JP2004105319A - 遊技機 - Google Patents

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Takaaki Ichihara
市原 高明
Shinji Mutsuka
六鹿 真次
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Abstract

【課題】図柄表示部の表示形態が斬新な図柄表示装置を備えた遊技機の提供である。
【解決手段】周面に図柄が描画されて、回転により変動表示する複数の回転ドラムを備えた図柄表示装置が盤面に配置され、該図柄表示装置の図柄表示部に停止表示された図柄の組み合わせが特定図柄の場合に特典を付与する遊技機において、前記図柄表示装置A1 は、一対の截頭円錐形の円錐回転ドラムD,D3 を含み、各円錐回転ドラムD,D3 は、それぞれ截頭面29と底面28との間に位置するテーパー外周面(テーパー周面)29に複数の図柄B1 が描画され、前記一対の円錐回転ドラムD,D3 は、截頭面を遊技盤17の盤面の内側に向けて対向配置されて、そのテーパー外周面32に描画された複数の図柄B1 の一部が前記図柄表示部に表示される構成とする。
【選択図】図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、周面に図柄が描画されて、回転により変動表示する複数の回転ドラムを備えた図柄表示装置が盤面に配置され、該図柄表示装置の図柄表示部に停止表示された図柄の組み合わせが特定図柄の場合に特典を付与する遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、従来のスロットマシンに具備された図柄表示装置の最も一般的な構成は、複数の短円筒状の回転ドラムが横方向に並列配置されて、各回転ドラムの周面に20個前後の図柄が描画されて、遊技機の正面側に達した3図柄程度が透明窓(図柄表示窓)から透視できるようになっている。
【0003】
このように、回転ドラムを備えた従来の図柄表示装置の殆どは、短円筒状の回転ドラム(円筒ドラム)が横方向に並列配置された構成である。このため、各回転ドラムの図柄表示部における表示面は、奥行方向の略同一位置に配置されて横方向に並んだ状態となる。換言すれば、従来の遊技機は、同一形状の短円筒状の回転ドラムに、機種毎に異なるモチーフ、デザインの図柄を描画し、またそれらの図柄に応じた装飾を、回転ドラムの一部を露出させて遊技者の側に臨ませる透視窓部の周囲に施して、遊技者に飽きられないようにしていた。このように、図柄表示装置を備えた遊技機においては、図柄表示装置の表示面自体の改良は殆どなされずに、ドラム周面に描画する図柄のデザインや、窓部の周囲の装飾を機種毎に変える等していたのが実情である(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−52535号公報の図9
【0005】
数多くの機種が市場に投じられる近年において、上記のような図柄及び透視窓部の周囲の装飾の変更だけでは、遊技者に新鮮な印象を与えるのが困難になりつつある。そのため、図柄表示部の従来にない新たな表示形態が望まれていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、図柄表示部の表示形態が斬新な図柄表示装置を備えた遊技機の提供である。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するための請求項1の発明は、周面に図柄が描画されて、回転により変動表示する複数の回転ドラムを備えた図柄表示装置が盤面に配置され、該図柄表示装置の図柄表示部に停止表示された図柄の組み合せが特定図柄の場合に特典を付与する遊技機において、前記図柄表示装置は、一対の截頭円錐形の円錐回転ドラムを含み、各円錐回転ドラムは、それぞれ截頭面と底面との間に位置するテーパー周面に複数の図柄が描画され、前記一対の円錐回転ドラムは、截頭面を遊技盤面の内側に向けて対向配置されて、そのテーパー周面に描画された複数の図柄の一部が前記図柄表示部に表示される構成であることを特徴としている。ここで、本明細書における「截頭円錐形」とは、その内部が中実の本来の形状は勿論のこと、内部が中空の筒状のものも含まれる。そして、後者の中空筒状の「截頭円錐形」においては、底面及び截頭面は、いずれも中空部位を示すことになる。
【0008】
