JPH1131196A - Icカード処理装置 - Google Patents

Icカード処理装置

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JPH1131196A
JPH1131196A JP20224897A JP20224897A JPH1131196A JP H1131196 A JPH1131196 A JP H1131196A JP 20224897 A JP20224897 A JP 20224897A JP 20224897 A JP20224897 A JP 20224897A JP H1131196 A JPH1131196 A JP H1131196A
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JP
Japan
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JP20224897A
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English (en)
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Ryuichi Ametani
竜一 雨谷
Masaru Honma
勝 本間
Katsushi Nakamura
克士 中村
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Anritsu Corp
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Anritsu Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 いたずら等の被害を受けにくくすること。 【解決手段】 公衆電話を利用する者がオフフック操作
するとソレノイド70に通電されて、(a)のようにロ
ック部材60のロック板64がカード案内路53から退
出し、ICカード10の受入れが可能な状態になる。そ
して、(b)のようにICカード10が規定位置まで挿
入されるとソレノイド70に対する通電が停止して、
(c)のようにロック部材60のロック板64がカード
案内路53内に進入し、ICカード10が抜けない状態
にロックする。そして、オンフック操作がなされるとソ
レノイド70が通電されて、(d)のように、ロック板
64がカード案内路53から退出し、ICカードが引き
抜ける状態となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICカードに記録
されている情報に基づいて利用が可能となる機器に設け
られ、カード挿入口に挿入されたICカードを内部へ案
内して情報の読み書き処理を行ない、機器の利用を可能
にさせるICカード処理装置において、いたずら等の被
害を受けにくくするための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】ICカードは、カード表面の電極を介し
て外部と通信を行なうように形成されており、磁気カー
ドに比べて記憶情報量が多く、セキュリティの面でも有
利なため多くの機器で用いられている。
【0003】このようなICカードに対する情報の読み
書き処理を行なう場合、磁気カードのようにカードを搬
送しながら情報を読み書きする必要がないので、一般的
には、カード処理装置の内部にカードを搬送する機構は
設けられておらず、機器の利用者が手でカードを処理装
置の内部へ奥まで挿入してカードの電極と処理装置内部
の接触端子を接触させ、機器の利用が終了したときに利
用者が手でカードを引き抜くようにしている。
【0004】ところが、ICカードとカード処理装置や
機器との間で情報の交信が行なわれている最中にICカ
ードが引き抜かれてしまうと、ICカードに対する情報
の読み書き処理が不完全となるだけでなく、ICカード
内あるいはカード処理装置内の電子回路が故障すること
もある。
【0005】このため、従来のICカード処理装置で
は、カード挿入口に挿入されたカードを、そのカードの
電極と接触端子とが接触する規定位置まで受け入れた
後、そのICカードの後端にロックレバーを係合させて
ICカードの引き抜きができない状態にし、機器の利用
が終了したときに、そのロックレバーをソレノイド等の
通電駆動によって動かしてICカードに対するロック状
態を解除するロック装置を設けていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ICカード処理装置のロック装置は、ICカードを常時
受け入れられるようにカードの挿入に対する規制がな
く、機器を利用する意思の無い者がいたずら目的で、異
物(例えば長さを短く切断したカードや変形したカード
等)を挿入した場合でも、その異物を受け入れてしま
い、機器が使用不能な状態になってしまうという問題が
あった。
【0007】また、ソレノイドが断線している状態、即
ち、カードの対するロックを解除できない状態であって
も、ICカードを受け入れてしまうという問題があつ
た。
【0008】本発明は、このような問題を解決したIC
カード処理装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明のICカード処理装置は、ICカードに記録
されている情報に基づいて利用が可能となる機器に設け
られ、カード挿入口に挿入されたICカードを該カード
挿入口と連続するカード案内路によって規定位置まで案
内して該ICカードに対する情報の読み書き処理を行な
い、前記機器の利用を可能にさせるICカード処理装置
において、前記カード挿入口の近傍の前記カード案内路
に対して進退自在に形成され、該カード案内路に進入し
た状態で、前記カード挿入口から前記規定位置方向への
ICカードの進行および前記規定位置から前記カード挿
入口方向へのICカードの戻りを規制するロック部材
と、前記ロック部材を前記カード案内路に進出する方向
に付勢する付勢部材と、前記ロック部材に連結され、通
電を受けて前記ロック部材を前記カード案内路から退出
させる電磁装置と、前記機器を利用するための特定の操
作がなされたことを示す信号を受けたときに、前記電磁
装置に通電して前記カード挿入口からの前記規定位置ま
でのICカードの受入れを可能な状態にし、ICカード
が前記規定位置まで挿入されたときに前記電磁装置に対
する通電を停止してICカードの前記カード挿入口側へ
の移動を規制する制御回路とを設けている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の一
実施形態を説明する。図1〜図3は、公衆電話機に用い
られる一実施形態のICカード処理装置20の構成を示
す図である。このICカード処理装置20のハウジング
は、上シャーシ21と下シャーシ41とを重ね合わせる
ように一体化して構成されている。
【0011】上シャーシ21は、前端側が凹状に形成さ
れた略矩形の基板22と、基板22の前端から上方に立
設された前板23と、基板22の両側から互いに対向す
るように上方に立設された側板24、25と、基板22
の後端から上方に立設された後板26とによって形成さ
れている。
【0012】基板22の前端両側から前方に突出する突
出部22a、22bの先端には、横長の穴27、27が
設けられ、基板22の中央には矩形の端子板取付穴29
が設けられ、基板22の後部の両側には、ガイド穴3
0、30が平行に設けられている。
【0013】一方、下シャーシ41は、図4に示すよう
に、前端側が凹状に形成された略矩形の基板42と、基
板42の前端から下方に延設された前板43と、基板4
2の両側から下方に延設された側板44、45と、基板
42の後端から下方に延設された後板46によって形成
されている。基板42の前端両側から前方に突出する突
出部42a、42bの先端には、横長矩形状に陥没した
低段部47、47が設けられ、基板42の上面両側に
は、ICカードをその幅方向の移動を規制しながら内部
へ案内するためのガイド部49、49が突設されてい
る。ガイド部49、40の間隔はICカードの幅より僅
かに大となるように設定され、ガイド部49、40の高
さはICカードの厚さより僅かに大となるように設定さ
れている。なお、基板42には不良カードを排出するた
めにその中央部から後部にわたって大きく開口した開口
部51が設けられている。
【0014】外形が等しい上シャーシ31と下シャーシ
41は、互いに基板同士を重ね合わせた状態で両側部を
ネジ止めされて一体化されており、上シャーシ21の前
板23の下縁と下シャーシ41の前板43の上縁との間
にカード挿入口52を形成し、基板22、42、ガイド
部47、47との間でカード案内路53を形成してい
る。
【0015】上シャーシ21の前部には、ロック部材6
0が配置されている。ロック部材60は、前板23の中
央部23aに平行な連結板61と、連結板61の両端か
ら基板22の突出部22a、22b方向に延びた腕板6
2、62と、各腕板62、62の先端から下方に延設さ
れ、基板22の穴27、27を挿通してカード案内路5
3を横切り下シャーシ41の低段部47、47に下端を
接するロック板64、64とによって構成されており、
各腕板62、62の下部には軸62a、62aがそれぞ
れ側方へ突設され、連結板61の中央には、上方に矩形
状に延びた突出部61aが設けられている。
【0016】このロック部材60の軸62a、62aは
基板22に設けられた軸受け55、55に回動自在に支
持されている。また、一方の軸62aには、バネ66が
掛けられており、ロック部材60は、このバネ66によ
ってロック板64、64がカード案内路53内に進入す
る方向に付勢されている。なお、ロック部材のロック異
64、64の前面側は、カード挿入口52側からその動
きが分かりやすいように、例えば目立つ色に着色されて
いる。
【0017】ロック部材60の後方には、ソレノイド7
0が配置されている。ソレノイド70は、その軸70a
がロック部材60の連結板61の上方を通過する向きで
基板22上に立設されたボス57に支持されている。
【0018】ソレノイド70の軸70aの先端側にはス
トッパ71が取り付けられ、ストッパ71とソレノイド
70の間にはバネ72が掛けられている。ソレノイド7
0はこのバネ72によって軸70aが前方に突出する方
向に付勢されており、通電されると、このバネ72の付
勢力に抗して軸70aを引き込む。
【0019】ストッパ71の下部はロック部材60の連
結板61の突出部61aの前部に当接している。このた
め、ソレノイド70を通電駆動して、軸70aを引き込
むと、ロック部材60が軸62a、62aを中心に回動
して、ロック板64、64がカード案内路53から上方
に退出する。
【0020】ソレノイド70の軸70aの先端近傍に
は、第1のセンサ74が配置されている。第1のセンサ
74は例えば光センサで構成され、ソレノイド70の軸
70aがカード挿入口側に最も近い位置にあるか否か、
即ち、ロック板64、64がカード案内路53に進入し
ているか否かを検出している。
【0021】ソレノイド70の後方の端子板取付穴29
には端子板75が取付けられている。端子板75の一面
側には、ICカードの一面側の複数の電極(図示せず)
に接触してICカードに対して情報の読み書きを行なう
ための複数の接触端子76が設けられている。
【0022】端子板75の後方にはストッパ77が立設
され、ストッパ77の後方にはICカードの先端に押さ
れて奥側にスライドするスライド部材78が設けられて
いる。このスライド部材78は、矩形平板状の基板79
と、基板79の両側から基板22に設けられたガイド穴
30、30を通過して下シャーシ41内に延びたカード
受け80、80とによって構成されている。スライド部
材78の基板79の後端には後方へ突出する突起79a
が設けられている。また、カード受け80、80の上部
と基板22に立設されたフック58、58との間には、
スライド部材78をカード挿入口52側に付勢するバネ
82、82が掛けられている。
【0023】スライド部材78は、カード案内路53へ
進入するICカードの先端に押されて、基板79の後端
が上シャーシ21の後板26に当接する位置までスライ
ドする。なお、スライド部材78が上シャーシ21の後
板26に当接する位置までカードに押されたとき、その
カードは電極と端子板75の接触端子76とが接触する
規定位置に達する。また、上シャーシ21の後板26に
当接するスライド部材78のカード受け80、80とロ
ック部材60のロック板64、64の背面側との間隔
は、ICカードの長さより僅かに大となるように予め設
定されている。
【0024】後板26の下部中央に第2のセンサ85が
配置されている。第2のセンサ85は、例えば光センサ
で構成され、スライド部材78の突起79aの位置が後
端位置にあるか否か、即ち、挿入されたICカードが規
定位置にあるか否かを検出している。
【0025】スライド部材78の上方には、押さえ板8
6が設けられている、押さえ板86は、前端および後端
をそれぞれストッパ77と上シャーシ21の後板26に
係止され、スライド部材78の上方への浮き上がりを規
制する。
【0026】ソレノイド70に対する通電の制御は、図
5に示すように制御回路90によって制御される。制御
回路90は、後述する公衆電話部100からのオフフッ
ク信号、第1のセンサ74、第2のセンサ85からの信
号に基づいて、ソレノイド70の通電制御を行なう。
【0027】公衆電話部100は、局線L1、L2に直
列に挿入されたフックスイッチ101および強制切断ス
イッチ102と、これらのスイッチを介して局線L1、
L2に接続された通話回路103と、通話回路103を
介して通話を行なうための送受器104と、通話回路1
03を介してダイヤル信号を送出するダイヤル装置10
5と、表示器106と、送受器104のフック状態や回
線状態を検出、ICカード処理装置20側との交信、強
制切断スイッチ102、通話回路103、ダイヤル装置
105の制御およびICカード処理装置20に挿入され
たICカード10から通話料金の徴収等を行なう通話制
御回路107とによって構成されている。
【0028】図6はICカード処理装置20の制御回路
90の処理手順を示すフローチャートである。以下、こ
のフローチャートに基づいて実施形態の動作を説明す
る。公衆電話機が非使用状態のときには、図3に示して
いるようにソレノイド70は非通電状態でロック部材6
0は、ロック板64、64の前面でカード挿入口52を
塞いでおり、カードや異物の挿入はできない。
【0029】そして、公衆電話を利用する者が公衆電話
部100の送受器104をオフフック操作して、通話制
御回路107からオフフック信号が出力されると、制御
回路90はソレノイド70に一定時間通電して、図7の
(a)に示すように、ロック板64、64をカード案内
路53から退出させ、ICカード10の受入れが可能な
状態にする(S1〜S3)。
【0030】利用者は、このロック板64、64の動き
によってICカードの挿入が可能になったことを確認し
て、ICカード10をカード挿入口52から挿入する。
そして、このICカード10が、図7の(b)のよう
に、その電極と接触端子76とが接触する規定位置まで
一定時間内に挿入され、このカードの挿入が第2のセン
サ85からの信号によって検知されると、制御回路90
は、ソレノイド70に対する通電を停止する(S4〜S
5)。
【0031】このソレノイド70の通電停止によって、
図7の(c)に示すように、ロック部材60のロック板
64、64がバネ66の付勢力によってカード案内路5
3内に進入する。このため、利用者がICカード10か
ら手を離してもロック板64、64を通過したICカー
ドの後端がロック板64、65の背面に当接して、カー
ド挿入口側へは戻らない。なお、一定時間内にカードが
規定位置まで挿入されない場合には、ソレノイド70に
対する通電を停止する(S6、S7)。
【0032】このICカードのロックを制御回路90と
の交信で検知した通話制御回路107は、接触端子76
を介してICカード10と交信を行い、通話利用に必要
な度数がICカード10に残っている場合には、その度
数を表示器106に表示させて利用者に通話利用が可能
であることを知らせ、通話回路103およびダイヤル装
置105をオンさせ、利用者のダイヤル操作によって入
力されたダイヤル信号を局線L1、L2に出力させる。
この発呼に対して相手側が応答すると網側から最初の課
金信号が出力され、以後通話が継続している間は網側か
ら一定時間毎に課金信号が出力される。通話制御回路1
07は、この課金信号を受ける毎にICカード10と交
信を行い、ICカードの度数を減額させる。
【0033】そして、通話が終了して利用者によるオン
フック操作がなされて、通話制御回路107からオンフ
ック信号が出力されると、制御回路90は、ソレノイド
70に一定時間通電して、図7の(d)のように、ロッ
ク板64、64をカード案内路53から退出させる(S
8〜S10)。このため、ICカード10は、バネ82
の付勢力によって、その先端がロック板64、64の下
端を越える位置まで排出される。
【0034】そして、利用者がこのICカード10を引
き抜くと、ロック板64、64は、バネ66の付勢力に
よってカード案内路53内に再び進出して、図3に示し
たように、その前面でカード挿入口52を塞いで、IC
カードの挿入ができない状態に戻り、第1のセンサ74
によってカードの引き抜きが検知され、ソレノイド70
に対する通電が停止する(S11、S12)。
【0035】このように、この実施形態のICカード処
理装置では、機器を利用するときの特定の操作(オフフ
ック操作)があった場合に限り、ロック板64、64を
カード案内路53から退出させICカードの受入れを可
能にしているので、機器利用時に必要な特定の操作をせ
ずに、いたずら目的でカードや異物が挿入されるのを未
然に防ぐことができる。
【0036】また、たとえソレノイド70が断線状態、
即ち、ロック解除ができない状態になったとしても、ロ
ック板64はカード案内路52に進入してカードの進入
を阻止する状態を維持するので、ICカードを受け入れ
て抜取りができなくなるのを未然に防ぐことができる。
【0037】
【他の実施の形態】前記実施形態では、ロック部材によ
ってのみカードの挿入規制を行なっていたが、挿入カー
ドの厚さや幅を検知するカード検知手段と、カード案内
路に進退自在なシャッタとをロック部材の後に設け、カ
ード検知手段で検知されたカードの幅や厚さが正常の場
合にはシャッタを開いて内部へ受入れ、厚さや幅が正規
カードと異なる異物に対してシャッタを閉じてその進入
を防ぐようにしてもよい。
【0038】例えば図8に示すように、進入するICカ
ード10の先端に傾斜部131を当接させて軸132を
中心にICカードの厚さに比例した角度回動し、その後
方のシャッタ板133をカード案内路53から退出させ
るように機構的に構成したシャッタ部材130を、カー
ド案内路の両端に配置する。この場合、シャッタ板13
3の下端が下シャーシ41の基板42の上面より低くな
るように段部48を設けておき、正規の厚さより薄いカ
ードが傾斜131を通過してもシャッタ板133の下端
が段部48内にあって、そのカードの進入を阻止するよ
うにする。
【0039】また、光学的なセンサを用いてカードの幅
や厚さを検知し、センサの信号に基づいてソレノイド等
を駆動してシャッタを開くようにしてもよい。
【0040】また、前記実施形態では、ロック部材のロ
ック板をカード案内路に進入させる方向に付勢するバネ
66をロック部材60の軸62aに係止していたが、図
9の(a)に示すように、ロック部材60の連結板61
