JP2004104745A - 電気機器の管理方法、管理装置、電気機器、通信装置、そのプログラム、および、電気機器の管理システム - Google Patents

電気機器の管理方法、管理装置、電気機器、通信装置、そのプログラム、および、電気機器の管理システム Download PDF

Info

Publication number
JP2004104745A
JP2004104745A JP2002338516A JP2002338516A JP2004104745A JP 2004104745 A JP2004104745 A JP 2004104745A JP 2002338516 A JP2002338516 A JP 2002338516A JP 2002338516 A JP2002338516 A JP 2002338516A JP 2004104745 A JP2004104745 A JP 2004104745A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric
management
failure information
electrical
failure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002338516A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4149240B2 (ja
Inventor
Hidetaka Mizumaki
水巻 秀隆
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2002338516A priority Critical patent/JP4149240B2/ja
Priority to US10/387,582 priority patent/US7366959B2/en
Publication of JP2004104745A publication Critical patent/JP2004104745A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4149240B2 publication Critical patent/JP4149240B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • G06F11/07Responding to the occurrence of a fault, e.g. fault tolerance
    • G06F11/0703Error or fault processing not based on redundancy, i.e. by taking additional measures to deal with the error or fault not making use of redundancy in operation, in hardware, or in data representation
    • G06F11/0766Error or fault reporting or storing
    • G06F11/0775Content or structure details of the error report, e.g. specific table structure, specific error fields
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • G06F11/07Responding to the occurrence of a fault, e.g. fault tolerance
    • G06F11/0703Error or fault processing not based on redundancy, i.e. by taking additional measures to deal with the error or fault not making use of redundancy in operation, in hardware, or in data representation
    • G06F11/0706Error or fault processing not based on redundancy, i.e. by taking additional measures to deal with the error or fault not making use of redundancy in operation, in hardware, or in data representation the processing taking place on a specific hardware platform or in a specific software environment
    • G06F11/0748Error or fault processing not based on redundancy, i.e. by taking additional measures to deal with the error or fault not making use of redundancy in operation, in hardware, or in data representation the processing taking place on a specific hardware platform or in a specific software environment in a remote unit communicating with a single-box computer node experiencing an error/fault

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Communication Control (AREA)
  • Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)

Abstract

【課題】管理装置に余り負担をかけることなく、電気機器の故障情報を管理可能な電気機器の管理システムを実現する。
【解決手段】管理装置4の通信処理部41は、インターネット3を介して、管理対象となる電気機器2へ故障情報の送信要求を送信する。また、管理装置4のデータベース・マネージャ43は、電気機器2からの故障情報に基づいて、データベース42に蓄積されたデータのうち、当該電気機器2のレコードを更新する。また、管理装置4のタイミング制御部44は、送信要求を送信している電気機器2の数が所定値を超えないように制御する。これにより、管理装置4が各電気機器2の故障情報を一括して管理できるにも拘わらず、各電気機器2が自らの定めるタイミングで故障情報を送信する場合と比較して、管理装置4が受け取る故障情報量のピーク値を抑制でき、管理装置4の負担を軽減できる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネットを介して電気機器の故障情報を管理する電気機器の管理方法、管理装置、電気機器、通信装置、そのプログラム、および、電気機器の管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、インターネットの発展により、電気機器、特にパーソナルコンピュータ及び情報携帯端末等は、各々の機器同士が接続可能となっている。各々の機器間でやり取りされる情報は、文字・映像等の画像情報及び音声情報が一般的である。また、インターネットはブロードバンド化への流れにのり、その回線は、ダイヤルアップ接続から常時接続へと移行しつつある。
【0003】
一方、こうしたインターネット接続の中で、近年、その形態として注目され始めている形態に、家庭用等の電力線をそのインターフェースとして使用した電力線通信システムがある。これは、電気機器に必要な電力を供給する電力線を用いて、インターネットへ接続するシステムであり、例えば、特開平11−275102号公報に、その技術についての開示がなされている。さらに、特開2002−27577号公報には、電気機器への電力供給を制御し、電話回線を通じてインターネットへ接続する技術についての開示がある。
【0004】
また、インターネットの普及に伴なって、上記パーソナルコンピュータや情報携帯端末などの情報処理装置に限らず、例えば、レシピをインターネット経由でダウンロード可能な電子レンジなど、他の電気機器の中にもインターネットに接続可能な電気機器も提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の電気機器は、基本的に、電気機器が正常に動作しているときに、電気機器の使用者の指示に応じて通信しており、電気機器自身の故障発生時には、その使用者が、電気機器の販売店や電気機器の製造元等へ自ら電気機器の故障状況を通報してから、電気機器の故障への対応を依頼している。
【0006】
したがって、電気機器の販売店や電気機器の製造元は、電気機器の使用者からの通報があってはじめて、故障の発生を認識することになり、故障に迅速に対応することが難しくなる。
【0007】
一方、故障発生時に電気機器が自発的に故障の発生を示す電子メールを、電気機器の販売店や製造元に配された管理装置へ送信しようとすると、多くの電気機器を管理する管理装置の場合、各電気機器から同時に電子メールが配送される虞れがある。この場合、管理装置へ到着するデータのデータ量のピーク値、および、管理装置におけるデータの処理量のピーク値が大きくなってしまう。
【0008】
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、管理装置に余り負担をかけることなく、電気機器の故障情報を管理可能な電気機器の管理方法、管理装置、電気機器、通信装置、そのプログラム、および、電気機器の管理システムを実現することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る電気機器の管理方法は、上記課題を解決するために、管理対象とする電気機器に接続された電気機器側の通信装置または管理対象とする電気機器自体へ、管理装置がインターネットを介して電気機器の故障情報の送信要求を送信する要求工程と、上記送信要求に応じて、上記通信装置または電気機器自体が電気機器の故障を示す故障情報を上記管理装置へ返信する返信工程と、上記各電気機器の故障情報の送信要求の送信タイミングを上記管理装置が決定するタイミング決定工程とを含んでいることを特徴としている。
【0010】
上記構成では、返信工程において、電気機器の故障情報がインターネットを介して管理装置に送信される。これにより、各電気機器がインターネットを介して管理装置と通信可能であれば、管理装置は、各電気機器の設置場所に拘わらず、各電気機器の故障情報を管理できる。したがって、管理装置の使用者は、電気機器の使用者からの通報があってはじめて、故障の発生を認識する場合よりも、故障に迅速に対応できる。
【0011】
さらに、各電気機器の故障情報が管理装置からの送信要求に応えて送信され、しかも、上記管理装置が各電気機器の故障情報の送信要求を送信するタイミングを決定しているので、管理装置は、自らが受信する故障情報のデータ量のピーク値を制御できる。したがって、管理装置が各電気機器の故障情報を一括して管理できるにも拘わらず、各電気機器が自らの定めるタイミングで故障情報を送信する場合と比較して、上記データ量のピーク値を抑制できる。この結果、管理装置に余り負担をかけることなく、各電気機器の故障情報を一括して管理できる。これにより、管理装置のハード面での負担を軽くでき、電気機器の管理システムを構築する際のコストを削減できる。
【0012】
なお、管理装置からの送信タイミングは、あくまで管理装置の都合で行えばよく、管理装置は、自らの管理処理能力に余裕のあるときに、対象の電気機器に対し、送信要求を行えばよい。また、管理装置は、送信要求を送信するか否かによって、管理する電気機器を自由に選択できる。したがって、管理装置が管理対象とする電気機器の固体情報を把握し、それぞれの固体情報を参照して、現時間帯の管理対象を特定することによって、時間帯(昼夜間など)に応じて管理対象を変更することが可能となる。より詳細には、例えば、昼間は、オフィス等で動作するパーソナルコンピュータのディスプレイ装置、夜間は、家庭で使用する機会の多いテレビジョン受像機、深夜は、常時接続されている冷蔵庫といったように、時間単位で管理する対象の電気機器を切り替えることができる。このように、管理装置が管理対象となる電気機器を時間帯などの条件に応じて変更することによって、より多くの電気機器を一度に管理できる。
【0013】
上記構成に加えて、上記故障情報には、電気機器を特定可能な固体情報が含まれていてもよい。当該構成では、故障した電気機器の固体を故障情報によって特定できるので、各電気機器の故障情報を解析することによって、管理装置の使用者は、例えば、故障と電気機器の出荷ロットとの因果関係を知ることができる。この結果、生産工程の改善などを正確かつ迅速に行うことができる。
【0014】
さらに、上記構成に加えて、上記故障情報には、上記管理装置が電気機器の故障の有無を判定可能な情報が含まれており、上記管理装置が当該故障情報に基づいて電気機器の故障の有無を判定する判定工程が含まれていてもよい。
【0015】
当該構成では、管理装置が電気機器の故障の有無を判定するので、電気機器側の通信装置または電気機器自体に、電気機器の故障の有無を判定する処理または回路を新たに追加する場合に比べて、電気機器側の通信装置または電気機器の処理量または回路構成を簡略化できる。なお、この場合であっても、送信要求の送信タイミングによって、管理装置が受信する故障情報のデータ処理量のピーク値を、管理装置自身が制御できるので、管理装置での処理量の増大は、余り負担にならない。
【0016】
また、上記判定工程に代えて、上記電気機器側の通信装置または電気機器自体が電気機器の故障の有無を判定する判定工程を含み、上記故障情報には、判定結果が含まれていてもよい。
【0017】
当該構成では、電気機器側の通信装置または電気機器自体が故障の有無を判定するので、管理装置の処理量を削減できると共に、インターネットで伝送されるデータの量を削減できる。
【0018】
さらに、上記各構成に加えて、上記電気機器への制御指示を、上記管理装置がインターネットを介して上記電気機器側の通信装置または電気機器自体へ送信する制御指示工程と、上記電気機器側の通信装置または電気機器自体が、当該制御指示に基づいて電気機器を制御する制御工程とを含んでいてもよい。
【0019】
ここで、制御指示の伝送に必要な部材の大部分は、故障情報の送信要求に必要な部材と共用できるので、故障情報の管理に必要な部材に余り部材を追加することなく、電気機器を遠隔制御できる。
【0020】
さらに、上記構成に加えて、上記要求工程にて、上記管理装置は、送信要求している電気機器の数が、予め定める数を超えないように、上記電気機器の故障情報の送信要求を送信してもよい。
【0021】
当該構成では、送信要求している電気機器の数が、予め定める数を超えないように、上記電気機器の故障情報の送信要求を送信しているので、管理装置によって受信される故障情報のデータ量のピーク値が抑制される。この結果、管理装置に余り負担をかけることなく、各電気機器の故障情報を一括して管理できる。これにより、管理装置のハード面での負担を軽くでき、電気機器の管理システムを構築する際のコストを削減できる。
【0022】
また、上記構成に加えて、上記管理対象とする電気機器には、複数種類の電気機器が含まれており、上記要求工程にて、1つの上記管理装置が、これら複数種類の電気機器へ、送信要求を送信してもよい。
【0023】
当該構成では、1つの管理装置が複数種類の電気機器を管理しているので、各種類の電気機器用の管理装置を設ける場合に比べて、管理装置の数を削減できる。この結果、複数種類の電気機器の管理システムを構築する際のコストを削減できる。
【0024】
一方、本発明に係る管理装置は、上記課題を解決するために、管理対象とする電気機器に接続された電気機器側の通信装置または管理対象とする電気機器自体へ、インターネットを介して電気機器の故障情報の送信要求を送信する送信手段と、上記電気機器側の通信装置または電気機器自体から上記電気機器の故障を示す故障情報を受信すると、当該故障情報に基づいて、上記各電気機器に関連する故障情報が格納されたデータベースを更新する更新手段と、上記送信手段による各電気機器の故障情報の送信要求の送信タイミングを決定するタイミング決定手段とを備えていることを特徴としている。
【0025】
当該構成では、上記電気機器の管理方法と同様に、各電気機器の故障情報が管理装置からの送信要求に応えて送信され、しかも、上記管理装置が各電気機器の故障情報の送信要求を送信するタイミングを決定しているので、管理装置は、自らが受信する故障情報のデータ量のピーク値を制御できる。したがって、管理装置が各電気機器の故障情報を一括して管理できるにも拘わらず、各電気機器が自らの定めるタイミングで故障情報を送信する場合と比較して、上記データ量のピーク値を抑制できる。この結果、管理装置に余り負担をかけることなく、各電気機器の故障情報を一括して管理でき、管理装置の使用者は、電気機器の使用者からの通報があってはじめて故障の発生を認識する場合よりも故障に迅速に対応できる。
【0026】
また、上記構成に加えて、上記故障情報には、上記管理装置が電気機器の故障の有無を判定可能な情報が含まれており、当該故障情報に基づいて、電気機器の故障の有無を判定する判定手段を備えていてもよい。
【0027】
当該構成では、管理装置が電気機器の故障の有無を判定するので、電気機器側の通信装置または電気機器自体に、電気機器の故障の有無を判定する処理または回路を新たに追加する場合に比べて、電気機器側の通信装置または電気機器の処理量または回路構成を簡略化できる。
【0028】
さらに、上記構成に加えて、上記電気機器側の通信装置または電気機器自体へインターネットを介して電気機器への制御指示を送信する制御手段を備えていてもよい。
【0029】
ここで、制御指示の伝送に必要な部材の大部分は、故障情報の送信要求に必要な部材と共用できるので、故障情報の管理に必要な部材に余り部材を追加することなく、電気機器を遠隔制御できる。
【0030】
さらに、上記構成に加えて、上記タイミング決定手段は、送信要求している電気機器の数が、予め定める数を超えないように、上記電気機器の故障情報の送信要求の送信タイミングを決定してもよい。
【0031】
当該構成では、送信要求している電気機器の数が、予め定める数を超えないように、上記電気機器の故障情報の送信要求を送信しているので、管理装置によって受信される故障情報のデータ量のピーク値が抑制される。この結果、管理装置に余り負担をかけることなく、各電気機器の故障情報を一括して管理できる。これにより、管理装置のハード面での負担を軽くでき、電気機器の管理システムを構築する際のコストを削減できる。
【0032】
また、上記構成に加えて、上記管理対象とする電気機器には、複数種類の電気機器が含まれており、上記送信手段は、これら複数種類の電気機器へ送信要求を送信してもよい。
【0033】
当該構成では、1つの管理装置が複数種類の電気機器を管理しているので、各種類の電気機器用の管理装置を設ける場合に比べて、管理装置の数を削減できる。この結果、複数種類の電気機器の管理システムを構築する際のコストを削減できる。
【0034】
ところで、上記管理装置は、ハードウェアで実現してもよいが、プログラムをコンピュータに実行させて実現してもよい。具体的には、本発明に係るプログラムは、上記各手段として、コンピュータを動作させるプログラムであることを特徴としている。当該プログラムがコンピュータによって実行されると、当該コンピュータは、上記管理装置として動作する。したがって、管理装置に余り負担をかけることなく、各電気機器の故障情報を一括して管理でき、管理装置の使用者が電気機器の使用者からの通報があってはじめて故障の発生を認識する場合よりも、故障に迅速に対応できる。
【0035】
また、本発明に係る電気機器は、上記課題を解決するために、管理対象とする各電気機器の故障情報の送信要求を送信するタイミングを決定するタイミング決定手段が設けられた管理装置から、インターネットを介して自らへの送信要求を受信する受信手段と、当該送信要求に応じて、自身の故障を示す故障情報を、上記管理装置へ返信する返信手段とを備えていることを特徴としている。
【0036】
当該構成でも、上記電気機器の管理方法と同様に、各電気機器の故障情報が管理装置からの送信要求に応えて送信され、しかも、上記管理装置が各電気機器の故障情報の送信要求を送信するタイミングを決定しているので、管理装置は、自らが受信する故障情報のデータ量のピーク値を制御できる。したがって、管理装置が各電気機器の故障情報を一括して管理できるにも拘わらず、各電気機器が自らの定めるタイミングで故障情報を送信する場合と比較して、上記データ量のピーク値を抑制できる。この結果、管理装置に余り負担をかけることなく、各電気機器の故障情報を一括して当該管理装置に管理させることができ、管理装置の使用者に、より迅速に故障に対応させることができる。
【0037】
さらに、上記構成に加えて、上記受信手段および返信手段が、電気機器へ電力を供給する電力線を介してインターネットに接続されていてもよい。当該構成では、電気機器を使用可能とするための電力線の接続作業によって、インターネットで通信するための配線の接続作業を兼ねることができる。したがって、電気機器の使用者に通信用の配線を意識させずに、電気機器をインターネットに接続させることができると共に、管理装置は、管理対象とする電気機器を漏れなく管理できる。
【0038】
また、上記構成に加えて、上記返信手段は、電気機器を特定するための固体情報を含む故障情報を返信してもよい。当該構成では、故障した電気機器の固体を故障情報によって特定できるので、各電気機器の故障情報を解析することによって、管理装置の使用者は、例えば、故障と電気機器の出荷ロットとの因果関係を知ることができる。この結果、生産工程の改善などを正確かつ迅速に行うことができる。
【0039】
さらに、上記構成に加えて、自身の故障の有無を判定する判定手段を備え、上記返信手段は、判定結果を含む故障情報を返信することを特徴としている。当該構成では、電気機器側の通信装置または電気機器自体が故障の有無を判定するので、管理装置の処理量を削減できると共に、インターネットで伝送されるデータの量を削減できる。特に、電気機器の利用者に故障を通知するなどのために、自身の故障を判定する回路が既に設けられていれば、当該回路を上記判定手段として用いることができるので、電気機器の構成を余り増加させずに、管理装置の処理量を削減できると共に、インターネットで伝送されるデータの量を削減できる。
【0040】
また、上記構成に加えて、上記管理装置からインターネットを介して自らへの制御指示を受け取った場合、当該制御指示に応じて自らを制御する制御手段を備えていることを特徴としている。
【0041】
ここで、制御指示の伝送に必要な部材の大部分は、故障情報の送信要求に必要な部材と共用できるので、故障情報の管理に必要な部材に余り部材を追加することなく、電気機器を遠隔制御できる。
【0042】
また、本発明に係る通信装置は、電気機器と接続可能で、上記受信手段および返信手段を備えていることを特徴としている。当該通信装置が電気機器と接続されると、両者は、上述の電気機器として動作する。この結果、管理装置に余り負担をかけることなく、各電気機器の故障情報を一括して当該管理装置に管理させることができ、管理装置の使用者に、より迅速に故障に対応させることができる。
【0043】
ところで、上記電気機器または通信装置は、ハードウェアで実現してもよいが、プログラムをコンピュータに実行させて実現してもよい。具体的には、本発明に係るプログラムは、上記各手段として、コンピュータを動作させるプログラムであることを特徴としている。当該プログラムがコンピュータによって実行されると、当該コンピュータは、上記電気機器または通信装置として動作する。この結果、管理装置に余り負担をかけることなく、各電気機器の故障情報を一括して当該管理装置に管理させることができ、管理装置の使用者に、より迅速に故障に対応させることができる。
【0044】
また、本発明に係る電気機器の管理システムは、上記課題を解決するために、上記管理装置と上記電気機器側の通信装置または電気機器自体とを備えていることを特徴としている。
【0045】
当該構成では、上記電気機器の管理方法と同様に、各電気機器の故障情報が管理装置からの送信要求に応えて送信され、しかも、上記管理装置が各電気機器の故障情報の送信要求を送信するタイミングを決定しているので、管理装置は、自らが受信する故障情報のデータ量のピーク値を制御できる。したがって、管理装置が各電気機器の故障情報を一括して管理できるにも拘わらず、各電気機器が自らの定めるタイミングで故障情報を送信する場合と比較して、上記データ量のピーク値を抑制できる。この結果、管理装置に余り負担をかけることなく、各電気機器の故障情報を一括して管理でき、管理装置の使用者は、電気機器の使用者からの通報があってはじめて故障の発生を認識する場合よりも故障に迅速に対応できる。
【0046】
また、上記電気機器の管理システムは、上記管理装置として、上述の各管理装置のうち、タイミング決定手段は、送信要求している電気機器の数が、予め定める数を超えないように、上記電気機器の故障情報の送信要求の送信タイミングを決定する管理装置を備えていてもよい。これにより、当該管理装置と同様に、管理装置のハード面での負担を軽くでき、電気機器の管理システムを構築する際のコストを削減できる。
【0047】
さらに、上記電気機器の管理システムは、上記管理装置として、複数種類の電気機器へ送信要求を送信する管理装置を備えていてもよい。これにより、当該管理装置と同様に、管理システムに設ける管理装置の数を削減でき、複数種類の電気機器の管理システムを構築する際のコストを削減できる。
【0048】
また、上記構成に加えて、上記受信手段および返信手段が、電気機器へ電力を供給する電力線を介してインターネットに接続されていてもよい。当該構成では、電気機器を使用可能とするための電力線の接続作業によって、インターネットで通信するための配線の接続作業を兼ねることができる。したがって、電気機器の使用者に通信用の配線を意識させずに、電気機器をインターネットに接続させることができると共に、管理装置は、管理対象とする電気機器を漏れなく管理できる。
【0049】
【発明の実施の形態】
〔第1の実施形態〕
本発明の一実施形態について図1ないし図7に基づいて説明すると以下の通りである。すなわち、本実施形態に係る管理システム1は、管理装置に余り負担をかけることなく、遠隔地に配される電気機器の故障情報を一括して管理可能なシステムであって、図1に示すように、管理対象となる電気機器2と、インターネット3を介して、当該電気機器2に接続され、電気機器2の故障情報を管理する管理装置4とを備えている。
【0050】
本実施形態に係る電気機器2は、例えば、空調装置であって、空調のための部材(コンプレッサーなど)を備えた空調処理部21と、インターネット3に接続するための通信処理部(受信手段・返信手段)22と、電気機器2の故障の有無を判定すると共に、上記管理装置4からの要求があったときに、上記通信処理部22へ指示して、故障を示す故障情報を、インターネット3を介し、上記管理装置4へ送信させる故障判定部(判定手段)23とを備えている。
【0051】
本実施形態に係る電気機器2は、空調装置なので、上記故障判定部23は、例えば、(1) 「電源投入および設定温度」と、(2) 「空調処理部21の動作」との関係を管理し、例えば、電源投入され、しかも、設定温度に至っていないにも拘わらず、空調処理部21が予め定められた時間になっても動作しない場合、空調処理部21に異常が発生している(故障している)と判断し、故障の内容を示す故障情報を生成できる。
【0052】
上記故障情報は、例えば、図2に示すように、故障情報の先頭を示すヘッダと、送信先である管理装置4の位置(アドレス)を示すアドレス情報と、送信元となる電気機器2を特定するための固体情報と、故障の内容を含み、電気機器2の管理項目事項を示す管理情報と、故障情報の最後を示すフッタとを含んでいる。
【0053】
本実施形態では、上記固体情報には、例えば、電気機器2の製造元を示すメーカコード、電気機器2の型番を示すタイプコード、および、電気機器2のシリアル番号を示すシリアルコードが含まれている。上記メーカコードは、複数の製造元それぞれを識別可能な統一規格が予め定められていれば、その規格に沿ったコードが望ましいが、各製造元を特定できれば、例えば、アスキーコードなどの文字コードで表記してもよい。
【0054】
上記固体情報は、電気機器2のメモリ(図示せず)に格納しておき、上記故障判定部23が当該メモリを参照して取得してもよい。また、故障判定部23を実現するためのプログラムを、各電気機器2毎に設け、当該プログラム中に固体情報をプリセット入力しておくことによって、各電気機器2の故障判定部23が、それぞれの固体情報を含む故障情報を生成してもよい。
【0055】
また、本実施形態では、電気機器2がインターネット3へ接続する際の好適な媒体として、電力線が採用されている。ここで、本実施形態に係る電気機器2を含む、多くの電気機器は、電力線から電力の供給を受けているため、電気機器2の使用者は、電気機器2を使用するために、例えば、電力線をコンセントに差し込むなどして、電気機器2の電力線を電力供給設備に接続している。
【0056】
したがって、当該電力線を介してインターネット3と通信することによって、電気機器2の使用者に通信用の配線を新たに接続させることなく、電力線を電力供給設備に接続させるだけで、電気機器2をインターネット3に接続させることができる。この結果、電気機器2の使用者に通信用の配線を意識させずに、電気機器2をインターネット3に接続させることができる。
【0057】
また、電力線が通信用の配線を兼ねているので、電気機器2に電力が供給され、使用者が電気機器2を使用できる状態になれば、電気機器2がインターネット3に接続できる。したがって、電力線の接続とは別に通信用の配線を接続させる場合とは異なり、使用者が通信用の配線をし忘れている状態で電気機器2を使用することがなくなる。この結果、管理装置4は、管理対象とする電気機器2を漏れなく管理できる。
【0058】
具体的には、本実施形態に係る通信処理部22は、図3に示すように、電力線モデム22aとして実現されている。当該電力線モデム22aは、子装置として動作して、電気機器2の電力線24、および、コンセント31を介し、親装置として動作する電力線モデム32との間で、データを送受できる。なお、コンセント31および電力線モデム32は、電気機器2の設置場所(家屋等)に設けられている。また、親装置となる上記電力線モデム32は、インターネット3に接続されており、電気機器2の電力線モデム22a(通信処理部22)とインターネット3との通信を中継できる。
【0059】
さらに、電気機器2の電源回路25は、上記電力線24およびコンセント31を介して、電源系統の電力供給設備(図示しない変圧器など)と接続され、当該電力供給設備からの電力供給を受けている。本実施形態では、電気機器2の部材(例えば、故障判定部23など)が直流電圧を必要としているので、上記電源回路25は、上記電力供給設備からの交流電力を直流電力に変換して、これらの部材に供給している。
【0060】
一方、図1に示すように、上記管理装置4は、インターネット3に接続するための通信処理部(送信手段)41と、管理装置4が管理する各電気機器2の故障情報を蓄積するデータベース42と、電気機器2から送信された故障情報に基づいて、データベース42に蓄積されたデータのうち、当該電気機器2のレコードを更新するデータベース・マネージャ(更新手段)43と、上記通信処理部41が上記各電気機器2へ故障情報の送信を要求するタイミングを制御するタイミング制御部(タイミング決定手段)44とを備えている。
【0061】
上記タイミング制御部44は、例えば、予め定められた数の電気機器群2…へ故障情報の送信要求を送信した後、予め定められた期間をおいて、次の電気機器群2…へ故障情報の送信要求を送信するなどして、通信処理部41が送信要求を送信している電気機器2の数が、予め定める数を超えないように制御する。
【0062】
また、タイミング制御部44は、管理装置4の負荷を監視し、負荷が予め定められた値よりも重くなったときには、故障情報の送信要求の送信を延期してもよい。さらに、負荷の監視に代えて/加えて、予め負荷が重いと定められた時間を避けて、故障情報の送信要求を送信してもよい。
【0063】
ただし、管理装置4は、ある電気機器2へ送信要求を送信してから、当該電気機器2へ次の送信要求を送信するまでの期間に発生した故障を把握できない。したがって、電気機器2の使用者からの故障通報前に管理装置4が電気機器2の故障発生を把握することが望まれる場合、上記タイミング制御部44は、電気機器2に故障が発生してから、電気機器2の使用者が故障通報するまでの時間の平均値や期待値を超えない程度に、上記期間の長さを制御する方が好ましい。
【0064】
また、上記データベース42には、管理対象とする各電気機器2にレコードが含まれており、各レコードには、それぞれに対応する電気機器2に関する故障情報の履歴が格納されている。また、各レコードには、電気機器2へのアクセス方法(例えば、電気機器2のアドレスなど)も含まれており、通信処理部41は、データベース42を参照して、各電気機器2にアクセスできる。
【0065】
さらに、上記送信要求は、例えば、図4に示すように、故障情報の送信要求の先頭を示すヘッダと、送信先である電気機器2のアドレスを示すアドレス情報と、電気機器2への制御信号として、故障情報の送信を要求する制御情報と、故障情報の最後を示すフッタとを含んでいる。本実施形態に係る上記制御情報は、送信元の管理装置4のアドレスが含まれており、電気機器2の故障判定部23は、当該アドレスに基づいて、故障情報を送信する際の送信先アドレスを把握できる。
【0066】
なお、上記管理装置4および電気機器2を構成する各部材は、CPUなどの演算手段が、ROMやRAMなどの記録媒体に格納されたプログラムを実行することで実現される機能ブロックであってもよいし、同様の処理を行うハードウェアで実現してもよい。また、処理の一部を行うハードウェアと、当該ハードウェアの制御や残余の処理を行うプログラムを実行する上記演算手段とを組み合わせても実現することもできる。
【0067】
ただし、本実施形態に係る管理装置4のように、汎用のパーソナルコンピュータが電気機器管理用のプログラムを実行することによって実現されていれば、当該プログラムを実行させるだけで、汎用のパーソナルコンピュータを本実施形態にかかる管理装置4として動作させることができる。
【0068】
なお、上記演算手段は、単体であってもよいし、装置内部のバスや種々の通信路を介して接続された複数の演算手段が共同してプログラムを実行してもよい。また、上記プログラムは、プログラム自体や当該プログラムを作成するためのデータなどを示すプログラムデータを記録媒体に格納し、当該記録媒体を配付したり、あるいは、上記プログラムデータを、有線または無線の通信手段で送信したりして配付され、上記演算手段で実行される。
【0069】
ここで、プログラムデータを配付する際の記録媒体は、取外し可能である方が好ましいが、プログラムデータを配付した後の記録媒体は、取外し可能か否かを問わない。また、上記記録媒体は、プログラムデータが記憶されていれば、書換え(書き込み)可能か否か、揮発性か否か、記録方法および形状を問わない。記録媒体の一例として、磁気テープやカセットテープなどのテープ、あるいは、フロッピー(登録商標)ディスクやハードディスクなどの磁気ディスク、または、CD−ROMや光磁気ディスク(MO)、ミニディスク(MD)やデジタルビデオディスク(DVD)などのディスクが挙げられる。また、記録媒体は、ICカードや光カードのようなカード、あるいは、マスクROMやEPROM、EEPROMまたはフラッシュROMなどのような半導体メモリであってもよい。
【0070】
なお、上記プログラムデータは、上記各処理の全手順を上記演算手段へ指示するコードであってもよいし、所定の手順で呼び出すことで、上記各処理の一部または全部を実行可能な基本プログラム(例えば、オペレーティングシステムやライブラリなど)が既に存在していれば、当該基本プログラムの呼び出しを上記演算手段へ指示するコードやポインタなどで、上記全手順の一部または全部を置き換えてもよい。
【0071】
また、上記記録媒体にプログラムデータを格納する際の形式は、例えば、実メモリに配置した状態のように、演算手段がアクセスして実行可能な格納形式であってもよいし、実メモリに配置する前で、演算手段が常時アクセス可能なローカルな記録媒体(例えば、実メモリやハードディスクなど)にインストールした後の格納形式、あるいは、ネットワークや搬送可能な記録媒体などから上記ローカルな記録媒体にインストールする前の格納形式などであってもよい。また、プログラムデータは、コンパイル後のオブジェクトコードに限るものではなく、ソースコードや、インタプリトまたはコンパイルの途中で生成される中間コードとして格納されていてもよい。いずれの場合であっても、圧縮の解凍や、復号化、インタプリト、コンパイル、リンク、あるいは、実メモリへの配置などの処理や各処理の組み合わせによって、上記演算手段が実行可能な形式に変換可能であれば、プログラムデータを記録媒体に格納する際の形式に拘わらず、同様の効果を得ることができる。
【0072】
上記構成において、各電気機器2の故障情報を管理装置4のデータベース42に格納する際の動作を、図5に基づき説明すると、以下の通りである。すなわち、管理装置4のタイミング制御部44は、ステップ1(以下では、S1のように略称する)において、管理対象とする各電気機器2について、故障情報の送信要求を送信するタイミングになったか否かを判定している。
【0073】
ある電気機器2について、送信要求を送信すべきと判断すると(S1にて、YES の場合)、タイミング制御部44は、S2において、通信処理部41へ指示して、当該電気機器2へ、故障情報の送信要求を送信する。
【0074】
一方、電気機器2は、S11において、管理装置4からの故障情報の送信要求を待ち受けており、通信処理部22が送信要求を受け取ると(S11にて、YES の場合)、故障判定部23は、S12において、電気機器2が故障しているか否かを判定する。故障している場合(S12において、YES の場合)、故障判定部23は、検出した故障を示す情報を管理情報として含み、しかも、電気機器2を示す固体情報を含む故障情報を生成する(S13)。さらに、故障判定部23は、通信処理部22へ指示して、当該故障情報を管理装置4へ送信させる(S14)。
【0075】
管理装置4において、通信処理部41が電気機器2からの故障情報を受け取ると(S21)、データベース・マネージャ43は、故障情報から、電気機器2の故障の情報を抽出し、当該情報に基づいて、データベース42の各レコードのうち、当該電気機器2のレコードを更新する(S22)。これにより、当該レコードには、故障情報を返信した電気機器2に関する、現時点での故障の履歴が格納される。
【0076】
上記S1ないしS22の処理は、管理装置4が管理対象とする各電気機器2について実施される。したがって、管理装置4のデータベース42には、電気機器2の設置場所に拘わらず、各電気機器2の故障情報の履歴が格納される。
【0077】
なお、図5では、上記S12において、故障がないと判定された場合、故障情報を送信していないが、故障判定部23は、管理装置4へ故障なしを示す故障情報を管理装置4へ送信してもよい。
【0078】
上記構成では、各電気機器2の故障情報がインターネット3を介して管理装置4に送信される。これにより、各電気機器2がインターネット3を介して管理装置4と通信可能であれば、管理装置4は、各電気機器2の設置場所に拘わらず、各電気機器2の故障情報を管理できる。
【0079】
この結果、電気機器2の使用者からの通報を受ける前に、管理装置4の使用者は、例えば、データベース・マネージャ43を操作するなどして、データベース42を参照することによって、管理装置4上で、各電気機器2の故障情報の履歴を把握できる。この結果、管理装置4の使用者(例えば、電気機器2の販売店および/または電気機器2のメーカなど)は、各電気機器2の故障に対して迅速に対応でき、電気機器2のサービス向上を図ることができる。
【0080】
特に、各電気機器2の使用者の連絡先を、例えば、データベース42に登録するなどして、登録しておけば、電気機器2の使用者からの故障通報を待つまでもなく、管理装置4の使用者、あるいは、使用者からの連絡を受けた修理担当者から、電気機器2の使用者へ故障/修理について連絡することができ、よりきめ細かなサービス対応が可能となる。
【0081】
また、電気機器2の故障情報を管理することによって、管理装置4の使用者は、各電気機器2の故障情報を統計的に解析することにより把握可能な傾向性の故障をいち早く把握できる。この結果、傾向性の故障が発生していることを電気機器2の設計部門へいち早くフィードバックでき、電気機器2の品質向上に迅速に取り組むことができる。
【0082】
ここで、故障の内容を通知できれば、故障情報に固体情報が含まれていなくてもよい。また、ヘッダおよびフッタなしで故障情報を正しく通信可能な通信プロトコルを採用していれば、故障情報にヘッダおよびフッタを含んでいなくてもよい。
【0083】
ただし、本実施形態のように、固体情報を含んでいる場合は、当該故障情報によって、故障した電気機器2の固体を特定できる。したがって、各電気機器2の故障情報を解析することによって、管理装置4の使用者は、例えば、故障と電気機器2の出荷ロットとの因果関係を知ることができる。この結果、生産工程の改善などを正確かつ迅速に行うことができる。
【0084】
さらに、各電気機器2は、管理装置4からの送信要求に応えて、自らの故障情報を送信し、管理装置4が各電気機器2に送信要求を送信するタイミングは、通信処理部41が送信要求を送信している電気機器2の数が、予め定める数を超えないように制御されている。したがって、管理装置4が各電気機器2の故障情報を一括して管理できるにも拘わらず、各電気機器2が自らの定めるタイミングで故障情報を送信する場合と比較して、管理装置4が受け取る故障情報量のピーク値を抑制できる。この結果、管理装置4に余り負担をかけることなく、遠隔地に配される電気機器2の故障情報を一括して管理できる。
【0085】
このように、管理装置4のハード面での負担を軽くできるので、管理装置4を電気機器の管理システム1専用にすることなく、例えば、他の作業を行うためのサーバとしても機能させることができる。この結果、電気機器の管理システム1を構築する際のコストを削減できる。
【0086】
ところで、上記では、管理対象となる電気機器が空調装置の場合を例にして説明したが、当然ながら、電気機器は、これに限るものではない。以下では、変形例として、電気機器が表示装置の場合を例にして説明する。
【0087】
すなわち、本変形例に係る管理システム1aでは、図6に示すように、電気機器(空調装置)2に代えて、表示装置としての電気機器5が設けられている。当該電気機器5は、表示パネル51と、表示パネル51の光源52と、光源52の輝度を検出する光センサ53と、上記光源52用の光源用電源回路54と、図1に示す通信処理部22および故障判定部23と同様の通信処理部55および故障判定部56とを備えている。
【0088】
ただし、本変形例では、電気機器2の故障情報として、表示装置の輝度を管理しており、故障判定部56は、光センサ53の出力に基づいて、光源52の輝度が予め定める値以下に低下したとき、故障(要修理)と判断している。
【0089】
ここで、表示パネル51の光源52(例えば、蛍光管)は、上記光源用電源回路54によって輝度を一定に保つべく制御されるが、光源52は、消耗品であるため、累積点灯時間に応じて、光源52の輝度が低くなる傾向にある。
【0090】
したがって、図5に示すS12において、光源52の輝度が予め定める基準値よりも低いと判定したときに、故障判定部56は、光源52が故障していると判断して、光源52の輝度が管理情報に含まれる故障情報を生成し、通信処理部55が故障情報を送信することによって、図1の管理システム1と同様の効果が得られる。
【0091】
ところで、上記では、電気機器(2・5)側に故障判定部(23・56)を設けている場合を例にして説明したが、電気機器が故障の有無を判定可能な情報を故障情報として送信し、管理装置(4)が当該故障情報に基づいて、故障の有無を判定してもよい。
【0092】
図6に適用した場合を例にして説明すると、本変形例に係る管理システム1bでは、図7に示すように、電気機器5から故障判定部56が省略されており、電気機器5bの通信処理部55は、管理装置4bから故障情報の送信要求を受け取ると、図2と同一の形式で、管理情報として、光源52の輝度を示す情報が含まれた故障情報を、管理装置4bに返信する。
【0093】
一方、本変形例に係る管理装置4bには、故障判定部(判定手段)45が追加されており、電気機器5bからの故障情報から、光源52の輝度を抽出し、当該輝度に基づいて故障の有無を判断する。さらに、データベース・マネージャ43は、故障判定部45が故障と判断したとき、データベース42のレコードのうち、故障と判断した電気機器5bに関するレコードを更新する。
【0094】
上記構成では、故障の有無を判定するための情報がインターネット3を介して、各電気機器5bから管理装置4bに送信されるので、図1および図6の構成と同様に、管理装置4bは、各電気機器5bの設置場所に拘わらず、各電気機器5bの故障情報を管理できる。
【0095】
さらに、図1および図6の構成と同様に、各電気機器5bは、管理装置4bからの送信要求に応えて、自らの故障情報を送信し、管理装置4bが各電気機器5bに送信要求を送信するタイミングは、通信処理部41が送信要求を送信している電気機器2の数が、予め定める数を超えないように制御されている。したがって、管理装置4bが各電気機器5bの故障情報を一括して管理できるにも拘わらず、各電気機器5bが自らの定めるタイミングで故障情報を送信する場合と比較して、管理装置4bが受け取る故障情報量のピーク値を抑制できる。この結果、管理装置4bに余り負担をかけることなく、遠隔地に配される電気機器5bの故障情報を一括して管理できる。
【0096】
〔第2の実施形態〕
ところで、上記では、管理装置(4・4b)から電気機器(2・5)へ、故障情報の送信要求を送信する場合について説明した。これに対して、本実施形態では、管理装置4cが、故障情報の送信要求だけではなく、電気機器への制御指示も送信する場合について説明する。なお、上述の各構成のいずれにも適用できるが、以下では、図7の構成に適用した場合について説明する。
【0097】
すなわち、図8に示すように、本実施形態に係る管理システム1cでは、管理装置4cに電気機器制御部(制御手段)46が追加されている。当該電気機器制御部46は、通信処理部41へ指示して、電気機器5cへの制御指示を送信させることができる。上記制御指示は、図4に示す故障情報の送信要求と略同じ構造であるが、制御情報として、電気機器5cへ指示する制御の内容が含まれている。一方、電気機器5cには、管理装置4cからの制御指示に基づいて、電気機器5cを制御する制御部(制御手段)57が設けられている。
【0098】
ここで、制御指示の伝送に必要な部材(通信処理部41、通信処理部55など)の大部分は、故障情報の送信要求に必要な部材と共用できる。したがって、管理装置4cは、故障情報の管理に必要な部材に余り部材を追加することなく、電気機器5cを遠隔制御できる。
【0099】
例えば、図8の例では、電気機器5cが表示装置なので、管理装置4cの電気機器制御部46は、光源52の制御電圧変更を指示して、光源52の輝度を制御することができる。一方、電気機器5cの制御部57は、管理装置4cからの制御指示に基づいて、指示された制御電圧を取得し、光源52への制御電圧を、指示された制御電圧に変更するよう、光源用電源回路54へ指示できる。
【0100】
これにより、管理装置4cは、累積使用時間(累積点灯時間)と共に輝度が低下していく電気機器5cの光源52に対して、補正可能な範囲で輝度を制御できる。
【0101】
なお、上記各実施形態では、電気機器(2・5〜5c)がインターネット3に接続する際に好適な媒体として、電力線を採用した場合を例にして説明したが、これに限るものではない。インターネット(3)に接続可能であれば、例えば、電気機器側に、インターネットと接続可能な環境として、ローカルエリアネットワークが整っている場合、ローカルエリアネットワークおよびルータを介して、インターネットに接続してもよい。ただし、電力線の場合は、上述したように、電気機器を使用可能とするための電力線の接続作業によって、インターネットで通信するための配線の接続作業を兼ねることができる。したがって、電気機器の使用者に通信用の配線を意識させずに、電気機器をインターネットに接続させることができると共に、管理装置(4〜4c)は、管理対象とする電気機器を漏れなく管理できる。
【0102】
また、上記では、電気機器(2・5〜5c)の各部材が一体に形成されている場合を例にして説明したが、これに限るものではない。例えば、図9に示すように、電気機器本来の機能を実現するための部材(例えば、空調処理部21や表示パネル51など)と、故障情報を送信するための部材(通信処理部22・故障判定部23など)とを別体に形成し、前者(電気機器本体)と、後者(通信装置)とを有線または無線の伝送路を介して接続できるように構成してもよい。
【0103】
なお、図9では、図1の構成を分離した場合を例示しており、電気機器本体6に空調処理部21が設けられ、通信装置7に通信処理部22および故障判定部23が設けられている。さらに、両者が接続されると、両者は、図1に示す電気機器2と同様の電気機器2dとして動作する。
【0104】
この場合は、インターネット3へ接続する必要がない場合は、電気機器本体6のみを使用し、インターネット3への接続が必要になったときに、通信装置7を増設すればよいので、インターネット3への接続が必要な場合と不要な場合とで、電気機器本体6を共用できる。
【0105】
また、同図では、管理装置4dに、図8と同様の電気機器制御部46が追加されており、通信装置7に設けられた制御部57は、電気機器制御部46からの制御指示に基づいて、空調処理部21を制御できる。
【0106】
なお、上記各実施形態では、管理システム(1〜1d)の電気機器(2・5〜5c)または通信装置(7)によって送信される故障情報が、電気機器の固体情報を含んでいる場合を例にして説明したが、これに限るものではない。電気機器の故障情報に、故障の内容を示す情報が含まれていれば、ある程度の効果が得られる。
【0107】
ただし、上記各実施形態のように、故障情報が電気機器の固体情報を含んでいる場合は、同一種類の電気機器を同時に複数個管理できる。特に、本実施形態に係る管理システムでは、上述したように、固体情報に、タイプコードおよびシリアルコードを含ませることによって、管理装置(4〜4d)は、故障情報に基づいて、当該電気機器が、どの型番の電気機器であり、どのシリアル番号の電気機器かも把握できる。
【0108】
また、上記各実施形態では、複数の同一種類の電気機器を管理対象とする場合を例にしているが、上記管理装置は、複数種類の電気機器を管理対象とすると共に、これら複数種類の電気機器へ送信要求を送信してもよい。この場合であっても、管理装置が、例えば、各電気機器からの故障情報に含まれる固体情報を参照したり、それぞれへの故障情報の送信要求を送信するタイミングを制御するなどして、故障情報の受信タイミングを制御し、当該受信タイミングに基づいて判定したりして、各故障情報に関連する電気機器を区別することによって、互いに異なる種類の電気機器(例えば、上記で説明した空調装置と表示装置となど)を同一の管理装置にて管理できる。
【0109】
【発明の効果】
本発明に係る電気機器の管理方法は、以上のように、管理対象とする電気機器に接続された電気機器側の通信装置または管理対象とする電気機器自体へ、管理装置がインターネットを介して電気機器の故障情報の送信要求を送信する要求工程と、上記送信要求に応じて、上記通信装置または電気機器自体が電気機器の故障を示す故障情報を上記管理装置へ返信する返信工程と、上記各電気機器の故障情報の送信要求の送信タイミングを上記管理装置が決定するタイミング決定工程とを含んでいる構成である。
【0110】
当該構成では、各電気機器の故障情報が管理装置からの送信要求に応えて送信され、しかも、上記管理装置が各電気機器の故障情報の送信要求を送信するタイミングを決定しているので、管理装置は、自らが受信する故障情報のデータ量のピーク値を制御できる。この結果、管理装置に余り負担をかけることなく、各電気機器の故障情報を一括して管理でき、管理装置の使用者は、電気機器の使用者からの通報があってはじめて故障の発生を認識する場合よりも故障に迅速に対応できるという効果を奏する。
【0111】
本発明に係る電気機器の管理方法は、以上のように、上記構成に加えて、上記故障情報には、電気機器を特定可能な固体情報が含まれている構成である。当該構成では、故障した電気機器の固体を故障情報によって特定できるので、各電気機器の故障情報を解析することによって、管理装置の使用者は、例えば、故障と電気機器の出荷ロットとの因果関係を知ることができる。この結果、生産工程の改善などを正確かつ迅速に行うことができるという効果を奏する。
【0112】
本発明に係る電気機器の管理方法は、以上のように、上記構成に加えて、上記故障情報には、上記管理装置が電気機器の故障の有無を判定可能な情報が含まれており、上記管理装置が当該故障情報に基づいて電気機器の故障の有無を判定する判定工程が含まれている構成である。
【0113】
当該構成では、管理装置が電気機器の故障の有無を判定するので、電気機器側の通信装置または電気機器自体に、電気機器の故障の有無を判定する処理または回路を新たに追加する場合に比べて、電気機器側の通信装置または電気機器の処理量または回路構成を簡略化できるという効果を奏する。
【0114】
本発明に係る電気機器の管理方法は、以上のように、上記判定工程に代えて、上記電気機器側の通信装置または電気機器自体が電気機器の故障の有無を判定する判定工程を含み、上記故障情報には、判定結果が含まれている構成である。
【0115】
当該構成では、電気機器側の通信装置または電気機器自体が故障の有無を判定するので、管理装置の処理量を削減できると共に、インターネットで伝送されるデータの量を削減できるという効果を奏する。
【0116】
本発明に係る電気機器の管理方法は、以上のように、上記各構成に加えて、上記電気機器への制御指示を、上記管理装置がインターネットを介して上記電気機器側の通信装置または電気機器自体へ送信する制御指示工程と、上記電気機器側の通信装置または電気機器自体が、当該制御指示に基づいて電気機器を制御する制御工程とを含んでいる構成である。
【0117】
ここで、制御指示の伝送に必要な部材の大部分は、故障情報の送信要求に必要な部材と共用できるので、故障情報の管理に必要な部材に余り部材を追加することなく、電気機器を遠隔制御できるという効果を奏する。
【0118】
本発明に係る電気機器の管理方法は、以上のように、上記構成に加えて、上記要求工程にて、上記管理装置は、送信要求している電気機器の数が予め定める数を超えないように、上記電気機器の故障情報の送信要求を送信する構成である。
【0119】
当該構成では、送信要求している電気機器の数が、予め定める数を超えないように、上記電気機器の故障情報の送信要求を送信しているので、管理装置によって受信される故障情報のデータ量のピーク値が抑制される。この結果、管理装置に余り負担をかけることなく、各電気機器の故障情報を一括して管理できる。これにより、管理装置のハード面での負担を軽くでき、電気機器の管理システムを構築する際のコストを削減できるという効果を奏する。
【0120】
本発明に係る電気機器の管理方法は、以上のように、上記構成に加えて、上記管理対象とする電気機器には、複数種類の電気機器が含まれており、上記要求工程にて、1つの上記管理装置が、これら複数種類の電気機器へ送信要求を送信する構成である。
【0121】
当該構成では、1つの管理装置が複数種類の電気機器を管理しているので、各種類の電気機器用の管理装置を設ける場合に比べて、管理装置の数を削減できる。この結果、複数種類の電気機器の管理システムを構築する際のコストを削減できるという効果を奏する。
【0122】
本発明に係る管理装置は、以上のように、管理対象とする電気機器に接続された電気機器側の通信装置または管理対象とする電気機器自体へ、インターネットを介して電気機器の故障情報の送信要求を送信する送信手段と、上記電気機器側の通信装置または電気機器自体から上記電気機器の故障を示す故障情報を受信すると、当該故障情報に基づいて、上記各電気機器に関連する故障情報が格納されたデータベースを更新する更新手段と、上記送信手段による各電気機器の故障情報の送信要求の送信タイミングを決定するタイミング決定手段とを備えている構成である。また、本発明に係るプログラムには、上記各手段としてコンピュータを動作させるプログラムが記録されており、当該プログラムを実行するコンピュータは、上記管理装置として動作する。
【0123】
これらの構成では、上記電気機器の管理方法と同様に、各電気機器の故障情報が管理装置からの送信要求に応えて送信され、しかも、上記管理装置が各電気機器の故障情報の送信要求を送信するタイミングを決定しているので、管理装置は、自らが受信する故障情報のデータ量のピーク値を制御できる。したがって、管理装置に余り負担をかけることなく、各電気機器の故障情報を一括して管理でき、管理装置の使用者は、電気機器の使用者からの通報があってはじめて故障の発生を認識する場合よりも故障に迅速に対応できるという効果を奏する。
【0124】
本発明に係る管理装置は、以上のように、上記構成に加えて、上記故障情報には、上記管理装置が電気機器の故障の有無を判定可能な情報が含まれており、当該故障情報に基づいて、電気機器の故障の有無を判定する判定手段を備えている構成である。
【0125】
当該構成では、管理装置が電気機器の故障の有無を判定するので、電気機器側の通信装置または電気機器自体に、電気機器の故障の有無を判定する処理または回路を新たに追加する場合に比べて、電気機器側の通信装置または電気機器の処理量または回路構成を簡略化できるという効果を奏する。
【0126】
本発明に係る管理装置は、上記構成に加えて、上記電気機器側の通信装置または電気機器自体へインターネットを介して電気機器への制御指示を送信する制御手段を備えている構成である。
【0127】
ここで、制御指示の伝送に必要な部材の大部分は、故障情報の送信要求に必要な部材と共用できるので、故障情報の管理に必要な部材に余り部材を追加することなく、電気機器を遠隔制御できるという効果を奏する。
【0128】
本発明に係る管理装置は、以上のように、上記構成に加えて、上記タイミング決定手段は、送信要求している電気機器の数が、予め定める数を超えないように、上記電気機器の故障情報の送信要求の送信タイミングを決定する構成である。
【0129】
当該構成では、送信要求している電気機器の数が、予め定める数を超えないように、上記電気機器の故障情報の送信要求を送信しているので、管理装置によって受信される故障情報のデータ量のピーク値が抑制される。この結果、管理装置に余り負担をかけることなく、各電気機器の故障情報を一括して管理できる。これにより、管理装置のハード面での負担を軽くでき、電気機器の管理システムを構築する際のコストを削減できるという効果を奏する。
【0130】
本発明に係る管理装置は、以上のように、上記構成に加えて、上記管理対象とする電気機器には、複数種類の電気機器が含まれており、上記送信手段は、これら複数種類の電気機器へ送信要求を送信する構成である。
【0131】
当該構成では、1つの管理装置が複数種類の電気機器を管理しているので、各種類の電気機器用の管理装置を設ける場合に比べて、管理装置の数を削減できる。この結果、複数種類の電気機器の管理システムを構築する際のコストを削減できるという効果を奏する。
【0132】
本発明に係る電気機器は、以上のように、管理対象とする各電気機器の故障情報の送信要求を送信するタイミングを決定するタイミング決定手段が設けられた管理装置から、インターネットを介して自らへの送信要求を受信する受信手段と、当該送信要求に応じて、自身の故障を示す故障情報を、上記管理装置へ返信する返信手段とを備えている構成である。
【0133】
当該構成でも、上記電気機器の管理方法と同様に、各電気機器の故障情報が管理装置からの送信要求に応えて送信され、しかも、上記管理装置が各電気機器の故障情報の送信要求を送信するタイミングを決定しているので、管理装置は、自らが受信する故障情報のデータ量のピーク値を制御できる。したがって、管理装置に余り負担をかけることなく、各電気機器の故障情報を一括して当該管理装置に管理させることができ、管理装置の使用者に、より迅速に故障に対応させることができるという効果を奏する。
【0134】
本発明に係る電気機器は、以上のように、上記構成に加えて、上記受信手段および返信手段が、電気機器へ電力を供給する電力線を介してインターネットに接続されている構成である。
【0135】
当該構成では、電気機器を使用可能とするための電力線の接続作業によって、インターネットで通信するための配線の接続作業を兼ねることができる。したがって、電気機器の使用者に通信用の配線を意識させずに、電気機器をインターネットに接続させることができると共に、管理装置は、管理対象とする電気機器を漏れなく管理できるという効果を奏する。
【0136】
本発明に係る電気機器は、以上のように、上記構成に加えて、上記返信手段は、電気機器を特定するための固体情報を含む故障情報を返信する構成である。当該構成では、故障した電気機器の固体を故障情報によって特定できるので、各電気機器の故障情報を解析することによって、管理装置の使用者は、例えば、故障と電気機器の出荷ロットとの因果関係を知ることができる。この結果、生産工程の改善などを正確かつ迅速に行うことができるという効果を奏する。
【0137】
本発明に係る電気機器は、以上のように、上記構成に加えて、自身の故障の有無を判定する判定手段を備え、上記返信手段は、判定結果を含む故障情報を返信する構成である。
【0138】
当該構成では、電気機器側の通信装置または電気機器自体が故障の有無を判定するので、管理装置の処理量を削減できると共に、インターネットで伝送されるデータの量を削減できるという効果を奏する。
【0139】
本発明に係る電気機器は、以上のように、上記構成に加えて、上記管理装置からインターネットを介して自らへの制御指示を受け取った場合、当該制御指示に応じて自らを制御する制御手段を備えている構成である。
【0140】
ここで、制御指示の伝送に必要な部材の大部分は、故障情報の送信要求に必要な部材と共用できるので、故障情報の管理に必要な部材に余り部材を追加することなく、電気機器を遠隔制御できるという効果を奏する。
【0141】
本発明に係る通信装置は、以上のように、電気機器と接続可能で、上記受信手段および返信手段を備えている構成である。当該通信装置が電気機器と接続されると、両者は、上述の電気機器として動作する。この結果、管理装置に余り負担をかけることなく、各電気機器の故障情報を一括して当該管理装置に管理させることができ、管理装置の使用者に、より迅速に故障に対応させることができるという効果を奏する。
【0142】
本発明に係るプログラムは、以上のように、上記各手段として、コンピュータを動作させるプログラムであり、当該プログラムがコンピュータによって実行されると、当該コンピュータは、上記電気機器または通信装置として動作する。この結果、管理装置に余り負担をかけることなく、各電気機器の故障情報を一括して当該管理装置に管理させることができ、管理装置の使用者に、より迅速に故障に対応させることができるという効果を奏する。
【0143】
本発明に係る電気機器の管理システムは、以上のように、上記管理装置と上記電気機器側の通信装置または電気機器自体とを備えている構成である。当該構成では、上記電気機器の管理方法と同様に、各電気機器の故障情報が管理装置からの送信要求に応えて送信され、しかも、上記管理装置が各電気機器の故障情報の送信要求を送信するタイミングを決定しているので、管理装置は、自らが受信する故障情報のデータ量のピーク値を制御できる。したがって、管理装置に余り負担をかけることなく、各電気機器の故障情報を一括して管理でき、管理装置の使用者は、電気機器の使用者からの通報があってはじめて故障の発生を認識する場合よりも故障に迅速に対応できるという効果を奏する。
【0144】
本発明に係る電気機器の管理システムは、以上のように、上記管理装置として、上述の各管理装置のうち、タイミング決定手段は、送信要求している電気機器の数が、予め定める数を超えないように、上記電気機器の故障情報の送信要求の送信タイミングを決定する管理装置を備えている構成である。
【0145】
これにより、当該管理装置と同様に、管理装置のハード面での負担を軽くでき、電気機器の管理システムを構築する際のコストを削減できるという効果を奏する。
【0146】
本発明に係る電気機器の管理システムは、以上のように、上記管理装置として、複数種類の電気機器へ送信要求を送信する管理装置を備えている構成である。これにより、当該管理装置と同様に、管理システムに設ける管理装置の数を削減でき、複数種類の電気機器の管理システムを構築する際のコストを削減できるという効果を奏する。
【0147】
本発明に係る電気機器の管理システムは、以上のように、上記各構成に加えて、上記受信手段および返信手段が、電気機器へ電力を供給する電力線を介してインターネットに接続されている構成である。
【0148】
当該構成では、電気機器を使用可能とするための電力線の接続作業によって、インターネットで通信するための配線の接続作業を兼ねることができる。したがって、電気機器の使用者に通信用の配線を意識させずに、電気機器をインターネットに接続させることができると共に、管理装置は、管理対象とする電気機器を漏れなく管理できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すものであり、電気機器の管理システムの要部構成を示すブロック図である。
【図2】上記管理システムの電気機器が送信する故障情報のデータ構造を示す図面である。
【図3】上記管理システムの電気機器とインターネットとの接続方法を示すブロック図である。
【図4】上記管理システムの管理装置が送信する送信要求のデータ構造を示す図面である。
【図5】上記管理システムの動作を示すフローチャートである。
【図6】上記管理システムの変形例を示すブロック図である。
【図7】上記管理システムの他の変形例を示すブロック図である。
【図8】本発明の他の実施形態を示すものであり、電気機器の管理システムの要部構成を示すブロック図である。
【図9】上記管理システムの変形例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1〜1d      管理システム
2〜2d・5〜5c 電気機器
7         通信装置
4〜4d      管理装置
3         インターネット
22・55      通信処理部(受信手段・返信手段)
23・56      故障判定部(判定手段)
24         電力線
41         通信処理部(送信手段)
42         データベース
43         データベース・マネージャ(更新手段)
44         タイミング制御部(タイミング決定手段)
45         故障判定部(判定手段)
46         電気機器制御部(制御手段)
57         制御部(制御手段)

Claims (28)

  1. 管理対象とする電気機器に接続された電気機器側の通信装置または管理対象とする電気機器自体へ、管理装置がインターネットを介して電気機器の故障情報の送信要求を送信する要求工程と、
    上記送信要求に応じて、上記通信装置または電気機器自体が電気機器の故障を示す故障情報を上記管理装置へ返信する返信工程と、
    上記各電気機器の故障情報の送信要求の送信タイミングを上記管理装置が決定するタイミング決定工程とを含んでいることを特徴とする電気機器の管理方法。
  2. 上記故障情報には、電気機器を特定可能な固体情報が含まれていることを特徴とする請求項1記載の電気機器の管理方法。
  3. 上記故障情報には、上記管理装置が電気機器の故障の有無を判定可能な情報が含まれており、
    上記管理装置が当該故障情報に基づいて電気機器の故障の有無を判定する判定工程が含まれていることを特徴とする請求項1記載の電気機器の管理方法。
  4. 上記電気機器側の通信装置または電気機器自体が電気機器の故障の有無を判定する判定工程を含み、
    上記故障情報には、判定結果が含まれていることを特徴とする請求項1記載の電気機器の管理方法。
  5. 上記電気機器への制御指示を、上記管理装置がインターネットを介して上記電気機器側の通信装置または電気機器自体へ送信する制御指示工程と、
    上記電気機器側の通信装置または電気機器自体が、当該制御指示に基づいて電気機器を制御する制御工程とを含んでいることを特徴とする請求項1記載の電気機器の管理方法。
  6. 上記要求工程にて、上記管理装置は、送信要求している電気機器の数が、予め定める数を超えないように、上記電気機器の故障情報の送信要求を送信することを特徴とする請求項1記載の電気機器の管理方法。
  7. 上記管理対象とする電気機器には、複数種類の電気機器が含まれており、
    上記要求工程にて、1つの上記管理装置が、これら複数種類の電気機器へ、送信要求を送信することを特徴とする請求項1記載の電気機器の管理方法。
  8. 管理対象とする電気機器に接続された電気機器側の通信装置または管理対象とする電気機器自体へ、インターネットを介して電気機器の故障情報の送信要求を送信する送信手段と、
    上記電気機器側の通信装置または電気機器自体から上記電気機器の故障を示す故障情報を受信すると、当該故障情報に基づいて、上記各電気機器に関連する故障情報が格納されたデータベースを更新する更新手段と、
    上記送信手段による各電気機器の故障情報の送信要求の送信タイミングを決定するタイミング決定手段とを備えていることを特徴とする管理装置。
  9. 上記故障情報には、上記管理装置が電気機器の故障の有無を判定可能な情報が含まれており、
    当該故障情報に基づいて、電気機器の故障の有無を判定する判定手段を備えていることを特徴とする請求項8記載の管理装置。
  10. 上記電気機器側の通信装置または電気機器自体へインターネットを介して電気機器への制御指示を送信する制御手段を備えていることを特徴とする請求項8記載の管理装置。
  11. 上記タイミング決定手段は、送信要求している電気機器の数が、予め定める数を超えないように、上記電気機器の故障情報の送信要求の送信タイミングを決定することを特徴とする請求項8記載の管理装置。
  12. 上記管理対象とする電気機器には、複数種類の電気機器が含まれており、
    上記送信手段は、これら複数種類の電気機器へ送信要求を送信することを特徴とする請求項8記載の管理装置。
  13. 請求項8記載の各手段として、コンピュータを動作させるプログラム。
  14. 管理対象とする各電気機器の故障情報の送信要求を送信するタイミングを決定するタイミング決定手段が設けられた管理装置から、インターネットを介して自らへの送信要求を受信する受信手段と、
    当該送信要求に応じて、自身の故障を示す故障情報を、上記管理装置へ返信する返信手段とを備えていることを特徴とする電気機器。
  15. 上記受信手段および返信手段が、電気機器へ電力を供給する電力線を介してインターネットに接続されていることを特徴とする請求項14記載の電気機器。
  16. 上記返信手段は、電気機器を特定するための固体情報を含む故障情報を返信することを特徴とする請求項14記載の電気機器。
  17. 自身の故障の有無を判定する判定手段を備え、
    上記返信手段は、判定結果を含む故障情報を返信することを特徴とする請求項14記載の電気機器。
  18. 上記管理装置からインターネットを介して自らへの制御指示を受け取った場合、当該制御指示に応じて自らを制御する制御手段を備えていることを特徴とする請求項14記載の電気機器。
  19. 電気機器に接続可能な通信装置であって、
    管理対象とする各電気機器の故障情報の送信要求を送信するタイミングを決定するタイミング決定手段が設けられた管理装置から、インターネットを介して自らへの送信要求を受信する受信手段と、
    当該送信要求に応じて、自らに接続された電気機器の故障を示す故障情報を、上記管理装置へ返信する返信手段とを備えていることを特徴とする通信装置。
  20. 上記受信手段および返信手段が、上記電気機器へ電力を供給する電力線を介してインターネットに接続されていることを特徴とする請求項19記載の通信装置。
  21. 上記返信手段は、上記電気機器を特定するための固体情報を含む故障情報を返信することを特徴とする請求項19記載の通信装置。
  22. 自らに接続された電気機器の故障の有無を判定する判定手段を備え、
    上記返信手段は、判定結果を含む故障情報を返信することを特徴とする請求項19記載の通信装置。
  23. 上記管理装置からインターネットを介して自らへの制御指示を受け取った場合、当該制御指示に応じて、自らに接続された電気機器を制御する制御手段を備えていることを特徴とする請求項19記載の通信装置。
  24. 請求項14または19記載の各手段として、コンピュータを動作させるプログラム。
  25. 請求項8記載の管理装置と、
    請求項14記載の電気機器または請求項19記載の通信装置とを備えていることを特徴とする電気機器の管理システム。
  26. 請求項11記載の管理装置と、
    請求項14記載の電気機器または請求項19記載の通信装置とを備えていることを特徴とする電気機器の管理システム。
  27. 請求項12記載の管理装置と、
    請求項14記載の電気機器または請求項19記載の通信装置とを備えていることを特徴とする電気機器の管理システム。
  28. 上記受信手段および返信手段が、電気機器へ電力を供給する電力線を介してインターネットに接続されていることを特徴とする請求項25、26または27記載の電気機器の管理システム。
JP2002338516A 2002-07-16 2002-11-21 電気機器の管理方法、管理装置、そのプログラム、および、電気機器の管理システム Expired - Fee Related JP4149240B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002338516A JP4149240B2 (ja) 2002-07-16 2002-11-21 電気機器の管理方法、管理装置、そのプログラム、および、電気機器の管理システム
US10/387,582 US7366959B2 (en) 2002-07-16 2003-03-12 Managing method of electrical device, management apparatus, electrical device, communications device, program therefor, and management system of electrical device

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002207098 2002-07-16
JP2002338516A JP4149240B2 (ja) 2002-07-16 2002-11-21 電気機器の管理方法、管理装置、そのプログラム、および、電気機器の管理システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004104745A true JP2004104745A (ja) 2004-04-02
JP4149240B2 JP4149240B2 (ja) 2008-09-10

Family

ID=32095369

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002338516A Expired - Fee Related JP4149240B2 (ja) 2002-07-16 2002-11-21 電気機器の管理方法、管理装置、そのプログラム、および、電気機器の管理システム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7366959B2 (ja)
JP (1) JP4149240B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113192310A (zh) * 2020-01-14 2021-07-30 施耐德电气工业公司 用于显示测量参数的方法以及设备

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TW200535602A (en) * 2004-04-16 2005-11-01 Hon Hai Prec Ind Co Ltd A system and method for testing motherboards automatically
KR100763528B1 (ko) * 2006-07-07 2007-10-04 한국전자통신연구원 네트워크를 통한 타이머 제어 시스템
JP6648087B2 (ja) 2016-09-30 2020-02-14 ダイキン工業株式会社 設備機器管理システム、空調機管理システム、通信条件調整方法

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4703306A (en) * 1986-09-26 1987-10-27 The Maytag Company Appliance system
US5072370A (en) * 1990-05-08 1991-12-10 International Business Machines Corporation System and method for monitoring electronic data processing equipment
JP3426293B2 (ja) * 1993-07-26 2003-07-14 株式会社リコー 通信制御装置
US5491791A (en) * 1995-01-13 1996-02-13 International Business Machines Corporation System and method for remote workstation monitoring within a distributed computing environment
JPH08286984A (ja) * 1995-04-19 1996-11-01 Fuji Xerox Co Ltd 障害情報通知システム
JP3161369B2 (ja) 1997-06-12 2001-04-25 日本電気株式会社 ネットワーク管理情報収集方式
JPH11120426A (ja) 1997-10-17 1999-04-30 Teruo Ido 自動販売機の管理運営システム
JPH11275102A (ja) 1998-03-23 1999-10-08 Bijikon Kk 電力線によるネットワークシステム、データの伝送方法及び記録媒体
US6237114B1 (en) * 1998-05-13 2001-05-22 Sun Microsystems, Inc. System and method for evaluating monitored computer systems
JP2000132365A (ja) * 1998-10-28 2000-05-12 Fujitsu Ltd 周辺装置管理装置及びそれに接続される周辺装置並びに周辺装置管理方法
JP2001008276A (ja) 1999-06-23 2001-01-12 Funai Electric Co Ltd 遠隔制御システム
US6324659B1 (en) * 1999-10-28 2001-11-27 General Electric Company Method and system for identifying critical faults in machines
JP2001208405A (ja) 2000-01-31 2001-08-03 Daikin Ind Ltd 空気調和装置の遠隔制御システム
JP2001251323A (ja) 2000-03-08 2001-09-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd ネットワーク管理装置
JP3487263B2 (ja) 2000-07-05 2004-01-13 タイガー魔法瓶株式会社 家電機器用載置台
US6717660B1 (en) * 2000-08-01 2004-04-06 Safe Passage Systems Corporation System for monitoring and testing of light sources
IT1320622B1 (it) * 2000-09-05 2003-12-10 Wrap Spa Sistema e dispositivo per il monitoraggio di almeno una utenzaelettrica domestica, in particolare un elettrodomestico.
JP4149178B2 (ja) * 2001-03-09 2008-09-10 松下電器産業株式会社 リモートメンテナンスシステム
JP2003022125A (ja) * 2001-05-02 2003-01-24 Ricoh Co Ltd 機器の定期診断装置及び機器の定期診断方法ならびに定期診断される顧客に配置された機器
WO2003088583A1 (en) * 2002-04-09 2003-10-23 Lg Electronics Inc. System and method for remote controlling and monitoring electric home appliances

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113192310A (zh) * 2020-01-14 2021-07-30 施耐德电气工业公司 用于显示测量参数的方法以及设备

Also Published As

Publication number Publication date
US20040078670A1 (en) 2004-04-22
JP4149240B2 (ja) 2008-09-10
US7366959B2 (en) 2008-04-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN100442811C (zh) 远程维修系统
US7032018B2 (en) Home appliance networking system and method for controlling the same
US7492877B2 (en) System and method for remote control
CN107018195B (zh) 电子装置及发送与电子装置的操作相关的信息的方法
US8433446B2 (en) Alarm and diagnostics system and method for a distributed-architecture heating, ventilation and air conditioning network
US20080027566A1 (en) Home Network System
KR20040005598A (ko) 가정 전화 제품의 제어 장치, 제어 방법, 제어 프로그램및 가정 전화 제품
JP6012727B2 (ja) 設備管理システム、設備管理装置、設備管理方法及びプログラム
KR20040103357A (ko) 홈 네트워크 시스템
JP2008502973A (ja) ローカルネットワークシステムに関するゲートウェイ
CN101185307A (zh) 网关装置以及控制装置
JP2008501202A (ja) ローカルネットワーク化システム用の装置アブストラクションレイヤ
US20070169074A1 (en) Upgrade apparatus and its method for home network system
JP5974931B2 (ja) 通信装置
CN104009895A (zh) 消息通知装置以及控制方法
JP4657798B2 (ja) 視聴情報管理装置、コンテンツ再生システム、視聴情報管理方法、視聴情報管理プログラム、記録媒体、および視聴情報管理装置を備えたデジタル録画装置
JP2007257328A (ja) 製品管理システム及び製品管理方法
JP2004104745A (ja) 電気機器の管理方法、管理装置、電気機器、通信装置、そのプログラム、および、電気機器の管理システム
CN109408093A (zh) 一种固件升级方法及家电设备
JP4412215B2 (ja) カラオケシステム,カラオケ端末,リモコン端末およびプログラム
JP3367493B2 (ja) ホームネットワークシステム、そのサーバ、その構成方法及びその制御プログラムが記録された記録媒体
JP4956160B2 (ja) 監視制御端末
CN111343700A (zh) 无线传感网络通信方法
JP4955736B2 (ja) 通信装置、通信制御方法及び通信制御プログラム
JP4395769B2 (ja) 電力線搬送通信システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050525

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070426

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070508

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070627

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20070627

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071113

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080111

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080624

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080625

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110704

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110704

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120704

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120704

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130704

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees