JP2004097634A - X線撮影装置の管理方法及びx線撮影装置の管理システム - Google Patents

X線撮影装置の管理方法及びx線撮影装置の管理システム Download PDF

Info

Publication number
JP2004097634A
JP2004097634A JP2002265973A JP2002265973A JP2004097634A JP 2004097634 A JP2004097634 A JP 2004097634A JP 2002265973 A JP2002265973 A JP 2002265973A JP 2002265973 A JP2002265973 A JP 2002265973A JP 2004097634 A JP2004097634 A JP 2004097634A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ray imaging
imaging apparatus
counter
information
image processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2002265973A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Matsuno
松野 裕之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2002265973A priority Critical patent/JP2004097634A/ja
Publication of JP2004097634A publication Critical patent/JP2004097634A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)
  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)

Abstract

【課題】X線撮影装置の使用量に応じて課金処理するためのX線撮影管理システムを提供する。
【解決手段】X線を検出する固体撮像素子を備えたX線撮影装置であって、X線撮影装置に撮影カウンタ記憶手段、出力カウンタ記憶手段を設け、画像処理とともに該カウンタ値を更新させ、定期的にサーバ装置に送信させる制御手段を備える。
【選択図】    図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、固体撮像装置を用いたデジタルX線撮影システムに関するものであり、X線撮影に対応した撮影カウンタを記憶し、使用料金を課金する制御を行うデジタルX線撮影管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
医療診断を目的とするX線撮影には、増感紙とX線写真フィルムを組み合わせたフィルムスクリーンシステムがよく行われている。この方法によれば、被写体を通過したX線は、被写体の内部情報を含み、それが増感紙によってX線の強度に比例した可視光に変換され、X線写真フィルムを感光させ、X線画像をフィルム上に形成する。フィルムスクリーンシステムでは、撮影する術式に応じてフィルムや増感紙を交換し、被験者の体格に応じてX線量を調整していた。
【0003】
また最近では、X線を蛍光体によってX線の強度に比例した可視光に変換し、それを光電変換素子で電気信号に変換し、A/D変換機でデジタル変換するFPD(Flat Panel Detector)を採用したX線デジタル撮影装置が使用され始めている。この光電変換素子としては、アモルファスシリコンを用いたものがあり、センサユニットを大画面かつ薄く軽量に形成することが可能である。また、フィルムに比較して広いダイナミックレンジを持つため、従来フィルムスクリーンシステムで用いられているような撮影方法をカバーし、X線量の変動に影響されない画像を撮影することが可能になる。
【0004】
それゆえデジタルX線撮影システムにおいては、フィルムスクリーンシステムで撮影する部位に応じてフィルムや増感紙を交換していたように、取得した画像データの中から画像処理によって必要なデータを抽出し、診断画像を提供するため、撮影の失敗を減少する効果や、撮影後数秒で画像を確認することができ、患者のブレ等による撮影の失敗を早期に見つけることができる。
【0005】
ところがX線センサは、現段階では製造コストが高く、従来のフィルムスクリーンシステムと比較すると、装置導入の初期コストがはるかに高くなる。一般にこれらの装置は導入時に装置の対価を支払い、運用中にはサービスメンテナンス契約を結び、サービスに対する対価を別途支払う形態が多い。ところが、同じ契約をしていてもユーザによっては、サービスコストが異なることが多い。
【0006】
その背景には、前述したようにデジタルX線撮影装置では画像処理パラメータの調整で様々な撮影をカバーできるが、前記パラメータはユーザによっても変更可能なため、パラメータ調整を誤ると被験者の撮影に成功していても、診断に使用する画像の作成に失敗する結果になる。しかし、補正処理方法や画像処理パラメータの調整に問題がある場合、現地にサービスマンが赴いて画像及びパラメータを比較しながら調べないと不具合の箇所を特定しにくいという問題点がある。また、使用方法におけるユーザの疑問点を解決するサービスが求められているが、それらを実現するためには、サービスコストが増大する傾向があり、高品質のサービスを低コストで提供するための障害となっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
前述したメンテナンスに手間がかかる一方で、デジタルX線撮影装置にはフィルムという消耗材がないため、メンテナンスサービスにかかるコストを回収する仕組みが存在しない。一方、ユーザにとっては、センサユニットの製造コストが高いため初期負担が大きく、装置導入への障害となっている。
【0008】
本発明はこのような問題を解決するために成されたものであり、X線撮影装置の使用量を記憶しておき、装置の使用量に応じて対価として課金することで、導入コストを削減してランニングコストへ分散させるX線撮影装置、撮影管理サーバ装置、撮影管理システムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
1:本発明のX線撮影装置の使用管理方法は、X線を検出する固体撮像素子を備えたX線撮影装置の使用管理方法であって、前記固体撮像素子に対応する撮影カウンタ情報を記憶し、X線撮影する画像処理選択手段と、該画像処理を実行するとともに撮影カウンタを1増加させて、装置使用量を記憶するようにしている。
【0010】
2:前記撮影カウンタ記憶手段は、撮影する画像処理別のカウンタで構成され、対応する画像処理のカウンタを加算させて、装置使用量を記憶するようにしている。
【0011】
3:前記撮影カウンタ記憶手段は、撮影した画像を送信したことを記憶する送信先別のカウンタで構成され、画像送信とともに送信カウンタを加算させて、装置使用量を記憶するようにしている。
【0012】
4:本発明のX線撮影管理方法は、前記カウンタ情報を定期的にサーバ装置へ固体撮像素子のID情報とともに送信し、使用料金を計算させるとともに、キャリブレーション撮影時に取得した装置管理情報を送信し、サーバ装置へ記憶させるようにしている。
【0013】
5:また、X線撮影装置を校正するキャリブレーション撮影時には、撮影カウンタ情報を更新しない制御手段を有するようにしている。
【0014】
6:本発明のX線撮影管理システムは、X線撮影装置を管理する装置であって、クライアントであるX線撮影装置からの接続要求に応じて通信を行うサーバ手段と、
前記固体撮像素子のID情報に基づいて前記X線撮影装置を識別する識別手段と、
サーバ上にX線撮影装置の使用情報を記憶するデータベースと、使用料金を計算する課金情報決定手段とを備え、
前記撮影カウンタを記憶手段から検索し、未決済期間の使用料金を課金する制御手段を備える。
【0015】
7:前記サーバ手段は、前記カウンタ情報の受信とともに、X線撮影装置の管理情報を受信し、データベースに保存し、異常検知手段を起動するようにしている。
【0016】
8:ネットワークに接続したX線撮影装置の使用情報を管理する装置管理プログラムであって、
該制御プログラムは、X線撮影装置のカウンタ情報と管理情報を受信させ、課金計算させるステップと、異常検知させるステップをコンピュータに実行させるようにしている。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
【0018】
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を詳細に説明する。
【0019】
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る、病院のX線撮影室20のシステム構成を示すブロック図である。平面センサユニットを備えた医療用デジタルX線撮影装置21は、大画面光電変換装置3を含む立位センサユニット1と、臥位センサユニット2と、センサユニット1および2とX線発生装置24との曝射の同期、画像取得、さらには撮影画像の画像処理を行うコントロールユニット7、操作者とのユーザI/F(インタフェイス)であるタッチパネル装置8のサブシステムから構成される。臥位センサユニット2は、立位センサユニット1に搭載したセンサと解像度や感度が異なり、その情報は後述するセンサ構成情報を取得する時に特定できる。
【0020】
立位センサユニット1と、撮影した画像データを蓄えるキャプチャボード10とは、電源、画像転送および制御信号用のデータ線4を介して接続されており、臥位センサユニット2とキャプチャボード10とは、同様にデータ線5を介して接続されている。
【0021】
12は、ホストCPU17で動作する本発明のプログラムを格納するハードディスクであり、かつ本発明のカウンタ情報の記憶手段としても使用する。またさらに、撮影に必要となる補正情報や、撮影した画像を一時的に蓄える役割も兼ねる。16は、コントロールユニットの内部バス、13は撮影画像を外部機器にLAN22を介して送信するためのネットワークI/Fである。14はタッチパネルの座標を伝達するのに使用するシリアルI/Fで、15はホストCPUボード11で作成した画像をユーザに表示するために用いるビデオI/Fである。
【0022】
17はX線撮影装置21において本発明に係る制御プログラムを実行するホストCPU、27は本発明に係る制御プログラムが記憶されるRAMであり、制御プログラム30は、ハードディスク12から読み込み、制御プログラムRAM27上でCPU17により動作させる。28は制御プログラムRAM27上に確保した撮影画像を一時格納するためのRAM、29は補正データ格納用のRAMである。
【0023】
図2は、センサユニット1で撮影した画像データの加工工程を示す模式図である。使用方法を図1と図2を用いて説明する。まず、ユーザである技師は患者31の胸部撮影に際し、撮影する患者情報、例えば患者名、生年月日、性別等をコントロールユニット7に入力する。次に、ホストCPU17はプログラム30により、立位センサユニット1から、構成情報40、例えばセンサのピクセル数である2688x2688画素、センサシリアルナンバー10003Dという情報等を取得する。
【0024】
ホストCPU17は補正テーブル検索手段41により、現在のセンサユニットの構成を補正する条件を補正テーブル格納メモリであるハードディスク12からサーチする。ハードディスク12には、例えば図7に示すようにID情報に対応する複数の補正テーブルが格納してあり、補正情報81が検索される。そこで、このテーブルからゲイン補正データwhite10011.0を読み取り、補正テーブルメモリ29に記憶させる。
【0025】
センサのシリアルナンバー保持手段としては、電源のON/OFFに関わらず内容を保持し得るフラッシュメモリや、工場出荷時に設定するDIPスイッチ等が考えられる。
【0026】
前記構成情報40に従い、ホストCPUボード11で動作するプログラムにより生成した画面は、ビデオI/F15を介してユーザI/Fであるタッチパネル装置8に表示される。本撮影装置のユーザである医師あるいは技師は、画面上に表示した画像で表されるボタンを押し、デジタルX線撮影システムを操作する。ホストCPUボード11上で動作するプログラムにより、ボタンに対応する座標データをシリアルI/F14を介してホストCPUボード11へ転送し、この情報に基づいてホストCPUボード11上のCPU17は、押下ボタンに対応するプログラム処理を行い、画面構成やコントロールユニット7の状態を変化させ、ユーザの入力に反応して撮影動作をするための制御を行う。
【0027】
X線発生装置24と、コントロールユニット7とは、X線I/F25を介してX線曝射を同期し、X線発生装置24から出力されたX線は、被験者31を通過してX線センサユニット1に入射する。この際入射したX線には、被験者31の内部情報が含まれており、センサユニット内部に搭載したグリッドを通して散乱X線を遮断した後、蛍光体でX線の強度に比例した可視光に変換され、光電変換装置3によってその可視光に比例した電荷に蓄積される。
【0028】
そして、蓄積した電荷をA/D変換によってデジタル化し、コントロールユニット7内部のキャプチャボード10に転送する。転送された画像データはキャプチャボード10上に一時的に格納し、ホストCPUボード11上の画像メモリ28に転送する。ホストCPU17でプログラムによる補正処理を行った後、タッチパネル装置8に確認用画像として表示する。
【0029】
被験者31を立位センサで撮影する撮影シーケンスを図2で説明する。まず医師から撮影オーダーが技師の所に来る。X線撮影装置のユーザである技師は患者情報をX線撮影装置に入力し、検査を開始する。続いて撮影する画像の画像処理条件決定のために、ユーザに撮影オブジェクトを表すボタンを選択させる。
【0030】
まず1枚目のオーダーが「胸部正面」撮影なので、技師は被験者31を立位センサで整位させ、ユーザI/Fであるタッチパネル装置8で「胸部正面」ボタンを押す。ユーザからの指示に従い、本発明の制御プログラムはX線撮影装置をレディ状態にする。その時、制御プログラムはセンサ1の構成情報40、例えばセンサシリアルナンバーをデータ線4経由で読み出し、センサに対応する補正情報43を補正テーブル検索手段41で検索する。
【0031】
以上の準備の後、ユーザがX線発生装置24の曝射ボタンを押すと、X線撮影装置はセンサユニット1で撮像した画像データ42をデジタルデータとして取得する。この撮影画像42に対して、対応した補正情報43を用いて画像処理手段44で補正処理を行い、補正済み画像45を取得する。ここで、X線撮影装置の制御プログラムは、画像撮影とともにカウンタ加算手段50を用いてハードディスクで構成する撮影カウンタ記憶手段の画像処理別の撮影カウンタ51を加算する。
【0032】
例えば、センサシリアルナンバー10003Dを保持する立位センサ1で撮影を行ったので、プログラムは撮影とともにセンサシリアルナンバー10003Dに対応する「胸部正面」の撮影カウンタを1加算する。
【0033】
2枚目のオーダーが「胸部側面」のため、同様に立位センサ1を用いて撮影を行い、制御プログラムは撮影後にセンサ10003Dの「胸部側面」撮影カウンタを1加算する。
【0034】
続いて3枚目のオーダー、「腰椎正面」の撮影をセンサユニット2で行う。ユーザが腰椎正面の撮影条件が設定されたボタンを押すと、制御プログラムはセンサの切り替えを自動的に行う。腰椎撮影のボタンで撮影したので、センサシリアルナンバー20006Bのセンサに対応する「腰椎正面」撮影カウンタを1加算する。
【0035】
検査のすべての撮影が終了すると、技師は検査終了ボタンを押して、患者の検査完了をX線撮影装置に入力する。X線撮影装置は検査の撮影情報を更新し、診断用の画像処理を画像処理手段46で行って診断用画像47を作成する。その後、制御プログラム30は、画像送信手段48を用いてLAN22経由で診断画像47を外部装置、例えばプリンタ32や画像サーバ33へ画像を出力する。
【0036】
前述したハードディスクで構成した記憶手段51は、取り外し可能なICカード等の他の媒体でも良く、センサIDおよび画像処理別にカウンタ情報を記憶させるように構成することも可能である。
【0037】
次に医療保険点数について考えてみる。現在の医療費負担は、撮影に対して一律に加算されているが、デジタルX線撮影装置の普及とともに、従来はコストの要因になっていたフィルムが、デジタルX線撮影装置に代わることが想像できる。その場合、特殊な撮影あるいは画像処理に対して高価な保険点数を加算し、従来と同等の撮影に対しては、保険点数を安価に設定するという別の計算方法を用いて、医療費の総支出を抑えるように改訂される可能性が考えられる。
【0038】
そこで本発明によれば、画像処理別カウンタを応用することで、特殊な撮影あるいは画像処理が何枚あったかを計算できるので、RIS(放射線科情報システム)やHIS(院内情報システム)へ撮影枚数を通信することで、レセプト(診療報酬明細書)作成時の保険請求金額を容易に計算することができる。また検査単位で医療事務会計システムへの通信を行うことで、撮影保険点数計算が変化した場合にも、画像処理カウンタ別の課金データベースを設定変更することで容易に対応できる。
【0039】
通常、X線撮影装置のプログラムは以上の様な撮影シーケンスを繰り返すが、予め設定しておいた期間毎に、使用したカウンタ情報をサーバ装置に送信するカウンタ情報送信処理を行う。例えば毎月20日にX線撮影装置のサービスセンターのサーバ装置にインターネット経由で接続し、カウンタ情報を送信するように設定しておく。サーバ側では、予め設定してある画像処理別の使用料金と、受信した使用枚数とで積算し、使用料金を計算する。
【0040】
本実施の形態では詳述しないが、設定した予定日に装置を稼動しない場合もあるので、その場合は設定日を過ぎた最も近い稼働日にサービスセンターへの接続を行う。
【0041】
図3に、クライアント手段を持つX線撮影装置66と、サービスセンターのサーバ装置の構成例を示す。60は、サービスセンターに設置するサーバ装置で、61はX線撮影装置の撮影カウンタを記憶するデータベース、62はインターネット、63は外部の決済機関、64、65は他のX線撮影装置である。
【0042】
データベース上のデータの安全性・確実性を考慮すると、X線撮影装置側でデータ管理をしておくことはセキュリティ上の危険性や、また不慮の事故等の可能性がある。信頼性の高いデータサーバ上にデータベースを構築しておくことは公知の技術であるので、本実施の形態ではインターネット上にサーバ手段を設けている。これらの構成は、公知の携帯電話によるデータ通信と課金方式でも代替可能であるし、ICカード等を使用した課金方式のシステムでも代替可能である。
【0043】
また、本実施の形態では詳述しなかったが、インターネットを介してカウンタ情報、および課金・決済処理過程のデータ送受信を行う際には、データの改鼠が行われないように送受信データを暗号化することは言うまでもない。
【0044】
図4に、ユーザI/Fである表示装置8で、X線撮影装置の撮影カウンタを表示した例を示す。70は撮影カウンタ表示画面で、72は、センサシリアルナンバー10003Dのセンサに対応する総撮影カウンタ、73はセンサシリアルナンバー20006Bのセンサに対応する総撮影カウンタである。74は、最後にサーバ装置にアクセスして決済完了した日である。75は、次回サーバ装置にアクセスする予定の日である。ユーザは、このGUIで撮影カウンタを確認可能である。GUIを単純化するために、本実施の形態では画像処理別のカウンタ情報は表示していないが、内部では図5に示すように、センサ毎、画像処理別に合計の撮影カウンタを保存している。72,73に表示している総撮影カウンタは、図5の80,81に夫々対応している。OKボタン71を押すと、撮影カウンタ表示画面から、呼び出しもとの画面に戻るようにプログラムで制御している。
【0045】
ところで、デジタルX線撮影装置では、撮影に使用するX線センサの補正データを取得する目的のため、定期的にキャリブレーション撮影をする必要がある。キャリブレーション撮影は、例えば1週間に1度の頻度で実行するが、機器調整のための撮影なので、撮影カウンタを更新しない。
【0046】
またキャリブレーション撮影時には、X線撮影システムの状態を監視する目的のために、センサユニットや撮影制御装置の自己診断を行い、装置の状態を管理する情報、例えばセンサ感度情報、欠陥画素情報等のシステム管理情報を収集し、蓄積しておく。
【0047】
次に、74,75に表示しているクライアント装置からサーバ装置への接続処理について記載する。
【0048】
図6に示すように、X線撮影装置66の電源投入時に、設定した日付をステップS101でローカルデータベースのあるハードディスク12から読み込む。例えば次回設定日が2001年9月20日で、X線撮影装置66の使用日2001年9月23日と比較を行い、設定した日を過ぎているのでステップS102がYになり、撮影カウンタ情報を送信するサービスプログラムを起動するステップS103へ進む。もしステップS102がNの場合、ステップS104に進み、起動処理を終了し通常撮影動作へ移行する。
【0049】
本実施の形態では、X線撮影装置66の起動時に前記プログラムを起動するように記したが、X線撮影装置の電源を常に入れておくことも考えられるので、電源投入時に実行させるサービスプログラムをタイマーで例えば24時間毎に起動する方法も考えられる。
【0050】
次にステップS103について図7で説明する。X線撮影装置66のサービスプログラムであるカウンタ情報送信手段52は、ステップS110においてインターネット62経由でサービスセンターのサーバ装置60に接続する。ステップS111の判定で接続成功すると、ステップS112において装置のシリアルナンバー10003D、20006Bとともに夫々の現在の撮影カウンタ情報67を送信する。サービスセンターのサーバ装置60は、受信したカウンタ情報に従って課金計算を行い、サーバ装置60と外部決済機関63で決済処理を続けるが、オンラインで認証と決済完了するのに数分間掛かるため、X線撮影装置66は待ち状態になる。
【0051】
そこで、この間に同時にステップS113においてX線撮影装置のシステム管理情報68をサービスセンターのサーバ装置60に送信する。システム管理情報68は、前述のキャリブレーション撮影時に収集したX線撮影装置の状態を把握するための情報である。
【0052】
ステップS114において、決済完了情報を受信し、ステップS115で決済が完了したかどうか確認する。完了した場合、ステップS116に進み、X線撮影装置内部のデータベースの最終送信情報74を更新し、次の起動設定日時75をプログラムによって計算し、記憶する。例えば次回の起動設定を2001年10月20日と記憶する。その後ステップS117でサーバ装置との接続を閉じ、送信処理の完了を行う。
【0053】
もしステップS111で接続に失敗した場合、ステップS120に進み、接続失敗のエラー表示を行う。もし接続したが決済に失敗した場合は、ステップS114でサーバ装置からエラーを受信するので、ステップS115がNになり、ステップS120に進み、「登録された決済機関で問題が発生しました。」等のエラー表示を、警告表示手段53で行う。
【0054】
ステップS121において、最後に決済が完了した時期と、現在の日時を比較し、予め設定した期間、例えば3ヶ月を過ぎていた場合は、ステップS122がYになるので、ステップS123で「システムの使用権利に問題があります。サービスマンに連絡してください」等のシステム停止の警告を表示し、X線撮影装置66の使用を停止させる。ステップS122がNの場合は、使用権利に問題がないものとして、ステップS117へ進み、起動時の送信処理を完了する。ただし、この場合は次回の起動時にもサーバ装置60への接続を行うことになる。
【0055】
<<サーバ装置側>>
一方、サービスセンターのサーバ装置60について図8で説明する。サーバ装置60は、ステップS130でクライアント装置であるX線撮影装置からの接続要求に対し、同時に接続可能な数や、データベースのバックアップ中かどうか等の状況を調べ、接続可能であればステップS131の判断をYにし、ステップS132でセンサシリアルナンバーおよび撮影カウンタ情報65を受信する。
【0056】
ステップS133でデータベース61上のデータから前月からの使用量を計算し、課金情報を作成する。課金計算は、使用量が多くなるにつれて1カウンタ当たりの料金をディスカウントするような方法も考えられるが、本実施の形態では単純化するために考慮しない。
【0057】
胸部撮影のような一般的な撮影方法は、例えば1撮影カウンタ当たり50円のX線撮影システムの使用料金、血管造影等のような特殊な撮影方法は、1撮影カウンタ当たり200円という様に、サーバ側で使用した画像処理別の使用料金に差をつけて記憶しておき、それに応じた課金計算が可能になる。また撮影方法だけでなく、新しく開発した画像処理アルゴリズムを適用する場合にも、撮影方法オブジェクトに該画像処理パラメータを記憶するため、画像処理別の撮影カウンタを記憶することで、画像処理に対して重み付けをした課金計算が可能になる。
【0058】
図9は、サーバ装置内に保持するX線撮影装置のカウンタ情報の例である。設置先毎に、センサと画像処理別に使用量を保持している。X線撮影装置66がA中央病院に設置してあるとし、制御プログラムが設定された日を検知してカウンタ情報をサーバ装置60に対して送信する。シリアルナンバー10003Dのセンサについてカウンタ情報を受信すると、9月分の胸部撮影枚数を計算する。8月からの差分が(3076−2241)=835枚撮影しているので、胸部1枚につき50円の使用量とすると、50×835=41750円の使用料金を課金する。頚椎は(1158−755)=403枚で、1枚につき80円なので、80×403=32240円の使用料金になる。同様に、撮影方法毎に使用料金を計算する。
【0059】
続いて、シリアルナンバー20006Bのセンサについてもカウンタ情報を受信して課金計算を実行するが、例えばセンサの解像度や感度が高い場合は、単価を高く設定しておく。
【0060】
すべての課金計算が終わると、予めデータベース61に登録しておいた病院毎の決済方法、例えばクレジットカード、あるいは電子マネー等の一般に普及している決済方法により、使用料金の決済処理を外部の決済機関63で決済処理を行う。本実施の形態では決済機関63とX線撮影管理サーバ60の間を専用回線で結んでいるが、インターネット62を介して接続する構成もあり得る。
【0061】
ステップS135で決済完了待ちをするが、その間にクライアント装置からシステム管理情報68を受信する。システム管理情報とは、クライアントであるX線撮影装置のエラー履歴や、キャリブレーション操作で更新するシステムの状態を知るための情報である。サーバ装置では、このシステム管理情報もデータベース61に保存し、異常検知させるエージェントプログラムを起動する。トラブルを未然に検知した場合、エージェントプログラムがサーバ装置で警告を表示するので、サービスセンターのスタッフは対策できる。
【0062】
システム管理情報の受信と決済が完了すると、ステップS136がYになる。ステップS137で撮影情報を管理するデータベースに前記シリアルナンバーに該当する撮影カウンタ情報を登録し、クライアント装置に決済完了の情報を送信する。クライアントのX線撮影装置は、決済完了情報を受信すると、データベース51に決済完了の情報を記録する。
【0063】
また、ステップS136で決済を行ったが失敗した場合、ステップS140に進み、X線撮影装置に対して「決済に問題があった」旨のエラー表示を行わせるため、エラーを送出する。その後、ステップS141でエラーをデータベース61に登録し、ステップS142で回線遮断処理を行い、エラー受信処理を完了する。ステップS141で登録した決済エラーや、ステップS135で受信したシステム管理情報内のエラーは、サーバ装置で動作するエージェントプログラムで監視し、エラーが発生した場合はサービスセンターのスタッフに表示して通知する。
【0064】
以上説明したように、本発明の第1の実施形態によれば、ハードディスク12に格納した複数のカウンタ情報のうち、センサ3のシリアルナンバーに対応したカウンタ情報を選択する。撮影とともに撮影カウンタを増加させ、予め設定した情報に従って定期的にサービスセンターに撮影カウンタ情報、およびX線撮影装置のシステム情報を送信する。
【0065】
サービスセンターの課金サーバは、クライアントコンピュータであるX線撮影装置からの要求に応じて、クライアントのID情報をデータベースから検索し、使用料金を管理・計算するプログラムである。
【0066】
受信した装置毎のカウンタ情報に従って課金し、サーバ装置のデータベース上にあるセンサ情報に対応する登録された決済方法により、決済処理を外部の決済機関で行う。このX線撮影管理システムにより、X線撮影装置のユーザはX線撮影装置の使用量に応じて使用料金をランニングコストとして支払う。その代わりに装置メーカーはX線撮影装置のイニシャルコストを下げることが可能になるため、双方に公平な分担が可能になる。
【0067】
また、課金処理と同時に回収するX線撮影装置のシステム管理情報により、サービスセンターにおいてX線撮影装置の状態を定期的に収集することができるため、サービスマンが定期的に病院を訪問することなく、未然にトラブルを防止することができ、病院に無駄に足を運ばなくて良くなるので、結果的にサービスコストを下げることができる。
【0068】
上記様々な実施形態に示した各機能ブロックおよび処理手順は、ハードウェアにより構成しても良いし、CPUあるいはMPU、ROMおよびRAM等からなるマイクロコンピュータシステムによって構成し、その動作をROMやRAMに格納された作業プログラムに従って実現するようにしても良い。また、上記各機能ブロックの機能を実現するように当該機能を実現するためのソフトウェアのプログラムをRAMに供給し、そのプログラムに従って上記各機能ブロックを動作させることによって実施したものも、本発明の範疇に含まれる。
【0069】
この場合、上記ソフトウェアのプログラム自体が上述した各実施形態の機能を実現することになり、そのプログラム自体、及びそのプログラムをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムを格納した記録媒体は本発明を構成する。かかるプログラムを記憶する記憶媒体としては、上記ROMやRAMの他に、例えばフロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD、zip、あるいは不揮発性のメモリカード等を用いることができる。
【0070】
また、コンピュータが供給されたプログラムを実行することにより、上述の実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムがコンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティングシステム)あるいは他のアプリケーションソフト等の共同して上述の実施形態の機能が実現される場合にもかかるプログラムは本発明の実施形態に含まれることは言うまでもない。
【0071】
さらに、供給されたプログラムがコンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そのプログラムの指示に基づいてその機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれることは言うまでもない。
【0072】
なお本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体から、そのプログラムをインターネット等の通信ラインを介して要求者にそのプログラムを配信する場合にも適用可能である。
【0073】
(第2の実施形態)
図10と図11に2つの病院のシステム構成を示す。第1の実施の形態では、撮影方法に関連する画像処理別に撮影カウンタを設けることで、撮影方法に対して課金することが可能になったが、設置先毎のX線撮影システムの使用条件が異なることまでカバーできていない。そこで、本実施の形態では、撮影画像に対する画像処理に対して考察する。
【0074】
デジタル装置において、付加価値は画像処理である。つまり、X線撮影するだけでは従来のアナログフィルムスクリーンをデジタイズしたものと何ら変わりがなく、撮像した画像に種々の画像処理、例えば自動濃度調整、鮮鋭化等を高速に実行することで、診断を支援するという新たな価値を生み出しているのである。
【0075】
図10の構成でX線撮影装置90から撮影画像を医用プリンタ91に出力する場合、医師がすぐに診断可能にするため、X線撮影装置90で種々の画像処理を実行した後で画像を出力する。つまり、X線撮影装置90で画像処理コストが生じている。一方ストレージサーバー92に出力する場合は、同様に診断可能な状態まで画像処理を実行する場合もあるが、ストレージサーバー92から画像表示ワークステーション93上で読み出し、独自の画像処理を実行したい場合、X線撮影装置90での画像処理を外したいということが考えられる。この場合、X線撮影装置90においてプリンタ91へ出力するのと同等の画像処理をする必要がなく、X線撮影装置90で画像処理にかける時間を短縮し、早く出力できる。すなわち、X線撮影装置90での画像処理コストは低減されるので、使用料金としては安く設定することができる。
【0076】
例えばA大学付属病院ではK社製プリンタ91、H社製ストレージサーバー92、H社製画像表示装置93を使用し、B中央病院の場合は出力先がA社製のプリンタ95だけ、というように使用形態も使用量も異なることが考えられる。また、画像処理パラメータを再調整して再度外部の装置に送信することもあり、その頻度も病院毎に違うことが考えられる。つまり、第1の実施の形態で示した撮影に対してだけ課金する料金体系では装置の使用料金として不公平感があり、付加価値である画像処理に対して使用料金を課金することで、より公平に分担させることができる。
【0077】
また、これらの機器を医療用の標準プロトコルであるDICOM規格を用いて接続しているが、ソフトウェアで実現しているため、A社製のプリンタ95へ正常に通信できても、K社製プリンタ91へ送信する場合に双方の実装上の違いによる不具合で、修正あるいは運用上の対処を必要とすることもある。すなわち、接続先の装置に応じてサービスコストや開発コストが結果的に異なることがある。
【0078】
そこで、図2に示すように制御プログラムは、補正済み画像45に診断用の画像処理を画像処理手段46で行い診断画像47を得るとともにカウンタ加算手段50でカウンタ情報51の画像処理別の撮影カウンタに加算し、診断画像47を画像送信手段48で外部装置へ送信するときに、カウンタ加算手段50でカウンタ情報51の出力カウンタに対して加算する。この構成だと、X線撮影以外に、外部装置へ出力する度に出力カウンタを1加算させ、また再出力する場合にも課金することができる。図5において、80,81が画像処理別カウンタを表し、82が出力カウンタの例を表す。
【0079】
サービスセンターでは、第1の実施の形態で説明した受信した装置毎の撮影カウンタ情報に加えて、第2の実施の形態では出力カウンタに従って使用料金を計算し、課金情報を作成する。例えば、プリンタへ1出力カウンタ当たり40円、ストレージサーバへの出力1カウンタ当たり30円の使用料金を課金することで、X線撮影装置の使用量に応じた、より公平な使用料金を課金することが可能になる。
【0080】
【発明の効果】
本発明によれば、プログラムにより撮影毎にカウンタを加算し、解像度や感度が異なるセンサ別に使用料金を課金計算することができる。
【0081】
第2の発明によれば、プログラムにより撮影毎にカウンタを加算し、適用する画像処理別に使用料金を課金計算することができる。
【0082】
第3の発明によれば、プログラムにより出力画像装置別に使用料金を課金計算することができる。
【0083】
第4の発明によれば、一定期間毎に使用量に応じて課金することで、センサ毎、画像処理毎の使用料金が請求可能になり、使用量に応じた適切なランニングコストを請求可能になる。その結果、システムのイニシャルコストを下げ、ランニングコストへ分散することが可能になる。
【0084】
さらに、使用情報とともに装置の管理情報を送信することで、サービスマンが定期的に病院に行き装置の状態を調べる手間が省略され、サーバ側で定期的にX線撮影装置の管理情報を収集できる。
【0085】
また、受信したX線撮影装置の管理情報を解析して異常検知するエージェントプログラムを動作させることで、X線撮影装置の異常を未然に検知できるので、低コストでサービスを提供できる効果がある。また、トラブル発生時の迅速な対応が可能になる。
【0086】
また、画像処理別カウンタの応用として、医事会計システムへ通信することで、特殊な撮影方法に対する保険点数の請求システムを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本第明の第1の実施形態である医療用X線撮影装置の構成を示すブロック図である。
【図2】X線撮影装置の画像処理工程を示すブロック図である。
【図3】X線撮影システムの構成を示すブロック図である。
【図4】X線撮影装置の撮影カウンタ表示画面を示す図である。
【図5】撮影カウンタの保存方法を説明するための図である。
【図6】X線撮影装置の起動時処理を示すフローチャートである。
【図7】X線撮影装置の撮影カウンタ送信処理を示すクライアント側のフローチャートである。
【図8】X線撮影管理サーバ装置の撮影カウンタ受信処理を示すフローチャートである。
【図9】X線撮影管理サーバ装置のカウンタ情報データベースの例を示す図である。
【図10】第2の実施形態であるX線撮影装置と外部装置の構成を示すブロック図である。
【図11】第2の実施形態であるX線撮影装置と外部装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 立位センサユニット
2 臥位センサユニット
3 固体撮像装置
4、5 画像転送・制御信号線
7 コントロールユニット
8 タッチパネル装置
10 キャプチャボード
11 ホストCPUボード
12 ハードディスク
13 Network I/F
14 Serial I/F
15 Video I/F
16 バス
17 CPU
20 X線撮影室
21 医療用X線撮影装置
22 LAN
24 X線発生装置
25 X線制御信号
27 RAM
28 画像用RAM
29 補正データ用RAM
30 制御プログラムRAM
31 被検者
32 プリンタ
33 PACS
34、35 Viewer
40 構成情報
41 補正テーブル検索手段
42 撮影画像
43 補正データ
44 ゲイン補正手段
45 補正済み画像
46 診断画像処理手段
47 診断画像
48 画像送信手段
50 カウンタ加算手段
51 カウンタ記憶手段
52 カウンタ送信手段
60 管理サーバ装置
61 課金データベース
62 インターネット
63 決済機関
64〜66 X線撮影装置
67 カウンタ情報
68 システム管理情報
72、73 カウンタ情報
74 最終接続日
75 次回接続予定日

Claims (8)

  1. X線を検出する固体撮像素子を備えたX線撮影装置の管理方法であって、
    前記固体撮像素子に対して撮影および画像処理を行うように指示させる画像処理選択手段と、該撮影装置に対応する撮影カウンタを記憶する記憶手段とを備え、
    X線撮影とともに撮影カウンタを加算させ、使用料金を課金することを特徴とするX線撮影装置の管理方法。
  2. 前記撮影カウンタ記憶手段は、撮影する画像処理別のカウンタを備え、画像処理とともに撮影カウンタを加算させるようにしたことを特徴とする請求項1に記載のX線撮影装置の管理方法。
  3. 前記撮影カウンタ記憶手段は、出力する装置別のカウンタを備え、撮影画像を外部装置に対して転送させるために出力装置への診断用画像処理を実行するとともに出力用画像処理カウンタを加算するようにしたことを特徴とする請求項1に記載のX線撮影装置の管理方法。
  4. 前記カウンタ情報を送信する設定手段を有し、該設定に従い定期的にサーバ手段へX線撮影装置の使用量を送信するとともに、X線撮影装置のシステム管理情報を送信する送信制御手段とを備えることを特徴とする請求項1に記載のX線撮影装置の管理方法。
  5. 前記撮影カウンタ記憶手段は、装置を校正するキャリブレーション撮影時には、
    カウンタ情報を更新しないことを特徴とする請求項1に記載のX線撮影装置の管理方法。
  6. X線撮影装置に対して使用料金を管理するシステムであって、
    X線撮影装置の使用情報を記憶するデータベース手段と、クライアントであるX線撮影装置を識別する手段と、
    X線撮影装置の使用情報を受信するサーバ手段と、
    受信情報に従い使用料金計算する課金情報決定手段とを有することを特徴とするX線撮影装置の管理システム。
  7. 前記使用情報とはX線撮影装置のシステム管理情報を含み、記憶した管理情報からX線撮影装置の異常を検出することを特徴とする請求項6に記載のX線撮影装置の管理システム。
  8. ネットワークに接続したX線撮影装置の使用情報を管理する管理プログラムであって、
    X線撮影装置の使用情報を記憶手段から取得するステップと、クライアントであるX線撮影装置を識別するステップと、
    X線撮影装置の使用情報を受信するステップと、受信情報に従い使用料金を計算させるステップと、受信した装置の管理情報を異常検知させるステップとを、コンピュータに実行させることを特徴とするX線撮影装置の管理プログラム。
JP2002265973A 2002-09-11 2002-09-11 X線撮影装置の管理方法及びx線撮影装置の管理システム Withdrawn JP2004097634A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002265973A JP2004097634A (ja) 2002-09-11 2002-09-11 X線撮影装置の管理方法及びx線撮影装置の管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002265973A JP2004097634A (ja) 2002-09-11 2002-09-11 X線撮影装置の管理方法及びx線撮影装置の管理システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004097634A true JP2004097634A (ja) 2004-04-02

Family

ID=32264949

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002265973A Withdrawn JP2004097634A (ja) 2002-09-11 2002-09-11 X線撮影装置の管理方法及びx線撮影装置の管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004097634A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005287937A (ja) * 2004-04-02 2005-10-20 Konica Minolta Medical & Graphic Inc 放射線画像検出確認ネットワークシステム及び放射線画像検出確認プログラム
WO2007052502A1 (ja) * 2005-10-31 2007-05-10 Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. 診断システム及び制御方法
JP2007175234A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Toshiba Corp 医用システム及び医療装置
JP2015100439A (ja) * 2013-11-22 2015-06-04 株式会社東芝 X線検出器の管理システムおよびx線診断装置
JP2017205187A (ja) * 2016-05-17 2017-11-24 コニカミノルタ株式会社 動態解析システム
JP2020157120A (ja) * 2016-05-17 2020-10-01 コニカミノルタ株式会社 動態解析システム
US11808717B2 (en) 2019-02-13 2023-11-07 Shimadzu Corporation X-ray tube billing system

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005287937A (ja) * 2004-04-02 2005-10-20 Konica Minolta Medical & Graphic Inc 放射線画像検出確認ネットワークシステム及び放射線画像検出確認プログラム
JP4552487B2 (ja) * 2004-04-02 2010-09-29 コニカミノルタエムジー株式会社 放射線画像検出確認ネットワークシステム
WO2007052502A1 (ja) * 2005-10-31 2007-05-10 Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. 診断システム及び制御方法
JP2007175234A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Toshiba Corp 医用システム及び医療装置
JP2015100439A (ja) * 2013-11-22 2015-06-04 株式会社東芝 X線検出器の管理システムおよびx線診断装置
US10499874B2 (en) 2013-11-22 2019-12-10 Canon Medical Systems Corporation Management system for X-ray detector and X-ray diagnosis apparatus
JP2017205187A (ja) * 2016-05-17 2017-11-24 コニカミノルタ株式会社 動態解析システム
JP2020157120A (ja) * 2016-05-17 2020-10-01 コニカミノルタ株式会社 動態解析システム
US11808717B2 (en) 2019-02-13 2023-11-07 Shimadzu Corporation X-ray tube billing system

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9750478B2 (en) X-ray image photographing apparatus and management method
US10278661B2 (en) Dynamic diagnosis support information generation system
US6178225B1 (en) System and method for management of X-ray imaging facilities
JP5496827B2 (ja) 放射線画像撮影システム、放射線画像撮影方法、及びプログラム
JP7106718B2 (ja) 放射線撮影装置、放射線撮影システム、放射線撮影方法、及びプログラム
JP2001037749A (ja) デジタルx線撮影システム及び方法
US20050114395A1 (en) Method and apparatus for dynamically adapting image updates based on network performance
JP4744936B2 (ja) 検像装置、検像システム、及び医用画像管理システム
JP2004097634A (ja) X線撮影装置の管理方法及びx線撮影装置の管理システム
JP2003248723A (ja) 医用画像転送装置及び該装置を備えた病院システム並びに医用画像転送方法
JP2004337232A (ja) 画像管理方法及び装置並びにプログラム
EP3400874B1 (en) Radiographic imaging apparatus, radiographic imaging system and information processing method
WO2020209290A1 (ja) 放射線撮影装置及び放射線撮影システム
JP2003033342A (ja) 撮影装置、撮影システム、撮影制御方法、記憶媒体、及びプログラム
JP2022023836A (ja) 評価装置、評価プログラム及び評価システム
JP2005198801A (ja) デジタルx線画像撮影システム、制御方法及びプログラム
JP2005111054A (ja) Fpd撮影システム
JP7192416B2 (ja) 運用管理システム、移動型放射線発生装置及び移動型放射線撮影システム
US20100042003A1 (en) Small-scale diagnostic system and display control method
JP2012187196A (ja) 医療システム
JP2002073801A (ja) 情報処理システム、装置、方法及び記憶媒体
JP6921556B2 (ja) 放射線撮影システム、放射線撮影装置、放射線撮影方法、及びプログラム
JP7397968B2 (ja) 撮影支援装置、その作動方法、及び作動プログラム
JP7480697B2 (ja) 医用画像撮影システム、医用画像撮影方法、および、医用画像撮影プログラム
JP7282914B2 (ja) 撮影支援装置、その作動方法および作動プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060110