JP2004095789A - 小型トランス装置 - Google Patents

小型トランス装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2004095789A
JP2004095789A JP2002253996A JP2002253996A JP2004095789A JP 2004095789 A JP2004095789 A JP 2004095789A JP 2002253996 A JP2002253996 A JP 2002253996A JP 2002253996 A JP2002253996 A JP 2002253996A JP 2004095789 A JP2004095789 A JP 2004095789A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lead wire
transformer device
flange portion
coil
small transformer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002253996A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Totsuka
茂 戸塚
Shigenobu Kodama
繁信 児玉
Satoru Tawara
哲 田原
Kazumi Sato
和己 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsumi Electric Co Ltd filed Critical Mitsumi Electric Co Ltd
Priority to JP2002253996A priority Critical patent/JP2004095789A/ja
Publication of JP2004095789A publication Critical patent/JP2004095789A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Coils Of Transformers For General Uses (AREA)

Abstract

【課題】コイルから引き出した巻き線の引出し部の処理を簡易化するとともに小型化を図る。
【解決手段】コイル2の巻き線が施されるボビン3にフランジ部5,6が一体に形成されるとともに、フランジ部5,6に設けたピン端子7,8にコイルの引出し線9,10を接続する。少なくともフランジ部5に、引出し線9,10の外径よりもやや小さな開口幅を有して外周縁に開口された引出し線保持溝11,12を形成してコイル2から引き出した引出し線9,10を嵌合保持してピン端子7,8に接続する。二次側引出し線9を保持する引出し線保持溝11が、フランジ部5のコーナ部に位置して形成されてなる。
【選択図】  図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種の電子機器等に用いられる小型トランス装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
トランス装置は、各種の電子機器等に用いられて、電圧や電流の変換、電力分配或いは回路間の電位分離等の機能を奏する。トランス装置は、周知のようにボビンの外周部にコイルの巻き線が施され、このボビンにコアが組み合わされて構成される。トランス装置は、電子機器等の小型軽量化に伴って、小型軽量化が図られている。
【0003】
図4に示した従来のトランス装置50は、比較的低電圧、低電流仕様で用いられ、外周部にコイル51の巻き線が施されるボビン本体52の両端部にそれぞれフランジ部53、54が一体に形成されたボビン55に、コア56が組み合わされて構成されている。トランス装置50は、ボビン55の一方のフランジ部53が大型に形成されており、一方の主面53a側が図示しない配線基板や部品取付部材等の取付部として構成される。
【0004】
トランス装置50は、ボビン55のフランジ部53に、主面53a側に突出されてピン端子57、57が設けられている。トランス装置50は、これらピン端子57、57にコイル51の引出し線58、58が絡げられて接続されている。トランス装置50は、ピン端子57、57が配線基板等に形成した端子孔にそれぞれ嵌合された状態ではんだ付けが施される。
【0005】
また、図5に示した他のトランス装置60は、いわゆる付せ形構造のトランス装置であり、矩形枠体を呈するコア61の内部に薄型のコイル62が組み合わされている。トランス装置60は、コア61の底面に複数個の位置決め用のピン状凸部63が一体に突出形成されて、配線基板や部品取付部材に実装される。トランス装置60は、コイル62からコア61との間隙を利用して絶縁被覆が施された巻き線の引出し部64、64が引き出され、これら引出し部64、64が配線基板等に実装した状態においてパターンとはんだ接続される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述したトランス装置50においては、コイル51から引き出した引出し線58、58を、図5に示すようにフランジ部53の外周縁から主面53a側へと引き回した状態でピン端子57、57に絡げ付けるといった処理が行われていた。このため、トランス装置50においては、ピン端子57に対する引出し線58の接続処理が面倒であり作業性が悪いといった問題があった。
【0007】
また、トランス装置50においては、配線基板等に対する取付強度を確保するためにフランジ部53がやや大型に形成されており、このフランジ部53の外周部に引出し線58の引き回しスペースも必要となって小型化が困難となるといった問題があった。さらに、トランス装置50においては、組立時等においてフランジ部53の外周縁に引き回した引出し線58に引っ掛かり等による大きな負荷がかかり、ピン端子57から外れてしまうといった問題があった。
【0008】
また、トランス装置60は、一般に巻き線の引出し部64を配線基板のランド等に直付けすることから、作業性が悪いといった問題があった。
【0009】
したがって、本発明は、コイルから引き出した巻き線の引出し部の処理を簡易化するとともに小型化を図った小型トランス装置を提供することを目的としたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成する本発明にかかる小型トランス装置は、外周部にコイルの巻き線が施されるボビン本体の両端部にフランジ部が一体に形成されるとともに、このフランジ部に設けたピン端子にコイルの引出し線を接続してなる。小型トランス装置は、ボビンの少なくとも一方のフランジ部に、引出し線の外径よりもやや小さな開口幅を有して外周縁に開口された引出し線保持溝が形成され、この引出し線保持溝にコイルから引き出した引出し線を嵌合保持してピン端子に接続してなる。
【0011】
また、小型トランス装置は、フランジ部に形成した引出し線保持溝のうちの二次巻き線の引出し線を保持する引出し線保持溝が、フランジ部のコーナ部に位置して形成されてなる。さらに、小型トランス装置は、ボビン本体の両端部に一体に形成されたフランジ部にそれぞれ引出し線保持溝が形成されており、大型形状に形成されることによって実装部を構成する一方のフランジ部には二次巻き線の引出し線を嵌合保持する引出し線保持溝がコーナ部に位置して形成されてなる。
【0012】
以上のように構成された本発明にかかる小型トランス装置によれば、コイルから引き出した引出し線が、引出し線保持溝に嵌合されることによって固定された状態で、フランジ部の外周部に引き回してピン端子との接続が行われる。小型トランス装置によれば、コイルの引出し線が引出し線保持溝に嵌合されることによってフランジ部の外周縁から突出されない構造となることから、配線基板等に対する実装スペースを効率化して小型化が図られるようになる。小型トランス装置によれば、引出し線に対して、引っ掛かり等による大きな負荷がかかることが抑制されるようになり、接続部における外れ等の発生が抑制される。
【0013】
また、小型トランス装置によれば、フランジ部のコーナ部側において太径とされた二次側引出し線を引き出すように構成したことにより、小型化を保持しながらコイル内における一次側と二次側との充分な接続スペースを確保するとともにこの二次側引出し線を引き回すために要するスペースも保持されるようになる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態として図面に示した小型トランス装置1について詳細に説明する。第1の実施の形態として図1に示した小型トランス装置1も、比較的低電圧、低電流仕様で用いられ、コイル2の巻き線が施されたボビン3に枠状のコア4が組み合わされる基本的な構成を従来の小型トランス装置と同様とされている。
【0015】
小型トランス装置1は、ボビン3が合成樹脂材によって成形されており、外周部に巻き線を施してコイル2が構成される円筒状のボビン本体の両端部にそれぞれ第1のフランジ部5と第2のフランジ部6とが周回りに一体に突出形成されてなる。小型トランス装置1は、ボビン3の第1のフランジ部5がやや大型に形成されており、その底面5a側が図示しない配線基板や部品取付部材等の取付部として構成される。
【0016】
小型トランス装置1には、第1のフランジ部5の底面5aに、長さ方向の両端近傍に位置してそれぞれ複数の第1のピン端子7と第2のピン端子8とが突出して設けられている。第1のピン端子7及び第2のピン端子8は、ボビン3の成形時に例えばインサート成形によって第1のフランジ部5に一体に植設される。小型トランス装置1は、これら第1のピン端子7と第2のピン端子とを配線基板等に形成した端子孔にそれぞれ嵌合した後にはんだ付けが施されることにより、配線基板等に実装される。
【0017】
小型トランス装置1は、第1のピン端子7と第2のピン端子8とに、コイル2から引き出した二次側引出し線9及び一次側引出し線10とが絡げられてそれぞれ接続される。小型トランス装置1は、詳細を省略するが、コイル2内において一次巻き線と二次側とが接続されるとともに、一次コアと二次側とが接続されている。
【0018】
小型トランス装置1は、二次側引出し線9と一次側引出し線10とが、それぞれ第1のフランジ部5と第2のフランジ部6とで保持された状態で第1のピン端子7と第2のピン端子8とに接続される。小型トランス装置1には、第1のフランジ部5と第2のフランジ部6とに、複数の第1の引出し線保持溝11及び第2の引出し線保持溝12がそれぞれ形成されている。
【0019】
第1の引出し線保持溝11及び第2の引出し線保持溝12は、第1のフランジ部5及び第2のフランジ部6に、それぞれ外周縁に開口して形成される。第1の引出し線保持溝11及び第2の引出し線保持溝12は、それぞれの溝幅が二次側引出し線9と一次側引出し線10の外径よりもやや小さくかつ長さが二次側引出し線9と一次側引出し線10の外径よりもやや大きな溝として形成されてなる。
【0020】
以上のように構成された小型トランス装置1によれば、コイル2から引き出された二次側引出し線9と一次側引出し線10とが、第1の引出し線保持溝11及び第2の引出し線保持溝12とにそれぞれ嵌合されることにより、溝壁によって挟持されて保持される。小型トランス装置1によれば、二次側引出し線9と一次側引出し線10とが、安定に保持された状態で第1のピン端子7或いは第2のピン端子8とに絡げ付けられて接続が行われることから、接続作業の簡易化が図られる。また、小型トランス装置1によれば、ボビン3に対するコイル2の巻き線或いは二次側引出し線9及び一次側引出し線10と第1のピン端子7及び第2のピン端子8との接続が自動巻き線機によって行うことが可能である。
【0021】
また、小型トランス装置1によれば、上述した第1の引出し線保持溝11と第2の引出し線保持溝12との構造によって、二次側引出し線9と一次側引出し線10とが第1のフランジ部5及び第2のフランジ部6の外周縁から突出されずに引き回しが行われる。したがって、小型トランス装置1によれば、配線基板等に対する実装スペースが効率化されて小型化が図られるようになるとともに、組立時等において二次側引出し線9や一次側引出し線10に引っ掛かり等による大きな負荷がかかることが防止されるようになり、接続部における外れ等の発生が抑制されて信頼性の向上が図られる。
【0022】
さらに、小型トランス装置1によれば、二次側引出し線9と一次側引出し線10とが第1の引出し線保持溝11と第2の引出し線保持溝12とに保持されて第1のフランジ部5及び第2のフランジ部6から突出される構造であることから、これら二次側引出し線9と一次側引出し線10とをピン端子7、8に代えて配線基板等の端子孔に直接接続される端子として構成することが可能である。小型トランス装置1によれば、部品数の削減が図られるとともに小型化も図られるようになる。
【0023】
ところで、小型トランス装置1においては、例えばコイル線の先端に3層絶縁線からなる太径の被覆導線を接続して二次側引出し線9が構成される。小型トランス装置1は、かかる二次側引出し線9を用いた場合において、コイル2内において一次巻き線と二次側接続部において6mm以上の接続スペースを確保しかつ一次コアと二次側接続部において3mm以上の接続スペースを確保する。小型トランス装置1においては、上述した条件を確保するために、第1のフランジ部5の長さを7mm以上に設定する必要がある。
【0024】
したがって、第2の実施の形態として図2に示した小型トランス装置20においては、上述した第1のフランジ部5に対してより小型化された第1のフランジ部21を備えた構成に特徴がある。なお、小型トランス装置20は、その他の構成を小型トランス装置1と同様とすることから、対応する部位については同一符号を付すことにより説明を省略する。
【0025】
小型トランス装置20には、第1のフランジ部21に二次側引出し線9と一次側引出し線10とを保持する第1の引出し線保持溝22a、22bと第2の引出し線保持溝12とが形成されているが、二次側引出し線9を固定保持する第1の引出し線保持溝22a、22bが第1のフランジ部21の各コーナ部23a、23bにそれぞれ形成されている。すなわち、第1の引出し線保持溝22a、22bは、第1のフランジ部21の長手方向の側面21aとこれと直交する側面21b、21cとによって構成されるそれぞれのコーナ部23a、23bに跨って凹設されている。第1の引出し線保持溝22a、22bは、それぞれの溝幅が二次側引出し線9の外径よりもやや小さくかつ長さが二次側引出し線9の外径よりもやや大きな溝で形成されてなる。
【0026】
小型トランス装置20は、コイル2から引き出された二次側引出し線9が第1のフランジ部21の側方へと引き出されて各コーナ部23a、23bに形成したた第1の引出し線保持溝22a、22bに嵌合する。したがって、小型トランス装置20は、二次側引出し線9を第1のフランジ部21の長手方向の側面21aに引き回さない構造であることから、この第1のフランジ部21の長さを約5.5mm以下として小型化することが可能となる。
【0027】
小型トランス装置20においては、上述した一次巻き線や一次側コアと二次側はんだ部との接続に必要なスペースを確保しながら、第1のフランジ部21の小型化を図ることで配線基板等に対する実装スペースが効率化されて小型化が図られるようになる。勿論、小型トランス装置20においても、組立時等において二次側引出し線9や一次側引出し線10に引っ掛かり等による大きな負荷がかかることが防止されるようになり、接続部における外れ等の発生が抑制されて信頼性の向上が図られる。
【0028】
第3の実施の形態として図3に示した小型トランス装置30は、枠形のコア4に対してコイル2を横に寝かせた状態で組み合わせたいわゆる伏せ形トランス装置を示したいる。小型トランス装置30においては、コア4の両側面部4a、4bを挟むようにしてボビン31の第1のフランジ部32と第2のフランジ部33とが形成されている。小型トランス装置30は、コア4の一方側面部4a側から二次側引出し線9と一次側引出し線10とが引き出される。
【0029】
小型トランス装置30は、コア4の側面部4b側の第1のフランジ部32が配線基板等に対する取付部を構成し、第2のフランジ部33に対してやや厚みを大きくして形成されている。小型トランス装置30は、第1のフランジ部32に複数のピン端子7、8を突出させるとともに、二次側引出し線9と一次側引出し線10とを保持する第1の引出し線保持溝34a、34bと第2の引出し線保持溝12とが形成されている。小型トランス装置30においては、第1の引出し線保持溝34a、34bが第1のフランジ部33の各コーナ部35a、35bにそれぞれ形成されている。第1の引出し線保持溝34a、34bは、それぞれの溝幅が二次側引出し線9の外径よりもやや小さくかつ長さが二次側引出し線9の外径よりもやや大きな溝として形成されてなる。
【0030】
小型トランス装置30は、第2のフランジ部33にも二次側引出し線9と一次側引出し線10とを保持する第1の引出し線保持溝36a、36bと第2の引出し線保持溝12ABとが形成されている。小型トランス装置30においては、第1の引出し線保持溝36a、36bが、第1のフランジ部33の第1の引出し線保持溝34a、34bに対応して、第2のフランジ部34の各コーナ部37a、37bにそれぞれ形成されている。第1の引出し線保持溝36a、36bは、それぞれの溝幅が二次側引出し線9の外径よりもやや小さくかつ長さが二次側引出し線9の外径よりもやや大きな溝で形成されてなる。
【0031】
以上のように構成された小型トランス装置30においては、コア4の一方側面部4a側から引き出された二次側引出し線9と一次側引出し線10とが第2のフランジ部33に形成した第1の引出し線保持溝36a、36bと第2の引出し線保持溝12Bとに嵌合される。小型トランス装置30においては、二次側引出し線9と一次側引出し線10とが第1のフランジ部32側へと導かれて、この第1のフランジ部32に形成した第1の引出し線保持溝34a、34bと第2の引出し線保持溝12Aとに嵌合される。小型トランス装置30においては、これによって二次側引出し線9と一次側引出し線10とが第1のフランジ部32の外周部を引き回されてピン端子7、8に接続される。
【0032】
小型トランス装置30においては、コイル2から引き出される二次側引出し線9と一次側引出し線10とが、上述したように第2のフランジ部33に形成した第1の引出し線保持溝36a、36bと第2の引出し線保持溝12A、12Bとに嵌合されて第1のフランジ部32へと導かれて第1の引出し線保持溝34a、34bと第2の引出し線保持溝12とにそれぞれ嵌合される。したがって、小型トランス装置30においては、比較的長い二次側引出し線9と一次側引出し線10とが安定に保持された状態で第1のピン端子7或いは第2のピン端子8とに絡げ付けられて接続が行われることから、接続作業の簡易化が図られる。
【0033】
小型トランス装置30においては、二次側引出し線9や一次側引出し線10が、第1の引出し線保持溝34a、34bと第2の引出し線保持溝12A、12Bとに嵌合されることによって第1のフランジ部32の外周部から突出され無いとともに、第1の引出し線保持溝36a、36bと第2の引出し線保持溝12とに嵌合されることによって第2のフランジ部33の外周部から突出され無い構造となっている。したがって、小型トランス装置30においては、配線基板等に対する実装スペースが効率化されて小型化が図られるようになるとともに、組立時等において二次側引出し線9や一次側引出し線10に引っ掛かり等による大きな負荷がかかることが防止されるようになり、接続部における外れ等の発生が抑制されて信頼性の向上が図られる。
【0034】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明にかかる小型トランス装置によれば、コイルから引き出した引出し線が引出し線保持溝に嵌合されることによって固定された状態でフランジ部の外周部を引き回してピン端子と接続されることから、コイルの引出し線がフランジ部の外周縁から突出されない構造となり配線基板等に対する実装スペースを効率化して小型化が図られるようになる。小型トランス装置によれば、引出し線に対して、引っ掛かり等による大きな負荷がかかることが抑制されるようになり、接続部における外れ等の発生が抑制されるようになる。また、小型トランス装置によれば、フランジ部のコーナ部側において太径とされた二次側引出し線を引き回すように構成したことにより、小型化を保持しながらコイルの内部における一次側と二次側との接続スペースを保持しかつこの引出し線を引き回すために要するスペースも保持されるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる小型トランス装置の要部斜視図である。
【図2】同第2の実施の形態として示す小型トランス装置の要部斜視図である。
【図3】同第3の実施の形態として示す小型トランス装置の要部斜視図である。
【図4】従来の小型トランス装置の要部斜視図である。
【図5】従来の他の小型トランス装置の要部斜視図である。
【符号の説明】
1   小型トランス装置
2   コイル
3   ボビン
4   コア
5   第1のフランジ部
6   第2のフランジ部
7   第1のピン端子
8   第2のピン端子
9   二次側引出し線
10  一次側引出し線
11  第1の引出し線保持溝
12  第2の引出し線保持溝
20  小型トランス装置
21  第1の引出し線保持溝
23  コーナ部
30  小型トランス装置
31  ボビン
32  第1のフランジ部
33  第2のフランジ部
34  第1の引出し線保持溝
35  第2の引出し線保持溝

Claims (3)

  1. 外周部にコイルの巻き線が施されるボビン本体の両端部にフランジ部が一体に形成され、このフランジ部に設けたピン端子に前記コイルの引出し線を接続してなる小型トランス装置において、
    前記ボビンの少なくとも一方のフランジ部に、前記コイルの引出し線の外径よりもやや小さな開口幅を有して外周縁に開口された引出し線保持溝が形成され、この引出し線保持溝に前記コイルから引き出した前記コイルの引出し線を嵌合保持してピン端子との接続を行うことを特徴とする小型トランス装置。
  2. 前記引出し線保持溝において、二次巻き線の引出し線を嵌合保持する引出し線保持溝が、前記フランジ部のコーナ部に位置して形成されていることを特徴とする請求項1に記載の小型トランス装置。
  3. 前記ボビン本体の両端部に一体に形成された前記フランジ部にそれぞれ引出し線保持溝が形成されるとともに、一方のフランジ部が大型形状に形成されることによって実装部を構成し、
    前記一方のフランジ部のコーナ部に位置して、二次巻き線の引出し線を嵌合保持する引出し線保持溝が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の小型トランス装置。
JP2002253996A 2002-08-30 2002-08-30 小型トランス装置 Pending JP2004095789A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002253996A JP2004095789A (ja) 2002-08-30 2002-08-30 小型トランス装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002253996A JP2004095789A (ja) 2002-08-30 2002-08-30 小型トランス装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004095789A true JP2004095789A (ja) 2004-03-25

Family

ID=32059851

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002253996A Pending JP2004095789A (ja) 2002-08-30 2002-08-30 小型トランス装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004095789A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100904179B1 (ko) * 2007-11-05 2009-06-23 삼성전기주식회사 스위칭 트랜스
JP2019134097A (ja) * 2018-01-31 2019-08-08 Tdk株式会社 コイル装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100904179B1 (ko) * 2007-11-05 2009-06-23 삼성전기주식회사 스위칭 트랜스
JP2019134097A (ja) * 2018-01-31 2019-08-08 Tdk株式会社 コイル装置
JP7069763B2 (ja) 2018-01-31 2022-05-18 Tdk株式会社 コイル装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8102237B2 (en) Low profile coil-wound bobbin
JP2008112753A (ja) 横型低背コイル部品及びその巻線端末のはんだ付け方法
JP4022529B2 (ja) トランス
JP6637834B2 (ja) 電磁誘導器及び電磁誘導器の製造方法
EP1431987A2 (en) Electrical device, transformer or inductor, and method of manufacturing electrical device
JP2004521517A (ja) トランス
US6046662A (en) Low profile surface mount transformer
US6060974A (en) Header plate for a low profile surface mount transformer
JP2004095789A (ja) 小型トランス装置
JPH09115745A (ja) トランス
JP3928368B2 (ja) コイル部品
WO2018139728A1 (ko) 인덕터 및 인덕터 제조 방법
JP3344954B2 (ja) ボビンと別体の端末ホルダを用いるコイル部品
US6162067A (en) Coil-bobbin for AC adapter
KR200495510Y1 (ko) 슬림형 트랜스포머
JP7340815B2 (ja) トランスシステム
JP4627764B2 (ja) 三相コモンモードチョークコイル
JP5963044B2 (ja) コアケースユニットおよびコイル部品
JP2013182927A (ja) コイル部品
JP2587373Y2 (ja) フェライトコア
JP2011040443A (ja) 磁性素子
JP2001076942A (ja) トランス
JP2009289550A (ja) 分割ジョイントボックスの接続構造
JP2000092838A (ja) スイッチング電源用回路ブロック
JPH08111323A (ja) コイル装置