JPH033305B2 - - Google Patents

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JPH033305B2
JPH033305B2 JP23029986A JP23029986A JPH033305B2 JP H033305 B2 JPH033305 B2 JP H033305B2 JP 23029986 A JP23029986 A JP 23029986A JP 23029986 A JP23029986 A JP 23029986A JP H033305 B2 JPH033305 B2 JP H033305B2
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JP
Japan
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card
magnetic
magnetic card
stopper
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JP23029986A
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JPS6383957A (ja
Inventor
Masahiro Shizawa
Makoto Goto
Osamu Fujimoto
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Anritsu Corp
Original Assignee
Anritsu Corp
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Publication date
Application filed by Anritsu Corp filed Critical Anritsu Corp
Priority to JP23029986A priority Critical patent/JPS6383957A/ja
Priority to US07/100,283 priority patent/US4837814A/en
Publication of JPS6383957A publication Critical patent/JPS6383957A/ja
Publication of JPH033305B2 publication Critical patent/JPH033305B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 <本発明の産業上の利用分野> 本発明は、手動によつて挿脱される磁気カード
の磁気情報を読み取つて出力する磁気カード読み
取り装置に関する。
<従来技術>(第8図〜9図) 人の入出管理、公衆電話機の利用あるいはクレ
ジツト支払い等のために、磁気カードを手動によ
つて搬送し、この搬送中の磁気カードの磁気情報
を読み取る磁気カード読み取り装置が、従来より
多く用いられている。
第8図は、このような従来の磁気カード読み取
り装置の一例を示す概略図である。
図において、長方体状の磁気カード読み取り装
置2は、その長さ方向に沿つて、磁気カード1の
厚さ寸法より僅かに大きな幅をもつスライド溝3
が設けられている。
スライド溝3の一方の内側面3aには、磁気ヘ
ツド4が僅かに突出するように取付けられてい
る。
従つて、第9図に示すように、磁気カード1
を、手動によつて、スライド溝3内をほぼ一定の
速度でスライドさせると、磁気ストライプ1aが
磁気ヘツド4に接しながら移動して、磁気ヘツド
4から、磁気カード1の磁気ストライプ1aに記
録された情報に対応する読み取り信号が出力され
る。
この読み取り信号は、磁気カード1の情報とし
て他の判別装置や記憶装置(図示せず)等の処理
装置に送出され、入出管理や支払い業務等が行な
われる。
<本発明が解決しようとする問題点> しかしながら、上記のような磁気カード読み取
り装置では、磁気ストライプ1aに記録された磁
気情報のすべてを読み取るために、安定した搬送
速度で磁気カード1を手動搬送する必要がある。
このため、スライド溝3の距離を長くすること
によつて、磁気カードの搬送距離を大きくする必
要があり、装置が大型になるという問題があつ
た。
また、磁気カード1を搬送させる際、スライド
溝3によつて磁気カード1の磁気ストライプ1a
側の一端側だけがガイドされているため、磁気カ
ード1が傾きやすく、磁気ストライプ1aと磁気
ヘツド3との接触が悪くなり、磁気ストライプ1
aの磁気情報に対して読み取り精度が低くなると
いう問題があつた。
<問題点を解決するための手段> 本発明は、上記の問題点を解決した磁気カード
読み取り装置を提供することを目的としており、
上記目的を達成するために、本発明の磁気カード
読み取り装置では、磁気情報が長手方向に沿つて
直線状に記録されている矩形状の磁気カードの表
面および裏面を覆い、且つ磁気カードの両側部を
摺動可能に支持するカード収納部の、カード挿入
口側の反対側の所定位置に、磁気カードの所望以
上の挿入を阻止するためのカードストツパを設
け、カードストツパ近傍に、磁気カードの一端が
カードストツパに当接する位置まで挿入されたこ
とを検知するためのカード挿入検知部を設け、カ
ード収納部に挿入された磁気カードの少なくとも
一方の側部側近傍で、磁気カードの長手方向の寸
法にほぼ等しい距離だけカードストツパから隔て
た位置に磁気ヘツドを配置し、カードストツパに
当接する位置まで挿入された磁気カードの後方側
の一部が露呈するようにカード収納部の表面およ
び裏面の前記磁気ヘツド取付け位置の側方に切欠
部を形成し、カード挿入検知部により磁気カード
の挿入を検知し、検知後に磁気カードが抜かれた
とき、磁気ヘツドにより磁気カードに記録されて
いる磁気情報を読み出すための情報送出部を設け
ている。
<作用> 従つて、磁気カードをカード収納部に挿入し、
この磁気カードがカードストツパに当接するまで
挿入されたことをカード挿入検知部によつて検知
した後、切欠部により露呈した磁気カードの後部
を引き抜く際に、磁気ヘツドによつてこの磁気カ
ードから読み出された磁気情報が情報送出部より
出力される。
<本発明の一実施例>(第1〜5図) 以下、図面に基づいて本発明の一実施例を説明
する。
第1図は、本発明の一実施例の外観を示す図、
第2図は、一実施例の内部構造を示す図、第3図
は第2図の正面図、第4図は底面図である。
図において、磁気カード読み取り装置10の筐
体11は、前面部12の一部に内側方向に向つて
矩形に切欠かれた切欠部13が設けられており、
上面から見て、ほぼ凹状に形成されている。
筐体11の前面部12及び切欠部13には、磁
気カードを装置内にガイトして、磁気カードを、
その長さ方向に沿つて挿入、挿出するためのカー
ド挿入口14が設けられている。
筐体11の内部には、第2図,第3図及び第4
図に示すようにカード挿入口14から挿入された
磁気カードを収納するためのカード収納部15が
形成されている。
図において、カード収納部15は、上下に所定
の隙間をもつて対向して配置された下基板20と
上基板30とで構成されている。下基板20は、
筐体11とほぼ相似な形状を有し、断面コの字状
に屈曲形成されている。
下基板20の前端部には、筐体11の切欠部1
3より僅かに大きな切欠部21が設けられてお
り、前端部の切欠かれていない一方の突出部22
には、頭部を下基板20上面より僅かに突出させ
て磁気ヘツド27が取付けられている。
下基板20の後端部には、上方に屈曲して形成
されたカードストツパ23と、後方に突出した係
止片24が設けられている。
また、下基板20の前端部に取付けられた磁気
ヘツド27からカードストツパ23までの距離
は、磁気カードの長手方向の寸法とほぼ等しい距
離に設定されている。
また、下基板20の下方に屈曲された一方の側
部25は、側板28に取付けられ、この側板28
と、下基板20の他方の側部26とが筐体11の
両側部にネジ等によつて固定されている。
下基板20の上方には所定間隔でほぼ平行に上
基板30が配置されている。
上基板30の一方の側部31は、上方に屈曲形
成されており、側板28に取付けられており、他
方側の側端部32は、所定厚のスペーサ29を介
して、下基板20に取付けられている。
なお、この上基板30と下基板20とで構成さ
れるカード収納部15の高さは、使用される磁気
カードの厚さより僅かに大きく形成され、その開
口部は、筐体11のカード挿入口14とほぼ一致
するように形成されている。
また、上基板30の前端部にも、下基板20と
同様に、切欠部33が形成され、前端部の切欠か
れていない一方の突出部34には、下基板20に
取付けられた磁気ヘツド27に対応する位置に角
穴35が設けられている。
この角穴35の後部には、板バネ取付部材36
によつて下方に押圧力を有する板バネ37が取付
けられており、角穴35の上方まで伸びた板バネ
37の先端部38に両端を保持された軸39に
は、圧着ローラ40が回動自在に取付けられてい
る。
なお、この軸39は、角穴35の両側より上方
に屈曲形成されたストツパ41,41によつて、
両端を下方から支持されており、このストツパ4
1の高さは、磁気ヘツド27と圧着ローラ40と
が僅かに接するように設定されている。
上基板30の後端部には、下基板20の係止片
24と同一の係止片42が設けられており、両係
止片24,42の間には、磁気カードがカードス
トツパ23に当接するまで挿入されたことを検知
するために、挿入された磁気カードの端部に押圧
され回動して、下基板20の下面部に取付けられ
たマイクロスイツチ43を作動させるスイツチレ
バー44が回動自在に取付けられている。
スイツチレバー44の上端部には、上基板30
の後部より上方に屈曲形成されたバネ掛け部45
に一方の端部を係止されたレバーバネ46の他方
側端部が係止されており、このレバーバネ46の
張力によつてスイツチレバー44は、常に時計回
り方向に付勢されている。
なお、磁気ヘツド27からの読み取り信号及び
マイクロスイツチ43からのON−OFF信号は、
下基板20の下面部に取付けられた情報送出部5
0に送出される。
情報送出部50は、例えば第5図に示すように
構成されている。
図において、51は、磁気ヘツド27からの読
み取り信号を論理レベルに波形整形して、情報信
号として出力する波形整形回路であり、52は、
マイクロスイツチ43がONすると所定時間だけ
波形整形回路51に電源を供給する電源保持回路
である。
従つて、この電源保持回路52は、磁気カード
が挿入された時のみ波形整形回路51を作動させ
て消費電力を節約する効果がある。
情報送出部50からの情報信号は、入出管理や
クレジツト支払い等のための処理装置(図示せ
ず)側へ送出され、情報信号に対する各種の処理
(例えば、入出の記録、ドアの開閉、通話回路の
接続支払いコードの送信等)がなされる。
<上記実施例の動作> 次に、上記実施例の動作について説明する。
情報の記録された磁気ストライプ1aが下面に
なるように磁気カード1を、筐体11のカード挿
入口14へその長さ方向に挿入すると、磁気カー
ド1の先端部1bが、カード挿入口14にガイド
されながらカード収納部15に挿入される。
このとき、磁気カード1の磁気ストライプ1a
は、圧着ローラ40によつて磁気ヘツド27に接
しながら移動するため、磁気ヘツド27から読み
取り信号が送出されるが、情報送出部50の波形
整形回路51には電源が供給されておらず、この
読み取り信号は、処理装置側へ送出されない。
磁気カード1がさらに挿入されて、その先端部
1bが、下基板20の後端部に形成されたカード
ストツパ23に当接すると、磁気カード1の先端
1bに押圧されたスイツチレバー44が反時計回
りに回動して、マイクロスイツチ43がONす
る。
マイクロスイツチ43のON信号は、電源保持
回路52に送出され、所定時間だけ波形整形回路
51へ電源が供給される。
なお、この時、磁気カード1は、その後端部1
cが磁気ヘツド27の近傍に位置するまで挿入さ
れるが、筐体11のカード挿入口14の切欠部1
3より、露呈した磁気カード1の後端部1cを持
つことによつて磁気カード1を引き抜くことがで
きる。
磁気カード1が引き抜かれる際、磁気カード1
は、ほぼ一定速度で移動し、磁気カード1の磁気
ストライプ1aに接している磁気ヘツド27か
ら、磁気ストライプ1aのほぼ全域に記録された
情報に対応する読み取り信号が出力される。
磁気ヘツド27からの読み取り信号は、波形整
形回路51によつて、論理レベルの情報信号とし
て外部の処理装置に出力される。
この磁気カード読み取り装置からの情報信号に
基づいて、入出の記録、ドアの開閉、支払コード
の送信等の各種処理が行なわれる。
<本発明の他の実施例> なお、上記実施例では、装置に挿入された磁気
カードを引き抜くためにカード挿入口に設けられ
た切欠部を装置前端部のほぼ中央部に形成してい
たが、これは、第6図に示すように、磁気カード
読み取り装置60の前端部の中央部から側面部に
かけて切欠部61を形成するようにしてもよく、
また切欠部の形状も矩形だけでなく円弧状であつ
てもよい。
また、上記実施例では、磁気ヘツドを下基板側
に取付けていたが、この磁気ヘツドは上基板側に
取付けてもよく、さらに、第7図に示すように、
上下の基板に63,63にそれぞれ左右対称な位
置に磁気ヘツド64,65を取付けることによつ
て、磁気カードを挿入する際に、表裏の区別をし
ないで、情報の読み取りをすることも可能であ
る。
さらに、上記実施例では、装置に磁気カードが
カードストツパ23まで挿入されたことを、スイ
ツチレバー44およびマイクロスイツチ43によ
つて機械的に検出していたが、これは、光学的な
検出方法でも可能であり、また、磁気カード挿入
時の磁気ヘツドからの読み取り信号に基づいて、
この磁気カードがカードストツパ23まで挿入さ
れたことを検出するようにしてもよい。
<本発明の効果> 本発明の磁気カード読み取り装置は、上記説明
のように構成されているため、磁気カードの外形
とほぼ同等の大きさで、磁気カードの磁気ストラ
イプの全域から、情報を読み取ることができ、装
置が格段に小型化できる。
また、磁気カードの挿入挿出の際、カード収納
部によつて、磁気カードの両側部を支持している
ため、磁気カードと磁気ヘツドとの接触が安定し
ており、情報の読み取り精度が格段に向上すると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例の外観図、第2図
は、第1図の内部機構を示す斜視図、第3図は第
2図の概略の正面図、第4図は第2図の概略の底
面図である。第5図は、一実施例の制御部を示す
概略ブロツク図、第6図は本発明の他の実施例の
外観を示す斜視図、第7図は、本発明の他の実施
例の内部機構の概略を示す正面図である。第8図
は、従来の磁気カード読み取り装置を示す概略の
斜視図、第9図は第8図の正面図である。 10……磁気カード読み取り装置、11……筐
体、13……切欠部、14……カード挿入口、2
0……下基板、21……切欠部、23……カード
ストツパ、27……磁気ヘツド、28……側板、
29……スペーサ、30……上基板、33……切
欠部、40……圧着ローラ、43……マイクロス
イツチ、44……スイツチレバー、50……情報
送出部、51……波形整形回路、52……電源保
持回路、62……下基板、63……上基板、6
4,65……磁気ヘツド。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 磁気情報が長手方向に沿つて直線状に記録さ
    れている矩形状の磁気カードの表面および裏面を
    覆い、且つ磁気カードの両側部を摺動可能に支持
    するカード収納部と、 該カード収納部のカード挿入口側の反対側の所
    定位置に設けられ、磁気カードの所望以上の挿入
    を阻止するカードストツパと、 該カードストツパ近傍に設けられ磁気カードの
    一端がカードストツパに当接する位置まで挿入さ
    れたことを検知するカード挿入検知部と、 前記カード収納部に挿入された磁気カードの少
    なくとも一方の側部側近傍であつて、前記磁気カ
    ードの長手方向の寸法にほぼ等しい距離だけ前記
    カードストツパから隔てた位置に配置された磁気
    ヘツドと、 前記カードストツパに当接する位置まで挿入さ
    れた磁気カードの後方側の一部が露呈するように
    前記カード収納部の表面および裏面の前記磁気ヘ
    ツド取付け位置の側方を切り欠いて形成した切欠
    部と、 前記カード挿入検知部により磁気カードの挿入
    を検知し、検知後に磁気カードが抜かれたとき、
    磁気ヘツドにより磁気カードに記録されている磁
    気情報を読み出す情報送出部とを備えた磁気カー
    ド読み取り装置。
JP23029986A 1986-09-29 1986-09-29 磁気カ−ド読み取り装置 Granted JPS6383957A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23029986A JPS6383957A (ja) 1986-09-29 1986-09-29 磁気カ−ド読み取り装置
US07/100,283 US4837814A (en) 1986-09-29 1987-09-23 Telephone set

Applications Claiming Priority (1)

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JP23029986A JPS6383957A (ja) 1986-09-29 1986-09-29 磁気カ−ド読み取り装置

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Publication Number Publication Date
JPS6383957A JPS6383957A (ja) 1988-04-14
JPH033305B2 true JPH033305B2 (ja) 1991-01-18

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