JPH1091731A - カード処理装置 - Google Patents

カード処理装置

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JPH1091731A
JPH1091731A JP26143396A JP26143396A JPH1091731A JP H1091731 A JPH1091731 A JP H1091731A JP 26143396 A JP26143396 A JP 26143396A JP 26143396 A JP26143396 A JP 26143396A JP H1091731 A JPH1091731 A JP H1091731A
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JP
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card
contact
pressing
pressing member
terminal
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JP26143396A
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English (en)
Inventor
Katsushi Nakamura
克士 中村
Isamu Haginowaki
勇 萩ノ脇
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Anritsu Corp
Original Assignee
Anritsu Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カード処理装置においてカードの引き抜き速
度が急変しないようにすること。 【解決手段】 正規長さのカードが挿入され押し込まれ
ると、回動部材70はカード先端によって付勢手段に抗
して回動し、カード先端は中板43と回動部材70の当
接部73間に挟持されると共に、回動部材70の他端側
の押圧端部75と接触端子51とでカードを挟持する。
カードの引き抜き始めにおいて、カード先端は中板43
と回動部材70の当接部材73の間から抜けるため、押
圧端部75による押圧は直ちに解除される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカード内部のICメ
モリに対する読み書き処理及びカードの磁気情報の読み
取り処理が可能なカード処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のICメモリの読み書き及び磁気情
報の読み取りが可能なカード処理装置は、人手で挿入さ
れたICカードのICメモリの外部端子に押圧接触する
接触端子を設けて、その接触端子を介してICメモリの
読み書き処理を行なえるようにすると共に、磁気ヘッド
を設けて、磁気カードの人手での引き抜き時に、カード
の磁気情報の読み取り処理を行なえるように構成されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のカード処理装置では、ICカードのICメモ
リの外部端子とカード処理装置の接触端子とが確実に接
触するように、挟持部材と接触端子とでカードを強く挟
持する構造となっている。このため、カードを人手で引
き抜く際に、必然的に強く力を込めて引き抜くこととな
るため、この強い挟持状態から解放された瞬間にカード
の引き抜き速度が突然大きくなって、一定速度での引き
抜きが難しい。
【0004】このため、磁気カードの引き抜きの際に磁
気情報の読み取りを行なう場合、前記挟持部材と接触端
子間に強く挟持された磁気カードを一定速度で引き抜く
ことが難しく、引き抜きの中途で引き抜き速度が急変
し、磁気情報の安定した読み取り処理が難しいという問
題があった。
【0005】本発明はこの問題を解決し、強い力を要さ
ず一定の引き抜き速度でカードを引き抜くことができる
ようにしたカード処理装置を提供することを目的として
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明の請求項1では、一方の面に外部端子を備えた
所定の大きさのカードの受け入れが可能に形成され、カ
ード挿入口から挿入されたカードの前記外部端子に接触
する接触端子を有し、該接触端子を介してカードに対す
る情報の処理を行なうカード処理装置において、前記カ
ード挿入口から前記所定の大きさより小さいカード状の
異物が挿入された場合に該カード状の異物を落下排出す
るための開口を下面側に有し、挿入された所定寸法のカ
ードの上面側で該カードの外部端子に押圧接触する前記
接触端子を支持する中板を有するフレームと、前記中板
の下方において前記フレームに対して回動可能に取り付
けられ、前記カード挿入口から挿入された正規長さのカ
ードの先端部で回動軸より上側の当接部を押されると、
復旧スプリングの付勢力に抗して回動し、該カードの先
端部が所定挿入深さまで挿入されると該カードの先端部
を前記中板と該当接部間に挟持してロック状態にすると
共に、前記接触端子に該カードの前記外部端子が接触す
るように該カードを下面側から押圧端部によって押圧す
る回動押圧部材と、コイル部とその両端の第1、第2の
直線端部とから成り、該コイル部が前記回動軸に外装さ
れ、その一端の第1の直線端部が、前記復旧スプリング
の付勢力による前記回動押圧部材の押圧端部が接触端子
から離れる方向の回動を規制させるために第1のストッ
パに当接し、その他端の第2の直線端部が正規長さより
短いカードの先端部で回動押圧部材の前記当接部と前記
押圧端部の中間部が押されて前記押圧端部が前記復旧位
置よりさらに前記接触端子から離れる方向に前記回動押
圧部材が回動した場合に、前記回動押圧部材を前記復旧
位置へ戻すように回動して前記押圧回動部材の係合部に
係合される装着スプリングとを備えたことを特徴として
いる。
【0007】従って、回動押圧部材は復旧スプリングで
付勢されて押圧端部が接触端子から離れる方向に回動し
て、装着スプリングの第1の直線端部がストッパに当接
した状態で停止している。
【0008】カード挿入口から正規長さのカードが挿入
されると、カードの先端部が回動部材の当接部に当接す
る。そのままカードが押し込まれると、回動部材は復旧
スプリングの付勢力に抗して回動する。このため、回動
押圧部材はカードの押し込みに従って回動してその一端
の押圧端部がフレームの中板に取り付けられた接触端子
に次第に近づき、挿入されたカードの下面に次第に接近
し、ほぼ接触した状態となる。そして、カードの先端部
を挿入すべき最大の所定深さの近くからさらに押し込む
とカードの先端部は中板と回動押圧部材の当接部との間
に挿入されて両者間に挟持されて回動押圧部材は戻り方
向の回動が不能の状態となると共に、回動押圧部材の押
圧端部がカードを下面側から押圧してカードの外部端子
を接触端子に押圧接触させた状態となる。このように正
規長さのカードは、先端部が中板と回動押圧部材間に挟
持され、それより左方部分で押圧端部とフレームの中板
に取り付けられた接触端子間に挟持された保持状態にさ
れ、ICカードの場合、ICメモリに記録された情報の
読み書き処理が行なわれる。
【0009】そして、カードを引き抜き始めにおいて、
中板と回動押圧部材間の隙間から挟持された僅かな長さ
部分が引き抜かれると、回動押圧部材はカード挿入時と
逆方向への回動が可能になるので、復旧スプリングの付
勢力によって回動押圧部材はカード挿入時と逆方向へ回
動するため、押圧端部によるカード下面への押圧は直ち
に解除される。従って、カードは引き抜き始めの段階か
ら全く強い力を必要とせず、引き抜き始めから引き抜き
終わりの間、挟持による負荷はほとんど作用しない。カ
ードの引き抜きによって回動押圧部材は復旧スプリング
の付勢力でカードによる押し込みと逆方向に回動して装
着スプリングの一端の第1の直線端部がストッパに当接
した初期の状態に戻る。
【0010】このように、引き抜き途中での負荷の急変
がないから、人手で引き抜いても引き抜き速度の急激な
変化は生じないため、磁気カードの場合、磁気情報を磁
気ヘッドで引き抜き時に読み取る場合に読み取りが安定
し、読み取りミスが生じるおそれをなくすことができ
る。
【0011】また、例えば切断されたカードのように正
規長さより短い不正カードがカード挿入口から挿入され
た場合には、この不正カードの先端部は回動押圧部材の
上部の当接部に達することができず、当接部とその下部
の押圧端部との中間部に当接する。このため、次のカー
ドの挿入によって不正カードの後端が押されると、回動
押圧部材はその回動軸より下方において押圧される。こ
の結果、装着スプリングがその付勢力に抗して弾性変形
して、回動押圧部材は前記復旧状態よりさらに押圧端部
が下方にくるように回動し、不正カードの先端は押圧端
部からはずれて開口部から下方へ落下排出される。
【0012】不正カードの先端部が押圧端部からはずれ
ると、第2の直線端部と回動押圧部材の係合部と係合し
ているため、装着スプリングの復旧力によって回動押圧
部材は元の復旧状態に戻る。
【0013】本発明の請求項2では、一方の面に外部端
子を備えた所定の大きさのカードの受け入れが可能に形
成され、カード挿入口から挿入されたカードの前記外部
端子に接触する接触端子を有し、該接触端子を介してカ
ードに対する情報の処理を行なうカード処理装置におい
て、前記カード挿入口から前記所定の大きさより小さい
カード状の異物が挿入された場合に該カード状の異物を
落下排出するための開口を下面側に有し、挿入された所
定寸法のカードの上面側で該カードの外部端子に押圧接
触する前記接触端子を支持する中板を有するフレーム
と、前記中板の下方において前記フレームに対して回動
可能に取り付けられ、前記カード挿入口から挿入された
正規長さのカードの先端部で回動軸より上側の当接部を
押されると復旧スプリングの付勢力に抗して回動し、該
カードの先端部が所定深さまで挿入されると該カードの
先端部を前記中板と該当接部間に挟持してロック状態に
する回動部材と、前記回動部材の側方において支軸によ
って回動可能に取付けられ、該支軸に関して一端側に設
けられ前記ロック状態のカード先端部近傍に当接する当
接用突出部と、該支軸に関して他端側に設けられ該当接
用突出部が該カード先端部近傍に当接した状態において
前記接触端子に該カードの前記外部端子が接触するよう
に該カードを下面側から押圧する押圧用突出部とを有す
る押圧部材とを備えたことを特徴としている。
【0014】従って、カード挿入口から正規長さのカー
ドが挿入されると、カードの先端部が回動部材の当接部
に当接する。そのままカードが押し込まれると、回動部
材は復旧スプリングの付勢力に抗して回動し、カード先
端部が該当接部によってロック状態にされると共に、押
圧部材の当接用突出部がカード先端下面に押圧されて回
動部材に対して回動して押圧部材の他端の押圧用突出部
がカードを下面側から押圧してカードの外部端子を接触
端子に押圧接触させた状態となる。このように正規長さ
のカードは、先端部が中板と回動押圧部材間に挟持さ
れ、それより左方部分で押圧端部とフレームの中板に取
り付けられた接触端子間に挟持された保持状態にされ、
ICカードの場合、ICメモリに記録された情報の読み
書き処理が行なわれる。
【0015】そして、カードを引き抜き始めにおいて、
中板と回動部材の当接部間の隙間から挟持された僅かな
長さ部分が引き抜かれると、回動部材はカード挿入時と
逆方向への回動が可能になるので、復旧スプリングの付
勢力によって回動部材はカード挿入時と逆方向へ回動す
るため、押圧部材の押圧用当接部によるカード下面への
押圧は直ちに解除される。従って、カードは引き抜き始
めの段階から全く強い力を必要とせず、引き抜き始めか
ら引き抜き終わりの間、挟持による負荷はほとんど作用
しない。カードの引き抜きによって回動部材は復旧スプ
リングの付勢力でカードによる押し込みと逆方向に回動
して初期の状態に戻る。
【0016】このように、引き抜き途中での負荷の急変
がないから、人手で引き抜いても引き抜き速度の急激な
変化は生じないため、磁気カードの場合、磁気情報を磁
気ヘッドで引き抜き時に読み取る場合に読み取りが安定
し、読み取りミスが生じるおそれをなくすことができ
る。
【0017】例えば切断されたカードのように正規長さ
より短い不正カードがカード挿入口から挿入された場合
には、この不正カードの先端部は回動押圧部材の上部の
当接部に達することができず、その下部の押圧部材に当
接しても押圧部材は回動し、不正カードの先端は押圧用
当接部からはずれて開口部から下方へ落下排出される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。図1〜8は、本発明の一実施形態
のカード処理装置を示している。このカード処理装置2
0は、プリペイド式のICカード及びクレジット式の磁
気カードによる利用が可能な公衆電話機の筐体21に装
着され、その利用者によって手で挿入されるカードを、
利用後の引き出しが可能な位置まで受け入れて、ICカ
ードに記録されている度数情報の書換えを行なうことが
可能であると共に、手で挿入される磁気カードの引き抜
きの際に、磁気情報の読み取りも可能にされている。
【0019】このカード処理装置20は、外部からカー
ド1を受け入れるために公衆電話機の筐体21から突出
するように固定されるカードスロット30と、カードス
ロット30の後部に固定されたハウジング40とで形成
されている。
【0020】カードスロット30は、平面形状がほぼコ
字状であって上下に2分割され、カード1をほぼ水平に
受け入れるためのスリット状のカード挿入口31が前面
側に設けられた基部32と、その両側から前方へ突出す
る突出部33、34、基部32aから両側へ突設された
フランジ部35、35とを有する。2つの突出部33、
34の対向面の間隔は、カード1の幅より狭く形成され
ており、各突出部の対向面側には、カード挿入口31に
連続し、前方から挿入されるカード1を水平に案内する
案内溝33a、34aが設けられている。
【0021】なお、磁気カードの引き抜き時に、案内溝
33aを通る磁気カード1の側部に記録された磁気情報
を読み取りするための磁気ヘッド36が、一方の突出部
33の内部に前記案内溝33aに臨むように設けられて
いる。
【0022】このカードスロット30の基部32にハウ
ジング40が固定されており、基部32から突設された
フランジ35が公衆電話機の筐体21の内面側にネジ止
めされて、このカード処理装置20の全体が筐体21に
支持されている。
【0023】カード挿入口31の後方には、図2に示す
ようにシャッタ部材37が回動自在に設けられている。
このシャッタ部材37は、正規の幅のカードがカードス
ロット30の2つの突出部33、34の案内溝33a、
34a間に支持されて挿入されると、一方の突出部34
側の案内溝34aを通過する正規幅のカードによって、
シャッタ部材37のシャッタレバー(図示せず)が上方
に押上げられて回動して、カード挿入口31を開放し、
正規の幅に満たないようなカードが直接カード挿入口3
1へ挿入されようとしても、シャッタレバーが上方に押
上げられないため、カード挿入口31はシャッタ部材3
7によって閉ざされたままとなり、進入が阻止される。
【0024】ハウジング40は、図2に示すようにカー
ドスロット30に固定されたフレーム41と、このフレ
ーム41の上面に固定されたカバー42とで構成されて
いる。フレーム41は、外形がほぼ矩形状に形成され、
その内部を上下に仕切る中板43が中段部分に設けられ
ている。カード挿入口31から挿入されるカードは、こ
のフレーム41の中板43の下面と、この中板43の両
側から下方へ垂設された両内側壁44、44と、挿入カ
ードの先端が当接してそれ以上の挿入を阻止する奥壁部
45とで囲まれたカード収容部46内に受け入れられる
(図4参照)。
【0025】このカード収容部46を構成する前記両内
側壁44、44間の距離は、カード挿入口31と同一幅
に形成され、その下面側は、カード挿入口31から挿入
された長さの短いカードや異物等を排出させるために、
カードスロット30の後部下端から中板43の後端の範
囲まで達する開口47が設けられている。
【0026】中板43の下面の前端には、後方へ向かう
ほど下方へ下がるように傾斜した3つの傾斜突条48が
突設されている。中板43のほぼ中央部には端子板取付
穴49が貫通形成されている。この端子板取付穴49に
は、端子板50がネジ止めされている。端子板50の下
面側には、ICカードが挿入された場合に、ICカード
の各外部端子に接触するための接触端子51が、4個ず
つ2列に並んで設けられている。各接触端子51は、バ
ネ性を有する導電部材(例えばリン青銅等)でほぼV字
状に屈曲形成され、その一端側を端子板50に固定さ
れ、他端側を端子板50に設けられた各端子穴(図示せ
ず)に挿通させるようにして端子板50に支持されてお
り、下方から押圧されると弾性変形しながら上方へ移動
し、その弾性復帰力で下方からの押圧力に対抗する。
【0027】前記傾斜突条48は、カード挿入口31か
ら挿入されるカードの先端側を中板43の下面から離れ
る方向に案内して、中板43の下面より下方へ突出して
いる前記接触端子51をカード1の先端で変形させない
ようにしている。前記端子板取付穴49の後方におい
て、図3及び図4に示すように中板43には、一対の平
行な長穴52、53が貫通形成されている。
【0028】図5に示すほぼコ字状の支持金具60の2
つの平行な支持側板61、62が、前記中板43の前記
長穴52、53から中板43の下面側へ突出するよう
に、支持金具60の基部63が中板43の上面にネジ6
4によって固定されている。支持側板61、62の下部
には、前方側へ突出した突出部61a、62aが設けら
れ、この突出部61a、62aの上部には、軸穴65、
66が設けられている。
【0029】一方の支持側板61には、突出部61aの
軸穴65の下方において、円柱状の第1のストッパ67
が他方の支持側板62方向に向かって垂直に取付けられ
ている。また、支持側板62の上部には、円柱状の第2
のストッパ68が支持側板61方向に向かって垂直に取
付けられている。
【0030】この軸穴65、66間に取付けられた軸6
9によって、回動押圧部材70が回動可能に取付けられ
ている。回動押圧部材70は図5に示すように基部71
の両側には、下面側に平行に突設された一対の半円形の
腕板72の軸穴72aに、前記軸69が挿通されて回動
可能に支持側板61、62に取付けられている。
【0031】基部71のカード挿入方向の奥側の両側に
は、上面側に奥側が次第に高くなるように山形に突出し
た当接部73、73が突設され、カード挿入手前側の両
側には、上面側に前端側が次第に高くなるように傾斜し
た傾斜壁部74、74が突設され、基部71の前端上面
において両傾斜壁部74、74を連結するように押圧端
部75が突設されている。このように当接部73と傾斜
壁部74とは逆方向に傾斜して緩いV字形となってい
る。
【0032】そして、図6に示すように挿入された正規
長さのカード1の先端部1aで当接部73を押し込んで
回動押圧部材70を時計回りに回動させると、カード先
端部1aが当接部73と中板43間に挟持された状態と
なるように、回動押圧部材70の時計回りの回転によっ
て当接部63と中板43間に間隙が形成され、この挟持
状態において、回動押圧部材70の他端の押圧端部75
はカード1の外部端子が接触端子に押圧された状態で接
触するようにカード1の下面を上側へ押圧した状態とな
る。
【0033】また、回動押圧部材70の基部71の中央
下面には、復旧スプリング76の一端を掛止めるための
スプリングフック77が下方に向かって突設されてい
る。フレーム41の後端部の掛止め部41aに復旧スプ
リング76の他端部が掛止められていて、このため、回
動押圧部材70は復旧スプリング76によってその押圧
端部75がカード下面から離れる反時計回り方向に付勢
されている。
【0034】また、回動押圧部材70の基部71の下面
側には、下方に向かって後述する装着スプリング78の
一方の直線端部(第2の直線端部)78cが係合される
係合溝79aを有する係合腕79が突設されている。軸
69が装着スプリング78のコイル部78aの中に挿通
された状態に、装着スプリング78が軸69に装着され
ている。
【0035】そして、図2に示すように、復旧スプリン
グ76で回動押圧部材70が反時計回りに付勢された状
態において、装着スプリング78の一方の直線端部(第
1の直線端部)78bは一方の支持側板に固定された第
1のストッパ67に当接し、他方の直線端部(第2の直
線端部)78cは係合溝79aの底部に当接した状態で
係合溝79aを貫通し、他方の支持側板62に固定され
た第2のストッパ68に当接した状態になっている。
【0036】このため、図2の状態から回動押圧部材7
0が図6のように時計回りに回動しても装着スプリング
78の第2の直線端部78cは係合溝79a内を移動す
るだけであるため、装着スプリング78は回動押圧部材
70の時計回りの回動に対して無関係になっているが、
回動押圧部材70の反時計回りの回動に対しては装着ス
プリング78の第2の直線端部78cは係合溝79aの
底部に当接して弾性変形して時計回りの復旧力を回動押
圧部材70に与える。
【0037】なお、中板43の上面には、回路基板80
が固定されていて、回路基板80は前記接触端子51の
一端側と接続されている。また、回路基板80の後部下
面には、図4に示すようにカードがフレーム41の奥壁
部45まで挿入されたことを検知するためのセンサとし
て、カード先端で可動片81aが押されるとオンするマ
イクロスイッチ81が取り付けられている。
【0038】各接触端子51とマイクロスイッチ81
は、この回路基板80を介して、公衆電話機の制御部
(図示せず)に接続されている。この制御部は、通常の
通話制御の他に、カードの挿入と引抜きをマイクロスイ
ッチ81のオンオフ状態から判断し、各接触端子51を
介して挿入カードに対する度数情報の書換え処理を行な
う。
【0039】次に、このカード処理装置20の動作につ
いて説明する。手で正規長さのカード1をカードスロッ
ト30の両側の2つの突出部33、34の案内溝33
a、34aに両側を支持させてカード挿入口31へ挿入
すると、カード1の側部でシャッタレバー(図示せず)
が上方に押されて、シャッタ部材37がカード挿入口3
1から上方へ退避し、カード1をカード収容部46内へ
さらに進入させることができる。カード収容部46へ進
入したカードは、図2に示すように、傾斜突条48によ
って、僅かに下方へ押し下げられながら、各接触端子5
1の下方を通過し、その先端1aが回動押圧部材70の
当接部73に当接する。
【0040】さらにカード1を押し込むと、図6に示す
ように回動押圧部材70は軸69を中心に復旧スプリン
グ76の付勢力に抗して時計回りに回動し、当接部63
と中板43との間にカード厚さ程度の隙間が形成され、
カード先端部1aをフレーム41の奥壁部45に当接す
るまで押し込むと、この隙間にカード先端部1aが挿し
込まれる。この状態で、復旧スプリング76による復帰
力が回動押圧部材70を反時計回りに回動させるように
作用するため、カード1の先端部1aは回動押圧部材7
0の当接部73と中板43間に挟持されたロック状態に
され、且つ、回動押圧部材70の他端の押圧端部75が
カード1の下面を上方へ押圧する。
【0041】このため、ICカードの場合には、ICカ
ード1の上面の外部端子は端子板50の接触端子51に
強く押圧接触した状態に保持される。この状態でマイク
ロスイッチ81は、その可動部81aがカード1の先端
部1aで押されてオン状態となっているため、各接触端
子51を介してICカード内のICメモリに対する度数
情報の読み出しと、利用度数分の減額処理とがなされ
る。
【0042】カード1を引き抜く場合、カード1の引き
抜き始めにおいて、中板43と当接部73間の隙間から
挟持されたカード先端部1aの僅かな長さ部分(3mm
以内)が引き抜かれると、回動押圧部材70は反時計回
りの回動が可能になるので、押圧端部75によるカード
1の下面への押圧は直ちに解除される。
【0043】このカード1の引き抜きによって、マイク
ロスイッチ81はオフ状態になると共に、回動押圧部材
70は復旧スプリング76の付勢力によって装着スプリ
ング78の第1の直線端部78bが第1のストッパ67
に当接するまで反時計回りに回動して、図2の状態に戻
る。
【0044】このように、カード1の引き抜き始めの段
階から全く強い力を必要とせず、引き抜き始めから引き
抜き終わりの間、挟持による負荷はほとんど作用しな
い。従って、引き抜き途中での負荷の急変がないから、
人手で引き抜いても引き抜き速度の急激な変化は生じな
い。
【0045】このため、磁気カードの場合には、磁気カ
ード1に記録された磁気情報を磁気ヘッド36で引き抜
き時に読み取る場合に、読み取りが安定し、読み取りミ
スが生じるおそれをなくすことができる。また、引き抜
き始めにおいてカードの挟持状態が直ちに解除されるか
ら、接触端子51やカード1の痛みが少なくなる。
【0046】なお、図7に示すように、正規カードより
はるかに長さの短いカード1′を手でカード挿入口31
から挿入すると、その先端が回動押圧部材70に達せず
下面の開口47から自重で落下排出される。
【0047】しかして、それよりも長いが正規カードよ
り短いカードが挿入された場合において、図8に示すよ
うにこの不正カード1′の先端部1′aが回動押圧部材
70の上部の当接部73に到達できず、その下方の押圧
端部75との中間部に当接して落下しない場合がある。
【0048】しかして、この状態で図9に示すように次
に挿入されるカード1の先端部1aでこの不正カード
1′が押し込まれると、図8に示す装着スプリング78
の第1の直線端部78bが第1のストッパ67に当接し
た状態から、装着スプリング78をその付勢力に抗して
弾性変形させつつ、図9に示すように回動押圧部材70
は反時計回りに回動し、このため不正カード1′の先端
部が押圧端部75から外れて下方の開口47から落下排
出される。この回動押圧部材70の回動によって、装着
スプリング78の第2の直線端部78cは回動押圧部材
70の係合腕79の係合溝79aの底部に当接して反時
計回りに押されてコイル部78aがその付勢力に抗して
弾性変形した状態にされている。
【0049】このため、不正カード1′が落下して不正
カード1′の先端部1′aによる押圧が解除されると、
装着スプリング78の弾性復帰力によって回動押圧部材
70は、装着スプリング78の第2の直線端部78cが
第2のストッパに当接するまで回動して図8の元の状態
に戻る。
【0050】なお、図10は正規長さのカードの先端部
が当接する当接部として、基部71に切欠き(図示せ
ず)を設け、両側板90間にローラ91を軸92によっ
て回動自在に取付けた実施形態を示している。
【0051】この実施形態によれば、カード先端部1a
はローラ91に当接し、カード1を押し込むと、ローラ
91が回動しつつ回動押圧部材70が回動するので、カ
ードの押し込み動作がより円滑になる。
【0052】図11〜16は本発明の他の実施形態を示
している。図11に示すように回動部材100の基板1
01の両側には、上面側に奥側が次第に高くなるように
扇形に突出した当接部102aを備えた一対の側板10
2が突設され、その下面側に半円形の一対の腕板103
を有し、この腕板103の軸穴104に、図5と同様の
支持金具60の両側板61、62の軸穴65、66間に
取付けられる軸105が挿通されて、回動部材100が
支持金具60の両側板61、62に回動自在に取付けら
れている。
【0053】回動部材100の一方の側板102の外面
には突起106が突設されている。支持金具100の基
板101の中央下面には、復旧スプリング120の一端
を掛止めるためのスプリングフック107が下方に向か
って突設されている。
【0054】フレーム41の後端部の掛止め部41aに
復旧スプリング120の他端部が掛止められていて、こ
のため、回動部材100は復旧スプリング120によっ
て反時計回り方向に付勢され、前記突起106が支持金
具60の側板61の内面に突設されたストッパ61aに
当接して停止した状態になっている。
【0055】そして、図12に示すように挿入された正
規長さのカード1の先端部1aで回動部材100の当接
部102aを押し込んで回動部材100を時計回りに回
動させると、図14に示すようにカード先端部1aが当
接部102aと中板43間に挟持された状態となる。
【0056】この回動部材100の前記両側板102、
102の前部には、押圧部材110が支軸111によっ
て回動自在に取付けられている。押圧部材110は、前
記支軸111に関して一端側に設けられ、図13、図1
4に示すように前記ロック状態のカード先端部1aの近
傍に当接するように扇状に突出した当接用突出部112
と、支軸111に関して他端側に設けられ、前記当接用
突出部112がカード先端部1a近傍に当接した状態に
おいて前記接触端子51に該カード1の外部端子が接触
するようにカード1を下面側から押圧する押圧用突出部
113とを有する。
【0057】次に、この実施形態のカード処理装置20
の動作について説明する。手で正規長さのカード1を挿
入すると、図12に示すように、その先端1aが回動部
材100の当接部102aに当接する。
【0058】この状態から、さらにカード1を押し込む
と、図13に示すように回動部材100は軸69を中心
に復旧スプリング120の付勢力に抗して時計回りに回
動し、これによって、押圧部材110の当接用突出部1
12がカード1の下面に当接しカード1の右方への押し
込みに追随して押圧部材110は支軸111を中心に時
計回りに回動する。そして、そのままカード先端部1a
をフレーム41の奥壁部45に当接するまで押し込む
と、図14に示すようにカード先端部1aは回動部材1
00の当接部102aと中板43との間に挿入され、カ
ード1は押圧部材110の押圧用当接部113によって
下面側から押圧される。このため、復旧スプリング12
0による復帰力が回動部材100を反時計回りに回動さ
せるように作用するため、カード1の先端部1aは回動
部材100の当接部102aと中板43間に挟持された
ロック状態にされると共に、カード1の上面の外部端子
は端子板50の接触端子51に強く押圧接触した状態に
保持される。
【0059】この状態でマイクロスイッチ81は、その
可動部81aがカード1の先端部1aで押されてオン状
態となっているため、各接触端子51を介してICカー
ドの場合にはメモリに対する度数情報の読み出しと、利
用度数分の減額処理とがなされる。
【0060】カード1を引き抜く場合、引き抜き始めに
おいて、中板43と当接部102a間の隙間から挟持さ
れたICカード先端部1aの僅かな長さ部分(3mm以
内)が引き抜かれると、回動部材100は反時計回りの
回動が可能になるので、押圧部材110は下方へ直ちに
下がるので押圧用当接部113によるカード1の下面へ
の押圧は直ちに解除される。
【0061】カードの引き抜きによって回動部材100
は復旧スプリング120の付勢力によって突起106が
ストッパ61aに当接するまで反時計回りに回動して図
12の状態に戻る。
【0062】このように、カードの引き抜き始めの段階
から全く強い力を必要とせず、引き抜き始めから引き抜
き終わりの間、挟持による負荷はほとんど作用しない。
従って、引き抜き途中での負荷の急変がないから、人手
で引き抜いても引き抜き速度の急激な変化は生じない。
このため、磁気カードの場合には、磁気カードに記録さ
れた磁気情報を磁気ヘッド36で引き抜き時に読み取る
場合に、読み取りが安定し、読み取りミスが生じるおそ
れをなくすことができる。
【0063】また、引き抜き始めにおいてカードの挟持
状態が直ちに解除されるから、接触端子51やカード1
の痛みが少なくなる。なお、正規カードよりはるかに長
さの短いカードを手でカード挿入口31から挿入する
と、その先端が回動部材100にも押圧部材110にも
達せず下面の開口47から自重で落下排出される。
【0064】しかして、それよりも長いが正規カードよ
り短いカードが挿入された場合において、図15に示す
ようにこの不正カード1′の先端部1′aが回動部材1
00の上部の当接部102aに到達できず、その下方の
押圧部材110に当接しても押圧部材110は支軸11
1を中心に回動自在であるから、反時計回りに回動し
て、不正カード1′の先端部1′aが押圧部材110の
押圧用当接部113から外れて下方の開口47から落下
排出される。
【0065】なお、前記実施例では、ICカードと磁気
カードとを別々に用いる場合を説明したが、磁気ストラ
イプ付きICカードを用いることもできることは勿論で
ある。なお、前記実施例は、手でカードの挿入と引出し
を行なうカード処理装置に本発明を適用した例を示した
が、カード挿入口とカード収容部との間に、挿入された
カードを搬送する機構を有し、カード挿入口から挿入さ
れたカードをカード収容部まで引き込み、読み書き処理
が終了したカードをカード挿入口あるいはカード排出口
から排出するカード処理装置においても本発明を適用す
ることができる。
【0066】また、前記実施例では、プリペイド式のI
Cカードに対して読み書き処理を行なう場合を説明した
が、個人を識別するためのIDカードとしてのICカー
ドに対してその情報の読み出しを行なうカード処理装置
についても、本願を同様に適用できる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のカード処
理装置は、カードを引き抜き始めにおいて、カード先端
の挟持された僅かな長さ部分が引き抜かれるとカード下
面への押圧は直ちに解除されるから、カードは引き抜き
始めの段階から全く強い力を必要とせず、引き抜き始め
から引き抜き終わりの間、挟持による負荷はほとんど作
用しない。従って、引き抜き途中での負荷の急変がない
から、人手で引き抜いても引き抜き速度の急激な変化は
生じないため、カードに記録された磁気情報を磁気ヘッ
ドで引き抜き時に読み取る場合に読み取りが安定し、読
み取りミスが生じるおそれをなくすことができる。
【0068】また、引き抜き始めにおいてカードの挟持
状態が直ちに解除されるから、接触端子やカードの痛み
が少なくなる。また、より大きな異物の排出が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の平面図
【図2】図3のA−A線断面図
【図3】同実施形態のカバーと回路基板を省略した平面
【図4】支持金具、回動押圧部材を除外して描いた底面
【図5】支持金具及び回動押圧部材を示す斜視図
【図6】同実施形態の動作説明図
【図7】同実施形態の動作説明図
【図8】同実施形態の動作説明図
【図9】同実施形態の動作説明図
【図10】図1の実施形態の変形例を示す断面図
【図11】本発明の他の実施形態の支持金具、回動部
材、押圧部材を示す斜視図
【図12】図11の実施形態の動作説明図
【図13】図11の実施形態の動作説明図
【図14】図11の実施形態の動作説明図
【図15】図11の実施形態の動作説明図
【図16】図11の実施形態の動作説明図
【符号の説明】
1 カード 20 カード処理装置 21 筐体 30 カードスロット 31 カード挿入口 36 磁気ヘッド 37 シャッタ部材 40 ハウジング 41 フレーム 42 カバー 43 中板 47 開口 49 端子板取付穴 50 端子板 51 接触端子 60 支持金具 70 回動押圧部材 73 当接部 75 押圧端部 76 復旧スプリング 78 装着スプリング 78b 第1の直線端部 78c 第2の直線端部 79 係合腕 79a 係合溝 100 回動部材 102a 当接部 106 突起 110 押圧部材 112 当接用突出部 113 押圧用突出部 120 復旧スプリング

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方の面に外部端子を備えた所定の大きさ
    のカードの受け入れが可能に形成され、カード挿入口か
    ら挿入されたカードの前記外部端子に接触する接触端子
    を有し、該接触端子を介してカードに対する情報の処理
    を行なうカード処理装置において、 前記カード挿入口から前記所定の大きさより小さいカー
    ド状の異物が挿入された場合に該カード状の異物を落下
    排出するための開口を下面側に有し、挿入された所定寸
    法のカードの上面側で該カードの外部端子に押圧接触す
    る前記接触端子を支持する中板を有するフレームと、 前記中板の下方において前記フレームに対して回動可能
    に取り付けられ、前記カード挿入口から挿入された正規
    長さのカードの先端部で回動軸より上側の当接部を押さ
    れると、復旧スプリングの付勢力に抗して回動し、該カ
    ードの先端部が所定挿入深さまで挿入されると該カード
    の先端部を前記中板と該当接部間に挟持してロック状態
    にすると共に、前記接触端子に該カードの前記外部端子
    が接触するように該カードを下面側から押圧端部によっ
    て押圧する回動押圧部材と、 コイル部とその両端の第1、第2の直線端部とから成
    り、該コイル部が前記回動軸に外装され、その一端の第
    1の直線端部が、前記復旧スプリングの付勢力による前
    記回動押圧部材の押圧端部が接触端子から離れる方向の
    回動を規制させるために第1のストッパに当接し、その
    他端の第2の直線端部が正規長さより短いカードの先端
    部で回動押圧部材の前記当接部と前記押圧端部の中間部
    が押されて前記押圧端部が前記復旧位置よりさらに前記
    接触端子から離れる方向に前記回動押圧部材が回動した
    場合に、前記回動押圧部材を前記復旧位置へ戻すように
    回動して前記押圧回動部材の係合部に係合される装着ス
    プリングとを備えたことを特徴とするカード処理装置。
  2. 【請求項2】一方の面に外部端子を備えた所定の大きさ
    のカードの受け入れが可能に形成され、カード挿入口か
    ら挿入されたカードの前記外部端子に接触する接触端子
    を有し、該接触端子を介してカードに対する情報の処理
    を行なうカード処理装置において、 前記カード挿入口から前記所定の大きさより小さいカー
    ド状の異物が挿入された場合に該カード状の異物を落下
    排出するための開口を下面側に有し、挿入された所定寸
    法のカードの上面側で該カードの外部端子に押圧接触す
    る前記接触端子を支持する中板を有するフレームと、 前記中板の下方において前記フレームに対して回動可能
    に取り付けられ、前記カード挿入口から挿入された正規
    長さのカードの先端部で回動軸より上側の当接部を押さ
    れると復旧スプリングの付勢力に抗して回動し、該カー
    ドの先端部が所定深さまで挿入されると該カードの先端
    部を前記中板と該当接部間に挟持してロック状態にする
    回動部材と、 前記回動部材の側方において支軸によって回動可能に取
    付けられ、該支軸に関して一端側に設けられ前記ロック
    状態のカード先端部近傍に当接する当接用突出部と、該
    支軸に関して他端側に設けられ該突出部が該カード先端
    部近傍に当接した状態において前記接触端子に該カード
    の前記外部端子が接触するように該カードを下面側から
    押圧する押圧用突出部とを有する押圧部材とを備えたこ
    とを特徴とするカード処理装置。
JP26143396A 1996-09-10 1996-09-10 カード処理装置 Pending JPH1091731A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001052120A (ja) * 1999-07-01 2001-02-23 Amphenol Tuchel Electronics Gmbh カード読取装置及び該装置用の押圧部材

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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