JP2002073801A - 情報処理システム、装置、方法及び記憶媒体 - Google Patents

情報処理システム、装置、方法及び記憶媒体

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JP2002073801A
JP2002073801A JP2000268549A JP2000268549A JP2002073801A JP 2002073801 A JP2002073801 A JP 2002073801A JP 2000268549 A JP2000268549 A JP 2000268549A JP 2000268549 A JP2000268549 A JP 2000268549A JP 2002073801 A JP2002073801 A JP 2002073801A
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Toru Takazawa
徹 高澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 時間帯の制限を受けないでオーダーを発する
ことができると共に、電力消費の抑制、安全性の確保、
寿命の維持を図りつつ、オーダーの転送エラーを回避す
ることができる情報処理システム、装置、方法及び記憶
媒体を提供する。 【解決手段】 医師が発生した検査オーダーは、HIS
/RISサーバ102に送られ、検査リスト部114の
検査リストに追加保存される。X線撮影システムが、検
索キーが含まれる撮影リスト要求を発行しサーバ102
に送ると、リスト抽出部113は検査リスト部114か
ら検索キーに合致するオーダーを抽出し、これをオーダ
ーリストとしてX線撮影システムに転送する。転送され
たリストは、撮影リスト部110に格納されると共に、
リスト選択画面として表示される。撮影技師が検査ID
に基づき選択画面でオーダーを選択すると、そのオーダ
ーの撮影手順が表示される。その後、X線撮影がなされ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、医師からの撮影
オーダー等のオーダーの依頼を受けてX線撮影等の処理
を行う情報処理システム、装置、方法及び記憶媒体に関
する。
【0002】
【従来の技術】最近、病院では、病院内の各部門間でH
IS(Hospital Information System)と呼ばれる病院
情報システムを構築し、また各部門でも例えば放射線部
門では、RIS(Radiology Information System)等の
各部門に合わせた情報システムを構築し、情報伝達のオ
ンライン化を進めている。このような情報システムで
は、検査結果をサーバ内の患者データベースに記録し、
端末で検索して参照するだけでなく、医師による検査依
頼情報を検査オーダーとして依頼先の別の部門に伝達す
ることもできる。このようなネットワーク化について
は、一般の開業医の個人経営の病院でも普及する傾向に
ある。
【0003】図11は、従来のX線撮影システムの構成
を示すブロック図である。
【0004】同図において、1000はX線を照射する
X線管球、1001はX線発生手段である。X線管球1
000は、同図では下向きなので、臥位センサユニット
1005での撮影が行えるが、向きを同図時計方向に9
0度回転させることで、立位センサユニット1003で
の撮影も可能である。
【0005】1007は本システムの各要素を制御する
X線撮影システム制御部である。1004、1006は
それぞれ立位センサ、臥位センサ(パネル)であり、1
008は本システムの操作・表示部である。立位センサ
1004、臥位センサ1006で検出された被験者の透
過X線量に相当する電荷は、A/D変換され電子画像と
してX線撮影システム制御部1007に取り込まれる。
また、1010はネットワークであり、不図示のイメー
ジャが接続されている。1009は検査オーダー受信手
段であり、HIS/RISより転送されてくる検査オー
ダーを取り込む。
【0006】かかる構成において、従来の撮影処理の流
れを説明する。
【0007】外来の患者は、外来受け付けが終わると、
該当する診断部門の科(例えば、脳外科、内科、外科、
整形外科等)に行き、そこで診断を受ける。その際、例
えば、胸部A→Pの撮影を行うことになったとする。医
師は、HISの端末装置で、HISに接続されている患
者データベースから情報を得る。この患者情報と撮影情
報と1つ以上の撮影方法の情報とで撮影オーダーが構成
される。
【0008】転送されてきた撮影オーダーは、検査オー
ダー受信手段1009により受信される。そして撮影オ
ーダーに記述されている管電流、管電圧、照射時間等の
撮影条件がX線発生手段1001に送られると共に、臥
位センサユニット1005(または立位センサユニット
1003)が駆動され、画像処理パラメータが設定さ
れ、撮影Ready状態となる。このようにして本シス
テムの設定が終わった後に、撮影技師が被験者である患
者の整位を行い不図示の曝射スイッチを押下してX線撮
影を行う。
【0009】曝射スイッチが押下されると、X線管球1
000からX線が臥位センサユニット1005に向かっ
て照射される。X線管球1000から照射されたX線は
被験者を透過して臥位センサ1006で電気量に変換さ
れ、アンプで増幅された後、A/D変換等の信号処理が
施されてディジタル画像としてX線撮影システム制御部
1007に取り込まれる。取り込まれた画像には、さら
に階調処理、強調処理等の様々な画像処理が施され、操
作・表示部1008に表示される。撮影が終了し、終了
キーが押されると、得られた画像がネットワーク101
0を介して不図示のイメージャに転送され、フィルムに
表示されることで、診断を行う医師に画像が渡される。
【0010】このように、医師による検査依頼情報は、
撮影オーダーとして発行されてX線撮影システムに送ら
れ、オーダーに応じて撮影等の検査、処理が行われる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、HIS
/RISのような情報システムは常時立ち上げているも
のの、X線撮影システム等のオーダー処理を行うオーダ
ー実行システムは夜間等、撮影や処理が行われないとき
は電源を落としておくのが通常である。そのため、医師
が撮影オーダーを発行した時にオーダー実行システムが
立ち上がっていないと、オーダーの転送先が不明とな
り、正しく転送されずエラーを起こすという問題があっ
た。また、このエラーを避けるべく、オーダー実行シス
テムが立ち上がっている時間帯にのみオーダーを発行す
るようにすると、例えば、人間ドッグのような予約制で
予め計画を組んでおく運用の医療施設の場合では、入力
の時間帯が制限され不便であるという問題があった。さ
らに、これらの問題を回避するべく、オーダー実行シス
テムの電源を入れ続けておくようにした場合は、電力を
無駄に消費するだけでなく、安全性やシステム寿命が短
くなる等の弊害もあった。
【0012】本発明は上記従来技術の問題を解決するた
めになされたものであり、その目的は、時間帯の制限を
受けないでオーダーを発することができると共に、電力
消費の抑制、安全性の確保、寿命の維持を図りつつ、オ
ーダーの転送エラーを回避することができる情報処理シ
ステム、装置、方法及び記憶媒体を提供することにあ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項1の情報処理システムは、所定の処理
のためのオーダーを保持する情報保持部と、該情報保持
部からのオーダーを受けて前記所定の処理を実行するオ
ーダー実行部とから構成される情報処理システムであっ
て、前記情報保持部は、作成された前記所定の処理のた
めのオーダーを保存するオーダー保存手段と、前記オー
ダー実行部で発行されたオーダー要求を受信するオーダ
ー要求受信手段と、該オーダー要求受信手段により受信
されたオーダー要求に応じたオーダーを前記オーダー保
存手段により保存されたオーダーの中から抽出するオー
ダー抽出手段と、該オーダー抽出手段により抽出された
オーダーを前記オーダー実行部に対して送信するオーダ
ー送信手段とを備え、前記オーダー実行部は、前記情報
保持部に対してオーダー要求を発行するオーダー要求発
行手段と、前記情報保持部の前記オーダー送信手段によ
り送信されたオーダーを受信するオーダー受信手段と、
該オーダー受信手段により受信されたオーダーに応じた
処理を実行する処理実行手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0014】同じ目的を達成するために本発明の請求項
2の情報処理システムは、上記請求項1記載の構成にお
いて、前記オーダー要求発行手段は、前記オーダー実行
部のユーザの動作に基づいて前記オーダー要求を発行す
ることを特徴とする。
【0015】同じ目的を達成するために本発明の請求項
3の情報処理システムは、上記請求項2記載の構成にお
いて、前記オーダー要求は、前記ユーザの指示に基づき
手動的に発行されることを特徴とする。
【0016】同じ目的を達成するために本発明の請求項
4の情報処理システムは、上記請求項3記載の構成にお
いて、前記ユーザの指示は、所定キーの操作、所定情報
の入力の少なくとも一方によりなされることを特徴とす
る。
【0017】同じ目的を達成するために本発明の請求項
5の情報処理システムは、上記請求項1記載の請求項2
記載の構成において、前記オーダー要求は、前記ユーザ
から前記オーダー実行部に対する何らかのアクションが
あった場合に発行されることを特徴とする。
【0018】同じ目的を達成するために本発明の請求項
6の情報処理システムは、上記構成において、計時手段
を備え、前記オーダー要求発行手段は、前記計時手段に
よる計時に基づき所定時間間隔で自動的に前記オーダー
要求を発行することを特徴とする。
【0019】同じ目的を達成するために本発明の請求項
7の情報処理システムは、上記請求項6記載の構成にお
いて、前記所定時間間隔は変更可能であることを特徴と
する。
【0020】同じ目的を達成するために本発明の請求項
8の情報処理システムは、上記請求項6または7記載の
構成において、前記計時手段による計時に基づく前記オ
ーダー要求の自動的な発行動作の有効、無効を設定可能
であることを特徴とする。
【0021】同じ目的を達成するために本発明の請求項
9の情報処理システムは、上記請求項1記載の構成にお
いて、前記オーダー要求発行手段は、前記処理実行手段
による前記所定の処理の進行状況、前記オーダー実行部
の負荷状況の少なくとも一方に応じて前記オーダー要求
を発行することを特徴とする。
【0022】同じ目的を達成するために本発明の請求項
10の情報処理システムは、上記請求項1〜9のいずれ
か1項に記載の構成において、前記オーダー要求発行手
段は、所定の検索条件を前記情報保持部に送信すること
により前記オーダー要求を発行し、前記オーダー抽出手
段は、前記所定の検索条件に基づきオーダーを抽出する
ことを特徴とする。
【0023】同じ目的を達成するために本発明の請求項
11の情報処理システムは、上記請求項10記載の構成
において、前記所定の検索条件には、前記オーダー実行
部の種類、前記オーダー実行部のID及びオーダー要求
発行の日時の少なくとも1つが含まれることを特徴とす
る。
【0024】同じ目的を達成するために本発明の請求項
12の情報処理システムは、上記請求項1〜11のいず
れか1項に記載の構成において、前記オーダー受信手段
により受信されたオーダーをリスト表示するリスト表示
手段を備えたことを特徴とする。
【0025】同じ目的を達成するために本発明の請求項
13の情報処理システムは、上記請求項12記載の構成
において、前記リスト表示手段によりリスト表示された
オーダーリストの中から前記処理実行手段が実行するオ
ーダーを選択するオーダー選択手段を備えたことを特徴
とする。
【0026】同じ目的を達成するために本発明の請求項
14の情報処理システムは、上記12または13記載の
構成において、前記オーダー要求発行手段によりオーダ
ー要求が発行される度に前記リスト表示手段によりリス
ト表示されたオーダーリストを更新するリスト更新手段
を備えたことを特徴とする。
【0027】同じ目的を達成するために本発明の請求項
15の情報処理システムは、上記請求項14記載の構成
において、前記オーダー要求発行手段は、オーダー要求
を発行する際、前回のオーダー要求発行の日時の情報を
送信し、前記オーダー抽出手段は、前記前回のオーダー
要求発行の日時以降に保存されたオーダーの中から抽出
を行い、前記リスト更新手段は、前記オーダー送信手段
により新たに送信されたオーダーを前記オーダーリスト
に追加することで、前記オーダーリストを更新すること
を特徴とする。
【0028】同じ目的を達成するために本発明の請求項
16の情報処理システムは、上記請求項1〜15のいず
れか1項に記載の構成において、前記オーダーには、前
記所定の処理の実行手順の情報が含まれることを特徴と
する。
【0029】同じ目的を達成するために本発明の請求項
17の情報処理システムは、上記請求項1〜16のいず
れか1項に記載の構成において、前記所定の処理は、医
用検査であり、前記オーダー実行部は、医用検査装置で
あることを特徴とする。
【0030】同じ目的を達成するために本発明の請求項
18の情報処理システムは、上記請求項17記載の構成
において、前記医用検査には、X線撮影が含まれること
を特徴とする。
【0031】同じ目的を達成するために本発明の請求項
19の情報処理システムは、上記請求項17または18
記載の構成において、前記オーダーには、検査に関する
情報、被験者の情報及び検査手順の情報の少なくとも1
つが含まれることを特徴とする。
【0032】同じ目的を達成するために本発明の請求項
20の情報処理装置は、請求項1〜19のいずれか1項
に記載の情報処理システムにおける前記情報保持部に適
用可能であることを特徴とする。
【0033】同じ目的を達成するために本発明の請求項
21の情報処理装置は、請求項1〜19のいずれか1項
に記載の情報処理システムにおける前記オーダー実行部
に適用可能であることを特徴とする。
【0034】同じ目的を達成するために本発明の請求項
22の情報処理システムは、所定の処理のためのオーダ
ーを保持する情報保持部と、該情報保持部からのオーダ
ーを受けて前記所定の処理を実行するオーダー実行部と
から構成される情報処理システムにおける情報処理方法
であって、前記情報保持部において、作成された前記所
定の処理のためのオーダーを保存するオーダー保存工程
と、前記オーダー実行部で発行されたオーダー要求を受
信するオーダー要求受信工程と、該オーダー要求受信工
程により受信されたオーダー要求に応じたオーダーを前
記オーダー保存工程により保存されたオーダーの中から
抽出するオーダー抽出工程と、該オーダー抽出工程によ
り抽出されたオーダーを前記オーダー実行部に対して送
信するオーダー送信工程とを有し、前記オーダー実行部
において、前記情報保持部に対してオーダー要求を発行
するオーダー要求発行工程と、前記オーダー送信工程に
より送信されたオーダーを受信するオーダー受信工程
と、該オーダー受信工程により受信されたオーダーに応
じた処理を実行する処理実行工程とを有することを特徴
とする。
【0035】同じ目的を達成するために本発明の請求項
23の情報処理システムは、上記請求項22記載の構成
において、前記オーダー要求発行工程は、前記オーダー
実行部のユーザの動作に基づいて前記オーダー要求を発
行することを特徴とする。
【0036】同じ目的を達成するために本発明の請求項
24の情報処理システムは、上記請求項23記載の構成
において、前記オーダー要求は、前記ユーザの指示に基
づき手動的に発行されることを特徴とする。
【0037】同じ目的を達成するために本発明の請求項
25の情報処理システムは、上記請求項24記載の構成
において、前記ユーザの指示は、所定キーの操作、所定
情報の入力の少なくとも一方によりなされることを特徴
とする。
【0038】同じ目的を達成するために本発明の請求項
26の情報処理システムは、上記請求項23記載の構成
において、前記オーダー要求は、前記ユーザから前記オ
ーダー実行部に対する何らかのアクションがあった場合
に発行されることを特徴とする。
【0039】同じ目的を達成するために本発明の請求項
27の情報処理システムは、上記請求項22記載の構成
において、計時工程を有し、前記オーダー要求発行工程
は、前記計時工程による計時に基づき所定時間間隔で自
動的に前記オーダー要求を発行することを特徴とする。
【0040】同じ目的を達成するために本発明の請求項
28の情報処理システムは、上記請求項27記載の構成
において、前記所定時間間隔は変更可能であることを特
徴とする。
【0041】同じ目的を達成するために本発明の請求項
29の情報処理システムは、上記請求項27または28
記載の構成において、前記計時工程による計時に基づく
前記オーダー要求の自動的な発行動作の有効、無効を設
定可能であることを特徴とする。
【0042】同じ目的を達成するために本発明の請求項
30の情報処理システムは、上記請求項22記載の構成
