JP2004099743A - カプセル化香料およびその用途 - Google Patents
カプセル化香料およびその用途 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004099743A JP2004099743A JP2002263475A JP2002263475A JP2004099743A JP 2004099743 A JP2004099743 A JP 2004099743A JP 2002263475 A JP2002263475 A JP 2002263475A JP 2002263475 A JP2002263475 A JP 2002263475A JP 2004099743 A JP2004099743 A JP 2004099743A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fragrance
- perfume
- encapsulated
- substance
- encapsulated fragrance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
【解決手段】芯物質として香料、乳化剤として陰イオン界面活性剤、カプセル壁形成物質として高分子物質を使用し、硬化カプセル壁を有するマイクロカプセルが分散した水性分散液を、非イオン界面活性剤で再処理してなるカプセル香料であって、該香料が290℃より低い沸点および1.0〜7.0のCLogP値を有する香料成分を香料全体の70重量%以上含有することを特徴とするカプセル化香料。
【選択図】 なし
Description
【発明が属する技術分野】
本発明は、カプセル化香料および該カプセル化香料を含有する芳香・消臭剤、洗浄剤、衣類用柔軟仕上剤、皮膚化粧料、頭髪用化粧料および浴用剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、芳香・消臭剤、洗浄剤、衣類用柔軟仕上剤、皮膚化粧料、頭髪用化粧料、浴用剤組成物などには芳香を賦与したり、不快な臭いのマスキングなどを目的として香料が使用されている。このような製品に使用される香料は、香りの持続性、残香性を目的として香料をカプセル化して配合する試みがなされている。例えば、マイクロカプセル化された香料及びマイクロカプセル化されていない香料を含有する浴用剤組成物(特許文献1参照)、カプセル封入した臭い中和剤とカプセル封入されていない芳香香料を含有する化粧料(特許文献2参照)、水溶性糖類によりマイクロカプセル化した香料と、ソルビタン脂肪酸エステル及び/又はポリオキシアルキレンアルキルエーテルとからなる粉末分散剤を含む粉末含有エアゾール組成物(特許文献3参照)、多芯型構造のマイクロカプセルを水性基剤に分散させた徐放性マイクロカプセル含有水性組成物を配合した芳香剤(特許文献4参照)などが提案されている。
【0003】
【特許文献1】
特開平5−17338号公報
【特許文献2】
特開平5−148126号公報
【特許文献3】
特開平8−208429号公報
【特許文献4】
特開2000−159661号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら従来提案されているカプセル化された香料を、芳香・消臭剤、洗浄剤、衣類用柔軟仕上剤、皮膚化粧料、頭髪用化粧料、浴用剤組成物などの製品に配合した場合に、製品中に存在する、例えば、カチオン性物質などの影響を受けカプセル化香料どおしが凝集したり、カプセル壁膜が破壊され、香りの持続性、残香性が効果的に発揮されなくなったり、香気バランスが崩れるなどのトラブルがあった。
【0005】
従って、本発明の目的は、配合される製品中の、例えば、カチオン性物質などの影響を受けることがなく香りの持続性、残香性、香気バランスの安定性などに優れたカプセル化香料及び該カプセル化香料を含有する芳香・消臭剤、洗浄剤、衣類用柔軟仕上剤、皮膚化粧料、頭髪用化粧料、浴用剤組成物などを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上述した課題を解決するため鋭意検討を行った結果、今回、製品中に存在するカチオン性物質などの影響を受けない特定のカプセル化香料において、芯物質である香料として、特定の香料成分を採用することにより、上記課題を一挙に解決できることを見いだし本発明を完成するに至った。
【0007】
かくして本発明によれば、芯物質として香料、乳化剤として陰イオン界面活性剤、カプセル壁形成物質として高分子物質を使用し、硬化カプセル壁を有するマイクロカプセルが分散した水性分散液を、非イオン界面活性剤で再処理してなるカプセル化香料であって、該香料が290℃より低い沸点および1.0〜7.0のCLogP値を有する香料成分を香料全体の70重量%以上含有することを特徴とするカプセル化香料を提供するものである。
【0008】
また本発明は、上記のカプセル化香料を含有する芳香・消臭剤、洗浄剤、衣類用柔軟仕上剤、皮膚化粧料、頭髪用化粧料および浴用剤組成物を提供するものである。
【0009】
以下、本発明についてさらに詳細に説明する。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明のカプセル化香料は、芯物質として特定の香料、乳化剤として陰イオン界面活性剤、カプセル壁形成物質として高分子物質を使用し、硬化カプセル壁を有するマイクロカプセルが分散した水性分散液を製造した後、該水性分散液を非イオン界面活性剤で再処理することにより得ることができる。
【0011】
前述した硬化カプセル壁を形成する方法は、公知の方法を用いることができ、具体的には、界面重合法、イン・サイチュ(in situ)重合法、液中硬化法、相分離法(コアセルベーション)などを挙げることができる。
【0012】
本発明のカプセル化香料において、芯物質である香料として、290℃より低い沸点および1.0〜7.0のCLogP値を有する香料成分(以下、(A)香料成分という)を香料全体の70重量%以上含有することにより、芳香・消臭剤、洗浄剤、衣類用柔軟仕上剤、皮膚化粧料、頭髪用化粧料、浴用剤組成物などの製品に配合した際に、香りの持続性、残香性、香気バランスの安定性などが効果的に発揮される。ここで、CLogPとは化学物質の1−オクタノール/水分配係数で、f値法(疎水性フラグメント定数法)により計算で求められた値をいう。具体的には、化合物の化学構造を、その構成要素に分解し、各フラグメントの有する疎水性フラグメント定数(f値)を積算して求められる(CLOG3 Reference Manual DaylightSoftware 4.34,Albert Leo,David Weininger,Version 1,March 1994)。
【0013】
上述した(A)香料成分を具体的に示せば、例えば、カンファー、1,8−シネオール、α−ピネン、β−ピネン、カンフェン、l−メントール、メントン、iso−メントン、l−カルボン、メチルサリシレート、エストラゴール、シトロネラール、ヒドロキシシトロネラール、シトロネロール、ゲラニオール、ネロール、リナロール、リナリルアセテート、ターピネオール、ターピニルアセテート、ターピネン−4−オール、ジメトール、ボルネオール、チモール、p−サイメン、p−メチルアセトフェノン、オイゲノール、エチルアセテート、アリルアミルグリコレート、アリルヘプタノエート、アリルカプロエート、アミルアセテート、iso−アミルアセテート、iso−アミルブチレート、アミルプロピオネート、アニスアルデヒド、アネトール、ベンズアルデヒド、p−t−ブチルシクロヘキシルアセテート、o−t−ブチルシクロヘキシルアセテート、ジメチルベンジルカルビニルアセテート、cis−3−ヘキセニルアセテート、リモネン、cis−ジャスモン、メチルアミルケトン、エチルアミルケトン、フェンチルアルコール、ヒドロトロピックアルコール、メチルアンスラニレート、フェノキシエタノール、フェニルアセトアルデヒド、フェニルエチルアルコール、ローズオキサイド、iso−アミルサリシレート、アセチルセドレン、アミルシンナミックアルデヒド、スチラリルアセテート、セドリルアセテート、バニリン、ヘリオトロピン、メチルイオノン、リリアール、γ−ウンデカラクトンなどを挙げることができる。
【0014】
また、これらの香料成分を主成分とする天然精油でもよく、例えば、セージオイル、バジルオイル、ペパーミントオイル、スペアミントオイル、ローズマリーオイル、ユーカリプタスオイル、タイムオイル、アニスオイル、ベイオイル、クローブオイル、コリアンダーオイル、ローレルリーフオイル、ラバンジンオイル、ラベンダーオイル、マージョラムオイル、オレンジオイル、レモンオイル、グレープフルーツオイル、ライムオイル、ベルガモットオイル、セダーウッドオイル、パチュリオイル、ゼラニウムオイルなどが挙げられる。
【0015】
上述した(A)香料成分は、通常、香料全体の重量を基準として70重量%以上、特に80重量%以上が好ましい。本発明では、香りの持続性、残香性、香気バランスの安定性などに影響を及ぼさない範囲で、(A)香料成分に属さない香料成分を配合することもできる。かかる香料成分は、例えば、香料化学総覧,1,2,3[奥田治著 廣川書店出版]、Perfume and flavorChemicals,1,2[Steffen Arctander著]、合成香料[印藤元一著 化学工業日報社出版]などに記載の香料化合物を挙げることができる。
【0016】
本発明のカプセル化香料に使用される乳化剤としての陰イオン界面活性剤としては、特に制限されず、例えば、高級アルコール硫酸エステル塩、高級脂肪酸エステルの硫酸エステル塩、高級アルキルスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、高級脂肪酸エステルのスルホン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、高級アルキルリン酸エステルなどを挙げることができる。かかる陰イオン界面活性剤の使用量は特に制限されないが、通常、芯物質である香料1重量部に対して0.01〜10重量部の範囲とすることができる。
【0017】
本発明のカプセル化香料に用いられるカプセル壁形成物質としての高分子物質は、通常、カプセル壁膜に使用されるものを用いることができ、例えば、アルギン酸ソーダ、寒天、ゼラチン、カラギーナン、アラビアガム、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース、カルボキシビニルポリマー、(メタ)アクリル酸ポリマー、ポリビニルアルコール、コラーゲン、ウレア化合物、メラミン化合物などを挙げることができる。かかる高分子物質の使用量は特に制限されないが、通常、芯物質である香料1重量部に対して0.01〜10重量部の範囲とすることができる。
【0018】
本発明のカプセル化香料は、上述の高分子物質を使用して硬化カプセル壁を有する1〜300μmの直径を有するマイクロカプセルが分散した水性分散液を、非イオン界面活性剤で再処理することを特徴とする。非イオン界面活性剤としては特に制限されず、例えば、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンプロピレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油等が挙げられる。
【0019】
本発明のカプセル化香料をイン・サイチュ(in situ)重合法で調製する一実施態様を示せば、例えば、エチレン−マレイン酸共重合樹脂などの重合体、陰イオン界面活性剤及び水を混合溶解した後、この溶液1重量部に上記した(A)香料成分を70重量%以上含有する香料約0.1〜約1重量部を加え、高速攪拌機などを使用して乳化させ、O/Wエマルジョン溶液を調製する。次に、別途、メラミンなどの高分子物質、ホルムアルデヒド水溶液からなる水溶液を調製し、前記の乳化液に添加して加熱し、硬化したカプセル壁を有する陰イオン性マイクロカプセルが分散された水性分散液を得る。この水性分散液を非イオン界面活性剤の水溶液に再分散させることにより本発明のカプセル化香料を得ることができる。
【0020】
上述のようにして調製することのできる本発明のカプセル化香料は、例えば、アルキルアンモニウムクロライド、第4級アンモニウム塩界面活性剤などを含有する陽イオン性水溶液組成物中においても優れた分散安定性を示すことができ、配合される香料の持続性、残香性、香気バランスの安定性などを効果的に発揮することができる。従って、本発明のカプセル化香料は、例えば、芳香・消臭剤、洗浄剤、衣類用柔軟仕上剤、頭髪用化粧料、浴用剤組成物などの広汎な製品に適用することができる。本発明のカプセル化香料の使用量は、適用する製品の種類、所望する香気の強さなどにより一概には言えないが、通常、製品の重量を基準として約0.001〜5重量%程度である。
【0021】
以下実施例により本発明の実施の態様をさらに具体的に説明する。
【0022】
【実施例】
実施例1及び比較例1、2:in−situ法によるカプセル化香料の調製
エチレン−マレイン酸共重合樹脂(商品名:EMA−31、MonsantoCo.製)を5重量%含み、ポリスチレンスルホン酸ナトリウム塩(AlfaAesar製;陰イオン界面活性剤)の水溶液300gに、下記に示したそれぞれの香料150gを加え、ホモミキサーで2500rpmの速度で攪拌してO/Wエマルジョンを作製した。次に、別途、メラミン30g、35重量%のホルムアルデヒド水溶液100g、水100に少量の水酸化ナトリウムを加えてpHを約9に調節し、80℃で30分間攪拌して、メチロールメラミン水溶液を調製した。このメチロールメラミン水溶液を前記のエマルジョンに添加して70℃で約2時間攪拌してカプセル壁を硬化し、硬化したカプセル壁を有する陰イオン性マイクロカプセルが分散した水性分散液を調製した。次に、この水性分散液に、デカグリン1−O(日光ケミカルズ製、グリセリン脂肪酸エステルの商品名;非イオン界面活性剤)10重量%の水溶液250gを添加混合して、陰イオン性マイクロカプセルを再分散させた。
(本発明品1)
下記表1の(A)香料成分を下記の割合で混合した香料組成物を上記の方法によりカプセル化し、本発明品1のカプセル化香料を得た。
(比較品1)
下記表1の(A)香料成分及び(B)香料成分を下記の割合で混合した香料組成物を上記の方法によりカプセル化し、比較品1のカプセル化香料を得た。
(比較品2)
下記表1の(B)香料成分を下記の割合で混合した香料組成物を上記の方法によりカプセル化し、比較品2のカプセル化香料を得た。
【0023】
【表1】
【0024】
※(A)香料成分:290℃より低い沸点および1.0〜7.0のCLogP値を有する香料成分
(B)香料成分:(A)香料成分以外の香料成分
【0025】
試験例1〜6
下記の試験例の香料賦香試験では、下記表2に示したように、カプセル化香料として上記の本発明品1、比較品1および比較品2のカプセル化香料を使用し、液体香料として上記表1の(A)香料成分および/または(B)香料成分を使用した。ただし、カプセル化香料と液体香料は上記表1と同じバランスとなるように配合した。
【0026】
【表2】
【0027】
【0028】
(賦香結果)
香料−1を配合したものは、香料−4を配合したものに比べ香気の持続時間の点で優れ、また、香料−2または香料−3を配合したものに比べ揮散する香気のバランスの点で優れていた。
【0029】
【0030】
(賦香結果)
上記した香料−1〜4を配合して衣類を洗浄し、乾燥後香気の残存を比較した。その結果、香料−1を配合したものは、香料−4を配合したものに比べ香気の持続時間の点で優れ、また、香料−2または香料−3を配合したものに比べ残存する香気のバランスの点で優れていた。
【0031】
【0032】
(賦香結果)
上記した香料−1〜4を配合して衣類を処理し、乾燥後香気の残存を比較した。その結果、香料−1を配合したものは、香料−4を配合したものに比べ香気の持続時間の点で優れ、また、香料−2または香料−3を配合したものに比べ残存する香気のバランスの点で優れていた。
【0033】
【0034】
(賦香結果)
上記した香料−1〜4を配合して使用し、使用後の香気の持続性及び香気バランスを比較した。その結果、香料−1を配合したものは、香料−4を配合したものに比べ香気の持続時間の点で優れ、また、香料−2または香料−3を配合したものに比べ香気のバランスの点で優れていた。
【0035】
【0036】
(賦香結果)
上記した香料−1〜4を配合して洗浄し、乾燥後の香気の持続性及び香気バランスを比較した。その結果、香料−1を配合したものは、香料−4を配合したものに比べ香気の持続時間の点で優れ、また、香料−2または香料−3を配合したものに比べ香気のバランスの点で優れていた。
【0037】
【0038】
(賦香結果)
上記した香料−1〜4を配合して使用し、揮散する香気の持続性及び香気バランスを比較した。その結果、香料−1を配合したものは、香料−4を配合したものに比べ香気の持続時間の点で優れ、また、香料−2または香料−3を配合したものに比べ香気のバランスの点で優れていた。
【0039】
【発明の効果】
配合される製品中の、例えば、カチオン性物質などの影響を受けることがなく香りの持続性、残香性、香気バランスの安定性などに優れたカプセル化香料及び該カプセル化香料を含有する芳香・消臭剤、洗浄剤、衣類用柔軟仕上剤、皮膚化粧料、頭髪用化粧料、浴用剤組成物を提供することができる。
Claims (7)
- 芯物質として香料、乳化剤として陰イオン界面活性剤、カプセル壁形成物質として高分子物質を使用し、硬化カプセル壁を有するマイクロカプセルが分散した水性分散液を、非イオン界面活性剤で再処理してなるカプセル化香料であって、該香料が290℃より低い沸点および1.0〜7.0のCLogP値を有する香料成分を香料全体の70重量%以上含有することを特徴とするカプセル化香料。
- 請求項1記載のカプセル化香料を含有する芳香・消臭剤。
- 請求項1記載のカプセル化香料を含有する洗浄剤。
- 請求項1記載のカプセル化香料を含有する衣類用柔軟仕上剤。
- 請求項1記載のカプセル化香料を含有する皮膚化粧料。
- 請求項1記載のカプセル化香料を含有する頭髪用化粧料。
- 請求項1記載のカプセル化香料を含有する浴用剤組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002263475A JP2004099743A (ja) | 2002-09-10 | 2002-09-10 | カプセル化香料およびその用途 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002263475A JP2004099743A (ja) | 2002-09-10 | 2002-09-10 | カプセル化香料およびその用途 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004099743A true JP2004099743A (ja) | 2004-04-02 |
JP2004099743A5 JP2004099743A5 (ja) | 2005-11-04 |
Family
ID=32263179
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002263475A Pending JP2004099743A (ja) | 2002-09-10 | 2002-09-10 | カプセル化香料およびその用途 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004099743A (ja) |
Cited By (25)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006056096A1 (en) * | 2004-11-29 | 2006-06-01 | Givaudan Sa | Substrate care product |
EP1698726A1 (en) | 2005-03-01 | 2006-09-06 | Kao Corporation | Fiber product treating agent |
KR100622560B1 (ko) * | 2004-07-30 | 2006-09-19 | 주식회사 참 존 | 천연아로마오일을 내포하는 반고체형캡슐을 함유하는화장료조성물 |
JP2007092067A (ja) * | 2005-09-23 | 2007-04-12 | Takasago Internatl Corp | コアシェル型カプセル |
JP2007284816A (ja) * | 2006-04-17 | 2007-11-01 | Kao Corp | 繊維処理剤組成物 |
JP2007297752A (ja) * | 2006-05-08 | 2007-11-15 | Kao Corp | 繊維処理剤組成物 |
JP2007297563A (ja) * | 2006-05-08 | 2007-11-15 | Kao Corp | 液体洗浄剤組成物 |
JP2007297751A (ja) * | 2006-05-08 | 2007-11-15 | Kao Corp | 繊維製品しわ除去剤組成物 |
JP2008007872A (ja) * | 2006-06-28 | 2008-01-17 | Lion Corp | 繊維製品用液体仕上げ剤組成物 |
JP2008063575A (ja) * | 2006-09-04 | 2008-03-21 | Takasago Internatl Corp | 嵩高いフレグランス分子のカプセル化 |
JP2009106402A (ja) * | 2007-10-29 | 2009-05-21 | Hitachi Ltd | 香り源およびそれを用いた香り発生装置 |
JP2009536252A (ja) * | 2006-05-05 | 2009-10-08 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | マイクロカプセル付きフィルム |
JP2009544812A (ja) * | 2006-08-01 | 2009-12-17 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 有益剤含有デリバリー粒子 |
JP2010001417A (ja) * | 2008-06-23 | 2010-01-07 | Kao Corp | 香り持続性マイクロカプセル |
JP2010513369A (ja) * | 2006-12-20 | 2010-04-30 | チバ ホールディング インコーポレーテッド | カプセル化されたフレグランスを含むエマルジョン及びパーソナルケア組成物 |
JP2013513716A (ja) * | 2009-12-18 | 2013-04-22 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | マイクロカプセルを含む組成物 |
US8927026B2 (en) | 2011-04-07 | 2015-01-06 | The Procter & Gamble Company | Shampoo compositions with increased deposition of polyacrylate microcapsules |
US8980292B2 (en) | 2011-04-07 | 2015-03-17 | The Procter & Gamble Company | Conditioner compositions with increased deposition of polyacrylate microcapsules |
US9162085B2 (en) | 2011-04-07 | 2015-10-20 | The Procter & Gamble Company | Personal cleansing compositions with increased deposition of polyacrylate microcapsules |
JP2015200047A (ja) * | 2013-12-24 | 2015-11-12 | 花王株式会社 | 液体柔軟剤組成物 |
US9186642B2 (en) | 2010-04-28 | 2015-11-17 | The Procter & Gamble Company | Delivery particle |
JP2016084556A (ja) * | 2014-10-27 | 2016-05-19 | 花王株式会社 | 液体柔軟剤組成物 |
US9993793B2 (en) | 2010-04-28 | 2018-06-12 | The Procter & Gamble Company | Delivery particles |
JP2018178018A (ja) * | 2017-04-18 | 2018-11-15 | 花王株式会社 | カプセル用香料の選択方法 |
JP2019049090A (ja) * | 2013-07-12 | 2019-03-28 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 構造化された布地ケア組成物 |
-
2002
- 2002-09-10 JP JP2002263475A patent/JP2004099743A/ja active Pending
Cited By (33)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100622560B1 (ko) * | 2004-07-30 | 2006-09-19 | 주식회사 참 존 | 천연아로마오일을 내포하는 반고체형캡슐을 함유하는화장료조성물 |
WO2006056096A1 (en) * | 2004-11-29 | 2006-06-01 | Givaudan Sa | Substrate care product |
US7381345B2 (en) | 2005-03-01 | 2008-06-03 | Kao Corporation | Fiber product treating agent |
EP1698726A1 (en) | 2005-03-01 | 2006-09-06 | Kao Corporation | Fiber product treating agent |
JP2007092067A (ja) * | 2005-09-23 | 2007-04-12 | Takasago Internatl Corp | コアシェル型カプセル |
JP2007284816A (ja) * | 2006-04-17 | 2007-11-01 | Kao Corp | 繊維処理剤組成物 |
JP2009536252A (ja) * | 2006-05-05 | 2009-10-08 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | マイクロカプセル付きフィルム |
JP2007297752A (ja) * | 2006-05-08 | 2007-11-15 | Kao Corp | 繊維処理剤組成物 |
JP2007297563A (ja) * | 2006-05-08 | 2007-11-15 | Kao Corp | 液体洗浄剤組成物 |
JP2007297751A (ja) * | 2006-05-08 | 2007-11-15 | Kao Corp | 繊維製品しわ除去剤組成物 |
JP4740801B2 (ja) * | 2006-06-28 | 2011-08-03 | ライオン株式会社 | 繊維製品用液体仕上げ剤組成物 |
JP2008007872A (ja) * | 2006-06-28 | 2008-01-17 | Lion Corp | 繊維製品用液体仕上げ剤組成物 |
JP2015129294A (ja) * | 2006-08-01 | 2015-07-16 | ザ プロクター アンド ギャンブルカンパニー | 有益剤含有デリバリー粒子 |
JP2009544812A (ja) * | 2006-08-01 | 2009-12-17 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 有益剤含有デリバリー粒子 |
JP2008063575A (ja) * | 2006-09-04 | 2008-03-21 | Takasago Internatl Corp | 嵩高いフレグランス分子のカプセル化 |
JP2010513369A (ja) * | 2006-12-20 | 2010-04-30 | チバ ホールディング インコーポレーテッド | カプセル化されたフレグランスを含むエマルジョン及びパーソナルケア組成物 |
JP2009106402A (ja) * | 2007-10-29 | 2009-05-21 | Hitachi Ltd | 香り源およびそれを用いた香り発生装置 |
JP2010001417A (ja) * | 2008-06-23 | 2010-01-07 | Kao Corp | 香り持続性マイクロカプセル |
JP2017122235A (ja) * | 2009-12-18 | 2017-07-13 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | マイクロカプセルを含む組成物 |
JP2013513716A (ja) * | 2009-12-18 | 2013-04-22 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | マイクロカプセルを含む組成物 |
US9186642B2 (en) | 2010-04-28 | 2015-11-17 | The Procter & Gamble Company | Delivery particle |
US11096875B2 (en) | 2010-04-28 | 2021-08-24 | The Procter & Gamble Company | Delivery particle |
US9993793B2 (en) | 2010-04-28 | 2018-06-12 | The Procter & Gamble Company | Delivery particles |
US10143632B2 (en) | 2011-04-07 | 2018-12-04 | The Procter And Gamble Company | Shampoo compositions with increased deposition of polyacrylate microcapsules |
US8927026B2 (en) | 2011-04-07 | 2015-01-06 | The Procter & Gamble Company | Shampoo compositions with increased deposition of polyacrylate microcapsules |
US9162085B2 (en) | 2011-04-07 | 2015-10-20 | The Procter & Gamble Company | Personal cleansing compositions with increased deposition of polyacrylate microcapsules |
US8980292B2 (en) | 2011-04-07 | 2015-03-17 | The Procter & Gamble Company | Conditioner compositions with increased deposition of polyacrylate microcapsules |
US9561169B2 (en) | 2011-04-07 | 2017-02-07 | The Procter & Gamble Company | Conditioner compositions with increased deposition of polyacrylate microcapsules |
JP2019049090A (ja) * | 2013-07-12 | 2019-03-28 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 構造化された布地ケア組成物 |
JP2015200047A (ja) * | 2013-12-24 | 2015-11-12 | 花王株式会社 | 液体柔軟剤組成物 |
JP2016084556A (ja) * | 2014-10-27 | 2016-05-19 | 花王株式会社 | 液体柔軟剤組成物 |
JP2018178018A (ja) * | 2017-04-18 | 2018-11-15 | 花王株式会社 | カプセル用香料の選択方法 |
JP7078353B2 (ja) | 2017-04-18 | 2022-05-31 | 花王株式会社 | カプセル用香料の選択方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2004099743A (ja) | カプセル化香料およびその用途 | |
JP2006249326A (ja) | カプセル化香料およびその用途 | |
EP2244689B1 (en) | Deposition of lipophilic active material in surfactant containing compositions | |
CN107666897B (zh) | 表面沉积量高的微胶囊 | |
EP1894603B1 (en) | Encapsulation of bulky fragrance molecules | |
DK2629807T3 (en) | WATER-BASED AIR FRESH COMPOSITIONS | |
EP1767185B2 (en) | Core shell capsules containing an oil or waxy solid | |
DE202017007590U1 (de) | Hochwirksame Parfüm-Mikrokapseln mit Dichteausgleich | |
BRPI0922486B1 (pt) | microcápsulas e suas respectivas utilizações | |
EP4077625A1 (en) | Perfume delivery system | |
EP4077624A1 (en) | Perfume formulation for delivery system | |
US9000052B2 (en) | Perfuming compositions and uses thereof | |
JP2023527825A (ja) | コア-シェルマイクロカプセルを含むカプセル化された組成物およびその調製のためのプロセス | |
JPH0765067B2 (ja) | 香料及び香料添加製品の香気特性を付与、向上又は変調する方法 | |
WO2016071149A1 (en) | Improvements in or relating to organic compounds | |
JP2007176998A (ja) | 液晶被覆香料担持粒子、その水分散液、及びそれらの製造方法、並びに、繊維用仕上げ剤及び毛髪化粧料 | |
EP3630295B1 (de) | Mikrokapselsystem für polysensorische dufteffekte i | |
WO2016071150A1 (en) | Improvements in or relating to organic compounds | |
JP2004083475A (ja) | 液体入浴剤用香料組成物及びそれを含有する液体入浴剤 | |
JP2004083731A (ja) | 液体入浴剤用香料組成物 | |
KR100495027B1 (ko) | 마이크로인캡슐화향료를함유한분말세제조성물 | |
EP4106822B1 (de) | Zusammensetzung, enthaltend mikoverkapselte schlechtgeruchsbekämpfufngsmittel und ihre verwendung zur verminderung von fehlgerüchen | |
EP3360951B1 (de) | Zusammensetzung enthaltend parfumöl und parfümkapseln | |
JP4891775B2 (ja) | 香料成分としてのスピロエポキシ−マクロ環 | |
DE102019111837A1 (de) | Hitze- / trockner-stabile parfümanwendung |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050823 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050823 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20081006 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081118 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090414 |