JP2004105477A - 景品取得ゲーム装置およびその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】筐体内に景品を配置し、遊戯者が所望の景品を狙って行う操作に従って景品取得手段が作動することにより景品を取得する景品取得ゲーム装置において、遊戯者の操作終了時のゲーム状態を検知するゲーム状態検知手段53と、ゲーム状態検知手段53が検知したゲーム状態が連続して所定回数略同じ状態であるか否かを判定する判定手段54と、判定手段54が連続して所定回数略同じゲーム状態であると判定したとき次回のゲームで遊戯者に有利なゲーム設定に変更するゲーム設定変更手段55とを備えた景品取得ゲーム装置。
【選択図】 図8
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、筐体内に配置された景品を遊戯者の操作に基づき景品を取り出すゲーム装置および設定制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
筐体内に配列された景品の一つを狙って遊戯者が操作すると景品取得手段が操作に基づいて移動し、操作が適切であると景品取得手段が狙った景品を取り出すことができる景品取得ゲーム装置がある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−285638号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このような景品取得ゲーム装置の場合、特に初心者は、所望の景品を何回となく狙って操作してゲームを行っても成功せず当該景品を取得できない場合がある。
【0005】
一度このような経験をすると遊戯者は、以後この景品取得ゲーム装置に興味を失いプレイをしなくなるおそれがある。
【0006】
本発明は、斯かる点に鑑みなされたもので、その目的とする処は、繰り返し同じ様な状態で景品取得に成功しない遊戯者にはゲームを成功し易い状態に設定して興味を持続させることができる景品取得ゲーム装置およびその制御方法を供する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用効果】
上記目的を達成するために、本請求項1記載の発明は、筐体内に景品を配置し、遊戯者が所望の景品を狙って行う操作に従って景品取得手段が作動することにより景品を取得する景品取得ゲーム装置において、遊戯者の操作終了時のゲームの状態を検知するゲーム状態検知手段と、前記ゲーム状態検知手段が検知したゲーム状態が連続して所定回数略同じ状態であるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段が連続して所定回数略同じゲーム状態であると判定したとき次回のゲームで遊戯者に有利なゲーム設定に変更するゲーム設定変更手段とを備えた景品取得ゲーム装置とした。
【0008】
ゲーム状態検知手段が検知する遊戯者の操作終了時のゲーム状態は、遊戯者が狙った景品を景品取得手段が取りに行く状態にあり、連続して同じゲーム状態にあるときは同じ景品を繰り返し狙っていることであり、所定回数同じ景品を狙っていると判定手段により判定されると、次回のゲームで遊戯者に有利に設定を変更するので、景品取得に成功する可能性が高くなり、興味を持続させることができ、再度のプレイを期待できる。
【0009】
請求項2記載の発明は、筐体内に景品を配置し、遊戯者が所望の景品を狙って行う操作に従って景品取得手段が作動することにより景品を取得する景品取得ゲーム装置において、遊戯者の操作終了時のゲームの状態を検知するゲーム状態検知手段と、前記ゲーム状態検知手段が検知したゲーム状態が景品取得を不成功に至らしめ、かつ連続して所定回数略同じ状態であるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段が連続して所定回数略同じゲーム状態であると判定したとき次回のゲームで遊戯者に有利なゲーム設定に変更するゲーム設定変更手段とを備えた景品取得ゲーム装置である。
【0010】
ゲーム状態検知手段が検知する遊戯者の操作終了時のゲーム状態は、遊戯者が狙った景品を景品取得手段が取りに行く状態にあり、連続して同じゲーム状態にあるときは同じ景品を繰り返し狙っていることであり、所定回数同じ景品を狙っていずれもが景品取得に成功しないと判定手段により判定されると、次回のゲームで遊戯者に有利に設定を変更するので、景品取得に成功する可能性が高くなり、興味を持続させることができ、再度のプレイを期待できる。
【0011】
請求項3記載の発明は、筐体内に景品を配置し、遊戯者が所望の景品を狙って行う操作に従って景品取得手段が移動して停止した位置から対応した景品配置平面に景品を自動的に取りに行く景品取得ゲーム装置において、遊戯者による操作終了時における景品取得手段の停止位置を検知する停止位置検知手段と、前記停止位置検知手段が検知した景品取得手段の停止位置が景品取得を不成功に至らしめ、かつ連続して所定回数同じ範囲内にあるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段が連続して所定回数略同じゲーム状態であると判定したとき次回のゲームを特別ゲームとし遊戯者に有利なゲーム設定に変更するゲーム設定変更手段とを備えた景品取得ゲーム装置である。
【0012】
遊戯者の操作により所望の景品を狙って景品取得手段が移動し、停止した位置が連続して同じ範囲内にあることは同じ景品を繰り返し狙っていることであり、所定回数同じ景品を狙っていずれもが景品取得に成功しないと判定手段により判定されると、次回のゲームで遊戯者に有利に設定を変更するので、景品取得に成功する可能性が高くなり、興味を持続させることができ、再度のプレイを期待できる。
【0013】