請求項1の発明によれば、従来の円筒回転ドラムを複数個並べて構成した図柄表示装置を備える遊技機では、各円筒回転ドラムの図柄表示部における表示面は、奥行方向の略同一位置に配置されて横方向に並んだ平面状態となる。これに対して、本発明の図柄表示装置においては、截頭面を遊技盤面の内側に向けて対向配置された一対の円錐回転ドラムを備えているので、一対の円錐回転ドラムの図柄表示部における表示面は、奥行方向に沿って異なる位置に配置されることとなる。よって、一対の円錐回転ドラムを含む複数の回転ドラムで構成される図柄表示装置の表示面は、立体形状となって、立体感を有する斬新な表示態様で図柄変動を行える。
【0009】
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記図柄表示装置は、少なくとも一対の円錐回転ドラムと、該一対の円錐回転ドラムの間に配設された円筒回転ドラムとで構成されることを特徴としている。
【0010】
請求項2の発明によれば、請求項1の発明の上記作用効果に加えて、一対の円錐回転ドラムと1個の円筒回転ドラムとを上記のように配設すると、各円錐回転ドラムの表示面が遊技者の側を向くので、図柄が見易くなる。
【0011】
また、請求項3の発明は、請求項1の発明において、前記図柄表示装置は、少なくとも一対の円錐回転ドラムと、該一対の円錐回転ドラムの間に配設されて、図柄を画面に表示する画面表示体とで構成されることを特徴としている。
【0012】
請求項3の発明によれば、請求項1の発明の上記作用効果に加えて、図柄表示装置が、機械的動作による回転により図柄を変動させる円錐回転ドラムと、図柄が画面上で変動表示する画面表示体との異種構造の表示体で構成されるため、表示面が立体的になるのに加えて、図柄が二種の異なる表示形態で表示されることにより、一層斬新な図柄表示を行える。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、実施形態を挙げて、本発明について更に詳細に説明する。図1は、本発明に係るスロットマシンMの正面図であり、図2は、スロットマシンMの図柄表示装置A1 を構成する3個の回転ドラムD1 〜D3 の回転支持構造を主体に示す概略断面図である。
【0014】
図1において、スロットマシンMの前面側に設けられたフロントドア1の上端部には、遊技方法等を説明する案内部2が配置され、該案内部2の下方であって前記フロントドア1の中央部には、図柄の表示を行う図柄表示部3が配置され、更に、前記図柄表示部3の下方には、遊技操作を行うのに必要な各種ボタン等から成る操作部4が配置されている。また、フロントドア1の下端部には、遊技の結果「当り」となって払い出されたコイン、或いは遊技の最初に遊技者が購入したコインを貯留させるための受皿20が設けられている。なお、操作部4と受皿20との間の広いスペースは、遊技には直接に関連しない装飾部5となっている。
【0015】
また、前記図柄表示部3には、外周面に異なる多数の図柄が連続して描画された3つの回転ドラムD,D,D3 が横方向に並んで配置されている。前記操作部4には、1回のスロットゲームで掛けるコインの枚数(掛数)を設定するためのベットボタン6,7,8、クレジットしているコインの返却を求める貯留球清算ボタン9、各回転ドラムD,D,D3 を回転始動させるための始動レバー11、回転中の各回転ドラムD,D,D3 を個別に停止させるための停止ボタン12,13,14、コインを投入する投入口15等が設けられている。
【0016】
また、3種類の各ベットボタン6,7,8のうち、ベットボタン6は、例えば掛数が1枚であって、中央の1本の水平ラインを有効ライン16とし、ベットボタン7は、例えば掛数が2枚であって、水平の3ラインを有効ライン16とし、更に、ベットボタン8は、例えば掛数が3枚であって、3本の水平ラインと2本の対角線ラインとの5ライン全部を有効ライン16とする。
【0017】
そして、スロットマシンMの遊技を行うには、3種類のベットボタン6,7,8のいずれかを押して、掛数(通常は、掛数が3の「3枚掛け」である)を定め、この「掛数」に対応した枚数のコインを投入口15に投入して、始動レバー11を押すと、各回転ドラムD,D,D3 が回転を開始する。次に、各回転ドラムD,D,D3 に対応する各停止ボタン12,13,14を押して、各回転ドラムD,D,D3 を停止させる。なお、各停止ボタン12,13,14を押す順序は、左側の回転ドラムD,中央の回転ドラムD,右側の回転ドラムD2 の順序で押す(これを「順打ち」と称している)のが通常の遊技である。
【0018】
