲット温度を決定する境界温度T1、T2(定数)の代わりに、
NVTs1:リロード温度を決めるための境界となる温度1の不揮発領域
NVTs2:リロード温度を決めるための境界となる温度2の不揮発領域
Ts1 :リロード温度を決めるための境界となる温度1のRAM領域
Ts2 :リロード温度を決めるための境界となる温度2のRAM領域
を設定する。
【0027】
さらに、第1の実施の形態で使用したターゲット温度TR1、TR2、TR3(定数)の代わりに、
NVTra1:ターゲット温度1を保存する不揮発領域
NVTra2:ターゲット温度2を保存する不揮発領域
NVTra3:ターゲット温度3を保存する不揮発領域
Tra1 :ターゲット温度1用のRAM領域
Tra2 :ターゲット温度2用のRAM領域
Tra3 :ターゲット温度3用のRAM領域
を設定する。
Tstsは、電源オン時のターゲット温度の状態を取りこむRAM領域であり、ST1は、現状のターゲット温度がTra1であることを示す定数であり、ST2は、現状のターゲット温度がTra2であることを示す定数であり、ST3は、現状のターゲット温度がTra3であることを示す定数である。
【0028】
複数のディップスイッチの組み合わせにより不揮発領域の温度を変更する例を図8を用いて説明する。この図8のフローもイニシャライズ時の一部のフローとなる。
電源オン時、ディップスイッチ(以後DIPSW)の1をチェックし、DIPSW1がオフの場合は通常モードと判断し、何もせずに抜ける。DIPSW1がオンの場合は不揮発領域変更モードと判断し、次に、DIPSW2のチェックを開始する。以下、DIPSW2から11までを同様にチェックし、不揮発領域に設定する値、NVTs1、NVTs2、NVTra1、NVTRa2、NVTRa3を決定する。
【0029】
DIPSW2と3は、NVTra1に設定する値を判断するスイッチで、この状態によりNVTra1に設定する値をTR1かT5かT6に決定する。
DIPSW4と3は、NVTra2に設定する値を判断するスイッチで、この状態によりNVTra2に設定する値をTR2かT7かT8に決定する。
DIPSW6と7は、NVTra3に設定する値を判断するスイッチで、この状態によりNVTra3に設定する値をTR3かT9かT10に決定する。
DIPSW8と9は、NVTs1に設定する値を判断するスイッチで、この状態によりNVTs1に設定する値をT1かT11かT12に決定する。
DIPSW10と11は、NVTs2に設定する値を判断するスイッチで、この状態によりNVTs2に設定する値をT2かT13かT14に決定する。
尚、T5、T6、T7、T8、T9、T10、T11、T12、T13、T14は固定値(定数)である。
【0030】
上記不揮発領域の設定が終了後、本体電源をオフし、DIPSWをすべて、あるいはDIPSW1をオフし、不揮発領域の余計な書き替えを行わないように、再度、本体電源をオンし直して通常モードで立ち上げを行う。
【0031】
次に、図7により不揮発領域で設定された値が反映されるシーケンスを説明する。図7は不揮発領域の確定後に行われるイニシャル処理の一部のフローである。
図7において、(7−1)で定着温度の値を読み込むため、定着サーミスタの値をAD変換によりデジタル値に変換した温度入力値を読み込み、Tに読み出す。 Tは所定のRAM領域を示す。ここで読み込んだ温度値Tの値によりリロード(またはターゲット)温度を決定する。
【0032】
ここで、ターゲット温度切り替えの境界となる温度を不揮発領域のNVTs1、NVTs2から読み出しTs1、Ts2に設定する。このときNVTs1には、T11またはT12が代入され、Ts2には、T13またはT14が代入されている。次に、ターゲット温度となる値を、不揮発領域のNVTra1、NVTra2か、NVTra3から読み出し、Tra1、Tra2、Tra3に設定する。
【0033】
以後、第1の実施の形態と同様に電源オン時の温度Tと比較を行い(7−3)、
T<Ts1の時、ターゲット温度TempをTra1に設定(7−6)、
Ts1<=T<Ts2の時、ターゲット温度TempをTra2に設定(7−7)、
T>=Ts2の時、ターゲット温度TempをTra3に設定(7−8)、
の処理を行う。
【0034】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、装置の電源オンオフを短時間に繰りかえした場合、余熱により定着器の温度が過度に上昇することを防止することができる。
請求項2の発明によれば、定着器の目標温度を変更可能としたことにより、装置がオンしたときの定着温度の状態を適切に管理することができ、電源オン時のヒータのオーバーシュートを防止することができる。
請求項3の発明によれば、目標温度を設定するための基準温度を変更可能にしたことにより、より環境に合った定着温度を設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による画像形成装置の全体ユニット構成図である。
【図2】画像形成装置における搬送経路を示す構成図である。
【図3】画像形成装置の制御ブロック図である。
【図4】画像形成装置の制御フローチャートである。
【図5】画像形成装置の各処理を行うための時間監視、制御のための割り込み処理のフローチャートである。
【図6】イニシャル設定の一部の電源オン時のリロード温度設定フローチャートである。
【図7】イニシャル設定の一部の電源オン時の他のリロード温度設定フローチャートである。
【図8】不揮発領域の設定をディップスイッチの組み合わせで示した場合のフローチャートである。
【符号の説明】
1 プリンタ
2 コントローラ
3 エンジン
100 本体ユニット
101 定着ユニット
102 レジストユニット
103 給紙ユニット
217 各センサ
Claims (3)
- 電子写真方式を用いた画像形成装置において、電源オン又はハードリセット時に定着器の温度を検出する検出手段と、
前記検出手段によって検出した温度に応じて印刷可能状態となる目標温度を設定する設定手段とを設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 前記目標温度を変更する目標温度変更手段と、変更した目標温度を記憶する記憶手段とを設けたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記設定手段は、前記検出手段によって検出した温度と所定の基準温度とを比較し、比較結果に応じて目標温度を設定し、前記基準温度を変更する基準温度変更手段と、変更した基準温度を記憶する記憶手段とを設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
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JP2002274015A JP2004109696A (ja) | 2002-09-19 | 2002-09-19 | 画像形成装置 |
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JP2002274015A Withdrawn JP2004109696A (ja) | 2002-09-19 | 2002-09-19 | 画像形成装置 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010217565A (ja) * | 2009-03-17 | 2010-09-30 | Oki Data Corp | 画像形成装置 |
JP2011059490A (ja) * | 2009-09-11 | 2011-03-24 | Kyocera Mita Corp | 定着温度制御装置および画像形成装置 |
US7924301B2 (en) | 2006-03-31 | 2011-04-12 | Citizen Holdings Co., Ltd. | Image forming apparatus for disk-shaped media |
-
2002
- 2002-09-19 JP JP2002274015A patent/JP2004109696A/ja not_active Withdrawn
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JP2010217565A (ja) * | 2009-03-17 | 2010-09-30 | Oki Data Corp | 画像形成装置 |
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