JP2004105548A - 脈波検出機能付き血圧測定装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】脈波弁別回路28により弁別されたカフ脈波を、まず、換算手段54により、血圧測定手段52により測定された血圧値BPに基づいて圧力値に換算し、疑似圧脈波決定手段58により、脈圧PPに対する最小値からの圧力の割合が高くなるほど補正量が大きくなるように定められた補正関係を用いて、その圧力値に換算したカフ脈波を構成する各点の圧力を補正して、疑似圧脈波を決定する。これにより、高価且つ測定が面倒な装置を用いて圧脈波を検出しなくても、その疑似圧脈波から、これまで蓄積されてきた知見を適用して診断を行うことができる。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、脈波解析用の脈波を検出する機能を備えた血圧測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
動脈脈波には生体の持つ多数の情報が含まれていることから、しばしば、診断に際して脈波が解析される。たとえば、動脈脈波から、Augmentation index(AI)として一般的に知られている振幅増加指数が算出されて、動脈硬化の診断に用いられることがある。
【0003】
上記振幅増加指数は、動脈脈波の収縮後期隆起(tidal wave)と主峰(percussion wave)の高さの差と、全波高の比として算出される(非特許文献1)。動脈硬化が進行すると、反射波の戻りが早くなるため、収縮期後期隆起が上昇し、主峰より収縮期後期隆起が高くなり、振幅増加指数は大きくなる(非特許文献1)。
【0004】
脈波の検出は、観血的には直接穿刺またはカテーテルを介して得られるが、臨床的には、より簡単な方法として脈波計を使用して得られた圧脈波が使われる。また、脈波計には、約30個のセンサーで得られるなかで最良の(感度の最も大きい)波形を自動的に記録するマルチセンサー脈波計(日本コーリン社製)が、熟練がいらず便利なのでよく用いられる(非特許文献1)。なお、上記マルチセンサー脈波計は、たとえば、特許文献1に記載されているものであり、圧脈波センサにより血管壁の一部が略平らになるように動脈を押圧して圧脈波を検出する、所謂トノメーター法による圧脈波センサである。
【0005】
【非特許文献1】
小澤利男、増田善昭編、「脈波速度」、第1版、株式会社メジカルビュー社、2002年5月1日、p.19、p.22、p.18
【特許文献1】
特開2001−190509号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記トノメトリー法により圧脈波を検出するマルチセンサー脈波計は比較的高価であり、また、カフを用いた血圧測定に比べると測定が面倒なので、安価で且つ簡便であることから普及しているカフを用いた血圧測定装置を利用し、カフから得られるカフ脈波を解析して診断を行いたいという要求が出てきている。しかし、カフ脈波は血液容積を表す容積脈波であるので、上記脈波計から得られる圧脈波の形状と完全には一致しない。そのため、上記脈波計を用いて蓄積されてきた知見がそのまま適用できないという問題がある。
【0007】
本発明は以上の事情を背景として為されたもので、その目的とするところは、カフ脈波の形状を圧脈波に変換することができる脈波検出機能付き血圧測定装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、上記課題を解決するために種々検討を重ねた結果、カフ脈波は圧脈波に比較してピーク側ほど上側に膨らんでおり、且つ、その膨らんでいる程度は、脈圧に対する脈波の最小点からの高さの割合によって定まることを見いだした。本発明はかかる知見に基づいて成されたものである。
【0009】
すなわち、上記目的を達成するための本発明は、(a)生体の所定部位に装着されるカフを備え、そのカフの圧迫圧力を徐速変化させる過程でそのカフから得られる信号に基づいて血圧値を測定する血圧測定装置であって、(b)前記生体の動脈において発生して前記カフに伝達される脈波であるカフ脈波を検出するカフ脈波検出装置と、(c)前記血圧測定装置により測定された血圧値に基づいて、前記カフ脈波検出装置により検出されたカフ脈波の大きさを圧力値に換算する換算手段と、(d)脈圧に対する脈波の最小点からの圧力の割合が高くなるほど、補正量が大きくなるように定められた補正関係を用いて、前記換算手段により換算されたカフ脈波を構成する各点の圧力を補正して疑似圧脈波を決定する疑似圧脈波決定手段とを、含むことを特徴とする脈波検出機能付き血圧測定装置である。
【0010】
【発明の効果】
この発明によれば、カフ脈波検出装置により検出されたカフ脈波が、まず、換算手段により、血圧測定装置により測定された血圧値に基づいて圧力値に換算され、疑似圧脈波決定手段により、その圧力値に換算されたカフ脈波を構成する各点の圧力が補正されて疑似圧脈波が決定されるので、高価且つ測定が面倒な装置を用いて圧脈波を検出しなくても、その疑似圧脈波から、これまで蓄積されてきた知見を適用して診断を行うことができる。
【0011】
【発明の他の態様】
ここで、カフ脈波が圧脈波に比較して上側に膨らんでいる程度は、ピークまでとピーク以後で少し異なる。そこで、好ましくは、前記疑似圧脈波決定手段で用いられる補正関係に、カフ脈波のピークの前と後で異なる補正関係を用いる。このようにすれば、より真の圧脈波に近い疑似圧脈波を得ることができるので、疑似圧脈波を用いた診断がより正確になる。
【0012】
また、好ましくは、前記疑似圧脈波決定手段で用いられる補正関係が、所定の脈圧範囲毎に定められており、前記疑似圧脈波決定手段では、脈圧範囲毎に定められた複数の補正関係から、前記血圧測定装置により実際に測定された血圧値から算出される脈圧に基づいて補正関係を選択し、その選択した補正関係を用いて疑似圧脈波を決定するようになっている。このようにすれば、脈圧が低い場合と脈圧が高い場合とでは、異なる補正関係が用いられるので、より真の圧脈波に近い疑似圧脈波を得ることができる。
【0013】
【発明の好適な実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明が適用された血圧測定装置10の回路構成を示すブロック図である。
【0014】
図1において、カフ12はゴム製袋を布製帯状袋内に有し、上腕部14に巻回される。カフ12には、圧力センサ16、調圧弁18が配管20を介してそれぞれ接続されている。また、調圧弁18には、配管22を介して空気ポンプ24が接続されている。調圧弁18は、空気ポンプ24により発生させられた圧力の高い空気を調圧してカフ12内へ供給し、あるいは、カフ12内の空気を排気することにより、カフ12内の圧力を調圧する。
【0015】
圧力センサ16は、カフ12内の圧力を検出してその圧力を表す圧力信号SPを静圧弁別回路26および脈波弁別回路28にそれぞれ供給する。静圧弁別回路26はローパスフィルタを備えており、圧力信号SPに含まれる定常的な圧力すなわちカフ12の圧迫圧力(以下、この圧力をカフ圧PCという)を表すカフ圧信号SCを弁別してそのカフ圧信号SCをA/D変換器30を介して電子制御装置32へ供給する。脈波弁別回路28はたとえば1乃至30Hz程度の信号通過帯域を有するバンドパスフィルタを備えており、圧力信号SPの振動成分であるカフ脈波信号SMを弁別してそのカフ脈波信号SMをA/D変換器34を介して電子制御装置32へ供給する。上記カフ脈波信号SMは、図示しない上腕動脈からカフ12に伝達される脈波であることからカフ脈波を表す。従って、カフ12からこのカフ脈波を検出するための圧力センサ16および脈波弁別回路28によりカフ脈波検出装置が構成される。
【0016】
電子制御装置32は、CPU36、ROM38、RAM40、および図示しないI/Oポート等を備えた所謂マイクロコンピュータにて構成されており、CPU36は、記憶装置として機能するROM38に予め記憶されたプログラムに従ってRAM40の記憶機能を利用しつつ信号処理を実行することにより、I/Oポートから駆動信号を出力して空気ポンプ24および調圧弁18を制御する。CPU36は、その空気ポンプ24および調圧弁18を制御することによりカフ圧PCを制御する。また、CPU36は、図2に詳しく示す機能を実行することによりカフ脈波から疑似圧脈波を決定し、さらにその疑似圧脈波から振幅増加指数AIを算出して、疑似圧脈波および振幅増加指数AIを表示器42に表示する。
【0017】
図2は、CPU36の制御機能の要部を示す機能ブロック図である。カフ圧制御手段50は、調圧弁18および空気ポンプ24を制御することにより、まず、一拍分以上の間、カフ圧PCを予め設定された脈波検出圧PC1に維持し、その後、カフ圧PCを上腕部14における最高血圧値BPSYSよりも高い値に予め設定された昇圧目標圧力値PC2(たとえば180mmHg )まで急速に昇圧し、続いて、後述する血圧値決定手段52による血圧値BPの決定が終了するまで、カフ圧PCを2〜3mmHg/secに設定された徐速降圧速度で徐速降圧させる。そして、血圧値BPの決定が終了した後にカフ圧PCを大気圧まで排圧する。
【0018】
上記脈波検出圧PC1は、平均血圧値BPMEANよりも低く、好ましくは最低血圧値BPDIAよりも低い圧力であって、カフ脈波の大きさが十分な大きさとなる程度に高い圧力、たとえば50mmHg乃至60mmHgに設定される。脈波検出圧PC1がこのような圧力に設定されるのは、カフ圧PCが最低血圧値BPDIAよりも高いと、血管が圧縮されることに起因して脈波弁別回路28によって弁別されるカフ脈波に歪みが生じ、特に、平均血圧値BPMEANよりも高くなると血管が圧縮される程度が大きくなることに起因してカフ脈波の歪みが大きくなる一方で、カフ圧PCが低すぎると十分な大きさの信号が得られないからである。
【0019】
血圧値決定手段52は、カフ圧制御手段50によりカフ圧PCが徐速降圧させられる過程において、順次採取されるカフ脈波信号SMが表すカフ脈波の振幅の変化および順次採取されるカフ圧信号SCに基づき、良く知られたオシロメトリック法を用いて最高血圧値BPSYS、最低血圧値BPDIA、および平均血圧値BPMEANを決定し、その決定した最高血圧値BPSYS等を表示器42に表示する。この表示器42は、光学式のディスプレイであってもよいが、インクを用いて表示するプリンタであってもよい。
【0020】
換算手段54は、カフ圧制御手段50によりカフ圧PCが脈波検出圧PC1に維持されている状態で脈波弁別回路28により弁別されるカフ脈波(カフ脈波信号SM)を、血圧値決定手段52により決定した最低血圧値BPDIAおよび最高血圧値BPSYSに基づいて圧力値に換算する。すなわち、カフ脈波の最低値を最低血圧値BPDIAとし、カフ脈波の最高値を最高血圧値BPSYSとする、図3に示すカフ脈波の大きさと血圧値BPとの間の直線的な関係式に基づいて、カフ脈波を圧力値に換算する。
【0021】
補正関係選択手段56は、血圧値決定手段52により決定した最高血圧値BPSYSと最低血圧値BPDIAとの差である脈圧PPを算出し、その算出した脈圧PPに基づいて、ROM38に予め記憶されている複数の補正関係から、上記換算手段54で圧力値に換算したカフ脈波を補正するための補正関係を選択する。図4は、ROM38に記憶されている補正関係を例示する図である。
【0022】
図4において、(a)は、カフ脈波のピークよりも前の部分に用いる複数の補正関係を示し、(b)は、カフ脈波のピークよりも後の部分に用いる複数の補正関係を示しており、ともに、4つの脈圧範囲に対応した4つの補正関係が定められている。これらの補正関係は、全て、脈圧PPに対する最小値からの圧力値の割合Rが大きくなるほど、補正量が直線的にマイナス側に大きくなる関係である。図4に示すようにカフ脈波のピークよりも前および後で異なる補正関係が定められている場合には、補正関係選択手段56は、それぞれについて一つずつの補正関係を選択する。なお、これらの補正関係は、カフ脈波とトノメトリー法により検出した圧脈波とを、複数の被験者から採取して決定したものである。
【0023】
疑似圧脈波決定手段58は、換算手段54により大きさが圧力値に換算されたカフ脈波を、補正関係選択手段56により選択した補正関係を用いて補正して、疑似圧脈波を決定する。図5は、疑似圧脈波決定手段58によるカフ脈波の補正を具体的に説明するために、圧力値が付与されたカフ脈波と疑似圧脈波とを重ねて示す図である。まず、最小点であるa点は、最小値からの圧力が「0」であるので、脈圧PPに対する最小値からの圧力の割合Rが0%となる。そのため、圧力値の補正はない。次に、b点は、最小値からの圧力をP(b)とすると、脈圧PPに対する最小値からの圧力の割合Rは式1から算出できる。
(式1) R=(P(b)/PP)×100 (%)
その算出した割合Rと補正関係選択手段56により選択した補正関係から補正量を決定し、b点の圧力値を決定した補正量だけ小さくする。c点(ピーク)、d点、e点などカフ脈波を構成する全ての点について、同様にして圧力値を補正することにより、一点鎖線で示す疑似圧脈波が決定できる。
疑似圧脈波決定手段58は、そのようにして決定した疑似圧脈波を表示器42に表示する。
【0024】
振幅増加指数算出手段60は、疑似圧脈波決定手段58により決定した疑似圧脈波を用いて振幅増加指数AIを算出し、算出した振幅増加指数AIを表示器42に表示する。前述したように振幅増加指数AIは、脈波の収縮後期隆起と主峰の高さの差と、全波高の比であるが、収縮後期隆起は脈波の進行波成分のピーク発生時の脈波であり、主峰は反射波成分のピーク発生時の脈波であり、全波高は脈圧PPであることから、振幅増加指数算出手段60は、疑似圧脈波の進行波成分のピーク発生時および反射波成分のピーク発生時を決定し、進行波成分のピーク発生時における疑似圧脈波の大きさと反射波成分のピーク発生時における疑似圧脈波の大きさとの差圧ΔPを算出し、その差圧ΔPと疑似圧脈波の脈圧PPから、式2に示す関係を用いて振幅増加指数AIを算出する。
(式2) AI=(ΔP/PP)×100 (%)
【0025】
図6および図7は、図2の機能ブロック図に示したCPU36の制御作動の要部を示すフローチャートであって、図6はメインルーチンを示し、図7は振幅増加指数算出ルーチンを示す。
【0026】
まず、ステップSA1(以下、ステップを省略する。)では、空気ポンプ24を起動させ、調圧弁18を制御することにより、カフ圧PCを50mmHg乃至60mmHgに設定された脈波検出圧PC1に制御する。そして、続くSA2では、カフ圧PCが脈波検出圧PC1に維持されている状態で、脈波弁別回路28から供給されるカフ脈波信号SMを一拍分読み込む。
【0027】
続くSA3では、カフ圧PCの急速昇圧を開始する。そして、続くSA4では、カフ圧PCが180mmHgに設定された昇圧目標圧力値PC2を超えたか否かを判断する。このSA4の判断が否定されるうちは、SA4の判断を繰り返し実行し、カフ圧PCの急速昇圧を継続する。一方、SA4の判断が肯定された場合には、SA5において、空気ポンプ24を停止させ、且つ、調圧弁18を制御することにより、カフ圧PCの3mmHg/sec程度での徐速降圧を開始する。
【0028】
続いて血圧値決定手段52に相当するSA6乃至SA9を実行する。SA6では、脈波弁別回路28から供給されるカフ脈波信号SMおよび静圧弁別回路26から供給されるカフ圧信号SCを一拍分読み込む。そして、続くSA7では、上記SA6において逐次得られるカフ脈波の振幅の変化およびその振幅発生時のカフ圧PCに基づいて、良く知られたオシロメトリック方式の血圧測定アルゴリズムに従って最高血圧値BPSYS、平均血圧値BPMEAN、および最低血圧値BPDIAを決定する。続くSA8では、上記SA7において血圧値BPの決定が完了したか否かを判断する。このSA8の判断が否定されるうちは、前記SA6以下を繰り返し実行する。一方、SA8の判断が肯定された場合には、SA9において、SA7で決定した最高血圧値BPSYS、平均血圧値BPMEAN、最低血圧値BPDIAを表示器42に表示する。
【0029】
そして、続くSA10では、調圧弁18を制御することによりカフ圧PCを大気圧まで排圧する。なお、図6では、SA1、SA3乃至SA5、およびSA10がカフ圧制御手段50に相当する。
【0030】
続くSA11は換算手段54に相当し、SA2で読み込んだ一拍分のカフ脈波信号SMの最小値および最大値と、SA7で決定した最低血圧値BPDIAおよび最高血圧値BPSYSとから図3に示す関係式を決定し、その関係式を用いてSA2で読み込んだ一拍分のカフ脈波の大きさを圧力値に換算する。
【0031】
続いて補正関係選択手段56に相当するSA12乃至SA13を実行する。SA12では、SA7で決定した最高血圧値BPSYSから最低血圧値BPDIAを引くことにより脈圧PPを算出する。続くSA13では、図4(a)に示す4つの補正関係および図4(b)に示す4つの補正関係から、SA12で算出した脈圧PPに基づいてそれぞれ一つの補正関係を選択する。
【0032】
続いて疑似圧脈波決定手段58に相当するSA14では、SA11で圧力値に換算したカフ脈波を構成する各点について脈圧PPに対する最小値からの圧力の割合Rを算出し、その割合RとSA13で選択した補正関係から、圧力値に換算したカフ脈波を構成する各点の圧力を補正して疑似圧脈波を決定し、決定した疑似圧脈波を表示器42に表示する。
【0033】
表示器42に表示される疑似圧脈波の形状も診断に有用であるが、本血圧測定装置10では、さらに、図7に示す振幅増加指数算出ルーチンを実行することにより振幅増加指数AIを算出する。なお、図8は図7の振幅増加指数算出ルーチンにおいて決定される各点および期間を例示する図である。
【0034】
まず、SB1では、図6のSA14で決定した疑似圧脈波の立上り点t1およびノッチ点t6を、疑似圧脈波の波形に基づいて決定する。たとえば、疑似圧脈波の最小点と最大点との間の振幅の所定割合たとえば1/10の高さ位置だけ最小点から立ち上がった場所を立上り点t1として決定し、最大点P以後における最初の極小点あるいは変曲点をノッチ点t6として決定する。
【0035】
続くSB2では、上記立上り点t1を基準としてそれから所定時間後のt2時点から開始し、その所定時間後のt3時点で終了する立上りウインドウ(時間ゲート)W1を設定するとともに、上記ノッチ点t6を基準としてその所定時間前のt4時点から開始し、その所定時間後のt5時点で終了するノッチウインドウ(時間ゲート)W2を設定する。
【0036】
続くSB3では、SA14で決定した疑似圧脈波を4次微分処理する。そして、続くSB4では、上記SB3で処理した4次微分波形のうち立上りウインドウW1およびノッチウインドウW2内の4次微分波形の零交差(零クロス)点に基づいて、疑似圧脈波に含まれる進行波成分のピーク点Pおよびその発生時点tPと反射波成分のピーク点Rおよびその発生時点tRとを決定する。
【0037】
続くSB5では、上記SB4で決定した疑似圧脈波の反射波成分のピーク発生時点tRにおける疑似圧脈波の圧力から進行波成分のピーク発生時点tPにおける疑似圧脈波の圧力を引いた差圧ΔPを算出し、その差圧ΔPと、図6のSA12で算出した脈圧PPとを、前記式2に示す振幅増加指数算出式に代入することにより振幅増加指数AIを算出する。そして、続くSB6では、上記SB6で算出した振幅増加指数AIを表示器42に表示する。なお、図6のSA12および図7が振幅増加指数算出手段60に相当する。
【0038】
上述の血圧測定装置10によれば、脈波弁別回路28により弁別されたカフ脈波が、まず、換算手段54(SA11)により、血圧測定手段52(SA6乃至SA9)により測定された血圧値BPに基づいて圧力値に換算され、疑似圧脈波決定手段58(SA12乃至SA13)により、その圧力値に換算されたカフ脈波を構成する各点の圧力が補正されて疑似圧脈波が決定されるので、高価且つ測定が面倒な装置を用いて圧脈波を検出しなくても、その疑似圧脈波から、これまで蓄積されてきた知見を適用して診断を行うことができる。
【0039】
また、上述の血圧測定装置10では、疑似圧脈波決定手段58(SA12乃至SA13)で用いられる補正関係に、カフ脈波のピークの前と後で異なる補正関係を用いることから、より真の圧脈波に近い疑似圧脈波を得ることができるので、疑似圧脈波を用いた診断がより正確になる。
【0040】
また、上述の血圧測定装置10によれば、疑似圧脈波決定手段58(SA12乃至SA13)で用いられる補正関係が、所定の脈圧範囲毎に定められており、疑似圧脈波決定手段58(SA12乃至SA13)では、脈圧範囲毎に定められた複数の補正関係から、血圧測定手段52(SA6乃至SA9)により実際に測定された血圧値BPから算出される脈圧PPに基づいて補正関係を選択し、その選択した補正関係を用いて疑似圧脈波を決定するようになっていることから、脈圧PPが低い場合と脈圧PPが高い場合とでは、異なる補正関係が用いられるので、より真の圧脈波に近い疑似圧脈波を得ることができる。
【0041】
以上、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明したが、本発明はその他の態様においても適用される。
【0042】
たとえば、前述の血圧測定装置10では、血圧測定前にカフ圧PCを脈波検出圧PC1に維持し、その状態で検出したカフ脈波から疑似圧脈波を決定していたが、血圧測定後にカフ圧PCを脈波検出圧に維持し、その状態で疑似圧脈波を決定するためのカフ脈波を検出してもよいし、血圧測定のためにカフ圧PCが変化させられている過程で得られるカフ脈波から疑似圧脈波を決定してもよい。なお、血圧測定後にカフ脈波を検出する場合には、血圧測定に際してカフによって圧迫されたことにより変化させられた生体組織が圧迫前の状態に復帰した後、たとえば、血圧測定終了後さらに数十秒経過した後に、カフ脈波を検出することが好ましい。
【0043】
また、前述の血圧測定装置10では、補正関係は被測定者が異なっても同じ関係が用いられるが、補正関係が個人毎に定められていてもよい。
【0044】
また、前述の血圧測定装置10では、4つの脈圧範囲毎に異なる補正関係が用意されていたが、脈波PPに関係なく一つの補正関係を用いてもよいし、脈圧範囲が5つ以上に設定されていてもよい。
【0045】
また、前述の血圧測定装置10では、カフ脈波のピークの前と後で異なる補正関係が用意されていたが、カフ脈波のピークの前と後に同じ補正関係を用いてもよい。
【0046】
また、前述の血圧測定装置10で用いられる補正関係は、脈圧PPに対する最小値からの圧力値の割合Rに対応して補正量が直線的に変化する関係であったが、補正量が段階的に変化する関係であってもよい。
【0047】
また、前述の血圧測定装置10は、カフ12は上腕14に装着されていたが、大腿部または足首に装着されてもよい。
【0048】
また、前述の血圧測定装置10では、オシロメトリック法により血圧を測定していたが、コロトコフ音の発生時および消滅時のカフ圧に基づいて血圧値を測定する所謂K音方式により血圧を測定してもよいし、あるいは、カフ圧の変化過程で動脈の直上に置かれた超音波発振器および受信器によりその動脈管の開閉を検出する超音波ドップラー方式により血圧を測定してもよい。
【0049】
また、前述の血圧測定装置10では、決定した疑似圧脈波を表示するとともに、その疑似圧脈波から振幅増加指数AIを算出していたが、いずれか一方だけが実行されてもよい。また、振幅増加指数AIに代えて、あるいは、振幅増加指数AIに加えて、疑似圧脈波から他の生体情報が算出されるようになっていてもよい。他の生体情報としては、たとえば、脈波のピーク高さHすなわち脈圧に対する脈波の面積の重心位置高さGの割合(=100×H/G(%))である%MAPがある。
【0050】
なお、本発明はその主旨を逸脱しない範囲においてその他種々の変更が加えられ得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された脈波検出機能付き血圧測定装置の構成を説明する図である。
【図2】図1の血圧測定装置におけるCPUの制御機能の要部を示す機能ブロック図である。
【図3】カフ脈波の大きさを血圧値BPに換算するための関係を示す図である。
【図4】カフ脈波を補正するためにROMに記憶されている補正関係を例示する図である。
【図5】図2の疑似圧脈波決定手段によるカフ脈波の補正を具体的に説明するために、圧力値が付与されたカフ脈波と疑似圧脈波とを重ねて示す図である。
【図6】図2の機能ブロック図に示したCPUの制御作動の要部を示すフローチャートであって、メインルーチンを示す図である。
【図7】図2の機能ブロック図に示したCPUの制御作動の要部を示すフローチャートであって、振幅増加指数算出ルーチンを示す図である。
【図8】図7の振幅増加指数算出ルーチンにおいて決定される各点および期間を例示する図である。
【符号の説明】
10:脈波検出機能付き血圧測定装置
12:カフ
16:圧力センサ
28:脈波弁別回路
16、28:カフ脈波検出装置
52:血圧値決定手段
54:換算手段
58:疑似圧脈波決定手段
Claims (3)
- 生体の所定部位に装着されるカフを備え、該カフの圧迫圧力を徐速変化させる過程で該カフから得られる信号に基づいて血圧値を測定する血圧測定装置であって、
前記生体の動脈において発生して前記カフに伝達される脈波であるカフ脈波を検出するカフ脈波検出装置と、
前記血圧測定装置により測定された血圧値に基づいて、前記カフ脈波検出装置により検出されたカフ脈波の大きさを圧力値に換算する換算手段と、
脈圧に対する脈波の最小点からの圧力の割合が高くなるほど、補正量が大きくなるように定められた補正関係を用いて、前記換算手段により換算されたカフ脈波を構成する各点の圧力を補正して疑似圧脈波を決定する疑似圧脈波決定手段と
を、含むことを特徴とする脈波検出機能付き血圧測定装置。 - 前記疑似圧脈波決定手段で用いられる補正関係に、カフ脈波のピークの前と後で異なる補正関係を用いることを特徴とする請求項1に記載の脈波検出機能付き血圧測定装置。
- 前記疑似圧脈波決定手段で用いられる補正関係が、所定の脈圧範囲毎に定められており、前記疑似圧脈波決定手段では、脈圧範囲毎に定められた複数の補正関係から、前記血圧測定装置により実際に測定された血圧値から算出される脈圧に基づいて補正関係を選択し、その選択した補正関係を用いて疑似圧脈波を決定するようになっていることを特徴とする請求項1または2に記載の脈波検出機能付き血圧測定装置。
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