請求項4記載の発明は、筐体内に景品を配置し、遊戯者が所望の景品を狙って行う操作に従って景品取得手段が移動して停止した位置から対応した景品配置平面に景品を自動的に取りに行く景品取得ゲーム装置において、遊戯者の操作終了時に景品取得手段が停止した位置から狙った景品を識別できる景品識別手段と、前記景品識別手段が識別した景品が連続して所定回数同じであるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段が連続して所定回数同じ景品であると判定したとき次回のゲームを特別ゲームとし遊戯者に有利なゲーム設定に設定を変更するゲーム設定変更手段とを備えた景品取得ゲーム装置である。
【0014】
遊戯者の操作により所望の景品を狙って景品取得手段が移動し、操作終了時に景品取得手段が停止した位置から狙った景品を識別できるので、連続して同じ景品を狙っているか否かが判定でき、所定回数同じ景品を狙っていずれもが景品取得に成功しないと判定手段により判定されると、次回のゲームで遊戯者に有利に設定を変更するので、景品取得に成功する可能性が高くなり、興味を持続させることができ、再度のプレイを期待できる。
【0015】
請求項5記載の発明は、請求項3または請求項4記載の景品取得ゲーム装置において、前記ゲーム設定変更手段が、特別ゲームで前記景品取得手段の移動速度を遅くする設定に変更することを特徴とする。
【0016】
特別ゲームで景品取得手段の移動速度を遅くする設定に変更するので、遊戯者は所望の景品を正確に狙い易く景品取得に成功する可能性が高くなる。
【0017】
請求項6記載の発明は、請求項3または請求項4記載の景品取得ゲーム装置において、前記ゲーム設定変更手段は、特別ゲームで前記景品取得手段を所定回往復移動させることができる設定に変更することを特徴とする。
【0018】
特別ゲームで景品取得手段を所定回往復移動させることができる設定に変更するので、遊戯者は所望の景品を繰り返し狙うことができ景品取得に成功する可能性が高くなる。
【0019】
請求項7記載の発明は、請求項3または請求項4記載の景品取得ゲーム装置において、前記景品が上下に段をなす棚に吊設され所定距離引き下げられると落下して取得されるよう配置され、前記景品取得手段が景品を設定降下量引き下げることができ、前記ゲーム設定変更手段が特別ゲームで前記景品取得手段の降下量をより大きい設定に変更することを特徴とする。
【0020】
所定距離引き下げられると落下する景品を特別ゲームで景品取得手段の降下量をより大きい設定に変更することで、所望の景品を落下させ易くなり景品取得に成功する可能性が高くなる。
【0021】
請求項8記載の発明は、請求項3または請求項4記載の景品取得ゲーム装置において、前記景品取得手段が景品を掴持して取得することができ、前記ゲーム設定変更手段が特別ゲームで前記景品取得手段の掴持力をより大きく設定を変更することを特徴とする。
【0022】
特別ゲームで前記景品取得手段の掴持力をより大きく設定を変更するので、所望の景品を確実に掴持し景品取得に成功する可能性が高くなる。
【0023】
請求項9記載の発明は、遊戯者の操作により定位置にある景品取得手段に対応する位置を複数の景品が順次繰り返し通過し遊戯者の操作により前記景品取得手段が作動して対応する位置を通過する景品を取得する景品取得ゲーム装置において、遊戯者の操作終了時の景品取得手段が対応する景品を識別する景品識別手段と、前記景品識別手段が識別した景品が連続して所定回数同じであるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段が連続して所定回数同じ景品であると判定したとき次回のゲームを特別ゲームとし遊戯者に有利に設定を変更するゲーム設定変更手段とを備えた景品取得ゲーム装置である。
【0024】
遊戯者の操作により所望の景品を狙って景品取得手段が作動して対応する位置を通過する景品を識別できるので、連続して同じ景品を狙っているか否かが判定でき、所定回数同じ景品を狙っていずれもが景品取得に成功しないと判定手段により判定されると、次回のゲームで遊戯者に有利に設定を変更するので、景品取得に成功する可能性が高くなり、興味を持続させることができ、再度のプレイを期待できる。
【0025】
請求項10記載の発明は、請求項9記載の景品取得ゲーム装置において、前記前記ゲーム設定変更手段が特別ゲームで前記景品取得手段の作動速度をより速くする設定に変更することを特徴とする。
【0026】
特別ゲームで景品取得手段の作動速度をより速くする設定に変更するので、遊戯者は所望の景品を正確に狙い易く景品取得に成功する可能性が高くなる。
【0027】
請求項11記載の発明は、遊戯者の操作に応答して景品取得手段が作動して景品を取得する景品取得ゲーム装置において、遊戯者が景品を取得するために操作する操作手段と、景品を取得するための景品取得手段と、ゲームを制御する制御手段と、ゲーム毎に遊戯者が狙っている景品を検知する景品検知手段とを備え、前記制御手段は、前記景品検知手段が検知する景品が連続して所定回数同じである場合に次回のゲームにおいて遊戯者が景品を取得する確率が増すようなゲーム設定に変更しゲームを制御する景品取得ゲーム装置である。
【0028】
遊戯者が連続して所定回数同じ景品を狙って操作していると、景品を取得する確率が増すので、遊戯者に有利となり興味を持続させることができ、再度のプレイを期待できる。
【0029】
請求項12記載の発明は、遊戯者の操作に応答して景品取得手段が作動して景品を取得する景品取得ゲーム装置において、遊戯者が景品を取得するために操作する操作手段と、景品を取得するための景品取得手段と、ゲームを制御する制御手段と、ゲーム毎に遊戯者が狙っている景品を検知する景品検知手段と、遊戯者の操作により景品が取得されたか否かを検知する景品取得検知手段とを備え、前記制御手段は、前記景品検知手段が検知する景品が連続して所定回数同じである場合であって、前記景品取得検知手段が景品を検知しない場合に次回のゲームにおいて遊戯者が景品を取得する確率が増すようなゲーム設定に変更しゲームを制御する景品取得ゲーム装置である。
【0030】
遊戯者が連続して所定回数同じ景品を狙って操作し、いずれも景品を取得できないでいると、景品を取得する確率が増すので、遊戯者に有利となり興味を持続させることができ、再度のプレイを期待できる。
【0031】