そして、3つの各回転ドラムD,D,D3 が特定の図柄の組み合わせで前記有効ライン16上に揃って停止して、「役」が成立した場合には、コイン払出口10から受皿20内に所定数のコインが払い出されて貯留される。揃う「役」には、大別して「ボーナス役」と「小役」とがあり、更に、「ボーナス役」には、「ビッグボーナス」と「レギュラーボーナス」との2種類があって、多くのコインが払い出される(後者の「レギュラーボーナス」においても、120枚弱のコインの獲得が可能である)。また、「小役」の場合には、その場で少しのコインが払い出される。
【0019】
次に、3個の回転ドラムD,D,D3 で構成される図柄表示装置A1 について詳細に説明する。図3は、図柄表示装置A1 を構成する3個の回転ドラムD,D,D3 の配置を示す正面図であり、図4は、同じく斜視図である。図1ないし図4に示されるように、図柄表示装置A1 は、円筒回転ドラムD1 と、その両側に配置される截頭円錐状をした一対の円錐回転ドラムD,D3 とで構成される。一対の円錐回転ドラムD,D3 は、底面28と截頭面29とテーパー外周面32とを備えており、その截頭面29を遊技盤17の内側に向けて対向配置され、この一対の截頭円錐状をした円錐回転ドラムD,D3 の間に、円筒回転ドラムD1 が所定の隙間を有して配置されている。このように配置された3個の回転ドラムD,D,D3 は、その軸心を一致させて、横方向に配置されている。
【0020】
また、各回転ドラムD,D,D3 の外周面には、多数の図柄が所定間隔をおいて描画されている。なお、現実の回転ドラムの外周面には、遊技者に興味のある絵柄を含む多種類の図柄が20個前後描画されることが多いが、本発明の説明においては、図示の関係から10個の「数字」を図柄B1 として説明する。中央に配置された円筒回転ドラムD1 は、その外周面31に前記図柄B1 が描画されており、その両側に配置された一対の円錐回転ドラムD,D3 は、そのテーパー外周面32に前記図柄B1 が描画されている。このように、3個の回転ドラムD,D,D3 のうち両側の2個は、截頭円錐状であって、しかも各回転ドラムD,D,D3 の一部が遊技盤17の盤面17aから手前側(遊技者の側)に突出している(図5参照)ために、スロットマシンMの遊技盤17に設けられる図柄表示窓に関しても、中央の図柄表示窓18は、正面形状において縦長方形状であるが、両側の図柄表示窓19は、等脚台形の上辺が遊技盤17の内側を向くように、90°横転させた形状になっている。また、図2に示されるように、一対の円錐回転ドラムD,D3 は、その截頭面29の側に複数本のリブ21が放射状に設けられて、複数のリブ21の中心部のボス22が設けられていると共に、底面28の側は、そのまま開口状態となった構成である。なお、円筒回転ドラムD1 に関しては、その一方の開口面に前記リブ21及びボス22が設けられていて、その他方の開口面は、全面開口となっている。
【0021】
また、各回転ドラムD,D,D3 の回転支持構造は、同一であって、中央に配置された円筒回転ドラムD1 に関しては、L字状をした支持台23の垂直板部23aが、円錐回転ドラムD2 の開口の側方に近接して配置された状態で、水平板部23bが固定され、前記垂直板部23aの内側に軸心を水平にして取付けられたモータ24の駆動軸24aが前記ボス22に連結されている。このように、支持台23の垂直板部23aの内側に取付けられたモータ24は、円筒回転ドラムD1 の内部の空間部に配置されて、該円筒回転ドラムD1 の外側に配置された水平板部23bがフレーム類25に固定されている。また、中央の円筒回転ドラムD1 の両側に配置された一対の円錐回転ドラムD,D3 に関しては、図2に示されるように、支持台23’の垂直板部23’aが各円錐回転ドラムD,D3 の底面28の側の開口の側方に近接して配置され、前記垂直板部23’aの外側に取付けられたモータ24が、各円錐回転ドラムD,D3 の内側の空間部に配置され、その駆動軸24aが、各円錐回転ドラムD,D3 の截頭面29の側に設けられたボス22に連結されている。なお、各円錐回転ドラムD,D3 を回転支持する支持台23’の水平板部23’bは、円錐回転ドラムD,D3 の外側に配置されている。
【0022】
そして、スロットマシンMの遊技を行うには、上記したように、3種類のベットボタン6,7,8のいずれかを押して掛数を定め、この「掛数」に対応した枚数のコインを投入口15に投入して、始動レバー11を押すと、各回転ドラムD,D,D3 が回転を開始する。ここで、図柄表示装置A1 は、円筒回転ドラムD1 の両側に、截頭面29が遊技盤17の内側を向くようにして一対の円錐回転ドラムD,D3 が配置されているために、その図柄表示面は、中央の円筒状の円筒回転ドラムD1 のそれよりも奥行方向に沿って僅かに手前側に配置されて、両側の円錐回転ドラムD,D3 の外周面がいずれも遊技盤17の内側を向いた立体形状となる(図5参照)。このため、遊技者にとって図柄B1 が見易い。
【0023】
また、上記実施形態では、3個の各回転ドラムD,D,D3 の一部は、いずれも遊技盤17の盤面17aから手前側に突出しているために、そのテーパー外周面32に描画された図柄B1 が見易いのに加えて、各円錐回転ドラムD,D3 の一部突出形状そのものが特異な形態であるために、図柄表示装置A1 の図柄表示面が一層斬新となる特徴を有する。なお、図示されていないが、3個の各回転ドラムD,D,D3 の突出部の前面は、わん曲した透明カバー〔図示せず〕で覆われている。
【0024】
また、3個の回転ドラムD,D,D3 の奥行方向の配置は、図6に示されるように、その全てが遊技盤17の盤面よりも背後に配置することも可能であり、この配置構成では、各回転ドラムD,D,D3 の全面に、遊技盤17の盤面と略同一面となる透明カバー26が配置される。
【0025】
引き続いて、本発明の第2実施形態の図柄表示装置A2 について説明する。図7は、図柄表示装置A2 を構成する画面表示体E1 と、その両側に配置された一対の円錐回転ドラムD,D3 との正面図であり、図8は、同じく斜視図である。この図柄表示装置A2 は、前記図柄表示装置A1 において、中央に配置された円筒回転ドラムD1 のみを画面表示体E1 に置換したものであって、画面表示体E1 としては、例えば液晶表示のものが使用され、遊技者が始動レバー11を押すことにより、その平面状の表示面27に複数種類の図柄B2 が順次変動表示されると共に、画面表示体E1 の両側の円錐回転ドラムD,D3 が回転して、テーパー外周面32に描画された図柄B1 が変動表示される。画面表示体E1 は、奥行方向に沿って各円錐回転ドラムD,D3 の回転中心位置に配置されているため、画面表示体E1 の表面の表示面27と、各円錐回転ドラムD,D3 のテーパー外周面32の手前側の図柄表示窓19内に位置する部分とは、奥行方向に沿って大きく隔たっている。
【0026】
そして、画面表示体E1 の図柄B2 と、その両側の円錐回転ドラムD,D3 のテーパー外周面32に描画された図柄B1 とに、停止表示された3個の図柄が、1本の水平ライン又は2本の対角線ラインの計3本の有効ライン34上に特定の組み合わせで揃って、「役」が成立すると、コイン払出口10から受皿20に所定数のコインが払い出されて貯留される。
【0027】
このように、第2実施形態の図柄表示装置A2 は、平面状の画面上で図柄B2 が変動表示する画面表示体E1 と、この画面表示体E1 の両側に配置されて、回転により図柄を変動させる一対の円錐回転ドラムD,D3 との異種構造の表示体の組み合わせによって、各図柄B,B2 が変動表示される。このため、各図柄B,B2 の表示面が立体的になるのに加えて、各図柄B,B2 が二種の異なる表示形態で表示されるために、一層斬新な図柄表示が実現される。
【0028】
次に、更に別の図柄表示装置A3 について説明する。図9及び図10は、それぞれ図柄表示装置A3 の正面図及び平面図である。この図柄表示装置A3 は、画面表示体E2 と、その前面の両側に軸心を交差して配置された一対の円錐回転ドラムD12,D13とで構成される。画面表示体E2 は、前記画面表示体E1 とほぼ同一構成であって、その平面状の表示面に大きな複数の図柄B2 が変動表示される。截頭円錐状をした一対の円錐回転ドラムD12,D13は、その軸心を水平にして、截頭面が遊技盤17の外側を向き、しかも奥行方向に沿って間隔が徐々に狭くなるように、平面視において「ハの字」状に配置されている。
【0029】
また、一対の円錐回転ドラムD12,D13は、透明体で構成されて、そのテーパー内周面33に図柄B3 が描画されている。このため、図柄B3 は、例えば、図柄B3 が描画された透明シールを各円錐ドラムD12,D13のテーパー内周面33に貼り付けることにより描画可能であって、円錐回転ドラムD12,D13のテーパー外周面36からも視認可能となっている。一対の円錐回転ドラムD12,D13のテーパー内周面33に描画された図柄B3 は、前記画面表示体E2 の表示面と略同一面において回転して変動表示されると共に、各円錐回転ドラムD12,D13の外側からは、反転された状態で視認されるため、回転中の全図柄B3 を遊技者に見せることができる。また、各円錐回転ドラムD12,D13は、前記円錐回転ドラムD,D3 と同様にして、その截頭面の外側に配置された支持台に装着されたモータ(いずれも図示せず)に回転可能に支持されている。
【0030】
このため、遊技者が始動レバー11を押すと、画面表示体E2 の図柄B3 が変動表示されると共に、一対の円錐回転ドラムD12,D13のテーパー内周面33に描画された全図柄B3 を、その一部が反転された形態で視認しながら、前記画面表示体E2 の両側の略同一面上において、一対の円錐回転ドラムD12,D13のテーパー内周面に描画された図柄B3 を読み取ることができる。
【0031】
このように、図柄表示装置A3 は、画面表示体E2 の両側に、テーパー周面が透明となった一対の円錐回転ドラムD12,D13が、その截頭面を外側にし、しかも奥側に向けて漸次その幅が狭くなるような平面視で「ハの字」形に配置されているので、そのテーパー内周面33に描画された全図柄B3 を読み取ることができて、この図柄B3 と、画面表示体E2 に変動表示される図柄B2 とが特定の組み合わせとなるべく、スロットマシンMの各停止ボタン12,13,14を押して遊技を行う。このように、図柄表示装置A3 は、その表示が立体的であるのに加えて、回転中の各円錐回転ドラムD12,D13のテーパー内周面33に描画された全図柄B3 を読み取れるために、一層斬新な図柄表示が可能となる。
【0032】
なお、本発明に係る図柄表示装置を組込み可能な遊技機としては、コインで遊技を行う上記スロットマシンの他に、パチンコ球にてスロット遊技を行うパチンコ機、或いは盤面に回転ドラムを配置したパチンコ機等に対しても実施可能である。
【0033】
【発明の効果】
本発明に係る図柄表示装置は、截頭面を遊技盤面の内側に向けて対向配置された截頭円錐状をした一対の円錐回転ドラムを備えていて、この一対の円錐回転ドラムの図柄表示部における表示面は、奥行方向に沿って異なる位置に配置されるために、一対の円錐回転ドラムを含む複数の回転ドラムで構成される図柄表示装置の表示面は、立体形状となって、立体感を有する斬新な表示態様で図柄変動を行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスロットマシンMの正面図である。
【図2】スロットマシンMの図柄表示装置A1 を構成する3個の回転ドラムD1 〜D3 の回転支持構造を主体に示す概略断面図である。
【図3】図柄表示装置A1 を構成する3個の回転ドラムD,D,D3 の配置を示す正面図である。
【図4】同じく斜視図である。
【図5】図柄表示装置A1 を構成する3個の回転ドラムD,D,D3 の一部が前面に突出した状態を示す斜視図である。
【図6】図柄表示装置A1 を構成する3個の回転ドラムD,D,D3 の全てが遊技盤17の遊技面よりも奥側に配置された状態を示す部分平面図である。
【図7】図柄表示装置A2 を構成する画面表示体E1 と、その両側に配置された一対の円錐回転ドラムD,D3 との正面図である。
【図8】同じく斜視図である。
【図9】図柄表示装置A3 の正面図である。
【図10】同じく平面図である。
【符号の説明】
1 〜A3 :図柄表示装置
1 〜B3 :図柄
1 :円筒回転ドラム
,D,D12, D13:円錐回転ドラム
,E2 :画面表示体
M:スロットマシン
17:遊技盤
17a:遊技盤の盤面
28:円錐回転ドラムの底面
29:円錐回転ドラムの截頭面
32,36:テーパー外周面
33:テーパー内周面

Claims (3)

  1. 周面に図柄が描画されて、回転により変動表示する複数の回転ドラムを備えた図柄表示装置が盤面に配置され、該図柄表示装置の図柄表示部に停止表示された図柄の組み合わせが特定図柄の場合に特典を付与する遊技機において、
    前記図柄表示装置は、一対の截頭円錐形の円錐回転ドラムを含み、各円錐回転ドラムは、それぞれ截頭面と底面との間に位置するテーパー周面に複数の図柄が描画され、
    前記一対の円錐回転ドラムは、截頭面を遊技盤面の内側に向けて対向配置されて、そのテーパー周面に描画された複数の図柄の一部が前記図柄表示部に表示される構成であることを特徴とする遊技機。
  2. 前記図柄表示装置は、少なくとも一対の円錐回転ドラムと、該一対の円錐回転ドラムの間に配設された円筒回転ドラムとで構成されることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記図柄表示装置は、少なくとも一対の円錐回転ドラムと、該一対の円錐回転ドラムの間に配設されて、図柄を画面に表示する画面表示体とで構成されることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
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