において、前記オーダー要求発行工程は、前記処理実行
工程による前記所定の処理の進行状況、前記オーダー実
行部の負荷状況の少なくとも一方に応じて前記オーダー
要求を発行することを特徴とする。
【0043】同じ目的を達成するために本発明の請求項
31の情報処理システムは、上記請求項22〜30のい
ずれか1項に記載の構成において、前記オーダー要求発
行工程は、所定の検索条件を前記情報保持部に送信する
ことにより前記オーダー要求を発行し、前記オーダー抽
出工程は、前記所定の検索条件に基づきオーダーを抽出
することを特徴とする。
【0044】同じ目的を達成するために本発明の請求項
32の情報処理システムは、上記請求項31記載の構成
において、前記所定の検索条件には、前記オーダー実行
部の種類、前記オーダー実行部のID及びオーダー要求
発行の日時の少なくとも1つが含まれることを特徴とす
る。
【0045】同じ目的を達成するために本発明の請求項
33の情報処理システムは、上記請求項22〜32のい
ずれか1項に記載の構成において、前記オーダー受信工
程により受信されたオーダーをリスト表示するリスト表
示工程を有することを特徴とする。
【0046】同じ目的を達成するために本発明の請求項
34の情報処理システムは、上記請求項33記載の構成
において、前記リスト表示工程によりリスト表示された
オーダーリストの中から前記処理実行工程が実行するオ
ーダーを選択するオーダー選択工程を有することを特徴
とする。
【0047】同じ目的を達成するために本発明の請求項
35の情報処理システムは、上記請求項33または34
記載の構成において、前記オーダー要求発行工程により
オーダー要求が発行される度に前記リスト表示工程によ
りリスト表示されたオーダーリストを更新するリスト更
新工程を有することを特徴とする。
【0048】同じ目的を達成するために本発明の請求項
36の情報処理システムは、上記請求項35記載の構成
において、前記オーダー要求発行工程は、オーダー要求
を発行する際、前回のオーダー要求発行の日時の情報を
送信し、前記オーダー抽出工程は、前記前回のオーダー
要求発行の日時以降に保存されたオーダーの中から抽出
を行い、前記リスト更新工程は、前記オーダー送信工程
により新たに送信されたオーダーを前記オーダーリスト
に追加することで、前記オーダーリストを更新すること
を特徴とする。
【0049】同じ目的を達成するために本発明の請求項
37の情報処理システムは、上記請求項22〜36のい
ずれか1項に記載の構成において、前記オーダーには、
前記所定の処理の実行手順の情報が含まれることを特徴
とする。
【0050】同じ目的を達成するために本発明の請求項
38の情報処理システムは、上記請求項22〜37のい
ずれか1項に記載の構成において、前記所定の処理は、
医用検査であり、前記オーダー実行部は、医用検査装置
であることを特徴とする。
【0051】同じ目的を達成するために本発明の請求項
39の情報処理システムは、上記請求項38記載の構成
において、前記医用検査には、X線撮影が含まれること
を特徴とする。
【0052】同じ目的を達成するために本発明の請求項
40の情報処理システムは、上記請求項38または39
記載の構成において、前記オーダーには、検査に関する
情報、被験者の情報及び検査手順の情報の少なくとも1
つが含まれることを特徴とする。
【0053】同じ目的を達成するために本発明の請求項
41の記憶媒体は、所定の処理のためのオーダーを保持
する情報保持部と、該情報保持部からのオーダーを受け
て前記所定の処理を実行するオーダー実行部とから構成
される情報処理システムにおける情報処理方法で使用さ
れるプログラムを記憶した記憶媒体であって、前記情報
保持部において、作成された前記所定の処理のためのオ
ーダーを保存するオーダー保存工程のコードと、前記オ
ーダー実行部で発行されたオーダー要求を受信するオー
ダー要求受信工程のコードと、該オーダー要求受信工程
のコードにより受信されたオーダー要求に応じたオーダ
ーを前記オーダー保存工程のコードにより保存されたオ
ーダーの中から抽出するオーダー抽出工程のコードと、
該オーダー抽出工程のコードにより抽出されたオーダー
を前記オーダー実行部に対して送信するオーダー送信工
程のコードとを記憶したことを特徴とする。
【0054】同じ目的を達成するために本発明の請求項
42の記憶媒体は、所定の処理のためのオーダーを保持
する情報保持部と、該情報保持部からのオーダーを受け
て前記所定の処理を実行するオーダー実行部とから構成
される情報処理システムにおける情報処理方法で使用さ
れるプログラムを記憶した記憶媒体であって、前記オー
ダー実行部において、前記情報保持部に対してオーダー
要求を発行するオーダー要求発行工程のコードと、前記
情報保持部の前記オーダー送信工程のコードにより送信
されたオーダーを受信するオーダー受信工程のコード
と、該オーダー受信工程のコードにより受信されたオー
ダーに応じた処理を実行する処理実行工程のコードとを
記憶したことを特徴とする。
【0055】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0056】(第1の実施の形態)図1は、本発明の第
1の実施の形態に係る情報処理システムの構成を示すブ
ロック図である。
【0057】X線撮影システム制御部100(処理実行
手段)及び検査部140から、X線撮影に関する設定、
操作を行うX線撮影システム(オーダー実行部)が構成
される。本情報処理システムは、このX線撮影システム
とHIS/RISサーバ102(情報保持部)とがネッ
トワーク103で接続されて構成される。なお、同図で
は、検査部140は臥位による検査態様に加えて、同図
左部に立位による検査態様も併記してある。
【0058】HIS/RISサーバ102は、検査オー
ダー受信部111、コマンド受信部112(オーダー要
求受信手段)、リスト抽出部113(オーダー抽出手
段、オーダー送信手段)、検査リスト部114(オーダ
ー保存手段)及び検査リスト管理部115で構成され
る。検査オーダー受信部111及びコマンド受信部11
2は、いずれも検査リスト管理部115を介して検査リ
スト部114に接続されている。コマンド受信部112
はさらに、リスト抽出部113を介して検査リスト部1
14に接続されている。検査オーダー受信部111、コ
マンド受信部112及びリスト抽出部113はネットワ
ーク103に接続されている。
【0059】X線撮影システム制御部100は、制御部
104に撮影リスト要求発行部106(オーダー要求発
行手段)及び撮影リスト管理部109(リスト更新手
段)が接続され、さらに撮影リスト管理部109に撮影
リスト受信部108(オーダー受信手段)及び撮影リス
ト部110が接続されて構成される。撮影リスト要求発
行部106及び撮影リスト受信部108はネットワーク
103に接続されている。
【0060】制御部104には、X線発生部150を介
してX線管球151が接続されている。制御部104に
はまた、システム操作表示部101(リスト表示手段、
オーダー選択手段)、臥位センサ(センサパネル)13
1、立位センサ(センサパネル)121が接続されてい
る。X線管球151及び臥位センサ131(立位センサ
121)間には被験者及び臥位センサユニット130
(立位センサユニット120)が配置される。システム
操作表示部101としては、例えば、液晶ディスプレイ
とアナログ抵抗膜式タッチセンサシートにより構成され
るタッチパネルが採用される。
【0061】制御部104は、不図示のCPUを備え、
立位センサユニット120、臥位センサユニット13
0、X線発生部150、及び撮影シーケンス等の制御を
行う。立位センサ121及び臥位センサ131は、被験
者を透過したX線量に相当する電荷をA/D変換して電
子画像としてX線撮影システム制御部100に転送す
る。撮影リスト要求発行部106は、X線撮影システム
制御部100からメッセージを受け取ると、HIS/R
ISサーバ102に対してオーダー要求発行として撮影
リスト要求コマンド(オーダー要求)を発行する。
【0062】撮影リスト要求発行部106に呼応してH
IS/RISサーバ102から送られてくる撮影リスト
は、撮影リスト受信部108によって受信され、X線撮
影システム制御部100に取り込まれる。そして、撮影
リスト管理部109によってメモリである撮影リスト部
110に撮影リストが作成される。また、撮影後の照射
時間等の実施情報は、不図示の実施情報転送手段によっ
てHIS/RISサーバ102に転送される。
【0063】一方、HIS/RISサーバ102は、X