請求項13記載の発明は、筐体内に景品を配置し、遊戯者が所望の景品を狙って行う操作に従って景品取得手段が作動することにより景品を取得する景品取得ゲーム装置における設定制御方法において、遊戯者の操作終了時のゲーム状態を検知し、検知したゲーム状態がゲームを不成功に至らしめ、かつ連続して所定回数略同じ状態であるか否かを判定し、判定結果が連続して所定回数略同じゲーム状態であると判定したとき次回のゲームで遊戯者に有利に設定を変更する景品取得ゲーム装置の制御方法である。
【0032】
遊戯者の操作終了時のゲーム状態は、遊戯者が狙った景品を景品取得手段が取りに行く状態にあり、連続して同じゲーム状態にあるときは同じ景品を繰り返し狙っていることであり、所定回数同じ景品を狙っていずれもが景品取得に成功しないと判定されると、次回のゲームで遊戯者に有利に設定を変更するので、景品取得に成功する可能性が高くなり、興味を持続させることができ、再度のプレイを期待できる。
【0033】
【発明の実施の形態】
以下本発明に係る一実施の形態について図1ないし図10に基づき説明する。
図1は本実施の形態の景品取得ゲーム装置1の全体外観図である。
【0034】
縦長の筐体2の正面に、左右に大きな開口を有し、透明板3がそれぞれ張設されており、その内部にキーホルダー4が鉛直平面に沿って上下左右に亘って多数配列されている。
各開口のキーホルダー4と透明板3との間の空間には、それぞれ1個の景品取得手段である係止解除部材5が上下左右に移動自在に支持されている。
【0035】
筐体2の正面で左右の透明板3の下方位置に操作盤6,7が突設されており、各操作盤6,7に2個ずつ押しボタンが配設されており、左側操作盤6には左側に上昇ボタン8,右側に右走行ボタン9が左右に配列され、右側操作盤7には左側に上昇ボタン10,右側に左走行ボタン11が左右に配列されている。
【0036】
左右の操舵盤6,7の間には、コイン投入口12,13が左右に設けられている。
各操舵盤6,7の下方にはそれぞれ景品払出し口14,15が開口している。
したがって2人の遊戯者が各操作盤6,7の前で同時にプレイすることができる。
【0037】
遊戯者は、コインをコイン投入口12,13に投入し、上昇ボタン8,10と右走行ボタン9または左走行ボタン11を操作して係止解除部材5を所望位置まで移動して係止解除部材5によりキーホルダー4の係止を解除して景品払出し口14,15に落下させ、払出しを受けるようにプレイすることになる。
【0038】
なおキーホルダー4の各景品払出し口14,15への落下途中にそれぞれキーホルダー4を検知する景品排出センサ16を備えており、景品が取得されたことを確認することができる。
【0039】
キーホルダー4は、図2に示すようにボールチェーン20とキャラクタ人形等の景品21とからなり、ボールチェーン20は複数のボール20aが連結されたもので、端部にジョイント20bが接続されており、景品21に突設された環状の突起21aにボールチェーン20を自由端部20c側から通し、ジョイント20bで突起21aに係止させている。
ボールチェーンは金属ボールを連結したものでなくプラスチック製でボールが連続して一体的に形成されたものでもよい。
なおジョイント20bにボールチェーン20の自由端部20cのボールを結合するとボールチェーン20はリングを構成することができる。
【0040】
一方筐体2内では左右長尺の保持手段であるチップホルダー25が上下複数段に亘って架設されており、各チップホルダー25は図3に示すように上面が前方に向かって斜め下方に傾斜しており、左右方向に亘って複数の円形の嵌合孔26が穿設され、側縁から斜めに嵌合孔26に切り込み27が形成されている。
嵌合孔26の下面開口縁は内側に向けフランジ26aが形成されており、係止片である円板状のチップ22が上から嵌合してフランジ26aで保持される(図4参照)。
【0041】
チップ22は、プラスチック製で弾性を有し、図2に図示するように円板の中央に小孔23が穿設され、周縁から小孔23に切り込み24が形成されている。
小孔23は、ボールチェーン20のボール20aの径より若干小さい径をしており、切り込み24からボールチェーン20を挿入して、図2に示すように小孔23にボール20aを係止させることができる。
なおチップを使用しなくても景品を係止できるような形状にチップホルダーを構成してもよい。
【0042】
このようにボールチェーン20の途中を係止したチップ22を、チップホルダー25の嵌合孔26に嵌合保持させる。
このときチップホルダー25の切り込み27からボールチェーン20を挿入する。
【0043】
こうしてチップホルダー25にチップ22が保持されると、図3および図4に示すように嵌合孔26に嵌合されたチップ22の小孔23からボールチェーン20が下方に延びて下端に景品21が吊り下げられ、チップ22に係止されたボール20aから自由端部20cまでの残りのボールチェーン20は、チップホルダー25の上面に沿って前方に延出して遊戯者によく見える状態に支持される。
【0044】
したがって上記のように吊設されたキーホルダー4の景品21側のボールチェーン20が下方に引っ張られると、チップ22の小孔23に係止されていたボールチェーン20のボール20aが、小孔23を弾性変形により拡径して通過し、その際ボール20aが通過直後にチップ22は弾性復帰し、その復帰時クリック音がある。
順次ボール20aが小孔23を通過するときの断続的なクリック音は遊戯者に快い響きを与えゲームをより快適に楽しむようにすることができる。
【0045】
こうして順次ボール20aが小孔23を通過し、最後の自由端部20cのボール20aが通過するとキーホルダー4は係止が解除され落下する。
したがってチップ22に係止されたボール20aから自由端部20cのボール20aまでのボールチェーン20の長さが長い程、キーホルダー4を落下させることが難しく、逆に短い程落下させ易いことになる。
【0046】
すなわち遊戯者は、チップ22からチップホルダー22の上面に沿って手前に延びたボールチェーン20の長さを見て、当該キーホルダー4が取り出し易いか否かを容易に判断することができる。
【0047】
