JP2004097928A - クラゲの処理方法 - Google Patents

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岡崎 光生
Takeshi Hatano
波多野 剛
Hiroshi Naito
内藤 洋
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Abstract

【課題】取水口へのクラゲの流入を防止して、冷却水用の海水を取水口から確実に取り入れることができると共に、処理コストのアップや悪臭の問題を解決できるクラゲの処理方法を提供する。
【解決手段】取水口付近のクラゲ12を含む海水11からクラゲ12を分離し、分離されたクラゲ12を処理水15と共に機械的手段16により破砕して水状化した後、該水状化されたクラゲを処理水15と共に、水状化水58として海水11に戻す。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ボイラ等に必要な冷却水として使用され、取水口を介して取り込まれる海水に含まれるクラゲを除去するためのクラゲの処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ボイラーを使用する各所においては、水蒸気等の冷却のために大量の冷却水を必要としており、このために、海水を取水口を介して取水している。取水される付近の海水中にはクラゲが浮遊しており、特に夏場において、クラゲが突然大量に発生して取水口を塞いでしまい、冷却水の供給が困難となり、設備の運転を停止する恐れがあった。この解決策の一つとして、特公平8−11888号公報には、海水の吸入側に回転刃及び固定刃を備えた破砕ポンプにより、取水した海水中のクラゲを破砕、攪拌、混合することによって微細化した後、網目スクリーンを用いた自動逆洗装置により微細化されたクラゲ片を分離して除去し、クラゲが除去された海水を冷却水として使用する方法が記載されている。しかし、この方法においては、海水中に多量のクラゲが含まれると、クラゲにより破砕ポンプが閉塞する恐れがあり、また、微細化されたクラゲ片により網目スクリーンにおいて目詰まりを起こす恐れがあった。さらに、自動逆洗装置を用いているので、クラゲが除去された海水を冷却水として連続的に供給することができないという問題もあった。
【0003】
この問題を解決する方法として、海水中の多量のクラゲが取水口に吸引される前にクラゲを除去する方法、例えば、クラゲネットによる流入防止法が提案されている。この方法においては、取水口の全面にクラゲネットが斜めに張り渡され、クラゲネットの下方には、海水の流れをよくするために上下幅1m程度の開口が数カ所に設けられているが、取水口付近の流速が大きく(例えば、20〜30cm/秒)なるので、クラゲが次々にクラゲネットに掛かるとクラゲネットの網目を閉塞してしまい、クラゲの群れが下方の開口を介して取水口から流入するという問題があった。また、別のクラゲ除去方法として、取水口付近の海水中を浮遊するクラゲをロータリスクリーン(除塵機)によって海水と分離して海面上に取り出し、取り出されたクラゲを一般廃棄物として焼却処理する方法もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来のクラゲを一般廃棄物として焼却処理する方法においては、未だ解決すべき以下のような問題があった。
クラゲは水分が95%以上と非常に水分量が高く、そのまま焼却することができないので、焼却可能な水分量まで乾燥しなければならず、加熱により乾燥処理する場合には、多量の電力や熱量を消費してコストアップに繋がるという問題があり、一方、天日で乾燥させると非常に乾燥時間を要し、しかも悪臭を放つ問題があった。
【0005】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、取水口へのクラゲの流入を防止して冷却水用の海水を取水口から確実に取り入れることができると共に、処理コストのアップや悪臭の問題を解決できるクラゲの処理方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的に沿う本発明に係るクラゲの処理方法は、取水口付近のクラゲを含む海水からクラゲを分離し、分離されたクラゲを処理水と共に機械的手段により破砕して水状化した後、水状化されたクラゲを処理水と共に海水に戻す。これによって、取水口付近のクラゲが海水から分離、除去されるので、クラゲが取水口に取り込まれる恐れが少なくなると共に、機械的手段により水状化されたクラゲを処理水と共に海水に戻すので、水状化されたクラゲは取水口に取り込まれても取水口を閉塞する恐れが少ない。
【0007】
本発明に係るクラゲの処理方法において、水状化されたクラゲを処理水と共に、機械的手段に1回又は複数回循環させることもできる。これによって、1回又は複数回の循環によりクラゲがより効率良く水状化される。
【0008】
本発明に係るクラゲの処理方法において、処理水は海水又は真水とすることもできる。これによって、海水又は真水の使用により処理費用が廉価で済む。ここで、真水の一例として工業用水を用いることもできる。
本発明に係るクラゲの処理方法において、水状化されたクラゲ及び処理水に消臭剤及び/又は消泡剤を添加することもできる。これによって、悪臭及び/又は泡による公害を防止できる。
【0009】
【発明の実施の形態】
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
ここに、図1は本発明の一実施の形態に係るクラゲの処理方法を適用するクラゲの処理装置の構成図、図2は同処理装置の要部拡大図である。
【0010】
図1及び図2に示すように、本発明の一実施の形態に係るクラゲの処理方法を適用するクラゲの処理装置10は、図示しない取水口付近の海水11中を浮遊するクラゲ12を海水11と分離して海面13上に取り出す除塵機の一例であるロータリスクリーン14と、処理水の一例である海水15と共に前記分離されたクラゲ12を破砕して水状化する機械的手段の一例であるカッターポンプ16とを備えており、カッターポンプ16により破砕されて水状化されたクラゲは海水15と共に、水状化水58(クラゲの破砕物と処理水の混合物)として海水11中に戻すようになっている。以下、これらについて詳しく説明する。なお、カッターポンプ16により破砕されたクラゲは、時間の経過と共に水状化する性質があり、本実施の形態のクラゲの処理方法は、この性質を利用している。
【0011】
図1に示すように、ロータリスクリーン14は、水路底部に配置されたテールホイール17と、陸上部に配置されたテークアップホイール18、駆動ホイール19及び中間ホイール20とを有し、各ホイール17〜20は無端チェーン21に巻回されており、無端チェーン21には、海水11中のクラゲ12を掬い取り、海水11と共に持ち上げて、海面13上で海水11を分離可能なバケット22が所定のピッチで設けられている。テークアップホイール18から駆動ホイール19に向けて水平方向に搬送され、海水11が分離されたバケット22内のクラゲ12は、図1に示すように、駆動ホイール19の直下で落下し、排出口23を経由して、グランドレベル24の直下に水平方向に形成された樋状の供給側水路25の供給口26に投入されるようになっている。
【0012】
供給側水路25の下流端には、排出口27が設けられており、供給側水路25を海水11とは別の処理水やその他の手段によって搬送されたクラゲ12は、排出口27を経由して上向きに傾斜配置されたコンベアの一例であるフレックスコンベア28の上流端部に供給されるようになっている。フレックスコンベア28の上流端部は、供給側水路25の排出口27に接続され、水平配置された排出側水路29の上流端29aの近傍に配置されている。
図1及び図2に示すように、チェーン式のフレックスコンベア28は、上流端部に設けられたテールホイール30と、下流端部に設けられた駆動ホイール31とを備えており、テールホイール30と駆動ホイール31との間の往復路それぞれには中間ホイール(図示せず)が設けられている。
【0013】
図2に示すように、フレックスコンベア28の駆動ホイール31に水平方向で対向して所定の隙間を有して、マグネット32が設けられており、マグネット32により、搬送されたクラゲ12と混在している鉄材を取り除くことができる。マグネット32及び駆動ホイール31の下方には、マグネット32及び駆動ホイール31の直下にナイフスクリーン33が配置されるように、このナイフスクリーン33を内側の上部に取付けた受入ホッパー34が設けられている。鉄材が取り除かれて落下するクラゲ12はナイフスクリーン33を通ってある程度小さく切断されて、受入ホッパー34内に投入される。受入ホッパー34の下側は逆円錐状に形成されており、受入ホッパー34の下端は供給側パイプ35に接続されている。
【0014】
図2に示すように、受入ホッパー34の直上には、受入ホッパー34内のクラゲ12を供給側パイプ35介してカッターポンプ16に送るための海水15を供給する給水パイプ36の給水口37が配置されている。上流端が海面13下に配置された給水パイプ36には給水ポンプ38が設けられ、給水ポンプ38付近の上、下流側の給水パイプ36にはそれぞれ、ストップバルブ39、40が取付けられている。供給側パイプ35の受入ホッパー34直下とカッターポンプ16の吸引口付近には、それぞれストップバルブ41、42が取付けられている。
【0015】
図1及び図2に示すように、カッターポンプ16の吐出口には吐出側パイプ43が接続されており、吐出側パイプ43の吐出口44は排出側水路29の下流端部に配置されている。かかる構成によって、海水15と共に供給側パイプ35介して送られてカッターポンプ16により破砕されて水状化されたクラゲは、海水15と共に、水状化水58となって吐出側パイプ43を介して排出側水路29に排出される。
吐出側パイプ43のカッターポンプ16の吐出口付近と中間位置にはそれぞれ、ストップバルブ45、46が取付けられている。吐出側パイプ43のストップバルブ45、46間には、分岐された下流側循環パイプ47が接続されており、下流側循環パイプ47の吐出口48は循環ホッパー49の直上に配置されている。下流側循環パイプ47の分岐部付近にはストップバルブ50が取付けられている。
【0016】
ストップバルブ46、50の切換により、カッターポンプ16により破砕されて水状化されたクラゲは海水15と共に、排出側水路29に投入されたり、又は循環ホッパー49に循環されるようになっている。循環ホッパー49も受入ホッパー34と同様、下側が逆円錐状に形成されており、循環ホッパー49の下端は供給側パイプ35から分岐された上流側循環パイプ51の上流端が接続されている。上流側循環パイプ51の循環ホッパー49直下には、ストップバルブ52が取付けられている。
【0017】
図2に示すように、循環ホッパー49内の水状化されたクラゲ及び海水15(水状化水58)に消臭剤53を添加するために、消臭剤53を貯蔵する消臭剤タンク54が設けられている。消臭剤タンク54内の消臭剤53は、下側が逆円錐状に形成された消臭剤タンク54の下端に接続された供給パイプ55及び消臭剤タンク54の直下の供給パイプ55に設けられたストップバルブ56を介して、循環ホッパー49の直上に配置された供給パイプ55の供給口57から循環ホッパー49内に供給されるようになっている。
【0018】
かかる構成によって、ストップバルブ50、52を閉じて、ストップバルブ41、46を開いた状態で、カッターポンプ16により水状化されたクラゲを直接、海水11に戻すことができ、また、ストップバルブ50、52を開き、ストップバルブ41、46を閉じた状態で、循環ホッパー49を介してカッターポンプ16に所定の回数(1回又は複数回)循環して、より効率良く水状化されたクラゲとした後、ストップバルブ50を閉じて、ストップバルブ46を開いた状態で、海水11に戻すこともできる。
【0019】
次いで、クラゲの処理装置10を用いた本発明の一実施の形態に係るクラゲの処理方法について、図を参照しながら説明する。なお、ストップバルブ50、52は閉、ストップバルブ41、46は開となっている。
(1)図1に示すように、ロータリスクリーン14により、取水口付近の海水11中を浮遊するクラゲ12は海水11と分離して海面13上に取り出され、排出口23を介して供給側水路25の供給口26に投入される。
【0020】
(2)供給側水路25を搬送されたクラゲ12は、フレックスコンベア28により海水11が分離された状態で上方に搬送された後、図2に示すように、マグネット32によりクラゲ12と共に混在している鉄材が除去され、さらに、ナイフスクリーン33によりある程度小さく切断されて、受入ホッパー34内に投入される。
(3)給水ポンプ38により海水15が受入ホッパー34内に供給されながら、受入ホッパー34内のクラゲ12が海水15と共に、カッターポンプ16に供給される。
(4)カッターポンプ16に供給されたクラゲ12がカッターポンプ16により破砕され、水状化されたクラゲは海水15と共に、水状化水58として吐出側パイプ43を介して排出側水路29に排出される。
【0021】
クラゲの処理装置10を用いた本発明の一実施の形態に係るクラゲの処理方法の変形例について、図を参照しながら説明する。なお、ストップバルブ50は開、ストップバルブ46、52は閉となっている。
(1)図1に示すように、ロータリスクリーン14により、取水口付近の海水11中を浮遊するクラゲ12は海水11と分離して海面13上に取り出され、排出口23を介して供給側水路25の供給口26に投入される。
(2)供給側水路25を搬送されたクラゲ12は、フレックスコンベア28により海水11が分離された状態で上方に搬送された後、図2に示すように、マグネット32によりクラゲ12と共に混入されている鉄材が除去され、さらに、ナイフスクリーン33によりある程度小さく切断されて、受入ホッパー34内に投入される。
【0022】
(3)給水ポンプ38により海水15が受入ホッパー34内に供給されながら、受入ホッパー34内のクラゲ12が海水15と共に、カッターポンプ16に供給される。
(4)カッターポンプ16に供給されたクラゲ12がカッターポンプ16により破砕され、水状化されたクラゲは海水15と混合して水状化水58となって吐出側パイプ43及び下流側循環パイプ47を介して循環ホッパー49内に供給される。
(5)循環ホッパー49内に所定の量の水状化水58が溜まると、ストップバルブ41を閉とし、必要に応じて、ロータリスクリーン14、フレックスコンベア28、給水ポンプ38を停止する。
【0023】
(6)供給パイプ55のストップバルブ56を開とし、消臭剤タンク54内の消臭剤53が循環ホッパー49内に供給される。
(7)ストップバルブ52を開とし、循環ホッパー49内の水状化水58を、所定の回数(1回又は複数回で、時間は3〜5分程度)循環ホッパー49を介してカッターポンプ16に循環させる。
(8)所定の回数が経過すると、ストップバルブ50を閉とし、循環によってより効率良く水状化されたクラゲは水状化水58として、吐出側パイプ43を介して排出側水路29に排出される。
【0024】
本発明は前記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲での変更は可能であり、例えば、前記したそれぞれの実施の形態や変形例の一部又は全部を組み合わせて本発明のクラゲの処理方法を構成する場合も本発明の権利範囲に含まれる。
前記実施の形態においては、クラゲ12を破砕して水状化する機械的手段として、カッターポンプ16を用いたが、これに限定されず、必要に応じて、その他の破砕手段を用いることもできる。
【0025】
クラゲ12をカッターポンプ16により破砕して水状化するために、処理水として海水15を用いたが、これに限定されず、状況に応じて、工業用水等の真水を用いることもできる。
クラゲ12を分離する除塵機として、ロータリスクリーン14を使用したが、これに限定されず、その他の構造の除塵機を使用することもできる。
クラゲの処理装置10において、カッターポンプ16で水状化されたクラゲを含む水状化水58を海水11に放流したが、これに限定されず、必要に応じて、クラゲ中に含まれている固形物をストレーナ等により除去、分離する等の排水処理を行った後、海水11に放流することもできる。
【0026】
循環ホッパー49中の水状化水58に消臭剤53を添加したが、これに限定されず、必要に応じて、消臭剤53を添加しなくても構わない。また、必要に応じて、消臭剤53に代わって消泡剤を循環ホッパー49に添加したり、場合により消臭剤53と消泡剤とを共に添加することもできる。
消臭剤53を循環ホッパー49中に添加したが、これに限定されず、状況に応じて、吐出側パイプ中に消臭剤53を添加しても構わない。
【0027】
【発明の効果】
請求項1〜4記載のクラゲの処理方法においては、取水口付近のクラゲが海水から分離、除去されるので、クラゲが取水口に取り込まれる恐れが少なくなり、確実に海水を冷却水として使用できると共に、機械的手段により水状化されたクラゲを処理水と共に海水に戻すので、クラゲの処理が容易で、処理コストも安価で、かつクラゲによる公害の発生を防止できる。また、海水に戻された水状化されたクラゲが取水口に取り込まれても取水口を閉塞する恐れが少ないので、さらに、確実に海水を冷却水として使用できる。
【0028】
特に、請求項2記載のクラゲの処理方法においては、1回又は複数回の循環によりクラゲがより効率よく水状化されるので、海水に戻されたクラゲが取水口に取り込まれても取水口を閉塞する恐れがさらに少なくなる。
請求項3記載のクラゲの処理方法においては、海水又は真水の使用により処理費用が廉価で済むので、経済的である。
請求項4記載のクラゲの処理方法においては、消臭剤及び/又は消泡剤を添加することによって悪臭及び/又は泡による公害を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るクラゲの処理方法を適用するクラゲの処理装置の構成図である。
【図2】同処理装置の要部拡大図である。
【符号の説明】
10:クラゲの処理装置、11:海水、12:クラゲ、13:海面、14:ロータリスクリーン(除塵機)、15:海水(処理水)、16:カッターポンプ(機械的手段)、17:テールホイール、18:テークアップホイール、19:駆動ホイール、20:中間ホイール、21:無端チェーン、22:バケット、23:排出口、24:グランドレベル、25:供給側水路、26:供給口、27:排出口、28:フレックスコンベア(コンベア)、29:排出側水路、29a:上流端、30:テールホイール、31:駆動ホイール、32:マグネット、33:ナイフスクリーン、34:受入ホッパー、35:供給側パイプ、36:給水パイプ、37:給水口、38:給水ポンプ、39、40:ストップバルブ、41、42:ストップバルブ、43:吐出側パイプ、44:吐出口、45、46:ストップバルブ、47:下流側循環パイプ、48:吐出口、49:循環ホッパー、50:ストップバルブ、51:上流側循環パイプ、52:ストップバルブ、53:消臭剤、54:消臭剤タンク、55:供給パイプ、56:ストップバルブ、57:供給口、58:水状化水

Claims (4)

  1. 取水口付近のクラゲを含む海水から該クラゲを分離し、分離された該クラゲを処理水と共に機械的手段により破砕して水状化した後、該水状化されたクラゲを前記処理水と共に前記海水に戻すことを特徴とするクラゲの処理方法。
  2. 請求項1記載のクラゲの処理方法において、前記水状化されたクラゲを前記処理水と共に、前記機械的手段に1回又は複数回循環させることを特徴とするクラゲの処理方法。
  3. 請求項1及び2のいずれか1項に記載のクラゲの処理方法において、前記処理水は海水又は真水とすることを特徴とするクラゲの処理方法。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のクラゲの処理方法において、前記水状化されたクラゲ及び前記処理水に消臭剤及び/又は消泡剤を添加することを特徴とするクラゲの処理方法。
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