JP2004109332A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2004109332A
JP2004109332A JP2002270030A JP2002270030A JP2004109332A JP 2004109332 A JP2004109332 A JP 2004109332A JP 2002270030 A JP2002270030 A JP 2002270030A JP 2002270030 A JP2002270030 A JP 2002270030A JP 2004109332 A JP2004109332 A JP 2004109332A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gradation
liquid crystal
pattern
crystal panel
display device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002270030A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3958162B2 (ja
Inventor
Mitsuhiro Shigeta
繁田 光浩
Kazunari Tomizawa
冨沢 一成
Makoto Shiomi
塩見 誠
Tomoaki Furukawa
古川 智朗
Koichi Miyaji
宮地 弘一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2002270030A priority Critical patent/JP3958162B2/ja
Publication of JP2004109332A publication Critical patent/JP2004109332A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3958162B2 publication Critical patent/JP3958162B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)

Abstract

【課題】入力階調値より強調した印加階調値を用い液晶パネルを駆動する液晶表示装置では、1フレーム期間内に応答できないような階調遷移と1フレーム期間内に応答できる階調遷移とが交互に続くような組み合わせパターンにおいて、所望階調値より徐々に到達階調が大きく(或いは小さく)なる現象が発生するため、この現象を抑制する。
【解決手段】前記後階調より3フレーム以上前の入力階調から後階調までの階調遷移パターンを検出する検出手段を設け、前記検出手段によって検出される階調遷移パターンが、前階調に対して後階調が大きい場合と前階調に対して後階調が小さい場合とが交互に発生するパターンである場合には、印加階調強調手段が強調する強調量を減少する制御を行う制御手段を備える。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、テレビやOA(Office Automation)用のモニター、CAD(Computer−Aided Design)用モニター等に用いられる液晶表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
液晶表示装置は、省スペース・省電力の特徴に加え、近年、視野角・コントラスト・色再現性・応答速度等の性能が向上してきたため、今やブラウン管を凌駕する画像表示装置となりつつある。そのため、テレビやOA用のモニターコンピューターのモニター等への液晶表示装置の適用は、今後も拡大の一途を辿ると予測される。
【0003】
通常、液晶セルに電圧が印加されると、液晶セル内の液晶材料(液晶分子)はその誘電率異方性により長軸方向(ダイレクター)が変化される。液晶材料は光学異方性を有するため、その方向が変化されると液晶セルを透過する光の偏光方向も変化する。そして、液晶セルに設けられた偏光板などの作用を伴って、液晶セルに印加された印加電圧(印加電圧)によって該液晶セルを透過する光の光量が制御される。これにより、各画素の輝度を表示させたい階調輝度にすることができ、画像表示を行うことができる。
【0004】
しかし、液晶材料が印加印加電圧の変化に応答するためにはある程度の時間が必要となり、所望する応答時間内に応答できない場合がある。例えば、現在広く用いられているTN(Twisted Nematic)、IPS(In−Plane−Switching)、またはVA(Vertically Aligned)等の液晶表示方式(液晶表示モード)においては、液晶材料の応答速度は、遅い遷移階調では30〜50msecとなる場合がある。このとき、NTSC(National Television System Committee)信号の60Hz(約16.6msec)、あるいはPAL(Phase Alteration by Line)信号の50Hz(20.0msec)に対応する応答速度を実現できず、動画像が十分に表現できない場合が起こりうる。
【0005】
そこで、従来、液晶材料や表示の駆動方法に工夫を施して、応答速度を早くした液晶表示装置が開発されている。
【0006】
例えば、特許文献1には、入力された階調(以下、後階調と称する)と1フレーム前の階調(以下、前階調と称する)を比較し、入力された階調が1フレーム前の階調より大きい場合には、入力された階調より大きな電圧を印加し、入力された階調が1フレーム前の階調より小さい場合には、入力された階調より小さい電圧を印加することで、液晶材料を急峻に目標階調へと動かす駆動方法(以下、本明細書ではこのような駆動方法をオーバーシュート駆動と称する)を用いた液晶表示装置が開示されている。
【0007】
このオーバーシュート駆動では、前階調と後階調とに対応つけて液晶に印加すべき印加階調値(或いは該印加階調を実現する印加電圧値)を定めたルックアップテーブル(以下、LUTと称する)を予め用意しておき、駆動回路がこれを参照して印加電圧を調整するようになっている。
【0008】
【特許文献1】
特開平10−39837号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、液晶パネルは温度によって応答速度が変化する性質を備えており、温度が高い場合には応答速度が速く、温度が低い場合には応答速度が遅い。そのため、例えば0℃の時のように温度が低い場合には、オーバーシュート駆動を行なったとしても十分な応答速度が得られない場合がある。
【0010】
このような場合には、オーバーシュート駆動を用いても1フレーム内に到達する目標となる階調(以下、目標階調と称する。なお、この目標階調は後階調に等しい。)に到達しない階調の組み合わせが存在し、次のフレームに対してオーバーシュート駆動を実施したときに、目標階調に到達していないにも拘らず目標階調に達していることを前提に印加階調値を決定してしまうため、本来表示すべき階調と異なる階調が表示され、所望の画像を表示できないという問題がある。
【0011】
このような問題が起きる例を図9及び図10を用いて説明する。図9は、低温化において、ある液晶パネルをオーバーシュート駆動した時に、1フレーム期間内に液晶が到達する到達階調の実測値を示す説明図であり、図10は上記オーバーシュート駆動を行なう際に用いたLUTを表す説明図である。なお、本例における液晶パネルはノーマリーブラックであるものとする。
【0012】
なお、図9において、横軸は前階調を示し、グラフの各線は各目標階調(0,32,64,…,255)に対する到達階調を示している。また、図中の線(データ値)は図9に向かって最も下方のものが目標階調=0階調の場合を示しており、最も上方のものが目標階調=255階調の場合を示している。そして、例えば目標階調0に対する線11は、略全ての前階調に対して横軸に平行になっていないが、これは、略全ての前階調に対してオーバーシュート駆動を行なった場合でも1フレーム期間内に目標階調に達していないことを示しており、逆に、目標階調128に対する線13は前階調が高階調である場合の一部を除く略全ての前階調に対して横軸に平行になっているがこれは、オーバーシュート駆動を行なった場合には1フレーム期間内に目標階調に達していることを示している。
【0013】
このような特性を備える液晶パネルの一つの画素に対し、映像信号が1フレーム毎に初期階調を0階調として0(初期階調)→128→0→128→0→128・・・のように変化した場合を考える。オーバーシュート駆動の前階調と目標階調の関係を用いて、実際到達する階調(以下、到達階調と称する)を検証すると、図9の太線で示されるように、14→15→16→17→18→19のように階調が変化する。
【0014】
すなわち、初期階調0階調の液晶パネルに対して目標階調として128階調が与えられた際には、図10のLUTを参照して印加階調として242階調(図10中では33)が液晶パネルに与えられ、このとき到達階調は128階調になり目標階調に到達する(図9中では14→15)。そして、次に目標階調として0階調が与えられると、印加階調として0階調(図10中では34)が液晶パネルに与えられるが、1フレーム期間内に0階調に達することができず到達階調は45階調となる(図9中では15→16)。
【0015】
次に、目標階調として128階調が与えられると、LUTから前階調0階調、後階調128階調に対する印加階調である242階調(図10中では33)が液晶パネルに対して与えられ、このとき到達階調は128階調より大きくなり200階調になる(図9中では16→17)。
【0016】
さらに、その後、目標階調として0階調が与えられると、LUTから前階調128階調、後階調0階調に対する印加階調である0階調(図10中では34)が液晶パネルに対して与えられ、このとき到達階調は45階調よりさらに大きくなり80階調となる(図9中では17→18)。
【0017】
さらに、目標階調として128階調が与えられると、LUTから前階調0階調、後階調128階調に対する印加階調である242階調(図10中では33)が液晶パネルに対して与えられ、このとき到達階調は200階調よりさらに大きくなり212階調になる(図9中では18→19)。
【0018】
つまり、小さい階調値から大きい階調値に変化する場合(以下、この場合をライズと称する)は1フレーム期間内に応答できるのに対し、大きい階調値から小さい階調値に変化する場合(以下、この場合をディッケイと称する)は1フレーム期間内に応答できない階調遷移が交互に続くような組み合わせパターンにおいては、徐々に到達階調が大きくなり、その画素が徐々に明るくなっていく(白化する)という問題が生じ得る。
【0019】
また、この問題は上記のような完全に反復している映像信号以外の場合でも、発生する場合がある。図9と図11を用いてその理由を説明すると、図9において横軸に平行になっていない前階調と目標階調(後階調)の組み合わせは1フレーム期間内に応答できない階調変化の組み合わせを示しているが、これを図10のLUTに上に示すと、ライズ側が範囲A、ディッケイ側が範囲Cといったように所定の範囲を有するものとなり図11のようになる。
【0020】
ライズ側であって1フレーム期間内に応答できる階調変化の組み合わせの集合を範囲B、ディッケイ側であって1フレーム期間内に応答できる階調変化の組み合わせの集合を範囲Dとすると、例えば、0→128→32→64→16→64・・・のように、範囲Bと範囲Cとの間における階調変化が交互に繰り返されるときには、ディッケイ側が1フレーム期間内に応答できない階調変化であり、ライズ側が1フレーム期間内に応答できる階調変化であるという上記のパターンに該当し、徐々に画素が白化するという問題が生じる。
【0021】
このような画素の白化の問題は、液晶パネルの応答特性に大きな影響を受ける。液晶パネルの特性によっては、上記の場合とは逆に、ライズ側が1フレーム期間内に応答できない階調変化であり、ディッケイ側が1フレーム期間内に応答できる階調変化である場合があり、この場合は徐々に画素が暗くなる(黒化する)という問題が生じることになる。
【0022】
