JP2004100611A - エンジンの稼働状態検出装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】エンジン1の回転数を測定する回転数測定手段7と、回転数測定手段7で測定された回転数を積算する回転数積算手段8とを有し、回転数積算手段8で積算された回転数の積算値を表示手段11に表示させる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、エンジンの稼働積算状態を監視可能にするエンジンの稼働状態検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
エンジンの稼働状態を監視するのに、従来から図2に示すようなエンジンの稼働状態検出装置Aが提案されている。このエンジンの稼働状態検出装置Aは、エンジン1の稼働状態を検出する稼働状態検出手段2と、この稼働状態時に点灯するランプ3と、その稼働状態の時間を積算する稼働時間積算手段4と、稼働時間を設定するタイマ5と、稼働時間の積算値を表示する表示手段6とからなる。
【0003】
このエンジンの稼働状態検出装置では、エンジン1の稼働状況に応じて回転速度計(タコメータ)に発生する回転速度信号を検出し、稼働状態検出手段2によりエンジン1が稼働していることを検知した場合にタイマ5を制御して、回転速度信号を検出している時刻つまりエンジン1が稼働している時刻の計測を行い、この時刻の計測終了時にタイマからのタイマ信号によってエンジン1の稼働時間を稼働時間積算手段4により積算し、この積算値をメータ装置などの表示手段6に表示させるという動作をする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のエンジンの稼働状態検出装置Aは、エンジン1の回転数に対して必ずしも比例関係にないエンジン1の稼働時間を計測するものであるため、エンジン1の稼働状況を正しく反映しているものとは言えず、従って、その稼働時間にもとづいて実施されるエンジンのメンテナンス、例えばエンジンオイルの交換、プラグの交換、タイヤの交換、さらには消耗部品の交換や補修のタイミングを誤ってしまうほか、この稼働時間を例えば燃費の目安として使用することはできない。
【0005】
本発明は前記のような従来の問題を解決するものであり、エンジンの稼働状態を正確に検出でき、これによってエンジンのメンテナンスのタイミングを正しく設定できるエンジンの稼働状態検出装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的達成のために、請求項1の発明にかかるエンジンの稼働状態検出装置は、エンジンの回転数を測定する回転数測定手段と、該回転数測定手段で測定された回転数を積算する回転数積算手段と、該回転数積算手段で積算された回転数の積算値を表示する表示手段とを備えたことを特徴とする。これにより、エンジン自体の稼働状態をより詳しく把握でき、エンジン回転数の積算値利用による各種のエンジン特性の解析や燃費データの算出なども行うことができる。
【0007】
また、請求項2の発明にかかるエンジンの稼働状態検出装置は、前記回転数積算手段から得られた設定時間ごとの回転数の積算値の平均値を求めて表示手段に表示させる平均回転数演算手段を設けたことを特徴とする。これにより、エンジンがどの回転数域で日常的に運転されたかなどのエンジン履歴を、運転者が容易に判定できる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を図について説明する。図1は本発明のエンジンの稼働状態検出装置Bを示すブロック図であり、同図において、1はエンジン、7はこのエンジン1の回転数を測定する回転数測定手段で、例えばエンジンの回転に応じて発生するパルスの数を計数してエンジンの回転数とするものが用いられる。また、8は回転数測定手段7により測定されるエンジン1の回転数を積算する回転数積算手段である。
【0009】
一方、回転数積算手段8には平均回転数演算手段9が接続されており、これが回転数積算手段8で得た設定時間ごとの回転数の積算値の平均値(平均回転数)を演算するように機能する。10は前記設定時間ごとにタイマ信号を生成するタイマ、11は前記回転数の積算値および平均回転数を並列してまたは交互に表示するLCDなどの表示手段である。
【0010】
このような構成になるエンジンの稼働状態検出装置Bでは、エンジン1の起動とともに、このエンジンの回転に応じて発生するパルスがパルスカウンタを持つ回転数測定手段7でカウントされて、このカウント数がエンジンの回転数に変換される。つまり、エンジンの回転数が測定される。さらに、このエンジンの回転数の情報は回転数積算手段8に入力されて、ここで回転数の積算値が求められ、この積算値は表示手段11に入力されて表示される。
【0011】
このエンジンの回転数の積算値表示によって、運転者はエンジンの稼働状態を直接的に、かつ詳細に把握することができ、従来のようにエンジンの稼働時間で稼働状態を判定する場合に比べて、より正確に稼働状態の判定を行うことができる。
【0012】
従って、その正確な稼働状態の判定結果に従って、エンジンのメンテナンス、例えばエンジンオイルの交換、タイヤの交換その他の消耗部品の交換などのタイミングを最適に設定できるほか、燃費(効率)の目安としたり、燃料計として利用することも可能になる。
【0013】
一方、前記平均回転数演算手段9は、タイマ10が生成する設定時間ごとのタイマ信号にもとづいて、前記回転数積算手段8から得られる積算値の平均値を演算する。例えば、タイマ10による時刻の計測開始から計測終了までの所定時間領域ごとに得られる回転数の積算値について、その平均値を演算する。これによって、どの回転数の領域でエンジンが日常的に駆動されてきたかのエンジンの履歴を把握でき、これによって、例えばエンジンオイルの交換タイミングを設定するための基準の一つとすることができる。
【0014】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、エンジンの回転数を測定する回転数測定手段と、この回転数測定手段で測定された回転数を積算する回転数積算手段とを設けて、該回転数積算手段で積算された回転数の積算値を表示手段に表示させるようにしたので、エンジン自体の稼働状態をより詳しく把握でき、エンジン回転数の積算値利用による各種のエンジン特性の解析や燃費データの算出、表示なども行うことができるという効果が得られる。
【0015】
また、前記回転数積算手段から得られた設定時間ごとの回転数の積算値の平均値を求めて表示手段に表示させるようにしたので、エンジンがどの回転数域で日常的に運転されたかなどのエンジン履歴を、運転者が容易に判定できるという利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態によるエンジンの稼働状態検出装置を示すブロック図である。
【図2】従来のエンジンの稼働状態検出装置を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 エンジン
7 回転数測定手段
8 回転数積算手段
9 平均回転数演算手段
11 表示手段
Claims (2)
- エンジンの回転数を測定する回転数測定手段(7)と、該回転数測定手段(7)で測定された回転数を積算する回転数積算手段(8)と、該回転数積算手段(8)で積算された回転数の積算値を表示する表示手段(11)とを備えたことを特徴とするエンジンの稼働状態検出装置。
- 前記回転数積算手段(8)で得られた設定時間ごとの回転数の積算値の平均値を求めて表示手段(11)に表示させる平均回転数演算手段(9)を設けたことを特徴とする請求項1に記載のエンジンの稼働状態検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002264947A JP2004100611A (ja) | 2002-09-11 | 2002-09-11 | エンジンの稼働状態検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002264947A JP2004100611A (ja) | 2002-09-11 | 2002-09-11 | エンジンの稼働状態検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004100611A true JP2004100611A (ja) | 2004-04-02 |
Family
ID=32264221
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002264947A Pending JP2004100611A (ja) | 2002-09-11 | 2002-09-11 | エンジンの稼働状態検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2004100611A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017223462A (ja) * | 2016-06-13 | 2017-12-21 | 井上鋼材株式会社 | 車輌泥落装置の稼働量計測装置 |
JP2018509596A (ja) * | 2014-03-11 | 2018-04-05 | ケニス・カールステファン・ビニスキ | 独立単位あたりの平均回転数を計算する方法 |
-
2002
- 2002-09-11 JP JP2002264947A patent/JP2004100611A/ja active Pending
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JP2018509596A (ja) * | 2014-03-11 | 2018-04-05 | ケニス・カールステファン・ビニスキ | 独立単位あたりの平均回転数を計算する方法 |
JP2017223462A (ja) * | 2016-06-13 | 2017-12-21 | 井上鋼材株式会社 | 車輌泥落装置の稼働量計測装置 |
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