の突出片61aを前方に引くバネ90によって、ロック
部材60のロック板64をカード案内路に進入させる方
向に付勢してもよい。
【0041】また、図9の(b)に示すように、ソレノ
イド70の軸70a′の先端を上方から見て凹状に形成
し、その隙間をロック部材60の連結板61の突出片6
1a′が上下に通過するように形成し、突出片61a′
に縦に設けた長穴91に、ソレノイド70の軸70a′
の先端を横に貫通するピン92を通して、軸70a′と
突出片61a′とを連結し、ソレノイド70のバネ72
によって、ロック部材60のロック板64をカード案内
路に進入させる方向に付勢してもよい。なお、この場
合、突出片61a′の前端に前方に突出する突出部93
を設けておき、第1のセンサ74によって突出部93の
位置を検出する。
【0042】また、前記実施形態では、公衆電話機に用
いるICカード処理装置について説明したが、他の機器
に用いるICカード処理装置においても本発明を同様に
適用できる。
【0043】また、前記実施形態では、機器を利用する
ための特定操作がオフフック操作の場合であったが、機
器に対する電源投入操作等によって、ロック部材をカー
ド案内路から退出させるようにしてもよい。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のICカー
ド処理装置は、機器を利用するための特定の操作がなさ
れたときに、ロック部材をカード案内路から退出させ
て、ICカードの受入れを可能な状態にしている。
【0045】このため、機器利用時に必要な特定の操作
をせずに、いたずら目的でカードや異物が挿入されるの
を未然に防ぐことができる。
【0046】また、たとえ電磁装置の故障でロック解除
ができない状態になったとしても、ロック部材はカード
案内路に進入してカードの進入を阻止する状態を維持す
るので、ICカードを受け入れて抜取りができなくなる
のを未然に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の平面図
【図2】一実施形態の正面図
【図3】図1のA−A線断面図
【図4】一実施形態の下シャーシの平面図
【図5】一実施形態のブロック図
【図6】一実施形態の要部の処理手順を示すフローチャ
ート
【図7】一実施形態の動作を説明するための概略側面図
【図8】本発明の他の実施形態の概略側面図
【図9】本発明の他の実施形態の概略側面図
【符号の説明】
10 ICカード 20 ICカード処理装置 21 上シャーシ 41 下シャーシ 52 カード挿入口 53 カード案内路 60 ロック部材 64、65 ロック板 66 バネ 70 ソレノイド 74 第1のセンサ 75 接触端子 78 スライド部材 85 第2のセンサ 90 制御回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ICカードに記録されている情報に基づい
    て利用が可能となる機器に設けられ、カード挿入口に挿
    入されたICカードを該カード挿入口と連続するカード
    案内路によって規定位置まで案内して該ICカードに対
    する情報の読み書き処理を行ない、前記機器の利用を可
    能にさせるICカード処理装置において、 前記カード挿入口の近傍の前記カード案内路に対して進
    退自在に形成され、該カード案内路に進入した状態で、
    前記カード挿入口から前記規定位置方向へのICカード
    の進行および前記規定位置から前記カード挿入口方向へ
    のICカードの戻りを規制するロック部材と、 前記ロック部材を前記カード案内路に進出する方向に付
    勢する付勢部材と、 前記ロック部材に連結され、通電を受けて前記ロック部
    材を前記カード案内路から退出させる電磁装置と、 前記機器を利用するための特定の操作がなされたことを
    示す信号を受けたときに、前記電磁装置に通電して前記
    カード挿入口からの前記規定位置までのICカードの受
    入れを可能な状態にし、ICカードが前記規定位置まで
    挿入されたときに前記電磁装置に対する通電を停止して
    ICカードの前記カード挿入口側への移動を規制する制
    御回路とを設けたことを特徴とするICカード処理装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2016170824A1 (ja) * 2015-04-20 2016-10-27 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 カード処理装置
KR20180014737A (ko) * 2015-10-30 2018-02-09 히타치 오므론 터미널 솔루션즈 가부시키가이샤 카드 처리 장치, 자동 거래 장치

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