本発明は、上記のような問題を解決するために、液晶パネルの応答特性に基づいてオーバーシュート駆動の強調度合いを制御する等して、白化又は黒化を抑制する液晶表示装置を提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明においては、液晶に印加する電圧を変えることで階調表示を行う液晶パネルと、1フレーム前の入力階調である前階調と次フレームの入力階調である後階調の組み合わせに基づいて、前記液晶に印加する印加階調値を前記後階調より強調したものとする印加階調強調手段を備えた駆動装置を有する液晶表示装置において、前記後階調より2フレーム以上前の入力階調から後階調までの階調遷移パターンを検出する検出手段を設け、前記検出手段によって検出される階調遷移パターンが、前階調に対して後階調が大きい場合と前階調に対して後階調が小さい場合とが交互に発生するパターンである場合には、印加階調強調手段が強調する強調量を減少する制御を行う制御手段を備えたことを特徴とする液晶表示装置とする。
【0024】
若しくは、液晶に印加する電圧を変えることで階調表示を行う液晶パネルと、1フレーム前の入力階調である前階調と次フレームの入力階調である後階調の組み合わせに基づいて、前記液晶に印加する印加階調値を前記後階調より強調したものとする印加階調強調手段を備えた駆動装置を有する液晶表示装置において、前記後階調より2フレーム以上前の入力階調から後階調までの階調遷移パターンを検出する検出手段を設け、前記検出手段によって検出される階調遷移パターンが、前階調に対して後階調が大きい場合と前階調に対して後階調が小さい場合とが交互に発生するものであって、かつ、前階調に対して後階調が大きい場合と前階調に対して後階調が小さい場合のいずれか一方が、印加階調強調手段により強調した印加階調値を印加した場合であっても1フレーム期間内に液晶が後階調まで応答できない組み合わせの範囲内にあり、他方が、印加階調強調手段により強調した印加階調値を印加した場合に1フレーム期間内に液晶が後階調にまで応答できる組み合わせの範囲内にあるパターンである場合には、印加階調強調手段が強調する強調量を減少するよう制御する制御手段を備えたことを特徴とする液晶表示装置とする。
【0025】
このように構成することにより、白化或いは黒化がおこるパターンに対して、印加階調強調手段によって強調される強調量が減少され、白化或いは黒化の問題が減殺される。
【0026】
また、このとき、前記強調量を減少する制御は、印加階調強調手段を介さずに前記後階調に基づいて印加階調値を液晶に印加するよう制御するものであるものとすることが望ましい。
【0027】
この構成によれば、白化が発生する場合には、後階調より大きい階調が入力されないことから、到達階調が後階調以上にならない。同様に黒化が発生する場合には、後階調より小さい階調が入力されないことから、到達階調が後階調以下にならない。従って、白化或いは黒化を防止することが可能である。
【0028】
さらに、液晶パネルの温度を検出する検出手段を備え、前記検出手段が検出した液晶パネルの温度に基づいて、前記組み合わせパターンを変更する手段を備えることが望ましい。
【0029】
液晶パネルは温度により応答特性が異なるため、温度の変化に伴って白化或いは黒化の原因となる1フレーム期間内に応答できない前階調と後階調の組み合わせ範囲は変化する。従って、この変化に応じて、1フレーム期間内に液晶が後階調まで応答できない組み合わせのパターンを適切に調整すれば、液晶パネルの温度が変化しても白化或いは黒化を防止することが可能である。
【0030】
【発明の実施の形態】
〔実施の形態1〕
本発明の実施の形態1について図1〜図4を参照して説明する。図1は、実施の形態1にかかる液晶表示装置の概略構成を示す機能ブロック図である。
【0031】
液晶表示装置60は主に、液晶パネル61と、コモン回路62と、階調回路63と、LCDコントローラ64と、フレームメモリ66と、VPC(Video Processing Controller)67とから構成される。
【0032】
液晶パネル60は、画素が形成された基板(画面)を含んでおり、その画面に対してマトリクス状に配置されたソースバスラインと、走査ラインとを有している。そして、ソースバスラインと走査ラインとの交点にはそれぞれ画素が形成されており、各画素に対応しては、TFT(薄膜トランジスタ)、液晶セル、および所定の負荷容量が配置されている。そして、液晶セルは、TFTのドレインと、全画素間で共通の図示しないコモン電極(共通電極)とに接続されており、このコモン電極はコモン回路62と接続されている。
【0033】
コモン回路62は、コモン電極で使用するコモン電圧を生成する回路であり、前記コモン電極の他にLCDコントローラ64と接続されている。
【0034】
階調回路63は、LCDコントローラ64から送られてくる印加階調値を印加電圧に変換するもので、液晶パネル61の外側に設けられており、ソースドライバーおよびゲートドライバーを含む構成である。そして、上記ソースバスラインはソースドライバーに接続されており、走査ラインはゲートドライバーに接続されている。
【0035】
そして、フレームメモリ66は、液晶パネル61が備える各画素に対する入力階調を記憶可能な容量を備えた記憶装置であり、LCDコントローラ64及びVPC67に接続されている。そして、VPC67からある画素に対する入力階調が入力されるとその入力階調を記憶しておき、その画素に対する入力階調がVPC67から入力されると、それに同期して、記憶していたその画素に対応する1フレーム前の階調階調をLCDコントローラ64に出力する。
【0036】
VPC67は、入力画像信号をデジタルデータである入力階調信号に変換する機能を有するもので、LCDコントローラ64及びフレームメモリ66に接続されており、LCDコントローラ64及びフレームメモリ66にデジタル化された入力階調信号を出力するものである。
【0037】
LCDコントローラ64は、前階調と後階調の組み合わせに基づいて、印加階調値を後階調より強調したものとする印加階調強調手段80と、後階調より3フレーム以上前の入力階調から後階調までの階調遷移パターンを検出する検出手段81と、検出手段によって検出される階調遷移パターンが所定のパターンであるか否かに応じて、印加階調強調手段が強調する強調量を切り替える制御を行う制御手段82とが備えられる。
【0038】
そして、印加階調強調手段80は、ルックアップテーブル(以下、LUTと称する)75を記憶しているメモリと、補完演算素子76とから形成される。
【0039】
このLUT75は、図2に示すように、入力画像信号に基づく入力階調(後階調)の代表値と、1フレーム前の入力階調(前階調)の代表値との組み合わせをマトリクス状に配置し、その代表値の交点に対応する印加階調値が記憶されている。この印加階調値は、前階調に対する後階調の変化(本明細書において階調遷移と称する)がライズの場合には後階調よりも大きい階調値が記憶されており、階調遷移がディッケイの場合には後階調よりも小さい階調値とされる。また、LUT75は複数設けられており、それぞれのLUTにより、後階調に対してどの程度大きい或いは小さい印加階調値が含まれるか(以下、これを強調量と称する)が異なる。
【0040】
そして、補完演算素子76は、LUT75に記憶されている後階調と前階調の代表値に基づいて、本来の後階調と前階調とに対応する印加階調値を補完演算するものであり、例えば、FPGA(Field−Programmable Gate Array)またはGA(Gate Array)等により形成される。そして、補完演算素子76は階調回路63に接続されており、演算により求められた印加階調値は階調回路63に送られる。
【0041】
LUT75と補完演算素子76により後階調より強調された印加階調値を演算する処理は次のように行う。すなわち、まず、前階調と後階調がLUT75のどの代表値の間に含まれるかを見極める。このとき、前階調と後階調が代表値と一致する場合はその代表値に対応した印加階調値を補完演算素子76に出力し、代表値と一致しない場合には直近の代表値の組み合わせに対応した印加階調値を選択し補完演算素子76に出力する。
【0042】
補完演算素子76では、LUT75から出力された印加階調値に基づいて、前階調及び後階調の値に応じて線形補完等の演算処理を行い、前階調及び後階調の値に対応する印加階調値を演算し階調回路63に出力する。
【0043】
そして、検出手段81は、1フレーム期間内に液晶が後階調まで応答できない前階調と後階調の組み合わせを記憶している参照テーブル83と、後階調に対して前2フレーム目以降(つまり後階調をnフレーム目とすると、n−2フレーム目からnフレーム目までの間)に前階調と後階調との組み合わせがどのような領域にあったかを記憶するメモリ84と、白化或いは黒化する領域変化パターンを記憶するメモリ85と、メモリ84に記憶された履歴に基づく領域変化パターンとメモリ85に記憶された領域変化パターンとを比較して、どの強調量のLUT75を使用すべきか判定し制御手段に出力する判定手段86が備えられる。
【0044】
参照テーブル83は、図3に示すように形成されるものであり、ライズ側で1フレーム期間内に液晶が後階調まで応答できない前階調と後階調の組み合わせを領域A、ライズ側で1フレーム期間内に液晶が後階調まで応答できる前階調と後階調の組み合わせを領域B、ディッケイ側で1フレーム期間内に液晶が後階調まで応答できない前階調と後階調の組み合わせを領域C、ディッケイ側で1フレーム期間内に液晶が後階調まで応答できる前階調と後階調の組み合わせを領域Dとして記憶されている。なお、前階調と後階調とが同一の場合は領域B或いは領域Dのいずれかに含める。また、この範囲は予め実験等により求められるもので、液晶パネルの特性により異なる。
【0045】
また、メモリ84は、例えば、領域Aにある場合は“00”、領域Bにある場合は“01”、領域Cにある場合は“10”、領域Dにある場合は“11”のように、過去の領域をデジタル信号化し、2フレーム前と前階調の階調遷移を記憶するよう形成する。
【0046】
このメモリ84の構成の一例を挙げると、図4に示すように、メモリ容量を2bitとし、n−2フレーム目とn−1フレーム目との階調遷移が領域Dである場合には第1bit、第2bitに“11”を記憶しておく。
【0047】
そして、n−1フレーム目とnフレーム目との階調遷移の領域が分かると、メモリ84は第1bit、第2bitにあった信号を判定手段86に出力した後、記憶していた領域に代えてn−1フレーム目とnフレーム目との階調遷移の領域を第1bit、第2bitに記憶する。以降は同様の制御を続け、常に前1階調遷移分のデータを記憶するよう制御する。
【0048】
メモリ85には、予め実験等より求められた白化及び黒化が発生する領域変化パターンが記憶されている。このような白化及び黒化のパターンを、メモリ84の領域を用いていうと、領域C→領域Bが白化パターン、領域A→領域Dが黒化パターンとなる。
【0049】
そして、判定手段86は、後階調(nフレーム目)が入力されたときに、メモリ84に記憶されている領域の履歴を参照するとともに、nフレーム目とn−1フレーム目との組み合わせによる階調遷移における領域を参照し、領域変化パターンがメモリ85に記憶されている白化パターン或いは黒化パターンに該当するか否かを判定する。
【0050】
判定手段86の判定結果が白化パターン或いは黒化パターンに該当する場合には、判定手段86から制御手段87に対して判定結果を伝達するためのフラグを立てる。
【0051】
そして、制御手段87は、フラグがあるか否かを検出し、フラグがある場合にはLUT75を強調量が小さいLUTに切替えて印加階調強調手段を動作させ、その信号がなくなると再び強調量が大きいLUTに切替えて印加階調強調手段を動作するよう制御する。
【0052】
以上のように構成することにより、白化パターン或いは黒化パターンが入力されると、LCDコントローラは白化パターン或いは黒化パターンを検出して、LUT75の強調量を低減するため、白化或いは黒化が大きく進行することなくその現象は減殺されることになる。
【0053】
上記実施の形態1には種々の変形を加え得る。その変形例について述べると、変形例1は、上記実施の形態1では強調量が大きいLUTと、強調量が小さいLUTの少なくとも2つのLUTを使用していたが、強調量が小さいLUTを設けることなく、白化パターン或いは黒化パターンに該当すると判定手段86が判定した場合には、印加階調強調手段を介することなく後階調をそのまま階調回路63に出力するように変形を加えるものである。このように形成すれば、白化或いは黒化のパターンを検出した場合には、強調量を0とすることになり白化或いは黒化を効果的に抑制することが可能である。なお、この明細書においては強調量を減少すると言う場合は強調量を0にする場合も含むものとする。
【0054】
また、変形例2は、上記実施の形態1が備えていた強調量が小さいLUTに代えて、強調量が大きいLUTの強調量に1より小さい係数を掛けて、強調量を減少するように変形を加えるものである。このように形成しても、白化或いは黒化を抑制することが可能である。
【0055】
さらに、変形例3は、上記実施の形態1では前2フレーム間の階調遷移を参照して領域変化パターンを判定していたが、前3フレーム間以上とするよう変形を加えるものである。このように形成しても、白化或いは黒化を抑制することが可能である。
【0056】
〔実施の形態2〕
上記実施の形態1に記載した構成によると精度良く白化或いは黒化を防止できるのであるが、構成が若干複雑である。そこで、回路構成の簡略化を図りつつ擬似的に同様の効果を得る構成を次に説明する。なお、実施の形態1と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
【0057】
図5は、実施の形態2にかかる液晶表示装置の機能ブロック図である。実施の形態1と実施の形態2が異なる点は、参照テーブル83、メモリ84、メモリ85の構成である。
【0058】
実施の形態2にかかる参照テーブル93は、図6に示すように形成されるものであり、前階調及び後階調の双方が例えば0〜128階調といった所定の階調範囲にある場合であって、階調遷移がライズにある場合の領域を領域E、階調遷移がディッケイにある場合の領域を領域F、それ以外の場合を領域Gとし備えている。なお、前階調と後階調とが同一の場合は領域Gに含める。ここで言う所定の階調範囲とは、予め液晶パネルの応答特性を試験し、その結果、ライズかディッケイのいずれか一方が1フレーム内に応答できず、他方が応答できる階調遷移の組み合わせの集合が階調遷移範囲として選択される。
【0059】
また、メモリ94は、例えば、領域Eにある場合は“00”、領域Fにある場合は“01”、領域Gにある場合は“10”といったように、過去の領域をデジタル信号化し、2フレーム前の階調と前階調との階調遷移がどの領域にあったかを記憶するよう形成する。
【0060】
このメモリ94もメモリ84と同様に、メモリ容量を2bitとし、例えば、後階調をnフレーム目としたときのn−2フレーム目とn−1フレーム目との階調遷移が領域Gである場合には第1bit、第2bitに“10”を記憶しておく。
【0061】
そして、n−1フレーム目とnフレーム目との階調遷移の領域が分かると、メモリ94は第1bit、第2bitにあった信号を判定手段86に出力した後、記憶していた領域に代えてn−1フレーム目とnフレーム目との階調遷移の領域を第1bit、第2bitに記憶する。以降は同様の制御を続け、常に前1階調遷移分のデータを記憶するよう制御する。
【0062】
また、メモリ95には、予め実験等より求められた白化及び黒化が発生する領域変化パターンが記憶されている。このような白化及び黒化のパターンを、参照テーブル93の領域を用いていうと、領域Fが1フレーム期間内に応答できない階調遷移である場合には、領域F→領域Eが白化するパターンに該当し、領域Eが1フレーム期間内に応答できない階調遷移である場合には、領域E→領域Fが黒化が発生するパターンに該当する。
【0063】
そして、判定手段86は、後階調(nフレーム目)が入力されたときに、メモリ94に記憶されている領域変化の履歴を参照するとともに、nフレーム目とn−1フレーム目とを比較した階調遷移における領域変化を参照し、領域変化パターンがメモリ95に記憶されている白化パターン或いは黒化パターンに該当するか否かを判定する。
【0064】
そして、階調遷移の判定結果が白化パターン或いは黒化パターンに該当する場合には、判定手段86から制御手段87に対して判定結果を伝達するためのフラグを立てる。
【0065】
そして制御手段87は、フラグがあるか否かを検出し、フラグがある場合にはLUT75を強調量が小さいLUTに切替えて印加階調強調手段を動作させ、その信号がなくなると再び強調量が大きいLUTに切替えて印加階調強調手段を動作するよう制御する。
【0066】
このように構成した場合であっても、実施の形態1と同様に、白化或いは黒化パターンが入力されると、それを検出し、白化或いは黒化を防止することが可能である。
【0067】
また、この実施の形態2では、参照テーブル93の範囲の割り当てが、ライズかディッケイかを判断し、前階調と後階調との双方が所定の階調範囲であるか否かによって決められているため、容易な回路構成にて形成することができる。
【0068】
なお、この実施の形態2においても、実施の形態1に対する変形と同様の変形が加え得ることは勿論である。
【0069】
〔実施の形態3〕
上記実施の形態2については、更に回路構成の簡略化を図るよう変形しうる。その変形例を実施の形態3として説明する。
【0070】
液晶パネルの特性によっては、ライズ或いはディッケイのいずれかについては必ず1フレーム期間内に目標階調まで到達できないという特性を備えている場合がある。
【0071】
このような特性を備えていると判断できる液晶パネルに対しては、図7に示すように、実施の形態2において備えていた参照テーブル93及びメモリ95を廃し、メモリ94に代えて後階調をnフレーム目としたときに、n−2フレーム目とn−1フレーム目(=前階調)の階調遷移がライズであったかディッケイであったかを記憶するメモリ98を備えるようにする。
【0072】
そして、判定手段86は、後階調(nフレーム目)が入力されたときに、メモリ98に記憶されているn−2フレーム目と前階調(n−1フレーム目)の階調遷移を参照して判定を行い、その判定結果を制御手段87に伝達するフラグを立てる。
【0073】
この判定手法について説明すると、液晶パネルの特性がディッケイの場合には階調遷移が目標階調にまで到達できない場合には、メモリ98に記憶されている階調遷移がディッケイであって、次の階調遷移がライズであった場合には、白化のパターンであると判定するようにする。
【0074】
逆に、液晶パネルの特性がライズの場合には階調遷移が目標階調にまで到達できない場合には、メモリ98に記憶されている階調遷移がライズであって、次の階調遷移がディッケイであった場合には、黒化のパターンであると判定するようにする。
【0075】
そして、制御手段87は、フラグがあるか否かを検出し、フラグがある場合にはLUT75を強調量が小さいLUTに切替えて印加階調強調手段を動作させ、その信号がなくなると再び強調量が大きいLUTに切替えて印加階調強調手段を動作するよう制御する。
【0076】
以上のように構成することにより、2フレーム前と前階調との階調遷移結果を記憶しておくだけで、白化或いは黒化を防止できるため、非常に容易な構成とすることができる。
【0077】
なお、この実施の形態3についても、実施の形態1に記載した変形例は同様に適用しうる。
【0078】
〔実施の形態4〕
次に実施の形態4について説明する。液晶パネル61の応答特性には、温度依存性があることは上記にも述べたとおりである。したがって、液晶パネル61の温度が低下すると、参照テーブル83或いは93に記憶している領域が変化する場合があるため、液晶パネル61の温度を検出する温度検出手段40と、その温度検出手段40により検出された結果をLCDコントローラ64に与えるマイコン41を設け、液晶パネル61の温度によって、参照テーブル83の領域或いは参照テーブル93の領域を変化させる構成とするものが、実施の形態4である。
【0079】
実施の形態2に温度検出手段40及びマイコン41を取付けた場合の機能ブロック図を図8に示し、この構成において液晶パネル61の温度が上昇したときに、参照テーブル93の領域の変更を行う場合について具体例をあげて説明する。
【0080】
図6に示した参照テーブル93の例を、ある液晶パネルの10℃のときの例であると仮定し、液晶パネルは温度を上げると応答速度が上昇し、温度変化に追従して1フレーム期間内に応答できない領域が減少していく。図6の例と同一の液晶パネルの40℃のときの例を示すと、1フレーム期間内に応答できない領域E、領域Fは図9のようになり、ライズかディッケイのいずれか一方が1フレーム内に応答できず他方が応答できる階調遷移領域は0〜64階調といったように変化する。
【0081】
従って、参照テーブル93を温度変化に応じて変化させたものを複数用意しておき、温度の検出結果によって切り替えて使用するか、或いは、参照テーブル93の領域E或いは領域Gを判定する際のライズかディッケイのいずれか一方が1フレーム内に応答できず他方が応答できる階調遷移範囲を切り替えるかして、参照テーブル93を温度変化に追従させる。これにより、液晶パネルの温度が変化しても、正確に白化或いは黒化を防止でき、かつ、白化或いは黒化が発生しない階調遷移範囲に対する高速応答性を損なうことがない。
【0082】
なお、この技術思想は実施の形態1についても応用しうる。実施の形態1においては、参照テーブル83を温度変化に応じて変化させたものを複数用意しておき、温度の検出結果によって切り替えて使用することにより、液晶パネルの温度が変化しても、正確に白化或いは黒化を防止できるように構成しうる。
【0083】
なお、この技術思想は実施の形態3においても応用しうる。実施の形態3に記載したように、ライズ或いはディッケイのいずれかについて必ず1フレーム期間内に目標階調まで到達できないという特性は、液晶パネルが例えば5℃以下といったような低温になった場合に通常発生する場合が多い。従って、液晶パネルの温度を検出する温度検出手段を設けて、所定の温度以上である場合には、実施の形態3を使用することなく、所定の温度以下になった場合には、実施の形態3の回路を使用するように切り替えるように形成すると、液晶パネルの温度特性に追従できさらに良好である。
【0084】
また、この際、実施の形態3と実施の形態2とを温度によって切り替える構成にしても良い。
【0085】
【発明の効果】
以上のとおり、本発明によれば、白化或いは黒化がおこるパターンに対して、印加階調強調手段によって強調される強調量が減少されるため、白化或いは黒化の問題が減殺される。
【0086】
また、液晶パネルの温度を検出する温度検出手段を備え、前記温度検出手段が検出した液晶パネルの温度に基づいて、白化或いは黒化がおこると判定するパターンを変更する手段を備えることにより、さらに精度よく白化或いは黒化を防止できるとともに、かつ、白化或いは黒化が発生しない階調遷移範囲に対する高速応答性を損なうことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1にかかる液晶表示装置の概略構成を示す機能ブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態1にかかるLUTを示す説明図である。
【図3】本発明の実施の形態1にかかる参照テーブルを示す説明図である。
【図4】本発明の実施の形態1にかかるメモリ84の記憶状態を示す説明図である。
【図5】本発明の実施の形態2にかかる液晶表示装置の概略構成を示す機能ブロック図である。
【図6】本発明の実施の形態2にかかる参照テーブルを示す説明図である。
【図7】本発明の実施の形態3にかかる液晶表示装置の概略構成を示す機能ブロック図である。
【図8】本発明の実施の形態4にかかる液晶表示装置の概略構成を示す機能ブロック図である。
【図9】本発明の実施の形態4にかかる参照テーブルを示す説明図である。
【図10】低温化においてある液晶パネルをオーバーシュート駆動した時に、1フレーム期間内に液晶が実際に到達する階調の実測値を示す説明図である。
【図11】図10の液晶パネルをオーバーシュート駆動する際に用いるLUTを表す説明図である。
【図12】図11のLUT上に、1フレーム期間内に応答できない階調変化の組み合わせ範囲及び1フレーム期間内に応答できる階調変化の組み合わせ範囲をライズ側とディッケイ側に分けて示した説明図である。
【符号の説明】
60 液晶表示装置
61 液晶パネル
62 コモン回路
63 階調回路
64 LCDコントローラ
66 フレームメモリ(FM)
67 VPC
75 ルックアップテーブル(LUT)
76 補完演算素子
80 印加階調強調手段
81 検出手段
82 制御手段
83 参照テーブルメモリ
84 メモリ
85 メモリ
86 判定手段

Claims (4)

  1. 液晶に印加する電圧を変えることで階調表示を行う液晶パネルと、1フレーム前の入力階調である前階調と次フレームの入力階調である後階調の組み合わせに基づいて、前記液晶に印加する印加階調値を前記後階調より強調したものとする印加階調強調手段を備えた駆動装置を有する液晶表示装置において、
    前記後階調より2フレーム以上前の入力階調から後階調までの階調遷移パターンを検出する検出手段を設け、前記検出手段によって検出される階調遷移パターンが、前階調に対して後階調が大きい場合と前階調に対して後階調が小さい場合とが交互に発生するパターンである場合には、印加階調強調手段が強調する強調量を減少する制御を行う制御手段を備えたことを特徴とする液晶表示装置。
  2. 液晶に印加する電圧を変えることで階調表示を行う液晶パネルと、1フレーム前の入力階調である前階調と次フレームの入力階調である後階調の組み合わせに基づいて、前記液晶に印加する印加階調値を前記後階調より強調したものとする印加階調強調手段を備えた駆動装置を有する液晶表示装置において、
    前記後階調より2フレーム以上前の入力階調から後階調までの階調遷移パターンを検出する検出手段を設け、前記検出手段によって検出される階調遷移パターンが、前階調に対して後階調が大きい場合と前階調に対して後階調が小さい場合とが交互に発生するものであって、かつ、前階調に対して後階調が大きい場合と前階調に対して後階調が小さい場合のいずれか一方が、印加階調強調手段により強調した印加階調値を印加した場合であっても1フレーム期間内に液晶が後階調まで応答できない組み合わせの範囲内にあり、他方が、印加階調強調手段により強調した印加階調値を印加した場合に1フレーム期間内に液晶が後階調にまで応答できる組み合わせの範囲内にあるパターンである場合には、印加階調強調手段が強調する強調量を減少するよう制御する制御手段を備えたことを特徴とする液晶表示装置。
  3. 前記強調量を減少する制御は、印加階調強調手段を介さずに前記後階調に基づいて印加階調値を液晶に印加するよう制御するものであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の液晶表示装置。
  4. 液晶パネルの温度を検出する温度検出手段を備え、前記温度検出手段が検出した液晶パネルの温度に基づいて、前記パターンを変更する手段を備えたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の液晶表示装置。
JP2002270030A 2002-09-17 2002-09-17 液晶表示装置 Expired - Fee Related JP3958162B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002270030A JP3958162B2 (ja) 2002-09-17 2002-09-17 液晶表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002270030A JP3958162B2 (ja) 2002-09-17 2002-09-17 液晶表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004109332A true JP2004109332A (ja) 2004-04-08
JP3958162B2 JP3958162B2 (ja) 2007-08-15

Family

ID=32267788

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002270030A Expired - Fee Related JP3958162B2 (ja) 2002-09-17 2002-09-17 液晶表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3958162B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007531044A (ja) * 2004-04-01 2007-11-01 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ マトリックス表示器のピクセルのオーバードライブ
WO2008035486A1 (fr) * 2006-09-19 2008-03-27 Sharp Kabushiki Kaisha Dispositif de commande de panneau à cristaux liquides, procédé de commande de panneau à cristaux liquides, affichage à cristaux liquides et affichage embarqué
WO2010109713A1 (ja) * 2009-03-25 2010-09-30 シャープ株式会社 表示装置
US8159434B2 (en) 2006-03-20 2012-04-17 Nlt Technologies, Ltd. Driving device for liquid crystal display panel and liquid crystal display device

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007531044A (ja) * 2004-04-01 2007-11-01 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ マトリックス表示器のピクセルのオーバードライブ
US8159434B2 (en) 2006-03-20 2012-04-17 Nlt Technologies, Ltd. Driving device for liquid crystal display panel and liquid crystal display device
WO2008035486A1 (fr) * 2006-09-19 2008-03-27 Sharp Kabushiki Kaisha Dispositif de commande de panneau à cristaux liquides, procédé de commande de panneau à cristaux liquides, affichage à cristaux liquides et affichage embarqué
JPWO2008035486A1 (ja) * 2006-09-19 2010-01-28 シャープ株式会社 液晶パネル駆動装置、液晶パネルの駆動方法、液晶表示装置、車載用表示装置
CN102054457A (zh) * 2006-09-19 2011-05-11 夏普株式会社 液晶面板驱动装置和方法、液晶和车载用显示装置
CN101501752B (zh) * 2006-09-19 2012-03-21 夏普株式会社 液晶面板驱动装置、液晶面板驱动方法、液晶显示装置、车载用显示装置
CN102054457B (zh) * 2006-09-19 2012-12-26 夏普株式会社 液晶面板驱动装置和方法、液晶和车载用显示装置
JP5280203B2 (ja) * 2006-09-19 2013-09-04 シャープ株式会社 液晶パネル駆動装置、液晶表示装置、車載用表示装置
US8587502B2 (en) 2006-09-19 2013-11-19 Sharp Kabushiki Kaisha Liquid crystal panel driving device, method for driving liquid crystal panel, liquid crystal display device, and in-vehicle display device
WO2010109713A1 (ja) * 2009-03-25 2010-09-30 シャープ株式会社 表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3958162B2 (ja) 2007-08-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100693957B1 (ko) 액정 표시 장치
JP5148580B2 (ja) 液晶表示装置の駆動方法、液晶表示装置の駆動装置、液晶テレビ、プログラム、および、記録媒体
US7148868B2 (en) Liquid crystal display
JP4574676B2 (ja) 液晶表示装置の駆動方法
KR100660852B1 (ko) 소형 액정표시장치의 구동 장치 및 방법
US20020033789A1 (en) Liquid crystal display device and driving method thereof
JP2011053693A (ja) フリッカが低減された液晶表示装置及びフリッカ低減方法
JP2001117074A (ja) 液晶表示装置
JP2004246312A (ja) 液晶表示装置
JP2001350134A (ja) 液晶表示装置
WO2018188203A1 (zh) 压缩算法验证方法、存储介质及显示装置
JP5510858B2 (ja) 液晶表示パネルの駆動装置及び駆動方法、並びに液晶表示装置
JP4515503B2 (ja) 液晶表示装置の駆動方法
JP2010526340A (ja) バックライト輝度を調整するための方法及びシステム
WO2008035486A1 (fr) Dispositif de commande de panneau à cristaux liquides, procédé de commande de panneau à cristaux liquides, affichage à cristaux liquides et affichage embarqué
JP4425676B2 (ja) 液晶表示装置の駆動方法、液晶表示装置の駆動装置、液晶テレビ、プログラム、および、記録媒体
JP3958162B2 (ja) 液晶表示装置
EP1505568A2 (en) Display device with reduced flickering
US8077131B2 (en) Liquid crystal display and method of driving the same for improving luminance uniformity
TWI389087B (zh) 加速驅動裝置及加速驅動方法
JP3796253B2 (ja) 液晶表示装置
JP2005321813A (ja) 液晶表示装置
JP3502627B2 (ja) 液晶表示装置
JP3564123B2 (ja) 液晶表示装置
KR100751140B1 (ko) 영상표시기기 및 액정 표시 모듈 구동방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050525

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070109

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070307

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20070307

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070508

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070509

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3958162

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110518

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110518

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120518

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120518

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130518

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140518

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees