JPH0935021A - Icカード処理装置 - Google Patents

Icカード処理装置

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JPH0935021A
JPH0935021A JP7206543A JP20654395A JPH0935021A JP H0935021 A JPH0935021 A JP H0935021A JP 7206543 A JP7206543 A JP 7206543A JP 20654395 A JP20654395 A JP 20654395A JP H0935021 A JPH0935021 A JP H0935021A
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正 笛木
Kazutaka Sakida
一貴 崎田
Tatsujiro Kawakita
達次郎 川北
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ICカードより薄いカードおよびカード状異
物の進入を、電気部品を用いることなく安価な構成で阻
止できるICカード処理装置を提供すること。 【解決手段】 正規厚のICカード1がカード挿入口2
5から挿入されてその先端が検知レバー41の検知片4
5を通過すると検知レバー41が所定角度以上回動し、
その押圧片46がシャッタレバー48の当接片53を押
して、シャッタレバー48のシャッタ片52をカード通
路から退出させ、ICカード1をカード収容部38へ進
入させる。また、薄い挿入物が挿入されたときには検知
レバー41の回動角が所定角度より少なく、検知レバー
41の押圧片46はシャッタレバー48の当接片53に
当接せず、そのシャッタ片52はカード通路内に進入し
ていて挿入物のカード収容部38への進入を阻止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内部にメモリ回路
等が設けられたICカードを受け入れて、このICカー
ドに対する読み書き処理を行なうためのICカード処理
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ICカードは、磁気記録式のカードと異
なり、各種の情報をメモリICに電気的に記憶してお
り、外表部に設けられた端子を介して接続される外部装
置との間で情報の授受を行なうように形成されている。
【0003】図13は、ICカード1の一例を示すもの
で、樹脂製のカード1の一面1a側の前端寄りの所定位
置には、複数の外部端子2、2、…、2が設けられてお
り、各外部端子は、端子近傍に内蔵されたメモリIC等
に接続されている。
【0004】このようなICカードは、外部端子を介し
て電気的に所定の情報交換が行なわれないと、カード所
有者の固有情報や金額情報等を知ることができないの
で、磁気カードに比べて不正利用がされにくく、しかも
外からの磁気によって内容が変化してしまうことがない
という利点があり、磁気カードに代わって利用されてき
ている。
【0005】ICカード1の外形寸法は、従来のテレフ
ォンカードのような磁気カードとほぼ同一であるが、そ
の厚さは磁気カードより厚くなっており、ICカードの
読み書きを行なうためのICカード処理装置のカード挿
入口の高さは、ICカードの厚さに対応して大になって
いる。このため、硬貨や紙片等正規のICカード以外の
異物が誤ってあるいは故意に挿入される危険が高く、こ
のような異物挿入によって、機器の利用ができなくなる
可能性が非常に高い。
【0006】このように異物挿入に対処するために、従
来のカード処理装置では、図14の(a)、(b)に示
すように、カード処理装置10のカード挿入口10aの
後部にシャッタ部材12を設けている。
【0007】このシャッタ部材12は、アーム13、1
4とシャッタ板15とで一体に形成されており、アーム
13、14の後端部13a、14aはカード処理装置1
0のフレーム11の内壁11a、11bに軸支され、一
方のアーム14の前端部14bは、カード挿入口10a
の背後に進入し、カード挿入口10aに挿入されるカー
ド1の先端に当接して上方に移動する。
【0008】なお、このシャツタ部材12は、バネ16
によってアーム14の前端部14bが常にカード挿入口
10aの背後のカード通路内へ進入する方向に付勢され
ている。
【0009】アーム13、14の前部同士を連結してカ
ード挿入口10aの幅方向に沿って延びたシャッタ板1
5は、カード挿入口10aに続くカード通路を塞いでお
り、アーム14の前端部14bの下を通過せずに挿入さ
れた異物の進入を阻止し、正規幅のカード1が挿入され
て、アーム14の前端部14bがそのカード厚さ分上昇
すると、両アーム13、14とともに上昇して、カード
を奥に進入させる。
【0010】このようなシャッタ機構を用いたカード処
理装置では、一方のアーム14の前端部の下を通過しな
いでカード挿入口10aから進入する異物、即ち、正規
カードより幅が狭い異物の挿入が阻止できる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ように、アームの先端とともにシャッタ部分が一体に回
動するシャッタ機構では、正規カードより薄くアームの
先端を通過するものであれば、シャッタ部分もその挿入
物の厚さ分だけカード挿入口を開いてしまうので、この
ようなシャッタ機構をICカード処理装置に用いたとし
ても、ICカードと同一幅の薄い磁気カードやカード状
異物の進入を防ぐことは全くできない。
【0012】特に、公衆電話機のようにICカードより
薄い磁気カードの読み書きを行なう磁気カード処理装置
を有する機器にICカード処理装置を並設した場合、利
用者が磁気カードをICカード処理装置へ入れ違える恐
れがある。
【0013】そして、ICカードを利用したことがない
者がこのような誤挿入を行なった場合、カードを排出さ
せる操作が判らず利用者に迷惑がかかる。
【0014】これを解決するために、挿入物の厚さを光
学センサやマイクロスイッチ等によって検出し、その検
出信号によってプランジャ等を通電駆動してシャッタ板
をカード挿入口から退避させる機構を採用することもで
きるが、このようにセンサやプランジャ等の電気部品を
用いた場合、カード処理装置全体のコストが高くなると
ともに消費電力も増加し、供給電力が限定されているよ
うな公衆電話機等の機器には採用しにくい。また、セン
サあるいはプランジャのいずれか一方が故障すれば、正
規カードの受け入れや異物の進入阻止が全く不可能にな
ってしまうので、そのメンテナンスを頻繁に行なわなけ
ればならない。
【0015】本発明は、この課題を解決して、ICカー
ドより薄いカードおよびカード状異物の進入を、電気部
品を用いることなく安価な構成で阻止できるICカード
処理装置を提供することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明のICカード処理装置は、ICカードを受け
入れるためのカード挿入口と、前記カード挿入口から挿
入されるICカードを所定位置まで受け入れるカード収
容部と、前記カード挿入口の後方に回動自在に支持さ
れ、該回動の支点の前方側には前記カード挿入口とカー
ド収容部の間のカード通路に進入して該カード挿入口か
ら挿入される挿入物に摺接する検知部が設けられ、前記
回動の支点の後方側には押圧部が延設され、前記検知部
を通過する挿入物の厚さに対応した角度回動する検知レ
バーと、前記カード挿入口の後方に回動自在に支持さ
れ、該回動の支点の前方側には前記検知レバーの検知部
の背後の前記カード通路に進入するシャッタ部が設けら
れ、該シャッタ部の後方側には前記検知レバーの押圧部
に隙間のある状態で近接する当接部が設けられ、前記検
知レバーが所定角度以上回動するとき該検知レバーの押
圧部に前記当接部が押されて、前記シャッタ部を前記カ
ード通路から退出させる方向に回動するシャッタレバー
とを備えている。
【0017】このように構成したため、本発明のICカ
ード処理装置では、挿入物として正規厚のICカードが
カード挿入口から挿入されてその先端が検知レバーの検
知部を通過すると検知レバーが所定角度以上回動し、そ
の押圧部がシャッタレバーの当接部を押して、シャッタ
レバーのシャッタ部を検知部の後方のカード通路から退
出させ、ICカードをカード収容部へ進入させる。ま
た、薄い挿入物が挿入されたときには検知レバーの回動
角が所定角度より少なく、検知レバーの押圧部はシャッ
タレバーの当接部に当接せず、そのシャッタ部は検知部
の後方のカード通路内に進入していて挿入物のカード収
容部への進入を阻止する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の一
実施形態を説明する。図1〜6は、一実施形態のICカ
ード処理装置20の外観および内部構造を示している。
このICカード処理装置20は、磁気カード処理装置
(図示せず)とともに、図1に示すように公衆電話機の
筐体18に装着され、利用者によって手挿入されるIC
カードを、引き出しが可能な位置まで受け入れて、IC
カードに記録されている情報(例えば、度数情報等)の
書換えを行なうものである。
【0019】このICカード処理装置20は、外からI
Cカードを受け入れるために筐体18から突出するよう
に固定されたカードスロット22と、カードスロット2
2の後部に固定されたハウジング30とで構成されてい
る。
【0020】カードスロット22は、背面側が開口した
中空箱状に形成され、その前面側には、矩形状に前方に
大きく突出する膨出部23と、膨出部23より前方への
突出が少なく形成された挿脱操作部24とが横に連続す
るように設けられている。膨出部23の前面23aおよ
び挿脱操作部24の前面24aには、図2に示すように
横長スリット状のカード挿入口25が連続形成されてい
る。
【0021】膨出部23側のカード挿入口25の入口よ
り少し奥側には、図6に示すように、その入口部分の下
面より一段低く形成された低段部25aがカード挿入口
25の幅方向に沿って設けられている。
【0022】また、このカードスロット22の両側には
フランジ26、26が設けられており、このフランジ2
6、26が筐体18の内面側にネジ止めされてこの処理
装置全体が筐体18に支持されている。
【0023】ハウジング30は、このICカード処理装
置20の本体部分を構成しており、上カバー31とフレ
ーム33とで矩形箱状に形成され、その前端部分がカー
ドスロット22の背面側の開口縁に内接するように差し
込まれて固定されている。上カバー31は矩形平板状に
形成され、フレーム33の上面を塞ぐように固定されて
おり、その後部下面には、図6に示すように、後述する
スライド部材65の上方への移動を規制するために規制
部32が突設されている。
【0024】フレーム33は、略矩形の基板34と、基
板34の両側に互いに対向するように立設された側板3
5、36と、側板35、36の後端を連結する後板37
とによって、上方から見た外形がほぼ矩形状に形成さ
れ、カードスロット22側から見た形状が略H状に形成
されている。
【0025】側板35、36の下側内壁面35a、36
aは、カード挿入口25から挿入されるICカードをそ
の横方向の移動を規制しながらほぼ直線的に受け入れる
ために、カード挿入口25の幅と等しい距離で互いに平
行に対向している。フレーム33は、カード挿入口25
から挿入されるICカードが、基板34の下面34a、
側板35、36の下側内壁面35a、36aで囲まれた
カード収容部38内に進入する位置に固定されている。
【0026】両側板35、36の前端部には、図7に示
すように、軸穴39、40が前後に並ぶように設けられ
ており、これらの軸穴39、40には、シャッタ機構を
形成する検知レバー41とシャッタレバー48が回動自
在に支持されている。
【0027】検知レバー41の基部42は、図7に示す
ように、帯板状の上板42a、上板42aの両端から下
方に垂設された略L字状の側板42b、42cとによっ
て逆凹状に形成され、両側板42b、42cの外壁面に
は回動軸43、44が突設されている。両回動軸43、
44は、フレーム33の側板35、36の軸穴39、3
9に挿入されている。
【0028】検知レバー41の基部42の一方の側板4
2bの下部前端には、この実施形態の検知部としての検
知片45が前方に延設され、上板42aの後端にはこの
実施形態の押圧部として矩形の押圧片46が後方に延設
されている。
【0029】検知片45の先端側下部には、下端からの
距離がカード挿入口25側に向かうほど増大するように
傾斜した傾斜部45aが設けられている。検知レバー4
1は、検知片45をカード挿入口25の低段部25aよ
り手前部分に進入させ、カード挿入口25に挿入される
カードの先端がその傾斜部45aに摺接しながら奥側に
進入すると、回動軸43、44を中心にしてそのカード
の厚さに対応した角度だけ回動して、後端側の押圧片4
6を下降させる。
【0030】なお、検知レバー41は、基板34の上面
34b前端に下端を支持された板バネ47によって、そ
の基部42の上板42aの後端側から前方へ常に押され
て、検知片45が常にカード挿入口25とカード収容部
38の間のカード通路に進入する方向に付勢されてい
る。
【0031】一方、シャッタレバー48の基部49は、
検知レバー41の基部42の両側板42b、42cの間
隔よりやや狭い幅の矩形平板状に形成され、その後端の
両側部には回動軸50、51が突設されている。両回動
軸50、51は、フレーム33の側板35、36の軸穴
40、40に挿入されている。シャッタレバー48は、
その基部49が検知レバー41の基部42の側板42
b、42cにはさまれる位置に支持されている。
【0032】シャッタレバー48の基部49の前端には
シャッタ部として横長矩形のシャッタ片52が下方に垂
設され、基部48の後端には当接部として基部49より
一段高く形成された当接片53が後方へ延設されてい
る。シャッタレバー48は自重によりその前端側のシャ
ッタ片52の下端が、カード挿入口25の奥側の低段部
25a内に進入する方向に付勢されている。
【0033】なお、ここで、検知レバー41の回動軸4
3、44から検知片45までの距離は、その回動軸4
3、44から押圧片46の後部までの距離より短く設定
され、正規厚より薄いカード、例えば、磁気カードが検
知片45を通過するまで挿入されたときの検知レバー4
1の回動角は、その押圧片46の後部の下降距離が、カ
ードが挿入されていないときの押圧片46の後部とシャ
ッタレバー48の当接片53の後部との隙間より僅かに
小さく(あるいは等しく)なるように設定され、正規の
厚さのカードが検知片を通過するときの押圧片46の下
降距離は、カードが挿入されていないときの押圧片46
と当接片53の隙間より大きくなっている。
【0034】このため、この薄いカードの挿入に対して
シャッタレバー48は検知レバー41から力を受けず、
シャッタ片52の下端は低段部25aに入り込んだ状態
を維持し、正規のICカードが挿入されたときには、シ
ャッタレバー48は、検知レバー41からの回動力を受
けてシャッタ片52を上昇させる方向に回動する。
【0035】また、シャッタレバー48の回動軸50、
51からシャッタ片52までの距離は、その回動軸5
0、51から当接片53の後部までの距離よりも長く設
定されている。このため、正規のICカードが挿入され
た場合には、シャッタレバー48のシャッタ片52は当
接片53の下降距離より大きな距離、即ち、シャッタ片
52の下端が低段部25に入り込んでいる長さに正規カ
ードの厚さを加えた距離以上上昇して、カード通路を開
く。
【0036】なお、検知レバー41とシャッタレバー4
8は、その基部同士が互いに重なり合うように近接して
おり、しかも、カード挿入時の回動方向が同一となるよ
うに回動軸の位置が設定されているので、シャッタ機構
全体を小型にでき、可動領域も少なくて済み、カード通
路の上面側に無理なく設けることができる。
【0037】一方、基板34のほぼ中央部には端子板取
付穴56が貫通形成されている。この端子板取付穴56
には端子板57が固定されている。端子板57の下面側
には、ICカードの各外部端子に接触するための接触端
子58が、4個ずつ2列に並んで設けられている。各接
触端子58は、バネ性を有する導電部材(例えばリン青
銅等)でほぼV字状に屈曲形成され、その一端側を端子
板57に固定され、他端側を端子板57に設けられた各
端子穴57aに挿通させ、下端部を基板34の下面34
aから下方へ突出させるように支持されていて、下方か
ら押圧されると弾性変形しながら上方へ移動し、その弾
性復帰力で下方からの押圧力に対抗する。
【0038】フレーム33の基板34の下面34aの前
部には、各接触端子58をカードの先端で変形させない
ように、カード挿入口25から挿入されるカードを基板
34の下面から離間するように案内する傾斜案内部59
が突設されている。
【0039】端子板取付穴56の両側には、それぞれ溝
60、60が設けられており、各溝60の前端には、ス
プリングフック61、61が形成されている。また、各
溝60はこのフレームの後部両隅を上下に貫通する穴6
2、62と連続している。
【0040】端子板取付穴56の後方には、基板34の
上面34bより一段高く形成されたスライド台63が所
定幅でフレーム後部まで延設されている。
【0041】このスライド台63の上にはスライド部材
65が載置されている。スライド部材65は、図8に示
すように、ほぼ矩形状の上板65aと、この上板65a
の両側からそれぞれ下方へ延設された側板65b、65
bとでほぼコの字状に形成され、上板65aの下面をス
ライド台63の上面に当接させ、且つ、両側板65b、
65bでスライド台63をはさむようにして、前後方向
の摺動が可能に支持されている。
【0042】上板65aの前部両端には、スライド台6
3の両側の穴62、62を上下に通過してカード収容部
38まで延びたカード受け66、66が垂設されてい
る。このカード受け66は、カード収容部38内へ挿入
されるカードの先端に当接して、スライド部材65を後
方へ摺動させるためのものである。
【0043】各カード受け66、66の中間部には、ス
プリングフック67、67がそれぞれ設けられており、
各スプリングフック67、67と基板34の溝60、6
0内の各スプリングフック61、61との間には、カー
ドが引き抜かれたときに、スライド部材65を、そのカ
ード受け66が基板34に当接する位置まで戻すための
スプリング68、68が掛けられている。
【0044】また、スライド部材65の両側板65b、
65bには、このスライド部材65が後方に摺動したと
きに、後述するカード押さえ部材72に当接して、カー
ド押さえ部材72を回動させるための外周が円弧状のカ
ム部69、69が形成されている。
【0045】スライド台63の下面には、2つの軸受け
70、70がスライド台63の幅方向に沿って突設され
ている。この軸受け70、70には軸71が挿通されて
おり、その軸71にはカード押さえ部材72が回動自在
に支持されている。
【0046】カード押さえ部材72は、図8に示すよう
に、ほぼT字の板状に形成され、その一面72a側の上
部には、2つの軸受け73、73が突設され、その下部
には、ゴムやスポンジ等の弾性材74が固定されてい
る。カード押さえ部材72は、この2つの軸受け73、
73を連通する軸71によって、その一面72a側を端
子板57側へ向けるようにして、スライド台63の下面
側に回動自在に支持されている。
【0047】カード押さえ部材72の上部両側には、当
接片75、75が互いに対向するようにして一面72a
側方向へそれぞれ突設されている。各当接片75の外周
はその一面72aに対して傾斜した傾斜部75aと、一
面72aと平行な平行部75bとが連続した形状を有
し、スライド部材65のカム部69の外周に傾斜部75
aが接している状態で、スライド部材65が後方へ摺動
すると、カード押さえ部材72は、その下部を基板34
の下面に近づけるように回動する。そして、スライド部
材75の後端がフレーム33の後板37に当接する位置
まで押されたときに、平行部75bがカム部69に当接
してカード押さえ部材72がほぼ水平となる。
【0048】基板34の後部隅の一方の穴62には、図
示しない回路基板によってマイクロスイッチ81が支持
されている。このマイクロスイッチ81は、カードが奥
まで挿入されたことを検知するためのセンサであり、ス
ライド部材65が最後部まで押されたときに、その一方
のスプリングフック67の後部に押されてオンする位置
に取り付けられている。
【0049】なお、各接触端子58とマイクロスイッチ
81は、回路基板を介して公衆電話機の制御部(図示せ
ず)に接続されている。この制御部は、通常の通話制御
の他に、カードの挿入と引抜きをマイクロスイッチ81
のオンオフ状態から判断し、各接触端子58を介して挿
入カードに対する情報の読み書き処理を行なう。
【0050】次に、このカード処理装置20の動作につ
いて説明する。正規の厚さのICカード1がカードスロ
ット22の膨出部23側のカード挿入口25から挿入さ
れると、図9の(a)に示すように、カードの先端1b
が検知レバ−41の検知片45の傾斜部45aに当接
し、さらにカードが押されると、検知片45は、カード
の先端に傾斜部45aを摺接させながら上方に押し上げ
られ、カード1を通過させる。
【0051】図9の(b)に示すように、カードの先端
1bが検知片45の傾斜部45aを完全に通過したと
き、検知レバー41は、その押圧片46とシャッタレバ
ー48の当接片53の隙間に対応した所定角度以上回動
して、その押圧片46がシャッタレバー48の当接片5
3を下方に押す。このため、シャッタレバー48のシャ
ッタ片52が大きく上昇してカード通路から退出し、こ
のカード1をカード収容部38へ進入させる。
【0052】また、例えば、図9の(c)に示すよう
に、磁気カードのように正規カードより薄いカード3
(あるいはカード状異物)がカード挿入口25に挿入さ
れた場合、そのカード3の先端3aが検知レバー41の
検知片45の傾斜部45aを通過しても、検知レバー4
1の押圧片46の後部はシャッタレバー48の当接片5
3を押す位置まで達しない。このため、このカード3の
先端は、下端を溝25a内に進入させているシャッタレ
バー48のシャッタ片52の前面に当接して、カード収
容部38方向へ進むことはできない。
【0053】したがって、このICカード処理装置20
が磁気カード処理装置とともに並設されていても、磁気
カードがこのICカード処理装置20内に誤ってあるい
は故意に挿入されることはない。
【0054】一方、カード収容部38へ進入した正規の
ICカード1は、図10の(a)に示すように、基板3
4の下面に設けられた傾斜案内部59によって、僅かに
下方へ押し下げられながら、各接触端子58の下方を通
過してその先端がスライド部材65のカード受け66に
当接する。
【0055】さらにカードが押し込まれると、スライド
部材65はカードに押されて後方へ摺動し、スライド部
材65の各カム部69に対して各当接片75の傾斜部7
5aを外接させているカード押さえ部材72が、その一
面側を端子板57側に近づけるように回動する。そし
て、図10の(b)のようにスライド部材65がフレー
ム33の後板37に当接する位置まで摺動したとき、カ
ード押さえ部材72は、ほぼ水平な状態まで回動して、
その弾性材74でカード1を下面から押上げて、カード
の各外部端子を各接触端子58に当接させる。
【0056】このとき、ICカード1の後部の一部は、
カードスロット22の挿脱操作部24から露出してい
る。また、カードの中間部は基板34の傾斜案内部59
によってやや下方へ押され、外部端子部分はカード押さ
え部材72によって上方へ押されるため、傾斜案内部5
9との当接部分にカードを曲げようとする力が働くが、
この力は弱く、しかも、この部分には集積回路は内蔵さ
れていないのでカードを使用不能にすることはない。
【0057】また、スプリング68の復帰力は、カード
に対する僅かな曲げによって基板34とカードとの間に
生じる摩擦力より弱く設定され、しかも、スライド部材
65のカム部69は、カード押さえ部材72の当接片7
5の平行部75bに当接していて、カード押さえ部材7
2のモーメントを上方向にしか受けない。したがって、
この状態でカードを離してもカードが戻ることはない。
【0058】なお、この状態でマイクロスイッチ81
は、スライド部材65のカード受け66に押されてオン
状態となる。
【0059】このマイクロスイッチ81のオンが検知さ
れると、各接触端子58を介してICカード内のメモリ
に対する情報の読み書き処理がなされる。そして、通話
等が終了してカードが引かれると、スライド部材65が
スプリング68によって戻り、マイクロスイッチ81が
オフ状態となり、カード押さえ部材72が自重によって
回動する。そして、カードがカード挿入口25から完全
に引き抜かれると、シャッタレバー48のシャッタ片5
2および検知レバー41の検知片45が下降して、もと
の状態(図6の状態)に戻る。
【0060】また、正規のICカードに近い厚さを有
し、カードスロット22の挿脱操作部24側のカード挿
入口25からカード受け66までの距離より短いカード
状異物4が挿入された場合、図10の(a)に示してい
るように、このカード状異物4は、正規カードと同様に
してカード収容部38側に進入するが、そのカード状異
物4の後端は、スライド部材65のカード受け66に先
端が達する前にカード収容部38内に入ってしまうた
め、カード収容部38の大きく開口された下面から下方
へ排出される。
【0061】また、挿脱操作部24側のカード挿入口2
5からカード受け66までの距離より長く、正規カード
より短いカード状異物が挿入された場合、そのカード状
異物は、スライド部材65を最後部まで押し切ることが
できないので、カードを戻す方向の力がスプリング68
によって常に生じ、手を離すとこのカード状異物はカー
ド挿入口25側に押し出される。
【0062】以上のように、このICカード処理装置2
0では、正規のICカードより薄い磁気カードやカード
状異物を挿入しようとしてもシャッタは開かず、しか
も、正規カードとほぼ同一の厚さで正規カードより短い
カード状異物が挿入された場合でも、その異物を排出さ
せるかあるいは簡単に引き抜くことができる状態にする
ので、たとえ磁気カード処理装置とともに並設しても、
カードの入れ違いを未然に防ぐことができ、また、いた
ずらによるカード詰まりを防止することができる。
【0063】
【他の実施形態】前記実施形態では、シャッタレバーが
自重により常にカード挿入口を閉じる下方に付勢され、
その前端側のシャッタ片が上昇することによってカード
挿入口を開くようにしていたが、図11、図12に示す
シャッタ機構のようにシャッタ片が下降することによっ
てカード挿入口を開口するように構成してもよい。
【0064】即ち、フレーム33′の側板35′、3
6′の前端上部に切欠部85、85を設け、検知レバー
88の前端両端に検知片89、89をそれぞれ設け、後
部両端から側方へ向かって押圧片90、90をそれぞれ
延設する。この検知レバー88の2つの回動軸91、9
1は、側板35′、36′の軸穴39、39にそれぞれ
挿入される。また、押圧片90、90は側板35′、3
6′の切欠部85、85を通って各側板の外側へ突出し
ている。
【0065】一方、シャッタレバー92は、凸状のシャ
ッタ片93と、シャッタ片93の両端から互いに対向す
るように後方へ延設されたアーム94、94とで上方か
らみて略コの字状に形成され、アーム94、94の後端
内壁に突設された回動軸95、95を側板35′、3
6′の軸穴40′、40′に挿入させて、回動自在に支
持されている。両アーム94、94の中間部には当接片
96、96が、検知レバー88の押圧片90、90の下
面に近接するように上方側へ延設されている。なお、こ
のシャッタレバー92は、図示しないバネによってシャ
ッタ片93側を常に上昇させる方向に付勢されている。
【0066】シャッタレバー92のシャッタ片93は、
図12の(a)に示すようにカード挿入口25からカー
ド収容部38へ続くカードの通路に対して下方から突出
している。
【0067】ここで、正規厚のカード1が挿入され、そ
の先端が図12の(b)のように検知レバー88の下を
通過すると検知レバー88が所定角度以上回動し、その
押圧片90、90によってシャッタレバー92の当接片
96、96が下方に押され、シャッタレバー92は、シ
ャッタ片93がカード通路から退出するように下方へ大
きく回動して、カード1をカード収容部38側へ進入さ
せる。
【0068】また、図12の(c)に示すように、正規
厚より薄いカード3(またはカード状異物)が挿入され
た場合には、検知レバー88はその挿入物の厚さ分回動
するが、この角度は押圧片90と当接片96の隙間に対
応した角度より小さく、押圧片90、90は当接片9
6、96を押すことができず、シャッタレバー92のシ
ャッタ片93はカードの通路から退出しない。このた
め、カード3の先端はシャッタ片93の前面に当接し
て、奥に進入することできない。
【0069】また、前記実施形態では、カード挿入口の
幅のほぼ全体をシャッタ板によって開閉するようにして
いたが、カード挿入口の幅方向の一部のみをシャッタ板
によって開閉するようにしてもよい。
【0070】また、前記実施形態では、検知レバーとシ
ャッタレバーをフレーム側で支持していたが、検知レバ
ーとシャッタレバーをカードスロットの内壁に支持する
ようにしてもよい。
【0071】また、前記実施形態では、検知レバーの回
動軸から押圧部までの距離を、その回動軸から検知部ま
での距離より大きく設定するとともに、シャッタレバー
の回動軸からシャッタ部までの距離を、その回動軸から
当接部までの距離より大に設定して、押圧部と当接部の
隙間を大きくし、且つ、当接部の移動距離に対してシャ
ッタ部の移動距離を大きくしていたが、一方のレバーの
みを前記実施形態のようにして、他方のレバーの回動軸
から前端、後端までの距離を等しくしたり、あるいは前
記実施形態と逆の長短関係になるようにしてもよい。
【0072】また、前記実施形態では、1組の検知レバ
ーとシャッタレバーによって、薄いカードやカード状異
物の進入を阻止するようにしていたが、例えば前記実施
形態の検知レバーとシャッタレバーの幅をほぼ半分にし
て、それぞれ独立に回動する2組の検知レバーとシャッ
タレバーをカード挿入口の幅方向に沿って左右に並設す
れば、ICカードに近い厚さを有しICカードより幅が
少ないカード状異物が挿入された場合、その異物は少な
くとも一方の検知レバーの検知片の下を通過できないの
で、その一方のシャッタレバーは回動せず、その異物の
挿入を阻止することができる。
【0073】また、検知レバーやシャッタレバーの形状
および配置は前記実施形態に限定されるものでなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であ
る。
【0074】また、前記実施形態では、カード収容部の
下面側のほぼ全体が開口され、正規のカードが進入した
ときにカード押さえ部材を下方から回動させて、そのカ
ードを下面側から支持するようにしていたが、これは、
本発明を限定するものでなく、カード収容部の後部側に
底板を設け、正規長のカードの前端部を基板と底板との
間に案内するカード処理装置にも本発明を同様に適用で
きる。
【0075】また、前記実施形態では、カード挿入口か
ら挿入されるICカードをやや下方へ下がるようにして
カード収容部内に案内していたが、これは本発明を限定
するものでなく、例えば、基板の傾斜案内部を設ける代
わりに、スライド部材の摺動に連動して、各接触端子あ
るいはそれらを支持している端子板を下降させる機構
(カム機構やリンク機構等)を設けておき、挿入カード
の下面をカード押さえ部材で上方に押し、各接触端子を
下方へ下げるようにして、接触端子と外部端子とを互い
に接触させるようにしてもよい。このようにすれば、曲
げる力を挿入カードに全くかけずに済む。
【0076】また、前記実施形態では、カード挿入口を
有するカードスロットとフレームとが別体に形成されて
いたが両者を一体に形成してもよく、また、カードスロ
ットの形状を凹状にして、カードの後端中央部がカード
挿入口から露出するようにしたり、あるいは、カードス
ロットの前面を平坦な形状にして、カードの後部全体が
カード挿入口から露出するようにしてもよい。
【0077】また、前記実施形態は、手でカードの挿入
と引出しを行なうICカード処理装置に本発明を適用し
た例を示したが、カード挿入口とカード収容部との間
に、挿入されたカードを搬送する機構を有し、カード挿
入口から挿入されたカードをカード収容部まで引き込
み、読み書き処理が終了したカードをカード挿入口ある
いはカード排出口から排出するICカード処理装置にお
いても、本発明を適用することができる。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のICカー
ド処理装置は、カード挿入口から挿入される挿入物の厚
さに対応した角度回動する検知レバーと、検知レバーが
所定角度以上回動したときその押圧部に当接してカード
通路からシャッタ部を退出させる方向に回動するシャッ
タレバーとによって、ICカードより薄い挿入物の挿入
を阻止している。
【0079】このため、公衆電話機に磁気カード処理装
置とともに並設しても磁気カードの誤挿入を未然に防止
できる。
【0080】また、光学センサやプランジャ等の電気部
品を用いない機構部品のみによる構造なので、消費電力
やメンテナンス等を気にすることなく、安価に装置を構
成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態の平面図
【図2】一実施形態の正面図
【図3】一実施形態の側面図
【図4】一実施形態の底面図
【図5】一実施形態のカバーと回路基板を省略した平面
【図6】図1のA−A線断面図
【図7】一実施形態の要部の分解斜視図
【図8】一実施形態の要部の分解斜視図
【図9】一実施形態の動作を説明するための要部の概略
側面図
【図10】一実施形態の動作を説明するための概略側面
【図11】本発明の他の実施形態の要部の分解斜視図
【図12】他の実施形態の動作を説明するための概略側
面図
【図13】ICカードを示す図
【図14】従来装置の構造を示す概略図
【符号の説明】
20 ICカード処理装置 25 カード挿入口 38 カード収容部 41 検知レバー 45 検知片 46 押圧片 48 シャッタレバー 52 シャッタ片 53 当接片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川北 達次郎 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ICカードを受け入れるためのカード挿入
    口と、 前記カード挿入口から挿入されるICカードを所定位置
    まで受け入れるカード収容部と、 前記カード挿入口の後方に回動自在に支持され、該回動
    の支点の前方側には前記カード挿入口とカード収容部の
    間のカード通路に進入して該カード挿入口から挿入され
    る挿入物に摺接する検知部が設けられ、前記回動の支点
    の後方側には押圧部が延設され、前記検知部を通過する
    挿入物の厚さに対応した角度回動する検知レバーと、 前記カード挿入口の後方に回動自在に支持され、該回動
    の支点の前方側には前記検知レバーの検知部の背後の前
    記カード通路に進入するシャッタ部が設けられ、該シャ
    ッタ部の後方側には前記検知レバーの押圧部に隙間のあ
    る状態で近接する当接部が設けられ、前記検知レバーが
    所定角度以上回動するとき該検知レバーの押圧部に前記
    当接部が押されて、前記シャッタ部を前記カード通路か
    ら退出させる方向に回動するシャッタレバーとを備えた
    ICカード処理装置。
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US6953369B2 (en) 2003-06-18 2005-10-11 Japan Aviation Electronics Industry, Limited Card connector capable of inhibiting insertion of a thinner card with a simple structure

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