JP2004106822A - エアバッグ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】エアバッグカバー30の裏側にベースプレート20が配設される。エアバッグカバー30の側方第1突起部34,下方第1突起部36の先端部の当接突部35,37をベースプレート20の被当接部25,27に裏面側から当接させる。補助プレート50をベースプレート20の裏面側に配設し、補助プレート50に設けられた移動抑止部54の当接付勢部54bを、側方第1突起部34,下方第1突起部36の先端部に当接させて、当接突部35,37と被当接部25,27との当接状態を保持する。特に、エアバッグの膨張展開時には、その側方への膨張展開力を利用して当接付勢部54bを、側方第1突起部34,下方第1突起部36の先端部に強く押し当てるようにする。
【選択図】 図3
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、運転席用のエアバッグ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のエアバッグ装置として、リベット等を用いて、エアバッグカバーをベースプレートに取付固定したものがある。
【0003】
しかしながらこの場合、多数のリベットを、リベット締め用の特殊な工具を用いて締結する工程が必要となり、組立が煩雑である。
【0004】
また、リベットを用いないエアバッグ装置として、特開平9−132099号公報に開示のものがある。
【0005】
このエアバッグ装置では、エアバッグカバー側に挿通孔を形成すると共に、ベースプレート側に前記挿通孔に挿通可能な突条部を形成している。そして、突条部を挿通孔に挿通させた状態で該突条部の係止孔に係止爪を係止させて、エアバッグカバーとベースプレートとの取付固定を図っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開平9−132099号公報に開示のエアバッグ装置では、樹脂製のエアバッグカバー側に挿通孔を形成しているため、エアバッグカバーの取付強度を充分に得るのが難しいという問題があった。
【0007】
すなわち、エアバッグカバー側に比較的小さな挿通孔を形成した場合には、エアバッグの展開時にその比較的小さな挿通孔に荷重が局所的に加わることとなり、充分な取付強度を得ることができなくなってしまう。このため、充分な取付強度を得るためには挿通孔の大きさ(特に幅)を可及的に大きくすることが好ましい。しかしながら、エアバッグカバー側に比較的大きな挿通孔を形成した場合には、エアバッグカバー側の当該挿通孔を形成した樹脂部分の強度低下を招くことになり、やはり充分な取付強度を得ることができない。また、エアバッグカバーのデザイン上の制約もある。このため、挿通孔の大きさに関しては実質上の制約があり、充分な取付強度を得るための大きさを確保することは難しい。
【0008】
そこで、この発明の課題は、比較的組立が簡単で、かつ、充分な取付強度を得ることができるエアバッグ装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決すべく、請求項1記載のエアバッグ装置は、エアバッグとこのエアバッグを展開させるためのガス発生装置とが取付けられるベースプレートと、前記ベースプレートの表面側に取付保持される前記エアバッグを覆うようにして前記ベースプレートの表面側に取付けられたエアバッグカバーとを備えたエアバッグ装置であって、前記エアバッグカバーの裏面であって前記エアバッグの周囲の位置に第1突起部が形成されると共に、その第1突起部の先端部に前記エアバッグ側に指向して当接突部が突出形成され、前記ベースプレートに、前記当接突部が前記ベースプレートの裏面側から当接可能な被当接部が設けられ、前記当接突部を前記被当接部に当接させた状態で、前記エアバッグカバーが前記ベースプレートに取付けられ、前記ベースプレートの裏面側に補助プレートが配設されると共に、その補助プレートに移動抑止部が設けられ、前記移動抑止部は、前記第1突起部の先端部に前記当接突部の指向方向後方から当接する当接付勢部と前記エアバッグの外側方への展開力を受ける受部とを有し、前記受部が前記エアバッグの展開力を受けて該エアバッグの外側方へ移動することにより前記当接付勢部が前記第1突起部の先端部を前記当接突部の指向方向に向けて付勢するように姿勢変更可能に形成されたものである。
【0010】
なお、請求項2記載のように、前記補助プレートは、前記ベースプレートの裏面に密接状に配設される補助プレート本体部を有し、その補助プレート本体部の外方延出部分を屈曲することにより、その屈曲部分を支点として姿勢変更可能な前記移動抑止部が形成されていてもよい。
【0011】
また、請求項3記載のように、前記エアバッグカバーに、前記当接突部が前記ベースプレートの被当接部に当接した状態で、そのベースプレートの表面に当接可能な支持当接部が設けられていてもよい。
【0012】
また、請求項4記載のように、前記ガス発生装置を前記ベースプレートに取付固定するための固定部材によって、前記補助プレートが前記ベースプレートに取付固定されていてもよい。
【0013】
また、請求項5記載のように、前記第1突起部が、前記エアバッグの周囲の位置に複数設けられ、単一の補助プレートに、前記各第1突起部の当接突部に対応する前記移動抑止部が複数設けられていてもよい。
【0014】
さらに、請求項6記載のように、前記エアバッグカバーの裏面であって前記エアバッグの周囲の位置に第2突起部が形成されると共に、その第2突起部の先端部に係合孔部が形成され、前記補助プレート本体部に係合片が延出形成されると共に、前記係合片が前記係合孔部に挿入されていてもよい。
【0015】
また、請求項7記載のように、前記ベースプレートに前記第2突起部を挿入配置可能な挿入孔部が形成され、その挿入孔部の周縁部に前記第2突起部に対して前記係合片の挿入方向反対側から当接する移動抑止当接部が設けられていてもよい。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態に係るエアバッグ装置について説明する。
【0017】
図1はエアバッグ装置を示す正面図、図2はエアバッグ装置を示す側面図、図3はエアバッグ装置を示す斜視図である。
【0018】
このエアバッグ装置は、車両の運転席のステアリングホイールに装着されるものであり、ベースプレート20と、エアバッグカバー30と、補助プレート50とを備えている。
【0019】
上記各構成部品について概略的に説明しておくと、ベースプレート20は、ステアリングホイールの中央ボス部分或はスポーク部分等の取付対象部材に取付可能に構成されている。このベースプレート20に、エアバッグ10(図4参照)とガス発生装置(インフレータ)12が取付けられる。
【0020】
エアバッグカバー30は、エアバッグ10を覆うようにしてベースプレート20の表面側に取付けられて、ステアリングホイールの略中央部に配設される。エアバッグ10は、通常状態では、折畳まれた形態でベースプレート20とエアバッグカバー30との間に形成される収容空間内に収容配置される(図4参照)。そして、車両衝突時等の衝撃検知時には、ガス発生装置12からの噴射ガスがエアバッグ10内に導入されてエアバッグ10が膨張展開し、この膨張展開力によりエアバッグ10がエアバッグカバー30を押し割ってステアリング装置の前方に膨張展開する。
【0021】
補助プレート50は、ベースプレート20の裏面側に取付けられて、ベースプレート20とエアバッグカバー30との取付固定部分に供される。
【0022】
各構成部品についてより具体的に説明する。
【0023】
図4はエアバッグカバー30を示す背面図、図5はエアバッグカバー30を示す側面図、図6は図5のVI−VI線断面図である。
【0024】
図1〜図6に示すように、エアバッグカバー30は、樹脂により概略椀状に形成されている。
【0025】
エアバッグカバー30の内側には、該エアバッグカバー30とベースプレート20との間に収容配置されることとなるエアバッグ10の周囲を取囲むようにして上下に板状の囲壁部32,33が形成されている。また、エアバッグカバー30の内面には、エアバッグ10の膨張展開に際して割れ可能な溝状のティアラインLが形成されている。そして、囲壁部32,33内に収容配置されたエアバッグ10が膨張展開すると、エアバッグカバー30が前記ティアラインL部分で押し割られ、エアバッグ10がその前方に展開可能となる。
【0026】
また、このエアバッグカバー30の裏面であってエアバッグ10の周囲の位置に一対の側方第1突起部34、下方第1突起部36が形成されている。
【0027】
側方第1突起部34は、上側の囲壁部32の両側方部分に2つ形成されている。各側方第1突起部34の先端部には、エアバッグ10側に、即ち、エアバッグカバー30の内側に指向して当接突部35がそれぞれ形成されている。各当接突部35は、各側方第1突起部34の先端側に向けて厚み寸法が徐々に小さくなる形状を有しており、各側方第1突起部34の基端側に向けてエアバッグカバー30の内側向きに傾斜する傾斜部35aと、各側方第1突起部34の基端側に臨む当接面35bとを有している(図6,図13参照)。そして、各側方第1突起部34を後述するベースプレート20の挿通孔部24hに挿入すると、まず、傾斜部35aが挿通孔部24hの内周部に摺接することにより、各側方第1突起部34が外方に向けて弾性変形し、傾斜部35aが該内周部を乗越えることにより、各側方第1突起部34が原形に弾性復帰し、各当接面35bが被当接部25の裏面側に当接するようになる。
【0028】
下方第1突起部36は、下側の囲壁部33の下側部分略中央部に形成されている。下方第1突起部36の先端部には、エアバッグ10側に、即ち、エアバッグカバー30の内側に指向して当接突部37が形成されている。当接突部37は、上記当接突部35と同様形状を有しており、前記傾斜部35aに相当する傾斜部37aと、前記当接面35bに相当する当接面37bとを有している。そして、上記各側方第1突起部34が被当接部25に当接するのと同様態様で、下方第1突起部36がベースプレート20の被当接部27に当接する。
【0029】
なお、本実施の形態では、2つの側方第1突起部34と1つの下方第1突起部36とを設けているが、これらは少なくとも1つ設けられていればよい。もっとも、これらを複数設ければ取付強度が向上する。
【0030】
また、エアバッグカバー30の裏面であってエアバッグ10の周囲の位置に、第2突起部38が形成されている。第2突起部の先端部にはその幅方向に沿って長孔状の係合孔部38hが形成されている。この係合孔部38hには後述する補助プレート50の係合片58が挿入可能とされている。
【0031】
また、上側の囲壁部32の後ろ向き端面部うち各側方第1突起部34及び第2突起部38の形成部分を除く部分は、ベースプレート20の表面に当接可能な支持当接部32aに形成されると共に、下側の囲壁部33の後向き端面部のうち下方第1突起部36の両側部分がベースプレート20の表面に当接可能な支持当接部33aに形成されている。そして、各側方第1突起部34の当接突部35及び下方第1突起部36の当接突部37をそれぞれベースプレート20の被当接部25,27に当接させると共に、補助プレート50の係合片58を第2突起部38の係合孔部38hに挿入した状態で、囲壁部32,33の支持当接部32a,33aがベースプレート20の表面側に当接し、ベースプレート20とエアバッグカバー30との近接方向への位置決めが図られる構成となっている。
【0032】
図7はベースプレート20を示す正面図、図8はベースプレート20を示す平面図、図9はベースプレート20を示す要部側面図である。
【0033】
図1〜図3及び図7〜図9に示すように、ベースプレート20は、一枚の金属板材を適宜打抜き屈曲加工することにより形成されており、ベースプレート本体部22と、上記当接突部35,37が当接可能な被当接部25,27とを備えている。
【0034】
ベースプレート本体部22は、上記囲壁部32,33に対応する板形状に形成されており、エアバッグカバー30が本ベースプレート20に取付けられることで、ベースプレート本体部22が上記囲壁部32,33の後方開口を閉塞する位置に配設されることとなる。
【0035】
なお、このベースプレート本体部22の略中央部に略円形状の孔部23hが形成されると共に、この孔部23h周りにネジ挿通孔23hsが形成されている。そして、当該ネジ挿通孔23hsに挿通されたネジ14a及びナット14bを介して、ガス発生装置12がこのベースプレート20に取付固定されることとなる。この状態で、ガス発生装置12は、孔部23hの裏側位置に配設されており、ガス発生装置12に一体連結されたエアバッグ10は、孔部23hを通ってベースプレート本体部22の表側に配設支持されて、ベースプレート20とエアバッグカバー30との間に収容配置されることとなる。即ち、エアバッグ10やガス発生装置12はベースプレート20に直接取付される必要はなく、他のブラケット等を介して間接的に取付けられていてもよい。
【0036】
また、ベースプレート本体部22の上側両側方部分及び上側部分が表側に向けて屈曲されて上側の突壁部24に形成されている。この突壁部24の基端側屈曲部分近傍であって、上記各側方第1突起部34に対応する位置には、挿通孔部24hが形成されている。ベースプレート本体部22のうち各挿通孔部24hよりも内側の部分が、それぞれ被当接部25に形成されている。
【0037】
ベースプレート本体部22の背面側から見ると、挿通孔部24hは、側方第1突起部34のうちの当接突部35よりも基端側部分を挿入配置可能な開口を有している。そして、側方第1突起部34を挿通孔部24h内に挿入配置すると、当接突部35がベースプレート本体部22の裏面側から被当接部25に当接するようになる。
【0038】
また、ベースプレート本体部22の側方から見ると、挿通孔部24hは、側方第1突起部34がエアバッグカバー30の外方に弾性変形するのを妨げない程度の開口を有している。そして、各側方第1突起部34を各挿通孔部24h内に挿入する際に、当接突部35の傾斜部35aが挿通孔部24hの当接突部35側内周部に摺接することにより、側方第1突起部34がベースプレート本体部22の外方に弾性変形するのを妨げないようになっている。
【0039】
また、ベースプレート本体部22の下側部分が表面側に向けて屈曲されて下側の突壁部26が形成されている。この突壁部26の基端側屈曲部分であって下方第1突起部36に対応する位置には挿通孔部26hが形成されている。ベースプレート本体部22のうち挿通孔部26hよりも内側の部分が被当接部27に形成されている。
【0040】
挿通孔部26hは、上記挿通孔部24hと同様構成とされており、即ち、下方第1突起部36を該挿通孔部26hに挿入することで、該下方第1突起部36の当接突部37がベースプレート本体部22の裏面側から被当接部27に当接される構成となっている。
【0041】
さらに、ベースプレート本体部22の上側部分であって第2突起部38に対応する位置に、当該第2突起部38を挿入配置可能な挿入孔部28が形成されている。即ち、第2突起部38は、該挿入孔部28を通ってベースプレート本体部22の裏面側に突出配置される。また、この挿入孔部28の周縁部に、移動抑止当接部29が設けられている。本実施の形態では、ベースプレート本体部22の上側縁部に設けられた突壁部24であって、挿入孔部28の上側部分が移動抑止当接部29とされている。この移動抑止当接部29は、第2突起部38に対して、係合片58の挿入方向反対側から当接可能に構成されている。そして、この移動抑止当接部29によって第2突起部38が係合片58の挿入方向に弾性変形するのを抑制するようにしている。
【0042】
さらに、ベースプレート本体部22の裏面に向けて、ブラケット片22aが延設されている。このブラケット片22aを被取付対象部材にネジ止等することで、ベースプレート本体部22が当該被取付対象部材に取付けられることとなる。
【0043】
図10は補助プレート50を示す背面図、図11は補助プレート50を示す底面図、図12は補助プレート50を示す側面図である。
【0044】
図1〜図3及び図10〜図12に示すように、補助プレート50は、一枚の金属板材を適宜打抜き屈曲加工することにより形成されたものであり、補助プレート本体部52と、移動抑止部54,56と、係合片58とを備えている。
【0045】
補助プレート本体部52は、ベースプレート本体部22の背面視の大きさよりも一回り小さな背面視の大きさを有しており、ベースプレート本体部22の背面側に密接状に配設可能に構成されている。
【0046】
この補助プレート本体部52には、ベースプレート本体部22の孔部23hに対応する位置に、該孔部23hと同形状同大きさの孔部52hが形成されている。補助プレート本体部52がベースプレート本体部22の背面側に密接状に配設された状態で、当該孔部23hと孔部52hとが同位置に連通状に配設される。
【0047】
また、この孔部52h周りであってネジ挿通孔23hsに対応する位置に、切欠状のネジ止部52hsが形成されている。ガス発生装置12固定用のネジ14aは該ネジ挿通孔23hs,ネジ止部52hsを通ってナット14bと螺合締結される。このネジ14a及びナット14bにより、補助プレート50はガス発生装置12と共に、ベースプレート20に取付固定される。すなわち、ガス発生装置12を取付けるための固定部材であるネジ14a及びナット14bによって、補助プレート50がベースプレート20に取付固定されている。
【0048】
また、この補助プレート本体部52において、各側方第1突起部34に対応する部分で外方に延出する部分を屈曲することにより一対の移動抑止部54が形成されている。
【0049】
すなわち、補助プレート本体部52の外方延出部分に側方第1突起部34の当接突部35を挿入可能な孔部54hを形成し、該孔部54hの外側部分を補助プレート本体部52の裏面側に屈曲して受部54aを形成すると共に、該受部54aの基端部に補助プレート本体部52の表面側に延びる当接付勢部54bを形成することにより、移動抑止部54が形成される。
【0050】
当接付勢部54bは、第1突起部34の先端部に当接突部35の指向方向後方から、即ち、エアバッグカバー30の外周側から当接可能な位置に延設形成されている。そして、側方第1突起部34が当接突部35の指向方向後方へ、即ち、当接突部35と被当接部25との当接状態を解除する方向へ移動するのを抑止する機能を有している。なお、この当接付勢部54bは若干エアバッグカバー30の内方へ傾斜するように屈曲されている。これにより、当接付勢部54bを側方第1突起部34の先端部に強く押し当てて、該側方第1突起部34の外方への弾性変形をより確実に防止するようにしている。
【0051】
受部54aは、補助プレート本体部52の裏面側で、第1突起部34に当接突部35の指向方向後方から当接可能に構成されている。そして、エアバッグ10の膨張展開力により、側方第1突起部34の基端側部分がエアバッグカバー30の外側方に弾性変形すると、この力を受けて受部54aがエアバッグ10の外側方へ移動するようになっている。受部54aがエアバッグ10の外側方へ移動すると、移動抑止部54が前述の屈曲部分を支点として当接付勢部54bがエアバッグ10側に移動するように姿勢変更する。これにより、当接付勢部54bが側方第1突起部34の先端部を当接突部35の指向方向に向けて付勢し、当接突部35と被当接部25との当接状態をより確実に保持するようになっている(後に図15を参照して詳述する)。
【0052】
また、補助プレート本体部52において、各下方第1突起部36に対応する部分で外方に延出する部分を屈曲することにより移動抑止部56が形成されている。移動抑止部56は、上記移動抑止部54と同様に、孔部54aに対応する孔部56hと、受部54aに相当する受部56aと、当接付勢部54bに相当する当接付勢部56bとを有しており、上記移動抑止部54と同様に、当接突部37と被当接部27との当接状態をより確実に保持する機能を有している。
【0053】
さらに、補助プレート本体部52の上方に、第2突起部38の係合孔部38hに挿入可能な係合片58が延出形成されている。この係合片58が係合孔部38hに挿入されることで、エアバッグカバー30の上部で、エアバッグカバー30が補助プレート50を介してベースプレート20に取付けられることとなる。
【0054】
以上のように構成されたエアバッグ装置の組立手順について説明する。
【0055】
図13は側方第1突起部34と被当接部25との係合部分を示す要部拡大斜視図であり、図14は第2突起部38と係合片58との挿入係合部分を示す要部拡大斜視図である。なお、両図において説明の便宜上ガス発生装置12等については省略してある。
【0056】
まず、エアバッグカバー30の裏側にベースプレート20を重ね合せるように配設して、エアバッグカバー30の側方第1突起部34及び下方第1突起部36を、それぞれベースプレート20の挿通孔部24h,26hに挿入して、各当接突部35,37を被当接部25,27に当接させる。同時に、第2突起部38を挿入孔部28に挿入し、その先端部をベースプレート20の裏面側に突出させる。
【0057】
次に、補助プレート50を準備し、係合片58を第2突起部38の係合孔部38hに挿入しつつ、各側方第1突起部34及び下方第1突起部36の先端部を移動抑止部54,56の孔部54h,56hに挿入する。
【0058】
そして、補助プレート50の孔部52h及びベースプレート20の孔部23hを通ってエアバッグ10をエアバッグカバー30とベースプレート20との間の収容空間に配設すると共にガス発生装置12を補助プレート50の裏面側に配設し、ネジ14a及びナット14bを用いて、ガス発生装置12と補助プレート50とをベースプレート20に共締めして取付固定する。
【0059】
このように組立てられたエアバッグ装置では、エアバッグカバー30の両側及び下部では、各側方第1突起部34及び下方第1突起部36の各当接突部35,37が被当接部25,27に当接されると共に、当接付勢部54b,56bが各側方第1突起部34及び下方第1突起部36の先端部に外側から当接し、前述の当接状態を解除する方向へ移動するのを抑止した状態となっている。また、エアバッグカバー30の上部においては、係合片58が係合孔部38hに挿入されることで、エアバッグカバー30とベースプレート20との位置決め固定が図られた状態となっている。
【0060】
また、このエアバッグ装置のエアバッグ10展開時においては、次のようになる。
【0061】
まず、側方第1突起部34の当接突部35と被当接部25との当接部分については、図15に示すように、エアバッグ10の表裏方向への膨張展開力により、側方第1突起部34に対してベースプレート20の表面側に離反させる方向に力A1が作用する。同時に、エアバッグ10の外側方への膨張展開力により、側方第1突起部34の基端側に、エアバッグ10の外側方への力A2が作用する。外側方への力A2により、側方第1突起部34の基端側部分が若干エアバッグ10の外側方へ撓み変形する。これにより、側方第1突起部34の外側に当接する受部54aがエアバッグ10の外側方へ移動し、移動抑止部54が前記屈曲部分を支点として当接付勢部54bがエアバッグ10側に移動するように(矢符A3参照)姿勢変更する。これにより、当接付勢部54bが側方第1突起部34の先端部を当接突部35の指向方向に向けて付勢することになり、当接突部35と被当接部25との当接状態がより確実に保持される。
【0062】
下方第1突起部36の各当接突部37と被当接部27との当接部分についても、同様になる。
【0063】
係合片58が係合孔部38hに挿入係合された部分については、図16に示すように、エアバッグ10の表裏方向への膨張展開力により、第2突起部38に対してベースプレート20の表面側に離反させる方向に力B1が作用する。この力B1を受けると、ベースプレート20の移動抑止当接部29により、係合片58のB1方向への弾性変形が防止される。同時に、エアバッグ10の外側方への膨張展開力により、第2突起部38の基端側に、エアバッグ10の外側方への力が作用し、係合片58が係合孔部38hに挿入された部分を回転中心として、第2突起部38の先端部がエアバッグ10側へ移動するように、第2突起部38が弾性変形する(矢符B2参照)。このように、移動抑止当接部29によって第2突起部38の先端部の外側方への移動が抑止されると共に、エアバッグ10の外側方への膨張展開によって第2突起部38の先端部がエアバッグ側に移動するようになるため、係合片58が係合孔部38hに挿入係合された状態がより確実に保持される。
【0064】
以上のように構成されたエアバッグ装置によると、従来のように、多数のリベットを締結する工程を経ることなく、当接突部35,37を被当接部25,27に当接させた状態で、補助プレート50を組付けることで、エアバッグカバー30をベースプレート20に取付固定することができ、比較的組立が簡単である。また、リベット締を用いた構成に比べて、形状の簡易化や軽量化、低コスト化を図ることもできる。
【0065】
また、取付固定状態で、補助プレート50の当接付勢部54b,56bが側方第1突起部34、下方第1突起部36の先端部に、当接突部35,37の指向方向後方から当接しているため、側方第1突起部34、下方第1突起部36が被当接部25,27との係合を解除させる方向に変形し難い。しかも、エアバッグ10の展開時には、該展開力を受けて移動抑止部54,56が姿勢変更し、当接付勢部54b,56bが側方第1突起部34、下方第1突起部36の先端部を当接突部35,37の指向方向に向けて付勢するようになるため、当接突部35,37と被当接部25,27との係合状態がより確実に維持される。従って、通常時はもとよりエアバッグ10展開時においても、充分な取付強度を得ることができる。
【0066】
特に、複数箇所でエアバッグカバー30とベースプレート20との取付固定を図っているので、充分な取付強度を得ることができる。この際、単一の補助プレート50に移動抑止部54,56を複数設けているため、コスト増を防止できる。
【0067】
また、補助プレート50の補助プレート本体部52の外方延出部分を屈曲することにより、移動抑止部54,56が形成されているため、それら移動抑止部54を簡易に形成することができ、補助プレート50全体の構成の簡易化を図ることができる。
【0068】
しかも、エアバッグ10の展開時の力は、基本的に当接突部35,37と被当接部25,27との当接部分で受止められるため、移動抑止部54,56については側方第1突起部34、下方第1突起部36が外側方へ弾性変形するのを防止しうる程度の強度を有していればいい。このため、補助プレート50については大きな強度は必要なく、比較的板厚を薄く設定でき、加工し易く安価な板材を加工して補助プレート50を形成することができる。
【0069】
さらに、エアバッグカバー30に、当接突部35,37がベースプレート20の被当接部25,27にその裏面側から当接した状態で、そのベースプレート20の表面に当接可能な支持当接部32a,33aが設けられているため、エアバッグカバー30とベースプレート20との近接方向への位置決めを図ることができる。これにより、ベースプレート20が当接突部35,37と支持当接部32a,33aとで挟持状に支持されることとなり、ベースプレート20のがたつきやこれによる異音を防止できる。
【0070】
また、エアバッグ10やガス発生装置12をベースプレート20に取付固定するための固定部材であるネジ14a、ナット14bによって、補助プレート50がベースプレート20に取付固定されているため、別途に補助プレート50を取付固定するための手段を設ける必要がなくなり、コスト増を防止できる。
【0071】
さらに、成形型構造(型抜きの都合等)やデザイン上の都合等によって、側方第1突起部34等を形成できない位置についても、係合片58を第2突起部38の係合孔部38hに挿入する構成を採用することで、エアバッグカバー30とベースプレート20との位置決めを図ることができる。
【0072】
また、移動抑止当接部29により第2突起部38が係合片58の挿入方向側に変形するのを防止して、係合片58と係合孔部38hとの係合解除を防止でき、より強固な取付固定を図ることができる。
【0073】
側方第1突起部34と移動抑止部54との変形例を、図17に示す。
【0074】
この変形例では、側方第1突起部34の先端部であって上記当接突部35を形成した面とは反対側の面に、その幅方向に沿った溝34Bgが形成されている。また、移動抑止部54において、当接付勢部54bに対応する当接付勢部54Bbは、その先端部が上記溝34Bg内に嵌まり込むような形状に屈曲形成されている。
【0075】
そして、各側方第1突起部34をベースプレート20の挿通孔部24hに挿入配置した状態では、上記当接付勢部54Bbの先端部が溝34Bg内に嵌まり込んだ状態で、該当接付勢部54Bbが側方第1突起部34の先端部に外側から当接するようになっている。
【0076】
この変形例では、上記当接付勢部54Bbの先端部が溝34Bg内に嵌まり込んでいるため、組立作業中及び組立後の状態において、挿通孔部24hからの各側方第1突起部34の抜けがより確実に防止される。
【0077】
また、エアバッグの展開時においても、図15で説明したのと同様に、エアバッグ10の膨張展開力により、力A1、A2が作用すると共に、力A2により、当接付勢部54Bbがエアバッグ10側に移動するように(矢符A3参照)姿勢変更する。これにより、当接付勢部54Bbの先端部が溝34Bg内に嵌まり込む方向に強い力で付勢されることとなり、挿通孔部24hからの各側方第1突起部34の抜けがさらに確実に防止されることとなる。
【0078】
【発明の効果】
以上のように構成された請求項1記載のエアバッグ装置によると、従来のように、多数のリベットを締結する工程が不要であり、当接突部を被当接部に当接させた状態で、補助プレートを組付けることで、エアバッグカバーをベースプレートに取付固定することができ、比較的組立が簡単である。
【0079】
また、取付固定状態で、補助プレートの当接付勢部が第1突起部の先端部に当接突部の指向方向後方から当接しているため、第1突起部が被当接部との係合を解除させる方向に変形し難い。しかも、エアバッグの展開時には、該展開力を受けて移動抑止部が姿勢変更し、当接付勢部が第1突起部の先端部を当接突部の指向方向に向けて付勢するようになるため、当接突部と被当接部との係合状態がより確実に維持される。従って、通常時はもとよりエアバッグ展開時においても、充分な取付強度を得ることができる。
【0080】
請求項2記載のエアバッグ装置によると、補助プレートの補助プレート本体部の外方延出部分を屈曲することにより、移動抑止部が形成されているため、移動抑止部を簡易に形成することができる。
【0081】
請求項3記載のエアバッグ装置によると、エアバッグカバーに、ベースプレートの表面に当接可能な支持当接部が設けられているため、エアバッグカバーとベースプレートとの近接方向への位置決めを図ることができる。
【0082】
請求項4記載のエアバッグ装置では、ガス発生装置をベースプレートに取付固定するための固定部材によって、補助プレートがベースプレートに取付固定されているため、別途に補助プレートを取付固定するための手段を設ける必要がなくなり、コストの低減を図ることができる。
【0083】
請求項5記載のエアバッグ装置によると、複数箇所でエアバッグカバーとベースプレートとの取付固定を図ることができ、充分な取付強度を得ることができる。この際、単一の補助プレートに移動抑止部を複数設けているため、コスト増を防止できる。
【0084】
請求項6記載のエアバッグ装置によると、成形型構造やデザイン上の都合等によって、当接突部付の第1突起部を形成できない位置についても、係合片を第2突起部の係合孔部に挿入する構成を採用することで、エアバッグカバーとベースプレートとの位置決めを図ることができる。
【0085】
請求項7記載のエアバッグ装置によると、移動抑止当接部により、第2突起部が係合片の挿入方向側に変形するのを防止して、係合片と係合孔部との係合解除を防止でき、より強固な取付固定を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係るエアバッグ装置を示す正面図である。
【図2】同上のエアバッグ装置を示す側面図である。
【図3】同上のエアバッグ装置を示す斜視図である。
【図4】エアバッグカバーを示す背面図である。
【図5】エアバッグカバーを示す側面図である。
【図6】図5のVI−VI線断面図である。
【図7】ベースプレートを示す正面図である。
【図8】ベースプレートを示す平面図である。
【図9】ベースプレートを示す要部側面図である。
【図10】補助プレートを示す背面図である。
【図11】補助プレートを示す底面図である。
【図12】補助プレートを示す側面図である。
【図13】側方第1突起部と被当接部との係合部分を示す要部拡大斜視図である。
【図14】第2突起部と係合片との挿入係合部分を示す要部拡大斜視図である。
【図15】図13のa−a線断面においてエアバッグ膨張展開時の状態を示す概略説明図である。
【図16】図14のb−b線断面においてエアバッグ膨張展開時の状態を示す概略説明図である。
【図17】側方第1突起部と移動抑止部との変形例を示す図である。
【符号の説明】
10 エアバッグ
12 ガス発生装置
14a ネジ
14b ナット
20 ベースプレート
22 ベースプレート本体部
24h,26h 挿通孔部
25,27 被当接部
28 挿入孔部
29 移動抑止当接部
30 エアバッグカバー
32,33 囲壁部
32a,33a 支持当接部
34 側方第1突起部
35 当接突部
36 下方第1突起部
37 当接突部
38 第2突起部
38h 係合孔部
50 補助プレート
52 補助プレート本体部
54,56 移動抑止部
54a,56a 受部
54b,56b 当接部
58 係合片
Claims (7)
- エアバッグとこのエアバッグを展開させるためのガス発生装置とが取付けられるベースプレートと、前記ベースプレートの表面側に取付保持される前記エアバッグを覆うようにして前記ベースプレートの表面側に取付けられたエアバッグカバーとを備えたエアバッグ装置であって、
前記エアバッグカバーの裏面であって前記エアバッグの周囲の位置に第1突起部が形成されると共に、その第1突起部の先端部に前記エアバッグ側に指向して当接突部が突出形成され、
前記ベースプレートに、前記当接突部が前記ベースプレートの裏面側から当接可能な被当接部が設けられ、
前記当接突部を前記被当接部に当接させた状態で、前記エアバッグカバーが前記ベースプレートに取付けられ、
前記ベースプレートの裏面側に補助プレートが配設されると共に、その補助プレートに移動抑止部が設けられ、
前記移動抑止部は、前記第1突起部の先端部に前記当接突部の指向方向後方から当接する当接付勢部と前記エアバッグの外側方への展開力を受ける受部とを有し、前記受部が前記エアバッグの展開力を受けて該エアバッグの外側方へ移動することにより前記当接付勢部が前記第1突起部の先端部を前記当接突部の指向方向に向けて付勢するように姿勢変更可能に形成された、エアバッグ装置。 - 請求項1記載のエアバッグ装置であって、
前記補助プレートは、前記ベースプレートの裏面に密接状に配設される補助プレート本体部を有し、その補助プレート本体部の外方延出部分を屈曲することにより、その屈曲部分を支点として姿勢変更可能な前記移動抑止部が形成された、エアバッグ装置。 - 請求項1記載のエアバッグ装置であって、
前記エアバッグカバーに、前記当接突部が前記ベースプレートの被当接部に当接した状態で、そのベースプレートの表面に当接可能な支持当接部が設けられた、エアバッグ装置。 - 請求項1〜請求項3記載のいずれかに記載のエアバッグ装置であって、
前記ガス発生装置を前記ベースプレートに取付固定するための固定部材によって、前記補助プレートが前記ベースプレートに取付固定されている、エアバッグ装置。 - 請求項1〜請求項4のいずれかに記載のエアバッグ装置であって、
前記第1突起部が、前記エアバッグの周囲の位置に複数設けられ、
単一の補助プレートに、前記各第1突起部の当接突部に対応する前記移動抑止部が複数設けられた、エアバッグ装置。 - 請求項1〜請求項5のいずれかに記載のエアバッグ装置であって、
前記エアバッグカバーの裏面であって前記エアバッグの周囲の位置に第2突起部が形成されると共に、その第2突起部の先端部に係合孔部が形成され、
前記補助プレート本体部に係合片が延出形成されると共に、前記係合片が前記係合孔部に挿入された、エアバッグ装置。 - 請求項1〜請求項6のいずれかに記載のエアバッグ装置であって、
前記ベースプレートに前記第2突起部を挿入配置可能な挿入孔部が形成され、その挿入孔部の周縁部に前記第2突起部に対して前記係合片の挿入方向反対側から当接する移動抑止当接部が設けられた、エアバッグ装置。
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