線撮影システム制御部100から撮影リスト要求コマン
ドや実施情報が転送されてくると、コマンド受信部11
2でそれらを取り込んで、抽出すべき検査リストの識別
情報(検索情報)をリスト抽出部113に渡したり、実
施情報を検査リスト管理部115に渡したりする。検査
リスト部114は、撮影や検査等の各種処理(所定の処
理)実行のためのオーダーのリスト(検査ワークリス
ト、あるいはオーダーリストと称する)が格納され、こ
のオーダーには、X線撮影システムに対する撮影オーダ
ーだけでなく、CTやMR等の検査オーダー等も含まれ
る。システム操作表示部101は、識別情報を参照する
ことによって抽出した撮影リストをX線撮影システム制
御部100に転送する。
【0064】X線管球151は、同図では下向きなの
で、臥位センサユニット130での撮影が行えるが、向
きを同図時計方向に90度回転させることで、立位セン
サユニット120での撮影も可能である。
【0065】図2は、HIS及びRISの構成を示すブ
ロック図である。
【0066】HIS(Hospital Information System、
病院情報システム)230とRIS(Radiology Inform
ation System、放射線科情報システム)210とはゲー
トウェイ227を介して接続されている。HIS230
は、放射線部門等の各部門間の情報システムであり、R
IS210は放射線部門内の情報システムである。
【0067】HIS230は、HISサーバ231のほ
か、複数の各部門232で構成される。部門232に
は、例えば、会計部門、薬剤部門、診察部門(内科、外
科、整形外科部門等)等がある。各部門232にはWS
(ワークステーション)やPC(パーソナルコンピュー
タ)等の端末装置234が各々備えられる。
【0068】RIS210は、RISサーバ226のほ
か、検査室A221、検査室B222、部門225で構
成される。部門225には、WSやPC等の端末装置2
09が備えられる。検査室A221、検査室B222に
はそれぞれ、検査システム223、224が備えられ
る。検査システム223、224には、X線撮影システ
ムやCT、MR、超音波検査システム等がある。
【0069】患者情報(患者のID、氏名、生年月日
等)は、HIS230に接続された不図示のデータベー
スに保存され、検査画像及び検査条件の各情報は、RI
S210に接続された不図示のデータベースに保存され
る。
【0070】図3は、医師が発行するオーダーの内容の
一例を示す図である。
【0071】患者を診断した医師は、検査や撮影等のオ
ーダーを出す。同図に例示するように、オーダーは、検
査情報、被験者情報及び検査手順情報で構成される。検
査情報には、検査ID、発行日時、読影医師、診断医師
等、一括して行われる検査に関する情報が含まれる。被
験者情報には、被験者のID(患者ID)、氏名、年
齢、誕生日、性別等の被験者に関する情報が含まれる。
検査手順情報には、検査部位(頚椎等)、検査モダリテ
ィ、検査装置ID、検査条件(撮影条件等)、検査設定
項目(画像処理パラメータ等)等、検査を進めていくた
めに必要な検査手順に関する情報が含まれる。検査手順
には複数のモダリティが含まれる場合がある。検査手順
の内容はモダリティ毎に異なっている。ここでモダリテ
ィとは、検査を行う装置あるいは検査を行うシステムの
ことであり、医療分野では例えばX線撮影装置、CT、
MRI等が該当する。
【0072】撮影条件には、管電流、管電圧、照射時間
等のX線発生部150の設定、フォトタイマの照射領域
や閾値の設定、取得画像サイズ、移動グリッド、移動速
度等が含まれる。ディジタルでX線画像を取得できる撮
影装置であれば、取得した画像にかける画像処理も大き
な影響を与える。画像処理には、白補正処理、ゲイン補
正処理等のセンサ出力の補正処理、階調処理、濃度変換
曲線の種類の変更、濃度・コントラストの変更、DR圧
縮、強調処理等のQA処理が含まれる。X線撮影システ
ムが撮影を行うために必要なこれらのパラメータあるい
はパラメータを決定するのに必要な情報は、医師が発行
する撮影オーダーの検査手順情報(撮影手順情報)の中
に記述されている。
【0073】図4は、HIS/RISサーバ102に保
存される検査リストの一例を示す図である。検査リスト
は図3に示すオーダーの複数をリストにして表示したも
のである。
【0074】検査リストには、検査ID、発行日時等の
検査項目があり、後述するように、これらの項目をキー
として検索内容を絞って所望の検査オーダーが抽出され
る。検査リストにはまた、検査毎及び検査オーダーの構
成毎に検査状況を識別するための状態識別子が設けられ
ている。例えば、検査リストの最上段のオーダーでは、
検査状態が検査待ちと表示され、2段目では検査中と表
示されている。
【0075】図5は、検査リスト要求の手順を示す図で
ある。
【0076】本実施の形態ではX線撮影システムを例示
しているので、検査ワークリスト要求として撮影リスト
要求コマンドが発行される。検査リスト要求の一連の手
順は、X線撮影システムとHIS/RISサーバ102
との間で行われる。その詳細は後述する。
【0077】図6は、検査リスト要求の内容の一例を示
す図である。
【0078】検査リスト要求は、コマンドと、少なくと
も1つの検索キーで構成される。コマンドは、HIS/
RISサーバ102が保持している検査ワークリスト
(オーダーリスト)から、所望のオーダーを検索させる
ためのものである。ACR(The American College Rad
iology)とNEMA(National Electrical Manufactur
ers Association)が中心となって作成した医療画像通
信規格DICOM(digital Imaging and Communicatio
ns in Medicine)では、C−FINDというコマンドが
これに相当する。検索キーは、HIS/RISサーバ1
02が、保持している検査ワークリストから所望のオー
ダーを抽出するための検索条件となるものである。検査
リスト要求に含まれた検索キーのすべてを満たすオーダ
ーが抽出されることになる。同図では、検索キーとして
モダリティの種類としてCR(Computed Radiograph
y)、検査装置IDとして立位センサパネルCCR1、
臥位センサパネルCCR2、オーダー要求発行日時とし
て「1998.10.27.00:00〜」が例示され
ているが、これらに限られない。
【0079】図7、図8は、システム操作表示部101
の表示の一例を示す図である。図7は、検査オーダーを
設定していない状態を示し、図8は検査オーダーを設定
して撮影可能な状態を示す。
【0080】上述したように、システム操作表示部10
1には、例えば、液晶ディスプレイとアナログ抵抗膜式
タッチセンサシートにより構成されるタッチパネル51
1が構成される。タッチパネル511にはマウス512
及びコード類513が接続されている。表示はタッチパ
ネル511で行い、操作はタッチパネル511とマウス
512のいずれでも行えるようになっている。コード類
513は、電源、VGAケーブル、タッチパネル制御用
シリアルケーブル、マウス用シリアルケーブル(いずれ
も図示せず)で構成される。
【0081】図7に示す撮影画像表示領域514は、撮
影画像を表示する。撮影方法表示部517は、ステータ
スに応じて撮影方法を表示する。メッセージ領域518
は、システムの状態やメッセージを表示する。オーダー
スイッチ520は撮影リスト要求コマンドを発行する場
合に押下される。
【0082】図8に示す患者情報表示領域515は、患
者情報を表示する。撮影方法パラメータ表示領域516
は、撮影方法のパラメータを表示する。変更スイッチ5
19は、撮影条件、画像処理パラメータを変更する場合
に使用される。図7と同符号のものは同じものを指して
いる。
【0083】図9は、システム操作表示部101に表示
された検査オーダーリスト選択画面の一例を示す図であ
る。
【0084】同図に示す検査オーダーリスト選択画面
は、図7に示すオーダースイッチ520の押下によって
呼び出される。検査オーダーリスト521の中から、所
望の欄を押して、OKキー523で確定することで、選
択するオーダーが設定され、キャンセルキー522でそ
の設定がキャンセルされる。図7と同符号のものは同じ
ものを指している。
【0085】かかる構成において、オーダー要求の発
行、オーダーの抽出、転送、実行の一連の処理を説明す
る。
【0086】なお、X線画像は、被験者の体を構成する
組織の種類やその厚さによる透過率の差を濃度として表
現したものである。よいX線画像を取得するには、でき
るだけ多くの情報が見やすい状態で載るように撮影する
ことが重要であるが、被験者の撮影姿勢やX線照射方
向、撮影条件等がこれに大きく影響する。被験者の撮影
姿勢は、撮影対象となる部位、撮影方向及び照射方法に
よって、さらには被験者の体型によっても異なる。例え
ば、「頚椎正面」撮影では、X線に向かって立ち、前額
面をセンサパネル(臥位センサ131)と水平にするた
め頭部を幾分上げさせて、上顎中切歯の切端を左右の乳
用突起を含む平面が水平になるように調節して、さらに
被験者の第4頚椎めがけて15度ななめ下方からX線を
照射できるように合わせる。もし撮影姿勢が不自然であ
れば、頚椎のアライメントが忠実に表現できなかった
り、注目部位が隠れてしまったりして、診断の妨げとな
る。この撮影姿勢と照射角度の組み合わせを撮影方法と
呼ぶこともある。
【0087】さて、病院の外来受け付けを済ませた患者
は、図2に示す部門232(例えば、外科診断部門)に
いき、カルテと被験者ID番号が記録された磁気カード
を部門232の窓口に提出する。医師は、端末装置23
4にて磁気カードの被験者ID番号を検索キーとして、
HIS230に接続された不図示のデータベース中の当
該被験者の個人データを呼び出す。医師はこの個人デー
タを参考にしながら診察を行う。診察の結果、例えば、
頚椎4方向のX線撮影を行うことになった場合、医師
は、端末装置234から図3に示す検査オーダーを発行
する。
【0088】検査オーダーは、HISあるいはRISの
検査リストが保存されているサーバ(HIS/RISサ
ーバ102)に送られる。図2に示すようなRIS21
0がある場合は、通常、RISのサーバに検査リストが
生成されて管理される。検査オーダーは、図1に示すネ
ットワーク103を介して検査オーダー受信部111に
よって受信されて取り込まれ、検査リスト管理部115
によって検査リスト部114の検査リストに追加され
る。なお、検査オーダーとしては、外科部門232だけ
でなく、内科、脳外科、整形外科等、多くの部門から種
々の検査オーダーが起こされる。このようにして図4に
示す検査リストが作成される。今回の例の患者に関わる
検査オーダーは、図4では上から3段目に表示されてい
る。
【0089】一方、患者は、検査ID、患者名の入った
照射録カードを渡され、撮影室へ行くように指示され
る。
【0090】通常、その日の撮影が全部終了すると、電
力の節約と安全性の確保等のため、X線撮影システムの
電源は落としておく。そして、翌日の最初の撮影に際
し、撮影技師がまずシステムの電源を投入すると、シス
テムの初期化が行われ、自己診断が完了するとシステム
操作表示部101に図7に示す画面が表示される。
【0091】ここで技師が図7に示すオーダースイッチ
520を押下すると、図1に示すシステム操作表示部1
01から、オーダースイッチ520が押下された旨の情
報が制御部104に伝えられる。制御部104は、検査
リスト(撮影オーダーのリスト)を検査リスト部114
から取得するべく、撮影リスト要求発行部106に撮影
リスト要求を発行するよう指示する。撮影リスト要求発
行部106は、図6に示す撮影リスト要求を作成し、ネ
ットワーク103を介してHIS/RISサーバ102
にこれを送る。
【0092】上述したように、図6はDICOMの検索
命令であるC−FINDを送る場合の例である。検索キ
ーとして、モダリティ=CR、検査装置ID=CCR
1、2、オーダー要求発行日時=「1998.10.2
7.00:00〜」が指定されている。これらの検索キ
ーの内容は、システム操作表示部101の不図示の検索
キー変更手段によって変更可能になっている。
【0093】次いで、撮影リスト要求発行部106は、
図5に示す手順でHIS/RISサーバ102と通信を
行う。
【0094】まず、アソシエーションの確立を行い、コ
マンドやデータが安定して転送できるようにする。次
に、撮影リスト要求発行部106が、撮影リスト要求を
HIS/RISサーバ102に転送すると、撮影リスト
要求はネットワーク103を介してコマンド受信部11
2で受信され、検索キーと共に検索要求がリスト抽出部
113に送られる。リスト抽出部113は、検査リスト
部114から、全ての検索キーに合致する検査オーダー
を抽出し、これを撮影ワークリスト(オーダーリスト)
としてネットワーク103を介してX線撮影システム制
御部100に転送する。
【0095】本実施の形態では、検索キーであるモダリ
ティ=CR、検査装置ID=CCR1、2、オーダー要
求発行日時=「1998.10.27.00:00〜」
を満たすものとして、図9に示す検査ID000000
01、00000003、00000004、0000
0005が転送される。その際、要求を満たす検査オー
ダーがあるか否かの情報が撮影リスト応答(図5)でX
線撮影システム制御部100に返送される。
【0096】転送が完了したら、撮影リスト応答終了と
して転送完了コードを返し、アソシエーションを開放し
て通信を終了する。
【0097】X線撮影システム制御部100に転送され
た撮影リストは、撮影リスト受信部108によって取り
込まれ、撮影リスト管理部109に転送され、撮影リス
ト部110に撮影リストとして格納されると共に、シス
テム操作表示部101によって検査オーダーリスト選択
画面としてリスト表示される(図9)。
【0098】この状態で上記患者が診察室に来て、技師
に照射録カードを渡すと、技師は、カードに記載された
検査IDと同じものを図9に示す検査オーダーリスト選
択画面の検査オーダーリスト521の中から選択して、
OKキー523を押して確定する。選択が確定したオー
ダーは、撮影リスト管理部109によって撮影リスト部
110から抽出され、制御部104に転送される。制御
部104は、図8に示す画面をシステム操作表示部10
1に表示させると共に、撮影手順を同画面の撮影方法表
示部517に表示させる。ここでは、図3に示すオーダ
ーの検査手順情報に基づき、頚椎A→P、頚椎R→L、
頚椎斜位、頚椎開口が表示され、そのうち1番目の撮影
となる頚椎A→Pの撮影方法キーが自動的に選択状態と
される。
【0099】また、この撮影を実行する際の撮影条件、
画像処理パラメータ等が撮影方法パラメータ表示領域5
16に表示される。これら撮影条件、画像処理パラメー
タは、撮影手順に記載されている場合と撮影方法毎に決
められたデフォルト値を使う場合とがある。
【0100】制御部104は、撮影方法パラメータ表示
領域516に表示された72kV、160mA、50m
sec等のX線発生条件を、X線発生部150に転送し
て、X線発生の準備を行うと共に、立位センサ121
(または臥位センサ131)の電源を入れて撮影を行え
るようにする。これらが行われた後に、メッセージ領域
518に「Ready」が表示される。
【0101】技師は、患者の整位を行った上で上記「R
eady」を確認し、不図示の曝射スイッチを押下する
と、X線管球151からX線が立位センサユニット12
0に向かって照射される。被験者の体を透過したX線
は、立位センサ121でX線量に相当する電気量に変換
され、アンプで増幅された後、A/D変換等の信号処理
が施され、ディジタル画像として制御部104に取り込
まれる。取り込まれた画像には、さらに階調処理、強調
処理等の様々な画像処理が施され、システム操作表示部
101に表示される。
【0102】そして、図8に示す頚椎A→Pの撮影方法
キーのキートップに撮影画像が縮小されて貼り付けられ
て撮影が終了した状態が表される。それと同時に、次の
撮影方法である頚椎R→Lが自動的に選択状態とされ
る。そして、頚椎A→Pの場合と同様に、頚椎R→Lの
撮影条件、画像処理パラメータ等が撮影方法パラメータ
表示領域516に表示される。なお、頚椎A→Pの撮影
をやり直すときは、撮影画像が貼り付いている頚椎A→
Pの撮影方法キー押せばよい。
【0103】このようにして、頚椎A→P、頚椎R→
L、頚椎斜位、頚椎開口の4つの撮影手順の全てが終了
すると、「撮影を終了しますか?」というチェックダイ
アログがメッセージ領域518に表示され、確認するこ
とができる。また、撮影時間等の実施情報が不図示の実
施情報転送手段からHIS/RISサーバ102に送ら
れると共に、得られた4枚の画像がネットワーク103
上の不図示のイメージャや画像サーバに転送され、診察
に供される。そして、撮影リスト部110の撮影リスト
から当該撮影が終了したオーダーを削除すると共に、シ
ステム操作表示部101の表示を図7に示す画面表示と
して、次の被験者の撮影に備える。次の被験者は上記と
同様に、図9に示す検査オーダーリスト選択画面の検査
オーダーリスト521の中からオーダーを選択して行
う。
【0104】次回の撮影リスト要求コマンドの発行は、
図7に示すオーダースイッチ520を押下することで行
われる。次回の撮影リスト要求コマンドの発行の際に
は、オーダー要求発行日時は、その直前(今回)に撮影
リスト要求コマンドを発行した日時に設定される。これ
により、リスト抽出部113では、新たな日時に基づき
抽出を行うことになる。従って、差分だけの検索とな
り、既に抽出し転送したオーダーを重複して抽出するこ
とを回避でき、オーダー転送のための通信時間を節約す
ることができる。この場合、HIS/RISサーバ10
2から新たに転送されてきたオーダーを撮影リスト部1
10に追加すればオーダーリストが更新される。
【0105】本実施の形態によれば、医師が発生したオ
ーダーを一旦検査リスト部114に保存し、X線撮影シ
ステムが稼働しているときに呼び出すようにしたので、
X線撮影システムを常に立ち上げておかなくても、医師
はそれを気にすることなくオーダーを発生できる。ま
た、オーダーの転送はX線撮影システムの要求で行われ
るので、X線撮影システムの電源が落とされているとき
はオーダーの転送がなされず、オーダーの転送先の不明
による転送エラーを回避することができる。さらに、撮
影時以外はX線撮影システムの電源を落としておけるの
で、省エネルギーに寄与し、安全性も高くなる。よっ
て、時間帯の制限を受けないでオーダーを発することで
きると共に、電力消費の抑制、安全性の確保、寿命の維
持を図りつつ、オーダーの転送エラーを回避することが
できる。
【0106】また、X線撮影システム側では、撮影技師
の任意のタイミングで新規に撮影リスト要求を発行でき
るので、ユーザの都合に応じて最新のオーダーを取得す
ることができる。
【0107】さらに、再度の撮影リスト要求の発行の
際、オーダー要求発行日時を前回の発行日時とすること
で、差分だけの検索となり、オーダー転送のための通信
時間を節約することができる。
【0108】なお、オーダースイッチ520の押下をト
リガとして撮影リスト要求を発行するようにしたが、2
番目の患者からは、撮影終了の確認キーの押下をトリガ
にしてもよい。この場合、次の初めの画面は図9のリス
ト選択画面としてもよい。
【0109】なお、磁気カードの読み込みをトリガにし
て撮影リスト要求を発行し、そのカードに該当する患者
IDを検索キーとして撮影オーダーを取得するようにし
てもよい。磁気カードの読み込みをトリガにした場合
は、図9のリスト選択画面は呼び出されない。
【0110】このほか、撮影リスト要求発行のためのト
リガは、ユーザの他の動作や指示で手動的になされるよ
うにしてもよい。例えば、所定キーの操作、所定情報の
入力(磁気カードを読ませる、バーコードを読ませ
る)、X線撮影システムに対する何らかのアクションが
あった場合に発行されるようにしてもよい。
【0111】(第2の実施の形態)図10は、本発明の
第2の実施の形態に係る情報処理システムの構成を示す
ブロック図である。本実施の形態では、X線撮影システ
ム制御部100内に撮影リスト要求発行タイマ105
(計時手段)をさらに設けた点が第1の実施の形態と異
なり、その他の点は同様である。撮影リスト要求発行タ
イマ105は、制御部104と撮影リスト要求発行部1
06とに接続される。
【0112】撮影リスト要求発行タイマ105は、設定
された所定時間間隔でメッセージを撮影リスト要求発行
部106に伝達する。撮影リスト要求発行部106は、
メッセージを受け取ると、HIS/RISサーバ102
に対して撮影リスト要求コマンドを発行する。制御部1
04は、この撮影リスト要求発行タイマ105の上記所
定時間の変更を行えるほか、撮影リスト要求発行タイマ
105のメッセージに起因して撮影リスト要求発行部1
06が撮影リスト要求コマンドの発行を行うという処理
の有効、無効を設定することができる。
【0113】本実施の形態では、撮影リスト要求発行部
106は、制御部104だけでなく、撮影リスト要求発
行タイマ105からの命令を受けたときにも撮影リスト
要求コマンドを発行する。具体的には、オーダースイッ
チ520を押下して、図9の撮影リスト選択画面を表示
したときに、撮影リスト要求発行タイマ105を起動す
る。そしてタイマ間隔は1〜3秒間程度に設定しておけ
ば、HIS/RISサーバ102の検査リスト部114
の検査リストが更新されても、撮影リスト部110の内
容もそれに追従して自動的に更新されることになる。こ
れにより、撮影サイクルを犠牲にすることなく、常に最
新のオーダーを取得することができる。
【0114】その際、第1の実施の形態と同様に、検索
キーでは、前回の発行日時が設定され、前回のリストと
の差分だけを検索するようにしているので、通信時間が
短くて済む。また、撮影リスト要求発行タイマ105の
時間間隔を10秒程度に設定しておけば、HIS/RI
Sサーバ102の検査リスト部114に未検索のオーダ
ーが溜まりすぎてオーダースイッチ520を押下して図
9の撮影リスト選択画面を表示するのに時間がかかると
いう煩わしさが防止される。
【0115】この場合、画像処理、撮影画像の転送等、
早急な処理が必要とされる期間や、曝射の信頼性が要求
される撮影Ready状態の期間では、撮影リスト要求
発行タイマ105を無効にして、撮影リスト要求コマン
ドの定期発行がなされないようにしておくのが好まし
い。これにより、オーダー要求発行が他の各種処理の妨
げになることを回避することができる。
【0116】このように、撮影リスト要求発行タイマ1
05の所定時間間隔は、X線撮影システムによる撮影シ
ーケンスの進行状況、X線撮影システムの負荷状況等、
他の処理の負荷状況、オーダーの発生頻度等の要因等を
考慮して任意に設定すればよい。
【0117】なお、撮影リスト管理部109は、複数の
モダリティで参照することがあるので、2重撮影を防ぐ
ために、検索された検査リストのステータスを変えた
り、一時的にリストから外したりする。
【0118】本実施の形態によれば、撮影リスト要求発
行タイマ105の計時に基づくタイミングで自動的に撮
影リスト要求コマンドを定期発行するので、第1の実施
の形態と同様の効果を奏するだけでなく、撮影サイクル
を犠牲にすることなく、常に最新のオーダーを取得する
ことができる。
【0119】また、撮影リスト要求発行タイマ105の
有効無効や時間間隔を自由に設定できるので、オーダー
要求発行がオーダーリストの円滑な転送等その他の処理
の妨げになることを回避することができる。
【0120】なお、上記第1、第2の実施の形態では、
オーダーを実行するシステム、装置として、X線撮影シ
ステムを例示し、オーダー保持部としてHIS/RIS
サーバ102を例示したが、これに限ることなく、撮影
や検査以外の処理であっても、その処理のためのオーダ
ーをシステム間でエラーなく伝達できることを目的とす
るシステムに広く適用可能である。
【0121】なお、上述した各実施形態の機能を実現す
るソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体
をX線撮影システム及びHIS/RISサーバ102に
供給し、それらのコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出
し実行することによっても、本発明の目的が達成される
ことはいうまでもない。
【0122】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0123】プログラムコードを供給するための記憶媒
体として、例えば、フロッピィディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMな
どを用いることができる。
【0124】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより上述した各実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づいて、コンピュータ上で稼動しているOS等が
実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって
前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれるこ
とはいうまでもない。
【0125】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づいて、その機能拡張ボードや機能拡張ユニット
に備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現さ
れる場合も含まれることはいうまでもない。
【0126】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
時間帯の制限を受けないでオーダーを発することできる
と共に、電力消費の抑制、安全性の確保、寿命の維持を
図りつつ、オーダーの転送エラーを回避することができ
る。
【0127】本発明の請求項2、23によれば、ユーザ
の都合に応じて最新のオーダーを取得することができ
る。
【0128】本発明の請求項6、27によれば、撮影サ
イクルを犠牲にすることなく、常に最新のオーダーを取
得することができる。
【0129】本発明の請求項9、30によれば、例え
ば、オーダー要求発行が処理結果の円滑な転送等その他
の処理の妨げになることを回避することができる。
【0130】本発明の請求項15、36によれば、差分
だけの検索とすることで、オーダー転送のための通信時
間を節約することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る情報処理シス
テムの構成を示すブロック図である。
【図2】HIS及びRISの構成を示すブロック図であ
る。
【図3】医師が発行するオーダーの内容の一例を示す図
である。
【図4】HIS/RISサーバに作成、保存される検査
リストの一例を示す図である。
【図5】検査リスト要求の手順を示す図である。
【図6】検査リスト要求の内容の一例を示す図である。
【図7】システム操作表示部の表示の一例を示す図であ
る。
【図8】システム操作表示部の表示の一例を示す図であ
る。
【図9】システム操作表示部に表示された検査オーダー
リスト選択画面の一例を示す図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態に係る情報処理シ
ステムの構成を示すブロック図である。
【図11】従来のX線撮影システムの構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
100 X線撮影システム制御部(処理実行手段) 101 システム操作表示部(リスト表示手段、オーダ
ー選択手段) 102 HIS/RISサーバ(情報保持部) 103 ネットワーク 104 制御部 105 撮影リスト要求発行タイマ(計時手段) 106 撮影リスト要求発行部(オーダー要求発行手
段) 108 撮影リスト受信部(オーダー受信手段) 109 撮影リスト管理部(リスト更新手段) 110 撮影リスト部 111 検査オーダー受信部 112 コマンド受信部(オーダー要求受信手段) 113 リスト抽出部(オーダー抽出手段、オーダー送
信手段) 114 検査リスト部(オーダー保存手段) 115 検査リスト管理部 120 立位センサユニット 121 立位センサ 130 臥位センサユニット 131 臥位センサ 140 検査部 210 RIS 226 RISサーバ 231 HISサーバ 230 HIS 511 タッチパネル 520 オーダースイッチ 521 検査オーダーリスト

Claims (42)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の処理のためのオーダーを保持する
    情報保持部と、該情報保持部からのオーダーを受けて前
    記所定の処理を実行するオーダー実行部とから構成され
    る情報処理システムであって、 前記情報保持部は、 作成された前記所定の処理のためのオーダーを保存する
    オーダー保存手段と、 前記オーダー実行部で発行されたオーダー要求を受信す
    るオーダー要求受信手段と、 該オーダー要求受信手段により受信されたオーダー要求
    に応じたオーダーを前記オーダー保存手段により保存さ
    れたオーダーの中から抽出するオーダー抽出手段と、 該オーダー抽出手段により抽出されたオーダーを前記オ
    ーダー実行部に対して送信するオーダー送信手段とを備
    え、 前記オーダー実行部は、 前記情報保持部に対してオーダー要求を発行するオーダ
    ー要求発行手段と、 前記情報保持部の前記オーダー送信手段により送信され
    たオーダーを受信するオーダー受信手段と、 該オーダー受信手段により受信されたオーダーに応じた
    処理を実行する処理実行手段とを備えたことを特徴とす
    る情報処理システム。
  2. 【請求項2】 前記オーダー要求発行手段は、前記オー
    ダー実行部のユーザの動作に基づいて前記オーダー要求
    を発行することを特徴とする請求項1記載の情報処理シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記オーダー要求は、前記ユーザの指示
    に基づき手動的に発行されることを特徴とする請求項2
    記載の情報処理システム。
  4. 【請求項4】 前記ユーザの指示は、所定キーの操作、
    所定情報の入力の少なくとも一方によりなされることを
    特徴とする請求項3記載の情報処理システム。
  5. 【請求項5】 前記オーダー要求は、前記ユーザから前
    記オーダー実行部に対する何らかのアクションがあった
    場合に発行されることを特徴とする請求項2記載の情報
    処理システム。
  6. 【請求項6】 計時手段を備え、前記オーダー要求発行
    手段は、前記計時手段による計時に基づき所定時間間隔
    で自動的に前記オーダー要求を発行することを特徴とす
    る請求項1記載の情報処理システム。
  7. 【請求項7】 前記所定時間間隔は変更可能であること
    を特徴とする請求項6記載の情報処理システム。
  8. 【請求項8】 前記計時手段による計時に基づく前記オ
    ーダー要求の自動的な発行動作の有効、無効を設定可能
    であることを特徴とする請求項6または7記載の情報処
    理システム。
  9. 【請求項9】 前記オーダー要求発行手段は、前記処理
    実行手段による前記所定の処理の進行状況、前記オーダ
    ー実行部の負荷状況の少なくとも一方に応じて前記オー
    ダー要求を発行することを特徴とする請求項1記載の情
    報処理システム。
  10. 【請求項10】 前記オーダー要求発行手段は、所定の
    検索条件を前記情報保持部に送信することにより前記オ
    ーダー要求を発行し、前記オーダー抽出手段は、前記所
    定の検索条件に基づきオーダーを抽出することを特徴と
    する請求項1〜9のいずれか1項に記載の情報処理シス
    テム。
  11. 【請求項11】 前記所定の検索条件には、前記オーダ
    ー実行部の種類、前記オーダー実行部のID及びオーダ
    ー要求発行の日時の少なくとも1つが含まれることを特
    徴とする請求項10記載の情報処理システム。
  12. 【請求項12】 前記オーダー受信手段により受信され
    たオーダーをリスト表示するリスト表示手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の
    情報処理システム。
  13. 【請求項13】 前記リスト表示手段によりリスト表示
    されたオーダーリストの中から前記処理実行手段が実行
    するオーダーを選択するオーダー選択手段を備えたこと
    を特徴とする請求項12記載の情報処理システム。
  14. 【請求項14】 前記オーダー要求発行手段によりオー
    ダー要求が発行される度に前記リスト表示手段によりリ
    スト表示されたオーダーリストを更新するリスト更新手
    段を備えたことを特徴とする12または13記載の情報
    処理システム。
  15. 【請求項15】 前記オーダー要求発行手段は、オーダ
    ー要求を発行する際、前回のオーダー要求発行の日時の
    情報を送信し、前記オーダー抽出手段は、前記前回のオ
    ーダー要求発行の日時以降に保存されたオーダーの中か
    ら抽出を行い、前記リスト更新手段は、前記オーダー送
    信手段により新たに送信されたオーダーを前記オーダー
    リストに追加することで、前記オーダーリストを更新す
    ることを特徴とする請求項14記載の情報処理システ
    ム。
  16. 【請求項16】 前記オーダーには、前記所定の処理の
    実行手順の情報が含まれることを特徴とする請求項1〜
    15のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  17. 【請求項17】 前記所定の処理は、医用検査であり、
