JP2004103378A - カード用コネクタ - Google Patents
カード用コネクタ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004103378A JP2004103378A JP2002263254A JP2002263254A JP2004103378A JP 2004103378 A JP2004103378 A JP 2004103378A JP 2002263254 A JP2002263254 A JP 2002263254A JP 2002263254 A JP2002263254 A JP 2002263254A JP 2004103378 A JP2004103378 A JP 2004103378A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- card
- thin
- cam
- thick
- stopper member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K7/00—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
- G06K7/0013—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by galvanic contacts, e.g. card connectors for ISO-7816 compliant smart cards or memory cards, e.g. SD card readers
- G06K7/0047—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by galvanic contacts, e.g. card connectors for ISO-7816 compliant smart cards or memory cards, e.g. SD card readers for reading/sensing record carriers having edge contacts
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K13/00—Conveying record carriers from one station to another, e.g. from stack to punching mechanism
- G06K13/02—Conveying record carriers from one station to another, e.g. from stack to punching mechanism the record carrier having longitudinal dimension comparable with transverse dimension, e.g. punched card
- G06K13/08—Feeding or discharging cards
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Artificial Intelligence (AREA)
- Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
【解決手段】カード用コネクタ1の第1受容スロット16のカード案内部16aには、板厚の厚いカードC1及び板厚の薄いカードC2の進行方向を遮断する第1位置と前記進行方向の遮断を解除する第2位置との間を回動するストッパ部材41が軸支されている。また、カード案内部16aには、板厚の厚いカードC1とカム係合するカム面44c、54c、カム面44c、54cに隣接して板厚の薄いカードC2の進行を許容する空間44d、54d、及び第1位置にあるストッパ部材41の回動を阻止する爪44e,54eを有するカム部材44,54がストッパ部材41の軸支と直交して回動可能に軸支されている。
【選択図】 図8
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、スマートカードと呼ばれるISO規格のICカード等の板厚の薄いカードと、PCMCIA規格のICカード等の板厚の厚いカードとを受容する少なくとも2個のカード受容スロットを有するカード用コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、コンピュータ技術の進歩によりパーソナルコンピュータが一般的に急速に広まっている。特に、ノート型パーソナルコンピュータでは、小型で高性能なものが開発され、スマートカードと呼ばれるISO規格のICカード(以下、単にスマートカードという)と、PCMCIA規格のICカード(以下、単にICカードという)とを受容する2個のカード受容スロットを有するカード用コネクタが設置されたものも開発されている。
【0003】
ここで、スマートカードは、図9に示すように、カード100の一主表面に複数の端子部101を備え、その寸法は、奥行きが85.6mm、幅が54mm、板厚が0.68〜0.84mmとなっている。
一方、ICカードは、半導体メモリカードとして使用されるタイプIと、モデムカードとして使用されるタイプIIと、ハードディスクカードとして使用されるタイプIIIの3種類がある。このうち、タイプIのICカードは、図10に示すように、カード110の一端部にコネクタ部111を備え、その寸法は、奥行きが85.6mm、幅が54mm、板厚が3.3mmとなっている。タイプII及びタイプIIIのICカードは、図示はしないが、それらの奥行き及び幅はタイプIのICカードと同様に85.6mm、54mmであるが、板厚が異なり、それぞれ5mm、10.5mmとなっている。
【0004】
スマートカード100の寸法とICカードの寸法とを比較すると、奥行き及び幅については同一であるが、それらの板厚のみが異なり、スマートカード100は薄く、PCMCIA規格のICカードは厚くなっている。
このように、スマートカード100の板厚は薄く、PCMCIA規格のICカードの板厚は厚いため、前述のカード用コネクタにおいて、スマートカードを受容するカード受容スロットの厚み方向の高さは小さく、ICカードを受容するカード受容スロットの厚み方向の高さは大きくなっている。そして、スマートカードは高さの小さなカード受容スロットに挿入され、ICカードは高さの大きなカード受容スロットに挿入される。
【0005】
このような異なる厚みの2種のカードを受容するカード用コネクタにおいては、厚みの厚いカードは高さの小さなカード用のカード受容スロットに挿入されることはないが、反対に、厚みの薄いカードは高さの大きなカード用のカード受容スロットに挿入されることがある。
厚みの薄いカードが高さの大きなカード用のカード受容スロットに挿入されると、例えば、スマートカード100がPCMCIA規格のICカード110用のカード受容スロットに挿入されると、ICカード110用のカード受容スロットに対応した複数のピンコンタクト、ハウジングの一部等がスマートカード100の端部によって曲げられたりして破損するおそれがあった。また、スマートカード100が前記カード受容スロットに挿入されると、ピンコンタクトが破損しなくても、最終ユーザーは前記スマートカード100が適切なカード受容スロットに挿入されたものと勘違いし、ノート型パソコンの電源を入れた際に正常に作動しないことがあった。
【0006】
このような、厚みの薄いカードの、高さの大きなカード用のカード受容スロットへの挿入を防止するICカードソケットとして、例えば、図11に示すものが知られている(特許文献1参照)。
このICカードソケット200は、ICカード100に電気的に接続される複数のピンコンタクト201と、ピンコンタクト201へのICカード100の挿入を案内する1対のガイドレール202とを備えている。そして、一方のガイドレール202には、回動軸206によって回動可能に支持された上下一組の厚み検出レバー203が設けられている。各厚み検出レバー203のカード挿入口側端部には、ガイドレール202に挿入された挿入物の厚みを検出する挿入物挟込部205が配置され、各厚み検出レバー203のピンコンタクト側端部には、シャッター部204が配置されている。
【0007】
このICカードソケット200に、板厚の厚いICカード110がガイドレール202に沿って挿入されると、図11(A)に示すように、挿入物挟込部205が開きこれに伴って上下一組の厚み検出レバー203が回動軸206を中心に開く。そして、厚み検出レバー203が開くと同時に、シャッター部204が開き、ICカード110がピンコンタクト201に接続される。
【0008】
一方、板厚の薄いスマートカード100がガイドレール202に沿って挿入される場合、図11(B)に示すように、スマートカード100の板厚はICカード110の板厚よりも薄いために、上下一組の厚み検出レバー203が開かない。このため、シャッター部204は閉じたままとなり、スマートカード100の挿入はシャッター部204により阻止されるのである。
【0009】
また、不適合ICカートリッジの誤挿入防止手段を有するICカートリッジリーダーとして、例えば、図12に示すものが知られている(特許文献2参照)。
このICカートリッジリーダー300は、ICカートリッジ挿入口302が開設されたシャーシ301を備え、ICカートリッジ挿入口302の内側近傍に、シャッタ本体304とこのシャッタ本体304を開閉可能に支持するばね部材305とから成るシャッタ手段303を設けている。そして、シャッタ本体304には誤挿入防止突起306が形成され、ICカートリッジ310の端部にはこの誤挿入防止突起306と対応する位置に切欠311が形成されている。
【0010】
そして、図12(A)に示すように、ICカートリッジ挿入口302より適合するICカートリッジ310を正規の向きに挿入すると、誤挿入防止突起306が切欠311内に挿通され、ICカートリッジ310の先端がシャッタ本体304に当接する。シャッタ本体304には、斜面304aが形成されているので、その斜面304aによってICカートリッジ310の挿入力の下向き分力が発生し、シャッタ本体304がばね部材305の弾性に抗して下向きに付勢される。これにより、ICカートリッジ310の挿入が可能になる。
【0011】
一方、ICカートリッジ挿入口302より不適合のICカートリッジ、例えば切欠311を有しないICカートリッジ310や切欠311の位置が異なるICカートリッジ310が挿入されたような場合には、図12(B)に示すように、ICカートリッジ310の先端が誤挿入防止突起306に当接する。誤挿入防止突起306は、ICカートリッジ310の挿入方向に対して垂直に形成されているため、シャッタ本体304に下向き分力が発生せず、シャッタ本体304は開放されない。これにより、不適合ICカートリッジ310の挿入が阻止されるのである。
【0012】
【特許文献1】
特開平11−39435号公報
【特許文献2】
特開平2−35584号公報
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図11に示したICカードソケット200及び図12に示したICカートリッジリーダー300にあっては、以下の問題点があった。
即ち、図11に示したICカードソケット200の場合、厚みの薄いカードの挿入防止機構として、ガイドレール202に、上下一組の厚み検出レバー203を設け、各厚み検出レバー203のカード挿入口側端部に、ガイドレール202に挿入された挿入物の厚みを検出する挿入物挟込部205を配置し、ピンコンタクト側端部に、シャッター部204を配置している。このような機構は、ICカードを受容するカード受容スロットが一つの場合には有効であるが、板厚の薄いカードと板厚の厚いカードとを受容する少なくとも2個のカード受容スロットが上下に隣接して設けられたカード用コネクタには適用することができない。また、厚みの薄いカードの挿入を防止する機構としては、その構成が複雑であり、ICカードソケット200の製造コストが高価なものになるばかりでなく、嵩高になってしまうという問題があった。
【0014】
また、図12に示したICカートリッジリーダー300の場合、端部に切欠311を形成した特殊なICカートリッジ310とする必要があり、汎用カードに適用できないという問題があった。
従って、本発明は上述の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、板厚の厚いカード用の第1受容スロットと板厚の薄いカード用の第2受容スロットを有するカード用コネクタにおいて、低背かつ簡単な構成で、板厚の厚いカード用の第1受容スロットの奥に、板厚の薄いカードが進行するのを確実に防止することができるカード用コネクタを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記問題を解決するため、本発明のうち請求項1に係るカード用コネクタは、板厚の厚いカード用の第1受容スロットと、板厚の薄いカード用の第2受容スロットとを有するカード用コネクタにおいて、前記第1受容スロットのカード案内部に軸支され、前記板厚の厚いカード及び前記板厚の薄いカードの進行方向を遮断する第1位置と前記進行方向の遮断を解除する第2位置との間を回動するストッパ部材と、該ストッパ部材の軸支と直交して前記カード案内部に回動可能に軸支され、前記板厚の厚いカードとカム係合するカム面、該カム面に隣接して前記板厚の薄いカードの進行を許容する空間、及び前記第1位置にある前記ストッパ部材の回動を阻止する爪を有するカム部材とを具備したことを特徴としている。
【0016】
このカード用コネクタによれば、板厚の厚いカードが第1受容スロットに受容される際には、板厚の厚いカードがカム面にカム係合してカム部材が回動し、これにより爪による第1位置にあるストッパ部材の回動阻止が解除される。そして、板厚の厚いカードによりストッパ部材が第2位置に回動して板厚の厚いカードの進行が許容される。
【0017】
一方、板厚の薄いカードが第1受容スロットに受容される際には、板厚の薄いカードはカム部材の空間を通過して第1位置にあるストッパ部材により進行が阻止される。ストッパ部材は、カム部材の爪により第1位置において回動が阻止されているので、板厚の厚いカード用の第1受容スロットの奥に、板厚の薄いカードが進行するのを確実に防止することができる。
【0018】
また、本発明のうち請求項2に係るカード用コネクタは、請求項1記載の発明において、前記カム部材が2個並設されたことを特徴としている。
このカード用コネクタによれば、カム部材が2個並設されているため、2個のカム部材を同時に回動させないと、ストッパ部材を第1位置から第2位置へ回動させることができない。このため、板厚の薄いカードが第1受容スロットに受容される際に、板厚の薄いカードが空間を外れてカム部材と係合する場合であっても、2個のカム部材を同時に回動させる確率は極めて低く、ストッパ部材は第1位置にあるままであり、板厚の薄いカードの進行はストッパ部材により一層確実に阻止される。
【0019】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明に係るカード用コネクタの実施形態を示し、(A)は平面図、(B)は正面図である。図2は図1のカード用コネクタを示し、(A)は右側面図、(B)は左側面図である。図3は図1のカード用コネクタの底面図である。
【0020】
図1乃至図3において、カード用コネクタ1は、PCMCIA規格の板厚の厚いICカードC1を受容するICカードコネクタ部10と、ISO規格の板厚の薄いスマートカードC2を受容するスマートカードコネクタ部20とを備えている。カード用コネクタ1は、図示しない回路基板上に実装されるようになっている。
【0021】
ここで、ICカードコネクタ部10には、受容されたICカードC1のコネクタ部(図10に示すコネクタ部111)に接続する複数のピンコンタクト11がICカードコネクタ部10の長手方向(図1における左右方向)に沿って上下2列に設けられている。ICカードコネクタ部10の上面には、金属製の接地用フレーム12が設けられている。この接地フレーム12は、ICカードコネクタ部10の長手方向両端部において後述する下側金属製フレーム23に取付ねじ13により接続される。また、ピンコンタクト11は、中継基板18に半田接続され、この中継基板18が回路基板上に設けられた別個(図示せず)のコネクタに嵌合接続されるようになっている。
【0022】
また、スマートカードコネクタ部20には、受容されたスマートカードC2の表面に形成された端子部(図9に示す端子部101)が接触する複数対の板ばねコンタクト21が設けられている。
そして、ICカードコネクタ部10の長手方向両端部には、該長手方向両端部から延びる1対のカードガイド用アーム部14,15が設けられている。これらカードガイド用アーム部14,15のそれぞれは、図1(B)に最もよく示すように、断面略コ字形に形成され、カードガイド用アーム部14,15間でICカードC1用の第1受容スロット16を形成している。カードガイド用アーム部14,15の断面コ字形部がICカードC1の挿入を案内するカード案内部16aを構成する。第1受容スロット16の上側には、両カードガイド用アーム部14,15間を橋渡す上側金属製フレーム19が設けられている。
また、カードガイド用アーム部14,15の下側のカード挿入奥側(図1(A)における上側)に、ICカードコネクタ部10から延びる前記スマートカードコネクタ部20が設けられている。一方、カードガイド用アーム部14,15の下側には、スマートカードC2用の第2受容スロット22を画定する下側金属製フレーム23が設けられている。そして、第1受容スロット16と第2受容スロット22との間には、両カードガイド用アーム部14,15間を橋渡す仕切り用の金属製フレーム17が設けられている。下側金属製フレーム23は、図3に示すように、ICカードコネクタ部10の下側まで延びると共に、複数のコネクタ取付部24を有している。各コネクタ取付部24には、カード用コネクタ1を回路基板上に固定するための取付ねじ(図示せず)が挿通する貫通孔24aが形成されている。
【0023】
また、一方のガイド用アーム部15には、ICカードコネクタ部10に挿入されたICカードC1を排出するためのイジェクト機構30が設けられている。このイジェクト機構30は、ガイド用アーム部15の外壁面に沿ってカード挿入及び排出方向に移動可能なプッシュバー31と、プッシュバー31のカード挿入端側に取り付けられた押圧ボタン32と、プッシュバー31のカード挿入端と反対側端に設けられ、一端がプッシュバー31先端に押圧されることにより他端がICカードC1を排出するイジェクトバー33とを具備している。
【0024】
また、両ガイド用アーム部14,15のカード挿入方向略中央部(図3における矢印A,Bで示す付近の部分)であって、ICカードC1用の第1受容スロット16のカード案内部16aには、それぞれ図4乃至図8に示す板厚薄カード進行阻止装置40,50が設けられている。
この板厚薄カード進行阻止装置40,50について、図4乃至図8を参照して詳細に説明する。図4は図3の矢印Aで示す部分の拡大図であり、その主要部において下側金属製フレーム除いた状態を示している。図5は図4における矢印方向から見た矢視図である。図6は図3の矢印Bで示す部分の拡大図であり、その主要部において下側金属製フレームを除いた状態を示している。図7は図6における矢印方向から見た矢視図である。図8は図4及び図5で示された板厚薄カード進行阻止装置の作動状態を説明するもので、(A)は板厚の厚いカードC1を挿入したときの板厚薄カード進行阻止装置の作動状態を示す概略平面図、(B)は板厚の厚いカードC1を挿入したときの板厚薄カード進行阻止装置の作動状態を示す概略側面図、(C)は板厚の薄いカードC2を挿入したときの板厚薄カード進行阻止装置の作動状態を示す概略平面図、(D)は板厚の薄いカードC2を挿入したときの板厚薄カード進行阻止装置の作動状態を示す概略側面図である。
【0025】
図4及び図5に示すように、ガイド用アーム部15側の板厚薄カード進行阻止装置40、即ちイジェクト機構30側の板厚薄カード進行阻止装置40は、第1受容スロット16のカード案内部16aに回動可能に軸支されたストッパ部材41と、ストッパ部材41の軸支と直交してカード案内部16aに回動可能に軸支されたカム部材44とを具備している。
【0026】
ストッパ部材41は、カード案内部16aの下壁から下方へ隆起する隆起部16bと、カード案内部16aの下壁であって隆起部16bよりも外側(図4における左側)から下方に突出する突出部16cとの双方に軸支された支軸42を中心に図5における矢印X2,Y2方向に回動するようになっている。ストッパ部材41は、矢印X2方向に回動した場合、板厚の厚いICカードC1及び板厚の薄いスマートカードC2の進行方向を遮断する第1位置まで回動し、矢印Y2方向に回動した場合、前記進行方向の遮断を解除する第2位置まで回動するようになっている。そして、ストッパ部材41は、支軸42の周囲を回動する回動部41aと、回動部41aから延びるストッパ部41bとからなり、絶縁性の樹脂を成形することによって形成される。支軸42の周囲には、トーションばね43が巻回されており、このトーションばね43は、一端がストッパ部41bに形成された凹部41cに係止され、ストッパ部材41を矢印X2方向に常時付勢する。
【0027】
また、カム部材44は、上下対称構造の2個のカム部材44a,44bで構成され、カム部材44aを下側に、カム部材44bを上側に配置している。カム部材44a,44bは、ストッパ部材41の軸支と直交してカード案内部16aの上壁及び下壁の双方に軸支された支軸45を中心に図4における矢印X1,Y1方向に回動するようになっている。カム部材44a,44bは、それぞれ、第1受容スロット16側に板厚の厚いICカードC1の側面とカム係合するカム面44cを有している。カム面44cは、図4に示すように、X1方向に回動した状態では、カード案内部16aにおけるカード案内線Lよりも第1受容スロット16側に突出する。また、カム部材44a,44bは、互いに上下対称に支軸45に取り付けられた状態でカム面44cに隣接する上下方向中央部に板厚の薄いスマートカードC2の進行を許容する空間44dを画定している。また、カム部材44a,44bのそれぞれの先端には、X1方向に回動したときに第1位置にあるストッパ部材41の回動を阻止する爪44eが形成されている。支軸45の周囲には、2本のトーションばね46が巻回されており、これらトーションばね46は、一端がカム部材44a,44bに形成された係止部44f、44fに係合され、カム部材44a,44bを矢印X1方向に常時付勢する。
【0028】
一方、ガイド用アーム部14側の板厚薄カード進阻止装置50、即ちイジェクト機構30と反対側の板厚薄カード進行阻止装置50は、図6及び図7に示すように、第1受容スロット16のカード案内部16aに回動可能に軸支されたストッパ部材51と、ストッパ部材51の軸支と直交してカード案内部16aに回動可能に軸支されたカム部材54とを具備している。
【0029】
ストッパ部材51は、ストッパ部材41と同様に、カード案内部16aの下壁から下方に隆起する隆起部16bと、カード案内部16aの下壁であって隆起部16bよりも外側(図6における右側)から下方に突出する突出部16cとの双方に軸支された支軸52を中心に図7における矢印X4,Y4方向に回動するようになっている。また、ストッパ部材51は、矢印X4方向に回動した場合、板厚の厚いICカードC1及び板厚の薄いスマートカードC2の進行方向を遮断する第1位置まで回動し、矢印Y4方向に回動した場合、前記進行方向の遮断を解除する第2位置まで回動する。そして、ストッパ部材51は、支軸52の周囲を回動する回動部51aと、回動部51aから延びるストッパ部51bとからなり、絶縁性の樹脂を成形することによって形成される。支軸52の周囲には、トーションばね53が巻回されており、このトーションばね53は、一端がストッパ部51bに形成された凹部51cに係止され、ストッパ部材51を矢印X4方向に常時付勢する。
【0030】
また、カム部材54は、カム部材44と異なり、単体で構成され、カム部材44と左右対称構造をしているい。カム部材54は、ストッパ部材51の軸支と直交してカード案内部16aの上壁及び下壁の双方に軸支された支軸55を中心に図6における矢印X3,Y3方向に回動するようになっている。カム部材54は、第1受容スロット16側に板厚の厚いICカードC1の側面とカム係合するカム面54cを有している。カム面54cは、図6に示すように、X3方向に回動した状態では、カード案内部16aにおけるカード案内線Lよりも第1受容スロット16側に突出する。また、カム部材54は、カム面54cに隣接する上下方向中央部に板厚の薄いスマートカードC2の進行を許容する空間54dを有している。また、カム部材54の先端には、X3方向に回動したときに第1位置にあるストッパ部材51の回動を阻止する爪54eが形成されている。支軸55の周囲には、1本のトーションばね56が巻回されており、このトーションばね56は、一端がカム部材54に形成された係止部54fに係合され、カム部材54を矢印X3方向に常時付勢する。
【0031】
次に、イジェクト機構30側の板厚薄カード進行阻止装置40の作用について図8を参照して説明する。イジェクト機構30と反対側の板厚薄カード進行阻止装置50の作用は、基本的に板厚薄カード進行阻止装置50の作用と同一なので、その説明は省略する。
先ず、カード用コネクタ1が回路基板上に実装され、いかなるカードも受容されていないときには、図5の実線に示すようにストッパ部材41のストッパ部41bがX2方向に回動してストッパ部材41が第1位置にある。一方、カム部材44は、2個のカム部材44a,44bとも図4の破線に示すようにX1方向に回動し、その爪44eにより第1位置にあるストッパ部材41の回動を阻止している。このとき、カム面44cはカード案内部16aにおけるカード案内線Lよりも第1受容スロット16側に突出している。この状態は、図8(C)及び図8(D)に示す状態と同一である。
【0032】
この状態で、第1受容スロット16に板厚の厚いICカードC1を挿入すると、ICカードC1の側面がカード案内線Lに沿って案内されるとともに、ICカードC1の先端がカム部材44a,44bのカム面44cに当接し、挿入が進行するにつれて図8(A)に示すようにカム部材44a,44bは第1受容スロット16と反対側、即ちY1方向に回動する。このとき、トーションばね46のばね力によりICカードC1の側面とカム面53との当接状態は維持される。
【0033】
カム部材44a,44bが矢印Y1方向に回動すると、爪44eによる第1位置にあるストッパ部材41のストッパ部41bの回動阻止が解除される。そして、板厚の厚いICカードC1の下面により図8(B)に示すようにストッパ部材41のストッパ部41bがY2方向に回動して第2位置に位置し、板厚の厚いICカードC1の進行が許容される。
【0034】
そして、さらにICカードC1を挿入すると、ICカードC1がICカードコネクタ部10に嵌合し、ICカードC1のコネクタ部とICカードコネクタ部10のピンコンタクト11とが電気的に接続される。
一方、カード用コネクタ1を回路基板上に実装した状態で、第1受容スロット16に、板厚の薄いスマートカードC2を挿入すると、図8(C)及び図8(B)に示すように、カム部材44a,44bのカム面44cがカード案内線Lよりも第1受容スロット16側に突出していても、スマートカードC2はカム部材44a,44bの空間44dを通過する。そして、スマートカードC2の先端は第1位置にあるストッパ部材41のストッパ部41bに当接し、その進行が阻止される。ストッパ部材41は、カム部材44a,44bの爪44eにより第1位置において回動が阻止されているので、板厚の厚いICカードC1用の第1受容スロット16の奥に、板厚の薄いスマートカードC2が進行するのを確実に防止することができる。ここで、板厚の厚いICカードC1の進行を許容するとともに板厚の薄いスマートカードC2の進行を阻止する板厚薄カード進行阻止装置40,50を、それぞれ、第1受容スロット16のカード案内部16aに回動可能に軸支されたストッパ部材41,51と、ストッパ部材41,51の軸支と直交してカード案内部16aに回動可能に軸支されたカム部材44,54とで構成した。このため、厚みの薄いカードの進行を阻止する機構を低背の簡単な構成とすることができ、カード用コネクタ1を安価に製造することができる。
【0035】
ここで、イジェクト機構30側の板厚薄カード進行阻止装置40にあっては、カム部材44a,44bが2個並設されているため、2個のカム部材44a,44bを同時に回動させないと、ストッパ部材41を第1位置から第2位置へ回動させることができない。このため、板厚の薄いスマートカードC2が第1受容スロット16に受容される際に、スマートカードC2が空間44dを外れてカム部材44a,44bと係合する場合であっても、2個のカム部材44a,44bを同時に回動させる確率は極めて低く、ストッパ部材41は第1位置にあるままであり、板厚の薄いスマートカードC2の進行はストッパ部材41により一層確実に阻止される。
【0036】
また、ICカードC1やスマートカードC2に切欠等を形成する必要はなく、汎用カードに適用することができるのは勿論である。
なお、カード用コネクタ1を回路基板上に実装した状態で、第2受容スロット22に、板厚の薄いスマートカードC2を挿入すると、スマートカードC2はスマートカードコネクタ部20に受容され、スートカードC2の端子部が複数対の板ばねコンタクト21に接触し、電気的に接続される。
【0037】
また、カム部材44a,44b,54のカム面44c、54cは板厚の厚いICカードC1の先端両隅のキー部に対応して設けられている。このため、板厚の厚いICカードC1が正規の向きに挿入された場合には、キー部が全てのカム面44c、54と当接して確実にカム部材44a,44b,54を回転させることができる。これに対して、板厚の厚いICカードC1が上下逆向きに挿入された場合は、キー部材が全てのカム面に当接せず、少なくとも1個のカム部材が回転しないので、ICカードC1の挿入を阻止することができる。
【0038】
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明はこれに限定されず、種々の変更を行うことができる。
例えば、イジェクト機構30側の板厚薄カード進行阻止装置40についてのみカム部材を2個設けたが、反対側の板厚薄カード進行阻止装置50についてもカム部材を2個で構成したり、板厚薄カード進行阻止装置50のみについてカム部材を2個で構成したり、あるいは双方の板厚薄カード進行阻止装置についてカム部材を単体で構成してもよい。
【0039】
また、板厚薄カード進行阻止装置は、双方のガイド用アーム部14,15に設けられているが、片側のガイド用アーム部14あるいは15のみに設けてもよい。
また、カム部材及びストッパ部材を付勢するばねは、トーションばねの代わりに、板ばね、コイルばね等であってもよい。
【0040】
また、適用されるカードは、PCMCIA規格のICカードC1やISO規格のスマートカードC2以外であってもよい。
さらに、板厚の厚いICカードC1を受容するカード受容スロット16を下側にし、板厚の薄いスマートカードC2を受容するカード受容スロット22を上側にしてもよい。また、カードを受容する受容スロットは2個に限らず、3個以上であってもよい。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のうち請求項1に係るカード用コネクタによれば、第1受容スロットのカード案内部に軸支され、板厚の厚いカード及び板厚の薄いカードの進行方向を遮断する第1位置と前記進行方向の遮断を解除する第2位置との間を回動するストッパ部材と、該ストッパ部材の軸支と直交して前記カード案内部に回動可能に軸支され、前記板厚の厚いカードとカム係合するカム面、該カム面に隣接して前記板厚の薄いカードの進行を許容する空間、及び前記第1位置にある前記ストッパ部材の回動を阻止する爪を有するカム部材とを具備したので、低背かつ簡単な構成で、板厚の厚いカード用の第1受容スロットの奥に、板厚の薄いカードが進行するのを確実に防止することができる。一方、板厚の厚いカードが第1受容スロットに受容される際には、板厚の厚いカードがカム面にカム係合してカム部材が回動し、これにより爪による第1位置にあるストッパ部材の回動阻止が解除される。そして、板厚の厚いカードによりストッパ部材が第2位置に回動して板厚の厚いカードの進行を許容することができる。
また、本発明のうち請求項2に係るカード用コネクタによれば、請求項1記載の発明において、前記カム部材が2個並設されたので、板厚の薄いカードの進行をストッパ部材により一層確実に阻止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカード用コネクタの実施形態を示し、(A)は平面図、(B)は正面図である。
【図2】図1のカード用コネクタを示し、(A)は右側面図、(B)は左側面図である。
【図3】図1のカード用コネクタの底面図である。
【図4】図3の矢印Aで示す部分の拡大図であり、その主要部において下側金属製フレーム除いた状態を示している。
【図5】図4における矢印方向から見た矢視図である。
【図6】図3の矢印Bで示す部分の拡大図であり、その主要部において下側金属製フレームを除いた状態を示している。
【図7】図6における矢印方向から見た矢視図である。
【図8】図4及び図5で示された板厚薄カード進行阻止装置の作動状態を説明するもので、(A)は板厚の厚いカードC1を挿入したときの板厚薄カード進行阻止装置の作動状態を示す概略平面図、(B)は板厚の厚いカードC1を挿入したときの板厚薄カード進行阻止装置の作動状態を示す概略側面図、(C)は板厚の薄いカードC2を挿入したときの板厚薄カード進行阻止装置の作動状態を示す概略平面図、(D)は板厚の薄いカードC2を挿入したときの板厚薄カード進行阻止装置の作動状態を示す概略側面図である。
【図9】ISO規格のスマートカードを示し、(A)は平面図、(B)は側面図である。
【図10】PCMCIA規格のICカードのタイプIを示す斜視図である。
【図11】従来のICカードソケットを示し、(A)は厚みの厚いICカードを挿入した場合の動作を説明するための断面図、(B)は厚みの薄いスマートカードを挿入した場合の動作を説明するための断面図である。
【図12】従来のICカートリッジリーダーを示し、(A)は適正ICカートリッジを挿入した場合の動作を説明するための断面図、(B)は不適正なICカートリッジを挿入した場合の動作を説明するための断面図である。
【符号の説明】
1 カード用コネクタ
16 第1受容スロット
16a カード案内部
22 第2受容スロット
41 ストッパ部材
44、54 カム部材
44c、54c カム面
44d、54d 空間
44e、54e 爪
C1 ICカード(板厚の厚いカード)
C2 スマートカード(板厚の薄いカード)
Claims (2)
- 板厚の厚いカード用の第1受容スロットと、板厚の薄いカード用の第2受容スロットとを有するカード用コネクタにおいて、
前記第1受容スロットのカード案内部に軸支され、前記板厚の厚いカード及び前記板厚の薄いカードの進行方向を遮断する第1位置と前記進行方向の遮断を解除する第2位置との間を回動するストッパ部材と、該ストッパ部材の軸支と直交して前記カード案内部に回動可能に軸支され、前記板厚の厚いカードとカム係合するカム面、該カム面に隣接して前記板厚の薄いカードの進行を許容する空間、及び前記第1位置にある前記ストッパ部材の回動を阻止する爪を有するカム部材とを具備したことを特徴とするカード用コネクタ。 - 前記カム部材が2個並設されたことを特徴とする請求項1記載のカード用コネクタ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002263254A JP4039518B2 (ja) | 2002-09-09 | 2002-09-09 | カード用コネクタ |
TW092215954U TWM244532U (en) | 2002-09-09 | 2003-09-03 | Card connector |
US10/657,395 US6869017B2 (en) | 2002-09-09 | 2003-09-08 | Card connector |
CNB031589030A CN100367303C (zh) | 2002-09-09 | 2003-09-09 | 插件连接器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002263254A JP4039518B2 (ja) | 2002-09-09 | 2002-09-09 | カード用コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004103378A true JP2004103378A (ja) | 2004-04-02 |
JP4039518B2 JP4039518B2 (ja) | 2008-01-30 |
Family
ID=31986436
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002263254A Expired - Fee Related JP4039518B2 (ja) | 2002-09-09 | 2002-09-09 | カード用コネクタ |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6869017B2 (ja) |
JP (1) | JP4039518B2 (ja) |
CN (1) | CN100367303C (ja) |
TW (1) | TWM244532U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100575426B1 (ko) | 2003-06-18 | 2006-05-03 | 니혼 고꾸 덴시 고교 가부시끼가이샤 | 간단한 구조로 얇은 카드의 삽입을 저지하는 카드 커넥터 |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10256716A1 (de) * | 2002-12-04 | 2004-06-24 | Siemens Ag | Chipkartenaufnahme |
DE10321242B4 (de) * | 2003-05-12 | 2008-04-10 | Siemens Ag | Kartenaufnahmevorrichtung |
US7802727B1 (en) * | 2004-03-17 | 2010-09-28 | Chung-Jung Tsai | Memory card connector having user identification functionality |
US7258578B2 (en) * | 2004-05-31 | 2007-08-21 | Ddk, Ltd. | Card connector with locking mechanism |
US7389924B2 (en) * | 2005-03-28 | 2008-06-24 | Super Link Electronics Co., Ltd. | Electronic card connector |
JP4820668B2 (ja) * | 2006-03-15 | 2011-11-24 | 第一電子工業株式会社 | カードコネクタ |
US7874857B2 (en) * | 2009-01-23 | 2011-01-25 | Ddk Ltd. | Card connector |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04102988A (ja) * | 1990-08-23 | 1992-04-03 | Shibaura Eng Works Co Ltd | カード機器 |
JPH0935021A (ja) * | 1995-07-20 | 1997-02-07 | Anritsu Corp | Icカード処理装置 |
JPH09198470A (ja) * | 1995-11-25 | 1997-07-31 | Stocko Metallwarenfab Henkels & Sohn Gmbh & Co | 電子的モジュールのカード状支持体部材用の接触ユニット |
JP2001313128A (ja) * | 2000-04-27 | 2001-11-09 | Yamaichi Electronics Co Ltd | カードコネクタ |
Family Cites Families (26)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4201808A (en) * | 1978-06-12 | 1980-05-06 | Union Carbide Corporation | Radiation curable silicone release compositions |
US4443491A (en) * | 1982-06-10 | 1984-04-17 | Acumeter Laboratories, Inc. | Method of and apparatus for producing adhesive-coated sheet materials usable with radiation-cured silicone release coatings and the like |
JPH0627196B2 (ja) * | 1984-03-12 | 1994-04-13 | 大日本印刷株式会社 | 放射線硬化性有機珪素化合物の製造法 |
US4871611A (en) * | 1985-11-15 | 1989-10-03 | Mead Release Products, Inc. | Breathable backing or release liner and process for forming the same |
DE3777808D1 (de) * | 1987-02-06 | 1992-04-30 | Goldschmidt Ag Th | Polysiloxane mit ueber sic-gruppen gebundenen (meth)acrylsaeureestergruppen und deren verwendung als strahlenhaertbare beschichtungsmittel fuer flaechige traeger. |
JPH0235584A (ja) | 1988-07-26 | 1990-02-06 | Hitachi Maxell Ltd | Icカートリツジリーダーライター |
WO1992016590A1 (en) * | 1991-03-20 | 1992-10-01 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Radiation curable vinyl/silicone release coating |
US5217805A (en) * | 1991-10-15 | 1993-06-08 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Uv-curable silicon release compositions |
TW268969B (ja) * | 1992-10-02 | 1996-01-21 | Minnesota Mining & Mfg | |
JP3504692B2 (ja) * | 1993-09-17 | 2004-03-08 | 東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社 | 剥離性硬化皮膜形成用シリコーン組成物 |
BR9507124A (pt) * | 1994-03-02 | 1997-09-30 | Avery Dennison Corp | Composições de liberação de silicone curável por radiação e por feixe de el tron método para produzir um substrato revestido artigo revestido e artigo de camadas múltiplas |
US5967810A (en) * | 1994-12-07 | 1999-10-19 | Berg Technology, Inc. | Eject activation mechanism for a memory card connector and method of use |
US5564936A (en) * | 1994-12-07 | 1996-10-15 | Berg Technology, Inc. | Card security mechanism for a memory card connector and method of use |
JPH08269293A (ja) * | 1995-03-30 | 1996-10-15 | Toray Dow Corning Silicone Co Ltd | 硬化性剥離剤組成物 |
US5917177A (en) * | 1995-12-13 | 1999-06-29 | Sankyo Seiki Mfg. Co., Ltd. | IC card reader |
US5843549A (en) * | 1996-07-12 | 1998-12-01 | Avery Dennison Corporation | Label laminate and novel paper substrate therefor |
JPH1055415A (ja) * | 1996-08-08 | 1998-02-24 | Anritsu Corp | カード処理装置 |
US6405928B1 (en) * | 1997-03-13 | 2002-06-18 | The Whitaker Corporation | PC card connector |
JPH1139435A (ja) | 1997-07-17 | 1999-02-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Icカードソケットおよびそれを用いた装置 |
JP3909923B2 (ja) * | 1997-07-31 | 2007-04-25 | バーグ・テクノロジー・インコーポレーテッド | カードコネクタ |
TW368198U (en) * | 1997-12-15 | 1999-08-21 | Hon Hai Prec Ind Co Ltd | Back card apparatus for electronic card |
JP3483451B2 (ja) * | 1998-01-28 | 2004-01-06 | アルプス電気株式会社 | Icカード用コネクタ装置 |
JP3673395B2 (ja) * | 1998-04-10 | 2005-07-20 | アルプス電気株式会社 | コネクタ装置 |
JP3701792B2 (ja) * | 1998-04-10 | 2005-10-05 | アルプス電気株式会社 | コネクタ装置 |
US6234844B1 (en) * | 2000-06-28 | 2001-05-22 | Berg Technology, Inc. | Electronic card connector |
JP2002280097A (ja) * | 2001-03-19 | 2002-09-27 | Jst Mfg Co Ltd | フラッシュメモリカード用コネクタおよびそれを用いた接続構造、ならびにこの接続構造を用いた電子装置 |
-
2002
- 2002-09-09 JP JP2002263254A patent/JP4039518B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2003
- 2003-09-03 TW TW092215954U patent/TWM244532U/zh unknown
- 2003-09-08 US US10/657,395 patent/US6869017B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2003-09-09 CN CNB031589030A patent/CN100367303C/zh not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04102988A (ja) * | 1990-08-23 | 1992-04-03 | Shibaura Eng Works Co Ltd | カード機器 |
JPH0935021A (ja) * | 1995-07-20 | 1997-02-07 | Anritsu Corp | Icカード処理装置 |
JPH09198470A (ja) * | 1995-11-25 | 1997-07-31 | Stocko Metallwarenfab Henkels & Sohn Gmbh & Co | 電子的モジュールのカード状支持体部材用の接触ユニット |
JP2001313128A (ja) * | 2000-04-27 | 2001-11-09 | Yamaichi Electronics Co Ltd | カードコネクタ |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100575426B1 (ko) | 2003-06-18 | 2006-05-03 | 니혼 고꾸 덴시 고교 가부시끼가이샤 | 간단한 구조로 얇은 카드의 삽입을 저지하는 카드 커넥터 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
TWM244532U (en) | 2004-09-21 |
US6869017B2 (en) | 2005-03-22 |
CN1490899A (zh) | 2004-04-21 |
JP4039518B2 (ja) | 2008-01-30 |
US20040050938A1 (en) | 2004-03-18 |
CN100367303C (zh) | 2008-02-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4539497B2 (ja) | メモリカード保持構造 | |
JP3824147B2 (ja) | カード用コネクタ | |
JP2001351735A (ja) | カード用コネクタ | |
JP2004013396A (ja) | 電子機器装置 | |
JP2002025700A (ja) | カード用コネクタ装置 | |
JP2006260189A (ja) | カード読取書込装置 | |
KR101035429B1 (ko) | 메모리 카드용 커넥터 | |
TWI226732B (en) | Connector apparatus for a card | |
JP2004103378A (ja) | カード用コネクタ | |
JP4226869B2 (ja) | カード用コネクタ | |
JP2004087394A (ja) | コネクタ | |
JP4474355B2 (ja) | カード用コネクタ装置 | |
JPH0562978U (ja) | 情報処理媒体用コネクタ装置 | |
JP2003086302A (ja) | コネクタ | |
CN102570184B (zh) | 卡连接器 | |
JP4012660B2 (ja) | Icカード用コネクタ | |
JP4527887B2 (ja) | カードコネクタの誤挿入防止装置 | |
JP5400846B2 (ja) | カードコネクタ | |
JP3827578B2 (ja) | カード用コネクタ装置 | |
JP2009104968A (ja) | カードコネクタ | |
JP2007157656A (ja) | カードコネクタ | |
JP2001093615A (ja) | カード用コネクタ | |
JP2006294637A (ja) | カード用コネクタ | |
US8056811B2 (en) | Anti-misinsertion mechanism of card connector | |
JP3069032B2 (ja) | エジェクタユニットおよびカードコネクタ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050907 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060519 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060725 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060922 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070130 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070328 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20071016 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20071031 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101116 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101116 Year of fee payment: 3 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101116 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111116 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |