JP2004109578A - 楽曲配信システム、サーバ装置、オーディオ機器及び楽曲配信方法 - Google Patents

楽曲配信システム、サーバ装置、オーディオ機器及び楽曲配信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】楽曲等のコンテンツを重複することなく配信することである。
【解決手段】データサーバ3は、オーディオ機器1に向けて配信した楽曲データ等を利用者ごとに識別可能としてデータベースに記憶する。一方、オーディオ機器1は、ユーザID及びパスワード等とともに配信要求をデータサーバ3に向けて送信する。データサーバ3は、配信要求を受信すると、オーディオ機器1に未配信の楽曲が存在するか否かを判別し、存在すると判別した場合に、その楽曲に対応する楽曲データ等をオーディオ機器1に向けて配信する。オーディオ機器1に配信された楽曲データ等は、ハードディスクやメモリカードなどの記録メディアに格納されて蓄積される。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、楽曲配信システム、サーバ装置、オーディオ機器及び楽曲配信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ネットワークを介して所定のサーバからダウンロードした楽曲をハードディスクやメモリカードなどの記録メディアに蓄積可能とした情報処理機器(パーソナルコンピュータ等)が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−74814号公報 (第6−7頁、第1図)
【0004】
このような情報処理機器を使用して、利用者は、ネット上に存在する多数の楽曲から聴いてみたいものを探し出してダウンロードしたり、利用者どうしの間で交換したりする。
【0005】
楽曲を聴く利用者には、音楽ランキングや新譜情報で示された楽曲を好んで聴くタイプの人もいる。
このような利用者は、例えば、音楽ランキングが提供されるサイトにアクセスし、そのサイトで特定した楽曲を順番にダウンロードして聴くことが考えられる。
こうしてダウンロードされた楽曲は、例えばハードディスクやメモリカードなどに蓄積され、MDへの書き込みや、楽曲の演奏(楽曲音出力)等を可能にする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、利用者が楽曲をダウンロードする際には、既にダウンロードした楽曲であるか否かを識別することは困難となる。
そのため、同一の楽曲を何度もダウンロードしてしまい、ハードディスクやメモリカードなどの記録メディアに同一の楽曲が多数蓄積され、空き容量がいたずらに減少してしまう可能性がある。
また、同じ利用者が同一の楽曲を何度もダウンロードすると、ネットワークにおける通信量やサーバの負荷が増大する。さらに、ダウンロードに要する時間も長くなってしまう。
【0007】
この発明は、上記実状に鑑みてなされたもので、楽曲等のコンテンツを重複することなく配信することができる楽曲配信システム、オーディオ機器、サーバ装置及び楽曲配信方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点にかかる楽曲配信システムは、
オーディオ機器とサーバとがネットワークを介して接続された楽曲配信システムであって、
前記オーディオ機器は、
前記サーバに対して楽曲の配信を要求する配信要求手段と、
前記サーバから配信された楽曲を格納して蓄積する楽曲格納手段と、を備え、
前記サーバは、
前記配信要求手段からの要求に応答して、前記オーディオ機器に未だ配信されていない楽曲を特定する楽曲特定手段と、
前記楽曲特定手段により特定された楽曲を、前記オーディオ機器に向けて送信し、前記楽曲格納手段に格納させる楽曲配信手段と、を備える、
ことを特徴とする。
【0009】
前記サーバは、
前記オーディオ機器に向けて配信可能な楽曲を登録する配信可能曲登録手段と、
前記オーディオ機器に配信済みの楽曲を識別可能とする既配信楽曲識別手段とを備え、
前記楽曲特定手段は、前記配信可能曲登録手段に登録されている楽曲と、前記既配信楽曲識別手段により識別される配信済みの楽曲との比較により、前記オーディオ機器に未だ配信されていない楽曲を特定してもよい。
【0010】
前記サーバは、
前記オーディオ機器に向けて配信可能な楽曲を登録する配信可能曲登録手段を備え、
前記配信要求手段は、前記サーバに対して楽曲の配信を要求する際に、前記楽曲格納手段に格納されている楽曲を通知し、
前記楽曲特定手段は、前記配信可能曲登録手段に登録されている楽曲と、前記配信要求手段から通知された楽曲との比較により、前記オーディオ機器に未だ配信されていない楽曲を特定してもよい。
【0011】
前記オーディオ機器は、
前記楽曲格納手段に蓄積されている楽曲を識別可能とする蓄積楽曲識別手段を備え、
前記サーバは、
前記オーディオ機器に向けて配信可能な楽曲を登録する配信可能曲登録手段を備え、
前記配信要求手段は、前記配信可能曲登録手段に登録されている楽曲のうち前記蓄積楽曲識別手段により識別された楽曲を除いた楽曲の配信を、前記サーバに対して要求し、
前記楽曲特定手段は、前記配信要求手段から配信を要求された楽曲を、前記オーディオ機器に未だ配信されていない楽曲として特定してもよい。
【0012】
本発明の第2の観点にかかるサーバ装置は、
楽曲をダウンロードして蓄積可能なオーディオ機器と、ネットワークを介して接続されたサーバ装置であって、
前記オーディオ機器に向けて配信可能な楽曲を登録する配信可能曲登録手段と、
前記オーディオ機器に配信済みの楽曲を識別可能とする既配信楽曲識別手段と、
前記オーディオ機器からの要求に応答して、前記配信可能曲登録手段に登録されている楽曲と、前記既配信楽曲識別手段により識別される配信済みの楽曲との比較により、前記オーディオ機器に未だ配信されていない楽曲を特定する楽曲特定手段と、
前記楽曲特定手段により特定された楽曲を、前記オーディオ機器に向けて送信する楽曲配信手段と、を備える、
ことを特徴とする。
【0013】
本発明の第3の観点にかかるオーディオ機器は、
配信可能な楽曲を格納したサーバと、ネットワークを介して接続されたオーディオ機器であって、
前記サーバに対して楽曲の配信を要求する配信要求手段と、
前記サーバから配信された楽曲を格納して蓄積する楽曲格納手段と、
前記サーバにて特定されている未配信の楽曲を示す未配信情報を取得する取得手段と、を備え、
前記配信要求手段は、前記取得手段が取得した未配信情報に従って、前記サーバに対して未配信の楽曲の配信を要求する、
ことを特徴とする。
【0014】
本発明の第4の観点にかかるオーディオ機器は、
配信可能な楽曲を格納したサーバと、ネットワークを介して接続されたオーディオ機器であって、
前記サーバから配信された楽曲を格納して蓄積する楽曲格納手段と、
前記楽曲格納手段に蓄積されている楽曲を識別可能とする蓄積楽曲識別手段と、
前記サーバが配信可能な楽曲のうち、前記蓄積楽曲識別手段により識別された楽曲を除いた楽曲を前記サーバから取得して前記楽曲格納手段に蓄積させる楽曲取得手段と、を備える、
ことを特徴とする。
【0015】
本発明の第5の観点にかかる楽曲配信方法は、
ネットワークを介して互いに接続されたオーディオ機器と、サーバとを備えるシステムにおける楽曲配信方法であって、
前記オーディオ機器から前記サーバに対して楽曲の配信を要求する配信要求ステップと、
前記配信要求ステップにおける要求に応答して、前記サーバから前記オーディオ機器に未だ配信されていない楽曲を特定する未配信楽曲特定ステップと、
前記未配信楽曲特定ステップにて特定された未配信の楽曲を、前記サーバから前記オーディオ機器に送信して蓄積させる楽曲配信ステップと、
を備えることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の楽曲配信システムについて、以下図面を参照して説明する。
【0017】
図1は、この発明の実施の形態にかかる楽曲配信システムの一構成例を示す模式図である。図示するように、このシステムは、オーディオ機器1と、オーディオ機器1に楽曲データを配信(ダウンロード配信)可能なデータサーバ3と、から構成されている。
なお、オーディオ機器1とデータサーバ3とは、インターネット等のネットワーク9を介して接続されている。また、オーディオ機器1は、放送局5から送られてくる放送番組を受信してもよい。
図1では、説明を簡単にするために、オーディオ機器1が1台だけ示されているが、これに限定されず、複数存在してもよい。
【0018】
まず、オーディオ機器1について、図2を参照して説明する。図2は、オーディオ機器1の一構成例を示すブロック図である。図示するように、オーディオ機器1は、チューナユニット11と、MD記録再生ユニット12と、信号処理部13と、ネットワークアダプタ14と、メモリコネクタ15と、ハードディスク16と、フラッシュメモリ17と、計時ユニット18と、操作部19と、表示部20と、制御部21と、ソース選択部22と、アンプ23と、スピーカ24とを含んで構成される。
【0019】
チューナユニット11は、所定のAM/FMチューナ等からなり、利用者の操作に従った周波数に同調し、放送局5から送信される放送番組の音声信号(楽曲等)を受信する。チューナユニット11は、受信した楽曲等をソース選択部22に供給する。
【0020】
MD(ミニディスク)記録再生ユニット12は、信号処理部13に制御され、MD(記録用MD)に楽曲データを記録する。
例えば、MD記録再生ユニット12は、NetMD(登録商標)規格に準拠した記録再生ユニットであり、データサーバ3からダウンロードしてハードディスク16等に格納された楽曲データを、MDに記録(チェックアウト)する。また、MD記録再生ユニット12は、MDに記録されている楽曲データをハードディスク16等に戻してもよい(チェックイン)。
また、MD記録再生ユニット12は、MDに記録された楽曲データから音声信号を再生し、再生した音声信号をソース選択部22に供給する。
【0021】
信号処理部13は、例えばDSP(Digital Signal Processor)等からなり、制御部21から供給される動作命令等に従って、MD記録再生ユニット12の記録・再生動作を制御する。
また、信号処理部13は、メモリコネクタ15に装着されたメモリカードMCや、ハードディスク16等に格納された楽曲データ(暗号化されたATRAC3データやPCMデータ等)の抽出及び、復号を行い、音声信号を再生する。信号処理部13により再生された音声信号は、ソース選択部22に供給される。
【0022】
ネットワークアダプタ14は、例えば、LAN(Local Area Network)カードや高速モデム等からなり、制御部21に制御され、ネットワーク9を介してデータサーバ3との間で各種の情報を送受信する。
例えば、ネットワークアダプタ14は、データサーバ3で管理された楽曲データ等のコンテンツに対する配信要求を送信する。また、この配信要求に応答してデータサーバ3から送られる楽曲データ等を受信する。
【0023】
メモリコネクタ15は、ICメモリを内蔵したメモリカードMCが着脱可能に構成され、制御部21による制御の下、装着されたメモリカードMCに格納された楽曲データを信号処理部13等に供給する。また、メモリコネクタ15は、ネットワークアダプタ14にて受信した楽曲データを、装着されたメモリカードMCに記憶して格納する。
【0024】
ハードディスク16は、所定容量の磁気ディスクユニットからなり、ネットワークアダプタ14にて受信した楽曲データを記憶して格納する。また、ハードディスク16は、制御部21により制御され、格納している楽曲データを信号処理部13等に供給する。
【0025】
フラッシュメモリ17は、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)等からなり、ユーザID、パスワード及び端末ID等を記憶する。
これらのユーザIDやパスワード等は、制御部21に適宜読み出され、オーディオ機器1がネットワーク9を介したデータサーバ3へのアクセス開始時に、ユーザ認証のために使用される。
【0026】
計時ユニット18は、発振子(クロックジェネレータ)や計数器(クロックカウンタ)等からなり、発振子のクロックをカウントすることにより、現在日付(年月日)及び現在時刻(時分秒)等を計測する。
また、計時ユニット18は、タイマ機能を備え、設定された日時になると、制御部21に対して、所定動作の開始を指令してもよい。
【0027】
操作部19は、例えば、オーディオ機器1の前面に配置された複数のキースイッチやアナログスイッチ等からなり、利用者の操作(押下等)に従った指示情報を制御部21に供給する。
例えば、操作部19には、EMD(Electronic Music Distribution)サービスの提供開始に対応する指示情報を制御部21に供給するEMDキーや、「OK」、「キャンセル」のそれぞれに対応する指示情報を制御部21に供給するキー等が含まれている。
【0028】
表示部20は、蛍光表示管や液晶表示パネル等からなり、制御部21から供給される表示用データに従って、オーディオ機器1の動作状況を示すシンボルやメッセージ等を表示する。
例えば、表示部20は、利用者による操作部19の操作に応答して、データサーバ3が有する配信テーブル35に登録された楽曲のランキング等を表示する。また、表示部20は、利用者による操作部19の操作に応答して、楽曲データのダウンロードに関する設定を可能とする項目等を表示する。
【0029】
制御部21は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)を含んだ1チップマイコン等からなり、オーディオ機器1全体を制御する。
【0030】
例えば、制御部21は、利用者による操作部19の操作に対応する楽曲データのダウンロードに関する設定を行い、その設定に従ってネットワークアダプタ14を制御し、データサーバ3にアクセスする。
このようにしてアクセスしたデータサーバ3から楽曲データが配信されると、制御部21は、ネットワークアダプタ14にてこの楽曲データを受信し、ハードディスク16や、メモリコネクタ15に装着されたメモリカードMC等に記憶して格納する。
なお、楽曲データがデータサーバ3からストリームとして配信(ストリーミング配信)される場合には、制御部21は、順次受信した楽曲データ(ストリームデータ)を信号処理部13に供給し、音声信号をデコードしてスピーカ24から楽曲音を出力させる。
【0031】
ソース選択部22は、例えば、3入力1出力のセレクタ回路等からなり、チューナユニット11、MD記録再生ユニット12、及び、信号処理部13から供給される音声信号をそれぞれ入力し、制御部21から供給される切換信号等に従って、いずれか一つの音声信号を選択する。ソース選択部22は、選択した音声信号を、アンプ23を介してスピーカ24に供給する。
【0032】
アンプ23は、増幅回路等からなり、ソース選択部22が選択した音声信号を適宜増幅して、スピーカ24に供給する。
【0033】
スピーカ24は、ステレオスピーカ等からなり、アンプ23にて増幅された音声信号を空気振動に変換することにより、楽曲音等の音声を出力する。
【0034】
次に、データサーバ3について、図3を参照して説明する。図3は、データサーバ3の一構成例を示すブロック図である。データサーバ3は、大容量の磁気ディスクユニットと結合されたワークステーション等のコンピュータシステムからなり、例えば、EMDサービスを提供するEMDコンテンツサーバとしての機能を有する。図3に示すように、データサーバ3は、データベース30と、処理制御部33と、通信制御部34とを含んで構成される。
【0035】
データベース30は、例えば、コンテンツ管理DB31と、利用者情報管理DB32とからなる。
コンテンツ管理DB31は、楽曲データやTOC(Table Of Contents)情報といった楽曲に関するコンテンツを管理するデータベースである。例えば、コンテンツ管理DB31において、図4に示すように、各コンテンツが、TOC情報、楽曲データ、新譜情報、著作権情報等の種別に分類されており、それぞれに、ユニークなコンテンツIDが採番されている。
【0036】
利用者情報管理DB32は、データサーバ3におけるサービスを利用できる利用者についての情報を管理するデータベースである。具体的に利用者情報管理DB32は、図5に示すように、利用者を特定するユーザID、パスワード及びユーザ名等や、利用者がオーディオ機器1によりデータサーバ3にアクセスした履歴を示すログ情報等を記憶する。このログ情報には、データサーバ3からオーディオ機器1に配信された楽曲データやTOC情報等が識別可能に記載されている。
【0037】
図3に戻って、処理制御部33は、所定のコンピュータユニットからなり、データサーバ3全体を制御する。
例えば、処理制御部33は、通信制御部34を介して、オーディオ機器1から送られた配信要求を受信すると、利用者情報管理DB32を検索し、ユーザ認証を実行する。利用者の認証が完了すると、コンテンツ管理DB31が検索され、配信要求及び各利用者のログ情報に基づいて特定される楽曲データが取り出される。こうして取り出された楽曲データは、通信制御部34によりネットワーク9を介して、オーディオ機器1に向けて配信される。
【0038】
また、処理制御部33は、データサーバ3からオーディオ機器1に向けて配信可能な楽曲を示す配信テーブル35を備えている。
具体的な一例として、配信テーブル35には、図6に示すように、コンテンツ管理DB31に格納されている楽曲データに対応した楽曲のタイトル名やアーティスト名、コンテンツIDなどが、楽曲のランキング(例えば、セールスランキングやリクエストランキング)に従った順番で登録されている。
【0039】
図3に戻って、通信制御部34は、回線制御装置やゲートウェイ装置等からなり、ネットワーク9を介して、データサーバ3とオーディオ機器1との間で各種の情報を送受信可能とする。
【0040】
以下に、この発明の実施の形態にかかる楽曲配信システムの動作について、図面を参照して説明する。
最初に、データサーバ3に登録された楽曲のうちで既にオーディオ機器1に配信(ダウンロード配信)されたものを除いた差分にあたる楽曲のみを自動的に取得するための設定について、図7を参照して説明する。
図7は、オーディオ機器1にて実行される自動配信設定処理を説明するためのフローチャートである。図7に示す自動配信設定処理は、オーディオ機器1に電源が投入され、あるいは休止状態(いわゆるスリープ状態や待機状態)から稼働状態へ移行した後に、利用者による操作部19の操作に応答して、制御部21がフラッシュメモリ17等に記憶された動作プログラムを読み出して実行することにより、開始される。
【0041】
まず、オーディオ機器1の制御部21は、操作部19が備えるEMDキーの押下などといった操作を検出し(ステップS1)、図8(a)に示すような第1項目選択画面D1を、表示部20に表示させる(ステップS2)。
ここで、制御部21は、EMDキーの操作に応答して、ネットワークアダプタ14によりネットワーク9を介してデータサーバ3にアクセスすることにより、第1項目選択画面D1を表示部20に表示させるための画像情報を取得してもよい。あるいは、予めフラッシュメモリ17等に格納されている画像情報を制御部21が読み出して、第1項目選択画面D1を表示部20に表示させてもよい。
【0042】
この第1項目選択画面D1では、例えば、「検索」、「Best Hit」、「予約配信」及び「オリシ゛ナルコンテンツ」等の項目が表示される。
制御部21は、利用者による操作部19の操作を検出し、第1項目選択画面D1で表示された項目を選択可能とする。ここで、制御部21は、第1項目選択画面D1で表示された項目のうち、「Best Hit」が選択されたか否かを判別する(ステップS3)。
【0043】
第1項目選択画面D1にて選択された項目が「Best Hit」ではないと判別した場合、制御部21は、選択された項目に対応する処理を実行する(ステップS4)。
一方、制御部21は、選択された項目が「Best Hit」であると判別すると、図8(b)に示すような第2項目選択画面D2を、表示部20に表示させる(ステップS5)。第2項目選択画面D2についても、第1項目選択画面D1と同様に、制御部21がデータサーバ3から対応する画像情報を取得してもよいし、予めフラッシュメモリ17等に格納されている画像情報を読み出すようにしてもよい。
【0044】
この第2項目選択画面D2では、例えば、「自動配信」、「One Time」等の項目が表示される。
制御部21は、利用者による操作部19の操作を検出し、第2項目選択画面D2で表示された項目を選択可能とする。ここで、制御部21は、第2項目選択画面D2で表示された項目のうち、「自動配信」が選択されたか否かを判別する(ステップS6)。
【0045】
第2項目選択画面D2にて選択された項目が「自動配信」ではないと判別した場合、制御部21は、処理をステップS4に進め、選択された項目に対応する処理を実行する。例えば、制御部21は、選択された項目が「One Time」であると判別すると、今回受信する楽曲を利用者による操作部19の操作に応答して選択可能とし、選択された楽曲に対応する楽曲データを1回だけダウンロードするなどの処理を実行する。
【0046】
一方、制御部21は、第2項目選択画面D2にて選択された項目が「自動配信」であると判別すると、図8(c)に示すような第3項目選択画面D3を、表示部20に表示させる(ステップS7)。第3項目選択画面D3についても、第1項目選択画面D1と同様に、制御部21がデータサーバ3から対応する画像情報を取得してもよいし、予めフラッシュメモリ17等に格納されている画像情報を読み出すようにしてもよい。
【0047】
この第3項目選択画面D3では、例えば、「Over Write」、「差分Write」、「情報のみ」等の項目が表示される。
制御部21は、利用者による操作部19の操作を検出し、第3項目選択画面D3で表示された項目を選択可能とする。ここで、制御部21は、第3項目選択画面D3で表示された項目のうち、「差分Write」が選択されたか否かを判別する(ステップS8)。
【0048】
第3項目選択画面D3にて選択された項目が「差分Write」ではないと判別した場合、制御部21は、処理をステップS4に進め、選択された項目に対応する処理を実行する。
一方、制御部21は、選択された項目が「差分Write」であると判別すると、所定の差分配信フラグをセットするなどして、差分配信用の設定を完了し(ステップS9)、図7のフローチャートに示す自動配信設定処理を終了する。
【0049】
ここで、差分配信フラグは、例えばフラッシュメモリ17等の不揮発メモリに記憶され、定期的あるいは不定期的に、制御部21から参照される。例えば、制御部21は、オーディオ機器1の電源立ち上げ時や、操作部19からデータサーバ3より提供される音楽ランキングの取得が指示された時に、差分配信フラグがセットされているか否かを判別する。
なお、制御部21は、上述した自動配信設定処理において差分配信フラグをセットする際に、ネットワークアダプタ14によりネットワーク9を介してデータサーバ3にアクセスし、音楽ランキングが次回更新される日時を示す情報を取得してもよい。この場合、制御部21は、計時ユニット18により音楽ランキングが更新される日時が到来したことを検出して、差分配信フラグを参照してもよい。
【0050】
差分配信フラグを参照した制御部21は、その差分配信フラグがセットされていた場合に、未だ配信されていない楽曲データをデータサーバ3から取得するための配信要求を送信する。
【0051】
例えば、図9(a)に示すようなランキング報知画面D4が表示部20に表示されていたとする。このランキング報知画面D4は、オーディオ機器1がデータサーバ3にアクセスして配信テーブル35から取得した情報に基づいて作成され、例えば今週の音楽セールスランキングや、リクエストランキングなどを示している。
この状態で、操作部19から制御部21に「OK」を示す指示情報が入力されたとする。この際、制御部21は、上述した差分配信フラグを参照し、その差分配信フラグがセットされていた場合に、差分配信のための配信要求を、ネットワークアダプタ14によりネットワーク9を介してデータサーバ3に向けて送信する。
これにより、データサーバ3からオーディオ機器1への楽曲データ等の配信(ダウンロード配信)が開始される。
【0052】
次に、データサーバ3からオーディオ機器1へ楽曲データ等を配信(ダウンロード配信)する動作について図10を参照して説明する。
図10は、オーディオ機器1とデータサーバ3が協働して実行する処理を説明するためのシーケンス図である。
【0053】
まず、オーディオ機器1において、制御部21は、参照した差分配信フラグがセットされていることを検出し、差分配信のための配信要求を、データサーバ3に向けて送信する(ステップS11)。
この差分配信のための配信要求には、差分配信の要求であることを示す識別情報の他、フラッシュメモリ17から読み出されたユーザID及びパスワード等が含まれている。
【0054】
データサーバ3は、オーディオ機器1から送信された配信要求を受けると、まず、処理制御部33が配信要求に含まれるユーザID及びパスワード等を用いて、ユーザ認証を行う(ステップS12)。ここで利用者が正当であるとの認証を受けると、次に処理制御部33は、利用者情報管理DB32を検索して、配信要求に含まれるユーザIDに対応する利用者のログ情報を読み出す(ステップS13)。読み出されたログ情報には、差分配信を要求した利用者が既にダウンロードした楽曲データが特定可能に記載されている。
【0055】
また、処理制御部33は、配信テーブル35を読み取り、ログ情報に記載されていない楽曲を検出する。これにより、処理制御部33は、配信テーブル35に登録されている楽曲のうちで、オーディオ機器1に対して未配信の楽曲が存在するか否かを判別する(ステップS14)。
【0056】
未配信の楽曲が存在すると判別した場合、処理制御部33は、その楽曲に対応する楽曲データをTOC情報等とともにコンテンツ管理DB31から読み出す。読み出された楽曲データ等は、通信制御部34によりネットワーク9を介して、配信要求を送信したオーディオ機器1に向けて配信される(ステップS15)。
また、処理制御部33は、楽曲データ等が配信されるごとに、ログ情報を更新する(ステップS16)。
【0057】
オーディオ機器1において、ネットワークアダプタ14がデータサーバ3から送られた楽曲データ等を受信すると、その楽曲データがメモリコネクタ15に装着されたメモリカードMCや、ハードディスク16等に転送されて格納される(ステップS17)。
こうしてデータサーバ3からオーディオ機器1に配信された楽曲は、メモリコネクタ15に装着されたメモリカードMCやハードディスク16等に蓄積される。
【0058】
この後、データサーバ3の処理制御部33は、未配信の楽曲データについて全ての配信が完了すると(ステップS18)、オーディオ機器1に向けて配信完了通知を送信する(ステップS19)。
【0059】
また、ステップS14にて、配信テーブル35に登録された全楽曲が既にオーディオ機器1に配信されていたとする。この場合には、処理制御部33は、ステップS15〜S18の処理をスキップし、ステップS19にてオーディオ機器1に向けて配信完了通知を送信する。
【0060】
こうして新たな楽曲がデータサーバ3からオーディオ機器1に配信されると、制御部21は、例えば図9(b)に示すような更新されたランキング報知画面D5を表示部20に表示させる(ステップS20)。このランキング報知画面D5では、新たに配信された楽曲を識別可能とするマークMKが表示がされるなどして、利用者に今回配信された楽曲を報知することができる。
【0061】
このように、上述した自動配信設定処理及び図10のシーケンス図に示す処理により、データサーバ3から配信(ダウンロード配信)される楽曲データ等からなるコンテンツのうち、未だオーディオ機器1に配信されていないものだけが自動的に選択されて配信される。
【0062】
このため、データサーバ3からオーディオ機器1に配信される情報の重複を回避し、ネットワーク9の通信量を低減し、データサーバ3の負荷を軽減することができる。さらに、楽曲データ等の配信に要する時間を短縮することもできる。
また、ハードディスク16やメモリカードMC等の記録メディアに同一の情報が多数蓄積されることを防止でき、記録メディアを無駄なく使用することができる。
【0063】
上記実施の形態では、オーディオ機器1に配信された楽曲データ等を、利用者情報管理DB32に記憶されたログ情報により識別する場合について説明した。しかしながら、オーディオ機器1がダウンロード済みのコンテンツのヘッダ情報等を管理して、オーディオ機器1に配信された楽曲データ等を識別できるようにしてもよい。
例えば、オーディオ機器1の制御部21は、データサーバ3から配信された楽曲のヘッダ情報を、ハードディスク16等に記憶して格納する。そして、オーディオ機器1が差分配信のための配信要求を送信する際に、ユーザID及びパスワード等とともに、格納されているヘッダ情報をデータサーバ3に向けて送信し、データサーバ3において配信済みの楽曲データ等を識別するようにしてもよい。
【0064】
さらに、オーディオ機器1の制御部21がデータサーバ3から配信テーブル35を取得し、ハードディスク16やメモリカードMCに格納されていない楽曲のみについて、データサーバ3に対して配信要求を送信するようにしてもよい。
【0065】
具体的には、図11に示すように、オーディオ機器1において、例えばハードディスク16に楽曲データが記憶されて格納されるものとする。この場合、ハードディスク16には、既に配信されて蓄積されている楽曲のコンテンツIDを楽曲データと関連づけて管理するコンテンツテーブル40が記憶されている。
【0066】
そして、制御部21は、参照した差分配信フラグがセットされている場合に、データサーバ3にアクセスする。これにより、オーディオ機器1とデータサーバ3が協働して、図12のシーケンス図に示す処理を実行する。以下、オーディオ機器1とデータサーバ3が実行する図12の処理について簡単に説明する。
【0067】
まず、オーディオ機器1の制御部21は、配信テーブル35についての送信要求を、データサーバ3に向けて送信する(ステップS21)。
データサーバ3の処理制御部33は、配信テーブル35の送信要求を受けると、ユーザ認証を行って正当な利用者であることをチェックし(ステップS22)、オーディオ機器1に向けて配信テーブル35を送信する(ステップS23)。
【0068】
オーディオ機器1の制御部21は、ネットワークアダプタ14にて配信テーブル35を受信すると、これをハードディスク16に記憶されているコンテンツテーブル40と比較し、未配信の楽曲を特定する(ステップS24)。
制御部21は、こうして特定された未配信の楽曲について、データサーバ3に対して配信要求を送信する(ステップS25)。
【0069】
データサーバ3の処理制御部33は、オーディオ機器1からの配信要求で指定された楽曲に対応する楽曲データ及びTOC情報等を、コンテンツ管理DB31から読み出し、通信制御部34によりネットワーク9を介してオーディオ機器1に向けて送信する(ステップS26)。
以下、上述した図10におけるステップS17〜S20の処理を実行することで、未配信の楽曲のみを配信させてハードディスク16に蓄積することができる。
【0070】
また、上記実施の形態では、データサーバ3の処理制御部33に設けられた配信テーブル35は、ランキングに含まれる楽曲を順番に登録するものとして説明したが、これに限定されず、例えば、新たに発表された楽曲を発売日が近いもの(新しいもの)から順番に登録するものなどであってもよい。
【0071】
上記の実施の形態では、自己が生成するコンテンツテーブル40を使用して、オーディオ機器1が未配信の楽曲を特定する場合について説明したが、自らコンテンツテーブル40等を作成することなく、オーディオ機器1が未配信の楽曲を特定できるようにしてもよい。
例えば、データサーバ3の処理制御部33は、所定のタイミングに配信テーブル35を参照し、オーディオ機器1への未配信楽曲を示すメタデータ(未配信情報等)を生成すると、オーディオ機器1に向けて送信する。
データサーバ3からメタデータが送られると、オーディオ機器1の制御部21は、このメタデータに従って未配信の楽曲を特定し、特定した未配信楽曲について、データサーバ3に対して配信要求を送信する。
この場合も、オーディオ機器1は、未配信の楽曲のみを配信させてハードディスク16に蓄積することができる。
【0072】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、楽曲等のコンテンツを重複することなく配信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる楽曲配信システムの一構成例を示す模式図である。
【図2】オーディオ機器の一構成例を示すブロック図である。
【図3】データサーバの一構成例を示すブロック図である。
【図4】コンテンツ管理DBの具体的な内容の一例を示す図である。
【図5】利用者情報管理DBの具体的な内容の一例を示す図である。
【図6】配信テーブルの具体的な内容の一例を示す図である。
【図7】本発明の実施の形態にかかる自動配信設定処理を説明するためのフローチャートである。
【図8】(a)〜(c)ともに、オーディオ機器の表示部に表示される項目の一例を示す模式図である。
【図9】(a)、(b)ともに、オーディオ機器の表示部に表示される情報の一例を示す模式図である。
【図10】データサーバからオーディオ機器へ楽曲データ等を配信する動作を説明するためのシーケンス図である。
【図11】本発明の実施の形態の変形例にかかるハードディスクの具体的な内容の一例を示す図である。
【図12】本発明の実施の形態の変形例において、データサーバからオーディオ機器へ楽曲データ等を配信する動作を説明するためのシーケンス図である。
【符号の説明】
1  オーディオ機器
11  チューナユニット
12  MD記録再生ユニット
13  信号処理部
14  ネットワークアダプタ
15  メモリコネクタ
16  ハードディスク
17  フラッシュメモリ
18  計時ユニット
19  操作部
20  表示部
21  制御部
22  ソース選択部
23  アンプ
24  スピーカ
3  データサーバ
30  データベース
31  コンテンツ管理DB
32  利用者情報管理DB
33  処理制御部
34  通信制御部
35  配信テーブル
40  コンテンツテーブル
5  放送局
9  ネットワーク
MC  メモリカード
MK  マーク

Claims (8)

  1. オーディオ機器とサーバとがネットワークを介して接続された楽曲配信システムであって、
    前記オーディオ機器は、
    前記サーバに対して楽曲の配信を要求する配信要求手段と、
    前記サーバから配信された楽曲を格納して蓄積する楽曲格納手段と、を備え、
    前記サーバは、
    前記配信要求手段からの要求に応答して、前記オーディオ機器に未だ配信されていない楽曲を特定する楽曲特定手段と、
    前記楽曲特定手段により特定された楽曲を、前記オーディオ機器に向けて送信し、前記楽曲格納手段に格納させる楽曲配信手段と、を備える、
    ことを特徴とする楽曲配信システム。
  2. 前記サーバは、
    前記オーディオ機器に向けて配信可能な楽曲を登録する配信可能曲登録手段と、
    前記オーディオ機器に配信済みの楽曲を識別可能とする既配信楽曲識別手段とを備え、
    前記楽曲特定手段は、前記配信可能曲登録手段に登録されている楽曲と、前記既配信楽曲識別手段により識別される配信済みの楽曲との比較により、前記オーディオ機器に未だ配信されていない楽曲を特定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の楽曲配信システム。
  3. 前記サーバは、
    前記オーディオ機器に向けて配信可能な楽曲を登録する配信可能曲登録手段を備え、
    前記配信要求手段は、前記サーバに対して楽曲の配信を要求する際に、前記楽曲格納手段に格納されている楽曲を通知し、
    前記楽曲特定手段は、前記配信可能曲登録手段に登録されている楽曲と、前記配信要求手段から通知された楽曲との比較により、前記オーディオ機器に未だ配信されていない楽曲を特定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の楽曲配信システム。
  4. 前記オーディオ機器は、
    前記楽曲格納手段に蓄積されている楽曲を識別可能とする蓄積楽曲識別手段を備え、
    前記サーバは、
    前記オーディオ機器に向けて配信可能な楽曲を登録する配信可能曲登録手段を備え、
    前記配信要求手段は、前記配信可能曲登録手段に登録されている楽曲のうち前記蓄積楽曲識別手段により識別された楽曲を除いた楽曲の配信を、前記サーバに対して要求し、
    前記楽曲特定手段は、前記配信要求手段から配信を要求された楽曲を、前記オーディオ機器に未だ配信されていない楽曲として特定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の楽曲配信システム。
  5. 楽曲をダウンロードして蓄積可能なオーディオ機器と、ネットワークを介して接続されたサーバ装置であって、
    前記オーディオ機器に向けて配信可能な楽曲を登録する配信可能曲登録手段と、
    前記オーディオ機器に配信済みの楽曲を識別可能とする既配信楽曲識別手段と、
    前記オーディオ機器からの要求に応答して、前記配信可能曲登録手段に登録されている楽曲と、前記既配信楽曲識別手段により識別される配信済みの楽曲との比較により、前記オーディオ機器に未だ配信されていない楽曲を特定する楽曲特定手段と、
    前記楽曲特定手段により特定された楽曲を、前記オーディオ機器に向けて送信する楽曲配信手段と、を備える、
    ことを特徴とするサーバ装置。
  6. 配信可能な楽曲を格納したサーバと、ネットワークを介して接続されたオーディオ機器であって、
    前記サーバに対して楽曲の配信を要求する配信要求手段と、
    前記サーバから配信された楽曲を格納して蓄積する楽曲格納手段と、
    前記サーバにて特定されている未配信の楽曲を示す未配信情報を取得する取得手段と、を備え、
    前記配信要求手段は、前記取得手段が取得した未配信情報に従って、前記サーバに対して未配信の楽曲の配信を要求する、
    ことを特徴とするオーディオ機器。
  7. 配信可能な楽曲を格納したサーバと、ネットワークを介して接続されたオーディオ機器であって、
    前記サーバから配信された楽曲を格納して蓄積する楽曲格納手段と、
    前記楽曲格納手段に蓄積されている楽曲を識別可能とする蓄積楽曲識別手段と、
    前記サーバが配信可能な楽曲のうち、前記蓄積楽曲識別手段により識別された楽曲を除いた楽曲を前記サーバから取得して前記楽曲格納手段に蓄積させる楽曲取得手段と、を備える、
    ことを特徴とするオーディオ機器。
  8. ネットワークを介して互いに接続されたオーディオ機器と、サーバとを備えるシステムにおける楽曲配信方法であって、
    前記オーディオ機器から前記サーバに対して楽曲の配信を要求する配信要求ステップと、
    前記配信要求ステップにおける要求に応答して、前記サーバから前記オーディオ機器に未だ配信されていない楽曲を特定する未配信楽曲特定ステップと、
    前記未配信楽曲特定ステップにて特定された未配信の楽曲を、前記サーバから前記オーディオ機器に送信して蓄積させる楽曲配信ステップと、
    を備えることを特徴とする楽曲配信方法。
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