    前記オーダー実行部は、医用検査装置であることを特徴
    とする請求項1〜16のいずれか1項に記載の情報処理
    システム。
  18. 【請求項18】 前記医用検査には、X線撮影が含まれ
    ることを特徴とする請求項17記載の情報処理システ
    ム。
  19. 【請求項19】 前記オーダーには、検査に関する情
    報、被験者の情報及び検査手順の情報の少なくとも1つ
    が含まれることを特徴とする請求項17または18記載
    の情報処理システム。
  20. 【請求項20】 請求項1〜19のいずれか1項に記載
    の情報処理システムにおける前記情報保持部に適用可能
    であることを特徴とする情報処理装置。
  21. 【請求項21】 請求項1〜19のいずれか1項に記載
    の情報処理システムにおける前記オーダー実行部に適用
    可能であることを特徴とする情報処理装置。
  22. 【請求項22】 所定の処理のためのオーダーを保持す
    る情報保持部と、該情報保持部からのオーダーを受けて
    前記所定の処理を実行するオーダー実行部とから構成さ
    れる情報処理システムにおける情報処理方法であって、 前記情報保持部において、 作成された前記所定の処理のためのオーダーを保存する
    オーダー保存工程と、 前記オーダー実行部で発行されたオーダー要求を受信す
    るオーダー要求受信工程と、 該オーダー要求受信工程により受信されたオーダー要求
    に応じたオーダーを前記オーダー保存工程により保存さ
    れたオーダーの中から抽出するオーダー抽出工程と、 該オーダー抽出工程により抽出されたオーダーを前記オ
    ーダー実行部に対して送信するオーダー送信工程とを有
    し、 前記オーダー実行部において、 前記情報保持部に対してオーダー要求を発行するオーダ
    ー要求発行工程と、 前記オーダー送信工程により送信されたオーダーを受信
    するオーダー受信工程と、 該オーダー受信工程により受信されたオーダーに応じた
    処理を実行する処理実行工程とを有することを特徴とす
    る情報処理方法。
  23. 【請求項23】 前記オーダー要求発行工程は、前記オ
    ーダー実行部のユーザの動作に基づいて前記オーダー要
    求を発行することを特徴とする請求項22記載の情報処
    理方法。
  24. 【請求項24】 前記オーダー要求は、前記ユーザの指
    示に基づき手動的に発行されることを特徴とする請求項
    23記載の情報処理方法。
  25. 【請求項25】 前記ユーザの指示は、所定キーの操
    作、所定情報の入力の少なくとも一方によりなされるこ
    とを特徴とする請求項24記載の情報処理方法。
  26. 【請求項26】 前記オーダー要求は、前記ユーザから
    前記オーダー実行部に対する何らかのアクションがあっ
    た場合に発行されることを特徴とする請求項23記載の
    情報処理方法。
  27. 【請求項27】 計時工程を有し、前記オーダー要求発
    行工程は、前記計時工程による計時に基づき所定時間間
    隔で自動的に前記オーダー要求を発行することを特徴と
    する請求項22記載の情報処理方法。
  28. 【請求項28】 前記所定時間間隔は変更可能であるこ
    とを特徴とする請求項27記載の情報処理方法。
  29. 【請求項29】 前記計時工程による計時に基づく前記
    オーダー要求の自動的な発行動作の有効、無効を設定可
    能であることを特徴とする請求項27または28記載の
    情報処理方法。
  30. 【請求項30】 前記オーダー要求発行工程は、前記処
    理実行工程による前記所定の処理の進行状況、前記オー
    ダー実行部の負荷状況の少なくとも一方に応じて前記オ
    ーダー要求を発行することを特徴とする請求項22記載
    の情報処理方法。
  31. 【請求項31】 前記オーダー要求発行工程は、所定の
    検索条件を前記情報保持部に送信することにより前記オ
    ーダー要求を発行し、前記オーダー抽出工程は、前記所
    定の検索条件に基づきオーダーを抽出することを特徴と
    する請求項22〜30のいずれか1項に記載の情報処理
    方法。
  32. 【請求項32】 前記所定の検索条件には、前記オーダ
    ー実行部の種類、前記オーダー実行部のID及びオーダ
    ー要求発行の日時の少なくとも1つが含まれることを特
    徴とする請求項31記載の情報処理方法。
  33. 【請求項33】 前記オーダー受信工程により受信され
    たオーダーをリスト表示するリスト表示工程を有するこ
    とを特徴とする請求項22〜32のいずれか1項に記載
    の情報処理方法。
  34. 【請求項34】 前記リスト表示工程によりリスト表示
    されたオーダーリストの中から前記処理実行工程が実行
    するオーダーを選択するオーダー選択工程を有すること
    を特徴とする請求項33記載の情報処理方法。
  35. 【請求項35】 前記オーダー要求発行工程によりオー
    ダー要求が発行される度に前記リスト表示工程によりリ
    スト表示されたオーダーリストを更新するリスト更新工
    程を有することを特徴とする請求項33または34記載
    の情報処理方法。
  36. 【請求項36】 前記オーダー要求発行工程は、オーダ
    ー要求を発行する際、前回のオーダー要求発行の日時の
    情報を送信し、前記オーダー抽出工程は、前記前回のオ
    ーダー要求発行の日時以降に保存されたオーダーの中か
    ら抽出を行い、前記リスト更新工程は、前記オーダー送
    信工程により新たに送信されたオーダーを前記オーダー
    リストに追加することで、前記オーダーリストを更新す
    ることを特徴とする請求項35記載の情報処理方法。
  37. 【請求項37】 前記オーダーには、前記所定の処理の
    実行手順の情報が含まれることを特徴とする請求項22
    〜36のいずれか1項に記載の情報処理方法。
  38. 【請求項38】 前記所定の処理は、医用検査であり、
    前記オーダー実行部は、医用検査装置であることを特徴
    とする請求項22〜37のいずれか1項に記載の情報処
    理方法。
  39. 【請求項39】 前記医用検査には、X線撮影が含まれ
    ることを特徴とする請求項38記載の情報処理方法。
  40. 【請求項40】 前記オーダーには、検査に関する情
    報、被験者の情報及び検査手順の情報の少なくとも1つ
    が含まれることを特徴とする請求項38または39記載
    の情報処理方法。
  41. 【請求項41】 所定の処理のためのオーダーを保持す
    る情報保持部と、該情報保持部からのオーダーを受けて
    前記所定の処理を実行するオーダー実行部とから構成さ
    れる情報処理システムにおける情報処理方法で使用され
    るプログラムを記憶した記憶媒体であって、 前記情報保持部において、 作成された前記所定の処理のためのオーダーを保存する
    オーダー保存工程のコードと、 前記オーダー実行部で発行されたオーダー要求を受信す
    るオーダー要求受信工程のコードと、 該オーダー要求受信工程のコードにより受信されたオー
    ダー要求に応じたオーダーを前記オーダー保存工程のコ
    ードにより保存されたオーダーの中から抽出するオーダ
    ー抽出工程のコードと、 該オーダー抽出工程のコードにより抽出されたオーダー
    を前記オーダー実行部に対して送信するオーダー送信工
    程のコードとを記憶したことを特徴とする記憶媒体。
  42. 【請求項42】 所定の処理のためのオーダーを保持す
    る情報保持部と、該情報保持部からのオーダーを受けて
    前記所定の処理を実行するオーダー実行部とから構成さ
    れる情報処理システムにおける情報処理方法で使用され
    るプログラムを記憶した記憶媒体であって、 前記オーダー実行部において、 前記情報保持部に対してオーダー要求を発行するオーダ
    ー要求発行工程のコードと、 前記情報保持部の前記オーダー送信工程のコードにより
    送信されたオーダーを受信するオーダー受信工程のコー
    ドと、 該オーダー受信工程のコードにより受信されたオーダー
    に応じた処理を実行する処理実行工程のコードとを記憶
    したことを特徴とする記憶媒体。
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