なおキーホルダー4のボールチェーン20は、チップ22の小孔23より若干大きい径の通常の紐を用いることもでき、チップ22の小孔23に紐を挿入すると、摩擦力により係止され、紐を引っ張ると抜くこともできる。
その他景品を吊持できる手段であれば利用できる。
【0048】
このキーホルダー4のボールチェーン20を下方に引っ張りチップ22から外すのは、係止解除部材5であり、この係止解除部材5およびその駆動機構を図5および図6に図示し説明する。
係止解除部材5のケース30からは、景品21の配列された奥側に伸縮自在にフォーク31を突出させており、フォーク31の先端は楔状に切り込み31aが形成されている。
【0049】
かかるケース30を角筒状のガイドポール32が上下に貫いており、同ガイドポール32は、上下にスライダー33,33を有し、同スライダー33,33は左右方向に指向して敷設されたガイドレール34,34に摺動自在に嵌合されている。
【0050】
ガイドレール32,32内に架設されたネジ棒35,35がスライダー33,33に貫通螺合しており、水平移動用モータ50(図5に図示せず)によりネジ棒35,35が回動すると、スライダー32,32はガイドレール34,34に案内されて等速で同一方向摺動するので、ガイドポール32は係止解除部材5とともに左右に移動する。
【0051】
角筒状のガイドポール32は、フォーク31側の辺に縦に長尺に開口を有し、ガイドポール32内にローラ37を介してスライダー36が昇降自在に介装されており、同スライダー36から突出したブラケット38がガイドポール32の開口から突出してケース30を支持している。
【0052】
ガイドポール32内に上下を回動自在に支持されてネジ棒39が架設されており、同ネジ棒39はスライダー36を貫通螺合しており、同ネジ棒39を鉛直移動用モータ40が回動するようになっている。
したがって同鉛直移動用モータ40の駆動でネジ棒39が回動されると、スライダー36がガイドポール32に案内されて上下に摺動し、ともにケース30も昇降する。
【0053】
ブラケット38の上下にはプーリ41,42が軸支され、ブラケット38の一部が突出した部分には揺動バー43が枢支され、揺動バー43の上端にはプーリ44が軸支され、下端には前後に伸縮自在に支持されたフォーク31の基端部が枢支されている。揺動バー43の上端はスプリング45により筐体2の奥側に付勢されていて、通常図6に実線で示すように揺動バー43の下端に枢支されたフォーク31は引っ込んだ状態にある。
【0054】
そしてガイドポール32の上端の上側スライダー33に一端を固着されたワイヤー46がガイドポール32に沿って下方に延び、前記プーリ41に巻き掛けられて水平に方向を変え、次いで揺動バー43の上端のプーリ44に巻き掛けられて方向を逆に変えプーリ42に巻き掛けられて下方にガイドポール32に沿って延び、下端は下側スライダー33に載るソレノイド47のロッド47aに固着されている。
なおソレノイドの代わりにモータを用いることもできる。
【0055】
したがって鉛直移動用モータ40の駆動でケース30が昇降して、一体にフォーク駆動機構が昇降しても揺動バー43はスプリング45に付勢されて図6に実線で示す状態を維持し、フォーク31は引っ込んだ状態にある。
【0056】
そしてフォーク駆動機構が上下どの高さにあっても、ソレノイド47が駆動してワイヤー46を下方に引っ張ると前方に突出したプーリ44をスプリング45に抗して後方に移動させ、したがって図6に2点鎖線で示すように揺動バー43を揺動してフォーク31を前方に伸長させることができ,フォーク31の先端部は前記チップホルダー25に吊設されたキーホルダー4のボールチェーン20に届く。
以上のように係止解除部材5は、鉛直移動用モータ40の駆動で昇降し、ソレノイド47の駆動でフォーク31を伸長させる。
【0057】
係止解除部材5はホームポジションを有し、ゲーム開始前は左側係止解除部材5は左下方の隅のホームポジションに位置し、右側係止解除部材5は右下方の隅のホームポジションに位置する。
【0058】
左側の操作盤6において遊戯者が上昇ボタン8を押すと、押している間係止解除部材5は上昇し、右走行ボタン9を押すと、押している間係止解除部材5は右方向に移動する。
【0059】
したがって遊戯者は、上昇ボタン8と右走行ボタン9とを順に操作して狙ったキーホルダー4に対応する位置まで係止解除部材5を移動させることになる。
右走行ボタン9を押すのを終え、離したところで係止解除部材5は停止し、自動的にソレノイド47の駆動でフォーク31が伸長する。
【0060】
その後鉛直移動用モータ40の駆動で係止解除部材5は通常所定の降下量だけ下降する。
すなわちフォーク31が伸長した状態で一定距離下降し、その後フォーク31は引っ込む。
【0061】
上昇ボタン8と右走行ボタン9との操作で、狙ったキーホルダー4に対応した適切な位置(特に該キーホルダー4におけるボールチェーン20の景品21との付け根部分にフォーク31が対向する位置)に停止したときは、図7に示すように伸長したフォーク31はボールチェーン20を楔状の切り込み31aに挟み、その直下に景品21が位置することになり、よってフォーク31が一定降下量下降することで、景品21がフォーク31により押し下げられ、ボールチェーン20を下方に引っ張る。
【0062】
その際ボールチェーン20のボール20aが順次チップ22の小孔23を通過してクリック音を発し、ボールチェーン20がこの一定距離の引っ張りでチップ22の小孔23を抜けきると、キーホルダー4は係止が解除され落下するが、抜けきらないとなおチップ22に係止されて吊設されたままである。
【0063】
しかしボールチェーン20はある程度引っ張られたことで、チップ22から自由端部20cまでの未だチップ22の小孔23を通過していないボール20aが少なくなって次回係止解除される可能性が高くなっている。
【0064】
一回のプレイでボールチェーン20を引っ張ることができる最大量は通常決まっているので、チップホルダー25に吊設されたキーホルダー4のチップ22から自由端部20cまでのボールチェーン20の長さが短いもの程、係止解除の可能性が高く取り出し易い。
【0065】
そこで遊戯者はこのボールチェーン20の残りの長さすなわち取り出しの難易度を考慮して自ら狙うキーホルダー4を決め、有利にゲームを進めることができる。
【0066】
また遊戯者が同じ景品21を繰り返し狙ってプレイして結局取り出すことができないことが、特に初心者に多く、プレイする意欲を殺ぐことになるので、本景品取得ゲーム装置1の場合、それに対処する制御がなされるようになっている。
【0067】
本景品取得ゲーム装置1の制御系のブロック図を図8に示す。
なお左右一対の操作盤6,7があるが、いずれの操作盤6,7でも同じ制御がなされるので、左側の操作盤6により制御される場合について説明する。
【0068】
本景品取得ゲーム装置1は、マイクロコンピュータ51により制御されるもので、そのゲーム設定制御は機能別に移動制御手段52,停止位置を検知するゲーム状態検知手段53,特別ゲーム判定手段54,ゲーム設定変更手段55などがある。
【0069】
移動制御手段52は、遊戯者が操作する上昇ボタン8や右走行ボタン9からの信号を入力して信号処理しモータドライバ56,57に制御信号を出力し、モータドライバ56,57により鉛直移動用モータ40,水平移動用モータ50が駆動されて係止解除部材5を上下左右に移動制御する。
【0070】
なお移動制御手段52は、ソレノイドドライバ58にも制御信号を出力しソレノイド47を駆動しフォーク31の伸縮制御も行なう。
【0071】
ゲーム状態検知手段53は、移動制御手段52の信号処理情報から上昇および右方向に移動する係止解除部材5の停止位置を検知する手段である。
なお鉛直移動用モータ40や水平移動用モータ50にロータリエンコーダを取り付けて、そのロータリエンコーダの信号をもとに係止解除部材5の停止位置を検知することもできる。
また上昇ボタン8と右走行ボタン9をそれぞれ押している時間を計測したり、別の装置で係止解除部材5の停止位置を検知してもよい。
【0072】
特別ゲーム判定手段54は、ゲーム状態検知手段53からの係止解除部材5の停止位置情報と前記景品排出センサ16からの景品排出を検知する信号情報に基づいて特別ゲームへの条件が満足されたか否かを判定する手段である。
【0073】
ゲーム設定変更手段55は、この特別ゲーム判定手段54の判定結果を受けて特別ゲームへの条件が満足されているときは、ゲームの設定を変更する。
このゲーム設定変更手段55によるゲームの設定変更があると、変更された設定の下で移動制御手段52が係止解除部材5の移動制御を行う。
【0074】
本ゲーム設定制御において特別ゲーム判定手段54が判定する特別ゲームへの条件は、係止解除部材5の停止位置が連続して5回以上同じ水平範囲内にあり、そのいずれの回も景品取得に失敗していることである。
【0075】
そしてゲーム設定変更手段55は、係止解除部材5が停止した後フォーク31を伸長した状態で下降する降下量を通常のゲームより大きい設定に変更して特別ゲーム状態とする。
【0076】
特別ゲームでは、フォーク31が伸長してボールチェーン20を挟み下方へ引っ張る降下量が大きいので、キーホルダー4の係止を解除する可能性が高く、景品を取得し易くなっていて遊戯者に有利となっている。
【0077】
以下走行制御の動作手順を図9のフローチャートに示し、設定制御の動作手順を図10のフローチャートに示して説明する。
まず図9を参照して走行制御について説明する。
【0078】
ゲームが開始すると(ステップ1)、まず遊戯者は上昇ボタン8を押して(ステップ2)、押している間係止解除部材5を上昇させ(ステップ3)、狙った景品21の上部位置と同じ高さ(鉛直位置)と思われるところで上昇ボタン8を放すと(ステップ4)、上昇走行を停止する。
【0079】
次に右走行ボタン9を押して(ステップ5)、押している間係止解除部材5を右走行させ(ステップ6)、狙った景品21と同じ水平位置と思われるところで右走行ボタン9を放すと(ステップ7)、右走行を停止する。
【0080】
こうして遊戯者による操作で移動した係止解除部材5が停止すると、自動的にソレノイド47を駆動してフォーク31を伸長し(ステップ8)、設定されている降下量だけ係止解除部材5とともにフォーク31を下降する(ステップ9)。
【0081】
ここでフォーク31の位置が適切な位置にあれば狙っていたキーホルダー4を落下させ取得することができるが、適切な位置にないとキーホルダー4を取得できない。
【0082】
そしてステップ10でフォーク31を収縮し、ステップ11で鉛直移動用モータ40,水平移動用モータ50を駆動して係止解除部材5をホームポジションに帰還させる。
【0083】
一方で図10に示す設定制御ルーチンでは、遊戯者による操作が終了したのを検知すると(ステップ21)、係止解除部材5の停止位置を検知し(ステップ22)、その停止位置を記憶し(ステップ23)、前回の停止位置の所定水平範囲内に今回の停止位置が入っているか否かを判別する(ステップ24)。
【0084】
すなわち前回と同じ景品を狙っているか否かを判別する。
所定水平範囲内に今回の停止位置が入っていなければ前回とは別の景品を狙っているとしてステップ25に進んでカウント値nを0としてステップ27に進み、所定水平範囲内に入っていれば前回と同じ景品を狙っているとしてステップ26に飛んでカウント値nをインクリメントして1だけ増やしてステップ27に進む。
【0085】
ステップ27では景品排出センサ16が景品を検知して景品取得に成功したか否かを判別し、成功した場合はステップ28に進んでカウント値nを0としてステップ29に進み、不成功の場合はそのままステップ29に進む。
【0086】
したがって毎回連続して同じ景品21を狙って操作した結果係止解除部材5が停止した位置が所定水平範囲内にあってそのいずれの回も景品取得が成功しないときは、ステップ24,26,27,29のルートを通り、カウント値nが増加する。
【0087】
ステップ29ではこのカウント値nが5以上となったか否かを判別し、5未満のときはステップ30に進んで係止解除部材5の降下量を通常設定として通常ゲームとし、5以上となったときはステップ31に進んで降下量を大きく設定し遊戯者に有利な特別ゲームとする。
【0088】
次回のゲームは、今回ステップ30で通常ゲームとされたときは通常ゲームとなり、ステップ31で特別ゲームとされたときは特別ゲームとされる。
【0089】
したがって遊戯者が連続して5回同じ景品21を狙って操作したが、いずれの回も成功しなかったときは、6回目のゲームは特別ゲームとされ係止解除部材5の降下量が大きく設定されるので、キーホルダー4を落として取得する可能性が高くなり遊戯者に有利となる。
【0090】
連続して5回同じ景品を狙ってプレイした結果がいずれも不成功であるときは6回目は景品取得に成功しやすくゲームを設定し、遊戯者が興味を失うのを防止し再度本景品取得ゲーム装置1でプレイするよう仕向けることができる。
【0091】
なお6回目以降も同じ景品を狙って成功しなかったときは成功するまで(ただし回数に限度を設けている)特別ゲームが継続するようにしているが、6回目も成功しなかったときはカウント値nを0にして通常ゲームに戻すようにしてもよい。
さらに特別ゲームへの移行を連続して5回同じ景品を狙ったとしたが、5回に限らず何回でも適当な回数に設定してもよい。
【0092】
以上の実施の形態では特別ゲームとして係止解除部材5の降下量を大きくしたが、他に係止解除部材5の移動速度を遅くして所望の景品21を狙い易くしてもよい。
【0093】
また前記実施の形態では遊戯者の操作により係止解除部材5を移動させることができるのは上昇方向と右走行方向のみであったが、特別ゲームでは逆方向に1回あるいは所定回数往復移動させたり、所定時間往復移動させることができるようにしても所望の景品21を狙い易くすることができる。
【0094】
さらに前記実施の形態では遊戯者の操作終了時の係止解除部材5の停止位置をゲーム状態検知手段53が移動制御手段52の情報をもとに検知していたが、停止位置を検知するのではなく、狙った景品21を識別して前回と同じ景品21を狙ったか否かを判定してもよい。
そのため景品21内に非接触タグ(RFID:Radio Frequency Identification)を埋め込み、係止解除部材5にアンテナユニットを設けて係止解除部材5の停止位置で最も近い景品21を識別するものである。
【0095】
非接触タグはチップホルダー25の各切り込み27の近傍にそれぞれ取付けてもよい。
なお特別ゲームになったときは、液晶やLEDなどを点灯・点滅させたり、音声を発生させたりして特別ゲームになったことを遊戯者に告知するようにしてもよい。
【0096】
次に別の実施の形態について図11ないし図13に基づき説明する。
図8は、本実施の形態に係る景品取得ゲーム装置69の筐体内部の様子を示した概略図である。
回転する円筒状筒体70の外周面に、チップホルダー71が周方向に亘って突設されており、同環状のチップホルダー71は上下に複数段形成されている。
【0097】
このチップホルダー71は、図12に図示するように上面が斜めに傾斜してテーパしており、その上面に筒体70の外周面から周縁の途中までチップ75の外径と略等しい幅の嵌合溝72が、複数周方向に亘って形成されている。
【0098】
各嵌合溝72からは、遠心方向に溝条73が周縁まで形成されるとともに、嵌合溝72から斜めに周縁まで切り込み74が形成され、切り込み75は嵌合溝72の底壁の中央まで達している。
【0099】
なお筒体70の嵌合溝72と接する部分は開口70aが形成されていて、キーホルダー76から解放されたチップ75を嵌合溝72の沿って移動して開口70aに挿入して簡単に回収できるようにしている。
【0100】
かかるチップホルダー71の嵌合溝72に嵌合保持されるチップ75およびキーホルダー76は、前記実施の形態におけるものと同じものであり、キーホルダー76のボールチェーン77の途中に係止されたチップ75を嵌合溝72に嵌合させるが、このときチップホルダー25の切り込み74からボールチェーン77を挿入する。
【0101】
こうしてチップホルダー71にチップ75が保持されると、図11および図12に示すように嵌合溝72の端部に嵌合されたチップ75の小孔からボールチェーン77が下方に延びて下端に景品78が吊り下げられ、チップ75に係止されたボールから自由端部のボールまでの残りのボールチェーン77は、チップホルダー71の溝条73に沿って前方に延出して遊戯者によく見える状態に支持される。
【0102】
したがって複数のキーホルダー76は、上下複数段に形成された各チップホルダー71から吊り下げられて筒体70の外周面の沿って配列される。
この外周囲所定位置に係止解除部材80が、上下方向にのみ昇降可能に配設されている。
【0103】
該係止解除部材80からは筒体70側に向かって掴持部材81が伸縮自在に突設されており、同掴持部材81は、左右のアームが開閉自在で、景品78を掴むことができるものである(図13参照)。
【0104】
本景品取得ゲーム装置69は、その他図示されないが、遊戯者が操作する上昇ボタンおよび掴みボタン等が備えられている。
チップホルダー71に吊設されたキーホルダー76は、筒体70と一緒に旋回しており、遊戯者はあるキーホルダー76に狙いを定めると、上昇ボタンを操作して当該キーホルダー76の景品78と同じ高さに掴持部材81がくるように係止解除部材80を上昇させ、次いで図13の▲1▼に示すように旋回してくる当該景品78を捕らえる適切なタイミングで、掴みボタンを押し、掴持部材81を伸長させて景品78を掴むようにする(図13の▲2▼参照)。
【0105】
掴持部材81は、自動的に引っ込み、うまく景品78を掴んでいれば、図13の▲3▼に示すようにボールチェーン77のチップ75に係止された部分は旋回して行き、景品78は掴持部材81に掴まれて引っ込むので、ボールチェーン77は下方に引っ張られることになり、したがってボールチェーン77のボールが順次チップ75の小孔をクリック音を発しながら通過していき、最後に自由端部のボールが通過したところでチップ75による係止が解除され、その後掴持部材81による景品78の掴持も解除されキーホルダー76は落下して払出しされる。
【0106】
