JP2004099070A - 物品包装固定具 - Google Patents
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Abstract
【課題】物品の搬送等において、簡単な包装形態により確実に物品を包装して保護することができ、用意に着脱作業を行うことができる物品包装固定具を提供する。
【解決手段】可撓性のシート1a,1bにより内部に密閉状態の気密室5を形成して、載置台6上に載置させた物品bの外周部に密着して該物品を包装する略矩形状の本体1における気密室5に、給気口11に接続して気密室内に対して気体の給気と給気口の閉塞とを行う給気部材2を設けて、本体の側部周端部に物品へ該本体を着脱自在に止め付ける固着手段3を設け、本体の下部周端部に載置台の外周端部へ係脱自在に係止し、該本体を載置台に止め付ける係止手段4を設ける。
【選択図】 図1
【解決手段】可撓性のシート1a,1bにより内部に密閉状態の気密室5を形成して、載置台6上に載置させた物品bの外周部に密着して該物品を包装する略矩形状の本体1における気密室5に、給気口11に接続して気密室内に対して気体の給気と給気口の閉塞とを行う給気部材2を設けて、本体の側部周端部に物品へ該本体を着脱自在に止め付ける固着手段3を設け、本体の下部周端部に載置台の外周端部へ係脱自在に係止し、該本体を載置台に止め付ける係止手段4を設ける。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、物品の搬送等において、簡単な包装形態により確実に物品を包装して保護することができる物品包装固定具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、比較的大きい外形や重量を有する物品の搬送にあっては、パレットや移送カゴ等に載置・収容して、この物品をフィルムや結束紐,網などによりパレットや移送カゴ等と一体的に包装することで、あるいは、載置された複数個の物品同士を一体的に結合して、前記輸送時の荷崩れ等を防止していた。
【0003】
しかしながら、フィルムによる物品の包装は、その使用後は、再利用することができないため廃棄処分されるので、資源の無駄遣いとなるばかりか、このフィルムは廃棄物となってその処理に問題点を残す。
また、結束紐,網は、反復利用できるものの、物品とパレットや移送カゴ等との一体化作業およびこれらの分離作業が面倒で、多くの手間を必要とするものであり、それぞれの作業の迅速な実施が望めないものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、前記した問題点を解決するためになされたもので、可撓性のシートにより内部に密閉状態の気密室を形成して、載置台上に載置させた物品の外周部に密着して該物品を包装する略矩形状の本体における気密室に、給気口に接続して気密室内に対して気体の給気と給気口の閉塞とを行う給気部材を設けて、本体の側部周端部に物品へ該本体を着脱自在に止め付ける固着手段を設け、本体の下部周端部に載置台の外周端部へ係脱自在に係止し、該本体を載置台に止め付ける係止手段を設けることにより、物品の搬送等において、簡単な包装形態により確実に物品を包装して保護することができ、用意に着脱作業を行うことができる物品包装固定具を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記した目的を達成するための本発明の手段は、
可撓性のシートにより内部に密閉状態の気密室を形成して、載置台上に載置させた物品の外周部に密着して該物品を包装する略矩形状の本体と、この本体における気密室に設けた給気口に接続して前記気密室内に対して気体の給気と前記給気口の閉塞とを行う給気部材と、前記本体の側部周端部に設けて前記物品へ該本体を着脱自在に止め付ける固着手段と、前記本体の下部周端部に設けて前記載置台の外周端部へ係脱自在に係止し、該本体を前記載置台に止め付ける係止手段とを有する物品包装固定具の構成にある。
【0006】
本体は、物品外周に対して略水平方向に巻き付ける。
【0007】
本体は、物品の突起に合わせて切り欠き部を設ける。
【0008】
固着手段は、略矩形状の本体の周縁部において該本体の相対する辺に設け、
係止手段は、前記本体の周縁部において前記固着手段の取付辺とは直交する辺に設ける。
【0009】
物品は、載置台へ高さ方向へ複数に積層させて載置してあって、
本体は、前記複数層の物品外周に対して略水平方向に巻き付ける。
【0010】
【実施例】
次に、本発明に関する物品包装固定具の一実施例を図面に基づいて説明する。図1〜図3および図6〜図8においてAは物品包装固定具で、本体1と、給気部材2と、固着手段3と、係止手段4とにより基本的に構成される。
【0011】
そして、前記した本体1は、可撓性を有するシート1a,1bにより長方形等の略矩形状で、内部に密閉状態の気密室5を形成して、載置台6上に載置させた物品bの外周部に密着して該物品bを包装し、載置台6と共に一体化させるものである。
なお、物品bを支承する載置台6は、図3および図4等に示すように、慣用のパレットや、図9に示すように、下部にキャスター等の可動車輪を設けた移動かご体等が用いられる。
【0012】
また、図1に示すように、この可撓性のシート1a,1bは、合成樹脂等の素材によりそれぞれが重ね合わせて成形されていて、該シート1a,1bの最内層と最外層との間にガスバリア性を有するものであって、このシート1a,1bの周縁部7をヒートシール等により密封接合されることで袋状となり、かつ、その内部は密閉状態の気密室5が形成されている。
【0013】
更に、この気密室5は、該気密室5内を多数の小室8,8,8…に区画してあり、これら小室8,8,8…のそれぞれを通路9,9,9…により該気密室5内に封入された気体が、互いにこれら小室8,8,8…を挿通するように連通させてある。
なお、該気密室5内には、小室8,8,8…の長さ方向と平行する芯材12を間隔的に複数本設けてあるもので、これら小室8,8,8…の長さ方向に対する強度や保形性を高めてある。
【0014】
これら小室8,8,8…の形成にあっては、図1に示すように、重ね合わせたシート1a,1bに対して、間隔的にヒートシール等により熱融着の接着部10を施すことで、小室8,8,8…と気体の通路9,9,9…とが形成される。
【0015】
前記した給気部材2は、本体1における気密室5に設けた給気口11に接続して、気密室5内に対して気体の給気と給気口11の閉塞とを行うものであって、気密室5の一側部へ周縁部7のヒートシール時に一体的に取り付けてある。また、この給気部材2の内部に逆止弁を内蔵させることもある。更に、この気密室5内へ気体を圧送することで、該気密室5が膨満し、この膨満状態の気密室5の内側と外側との間においてクッション作用を行う。
なお、この給気部材2は、気体の気密室5への給気と排気とを兼用使用するものであっても、また、気体の給気と排気とを別々に行う別部材に構成しても良いものである。
【0016】
前記した固着手段3は、本体1の側部周端部に設けて、すなわち、略矩形状の本体1の周縁部において、該本体1の相対する両辺(本実施例においては本体1の長手方向における両端部)またはその一辺へ、一箇所または複数箇所に設けてあるもので、物品bへ該本体1を巻き付けた後、容易に本体1から離脱しないように、かつ、物品bに対して着脱自在に止め付ける。
この固着手段3は、例えば、図1に示すように、本体1の一辺側へベルト等の取付部材を介して取り付けた凹状の受体3aと、本体1の他辺側へベルト等の取付部材を介して取り付けた係止体3bとからなり、この係止体3bを受体3aへ挿入することで両者3a,3bが係合連結し、受体3aに付設した図示しない解除部材を操作することで、両者3a,3bが外れる。なお、この固着手段3は、物品bへ巻き付けた本体1が、容易に該物品bから離脱しない構成で着脱自在な構成のものであれば、任意の手段が選定し得る。
【0017】
前記した係止手段4は、本体1の下部周端部に設けて、すなわち、固着手段3の取付辺とは直交する辺で載置台6上の近傍に位置する箇所に設けてあって、載置台6の外周端部へ係脱自在に係止し、本体1を、いわゆる、該本体1を介して物品bを載置台6に止め付けるものである。
この係止手段4は、例えば、図4に示すように、本体1へベルト等の取付部材4aを介して取り付けてあって、載置台6がパレットであった場合には、線材等により、このパレット厚(パレットを構成する上板の厚さ)に見合う形状で、該パレットを挟み付けるように形成させた略コの字状に構成させてある。
また、載置台6が移動かご体であった場合には、線材等により、図5に示すように、フック状に形成して、該載置台6における枠体6aや載置板6bへ係止させるように構成させる。
【0018】
したがって、前記のように構成される本発明に係る実施例の物品包装固定具Aは、以下に述べる作用を奏する。
パレット式の載置台6に物品bを載置した場合の該物品bの包装固定にあっては、まず、図2に示すように、載置台6に載置した物品bに対して、この本体1を、物品bの外周に対して略水平方向に、すなわち、本体1の長手方向が横向きとなるように巻き付けて、図3に示すように、固着手段3により該本体1の両端部を接続する。
更に、本体1の下部周端部に設けた係止手段4をパレット式の載置台6の外周端へ係合しておく。この巻き付けた状態にあっては、該本体1は、物品bの外周面に対しては、少し隙間を有する緩い取付状態(気密室5内への未給気状態)となっており、また、係止手段4による取付状態においても、緊張状態ではない緩い少したるんだ係合がなされているものである。
【0019】
この状態で、本体1に設けた気密室5内に対して、本体1の給気部材2から気体を供給すれば、該気体は、本体1における気密室5内の小室8,8,8…へその通路9,9,9…を経て隅々まで流動し、気密室5内が前記加圧気体によって徐々に膨らんだ状態となる。
すると、この本体1は、この気体流入による気密室5の膨らみより、水平方向(本体1の長さ方向)へ緊張しつつ、該本体1の内面が物品bの外周面へ密着して該物品bを締め付け、該本体1と物品bとが一体的となる。
更に、載置台6に係合させた係止手段4も、この気密室5の膨らみより緊張されて引っ張られるため、前記において本体1と物品bとが一体的になった状態と合わせて、これら一体物と載置台6とがこの物品包装固定具Aにより一体的となる。
【0020】
このとき、気密室5の膨満度を見計らって給気部材2を閉栓することで、本体1の気密室5内が密封状態に保持される。
【0021】
こうして、物品bと載置台6とが物品包装固定具Aにより一体化させれば、パレット式の載置台6の場合には、フォークリフトのフォークによって載置台6を持ち上げて移動させたとき、その慣性や振動等を受けても、物品bは、載置台6上において妄動することなく安定的に保持されて、良好な包装状態を維持させることができると共に、物品bはその外周部を本体1により覆われているため、外力などに起因する損傷を防止することができる。
【0022】
特に、この物品包装固定具Aは、包装固定する物品bが、図2および図3に示すように、載置台6に高さ方向へ複数(複数枚や複数段)に積層させて載置した形態に対してより有効的に働くもので、すなわち、載置台6に高さ方向へ複数に積層させた各物品bは、そのままの状態では、横方向へ掛かる力に対しては比較的弱いもので、この各物品bは各層ごと容易に滑って水平方向へ分離しバラバラになりやすい。
これに対して、この水平方向へ移動し易い各物品bを、その周端部においてこれらをまとめて包持させることで、いわゆる、本体1を、この複数層となる各物品bの外周全面に対して略水平方向に巻き付けることで、この本体1により該複数層の各物品bを一纏めにした一体物とすることができる。
【0023】
また、該物品包装固定具Aにおける本体1は、その非使用時にあって、給気部材2から供給した気体をこの給気部材2より外気へ排出して、幾重かに折り畳めば、薄厚状のコンパクトな形態となって収納や移動とに便利となるものであり、更に、繰り返し利用することができる利便性を有するものである。
【0024】
なお、この物品包装固定具Aにおける本体1は、図6〜図8に示すように、物品bの外周部に形成された突起b1に合わせて、該突起b1を逃げた切り欠き部13を設けることもあるもので、本体1における長手方向の両端部あるいはそのどちらか一方の端部に形成してある。
また、図示してないが、本体1における中間部適所に窓穴状に設けることもできる。
【0025】
この例によれば、図7に示すように、載置台6に載置した物品bに対して、この本体1を、物品bの外周に対して略水平方向に、すなわち、本体1の長手方向が横向きとなるように巻き付けて、図8に示すように、本体1に設けた切り欠き部13を、物品bの突起b1に対応させて本体1をこの突起b1に被さらないように突起b1の外周部にあてがい、固着手段3により該本体1の両端部を接続して包持する。
更に、本体1の下部周端部に設けた係止手段4をパレット式の載置台6の外周端へ係合しておく。この巻き付けた状態にあっては、該本体1は、物品bの外周面に対しては、少し隙間を有する緩い取付状態となっており、また、係止手段4による取付状態においても、緊張状態ではない緩く係合しているものである。
【0026】
この状態で、本体1に設けた気密室5内に対して、本体1の給気部材2から気体を供給すれば、該気体は、本体1における気密室5内の小室8,8,8…へその通路9,9,9…を経て隅々まで流動し、気密室5内が加圧気体によって徐々に膨らんだ状態となる。
すると、この本体1は、この気体流入による気密室5の膨らみより、水平方向へ緊張しつつ該本体1の内面が物品bの外周面へ密着して、該本体1と物品bとが一体的となる。
更に、載置台6に係合させた係止手段4も、この気密室5の膨らみより緊張されるため、前記本体1と物品bとが一体的になった状態と合わせて、これら一体物と載置台6とが一体的となる。
【0027】
このとき、給気部材2を閉栓することで、本体1の気密室5内が密封状態となる。
【0028】
なお、図9において6は、下部にキャスター等の車輪を設けた移動かご体等の載置台を示すもので、一台積みあるいは、枠体6aに載置板6bを取り付けることで複数段に物品bを積み込むことができる。
この例にあって、物品包装固定具Aは、図10に示すように、その本体1には固着手段3のみを、その長手方向の両端部または一方端部に設けたものを用いることもできるものである。
【0029】
この物品包装固定具Aを使用する場合には、図11および図12に示すように、載置台6上に載置した物品bの該周面へ、本体1を略水平方向へ巻き付け、該本体1の端部に取り付けたそれぞれの固着手段3を、載置台6の上面周縁部へ間隔的に多数個設けた係止受体14へ係合させて、物品bに対して本体1が容易に動かない程度の緩さとなるように巻き付ける。
【0030】
そして、前記した実施例同様に、本体1の適所に取り付けた給気部材2から気体を供給すれば、その気密室5内に流入した気体の膨出力により、該本体1は水平方向へ緊張して、物品b面に密着すると共に、この物品bと一緒に載置台6へ一体的に止め付けられることで、物品bの包装固定がなされる。
【0031】
この載置台6上には、物品bを複数個並べて載置させることができるもので、このときは、各物品b,bの間へ、図12に示すように、所定の大きさに形成した内部に加圧気体が充満する気密室50を有する本体100を介在させれば、各物品b,b間の緩衝作用を行うことができる。
【0032】
この物品包装固定具Aを用いた場合、本体1を、図13に示すように、物品bの外周に対して垂直方向に、すなわち、本体1を縦方向に巻き付けることもできるもので、該本体1の端部に取り付けたそれぞれの固着手段3を、載置台6(載置台6に付設した載置板6b)の端面周縁部へ間隔的に多数個設けた係止受体14へ係合させて、物品bに対して本体1が容易に動かない程度の緩さとなるように巻き付ける。
【0033】
そして、前記した実施例同様に、本体1の適所に取り付けた給気部材2から気体を供給すれば、その気密室5内に流入した気体の膨出力により、該本体1は水平方向へ緊張して、物品b面に密着すると共に、この物品bと一緒に載置台6へ一体的に止め付けられることで、物品bの包装固定がなされる。
このとき、載置台6における載置板6bと物品bの下面との間に、所定の大きさに形成した内部に、加圧気体が充満する気密室50を有する本体100を介在させることで、載置板6bと物品bの下面との当接接触が、本体1のエアークッション作用により行われて、物品bに掛かる振動の吸収などがより良好に行われる。
載置台6へ物品bを複数個並べて載置した場合は、図13に示すように、これら物品bごとに、個々の物品包装固定具Aを用いて包装固定させることが好ましい。
【0034】
なお、該物品包装固定具Aによる載置台6における物品bの包装固定にあっては、図13に示すように、載置台6における載置板6bと物品bの上面との間および載置台6における底板6cと物品bの下面との間へ、所定の大きさに形成した内部に加圧気体が充満する気密室50を有する本体100を介在させれば、その給気部材2から気体を供給すれば、本体1の気密室5内に流入した気体の膨満力によって、物品bを載置板6bと底板6cとの間にエアークッションにより挟み付けて固定することができる。
【0035】
【発明の効果】
本発明に係る物品包装固定具は、載置台に載置された物品外周および載置台に対して、簡単に着脱させることができて、迅速な物品の梱包作業を行うことができ、しかも確実に包装固定させることができる。また、この包装固定の使用後においても、再利用することができ、外形状の異なる物品に対して比較的柔軟に対応することができる汎用性を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関する物品包装固定具の一実施例を一部を破断して示す正面図である。
【図2】図1における物品包装固定具の取付状態を示す斜視図である。
【図3】図1における物品包装固定具の取付後の状態を示す斜視図である。
【図4】図1における物品包装固定具の係止手段を示すもので、(a)は縦断面図を、(b)は斜視図をそれぞれ示す。
【図5】図1における物品包装固定具の他の例の係止手段を示すもので、(a)は縦断面図を、(b)は斜視図をそれぞれ示す。
【図6】図1における物品包装固定具の他の例を示す正面図である。
【図7】図6における物品包装固定具の取付状態を示す斜視図である。
【図8】図6における物品包装固定具の取付後の状態を示す斜視図である。
【図9】図1における物品包装固定具の使用する他の例の載置台を示す斜視図である。
【図10】図1における物品包装固定具の更に他の例を示す正面図である。
【図11】図10における物品包装固定具の使用状態を示す簡略化した平面図である。
【図12】図10における物品包装固定具の他の例の使用状態を示す簡略化した平面図である。
【図13】図10における物品包装固定具の更に他の例の使用状態を示す簡略化した平面図である。
【符号の説明】
A…物品包装固定具.b…物品.1…本体.1a,1b…可撓性のシート.2…給気口.3…固着手段.4…係止手段.5…気密室.6…載置台.11…遮蔽部材.22…遮断部材.
【産業上の利用分野】
本発明は、物品の搬送等において、簡単な包装形態により確実に物品を包装して保護することができる物品包装固定具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、比較的大きい外形や重量を有する物品の搬送にあっては、パレットや移送カゴ等に載置・収容して、この物品をフィルムや結束紐,網などによりパレットや移送カゴ等と一体的に包装することで、あるいは、載置された複数個の物品同士を一体的に結合して、前記輸送時の荷崩れ等を防止していた。
【0003】
しかしながら、フィルムによる物品の包装は、その使用後は、再利用することができないため廃棄処分されるので、資源の無駄遣いとなるばかりか、このフィルムは廃棄物となってその処理に問題点を残す。
また、結束紐,網は、反復利用できるものの、物品とパレットや移送カゴ等との一体化作業およびこれらの分離作業が面倒で、多くの手間を必要とするものであり、それぞれの作業の迅速な実施が望めないものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、前記した問題点を解決するためになされたもので、可撓性のシートにより内部に密閉状態の気密室を形成して、載置台上に載置させた物品の外周部に密着して該物品を包装する略矩形状の本体における気密室に、給気口に接続して気密室内に対して気体の給気と給気口の閉塞とを行う給気部材を設けて、本体の側部周端部に物品へ該本体を着脱自在に止め付ける固着手段を設け、本体の下部周端部に載置台の外周端部へ係脱自在に係止し、該本体を載置台に止め付ける係止手段を設けることにより、物品の搬送等において、簡単な包装形態により確実に物品を包装して保護することができ、用意に着脱作業を行うことができる物品包装固定具を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記した目的を達成するための本発明の手段は、
可撓性のシートにより内部に密閉状態の気密室を形成して、載置台上に載置させた物品の外周部に密着して該物品を包装する略矩形状の本体と、この本体における気密室に設けた給気口に接続して前記気密室内に対して気体の給気と前記給気口の閉塞とを行う給気部材と、前記本体の側部周端部に設けて前記物品へ該本体を着脱自在に止め付ける固着手段と、前記本体の下部周端部に設けて前記載置台の外周端部へ係脱自在に係止し、該本体を前記載置台に止め付ける係止手段とを有する物品包装固定具の構成にある。
【0006】
本体は、物品外周に対して略水平方向に巻き付ける。
【0007】
本体は、物品の突起に合わせて切り欠き部を設ける。
【0008】
固着手段は、略矩形状の本体の周縁部において該本体の相対する辺に設け、
係止手段は、前記本体の周縁部において前記固着手段の取付辺とは直交する辺に設ける。
【0009】
物品は、載置台へ高さ方向へ複数に積層させて載置してあって、
本体は、前記複数層の物品外周に対して略水平方向に巻き付ける。
【0010】
【実施例】
次に、本発明に関する物品包装固定具の一実施例を図面に基づいて説明する。図1〜図3および図6〜図8においてAは物品包装固定具で、本体1と、給気部材2と、固着手段3と、係止手段4とにより基本的に構成される。
【0011】
そして、前記した本体1は、可撓性を有するシート1a,1bにより長方形等の略矩形状で、内部に密閉状態の気密室5を形成して、載置台6上に載置させた物品bの外周部に密着して該物品bを包装し、載置台6と共に一体化させるものである。
なお、物品bを支承する載置台6は、図3および図4等に示すように、慣用のパレットや、図9に示すように、下部にキャスター等の可動車輪を設けた移動かご体等が用いられる。
【0012】
また、図1に示すように、この可撓性のシート1a,1bは、合成樹脂等の素材によりそれぞれが重ね合わせて成形されていて、該シート1a,1bの最内層と最外層との間にガスバリア性を有するものであって、このシート1a,1bの周縁部7をヒートシール等により密封接合されることで袋状となり、かつ、その内部は密閉状態の気密室5が形成されている。
【0013】
更に、この気密室5は、該気密室5内を多数の小室8,8,8…に区画してあり、これら小室8,8,8…のそれぞれを通路9,9,9…により該気密室5内に封入された気体が、互いにこれら小室8,8,8…を挿通するように連通させてある。
なお、該気密室5内には、小室8,8,8…の長さ方向と平行する芯材12を間隔的に複数本設けてあるもので、これら小室8,8,8…の長さ方向に対する強度や保形性を高めてある。
【0014】
これら小室8,8,8…の形成にあっては、図1に示すように、重ね合わせたシート1a,1bに対して、間隔的にヒートシール等により熱融着の接着部10を施すことで、小室8,8,8…と気体の通路9,9,9…とが形成される。
【0015】
前記した給気部材2は、本体1における気密室5に設けた給気口11に接続して、気密室5内に対して気体の給気と給気口11の閉塞とを行うものであって、気密室5の一側部へ周縁部7のヒートシール時に一体的に取り付けてある。また、この給気部材2の内部に逆止弁を内蔵させることもある。更に、この気密室5内へ気体を圧送することで、該気密室5が膨満し、この膨満状態の気密室5の内側と外側との間においてクッション作用を行う。
なお、この給気部材2は、気体の気密室5への給気と排気とを兼用使用するものであっても、また、気体の給気と排気とを別々に行う別部材に構成しても良いものである。
【0016】
前記した固着手段3は、本体1の側部周端部に設けて、すなわち、略矩形状の本体1の周縁部において、該本体1の相対する両辺(本実施例においては本体1の長手方向における両端部)またはその一辺へ、一箇所または複数箇所に設けてあるもので、物品bへ該本体1を巻き付けた後、容易に本体1から離脱しないように、かつ、物品bに対して着脱自在に止め付ける。
この固着手段3は、例えば、図1に示すように、本体1の一辺側へベルト等の取付部材を介して取り付けた凹状の受体3aと、本体1の他辺側へベルト等の取付部材を介して取り付けた係止体3bとからなり、この係止体3bを受体3aへ挿入することで両者3a,3bが係合連結し、受体3aに付設した図示しない解除部材を操作することで、両者3a,3bが外れる。なお、この固着手段3は、物品bへ巻き付けた本体1が、容易に該物品bから離脱しない構成で着脱自在な構成のものであれば、任意の手段が選定し得る。
【0017】
前記した係止手段4は、本体1の下部周端部に設けて、すなわち、固着手段3の取付辺とは直交する辺で載置台6上の近傍に位置する箇所に設けてあって、載置台6の外周端部へ係脱自在に係止し、本体1を、いわゆる、該本体1を介して物品bを載置台6に止め付けるものである。
この係止手段4は、例えば、図4に示すように、本体1へベルト等の取付部材4aを介して取り付けてあって、載置台6がパレットであった場合には、線材等により、このパレット厚(パレットを構成する上板の厚さ)に見合う形状で、該パレットを挟み付けるように形成させた略コの字状に構成させてある。
また、載置台6が移動かご体であった場合には、線材等により、図5に示すように、フック状に形成して、該載置台6における枠体6aや載置板6bへ係止させるように構成させる。
【0018】
したがって、前記のように構成される本発明に係る実施例の物品包装固定具Aは、以下に述べる作用を奏する。
パレット式の載置台6に物品bを載置した場合の該物品bの包装固定にあっては、まず、図2に示すように、載置台6に載置した物品bに対して、この本体1を、物品bの外周に対して略水平方向に、すなわち、本体1の長手方向が横向きとなるように巻き付けて、図3に示すように、固着手段3により該本体1の両端部を接続する。
更に、本体1の下部周端部に設けた係止手段4をパレット式の載置台6の外周端へ係合しておく。この巻き付けた状態にあっては、該本体1は、物品bの外周面に対しては、少し隙間を有する緩い取付状態(気密室5内への未給気状態)となっており、また、係止手段4による取付状態においても、緊張状態ではない緩い少したるんだ係合がなされているものである。
【0019】
この状態で、本体1に設けた気密室5内に対して、本体1の給気部材2から気体を供給すれば、該気体は、本体1における気密室5内の小室8,8,8…へその通路9,9,9…を経て隅々まで流動し、気密室5内が前記加圧気体によって徐々に膨らんだ状態となる。
すると、この本体1は、この気体流入による気密室5の膨らみより、水平方向(本体1の長さ方向)へ緊張しつつ、該本体1の内面が物品bの外周面へ密着して該物品bを締め付け、該本体1と物品bとが一体的となる。
更に、載置台6に係合させた係止手段4も、この気密室5の膨らみより緊張されて引っ張られるため、前記において本体1と物品bとが一体的になった状態と合わせて、これら一体物と載置台6とがこの物品包装固定具Aにより一体的となる。
【0020】
このとき、気密室5の膨満度を見計らって給気部材2を閉栓することで、本体1の気密室5内が密封状態に保持される。
【0021】
こうして、物品bと載置台6とが物品包装固定具Aにより一体化させれば、パレット式の載置台6の場合には、フォークリフトのフォークによって載置台6を持ち上げて移動させたとき、その慣性や振動等を受けても、物品bは、載置台6上において妄動することなく安定的に保持されて、良好な包装状態を維持させることができると共に、物品bはその外周部を本体1により覆われているため、外力などに起因する損傷を防止することができる。
【0022】
特に、この物品包装固定具Aは、包装固定する物品bが、図2および図3に示すように、載置台6に高さ方向へ複数(複数枚や複数段)に積層させて載置した形態に対してより有効的に働くもので、すなわち、載置台6に高さ方向へ複数に積層させた各物品bは、そのままの状態では、横方向へ掛かる力に対しては比較的弱いもので、この各物品bは各層ごと容易に滑って水平方向へ分離しバラバラになりやすい。
これに対して、この水平方向へ移動し易い各物品bを、その周端部においてこれらをまとめて包持させることで、いわゆる、本体1を、この複数層となる各物品bの外周全面に対して略水平方向に巻き付けることで、この本体1により該複数層の各物品bを一纏めにした一体物とすることができる。
【0023】
また、該物品包装固定具Aにおける本体1は、その非使用時にあって、給気部材2から供給した気体をこの給気部材2より外気へ排出して、幾重かに折り畳めば、薄厚状のコンパクトな形態となって収納や移動とに便利となるものであり、更に、繰り返し利用することができる利便性を有するものである。
【0024】
なお、この物品包装固定具Aにおける本体1は、図6〜図8に示すように、物品bの外周部に形成された突起b1に合わせて、該突起b1を逃げた切り欠き部13を設けることもあるもので、本体1における長手方向の両端部あるいはそのどちらか一方の端部に形成してある。
また、図示してないが、本体1における中間部適所に窓穴状に設けることもできる。
【0025】
この例によれば、図7に示すように、載置台6に載置した物品bに対して、この本体1を、物品bの外周に対して略水平方向に、すなわち、本体1の長手方向が横向きとなるように巻き付けて、図8に示すように、本体1に設けた切り欠き部13を、物品bの突起b1に対応させて本体1をこの突起b1に被さらないように突起b1の外周部にあてがい、固着手段3により該本体1の両端部を接続して包持する。
更に、本体1の下部周端部に設けた係止手段4をパレット式の載置台6の外周端へ係合しておく。この巻き付けた状態にあっては、該本体1は、物品bの外周面に対しては、少し隙間を有する緩い取付状態となっており、また、係止手段4による取付状態においても、緊張状態ではない緩く係合しているものである。
【0026】
この状態で、本体1に設けた気密室5内に対して、本体1の給気部材2から気体を供給すれば、該気体は、本体1における気密室5内の小室8,8,8…へその通路9,9,9…を経て隅々まで流動し、気密室5内が加圧気体によって徐々に膨らんだ状態となる。
すると、この本体1は、この気体流入による気密室5の膨らみより、水平方向へ緊張しつつ該本体1の内面が物品bの外周面へ密着して、該本体1と物品bとが一体的となる。
更に、載置台6に係合させた係止手段4も、この気密室5の膨らみより緊張されるため、前記本体1と物品bとが一体的になった状態と合わせて、これら一体物と載置台6とが一体的となる。
【0027】
このとき、給気部材2を閉栓することで、本体1の気密室5内が密封状態となる。
【0028】
なお、図9において6は、下部にキャスター等の車輪を設けた移動かご体等の載置台を示すもので、一台積みあるいは、枠体6aに載置板6bを取り付けることで複数段に物品bを積み込むことができる。
この例にあって、物品包装固定具Aは、図10に示すように、その本体1には固着手段3のみを、その長手方向の両端部または一方端部に設けたものを用いることもできるものである。
【0029】
この物品包装固定具Aを使用する場合には、図11および図12に示すように、載置台6上に載置した物品bの該周面へ、本体1を略水平方向へ巻き付け、該本体1の端部に取り付けたそれぞれの固着手段3を、載置台6の上面周縁部へ間隔的に多数個設けた係止受体14へ係合させて、物品bに対して本体1が容易に動かない程度の緩さとなるように巻き付ける。
【0030】
そして、前記した実施例同様に、本体1の適所に取り付けた給気部材2から気体を供給すれば、その気密室5内に流入した気体の膨出力により、該本体1は水平方向へ緊張して、物品b面に密着すると共に、この物品bと一緒に載置台6へ一体的に止め付けられることで、物品bの包装固定がなされる。
【0031】
この載置台6上には、物品bを複数個並べて載置させることができるもので、このときは、各物品b,bの間へ、図12に示すように、所定の大きさに形成した内部に加圧気体が充満する気密室50を有する本体100を介在させれば、各物品b,b間の緩衝作用を行うことができる。
【0032】
この物品包装固定具Aを用いた場合、本体1を、図13に示すように、物品bの外周に対して垂直方向に、すなわち、本体1を縦方向に巻き付けることもできるもので、該本体1の端部に取り付けたそれぞれの固着手段3を、載置台6(載置台6に付設した載置板6b)の端面周縁部へ間隔的に多数個設けた係止受体14へ係合させて、物品bに対して本体1が容易に動かない程度の緩さとなるように巻き付ける。
【0033】
そして、前記した実施例同様に、本体1の適所に取り付けた給気部材2から気体を供給すれば、その気密室5内に流入した気体の膨出力により、該本体1は水平方向へ緊張して、物品b面に密着すると共に、この物品bと一緒に載置台6へ一体的に止め付けられることで、物品bの包装固定がなされる。
このとき、載置台6における載置板6bと物品bの下面との間に、所定の大きさに形成した内部に、加圧気体が充満する気密室50を有する本体100を介在させることで、載置板6bと物品bの下面との当接接触が、本体1のエアークッション作用により行われて、物品bに掛かる振動の吸収などがより良好に行われる。
載置台6へ物品bを複数個並べて載置した場合は、図13に示すように、これら物品bごとに、個々の物品包装固定具Aを用いて包装固定させることが好ましい。
【0034】
なお、該物品包装固定具Aによる載置台6における物品bの包装固定にあっては、図13に示すように、載置台6における載置板6bと物品bの上面との間および載置台6における底板6cと物品bの下面との間へ、所定の大きさに形成した内部に加圧気体が充満する気密室50を有する本体100を介在させれば、その給気部材2から気体を供給すれば、本体1の気密室5内に流入した気体の膨満力によって、物品bを載置板6bと底板6cとの間にエアークッションにより挟み付けて固定することができる。
【0035】
【発明の効果】
本発明に係る物品包装固定具は、載置台に載置された物品外周および載置台に対して、簡単に着脱させることができて、迅速な物品の梱包作業を行うことができ、しかも確実に包装固定させることができる。また、この包装固定の使用後においても、再利用することができ、外形状の異なる物品に対して比較的柔軟に対応することができる汎用性を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関する物品包装固定具の一実施例を一部を破断して示す正面図である。
【図2】図1における物品包装固定具の取付状態を示す斜視図である。
【図3】図1における物品包装固定具の取付後の状態を示す斜視図である。
【図4】図1における物品包装固定具の係止手段を示すもので、(a)は縦断面図を、(b)は斜視図をそれぞれ示す。
【図5】図1における物品包装固定具の他の例の係止手段を示すもので、(a)は縦断面図を、(b)は斜視図をそれぞれ示す。
【図6】図1における物品包装固定具の他の例を示す正面図である。
【図7】図6における物品包装固定具の取付状態を示す斜視図である。
【図8】図6における物品包装固定具の取付後の状態を示す斜視図である。
【図9】図1における物品包装固定具の使用する他の例の載置台を示す斜視図である。
【図10】図1における物品包装固定具の更に他の例を示す正面図である。
【図11】図10における物品包装固定具の使用状態を示す簡略化した平面図である。
【図12】図10における物品包装固定具の他の例の使用状態を示す簡略化した平面図である。
【図13】図10における物品包装固定具の更に他の例の使用状態を示す簡略化した平面図である。
【符号の説明】
A…物品包装固定具.b…物品.1…本体.1a,1b…可撓性のシート.2…給気口.3…固着手段.4…係止手段.5…気密室.6…載置台.11…遮蔽部材.22…遮断部材.
Claims (5)
- 可撓性のシートにより内部に密閉状態の気密室を形成して、載置台上に載置させた物品の外周部に密着して該物品を包装する略矩形状の本体と、この本体における気密室に設けた給気口に接続して前記気密室内に対して気体の給気と前記給気口の閉塞とを行う給気部材と、前記本体の側部周端部に設けて前記物品へ該本体を着脱自在に止め付ける固着手段と、前記本体の下部周端部に設けて前記載置台の外周端部へ係脱自在に係止し、該本体を前記載置台に止め付ける係止手段とを有することを特徴とする物品包装固定具。
- 本体は、物品外周に対して略水平方向に巻き付けたことを特徴とする請求項1記載の物品包装固定具。
- 本体は、物品の突起に合わせて切り欠き部を設けたことを特徴とする請求項1記載の物品包装固定具。
- 固着手段は、略矩形状の本体の周縁部において該本体の相対する辺に設け、
係止手段は、前記本体の周縁部において前記固着手段の取付辺とは直交する辺に設けたことを特徴とする請求項1記載の物品包装固定具。 - 物品は、載置台へ高さ方向へ複数に積層させて載置してあって、
本体は、前記複数層の物品外周に対して略水平方向に巻き付けたことを特徴とする請求項1記載の物品包装固定具。
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JP2002260737A JP2004099070A (ja) | 2002-09-06 | 2002-09-06 | 物品包装固定具 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8157093B2 (en) | 2007-07-17 | 2012-04-17 | Ricoh Company, Ltd. | Packing unit |
JP2013511440A (ja) * | 2009-11-18 | 2013-04-04 | ドイチェ ポスト アーゲー | 機器のパッケージング |
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2002
- 2002-09-06 JP JP2002260737A patent/JP2004099070A/ja active Pending
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