JP2004108119A - シャワーヘッド支持装置 - Google Patents

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久保龍喜
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Abstract

【課題】耐久性、操作性に優れた位置決め機構部を有する、シャワーヘッドの吐水面を所望の位置に設定できるシャワーヘッド支持装置を提供する。
【解決手段】本発明は、手持ち式のシャワーヘッドを保持する保持部材と、該保持部材を横軸に対して回動可能にして、前記シャワーヘッドの吐水面を被洗浄体に対して所望の位置に調節できるようにしたシャワーヘッド支持装置において、保持部材が隣り合う本体部材の内側面に回動可能に組込まれ、本体部材の内部に保持された受け側部品と、該受け側部品に組み込まれ、受け側部品と共に弾性部材によ前記保持部材側に加圧されている柱状部材前記保持部材に形成され前記柱状部材と接触可能な連続した複数の凹溝からなり、保持部材の回動に伴い柱状部材を凹溝の1つに係合させて保持部材を所望の回動位置に位置決めする位置決め部とを有する構造とした。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、手持ち式のシャワーヘッドを保持した状態で、シャワーヘッドの吐水面を所望の位置に設定できる、シャワーヘッド支持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の角度調節式シャワーヘッド支持装置は様々な構造が提案されている。
図12に示すように、従来のシャワーヘッド支持装置は、手持ち式のシャワーヘッドの吐水面側を被洗浄体に対して前後及び左右に回動させて、シャワーヘッドの吐水面を上下方向及び左右方向の所望の向きに向くように位置決めする位置決め機構を有している。
【0003】
このシャワーヘッド支持装置において、上下方向への位置決め機構の詳細について図6に基づき説明する。シャワーヘッド保持部100aを有する第一部材100と、この第一部材100を支持する第二部材101が回動可能な状態で連結部材102によって連結されている。第一部材100の内部には、弾性部材103によって第二部材101側へ加圧された状態で球状部材104が保持されている。第二部材101側には球状部材104が加圧されている面、即ち球状部材104が接触可能な面に連続した複数の凹溝105が形成されている。シャワーヘッド200をシャワーヘッド保持部100aに保持し、第一部材100を回動させることにより、球状部材104を凹溝105の1つに係合させ、第一部材100を所望の回動位置に位置決めすることにより、シャワーヘッドの吐水面を上下方向の所望の向きに向くように位置決めするようになっている。(例えば、特許文献1を参照のこと)
また、上記位置決め構造の他の例としては、図示しないが、球状部材104を省略して弾性部材103を板ばねとして直接凹溝105に加圧しているものなどが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平8−60718号公報
【特許文献2】
実開昭63−128978号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながらこれら従来技術の位置決め機構では、第一部材内に保持され、弾性部材103によって加圧されている球状部材104と、第二部材内に形成されている連続した凹溝105の接触面が点接触となるため、弾性部材103によって加圧された荷重により連続した凹溝105が集中荷重を受け、凹溝の間に形成されている凸部105aが摩耗して位置決めのための保持力及び第一部材100を回動させたときの操作力の耐久性が落ちるという欠点があった。逆に、耐久性を維持させるためには、弾性部材103の加圧力を小さくする必要があり、そうすると第一部材の操作力が弱くなり、シャワーを使用中に吐水中の推進力で、第一部材103が自然回動するなど、確実な位置決めができないなどの不具合が発生する場合があった。第一部材100の円滑な摺動性を確保するためには、球状部材104の動きにある程度自由度を持たせる必要があり、そのために球状部材104に連結し、球状部材104を加圧している弾性部材103が第一部材100を回動させると上下に動き、動いた時の反発力で大きく耳障りな操作音が発生する不具合もあった。
また、球状部材104を省略して弾性部材103を板ばねとして直接凹溝105に加圧しているものでも同様の課題があった。
【0006】
そこで本発明において上記問題点を解決して、耐久性、操作性に優れた位置決め機構部を有する、シャワーヘッドの吐水面を所望の位置に設定できるシャワーヘッド支持装置を提供することである。
シャワーヘッドを保持する保持部材の位置決めのための保持力、ならびに保持部材を回動させたときの操作力の耐久性を向上させたシャワーヘッド保持装置を提供するものである。
さらには、保持部材の回動操作時に大きく耳障りな操作音が発生を低減させたシャワーヘッド保持装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1では、手持ち式のシャワーヘッドを保持する保持部材と、該保持部材を壁面に固定する本体部材とを含み、前記シャワーヘッドの吐水方向を所望の位置に調節できるようにしたシャワーヘッド支持装置において、前記本体部材の内部に保持された受け側部品と、該受け側部品に組み込まれ、前記受け側部品と共に弾性部材によって前記保持部材側に付勢されている柱状部材と、前記保持部材に形成された、前記柱状部材と接触可能な連続した複数の凹溝からなり、前記保持部材の回動に伴い前記柱状部材を前記凹溝の1つに係合させて前記保持部材を所望の回動位置に位置決めする位置決め部とを有して構成していることを特徴とした。
【0008】
これにより、連続した複数の凹溝に接触する柱状部材とすることで、凹溝への接触面積が大きくなり、弾性部材によって加圧された荷重の集中を防ぐことができる。
そのため、凹溝の間に形成されている凸部が摩耗することなく、位置決めのための保持力及び保持部材を回動させたときの操作力の耐久性が向上する。
なお、荷重の集中を最小限に抑えるには、柱状部材の長さはできるだけ長い方が望ましい。
【0009】
本発明の請求項2では、前記柱状部材は、前記受け側部品に回動可能に組込まれ、前記受け側部品は前記本体部材の内部に形成された上下のガイド部と左右のガイド部にガイドされ、上下及び左右の動きを拘束された状態で弾性部材の付勢力が加わりながらスライドするように配置するようにした。
【0010】
これにより、保持部材の回動操作時には、保持部材を付勢している柱状部材が回転するとともに弾性部材の付勢力が加わりながらこの柱状部材と受け側部品がスライドして保持部材の凹溝から次に凹溝へ移動することができる。そのため、弾性部材の上下への動きを抑えることができるので、保持部材の回動操作時に弾性部材の反発力に起因する大きく耳障りな操作音が発生することもない。
【0011】
本発明の請求項3では、前記柱状部材は金属製であることとした。
これにより、柱状部材は摩耗しないため、シャワーヘッド保持力及び操作力の耐久性が向上する。
なお、保持部材については、柱状部材とは別素材からなる耐摩耗性に優れた樹脂材で成形しておくとさらによい。このようにすることで、保持部材に複数形成された凹溝も殆ど摩耗しないため、さらにシャワーヘッド保持力及び操作力の耐久性が向上する。
【0012】
本発明の請求項4では、前記保持部材に形成された複数の全凹溝部の両端面に、切欠部を設けた構成とした。
これにより、凹溝に溜り水や水垢、石鹸カス等が滞留しないようにすることで保持部材の摺動の妨げになるのを防ぐようにした。
【0013】
本発明の請求項5では、前記保持部材は、回動軸と同軸に設けた貫通穴と、該貫通穴に組込まれ、保持部材に形成されたテーパ状保持部の側壁面よりも僅かに内側に突出するように配置された弾性部材により、シャワーヘッド継手部材を両側から挟むように押圧し、保持可能な構造にした。
これにより、シャワーヘッドからの吐水、止水を繰返した場合やシャワーの使用範囲を超えた流量で吐水した場合でもシャワーヘッドが保持部より飛出したり、回転したりすることがない。
【0014】
本発明の請求項6では、前記保持部材に形成されたテーパ状保持部は、保持部材の回動軸よりも前方に形成した。
これにより、シャワーヘッドを保持部に納めるとき、シャワーヘッドの継手部が本体部に当たらないようになるので、本体部に施されためっきや塗装が剥がれたり捲れたりして、外観品位が低下するなどの心配もない。
【0015】
本発明の請求項7では、前記本体部材の、保持部材と隣接する側の端面部に、本体部内側から外側に向かって保持部材から離れていく方向に傾斜部を付けた。これにより、本体内部を隠して外観品位を維持しつつ、シャワーヘッドの継手が該本体端面部に当たらないようにできるので、本体部に施されためっきや塗装が剥がれたり捲れたりして、外観品位が低下するなどの心配もない。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照して本発明をより具体的に説明する。
図1は保持部材16と本体部材13の取付け部を一部断面にした上面図、図2は保持部材の凹溝16d側の側面図、図3はシャワーヘッド支持装置50全体の断面図(図1のA−A断面図)、図4はシャワーヘッド支持装置50にシャワーヘッド23aを保持させた状態の断面図、図5は保持部材16側から見た外観側面図、図6は壁面固定板10側から見た外観側面図、図7は柱状部材21、受け側部品20、弾性部材14を分解した分解斜視図、図8は本体部材13の側面図、図9は保持部材の側面図、図10は保持部材の上面図、図11は座金18の正面図と中央断面図である。
【0017】
図1、3に示すように、シャワーヘッド支持装置50は、壁面固定板10を介在させて壁面Aに固定されている。
まず、壁面Aに壁面固定板10を壁固定用のタッピンねじ11で強固に固定する。なお、壁面と壁面固定板の間にパッキン12を介在させ、壁面Aの裏側への水浸入を防止している。
次に、壁面固定板10には、シャワーヘッド保持機構ユニット60が壁面固定板10の上部から壁面Aに平行にスライドさせて固定されている。
【0018】
図6に示すように、壁面固定板10の上面に設けた2箇所の突起部10aと壁面Aとの隙間ならびに中央側壁部10bに設けた固定リブ10cと壁面Aとの隙間に、本体部材13の後面に設けてある上部突起13aと、中央部突起13bと、弾性部材14の収納部15に連なる後面側壁部15aとを差し込むようにして固定保持されている。
さらに、図3、6に示すように、本体部材13の後面に設けてある上部突起13aの内側に設けた切欠部13cが、壁面固定板10の上面突起10aの間に設けた固定爪部10dに嵌合することにより、シャワーヘッド支持機構ユニット60が壁面固定板10より容易に外れないようにしている。
【0019】
この固定方法により、シャワーヘッド支持機構ユニット60は壁面固定板10に強固に固定され、故にシャワーヘッド支持装置50は壁面Aに強固に固定される。
また、この固定方法によって、壁面固定板10を固定しているタッピンねじ11がシャワーヘッド支持機構ユニット60によって隠れるので、意匠性が向上し、更にシャワーヘッド支持機構ユニット60の補修、交換の際は壁面Aにねじ込んだタッピンねじ11を外すことなくユニットのみ交換できるので、保全作業が簡単なシャワーヘッド支持装置50を提供できるのである。
【0020】
なお、シャワーヘッド保持機構ユニット60は、本体部材13と保持部材16と座金18とタッピングねじ19とカバー24と受け側部品20と柱状部材21と弾性部材14、22とから構成されている。
【0021】
次に、シャワーヘッド位置決め機構の構造を簡単に説明する。
図9に示すように、シャワーヘッド保持部材16には、回動軸となる突起16aを両側面中央に設けている。そして、この突起16aを、図8に示す本体部材13の固定部13dの中央部に設けた切欠13eに嵌め込む。
なお、図10に示すように、突起16aの上面の約半分については、本体部材13への嵌め込み方向に向かって傾斜したカット部16bを設けているので、本体部材13への組付けが容易である。
そして、本体部材13の外側から内側に向かって設けた凹面13fに、図11に示すOリング17を組み込んだ座金18を当接させ、座金18に設けた貫通穴18aと保持部材16の側面に設けた2箇所の突起16j内に開けた穴16cを連通させて、タッピンねじ19で保持部材16と座金18にて本体部材13を挟むようにして固定している。
なお、保持部材16を横軸となる突起16aに対して回動させると、固定したOリング17、座金18、タッピンねじ19も追随して回動する。
さらに、本体部材13に設けた2箇所の長楕円状の切欠13gに、座金18に設けた2箇所の突起18bが当接して保持部材16の回動が規制される。
またOリング17の本体凹面13fへの押圧力を変えることにより、保持部材16の回動操作力及び回動操作音の調節に寄与することができる。
【0022】
さらに、保持部材16を本体部材13に取付ける前に予め本体部材13の内部に受け側部品20と受け側部品20に設けた凹溝部20aに柱状部材21を弾性部材14を介在させて回動フリーで組み込みつけておく。
これにより、受け側部品20及び柱状部材21は本体部材13の収納部15に配置した弾性部材14によって保持部材16側に一定の荷重で付勢することができる。
また、受け側部品20は本体部材13の内部に設けた上下ガイド部15a、15b及び内側側面部15c、15dにより、上下及び左右の動きが拘束されて組付けられている。
【0023】
保持部材16には柱状部材21と接触する面に複数の凹溝16dを形成している。
保持部材16を回動させると、柱状部材21が凹溝16dの1つに係合し保持部材16を所望の位置に位置決めすることができ、好みの位置にシャワーの散水角度を設定できる。
1つの溝から次の溝へ柱状部材21が乗越える時に、弾性部材14が圧縮され、付勢力が最大となる。
この最大の付勢力により溝と溝の間に形成されている突起部16eで、材料の許容面圧を超えないようにするには、柱状部材21はできるだけ長くする。
柱状部材21の長さは、好ましくは保持部材16の幅の50%以上の長さとする。さらに好ましくは80%以上とする。
また、図3に示すように、受け側部品20は上下、左右の動きを拘束されているので、保持部材16を回動しても、弾性部材14が上下、左右に動かないので、回動時の大きな音や、耳障りな音が発生することはない。
【0024】
さらに、図2に示すように、保持部材16に形成された複数の全凹溝16dの両端面には、切欠部16fを設け、凹溝16dに溜り水や水垢、石鹸カス等が滞留しないようにすることで保持部材16の摺動の妨げになるのを防ぐようにした。
そして、図1、3に示すように、保持部材16には回動軸16aと同軸に設けた貫通穴16gに弾性部材22を組込んでいる。
この弾性部材22は保持部材16に形成されたテーパ状保持部16hの側壁面16iよりも僅かに内側に突出するように配置し、弾性部材22で挟み込むようにシャワーヘッド継手部材23を押圧し、保持可能な構造にしている。
シャワーヘッド23aからの吐水、止水を繰返した場合やシャワーの使用範囲を超えた流量で吐水した場合でもシャワーヘッド23aが保持部16より飛出したり、回転したりしないようにした。
【0025】
また、図3に示すように、保持部材16に形成されたテーパ状保持部16hの軸は、保持部材16の回動軸16aよりも前方に形成することにより、シャワーヘッド23aを保持部材16に納めるとき、保持部材16のできる限り前方で保持できるようにしている。つまり、本体部材13で保持部材16の凹溝16dを見えないように覆って、意匠性を高めるとともに、保持部材16にシャワーヘッド23aを保持させた状態で角度調整させても、シャワーヘッド23aの継手部材23が本体部材13に当たるおそれが低減できるのである。
図4に示すように、本体部材13の、保持部材16と隣接する側の端面部13hに、本体部内側から外側に向かって保持部材16から離れていく方向に傾斜部13iを付けた。本体内部を隠して外観品位を維持しつつ、シャワーヘッド23aの継手部材23が該本体端面部13hに当たらないようにした。
【0026】
【発明の効果】
手持ち式のシャワーヘッドを保持する保持部材と、該保持部材を横軸に対して回動可能にして、前記シャワーヘッドの吐水面を被洗浄体に対して所望の位置に調節できるようにしたシャワーヘッド支持装置において、保持部材が隣り合う本体部材の内側面に回動可能に組込まれ、本体部材の内部に保持された受け側部品と、該受け側部品に組み込まれ、受け側部品と共に弾性部材によ前記保持部材側に加圧されている柱状部材と、前記保持部材に形成され前記柱状部材と接触可能な連続した複数の凹溝からなり、保持部材の回動に伴い柱状部材を凹溝の1つに係合させて保持部材を所望の回動位置に位置決めする位置決め部とを有する構造としたので、凹溝への接触面積が大きくなり、弾性部材によって加圧された荷重の集中を防ぐことができ、凹溝の間に形成されている凸部が摩耗することなく、位置決めのための保持力及び保持部材を回動させたときの操作力の耐久性が向上する。
【0027】
また、柱状部材は受け側部品に回転可能に組込まれ、前記受け側部品は前記本体部材の内部に形成された上下のガイド部と左右のガイド部にガイドされ、上下及び左右の動きを拘束された状態で配置するようにしたことで、弾性部材の上下への動きを抑えることができるので、保持部材の回動操作時に弾性部材の反発力に起因する大きく耳障りな操作音が発生することもない。
【0028】
更に柱状部材を金属製としたので、柱状部材は摩耗せず、シャワーヘッド保持力及び操作力の耐久性が更に向上する。
【0029】
保持部材に形成された複数の全凹溝の両端面には切欠部を設けたので、凹溝に溜り水や水垢、石鹸カス等が滞留しないようになり、保持部材の摺動の妨げになるのを防ぐようにした。
【0030】
また、保持部材には回動軸と同軸に設けた貫通穴と、該貫通穴に組込まれ、保持部材に形成されたテーパ状保持部の側壁面よりも僅かに側壁面内側に突出するように配置された弾性部材を組込んだので、該弾性部材で挟み込むようにシャワーヘッド継手部材を押圧し、保持可能となり、シャワーヘッドからの吐水、止水を繰返した場合やシャワーの使用範囲を超えた流量で吐水した場合でもシャワーヘッドが保持部より飛出したり、回転したりするようなことがない。
【0031】
また、保持部材に形成されたテーパ状保持部は、保持部材の回動軸よりも前方に形成したので、シャワーヘッドを保持部に納めるとき、シャワーヘッドの継手部が本体部に当たらないようになり、本体部に施されためっきや塗装が剥がれたり捲れたりして、外観品位が低下するなどの心配もない。
【0032】
更には、本体部材の、保持部材と隣接する側の端面部に、本体部内側から外側に向かって保持部材から離れていく方向に傾斜部を付けたので、本体内部を隠して外観品位を維持しつつ、シャワーヘッドの継手が該本体端面部に当たらないようになり、本体部に施されためっきや塗装が剥がれたり捲れたりして、外観品位が低下するなどの心配もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】保持部材と本体部材の取付け部を一部断面にした上面図
【図2】保持部材の凹溝側の側面図
【図3】シャワーヘッド支持装置全体の断面図
【図4】シャワーヘッド支持装置50にシャワーヘッド23aを保持させた状態の断面図
【図5】保持部側から見た外観側面図
【図6】壁面固定板側から見た外観側面図
【図7】柱状部材、受け側部品、弾性部材を分解した分解斜視図
【図8】本体部材の側面図
【図9】保持部材の側面図
【図10】保持部材の上面図
【図11】座金の正面図と中央断面図
【図12】従来のシャワーヘッド支持装置の位置決め機構を示す断面図
【符号の説明】
10・・・壁面固定板
10a・・・突起部
10b・・・中央側壁部
10c・・・固定リブ
10d・・・固定爪部
11・・・タッピンねじ
12・・・パッキン
13・・・本体部材
13a・・・上部突起
13b・・・中央部突起
13c・・・切欠部
13d・・・固定部
13e・・・切欠
13f・・・本体凹面
13g・・・長楕円上切欠
13h・・・本体端面部
13i・・・傾斜部
14・・・弾性部材
15・・・収納部
15a・・・後面側壁部
16・・・保持部材
16a・・・突起
16b・・・カット部
16c・・・穴
16d・・・凹溝
16e・・・突起部
16f・・・切欠部
16g・・・貫通穴
16h・・・テーパ状保持部
16i・・・側壁面
17・・・Oリング
18・・・座金
18a・・・貫通穴
18b・・・突起
19・・・タッピンねじ
20・・・受け側部品
20a・・・凹溝部
21・・・柱状部材
22・・・弾性部材
23・・・継手部材
23a・・・シャワーヘッド
50・・・シャワーヘッド支持装置
60・・・シャワーヘッド支持機構ユニット
100・・・第一部材
100a・・・シャワーヘッド保持部
101・・・第二部材
102・・・連結部材
103・・・弾性部材
104・・・球状部材
105・・・凹溝

Claims (7)

  1. 手持ち式のシャワーヘッドを保持する保持部材と、該保持部材を壁面に固定する本体部材とを含み、前記シャワーヘッドの吐水方向を所望の位置に調節できるようにしたシャワーヘッド支持装置において、前記本体部材の内部に保持された受け側部品と、該受け側部品に組み込まれ、前記受け側部品と共に弾性部材によって前記保持部材側に付勢されている柱状部材と、前記保持部材に形成された、前記柱状部材と接触可能な連続した複数の凹溝からなり、前記保持部材の回動に伴い前記柱状部材を前記凹溝の1つに係合させて前記保持部材を所望の回動位置に位置決めする位置決め部とを有して構成していることを特徴とするシャワーヘッド支持装置。
  2. 前記柱状部材は前記受け側部品に回動可能に組込まれ、前記受け側部品は前記本体部材の内部に形成された上下のガイド部と左右のガイド部にガイドされ、上下及び左右の動きを拘束された状態で弾性部材の付勢力が加わりながらスライドするように配置されたことを特徴とする請求項1記載のシャワーヘッド支持装置。
  3. 前記柱状部材は、金属製であることを特徴とする請求項1または2記載のシャワーヘッド支持装置。
  4. 前記保持部材に形成された前記複数の全凹溝部の両端面に、切欠部を設けたことを特徴とする請求項1〜3いずれかに記載のシャワーヘッド支持装置。
  5. 前記保持部材は、回動軸と同軸に設けた貫通穴と、該貫通穴に組込まれ、前記保持部材に形成されたテーパ状保持部の側壁面よりも僅かに側壁面内側に突出するように配置された弾性部材により、シャワーヘッド継手部材を両側から挟むようにして押圧し、保持可能な構造にしたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のシャワーヘッド支持装置。
  6. 前記保持部材に形成された前記テーパ状保持部は、前記保持部材の回動軸よりも前方に形成されたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のシャワーヘッド支持装置。
  7. 前記本体部材の前記保持部材と隣接する側の端面部に、本体部内側から外側に向かって保持部材から離れていく方向に傾斜部を付けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のシャワーヘッド支持装置
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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