しかし掴持部材81が景品78を掴みに行ってから所定時間でアームは開くので、アームが開くまでにボールチェーン77がチップ75の係止から解除されないと、掴持部材81は折角掴んだ景品78を放してしまい該キーホルダー76の払出しはない。すなわちチップホルダー76に吊設されたキーホルダー76のチップ75から自由端部までのボールチェーン77の長さが短いもの程、係止解除の可能性が高く取り出し易いことになり、そこで遊戯者はこのボールチェーン77の残りの長さすなわち取り出しの難易度を考慮して自ら狙うキーホルダー78を決めることができる。
【0107】
したがって好みの景品78の付いたキーホルダー76がチップ75から自由端部までのボールチェーン77の長さを僅かに残しているような場合には、特にゲームをしたくなるよう仕向けられることになる。
【0108】
また掴持部材81は景品78を確実に掴んでいないと、ボールチェーン77を引っ張っている途中で景品78を外してしまうことがあり、確実に掴む必要があり、そのため遊戯者は掴持部材81を所要の高さに正確に移動操作するとともに、旋回する景品に対して掴持部材81を伸長させるタイミングを正確に行う必要があり、ゲーム性に優れている。
【0109】
このようにゲーム性に優れていることから、逆に初心者などには容易に景品を取得できないこともあり、そこで本実施の形態の景品取得ゲーム装置69では以下の制御を行っている。
【0110】
図13の▲1▼ないし▲2▼の間で掴みボタンを押した時点での筒体70の回転角度と係止解除部材80の上昇位置から掴持部材81が対向したチップホルダー71の箇所を検知し、連続して5回同じ箇所(ある範囲内)を狙って操作したかを判定し、いずれの回も景品取得に成功しなかったときに次回を特別ゲームとする。
【0111】
この景品取得ゲーム装置69における特別ゲームは、旋回してくる景品78を取りに行く掴持部材81の伸長速度を速くする。
掴持部材81の伸長速度を速くすることは、遊戯者にとっては旋回してくる景品78を取りに行くタイミングを捕らえ易くし景品78を取得し易くすることになり遊戯者に有利となる。
【0112】
したがって遊戯者が同じ景品78を狙って連続して5回プレイしたが、いずれも当該景品78が取得できなかったときは、6回目を特別ゲームとして遊戯者に有利な設定として景品を取り易くする。
【0113】
また本景品取得ゲーム装置69では特別ゲームにおいて掴持部材81の掴持力を強くしてもよい。
更には掴持部材81のほかに景品78をより簡単に捕らえることができる捕捉部材などを用意して特別ゲームでは該捕捉部材を使うようにしてもよい。
【0114】
上記景品取得ゲーム装置69ではチップホルダー71が上下に複数段設けられたものであったが、1段だけにし、遊戯者がボタン操作で係止解除部材80を伸長させて景品を取りに行くようにしてもよい。
あるいはボタン操作でハンマーを振り下ろして景品の載っている台を傾斜させて落下させて景品を取得するようにしてもよい。
【0115】
景品が1段で配列される場合は、景品取得手段の移動操作は不要であり、その停止位置を検知する手段も不要である。
【0116】
本発明は、前記2つの景品取得ゲーム装置1,69のほかに、筐体に多数置かれた景品の1つを狙って遊戯者が景品取得手段を操縦して掴み取る景品取得ゲーム装置その他の景品取得ゲーム装置に適用することができる。
【0117】
なお1回のプレイが100円と設定されたゲームで、遊戯者が500円を投入すると連続して6回プレイできるような場合に、500円が投入された場合にのみ前記特別ゲームが行えるゲーム設定にしてもよい。
さらにコインが投入される間隔が短い(例えば2秒)場合にのみ、同じ遊戯者が連続してプレイしているとして、前記特別ゲームが行えるゲーム設定にしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る景品取得ゲーム装置の全体外観図である。
【図2】キーホルダーの外観図である。
【図3】チップホルダーおよびキーホルダーの斜視図である。
【図4】図3において III−III 線に沿って切断した断面図である。
【図5】係止解除部材の駆動機構を示す一部省略した斜視図である。
【図6】同駆動機構の一部省略した要部側面図である。
【図7】キーホルダーの係止を解除する機構を説明するための説明図である。
【図8】同景品取得ゲーム装置の制御系のブロック図である。
【図9】走行制御の動作手順を示すフローチャートである。
【図10】設定制御の動作手順を示すフローチャートである。
【図11】さらに別の実施の形態に係る景品取りゲーム装置の筐体内部の様子を示した概略図である。
【図12】同装置のチップホルダーおよびキーホルダーの斜視図である。
【図13】同装置の係止解除部材の動きを示す上面図である。
【符号の説明】
1…景品取得ゲーム装置、2…筐体、3…透明板、4…キーホルダー、5…係止解除部材、6,7…操作盤、8…上昇ボタン、9…右走行ボタン、10…上昇ボタン、11…左走行ボタン、12,13…コイン投入口、14,15…景品払出し口、16…景品排出センサ、
20…ボールチェーン、21…景品、22…チップ、23…チップ、24…切り込み、25…チップホルダー、26…嵌合孔、27…切り込み、
30…ケース、31…フォーク、32…ガイドポール、33…スライダー、34…ガイドレール、35…ネジ棒、36…スライダー、37…ローラ、38…ブラケット、39…ネジ棒、40…鉛直移動用モータ、41,42…プーリ、43…揺動バー、44…プーリ、45…スプリング、46…ワイヤー、47…ソレノイド、
50…水平移動用モータ、51…マイクロコンピュータ、52…移動制御手段、53…ゲーム状態検知手段、54…特別ゲーム判定手段、55…ゲーム設定変更手段、
69…景品取得ゲーム装置、70…筒体、71…チップホルダー、72…嵌合溝、73…溝条、74…切り込み、75…チップ、76…キーホルダー、77…ボールチェーン、78…景品、80…係止解除部材、81…掴持部材。
Claims (13)
- 筐体内に景品を配置し、遊戯者が所望の景品を狙って行う操作に従って景品取得手段が作動することにより景品を取得する景品取得ゲーム装置において、
遊戯者の操作終了時のゲームの状態を検知するゲーム状態検知手段と、
前記ゲーム状態検知手段が検知したゲーム状態が連続して所定回数略同じ状態であるか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段が連続して所定回数略同じゲーム状態であると判定したとき次回のゲームで遊戯者に有利なゲーム設定に変更するゲーム設定変更手段とを備えたことを特徴とする景品取得ゲーム装置。 - 筐体内に景品を配置し、遊戯者が所望の景品を狙って行う操作に従って景品取得手段が作動することにより景品を取得する景品取得ゲーム装置において、
遊戯者の操作終了時のゲームの状態を検知するゲーム状態検知手段と、
前記ゲーム状態検知手段が検知したゲーム状態が景品取得を不成功に至らしめ、かつ連続して所定回数略同じ状態であるか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段が連続して所定回数略同じゲーム状態であると判定したとき次回のゲームで遊戯者に有利なゲーム設定に変更するゲーム設定変更手段とを備えたことを特徴とする景品取得ゲーム装置。 - 筐体内に景品を配置し、遊戯者が所望の景品を狙って行う操作に従って景品取得手段が移動して停止した位置から対応した景品配置平面に景品を自動的に取りに行く景品取得ゲーム装置において、
遊戯者による操作終了時における景品取得手段の停止位置を検知する停止位置検知手段と、
前記停止位置検知手段が検知した景品取得手段の停止位置が景品取得を不成功に至らしめ、かつ連続して所定回数同じ範囲内にあるか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段が連続して所定回数略同じゲーム状態であると判定したとき次回のゲームを特別ゲームとし遊戯者に有利なゲーム設定に変更するゲーム設定変更手段とを備えたことを特徴とする景品取得ゲーム装置。 - 筐体内に景品を配置し、遊戯者が所望の景品を狙って行う操作に従って景品取得手段が移動して停止した位置から対応した景品配置平面に景品を自動的に取りに行く景品取得ゲーム装置において、
遊戯者の操作終了時に景品取得手段が停止した位置から狙った景品を識別できる景品識別手段と、
前記景品識別手段が識別した景品が連続して所定回数同じであるか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段が連続して所定回数同じ景品であると判定したとき次回のゲームを特別ゲームとし遊戯者に有利なゲーム設定に変更するゲーム設定変更手段とを備えたことを特徴とする景品取得ゲーム装置。 - 前記ゲーム設定変更手段は、特別ゲームで前記景品取得手段の移動速度を遅くする設定に変更することを特徴とする請求項3または請求項4記載の景品取得ゲーム装置。
- 前記ゲーム設定変更手段は、特別ゲームで前記景品取得手段を所定回往復移動させることができる設定に変更することを特徴とする請求項3または請求項4記載の景品取得ゲーム装置。
- 前記景品は上下に段をなす棚に吊設され所定距離引き下げられると落下して取得されるよう配置され、
前記景品取得手段は景品を設定降下量引き下げることができ、
前記ゲーム設定変更手段は特別ゲームで前記景品取得手段の降下量をより大きい設定に変更することを特徴とする請求項3または請求項4記載の景品取得ゲーム装置。 - 前記景品取得手段は景品を掴持して取得することができ、
前記ゲーム設定変更手段は特別ゲームで前記景品取得手段の掴持力をより大きく設定を変更することを特徴とする請求項3または請求項4記載の景品取得ゲーム装置。 - 遊戯者の操作により定位置にある景品取得手段に対応する位置を複数の景品が順次繰り返し通過し遊戯者の操作により前記景品取得手段が作動して対応する位置を通過する景品を取得する景品取得ゲーム装置において、
遊戯者の操作終了時の景品取得手段が対応する景品を識別する景品識別手段と、
前記景品識別手段が識別した景品が連続して所定回数同じであるか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段が連続して所定回数同じ景品であると判定したとき次回のゲームを特別ゲームとし遊戯者に有利に設定を変更するゲーム設定変更手段とを備えたことを特徴とする景品取得ゲーム装置。 - 前記前記ゲーム設定変更手段は特別ゲームで前記景品取得手段の作動速度をより速くする設定に変更することを特徴とする請求項9記載の景品取得ゲーム装置。
- 遊戯者の操作に応答して景品取得手段が作動して景品を取得する景品取得ゲーム装置において、
遊戯者が景品を取得するために操作する操作手段と、
景品を取得するための景品取得手段と、
ゲームを制御する制御手段と、
ゲーム毎に遊戯者が狙っている景品を検知する景品検知手段とを備え、
前記制御手段は、前記景品検知手段が検知する景品が連続して所定回数同じである場合に次回のゲームにおいて遊戯者が景品を取得する確率が増すようなゲーム設定に変更しゲームを制御することを特徴とする景品取得ゲーム装置。 - 遊戯者の操作に応答して景品取得手段が作動して景品を取得する景品取得ゲーム装置において、
遊戯者が景品を取得するために操作する操作手段と、
景品を取得するための景品取得手段と、
ゲームを制御する制御手段と、
ゲーム毎に遊戯者が狙っている景品を検知する景品検知手段と、
遊戯者の操作により景品が取得されたか否かを検知する景品取得検知手段とを備え、
前記制御手段は、
前記景品検知手段が検知する景品が連続して所定回数同じである場合であって、前記景品取得検知手段が景品を検知しない場合に次回のゲームにおいて遊戯者が景品を取得する確率が増すようなゲーム設定に変更しゲームを制御することを特徴とする景品取得ゲーム装置。 - 筐体内に景品を配置し、遊戯者が所望の景品を狙って行う操作に従って景品取得手段が作動することにより景品を取得する景品取得ゲーム装置における設定制御方法において、
遊戯者の操作終了時のゲーム状態を検知し、
検知したゲーム状態がゲームを不成功に至らしめ、かつ連続して所定回数略同じ状態であるか否かを判定し、
判定結果が連続して所定回数略同じゲーム状態であると判定したとき次回のゲームで遊戯者に有利に設定を変更することを特徴とする景品取得ゲーム装置の制御方法。
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